
螺旋階段のアリス
加納朋子
文春文庫
登場人物が個性的で良い
短編の珍事件もので読みやすく人間味ある楽しいミステリーです。お話の落ちがまたよく出来ています。
0投稿日: 2014.09.23
楽園のカンヴァス(新潮文庫)
原田マハ
新潮文庫
絵画のミステリー
面白い。絵画はよくわかりませんが、一つの絵からミステリーを作り出すとは驚きです。絵画に興味があろうが無かろうが問題なし。楽しめます。 読み終わると早速、美術館に行ってみよう。と思いつつ美術館じゃ瞑想して居眠りしちゃうだろうなぁという心配が生まれて、どうしたものかと悩んでしまう一冊です。
1投稿日: 2014.09.22
クジラの彼
有川浩
角川文庫
ピュアってこゆうことかも
主人公は女性だけれど男目線で読んでも面白い。と言うことは男の憧れる女性なのかもしれません。 久々に爽やかな気持ちにさせる本です。 人恋しい時に読んだらたまらない一冊になるような気がします。そんな時がきたら、もう一度読み返して見ます。感じ方が変わるかもしれませんので。
0投稿日: 2014.09.22
夏を殺す少女
アンドレアス・グルーバー,酒寄進一
東京創元社
少女で繋がる
ミステリーサスペンスの事件もので精神科が絡むよく見かける題材ですが、面白いのは全く別の事件が見事につながっていくストーリー作りの旨さでしょう。 交互に展開されて最初は、同時に別の本を読んでる気分ですが中盤からじわりと伏線が無理なく繋がっていく気持ちよさは素晴らしく読み進むうちに加速して中盤から一気読みです。
0投稿日: 2014.09.09
山と溪谷 (通巻943号)
山と溪谷社
山と溪谷社
単独登山より複数派です
山で一人歩きの人とすれちがうこともあり、時にはTryしてみようかと思う時もあり、この本を購入しました。計画の立て方や準備装備品などわかりやすくまとめられており読みやすい内容でした。 その後、何度か山に行きましたが、まだ単独はしていません。友達などとおしゃべりしたり非日常の景色に感動したり一人よりは複数人が楽しいように思えるうちは単独登山は憧れるだけで十分とも思っています。如何でしょうか。
1投稿日: 2014.08.03
限界集落株式会社
黒野伸一
小学館
途中で終われず一気読みでした。
のどかな里山の風景やトトロに出てくるカンタの祖母のような元気なお年寄りや子供がいい味をだしながら農業の会社経営を進めるお話でテーマも面白いし作家の腕なのか次が気になり過ぎて最後まで一気読みしてしまいました。読み終わった後も高原のすがすがしさが残る一冊です。是非、 都会のど真ん中で読んでください。ハイキングにいきたくなりますよ。
0投稿日: 2014.08.03
世界から猫が消えたなら
川村元気
マガジンハウス
読み返しても素敵な余韻を残すお話しでした。
映画化されたので、改めて読み返してみました。 初回もそうでしたが、軽い文体でさらりと読めました。 ストーリーは、日常、気づかない事が実はとても大切なものと言うことを優しくなぞっていくだけすが、死と緩くリンクさせており読み終わると悲しくも暖かくなれます。やはり大好きな一冊です。映画ではこの温もりが出せるのでしょうか。楽しみです。
1投稿日: 2014.08.03
百年法 上
山田宗樹
角川文庫
超高齢化な社会
日本の未来図かはたまた人間はこうならないのかSFとしてもクオリティが高いエンターテイメント作品で楽しめます。難しい話は別にして20歳台で外見成長を止める技術が欲しいですよね。 いろいろ想像しながら入り込んで楽しく読んでみてくださいい。
0投稿日: 2014.08.03
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
道尾秀介
講談社文庫
幾重もの仕掛け
面白い 最後まで優しさあふれる登場人物の掛け合いが小気味よくて、ストーリーは予測できそうでできずに一気読みでした。結末もとても良く考えられた作りで楽しめます。映画やDVDをみる前に自分のイメージキャラクターで読んでから映画をみると二度楽しいですよ。
0投稿日: 2014.08.02
