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凹田さんのレビュー
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  • ×××HOLiC・戻(3)

    ×××HOLiC・戻(3)

    CLAMP

    ヤングマガジン

    「戻」が何のエピソードなのか分かる

    いったい「戻」で何が起きていたのか、この3巻で明らかになります。 このままあと1,2冊で終わるのか、それともここから大きな展開を見せるのか気になります。 このまま終わったら第2部というよりも、おまけエピソードなので大きな展開に期待したい。

    0
    投稿日: 2014.08.29
  • テラフォーマーズ 9

    テラフォーマーズ 9

    貴家悠,橘賢一

    週刊ヤングジャンプ

    やはり鍵を握るのはラハブ?

    ラハブとは、その遺産とはロシアの思惑が明かされますが...やっぱり何か重要そう?それともラハブという言葉事態無意味だったのか?と少し解釈に悩む内容。 また、アレックス先輩のイケメン行為が明らかに。結果よければ全て良しだけどもギャンブラー過ぎるぜ先輩。あと6コマ漫画の縦列駐車は意味が分かりにくいけれども、むしろそれ含めてクスっとしました。 ちなみにジョセフが表紙なのでジョセフの登場に期待するも未だ現れず。早く7巻ラストで見せたゴキブリの山を築き上げるような能力は何なのか知りたい(攻撃手段は切断系統だと思いますが生半可な能力では納得しがたい) 今までより少し盛り上がる場面のパンチが弱いと感じた+上記のように気になる点はいくつかあったものの全体としての面白さはまだ持続してるので評価は5のままとしました。

    4
    投稿日: 2014.08.20
  • 進撃の巨人(14)

    進撃の巨人(14)

    諫山創

    別冊少年マガジン

    従うか、戦うか

    歴史の裏で仕事を続けてきた憲兵団の話、読者的には少し前まで空気だった政府の設定が語られます。 今回登場したのは憲兵団の中でも特殊部隊的位置づけのようですがまさか憲兵団がここまで脅威になるとは思いませんでした。 人同士の戦いという予期していなかった展開になり読者的には「なんでこんなことに...」と狼狽するキャラに同情したいところ。 また、二つの家系に関して新たな設定が明かされます。 そのうちの一つは(確定ではありませんが)リヴァイのファミリーネームに関係するのですが、これは読者に対して隠されていただけなのか、リヴァイにとって何か事情があるのか気になります。

    1
    投稿日: 2014.08.08
  • 進撃の巨人 悔いなき選択(2)

    進撃の巨人 悔いなき選択(2)

    諫山創,駿河ヒカル,砂阿久雁(ニトロプラス),「進撃の巨人」製作委員会

    ARIA

    リヴァイの根源にあるもの

    バックストーリーとして結構あっさりと終わった印象です。 この外伝からはリヴァイが戦い続ける理由なんて単純なものではなく、行動理念のようなもっと根源的な動機を感じることができました。ついでにエルヴィンの理念、志も。 この行動理念を知っているかどうかで本編中(特に最新刊あたり)のエルヴィン、リヴァイの行動を深く理解することができるかもしれません。 特に悪い点はありませんが、前述の通り本来は語られないバックストーリーに過ぎない程度のもので、あっさり感が強いので評価は4としました。 書籍説明にもあるとおり、本編中では一般的になっていたあの陣形を初めて使う遠征で大雨が降って信号弾が使えなくなって大ピンチに...という話がありますが、そういえば本編中で雨って降った覚えがないな...と本編の時点ではその点が改良されてるのか少し気になりました。

    8
    投稿日: 2014.08.07
  • .hack//Quantum I(introduction)(1)

    .hack//Quantum I(introduction)(1)

    曽我篤士,hack C・Q

    バンダイナムコアーツ

    1巻だけど完結してる

    タイトルに(1)という表記があるにも関わらず、キリのいいところで終わり、続巻もでていないことから1巻で完結したものと思われます。 話は.hack//Quantumの本編前、主人公たちがTheWorldでパーティを組むようになった経緯が描かれています。 評価は3としましたが.hackの世界観を知っていれば★3.8,Quantumの物語を知っていれば★4.2くらいです。 (微妙な評価ですが1巻で終わるため、物語に大きな広がりも伏線も持たせることができないことが要因) .hackシリーズの世界観を知らなければ何が何だか理解できず、よく分からないまま物語が終わってしまうと思うため、★3としました。 知っていたら知っていたらで後々これがこうなるんだろうなぁと予想できてしまうのも★5にできない原因。...まぁ結構予想が外れ、なるほどねと思わせる部分もありましたが、大まかな起承転結は予想を超えることはできないと思います。

