
平和憲法の深層
古関彰一
ちくま新書
憲法についてもう一度見直そう
第二次世界大戦が終わり,今の日本国憲法がどのような過程を経てつくられたのか。もちろん,小中高と学校で学習してきた程度の知識はある。ただ,今憲法改正そして安全保障に関しての法改正が進められようとしている中,一有権者としてもう少し勉強しておかないといけないと思い読んでみた。 少なくとも,今の政府が考えている憲法改正は,正しい道筋とは思えない。ただ,それがなぜダメなのかということを,答えられる必要があるとも思う。そのためには,もう少し繰り返して読む必要がありそうだ。
1投稿日: 2015.07.25
ふらいんぐうぃっち(1)
石塚千尋
別冊少年マガジン
魔女の日常
魔女の宅急便を彷彿とさせるけど,もっとゆるい日常。魔女といっても,見た目は普通の高校生。修行のために親戚の家に居候にやってきた。
0投稿日: 2015.07.25
ハルロック(1)
西餅
モーニング
レッツ電子工作
電子工作系マンガということで読んでみた。小さい頃は,とりあえずなんでも分解してみたかったなぁ。もっとも,実働中のものを分解したことはなかったと思うけど。 電子工作いいよね。若い頃にArduinoとかRasbperry Piとかあったら,もうちょっと遊べたと思うんだけど。今やるには,時間が。。。
0投稿日: 2015.07.18
TUGUMI
吉本ばなな
中公文庫
透明感のある描写
実は,吉本ばななさんの作品ははじめてだけど,読んでみると,やはり人気のある作家さんの作品は違う。 登場人物や情景の描写も美しいし。というか,つぐみ自身がすごく魅力的。もちろんわがままなんだけど。
0投稿日: 2015.07.17
西の善き魔女1 セラフィールドの少女
荻原規子
角川文庫
没頭できるファンタジー
荻原規子さんのファンタジックな世界観は素晴らしい。 空色勾玉シリーズ,RDGシリーズなど,日本風ファンタジーもいいけど,この「西の善き魔女」では,いわゆる西洋風なファンタジー。 子どもが大きくなったら読ませたいなあ。
2投稿日: 2015.07.12
とある飛空士への恋歌(イラスト簡略版)
犬村小六,森沢晴行
ガガガ文庫
空の物語
他のシリーズを読まず,いきなりこの本から入ったせいか,最初何のことか全然わからず。しばらく読めばちゃんとバックグラウンドもわかってきた。 とりあえず,この物語に出てくる「飛空機」っていうのは,チルトローター機ってことなのかな?
0投稿日: 2015.07.04
新装版 魔女の宅急便
角野栄子
角川文庫
魔女のひとり立ち
娘のために買った本だけど,実は自分も読みたかった。 一応,児童書だと思うけど,大人でも十分面白い。映画ももちろん見ているけど,話としては原作の方が面白いかな。続きも読まないと。
2投稿日: 2015.07.04
スカイ・ワールド
瀬尾つかさ,武藤此史
富士見ファンタジア文庫
MMORPGの世界へ
MMORPGの世界の中に飛び込んでしまいましたというお話。後書きにも書かれているとおり,その設定自体は他にもあるけど,割と面白いと思う。こういうの読むと,またMMORPGやりたくなるし。 まあ,大人になってから読んでいるせいか,ちょっとこっぱずかしい部分はあるけど,ラノベってこういうものかな。
0投稿日: 2015.06.13
屍者の帝国
伊藤計劃,円城塔
河出文庫
死者の世界
伊藤計劃さんの遺作。 19世紀,この世界では死者に「疑似霊素」を書き込むことにより,さまざまな作業(戦闘も含む)に従事させている。なかなかダークな世界。 好みでいえば虐殺器官の方かもしれないが,こちらも十分面白かった。 それにしても,伊藤計劃さんの夭折が惜しまれる。
1投稿日: 2015.05.17
恋愛寫眞 もうひとつの物語
市川拓司
小学館
さわやかな恋愛小説
「いま、会いにゆきます」の市川拓司さんの小説。 読み始めて数ページで,市川さんのにおいがすごい。 引っ込み思案で不器用な「ぼく」。静流となんとなく上手くいきそうになったとき… 「あなたに会える日を楽しみに,私は毎日を精一杯がんばってやっていきます。そしてまた,手紙書くわね。 だからそれまで,少しだけ,さよならね―」 非常に透明感のある,さわやかな恋愛小説です。
1投稿日: 2015.05.17
