
焼いてるふたり(2)
ハナツカシオリ
モーニング
料理描写が・・・
この巻では肉系だけでなく、餃子や魚料理もでてくるが、出来上がった料理の描写がどうも美味しそうに見えないのが残念。2人の関係では、クールに見える千尋のほうがやや積極的になってきた。健太は相変わらず尻込み状態だが。
0投稿日: 2024.09.29
焼いてるふたり(1)
ハナツカシオリ
モーニング
週末婚から
オタクっぽい健太とクールビューティーの千尋、釣り合わないように見える2人が健太の転勤を機に結婚。ほとんどおつきあいなくして結婚を決めた2人には、週末婚から始めてお互いに近づいていくのがちょうどよい感じ。個人的にはBBQだけで料理のエピソードをまかなうのはどうなのかと。
0投稿日: 2024.09.29
女優めし 1
藤川よつ葉,うえののの
週刊ヤングジャンプ
気づかれないのは結構不思議
国民的女優というのに、洋服など替えるだけで周りの人に気づかれないものか・・・とは思うが、1人で食べたいものをじっくり味わいたい、という撫子の気持ちはよく表現されている。料理の細部まで描写に念が入っている。
0投稿日: 2024.09.29
鍋に弾丸を受けながら 1
青木潤太朗,森山慎
カドカワデジタルコミックス
ユニークな設定
主人公ジュンタローが、自分も周囲の人々も美少女に見えてしまうという性癖なのが、とてもユニーク。美少女が世界の危険な場所に行って、その地独自の料理を食すというのも意外な設定。それにしても最初のエピソードのマフィアの拷問焼きというのは、衝撃的な名前だ。
0投稿日: 2024.09.28
ルックバック
藤本タツキ
少年ジャンプ+
背中は語る
「ルックバック」というタイトルは過去を振り返ると、背中を見るという意味がかけあわされている。親の背中を見て育つと言われるが、背中はその人の生きざまを表し、漫画家は背中で仕事に没頭するさまを伝える。藤野が京本の絵を見た時の顔ー自分は才能があると思っている者がよりすぐれた才能を見いだした時の衝撃の描写がすごい。
0投稿日: 2024.09.28
ブルーピリオド(1)
山口つばさ
アフタヌーン
打ち込めることを見つけることの貴重さ
才能のあるなし以前に、自分の好きな道に進もうと思えることの貴重さを感じさせてくれる作品。理性的にこれでいい、こうするべきという人生の選択がいい場合もあるだろうが、自分の心の向くほうに進むことのパワーは素晴らしい。美術大学についての説明など、美術を目指したい人のガイドにもなる。
0投稿日: 2024.09.28
アルテ 1巻
大久保圭
コアミックス
史実とは切り離して
主人公のアルテという名前はイタリアには実際にないが、「芸術」のシンボルとしてつけられたのだろう。時代考証など気にせず、一人の女性の生き方を描く話としてなら楽しめる。
0投稿日: 2024.09.28
かくかくしかじか 1
東村アキコ
ココハナ
亡き師への語りかけ
自分のことを描くというのは、覚悟がいること。この作品での日高先生の思い出は強烈で、ただの思い出ではなくずっと心の中に生きている記憶。そして作者は今は亡き先生に、昔は話せなかったことを語りかけている。
0投稿日: 2024.09.28
左ききのエレン 3
かっぴー,nifuni
少年ジャンプ+
エレンの心の闇に光が
10年前の同時刻にエレンの父が亡くなった場所に、光一が来る。その場所が光一のベスト朝日スポットだったという偶然、そして朝日の光に惹きつけられ周囲を見ず、車にひかれそうになる光一から、父の死に対する考え方が変わるエレン。心に残るエピソードだ。
0投稿日: 2024.09.27
左ききのエレン 2
かっぴー,nifuni
少年ジャンプ+
才能あるものの重荷
才能があるがゆえに、彼女を育てようとする人々の期待を背負ってしまい、その重さが耐えられなくなるエレンの苦しさが痛々しい。「ライバル」という立場の光一が彼女を救えると海堂が思うところに、2人の特別な関係が予感される
0投稿日: 2024.09.27