    0
    投稿日: 2014.07.27
  • ご覧の勇者の提供でお送りします

    ご覧の勇者の提供でお送りします

    田口仙年堂,しらび

    富士見ファンタジア文庫

    世界観はオリジナリティがある

    オーソドックスな今風ファンタジーの世界観です。 剣と魔法+特別なスキル。 不定期にモンスターが異次元からやってくるため、戦闘が得意な「勇者」がモンスターを倒す...というところまではいわば当たり前な話ですが、本作ではその映像を中継することによって人々に安心感を与える娯楽にもしていて、発想は面白いと思いました。 それをテーマとした話の展開も悪くはないです。 しかし、個人的に、色々低評価にしたくなる点があります。 まず、描写が微妙、あまりない(かといって会話ばかりというわけではありませんが、一人称視点でキャラクターの心情ばかり描写されがち?) 背景やキャラクターのイメージが頭の中に描きにくいです。 また、描写がないためか、挿絵にも風景や部屋の様子はほとんど描かれていません 私は絵柄を重視するほうではないため、あまり参考にはならないかもしれませんが、キャラクター自体の絵は下手ではないと思います。 さらに、電子版の問題でしょうが、最初のカラー挿絵の中におそらく3ページ分の絵があり、それを2ページにおさめた結果、切れている部分があります。 また、敵側は有象無象のモンスターしか登場しないため、敵側の魅力が無い(伏線があったので2巻がでれば魅力ある敵役も登場するかもしれません) 以上の理由から、設定にオリジナリティがあり、スキルなど期待できる要素があり、扱いや展開も結構王道で設定も生かしていますが、評価は4(または3)にしました。

    1
    投稿日: 2014.07.09
  • 伝え方が9割

    伝え方が9割

    佐々木圭一

    ダイヤモンド社

    購入率が高いレビュー、低いレビューの違いが分かるかも

    長文レビューになりましたが、一番言いたいのは この本には人の意思決定を左右するほどの文を書くためのテクニックが書かれているということです。 逆に言うと、本来は意思決定を左右するほどの情報なのに、伝え方が悪いばかりに相手の心に響いていない場合があるということ。 同じ目的でも伝え方によって印象が全く異なることが分かりやすく解説されており、(おそらくコピーライターの間では常識的なテクニックでしょうが)人の心を動かす文の書き方が紹介されています。 このテクニックを使えば、読んだ人が是非買いたいと思うようなレビューを書くこともできそうです。 それ以外にもちょっとしたお誘いや説得にも使えるテクニック(本書の中で例が示されています)で汎用性は高そう。 また、人の意思決定は必ずしも、AからBということが言えるなどの論理的な説明に左右されるわけではないということが分かりました。 ちなみに、簡単なものですがこのレビューにも一つ使ってみました。 しかし、この本に書いてあるテクニックを正しく使用しないと、本来の評価以上に伝えてしまうことにもなりかねないので注意が必要です。 たとえばPCの速度をアピールしようと考えた時、「これまでのPCはラクダだった。このPCはジェット機だ」とか、本当にそこまでの違いがあるならいいのですが、過剰な表現になってしまう場合もありえます。 私の場合、レビューは買ってもらうためではなく、あくまで意思決定のための参考資料でありたいと考えています。 こういう場合は論理的説明の方が有効でしょう。

    2
    投稿日: 2014.06.26
  • みえるひと 7

    みえるひと 7

    岩代俊明

    週刊少年ジャンプ

    追加エピソードあり。連載当時気に入っていた方は買ってみては?

    打ち切りという非常に残念な終わり方をした本作ですが、15ページの追加エピソードが収録されています。 内容は決着後の話の続き+さらに物語を膨らませる話と、まだまだ話のアイディアがたくさんあったことが伝わる最終巻でした。 個人的には焔狐をガクが吸収した結果どうなったのか教えて欲しかったのですがそれは明かされず...。 ちなみに連載前の読みきり版も収録されています。

    0
    投稿日: 2014.06.23
  • みえるひと 1

    みえるひと 1

    岩代俊明

    週刊少年ジャンプ

    PSYRENの作者の原点

    バトルの要素が強くサスペンス色はほとんどありません。 7巻のうちに話が二転三転します。 1(導入、様々な敵と戦う)、2、3、4と4つに分けられるかな?(ネタバレなので詳細は伏せざるをえませんが) 連載中リアルタイムに読んでいて、2,3の長編...というか短編どちらもこれを倒して終わりか...?とひやひやしてました(笑) 最終的に4の途中で打ち切り、平和になった未来の一場面をみて終了(7巻ではさらに続くことを匂わせるエピソードも追加されています)ですが、ある因縁に決着がつく2が終わった時点でもそれなりにまとまっているので、そこそこお薦めできます。 PSYRENを読んだ人はキャラクターの何人か(特に3、4で出てくる新キャラ)がPSYRENのキャラの原型になったんだろうなぁとニヤニヤできるかもしれません。 敵のデザインもかなり似ていますしこの作者が得意とするデザインなのでしょうね。

    0
    投稿日: 2014.06.23
  • All You Need Is Kill 2

    All You Need Is Kill 2

    桜坂洋,竹内良輔,安倍吉俊,小畑健

    週刊ヤングジャンプ

    原作では数行で終わる場面が詳細に描かれている

    小説版を持ってない人には自信を持って薦めることができますが、1巻を読めば大体の場面が想像できるようになっているため小説版を持っている人にとっては1巻よりは価値が下がるかもしれません。 それでも原作では数行で終わっていたリタの父親が頑張る場面が約10ページに渡って描かれていたり、US部隊の隊長が格好良かったり、リタのエピソードが(少しですが)追加されたりしているので後悔はしないと思います。

    10
    投稿日: 2014.06.19