あれから数年、突然彼が失踪したという。 過去のわだかまりを抱えたまま、捜索を始めるものの、手掛かりがほとんど無し。 意外な人物の助けを借りて、少しずつ真相に迫って行く。そこには、予想外に過去のあのことが。 シリーズ3作目がどういう形で来るか楽しみにしていたので、一気読みしてしまいました。面白かったですよ。

建設会社に動務めるお局OLには、会長から託された極秘ミッションがあった。 お局シリーズです。今回も会社の危機につながりかねないトラブルを未然に防ぐ美智。 軽い話しなので、空き時間に。

表題作が面白かったですね。 因果応報…。そこかっ！って思いますよ。

ドラマは見てはいないので詳しくは知らないのですが、多分設定がかなり違います。 この原作の主人公である、女性は、本人は泥棒には関わらないので(なので、あんなボディスーツも着ません 笑) 泥棒一家と警察一家の二人の恋というところは同じですが。 まぁ、予定調和内ですけど、面白かったですよ。続編も読み始めたところです。

ある日，日本で新種の脳症が広がり始めた。その脳症にかかると死に至らなくとも「言語」を司る脳機能に重大なダメージが・・。そしてパンデミックの発生。 人類が天に近づくバベルの塔を立て始めたとき，人類は共通の言語を失ったという旧約聖書の物語からそのウイルスには「バベル」という名がつけられ・・。 言語が人類のコミュニケーションにどれだけ重要なのか，そして治療法のないウイルスの感染者と非感染者との衝突・・・。 そして，最後にたどり着いた世界。 山田宗樹の「人類滅亡小説」にも感銘を受けましたが，この小説は本当にオススメです。中だるみはあるものの，最後まで是非読んでほしいと思います。

まぁ失笑する感じですが，テーマとしてはありだと。 あまりにもレスになってしまった妻が，欲望に負けそうになりながら，そして肩透かしをくらいながら，いつか悟りを・・？ 大胆な展開はなく，ひまつぶしに

ちょっこういうほんわかした感じのストーリーは，この作家さんには似合わないような・・。

他人の人生は，その見方でいかようにも変わる，ってとこでしょうか。 祖母の生き方に憧れを抱き，目標としてきた孫娘とそれに反発してきた娘。 あるときを境に，その立ち位置がガラッといれかわり・・・。

軽快に掃除の仕事を楽しむキリコ。明るく楽しいことばかりかと思いきや，深刻な事態も・・。悩みながらもキリコも家族も成長していく過程も描かれていきます。

このシリーズ，何冊か読んだあとにここに戻ってきました。 結婚前のキリコが，後と少しキャラが違うような気もしますが，まぁよくあることでしょうか。 もちろん登場人物が犯罪を犯してしまっていたりするんですが，憎みきれない感じもする空気感がほっとします。