
セブン☆スター(5)
柳内大樹
ヤングマガジン
セブン☆スター 緒形健が登場
前半はタクボンと、病気で倒れていたお父さんとのストーリーが中心でした。 テーマは“夢”でしたが、読むにつれて、自分の“夢”と現在の状況について 改めて考えさせられました。特に(職場を首になった)セブン☆スターの力矢と 職場の親方が夢について語るシーンは他愛のないものでしたが、なんかジーンと きました。 後半は、セブン☆スター 緒形健が登場。 なかなかいいキャラですが、雄次郎とカブっているような・・・ 今後の展開に期待します!
0投稿日: 2015.08.28
べしゃり暮らし 13
森田まさのり
週刊ヤングジャンプ
漫才の描写に鳥肌。
YCAの学費免除バトルの終わりと、『るのあーる』梵を軸にしたストーリーが始まるところまで掲載されて います。 なんといっても、『べしゃり暮らし』の漫才シーンは鳥肌ものでした。 漫画で漫才を表現するという難しいことを、ここまで描写できることは素晴らしいと思いました。 やはり、主人公たちが巻き込まれるトラブルの連続で読み手にフラストレーションを与えながらも、 そこから最後の最後で、漫才で全て発散させるという方法は、さすがベテランだな、と感心しました。 本作にご興味のある方は、1~3巻までの読んでみてはどうでしょうか?
0投稿日: 2015.08.27
ギャングース(9)
肥谷圭介,鈴木大介
モーニング
(ウシジマくん+土竜の唄)÷2 という感じ。
主人公グループは、犯罪者専門のたたき(強盗)をしています。 そこで起きるトラブルを主人公グループが解決しながら突き進んでいく感じです。 本巻は紆余曲折しながら、六龍天という半グレグループとの抗争をしようとしているところです。 久しぶりに新刊を読んだので、登場人物が誰かわからず、1巻から読み直しました。 『闇金ウシジマくん』のようなアンダーグラウンドの世界ですが、『土竜の唄』のように ややギャグ漫画的な展開をします。犯罪に関する用語や知識をわかりやすくしているので 本テーマが好きなお方は読んでみる価値があると思います。 ただし絵があまり見やすい感じではなく、またトラブルが起きたときの対応も やや現実性に欠けているところが、私はうーむ・・・と言う感じでした。
0投稿日: 2015.08.27
ZETMAN 1
桂正和
週刊ヤングジャンプ
桂正和のデビルマンです
表紙の絵のとおり、デビルマンを思わせるような内容でした。 が、本作では正義だけではなく、悪とはなにか?ということも徹底的に追及されています。 第1話の伏線?も20巻で明らかになりますので、20巻までは読んでみる必要がありました。 TVヒーローやアメコミのオマージュも見られていたので、私は非常に楽しく読めました。 絵も綺麗で読みやすいので、読んだことない方は一区切りの付く5巻くらいまで読んでみてはどうでしょうか?
1投稿日: 2015.08.25
一輝まんだら(1)
手塚治虫
手塚プロダクション
未完なのが惜しい。
清末期、義和団の乱前後の中国や明治時代の日本を舞台に、姫三娘と北輝次郎を中心に、 当時の清の人たちの境遇や、それを取り巻く列強各国の動きをうまく取り入れています。 差別・貧困など、重いテーマの作品ですが、手塚治虫はこういうテーマでも明るく生きようとする人を うまく描写して、読み手に余計な負担を掛けないところが素晴らしいですね。 未完ですが、是非。
0投稿日: 2015.08.24
べしゃり暮らし 19
森田まさのり
週刊ヤングジャンプ
感動のフィナーレ
2005年から連載されていた本作。掲載誌の移動や長期休載など紆余曲折がありましたが、 ようやくアマチュア編が完結。 大団円に向けて駆け足で展開するストーリーは、さすが森田まさのりです。 鳥肌ものでした。ありがとう。森田先生。 やはり主人公“べしゃり暮らし”の漫才のシーンがいいですね。3巻の学園祭、13巻の学費免除バトル、 そして今回のNMC準決勝。全てが鳥肌ものでした。 主人公の周りで発生する色々な問題や葛藤を溜めるだけ溜めてから、それらを漫才で放出する演出は、爽快感を感じ ながらも舌を巻いてしまいます。 以前の作者のコメントでは、プロ編もあるようなことを匂わしていたので、期待してます。 なお本作にご興味のある方は、まず1~3巻まで読んでみてはどうでしょうか。
0投稿日: 2015.08.19
ONE PIECE モノクロ版 78
尾田栄一郎
週刊少年ジャンプ
ひさびさにワンピースを購入。
久々にワンピースを読んでみました。ストーリーは??でしたが、 やっぱり強敵を前にパワーアップするシーンはいいですね。 ベムスターにウルトラブレスレットを使った時のウルトラマンを思い出しました。 (ただいきなりのパワーアップだったので、少し唖然としましたが、なにか伏線はあったのでしょうか??) ゴムの特性も限られてきているので、ギア5はどうなるんでしょうか? 次回は少し修行やらパワーアップするときの伏線を見せてほしいですね。
2投稿日: 2015.08.10
アオイホノオ(14)
島本和彦
ゲッサン
自叙伝を、漫画という世界にうまく、かつ熱くマッチさせた本作
主人公(島本和彦)と本そういちが同じ時期に賞を受賞していたことにびっくり。 人に歴史ありといいますが、人生とは面白いもんですね。 自叙伝を、漫画という世界にうまく、かつ熱くマッチさせた本作。ドラマで興味で持たれた方は 本作の姉妹品『吼えろペン』も読んでみてはどうでしょうか?
1投稿日: 2015.08.09
刃牙道 7
板垣恵介
週刊少年チャンピオン
宮本武蔵vs烈海王・・・
宮本武蔵vs烈海王の戦いが続きます。 九節鞭や徒手による攻撃を続ける烈海王、そして、それらを軽くいなす宮本武蔵。 烈海王を噛ませ犬に、そして主人公・刃牙を突っ込み役に回して、宮本武蔵という剣豪の強さを 淡々と表現しています。 ストーリーはさておき、1コマ1コマの迫力ある描写は流石です。 漫画というよりかは、絵画に近いようになってきましたね。思わず鳥肌が立つシーンが 何コマかありました。これだけでも読む価値があったと思います。 読者vs板垣先生の戦いも、この漫画の一つの醍醐味ではないでしょうか! どちらの心が先に折れるのか!私も他の読者の方と一緒に戦ってみようと思います。 さぁ・・・烈海王はどうなるのでしょうか?そして宮本武蔵の次の対戦相手は・・・? 斜め上の展開を期待しています!
0投稿日: 2015.08.09
ごっちゃんです!! 4
つの丸
週刊少年ジャンプ
I・H予選開始。相撲vs柔道をうまく描ききる!
I・H予選 団体戦が開始します。 ライバル校の甲山工業高校の強さを表現しつつ、横山率いる柔道部員を集めた高島高校との1戦を 副将戦まで収録。 北嶋vs横山は、相撲vs柔道を、土俵という環境を使い、うまく表現できていると思います。 迫力ある取り組みには、思わず見入ってしまいました。素晴らしいです。 表紙の絵や、作者がつの丸ということで敬遠している方がいたら、一度読んでみてください。 本作こそが、漫画家:つの丸の最高傑作であると思います。
0投稿日: 2015.07.18
