
ADAMAS(1)
岡エリ,皆川亮二
イブニング
宝石を鍵に事件を解決というかハードボイルド
何事にも屈しないちょっと昔のハードボイルド刑事を思わせるけどストーンパワーをつかうあたりは新しくもあり面白い。何より負ける気がしないほど強い。格闘までの話が追跡ものので楽しめます。
0投稿日: 2015.02.23
その女アレックス
ピエール・ルメートル,橘明美
文春文庫
まさかの連続
読みながら先のストーリーを無意識に考えていると思いますが、この本は見事に想定外のおもいもよらない展開がつづきます。特に刑事とアレックスが交互に主役になるのでなおさら惑わされます。途中で止められないほどインパクトのある事態から想定外の展開なので「次」はどうなるのか「何故」なのかと途中で止められなくなります。寝不足や仕事・勉強が手に着かなくなるといった危険があるので、本を開く際は週末とか十分時間を確保して取り組むことをお勧めします。
2投稿日: 2015.01.27
岳(1)
石塚真一
ビッグオリジナル
summit with you,Thanks
山はいいですよね。でもその分、危険でもありこの漫画は両方上手に物語の中で教えてくれます。雪山は実力的にチャレンジするレベルではないので春まではこのほんの大人買いでイメージトレーニングですかね。
0投稿日: 2015.01.18
暗殺教室 1
松井優征
週刊少年ジャンプ
イケてる
先生の胸を借りて成長するスポ根者の現代版とでも言うのでしょうか。極端だけど不思議に面白いし作者の頭脳に脱帽です。リアル先生は羨ましがるだろうなぁ。
0投稿日: 2015.01.11
月光
誉田哲也
中公文庫
余韻が凄いです。
別の人がコメントしてたとおり、切なくて「しんどい」から途中から斜め読みに切り替えて逃避しつつ最後まで結末が気になり結局一気に読み切りました。 お話は複雑ではないが作家の国語力というか状況が浮かぶ文章なので内容との相乗効果で読み終わったときの余韻は波紋のようにどんどん広がっていきます。多分、この余韻がベートーベンのピアノソナタ「月光」とリンクしているのかも知れません。
1投稿日: 2015.01.02
クリスマスを探偵と
伊坂幸太郎
河出書房新社
いいねぇ
クリスマスに読みました。ぴったりの本でした。 お正月でもいいと思います。お薦めします。
0投稿日: 2014.12.28
オーデュボンの祈り
伊坂幸太郎
新潮社
不思議の国のお話で読んでる時は何故の連続で引っ張られます。
変なタイトルなので調べたら、ジョン・ジェームズ・オーデュボンという人は実在していたみたいです。本の中ではリョコウバトなる鳥が気になるタイミングで幾度も出てきます。読み終わっても不思議の国の迷路みたいです余韻が残る作品です。私は意外に楽しめて新たな自分発見という感想です。皆さんも新しい自分を発見出来るかも知れませんよ!
0投稿日: 2014.12.28
猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち
大山淳子
講談社文庫
心地よい本
ゆったりしててハッピー 弁護士ものの緊張感や討論もなくかといって飽きないストーリー構成。終わりもハッピーな落ちまで用意されてるとはなんともオシャレな作品です。
1投稿日: 2014.09.30
黒のクイーン
アンドレアス・グルーバー,酒寄進一
東京創元社
ヨーロッパを感じさせます。
舞台はプラハ。ストレートの探偵もの。ストーリー展開のテンポがよくページが進みます。ウイーンの男性探偵とプラハの女性探偵で解決していくお話で淡い恋心も感じさせる本です。
0投稿日: 2014.09.30
春を背負って
笹本稜平
文春文庫
山小屋に泊まりたくなります。
楽ではない山小屋の生活といろんな人生観を重ねたお話。 爽やかで山登りや山小屋宿泊経験者は文章を読み進めるだけで景色が浮かんでくるような本です。 読み終わると早く次の山登りの計画を立てたくなりますよ。
1投稿日: 2014.09.23
