
万能鑑定士Qの事件簿 IV
松岡圭祐
角川文庫
今作もやっぱりやられます
読み始めた以上最後まで読破しないと・・・でもまだ第4弾。先は長いです・・・ 今回は前3作とはちょっと展開を変えてきたかな!? 読者を飽きさせないようにいろいろ思考を凝らしていただいてます。 あぁこういう終わり方なのね・・・「やられたぁ~」と「こんなのあり!?」と感想は半々かな・ 『催眠』の主人公、カウンセラー嵯峨敏也が登場します。催眠シリーズは未読ですが。 それにしても作者さんの取材範囲ってとっても幅広いことに驚き。
8投稿日: 2015.11.29万能鑑定士Qの事件簿 III
松岡圭祐
角川文庫
シリーズ第3弾
この話がどうやってまとまるの?と余計な心配をしながら読んでしまいました。今作でも最初にまいた伏線を最後にはすべてしっかり回収してしまいます。 表紙から受ける印象があまり良くなくて避けてたシリーズですが、ヒットするにはちゃんと理由があるんですね。3作目にもなっていうことでもないですが・・・面白いです。 今作の元になった音楽プロデューサーって・・・読みながらあの人の顔しか浮かんできませんでした(笑)
7投稿日: 2015.11.29万能鑑定士Qの事件簿 II
松岡圭祐
角川文庫
ハイパーインフレ終息
恐ろしいハイパーインフレがまさかの展開で終息します。 力士シールは??とずっと思いながら読んでましたが、こんな展開になるとは。。。 あらためて日本紙幣の技術レベルの高さに驚きです。当たり前なのかな!? それにしても作者さんのアイディアもすごいけど勉強量もすごいなぁと妙なところに感心してしまいました。現実世界で実際起きた時事ネタを上手いこと物語に仕立て上げてるのはお見事。
8投稿日: 2015.11.04万能鑑定士Qの事件簿 I
松岡圭祐
角川文庫
長いシリーズ物 第1弾
長いシリーズ物なのでそれなりの覚悟をして読み始めましたが、そんな覚悟も必要なくあっさり読めました。 フィクションと言い聞かせて読めば面白いです。 勉強のしかた一つでこれだけの知識が身につくかどうかは触れないで・・・莉子さんの思考回路には毎回驚かされます。 今作は伏線をいっぱい張りましたのでしっかり覚えておいて次作に挑みたいと思います。
8投稿日: 2015.11.04千年ジュリエット
初野晴
角川文庫
シリーズ第4弾
今回は文化祭。 特異キャラは今作でももちろん登場します。 張り巡らせた伏線を最後にすべてしっかり回収する叙述トリックは相変わらずお見事。 主人公のチカとハルタが卒業するまで書くと作者さんも宣言してますし、今後が楽しみです。
4投稿日: 2015.11.04空想オルガン
初野晴
角川文庫
シリーズ第3弾
第三弾も連作短編集です。どのお話も重い話なんですが、相変わらず軽妙なチカとハルタの掛け合いが和ませてくれます。 吹奏楽の中身も濃くなってきて普門館への道のりも気になってきたし、ミステリーとしても楽しめてるし、 渋々読んでたのがウソのように楽しんでます(笑)第4弾も楽しみ♪
5投稿日: 2015.10.28初恋ソムリエ
初野晴
角川文庫
シリーズ第二弾
シリーズ第一弾を読んでこれを読むには歳を取り過ぎたというのが感想でした。シリーズをまとめ買いしてしまったので、買ったのだから読みましょうと読み始めましたが、いい歳したおじさんが高校生が主役の青春ミステリで楽しんじゃいました。 連作短編集なのでさらっと読めます。 チカとハルタは2年生になりました。お笑いコンビのような掛け合いにもますます磨きがかかり和ませてくれます。 話は結構重いものが多いのですが、二人の掛け合いでうまいことバランスがとれていて、気持ちの良い読了感です。 少しずつ部員も増えて(しかも実力派揃い)きたし、これから先もっと楽しめそうです。 しかし、よくもこれだけ超個性的な生徒を集められるなぁと感心してしまいます(笑)
7投稿日: 2015.10.28配達あかずきん 成風堂書店事件メモ1
大崎梢
東京創元社
成風堂シリーズ第一弾
書店を舞台にしたミステリー。成風堂シリーズの第一弾。 知らなかった本屋さんの内側もよくわかるし、私の好きな人の死なないミステリーなので、軽い気持ちで読めます。 そして面白い! 作者さんは元書店員というのも読んで納得。 本のある日常が好きな人におすすめです。
7投稿日: 2015.10.28退出ゲーム
初野晴
角川文庫
シリーズ第1弾
廃部寸前の弱小吹奏楽部が普門館目指す青春小説と学園ミステリと二つを楽しめるハルチカシリーズ第一弾です。 学園ミステリなのでびっくりするような大事件はおこりませんが、”??”という疑問をハルタとチカの迷コンビが解決していきます。そこにふたりのあこがれの草壁先生がからみ、ストーリーを盛り上げていきます。 青春ものを楽しむには自分はちょっと歳を取り過ぎた。。。
8投稿日: 2015.10.03ガール・ミーツ・ガール
誉田哲也
光文社文庫
爽快 青春小説
「疾風ガール」の続編です。いよいよ夏美がメジャーデビューします。 武士道シリーズとキャラがかぶってるような気もしますが、細かいことは気にせずに楽しみましょう。 爽やかでいいです。だいたい読み手が思ってるような展開になるとつまらなく感じますが、この作品に関しては読み手が望む展開になって嬉しく思えます。思わず顔がほころんでしまいました。 青春ものが苦手な方も楽しめる作品だと思います。
6投稿日: 2015.10.03