
きのう何食べた?(3)
よしながふみ
モーニング
ていねいな料理の作り方描写
料理の作り方の描写が、とても丁寧。メニューも家庭でつくることができるものだが、ちょっと工夫のある味つけや材料の取り合わせにセンスが感じられる。大みそかに筧が実家に帰ったので、珍しく矢吹が一人でつくる夕食も。
0投稿日: 2024.10.02
きのう何食べた?(2)
よしながふみ
モーニング
カップルと家族のあり方
筧と矢吹の出会いのエピソードに絡め、どういう男性が男性にもてるのかに触れていること、また法律事務所の事務員志乃が見た目よりずっと若いことがわかるのが面白い。。父が食道がんで手術を受けることになり、筧の気持ちと母の父への気持ちから、家族がみつめられる。
0投稿日: 2024.10.02
きのう何食べた?(1)
よしながふみ
モーニング
筧の徹底した料理好き
筧が買い物する時の値段に気をつける姿は、節約主婦以上。彼が定時で仕事を終えようと努めるのは、夕食を作り好きな人といっしょに食べることが大切だからというのがよくわかる。それぞれの職場での筧と矢吹のあり方も面白い。
0投稿日: 2024.10.02
まどろみバーメイド 1巻
早川パオ
週刊漫画TIMES
美しいカラー描写
カラーのイラストが美しく目を引く。屋台のバーというのも斬新。ホテルのバーのバーテンダー、フレアバーテンダーと、タイプの異なる3人の女性バーテンダーのストーリーというのも独特。
0投稿日: 2024.10.02
いつかティファニーで朝食を 1巻
マキヒロチ
月刊コミックバンチ
朝食はライフスタイルのあり方
朝食にこだわる「朝食女子」。人生で問題に直面していても、おいしい朝食と友人との会話で気が晴れたり決断できたり、というのはよくわかる。紹介される朝食の美味しいお店もさまざまなタイプがあり、充実している。麻里子と創太郎の破局は、朝食を一緒に食べるか食べないかがきっかけだが、朝食が大事か否かの違いはライフスタイルと考え方の違いで、溝ができると共に暮らすことは難しい。
0投稿日: 2024.10.01
ワカコ酒 2巻
新久千映
月刊コミックゼノン
ゆっくり味わう感覚が
一人呑みということで、ワカコが呑み味わう時の分析や感想が、1コマに少しずつ書かれているので、読者もワカコといっしょにお酒と食事をゆっくり味わい進めていくような感覚になる。
0投稿日: 2024.09.30
ワカコ酒 1巻
新久千映
月刊コミックゼノン
ぷしゅーが幸せの音
ワカコの顔が猫っぽく、個性的。お酒でも料理でも、美味しい時の嬉しさを「ぷしゅー」で表すのが、表情とあいまってワカコの幸福感を伝える。
0投稿日: 2024.09.30
信長のシェフ 2巻
西村ミツル,梶川卓郎
週刊漫画TIMES
洗練された料理で敵に対抗
料理で敵将を屈服させるということは、信長なら考えそうなこと。料理の盛り付けの描写が美しく洗練されていて、名門の文化人も賞賛するものというのが伝わってくる。ケンが戦国時代になじんでいる。
0投稿日: 2024.09.29
信長のシェフ 1巻
西村ミツル,梶川卓郎
週刊漫画TIMES
料理人のDNA
記憶を失っていても料理という言葉に反応し、無心にウナギを調理するケンに料理人としてのDNAが感じられる。絵柄が重すぎず、軽すぎずちょうどよく、戦国時代の世界を描くのに合っている。
0投稿日: 2024.09.29
焼いてるふたり(3)
ハナツカシオリ
モーニング
千尋のお父さん登場
千尋のお父さんのエピソードがよかった。娘ともっと一緒にいたくて、浜松まであとをつけるシャイなところは、健太との共通点かもしれない。コーヒーを淹れるのがうまいというのは、雰囲気に合っている。
0投稿日: 2024.09.29
