
IoTまるわかり
三菱総合研究所
日本経済新聞出版
モノのインターネット
IoTという言葉を最近よく聞くようになって、どういったものなのかを詳しいく知りたいと思いこの本を購入しました。 実際にどういった分野の仕事ではどういう影響がでるのかやどういう風に役立てることができるようになるかなど、具体的に説明してくれていて勉強になりました。 IoTを利用してどんな世界ができていくのかなど予想していたりして、たいへん興味深かったです。 この本書の通りになることもあるのでしょうが、実際世の中は思いもよらないようなことがおこって予測していたこととはまったく違う使われかたっもされるようになるのだろうけれど、これからのIoTの世界にすごくわくわくしました。 おすすめです
1投稿日: 2016.06.24経済古典は役に立つ
竹中平蔵
光文社新書
時代背景とともにある経済学
有名なアダム・スミスやケインズ、それからフリードマンなど経済界の有名人がどういた人物だったのか、その当時の時代背景とともに紹介してくれます。 マルクスなども登場しますが結構あっさりした紹介でした。 経済学者の提唱した政策などは現在ではほぼ名前とイコールになっているのですが(ケインズならば財政政策のような)、そうではなくてその当時の時代背景や経済状態が密接に関係していて、そのなかで経済政策の考え方が誕生したんだということ、時代が違えば他の考え方になっていたかもしれないということがわかり大変面白い本でした。 オススメです
1投稿日: 2016.05.20言ってはいけない―残酷すぎる真実―(新潮新書)
橘玲
新潮新書
真実なのか
多様性をテーマにした映画を観た後にこの本を読み始めたので、なかなか内容を飲み込むことができずに読み進めました。たしかに最初に書かれているようにこの本は不愉快な本です。読むときは気を付けたほうがいいです。科学的な根拠を提示されていますが、どこがほんとに正しくてその反論はどういったものなのか私にはわからないので判断がつきようのない感じです。人種による能力差など。不愉快な本なので注意しながら読んでください。おススメです。
8投稿日: 2016.05.12「ビジネスの常識」が一冊でわかる本
内山力
PHPビジネス新書
いろいろなビジネス用語に出会う
ビジネスで出てくるような言葉の意味などを解説してくれている良書です。 すぐに使えるようになるかというと無理です。本を読んでいてもそうだったのですが私が知っているような言葉や何か聞いたことのある初めて出会った言葉ではないものなどは意味を含めて再確認しながらすらすら頭に入ってきます。でも、まったく初めて出会った言葉は丁寧に説明してくれてるのにきちんと理解できませんでした。 でも、この本を読んだことで初めて出会った言葉ではなくなって、また出会うことがあれば前に本で読んだことがある言葉だぞと思って、今度は理解しやすくなってるのではないでしょうか。 いろいろなビジネス用語を知ることができてよかったです。初めて出会う言葉を減らすことができました。 おすすめです。
1投稿日: 2016.04.09一気にわかる! 池上彰の世界情勢 2016
池上彰
毎日新聞出版
世界の問題を広く知ることができる
今、世界にはどんなもんだいがあるのか。 これからの世界はどうなっていくのかを広く優しく解説してくれています。 シリアの問題や中国の問題なんかは自分も興味があるので、他の本とかで知識をいれていましたが、北極海にある問題もこれから大きくなってくるかもしれないということは知りませんでした。 広く知ることができてよかったです。興味があった部分はさらに深く調べていきたくなりました。 おすすめです!
2投稿日: 2016.03.12人生を面白くする 本物の教養
出口治明
幻冬舎新書
ひとはかび
情報は咀嚼して自分が飲み込めるかどうかが重要ということですが、自分にはなかなか飲み込みにくいものもありましたが全体的にはすごくなるほどと思えるような内容もありよかったです。 宇宙と人間の悩みの話なんかも自分も悩んだときにそんな考えを持つことがあったりして共感しました。 人生がおもしろくなるかどうかはわかりませんが、著者が思う本物の教養というものを知ることができます。 おすすめです!
3投稿日: 2016.03.04ぼくらの近代建築デラックス!
万城目学,門井慶喜
文春文庫
建築に歴史あり、設計者にも歴史あり
最近はめっきり出不精になってしまって、遠出することもすくなくなってしまったのですが、 むかしはたまに建築見学なんかもしてました。 古くからあるお寺や神社などの建築もすきですが、近現代の建築もすごく魅力的で好きです。 この本では建築を近代のものに絞って、建築自体の歴史や設計者の歴史などを交えながら紹介してくれています。 ただ、建築を見るだけでなくその建築のたどった歴史や設計者の歴史をしるとまた見る目がかわって、違った風にみえてくるのではないでしょうか。 出不精を直して、またふらふらと歴史的な建築物を訪ねたいような気になりました。 その時は事前に歴史や設計者なんかを調べてからいきたいなと思います。 良い本ですのでオススメです!!
3投稿日: 2016.02.28戦後史の解放I 歴史認識とは何か―日露戦争からアジア太平洋戦争まで―(新潮選書)
細谷雄一
新潮選書
日本と世界はつながっている。
日本で習う世界史では日本はあまり出てこない、逆に日本史では世界史の動きがあまりでてこない。 そうではなくて日本と世界はつながっていて、世界でのできごとは日本の歴史にも影響し日本の行動が世界の歴史を動かしているということ。 第一次世界大戦から第二次世界大戦までの日本の行動、それが世界にどのような影響を与えたのか。 世界の流れを読み切れず、なぜ日本は破滅へと向かってしまったのか。 大変勉強になる良書です。 おすすです。
0投稿日: 2016.02.06下町ロケット
池井戸潤
小学館文庫
遠い空の向うに
映画やドラマで、ロケット打ち上げ物や宇宙を目指す物語ってだけで何割増しにもなって大好きなんですが、この作品も大変面白かったです。 この作品では、ロケットのすべてを開発したり、人が宇宙をめざしたりする話ではなく、ロケットのほんの一部の部品に夢をのせて挑戦する町工場の物語なのですがすっごく感動しました。 池井戸さんの作品のフラストレーションをためてためて、そしてカタルシスを与えてくれるこの流れは最高です。 おすすめです。
4投稿日: 2015.10.23残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
橘玲
幻冬舎文庫
人は変わらない
前半から、遺伝的要因や進化論的な考え方から「人は変わらない」ということについて徹底的に説明していきます。自己啓発本好きな私としては、なかなか衝撃的な内容でした。 前半で、人は変われないということを説明されて、それでこの残酷な世界での生き方を最終的にどうやって教えてくれるのだろうと思いながら読み進めました。 結論は、実践できてるかどうかは別として自分も少し思ってたことだったので納得しました。 おすすめです。
3投稿日: 2015.07.01