
ロスト・シンボル(上)
ダン・ブラウン,越前敏弥
角川文庫
どうしてもフリーメイソンは...
陰謀の影にはフリーメイソンありという設定は良くありがちですが,なかなか面白かったと思います. 基本的には(今の)アメリカなんて歴史の浅い国と私も思っているのですが,その浅い分だけ建国時の思い入れはあったんだろうなぁと興味深いものがあります(もちろん本作は造りものでしょうが).
0投稿日: 2013.12.08
マリアビートル
伊坂幸太郎
角川文庫
生き残るのは誰か
そして本当に強いのは意外な人? 伊坂作品はたくさん読んできたものの,「グラスホッパー」はなんとなく食指が動かず見送っていたが,この続編が読んでみたかったので,続けて読むこととなった.たぶんこの読み方は結果的に正解で,前の話を覚えていないとちょっと雰囲気が掴みづらいと思います. 最後はこの人まで参戦するか,という展開になりますが,前半でそれが分かったらたいした推理力です.
7投稿日: 2013.11.14
親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】
五木寛之
講談社文庫
続編として
「親鸞」の続編です.そちらを読んでからでないと内容把握は極めて難しいので,順番通りに読みましょう.個人的には,前作(どのような環境で育ってあのような思想に至ったのかが描かれたもの)の方が好きですが,ある意味俗世にもまみれた親鸞にあっても家族との関わりに苦悩する様など初めて知りました.話しの展開も用意されているので,退屈になることはないと思いますよ.
1投稿日: 2013.11.14
親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】
五木寛之
講談社文庫
続編として
「親鸞」の続編です.そちらを読んでからでないと内容把握は極めて難しいので,順番通りに読みましょう.個人的には,前作(どのような環境で育ってあのような思想に至ったのかが描かれたもの)の方が好きですが,ある意味俗世にもまみれた親鸞にあっても家族との関わりに苦悩する様など初めて知りました.話しの展開も用意されているので,退屈になることはないと思いますよ.
1投稿日: 2013.11.14
余白の愛
小川洋子
中公文庫
その結末ですか・・・
結末はある程度想像できているつもりで読んでいましたが,そこまで思い切りますか. 途中は結構良い感じで心穏やかに読めるのですが・・・.
2投稿日: 2013.11.14
阪急電車
有川浩
幻冬舎文庫
今ひとつ感情移入ができなかった
関西在住なので,沿線の駅についてはそれなりに分かります. ほのぼのとする話しもあるものの,ちょっと感情移入が難しいものもありました. 彼女の作品はたくさん読んでいますが,個人的には他の作品の方が良いかなぁ.
1投稿日: 2013.11.14
幻想郵便局
堀川アサコ
講談社文庫
例のお花畑にある特別な郵便局
不思議ワールドが題材となった小説に違和感のない人にはお薦めです.気に入ったら「幻想映画館」という次回作も出ています.順番はこちらが先でないと次回作の内容は細かいところで???となるのでご注意を.
1投稿日: 2013.11.14
ペンギン・ハイウェイ
森見登美彦
角川文庫
結構楽しめます
肩のこらないSF? この著者の作品としては,「不思議さ」が適度に抑えられていて,その他の部分のストーリーが楽しめます.
0投稿日: 2013.10.14
四畳半神話大系
森見登美彦
角川文庫
パラレルワールド だが どこまで読んだかわからなくなる
一気に読んでください. この著者のいつものパターン化した世界感の中で,あのとき違う選択したら何が起こっていたんだろう,が描かれています. ただし,デジャブ感がすごくなるので,どこまで読んだか分からなくなる危険性大です. 一気読みをしましょう.
0投稿日: 2013.10.13
ラブコメ今昔
有川浩
角川文庫
図書館戦争別冊よりも
図書館戦争別冊も甘い恋愛話ですが,さらに甘い甘い話しです. 空飛ぶ広報室ともリンクする舞台設定なので,一緒に読んだら良いと思います. (ただし甘過ぎで胸焼けしても知りませんよ.)
6投稿日: 2013.10.13
