
夜間飛行
サン=テグジュペリ,二木麻里
光文社古典新訳文庫
御殿場のテーマパークを思い出す
御殿場にあるサン・テグジュペリのテーマパークは、何度か訪問した。そこにあった本書のコーナを思い出した。また、カモメノジョナサンの作者であるリチャードバックのいくつかの小説と被ってしまった。 ジブリで扱って欲しい作品でもある。
0投稿日: 2016.09.15この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇
池上 彰
文春文庫
戦後史を学校で学ぶことの難しさ
戦前史の重たさから、息抜きしたくて寄り道したが、戦後史を義務教育で学ぶことの難しさを知った。というか理解した。原子力政策、沖縄の基地問題、日教組と日の丸、学生運動、炭鉱労働、公害等は、行政や政治との関わりが大きすぎ公平な立ち位置で教えることも、教科書を作ることも難しいというか、横槍を入れさせないで遂行することの難しさを改めて気づかされた。
1投稿日: 2016.09.15リーダー論【電子版限定写真4点つき】
高橋みなみ(AKB48)
講談社
小娘に、やられた!
(敬意を込めて)小娘にやられた!リーダをキャラ化する発想は無かった。経営学的には、先天的にリーダとなる資質を備えた人よりも、学習や訓練でリーダシップを発揮する人が多いのが常識であり、キャラ化して演じるとは。 これだけで、論文ネタに成りそうだし、絶対にウケること間違い無い。
1投稿日: 2016.09.11大日本帝国の興亡〔新版〕4──神風吹かず
ジョン トーランド,毎日新聞社
ハヤカワ文庫NF
続く負のスパイラル
レイテ、インパール、中国本土、硫黄島、そして沖縄と、負のスパイラルは止まらず、東京大空襲へと連なる。敗戦への準備に入るも、どう進めるかを模索する政局。
0投稿日: 2016.09.11砂の器(下)
松本清張
新潮社
ラストまで一気に読みました
ラストシーンは、映画やドラマと違い、あっけない幕切れにチョット、フラストレーションが残りました。エ、犯人との対決は無いの?って感じですが、途中までこいつが犯人かと思わせていながら、ひっくり返される感じは、心地よい逆転劇でした。清張3部作完読しました。
0投稿日: 2016.08.08砂の器(上)
松本清張
新潮社
清張3部作読破にカウントダウン
清張3部作(「点と線」、「ゼロの焦点」とこの「砂の器」)は、映画やテレビドラマで有名であるが、今まで読んだことがなかった。既に、「点と線」と 「ゼロの焦点」は読破しており、この本を読めば、とりあえずは目標達成するが、読み進めると、どうしても他の作品にも目がいってしまいます。 映像では表現出来ない登場人物の描写が秀逸です。また、終戦から高度成長期の埋もれた戦後史を紐解く様で後半に期待します。
0投稿日: 2016.07.29サイバー攻撃からあなたの会社を守る方法
藤原礼征(トーテックアメニティ株式会社)
中経出版
サイバー攻撃の仕組みを理解する復習本
正直、今、読むにはチョット内容が5~6年古い情報だった。とはいえ、仕組みを理解するには最良の復習本ではある。 技術の進化に追いつくには、タイムリーな技術書を斜め読みするしか無いのか?
0投稿日: 2016.07.29大日本帝国の興亡〔新版〕3──死の島々
ジョン トーランド,毎日新聞社
ハヤカワ文庫NF
負のスパイラルへ
ガダルカナルから、グアム・サイパンの戦いで、負のスパイラルに入る。 「失敗の本質」からこの連続した負け戦には興味があったが、辻政信という化け物(怪物)は、 203高地の乃木将軍を彷彿させるが、乃木将軍との違いは、人に対する愛情の量だと思った。 唯一の収穫は、パール・バックである。何度か手に取り読んでみようかと思ったことはあるが、 まだ読んだことの無い作家の一人である。彼女の本を本気で読んでみたいと思ったのは、 ひとつの救いかも知れない。 今も南海の島、海に眠る両軍の兵士に合掌。
0投稿日: 2016.07.20マレーシアで暮らしたい! マレーシア「ロングステイ」公式ガイドブック
山田美鈴
講談社
永住を考えさせられる1冊
定年まで後数年と秒読みに入ったわが身としては、選択枝のひとつとして、海外の永住も有りだと思うし、人気№1がマレーシアなのも理解出来るので、ハウツー本としては5年前に出版されているので多少古い情報もあるが優良書だと思います。
0投稿日: 2016.06.27ロジカル・ライティング―論理的にわかりやすく書くスキル
照屋華子
東洋経済新報社
基本は3つのコンセプト
MECE/So what?/Why so? の3つのコンセプトを理解していれば、ロジカル・ライティングもロジカル・シンキングもマスター出来ることが分かりました。
0投稿日: 2016.06.27