
鹿男あをによし
万城目学
幻冬舎文庫
「わくわく・はらはら」が止まらない
面白いです。奈良を舞台に古代歴史が・・・違うな~ 日本人崩壊を回避するヒーロー物・・・これも違うなぁ。 いずれも違わないけど、纏めると奇想天外でスピード感のある展開。読み出したら止まらないエンターテイメント作品です。是非、読んでみて下さい。爽快な気持ちになれます。
1投稿日: 2015.05.29
春風のスネグラチカ
沙村広明
マンガ・エロティクス・エフ
短編映画
読み終えて、映画にならないかなぁと! 大河ドラマ的で複線が一本に収斂される展開力。淡々としつつも熱いストーリー展開力。大人も子供も楽しめる漫画で作者に脱帽です。改めて日本の漫画文化に驚きました。
0投稿日: 2015.04.29
ヤマケイ山岳選書 テントで山に登ってみよう
宮川哲
山と溪谷社
ソロテント泊
ソロでテント泊するみなさんへ。「どうすればいいんだろう」「ちらちら他の人の対応を見て・・」など不安な時があると思いますが、この本を読めばマナーが理由も含めてわかります。ソロテント泊は自身の判断力が試されます。安全確保は最優先ですが他の人や自然の動植物に迷惑をかけないように暗黙知も身につければ、最強・最高に楽しめる筈です。特に電子本なので現地で不安になったら確認できます。登山ツールに加えて登山泊を満喫しましょう。さーて今度はどこに行こうかなぁ。
1投稿日: 2015.04.29
もっと登れる 山の食料計画(山登りABC)
芳須 勲
山と溪谷社
実践的で分かりやすい。
難度か登山をしたのでいろいろ知ってるつもりでしたが、改めてこの本を手にしたところ「登山あるある」や「なるほどザ登山」と情報が上手に整理されます。特に実践で即活用できそうなことがたくさんあり「そうそう」とか「こうすれば良いんだ」など一人うなずきながら楽しい空想とともに読み進められます。経験者も初心者にも役立つ一冊だと思います。
1投稿日: 2015.04.29
鈴木みきの 山の足あと
鈴木みき
山と溪谷社
楽しさいっぱい伝わってきます。
登山ガイド本として、この本を読んでも役立ちますが、どちらかというと目的地を決める前の「今度の休みはどうしようかなぁ」と思っている時にこの本を読むと「山に行きた~い」とそわそわさせてくれる楽しい本です。作者は本当に登山・ハイキングを楽しんでるとこが伝わってきます。さーて今度の週末の天気も良いし気分も良いしどこに行こうかな(^^)
1投稿日: 2015.04.29
宇宙兄弟 心のノート 「メモしたくなる言葉たち」
小山宙哉,モーニング編集部
講談社
言葉でシーンが蘇る
この本に書かれている言葉からシーンが蘇り楽しめました。もっといろいろ言葉はあったよなぁと読み返したくなります。それが狙いならまんまとはめられたことになりますが・・・・・ 映画もマンガも小説もいいシーンの言葉は残ると思っていましたが、この本を読むと言葉がいいシーンを作るのかもしれないと気づかされます。
1投稿日: 2015.04.25
掏摸
中村文則
河出文庫
普段は見えない世界
まず、面白い展開で、裏社会的な話なので一般人には非日常ともいえる話。とはいえ、駆け引きなど楽しめます。続編もあるようなので是非読んでみたいのですがまだ電子本になっていないみたいで待ち遠しい。
0投稿日: 2015.04.20
われはロボット〔決定版〕
アイザック・アシモフ,小尾芙佐
ハヤカワ文庫SF
ロボット教育
人はモーゼの十戒があるけど、ロボットはプ3つですむ。むしろロボット3原則を法律にすれば戦争は起きないのではないかな?でも、モーゼの十戒で「殺す無かれ」ってあるけど戦争しているということは人は原則を作っても破るから駄目ですね。 前置きが長くなりましたが、この本はロボットのお話なので例外なく原則を守る前提で物語は作られていますが、それでも不都合は起きるというお話です。教育の難しさを痛感できます。 先生には、特におすすめな本ではないかと思いますので一度是非読んで感想を聞かせてください。
3投稿日: 2015.04.03
翳りゆく夏
赤井三尋
講談社文庫
被害者と加害者と幸せ
犯罪から幸せは生まれないというこでしょう。しかも犯罪のきっかけは・・・・ 20年の歳月を遡る訳ですが真実は思わぬ方向に進んでいく。複線もうまく作られています。終わり方があっさりしておりもう少し引きずっても良いように思いましたがこの先は読者の余韻としたのでしょう。
1投稿日: 2015.03.08
その日のまえに
重松清
文春文庫
これは、グッと来ます。
別れのお話なので涙が出ても不思議ではありませんが、私の場合はいつから涙がでていたのが気がつかなかった事に、自分自身に驚きました。是非皆様も涙してください。
1投稿日: 2015.03.01
