
小説 ちはやふる 中学生編(2)
時海結以,末次由紀
KCデラックス
新の苦悩がわかる
第2巻は綿谷新が主人公。映画の印象ではクールで無敵な感じを醸し出していたけど、結構ダッサダサの時期があって、彼もそれなりに悩んで苦しんで、そして成長していったんだなぁと。介護を通して深まる祖父との絆がいい。それに比例して強くなる新のかるた。終盤の決勝戦は見もの。また、随所に歌の解釈が散りばめられて、百人一首をただの暗記物にとどめずに、じっくり意味を味わう楽しみも教えてくれる。それにしても、須藤はここでもムカつく奴だな。
0投稿日: 2016.05.07
小説 ちはやふる 中学生編(3)
時海結以,末次由紀
KCデラックス
不思議少女、クイーンの秘密がわかる
小学生にして、史上最年少のA級取得者であり、天才少女と謳われた若宮詩暢と笹原美稀との友情が描かれる第三巻。強すぎるが故の孤独。その心の壁を東京からやって来たやけに馴れ馴れしい少女が優しく取り払っていく。京都弁と東京弁のちぐはぐな会話も面白い。また、原作の第2巻にチラッと出てくる太一の彼女、香澄。誕生日に天体望遠鏡で月を眺めるデートなんて、なかなかお洒落な女の子だなぁ。
0投稿日: 2016.05.07
小説 ちはやふる 中学生編(4)
時海結以,末次由紀
KCデラックス
原作で描かれていない謎が・・・
あーあ中学生編もついに完結。もう終わってしまうのが残念。千早がなぜ中学で陸上部に入ったのか、太一が携帯電話であっさり彼女と別れた真相はなんだったのか?原作を読んでいる人にとっては、ちょっとだけ心に引っ掛かっていたであろう謎が解明される。と言っても、原作を読んでない私は、マンガでどう描かれているのか、実のところよくわからないのだけど。幸い二巻までは読んでいるので、太一と千早の高校での再会を太一視点でリマインドできるのは新鮮だった。呉服屋の奏ちゃんの古典への思いも純粋でいいね。
0投稿日: 2016.05.07
ちはやふる(1)
末次由紀
BE・LOVE
古典の勉強にもなるね
かるた競技を通して成長する文科系熱血部活物語。体育会系の部活ものが多い中では異色のテーマ。作者の目の付け所がいい。かるた競技の奥深さや和歌の解釈、作者の心情など楽しみながら自然と古典の勉強にもなる。昔、試験のために百首丸暗記して満足してた自分を反省してしまいます。
0投稿日: 2016.05.07
ちはやふる(2)
末次由紀
BE・LOVE
チームワークがいいね
映画のシーンでも印象的だったけど、三人並んでのハイタッチのシーンが好き。
0投稿日: 2016.05.07
ちはやふる(3)
末次由紀
BE・LOVE
かるた部創設
念願のかるた部創設から都大会の予選、決勝まで。映画版の上の句編のメインストーリー。メンバー集めから大会までが意外と早い。映画の方がメンバー集めから大会までの苦労が色々描かれていて良かったなぁ。
0投稿日: 2016.05.07
ちはやふる(4)
末次由紀
BE・LOVE
ドSの須藤登場
都大会決勝から全国大会予選までを描く。北央高校の須藤って、小説版によると新でも一度負けてるぐらいの強い奴なのに、それに勝った千早つえー。そして全国大会で思わぬアクシデント。この後どうなる?
0投稿日: 2016.05.07
ちはやふる(5)
末次由紀
BE・LOVE
クイーン登場
史上最年少クイーン若宮詩暢が登場。小説版を先に読んでいたので、彼女のスゴ技誕生秘話、スノー丸というダサいキャラクターとの出会いなど、経緯を知っていると彼女への思い入れも強くなる。そんな無敵の彼女も格下の新には勝てなかったのが不思議なのだが。
0投稿日: 2016.05.07
ちはやふる(6)
末次由紀
BE・LOVE
太一、彼女と別れる
太一が電話であっさりと彼女と別れてしまうシーンが登場。小説版を読むとそこに至る経緯が描かれていて、なんかジーンとくる。千早が格下の仲間から色々と吸収しようとする姿勢が素敵。
0投稿日: 2016.05.07
ちはやふる(7)
末次由紀
BE・LOVE
机くんの名言!
ついに名人位・クイーン位挑戦者決定東日本予選大会が始まる。相手が小6だろうと元クイーンだろうと容赦なく勝たなくてはいけない戦い。フェアだけど非情な世界。「やりたいことを思いっきりやるためにはやりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ」机くん、いいこと言うねー。
0投稿日: 2016.05.07
