
パズル・パレス(上)
ダン・ブラウン,越前敏弥,熊谷千寿
角川文庫
圧倒的なスピード感(上巻・下巻読んだ感想です)
実に面白い! テレビドラマのガリレオでは有りませんが、そう書きたくなる本です。ストーリーは、シンプルなのに、プライバシーの保護と国家機密の保護、コンピューターの暗号や追跡やアクション、恋愛、そして読めば読むほど展開が加速されるスピード感。極めつけは主役は美人で明晰な暗号解析員とその彼氏で、彼は爽やかな言語学者。どうです!ここ組み合わせで散らからず物語が出来上がっているわけで、面白いこと間違いないでしょ。この本は、万人に勧められる一冊です。 追伸、 映画でみたダビンチコードのような宗教色は全く有りません。
1投稿日: 2016.04.16
パズル・パレス(下)
ダン・ブラウン,越前敏弥,熊谷千寿
角川文庫
圧倒的なスピード感
実に面白い! テレビドラマのガリレオでは有りませんが、そう書きたくなる本です。ストーリーは、シンプルなのに、プライバシーの保護と国家機密の保護、コンピューターの暗号や追跡やアクション、恋愛、そして読めば読むほど展開が加速されるスピード感。極めつけは主役は美人で明晰な暗号解析員とその彼氏で、彼は爽やかな言語学者。どうです!ここ組み合わせで散らからず物語が出来上がっているわけで、面白いこと間違いないでしょ。この本は、万人に勧められる一冊です。 追伸、 映画でみたダビンチコードのような宗教色は全く有りません。
2投稿日: 2016.04.16
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 下
ダヴィド・ラーゲルクランツ,ヘレンハルメ美穂,羽根由
早川書房
過去
下巻もスピード感を維持しながら、前作まで触れられていないリスベットの過去を見事に作り上げている。読み応えのある素晴らしい出来です。映画化されないかなぁ・・・
1投稿日: 2016.04.02
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 上
ダヴィド・ラーゲルクランツ,ヘレンハルメ美穂,羽根由
早川書房
満点
ミレニアムシリーズの続編だが作者が違うと言うことで、どうなんだろうか?と疑心暗鬼で開いてみました。 読み進めるとどんどんミレニアムの持つ大人の暗澹たる世界観が完璧に引き込まれてしまい、驚きました。 但し,表現はかなり柔らかく読みやすくなったように思います。その意味で、まだミレニアムを読んでいない人にはこれから読み始めるべきだと思いました。 そうそう、スターウォーズの映画と同じ順序で、この4作目を読んで、この世界観が好きなら1作目のドラゴンタツウの女を読むというのは如何でしょう。
6投稿日: 2016.04.01
悲しみのイレーヌ
ピエール・ルメートル,橘明美
文春文庫
迫力が凄いです。
一気に読んだというか止める箇所がなく先に進めば進むほどに引き込まれます。がしかし、読み終わっ時はドット無慈悲な嫌悪感が残ります。追い打ちをかけるようにエピローでも忸怩たる思いを増幅させるなどの追い込みにも隙がありません。小説としてはよくできていると思います。時間軸としてはこの後にアレックスの話になるのでもう一度読み返してみます。
3投稿日: 2016.03.07
クリーピー
前川裕
光文社文庫
隣のお父さんの顔が判りますか
面白い本です。 隣はなにする人ぞ!という本はいくつかありますが、なりすまして生活されたら気づかないかもしれないなぁとドキリ!。人は誰しも脇が甘い箇所があり弱いところから入り込まれるおぞましさにドキリ!!。そして思わぬ結末に・・・仕上げはある意味でハッピーエンドかな?? 皆様はどう思いますか?
6投稿日: 2016.02.25
第五番 無痛II
久坂部羊
幻冬舎文庫
続編ではあるが、前作を読まずに読めるぞ!
前作の無痛を読んでこの本を手に取りましたが、舞台は海外で組織はWHOなどinternationalな組織や世界を影で動かす有名な組織などもちらつかせてグローバルにダイナミックに話が展開されており前作の暗い空気は薄まっているので、この本から読み始めてみるのも有りと思います。前作を知らずに読んだ人がいれば感想を聞かせてください。
3投稿日: 2016.02.20
プリティ・ガールズ 上
カリン・スローター,堤朝子
ハーパーBOOKS
信頼と偽りと真実
書籍説明にあるように、身近の信頼しきった人が実は・・・・という有りがちなストーリでが、着目すべきはストーリーではなく、表現力です。文字を読んでいるのに景色が見え、埃や臭いなどを感じられる本です。尚、猟奇的な表現も多少有るので手に取るときはご注意下さい。
2投稿日: 2016.02.02
無痛
久坂部羊
幻冬舎
ドラマとは景色が違う気がします。
ドラマをみて本を読んでみましたが、作者の表現力なのか私のイメージなのかわかりませんが、モノクロの景色の中でストーリーが展開され、寒々とした話でした。多分、幸福感がなにもないからかもしれません。逆に言い換えれば、体の痛みも心の痛みも、生きている証しとなのかもしれないと感じさせたいのかなぁ。因みに読み終わっても、終わった気がしないので続編を読もうと思います。
3投稿日: 2016.01.17
向日葵の咲かない夏
道尾秀介
新潮社
巧いよなぁ
怖いけど面白い。しかも、まさかの不思議の国です。とはいえ、書籍解説にあるように事件を解決するために奔走するお話ではあり、会話形式で進むのでとても読みやすいので引き込まれますが、如何せんスッキリはしません。元気の時に読みましょう。落ち込んでるときは危険です。
1投稿日: 2015.06.04
