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上海かんすけさんのレビュー
いいね!された数45
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    道尾秀介

    講談社文庫

    読後、幸せな気分になれるダークな世界の小説です

    面白い小説は登場人物達が生き生きしています。 事件に関わるまでの生い立ちについて、各自がとても辛いものがあります。 ですが、最後には    よかったね~ となる、素晴らしい読み応えです。

    0
    投稿日: 2015.03.27
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

    金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

    横溝正史

    角川文庫

    横溝小説は面白い

    八墓村、本陣殺人事件などなど、数冊を読みました。 どれも読みごたえがあります。 ですが、一番物哀しかったのが、この一冊です。。。。。。

    1
    投稿日: 2015.03.27
  • 凶悪―ある死刑囚の告発―

    凶悪―ある死刑囚の告発―

    「新潮45」編集部

    新潮社

    迫真の・・・ではなく、実話はやはり迫力が凄いです。

    他の方がズバリと書いていますので、長いコメントや詳細は避けます。 日常にこの様な自体が潜んでいる可能性があると言う事、野放しになっている事件が多々ある可能性が日本にはあるのだと感じてゾッとしました。 昨今の異常な犯罪や各地で起こる矛盾は現在ではインターネットで細かく(逆にいい加減な情報もあるが・・・)知る事ができます。 そう言う現実と照らしても、世の中少々怖いものなのだと。

    1
    投稿日: 2015.03.27
  • 雀蜂

    雀蜂

    貴志祐介

    角川ホラー文庫

    読後感があまり良くなかったです

    推理小説、パニック小説としては良くできています。 手に汗握りました。 最後のどんでん返しで、 なんだそれ?となりました。 あらためて、推理小説・パニック小説としては凄いです。

    0
    投稿日: 2015.03.27
  • 隻眼の少女

    隻眼の少女

    麻耶雄嵩

    文春文庫

    強烈なキャラクター達の割には・・・・

    難事件も何だか楽屋落ちな感じと言いますか、事件の発生から解決までが最終的に不自然と言いますか・・・・ 途中までは中々面白かったのですが、ラストの方で、 ????? となってしまいました。

    0
    投稿日: 2015.03.27
  • いつか、虹の向こうへ

    いつか、虹の向こうへ

    伊岡瞬

    角川文庫

    リアリティーのあるハードボイルド小説です

    何しろ、主人公のオジサンが人生経験があって頭も切れるしソコソコ鍛えていたのですが・・・・・ 暴力に俄然弱い!! ですが、丁寧に考え、丁寧に想い、そして行動して事件を良い形で解決していきます。 同居人達との交流や彼らののっぴきならない事情も、物語を盛り上げます。 読後、大満足でした。

    1
    投稿日: 2015.03.27
  • 漁港めし魚めし

    漁港めし魚めし

    100シリーズ出版プロジェクト

    近代美術

    日本の居酒屋紀行が読みたいと思って買いましたが・・・

    私は上海在住の為、日本の居酒屋がとても恋しいです。 此方にも日系の居酒屋やレストランはありますが、やはり、日本!です。 気持ちが日本に向かっている時は、小説やドラマなどを見ながら家で一杯なのですが、 そのお供にと、イラスト入りの当本を購入。 しかし、購入後気が付いたのですが、沖縄のレストラン紹介本だったのです。 沖縄が好きで何度も訪れる機会のある人にはお勧めだと思います。

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    投稿日: 2015.03.27
  • 旅芝居殺人事件

    旅芝居殺人事件

    皆川博子

    文春文庫

    耽美派小説です

    何とも重々しく、哀しい色の付きまとう短編の数々です。 明るく、スカッとした内容が好きな人には苦手なジャンルかもしれません。 物悲しい中に、推理の要素が散りばめられている、そんな感じの短編集です。

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    投稿日: 2015.03.27
  • 歴史人物に学ぶ 男の「行き方」 男の「磨き方」

    歴史人物に学ぶ 男の「行き方」 男の「磨き方」

    童門冬二

    PHP文庫

    歴史短編小説の抜粋の様なエッセイです

    童門冬二さんの本は ?どこかで聞いたような話だなぁ・・・・とか、あれ、これは史実に基づいているのかなあ・・・とか、感じる事が多いです。 ですが、人間学としては現代にも当てはまる事を書いていて、尚且つ、解説されないとそこまで気づかず素通りしてしまう事々を表現されています。 安定した面白さです。

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    投稿日: 2015.03.27
  • こなもん屋うま子

    こなもん屋うま子

    田中啓文

    実業之日本社文庫

    大阪的なシャレは小説では勢いが感じられないが・・・・

    この小説は、安かったので買いました。 何となくです。抱腹絶倒の様なレビューですが、それ程大笑いはしませんでした。 しかし、ニコニコしながら読みました。 小麦で出来る各品々を短編形式で 謎の女店主とお店が毎回別の種類を繰り出していきます。 これを読んで、直ぐにお好み焼きを作り、翌日はうどんを食べ、翌週は通販でたこ焼き器を購入。 そして、続編も購入しました。 面白かったです。軽めの小説を2度読みするのは久しぶりの事です。

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    投稿日: 2015.03.27