
葬式をしない寺―大阪・應典院の挑戦―
秋田光彦
新潮新書
いいんだけれど
葬式をせずに、様々な取り組みによって、生きた仏教を感じてもらう。 えらそうにそういうことを言う坊主は多いと感じます。 私は、宗教が衰退する理由は、宗教者が善人を装って、もっともらしいことを言うからだと思っています。 仏教が衰退している=檀家が少なくなっている=自分たちが暮らしていけないということですが、そうい うことを本音で語るような宗教者に出会ってみたいものです。
0投稿日: 2014.09.15
食えなくなった弁護士・会計士・税理士 週刊東洋経済eビジネス新書No.28
週刊東洋経済編集部
週刊東洋経済eビジネス新書
士業は名誉ですよ
周囲から「先生、先生」と呼ばれ、表向きはホイホイしてもらえるいい職業だと思う。 裏では、「あいつらなんて言っているの?」とか「現場を知らないからなぁ、先生はぁ」 とかほとんど尊敬されてないけど。 いいじゃないですか、食えなくても「先生」と言われるだけで。
0投稿日: 2014.09.13
舟を編む
三浦しをん
光文社文庫
香具矢さんがいい
三浦しをんさんの作品を読んだのはこれが初めてでした。 読売新聞でコラムを担当されていて、面白い人だなぁ、そんな感じ方もあるのかぁと読ませていただいていたんですが、小説も面白いんですね! 辞書作りよりも、馬締と香具矢さんの関係だけが気になっていたのは、間違った読み方でしょうか? 辞書作りの豆知識よりも、誰もがだれもを尊敬しているような人間関係の良さにほっとできる本でした。
2投稿日: 2014.09.13
街の元気屋さん
街を元気にプロジェクト
PHP研究所
街の電気屋には入りにくい
電化製品を街の電気屋さんで買うという行為を、ほとんど行ったことがない。 ましてや店に入って、商品を眺めて、何も購入せずに出て行くということが街の電気屋で行おうとも思わない。 量販店の方がモノをたくさん見られるし、安いからだ。今ではネットで購入する人も多いだろう。 そういう点では太刀打ちできない街の電気屋だけど、地域密着で生きていく道はあるのだ。 ほっこりする人との関わりを求めるような歳になれば、こういう電気屋も必要なのかもしれない。 まぁ、しばらくは、量販店やネットのお世話になるのだろうけど。
0投稿日: 2014.09.13
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
カレン・フェラン,神崎朗子
大和書房
文書じゃ経営管理できない
経営は結局「ヒト」次第という当たり前といえば当たり前のことが書かれているけれど、近年「ヒト」より文書を見る傾向が見られるのはその通りだと思う。 あなたも会社で「目標管理シート」や「仕事の効率化を数字」で示すとか「内部統制強化のために仕事をマニュアル化する」とかやらされてませんか? そして、目標を達成できるような目標設定を行い、仕事をマニュアル化するために、膨大な作成時間を取られ、仕事の質が落ちてませんか? 「個人が、他人に認められ、成長していくことが実感できる集団であれば、業績は向上すること」は世界共通なのだと思います。 かつての「日本的経営」にはそれがあったように思います。欧米流の経営管理手法を崇拝することだけが、経営管理でないことに気づけます。
2投稿日: 2014.09.13
「食べない」健康法
石原結實
PHP文庫
調子いいです
1日2食、生姜紅茶非常に調子いいです。最初は、腹減ります。でも耐えられるようになってくる。 そうすると、食事の量が減ってくる。体が軽くなってくるのを感じます。 生姜紅茶は、面倒なのでやっていません。今は、市販のインスタントが発売されているので、 作りやすくなりましたね。
1投稿日: 2014.09.07
「空腹」が人を健康にする
南雲吉則
サンマーク出版
ムリ!
石原結實先生の「1日2食、生姜紅茶」のまねっぽい感じが否めない。 それを進めて「1日1食、ゴボウ茶」に替えたみたという感じ。 正直、1日1食は無理です。 1日2食は実行可能で、体も調子よく感じますが、1食はただ苦痛で、 飢餓感がひどいため、1食がドカ食いになり意味ありません。
0投稿日: 2014.09.07
氷菓
米澤穂信
角川文庫
何がいいのかちっと分かりません
ちっともワクワクしないストーリーに、どうでもいい推理。これの何が面白いん? 読むのが苦痛で仕方なかった。最後まで読んだ感想は「時間の無駄」。
2投稿日: 2014.09.07
働くひとのためのキャリア・デザイン
金井壽宏
PHP新書
節目が来ました
同期が転籍しました。もうすぐ自分にも声がかかるかもしれません。そう、「節目」にやってきました。 ふだんから「キャリア」について、悩み考え抜く必要はなく、流されていれば良いとのことですが、 いざ「節目」にきて、「キャリア」を振り返り、将来を考えるなんて、できません。 結局、やりたいことがやれているか、そうでなければ、今までどおり流されたらいいんではないかと・・・・。 どうせ、ちっぽけなどうでもいい人生のうちの一つなんだし・・・・。
0投稿日: 2014.09.07
侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか
呉善花
文春新書
放っておくのが一番いい
韓国のイメージは、いつまでも日本に対して「謝罪」と「反省」ばかり求めて、既に賠償交渉は終了しているのに、 さらに、お金をゆすってくる国。お金をゆするという部分だけは、北朝鮮と同じレベルの国。 感情的になって、日本国旗を燃やしたり、号泣したりする人たちの多い国。 そのイメージがなぜおこるのかを解説しています。そして、そのイメージも誤ったものではなく、得心してしまう内容。 時々行ったりしますが、その時には、反日なんて感じない国で、その理由も述べられています。 結局、放っておくのが一番いいのかな。
1投稿日: 2014.09.07
