
信長の血脈
加藤 廣
文春文庫
視点が面白い
平手政秀自害の真の原因、秀頼は誰の子?・・・などなどどれもそれなりに楽しめました。 あーーねるほど、あり得るかもねって思えるだけで楽しくなれます。そこが歴史小説の良さなんでしょうね。
7投稿日: 2017.03.30感染遊戯
誉田哲也
光文社文庫
姫川シリーズのサイドストーリー
姫川シリーズとはありますが、シリーズの名脇役”ガンテツ”こと勝俣警部補を主人公にしたサイドストーリーです。 短編集っぽいのですが、最後で見事にまとめられてます。 ”あーーこういう展開ねー”って思いながら読み進めていくのですが、”ああやっぱりねー”って終わり方にならないところがさすが誉田哲也さん。 面白い!!
7投稿日: 2017.03.30ご近所美術館
森福都
東京創元社
ゆるーいミステリ
ホントに”ご近所美術館”って感じです。 カフェというか寄り合い所というか・・・ 平凡なサラリーマンが美術館に持ち込まれたちょっとした難題を解決していくというお話ですが、そこにちょこっと恋のお話も入れてみましたって感じのゆる~いミステリです。 美術ネタを期待している方はやめたほうが良いかもしれません。 さらっと気楽に読みたい方におすすめ。
8投稿日: 2017.02.19リブート!
福田和代
双葉文庫
やっぱり最後は人間関係
”熱血ビジネス小説”っていうのはちょっと大袈裟かもしれませんが・・・ 仕事をするうえで、やっぱり人間関係って大事だよねって気付かせてくれるお話でした。 内容は書籍説明にある通りなので、説明する必要もなのですが、個人の能力よりも組織力だったり、人間的な魅力のほうが最終的には上回るんだなぁってあらためて思いました。 コンピュータのことを知らなくても理解できますし、さらっと読むには良いと思います。
8投稿日: 2017.02.19秋期限定栗きんとん事件 下
米澤穂信
創元推理文庫
シリーズ第3弾(下)
小山内さんはいったい何てことをしてくれたんだろう・・・と思いながら最後まで楽しめました。 なんだかんだ言っても小鳩くんと小山内さんは良いコンビなんだなぁ。 それにしても瓜野くんはかわいそう。。。
5投稿日: 2017.01.30秋期限定栗きんとん事件 上
米澤穂信
創元推理文庫
シリーズ第3弾
第1弾を読み終えた後は「このシリーズは駄作!?」と正直思ってしまいましたが、だんだん面白くなってきました。 今回の事件は”放火” 小山内さんがどう絡んでくるのか下巻が楽しみです。
5投稿日: 2017.01.30夏期限定トロピカルパフェ事件
米澤穂信
創元推理文庫
シリーズ第2弾
高校2年生になった小鳩くんと小山内さん。 第1弾よりはグッと面白くなってきました。 この先ふたりはどうなってしまうのでしょう??ちょっと楽しみ。
9投稿日: 2017.01.30春期限定いちごタルト事件
米澤穂信
創元推理文庫
シリーズ第1弾
小市民シリーズの第1弾。 高校生が主人公のゆる~い探偵ものです。 古典部シリーズのほうがおもしろいかなぁ。 誰も死なないかるーいミステリを読みたい方におすすめ。
12投稿日: 2017.01.30世界でいちばん長い写真
誉田哲也
光文社文庫
気持ちいい!
”いいねー青春”って思える作品。 誉田ってこういうのも書けるんですね。 自分までに一緒に何かをやりきったような気持ちのよい読後感です。
8投稿日: 2017.01.27白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋
瀧羽麻子
角川文庫
新入社員奮闘記
タイトルのとおり、化粧品メーカーに入社した新入社員の主人公が仕事と恋に奮闘するっていうストーリーです。 池井戸作品のようにわかりやすい悪者が登場するわけでもなく、先輩や上司に助けられながら読んでいて気持ちいいくらいどんどん成長していきます。 リアリティに欠けるという人も多いようですが、これはこれでサラっと読んで、気持ちよく、明日から頑張ろう!と思える作品だと思います。 若いってものすごい武器だなぁって思います。
8投稿日: 2017.01.12