つんどくんさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
池田信夫 / 東洋経済新報社
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3
ピケティさんと言う方が今注目を集めているというのを知って興味をもったので入門と書いてあるこの本を読んでみました。
ピケティさんの書いた「21世紀の資本」はかなりの分厚さがあって内容も難しいようです。
…資本主義では。持てる者はさらに持って、持たざる者はさらに持てなくなってしまうと言うことでしょうか。
理解するのは難しいですが、なんとなくイメージが分かった気がします。
続きを読む投稿日:2015.01.25
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蜩ノ記
葉室麟 / 祥伝社文庫
秋の夕暮れ
3
期限を決められた命の中で、信念をもって自分の役目を全うするお侍さんと、その期限の日までの見張り役として派遣された主人公。
主人公や周りの人たちは、そのお侍さんの生き方に影響されながら成長していきます。…
期限をきめられてなぜ切腹しなければならなくなったのか。
読み終わると、夏から秋に季節が変わるときのようなさみしい感覚になりました。
続きを読む投稿日:2014.04.16
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ぼくらの近代建築デラックス!
万城目学, 門井慶喜 / 文春文庫
建築に歴史あり、設計者にも歴史あり
3
最近はめっきり出不精になってしまって、遠出することもすくなくなってしまったのですが、
むかしはたまに建築見学なんかもしてました。
古くからあるお寺や神社などの建築もすきですが、近現代の建築もすごく魅力…的で好きです。
この本では建築を近代のものに絞って、建築自体の歴史や設計者の歴史などを交えながら紹介してくれています。
ただ、建築を見るだけでなくその建築のたどった歴史や設計者の歴史をしるとまた見る目がかわって、違った風にみえてくるのではないでしょうか。
出不精を直して、またふらふらと歴史的な建築物を訪ねたいような気になりました。
その時は事前に歴史や設計者なんかを調べてからいきたいなと思います。
良い本ですのでオススメです!! 続きを読む投稿日:2016.02.28
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人生を面白くする 本物の教養
出口治明 / 幻冬舎新書
ひとはかび
3
情報は咀嚼して自分が飲み込めるかどうかが重要ということですが、自分にはなかなか飲み込みにくいものもありましたが全体的にはすごくなるほどと思えるような内容もありよかったです。
宇宙と人間の悩みの話なんか…も自分も悩んだときにそんな考えを持つことがあったりして共感しました。
人生がおもしろくなるかどうかはわかりませんが、著者が思う本物の教養というものを知ることができます。
おすすめです! 続きを読む投稿日:2016.03.04
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小さいことにくよくよするな! しょせん、すべては小さなこと
リチャード・カールソン, 小沢瑞穂 / サンマーク出版
くよくよしやすいかたへ
3
この本はむかし紙の本で購入して一度読んでいたのですが、いつのまにかなくしてしまってたので今回再度電子書籍で購入して読み返しました。
私は、まさにこの本に書かれているようなすぐくよくよするタイプの人間で…す。
本を読んだからと言ってその性格がすぐにかわるわけでもありませんが、くよくよしてしまったときはこの本の内容をおもいだすようにしています。すこし心のささえになっています。
おすすめです。 続きを読む投稿日:2016.12.03
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忍びの国
和田竜 / 新潮文庫
忍びの心とは。
3
以前からこの作品は読んでみたいと気になっていたのですが、なかなか手に取る機会がなくて読めていませんでした。今回映画化されるということをしって読んでみました。
最初のうちはいろいろな登場人物がでてきて、…誰が主役なんだろ?と焦点が合わず少し読みにくいところがありました。それぞれが主役級の魅力的な個性をもっているキャラクターでもあったので。
物語が進んでいくにつれて特定の登場人物にどんどんと焦点が合わさっていって、後半には怒涛の展開がまっていました。なかなか感情移入できにくかったのが、後半は一気に引き込まれてしまいました。
映画化はどうなるのか楽しみです。
映画を観てから読むもよし、映画を観る前に原作を読むもよし。
オススメです。 続きを読む投稿日:2016.08.19