
ブラザー・サン シスター・ムーン
恩田陸
河出文庫
エッセイ的な
恩田さんの経験そのものではないにしても,多分にエッセイ的な要素が満載の,いつもとは違う作品。大学という特別な空間,そこで過ごす年代,いろんなエッセンスが入っています。
0投稿日: 2020.04.26
記憶屋0
織守きょうや,loundraw
角川ホラー文庫
これまでのおさらい的な
シリーズ3作を読んでから間が空いてしまうと,それこそ忘れてしまいますね。 なるべく記憶が新鮮なうちに読んだ方が良い巻です。
0投稿日: 2020.04.26
記憶屋III
織守きょうや
角川ホラー文庫
前作のつづき
「記憶屋」の正体に近づきつつある記者と少女。 だが,その「記憶屋」は意外な人物で・・・。 「記憶屋」としての能力をもつことの苦しさ,痛み,が。 本当に大事な人が苦しんでいるのを見過ごせるのか?記憶を消してあげることができるのに,と。
0投稿日: 2020.04.26
記憶屋II
織守きょうや
角川ホラー文庫
前作とは違う設定
「記憶屋」は都市伝説。しかし,大事な人の記憶から消し去られてしまった記者が執拗にその存在に迫って行く。 そして,「記憶屋」としても意外な宿命が・・。 前作でも「記憶屋」としての能力をもつことへの葛藤がありましたが,今作ではより鮮明にそれが描かれています。
0投稿日: 2020.04.26
記憶屋
織守きょうや
角川ホラー文庫
ずっと気にはなっていて
一気に4冊読みました。 自分にとって苦しい記憶を消したいと願うこと,それをかなえてくれる「記憶屋」という都市伝説。しかし,それが実在するらしいと。 きれいさっぱり嫌な記憶を忘れ,立ち直る人がいる一方,苦しい記憶と結びついていた支え切れなかった人の記憶も消し去られてしまう。覚えておいてもらうというのが,どれだけ大切か,という観点が良く描かれていると。
0投稿日: 2020.04.26
君にさよならを言わない 2
七月隆文
宝島社文庫
前作に疑問をもちつつ
続編にも一応,手を着けたので,それほどダメということもないんです。 事故の後で幽霊が見えるようになった主人公が,幽霊の思いを汲んで解決してあげるという設定は悪くない。けど,何かちょっと。
0投稿日: 2020.04.26
君にさよならを言わない
七月隆文
宝島社文庫
優しい・・・のかなぁ
事故がきっかけで幽霊が見えるようになった主人公が,死んでしまった初恋の幼なじみとの約束を・・・という話し。切なさを感じるところもあるのだけれど,この主人公は優しいのか?結構鈍感なところもあってちょっと・・
0投稿日: 2020.04.26
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
七月隆文
宝島社文庫
切ない・・けど
タイトルが示す「仕組み」を分かってしまうと,とても切なくなる・・・・のだが・・ちょっと待てよ,と。 根っからの理系人間の私には,どうにも腑に落ちないことがたくさん・・・・。 あれ?それであの場面になる?と。 まぁ,細かいことを気にしなければ,切なさを存分に感じられると思いますけどね。
0投稿日: 2020.04.26
殺意の対談
藤崎翔
角川文庫
本音と建て前
雑誌記者のインタビュー形式で,インタビューを受ける人々の本音がト書きでせきららに語られるという趣向。他人の心は知らない方が幸せって感じの表現は良く使われるものの,終始それに徹しているところが良い。 一見関係なさそうな登場人物が意外が重なりをもちながら,最後はあんなことに・・・。
0投稿日: 2020.04.26
ぼくときみの半径にだけ届く魔法
七月隆文
幻冬舎文庫
途中までは
出会いは印象的で,卑屈になっていた主人公が自信を得て,彼女も状況を克服する勇気を得て・・・・っていう中盤までは良かったと思うんですけどね。 最後の方は,あまりにも安易に流れてしまいましたね。ちょっと残念。
0投稿日: 2020.04.26
