Reader Store
future4227さんのレビュー
いいね!された数98
  • ちはやふる(26)

    ちはやふる(26)

    末次由紀

    BE・LOVE

    太一の恋の行方は?

    キター! ついに太一が・・・。 てゆーか遅すぎだろ。 焦れったくてしょうがない。 千早も千早で鈍感すぎだし、煮え切らない態度がもどかしい。 逆にここでは花野菫が株を上げたって感じだね。 それにしても千早のお父さん最悪だぁ。 千早の天然はお父さんの血を引いていたのか。

    1
    投稿日: 2016.06.08
  • バーニング・ワイヤー(上)

    バーニング・ワイヤー(上)

    ジェフリー・ディーヴァー,池田真紀子

    文春文庫

    今度の凶器は電気だ!

    リンカーン・ライムシリーズ9作目。 シリーズ7作目の殺人犯ウォッチメイカーがまだ捕まらない。 こちらはメキシコ警察を巻き込んで、新たな事件と同時並行で追跡中。 今度は電気を操り、一度に大勢を感電死させるという恐るべき犯人が登場。 電気という見えない凶器、そして、町中どこにいても凶器が身近に存在するという恐怖。 でも、電力会社の社員による電流と電圧の説明はとても分かりやすく、勉強になりました。 ドライヤーの100分の1のアンペア数で人を殺せるって知ってた?

    0
    投稿日: 2016.06.06
  • ちはやふる(25)

    ちはやふる(25)

    末次由紀

    BE・LOVE

    ついに周防名人の過去が明かされる

    ついに名人位・クイーン位決定。 波瀾の展開の末に優勝者が決まる! 嫌われ者の周防名人にも寂しい過去があったんだね。 枚数コントロールする試合運びにも理由があった。 周防名人も若宮クイーンもこの試合を通して、何か大切なものを見つけたような。 二人ともこれからかるたが楽しくなるといいね。

    1
    投稿日: 2016.06.06
  • ハサミ男

    ハサミ男

    殊能将之

    講談社文庫

    叙述トリックというほどでは・・・

    叙述トリックものと聞いて読んだが、ちょっとなぁ。 読者をミスリードするというより、単に混乱させて煙に巻いているだけのように感じた。 その時点で騙してますよーというオーラが全開。 また、かなり詳細に描いていたにもかかわらず、結局本筋とはあまり関係がない場面とか多々あって、いらなくね?って思ってしまった。 その他にも鍵を握っていそうなことが回収されないまま放置されて終了。 アイディアもタイトルも良かっただけに、もう少し練って欲しかったかなぁ。 あーすっきりしない!

    3
    投稿日: 2016.06.05
  • ポーカー・レッスン

    ポーカー・レッスン

    ジェフリー・ディーヴァー,池田真紀子

    文春文庫

    不快感のない恐怖を味わえます

    ディーヴァー2作目の短篇集。 短編とは言え、かなり読み応えあり。 今回は多くの作品が勧善懲悪でないところが興味深い。 特に『恐怖』という作品では、最後の主人公の行動がはっきりと描かれてはおらず、とても気になるし、読者によって意見が分かれる所だろう。 また、巻末のディーヴァーによる小説論も素晴らしい。 読者に嫌悪や不快感を抱かせない恐怖、終点では読者が無傷でジェットコースターから降りられるようにするというポリシー、お見事!

    0
    投稿日: 2016.06.05
  • 本日は大安なり

    本日は大安なり

    辻村深月

    角川文庫

    コミカルな結婚式の感動ストーリー

    ある大安の日の結婚式をめぐる4組のカップルのドタバタ劇。 4組のストーリーが入れ代わり立ち代わり切り替わるので、最初はとても読みづらかったけれど、登場人物の整理がついてくるにつれて、ぐーっと引き込まれてしまった。 どのカップルも不穏な空気が残されたまま式に突入していくのだけれど、最後にはほろっと泣かせてくれるあたり、さすが辻村さんらしい展開。 ドラマ化されているらしいので、そちらも観てみようっと。 残念なのは、辻村さん、「ジンクス」の使い方間違っていますね。 縁起のいいことには使わない言葉なのに。

    1
    投稿日: 2016.06.05
  • 新装版 箱根の坂(上)

    新装版 箱根の坂(上)

    司馬遼太郎

    講談社文庫

    足利義政のダメぶりが目立ちます

    舞台は京都、応仁の乱の最中。 足利義政って文化的には後世に名を残したけど、政治的にはダメダメ将軍なんだなぁ。 応仁の乱が戦国時代に繋がっていく様がよくわかった。 上巻は北条早雲の若き頃、伊勢新九郎の話がメイン。と言っても格別大したことはしていない。これからの活躍が楽しみ。

    0
    投稿日: 2016.06.05
  • 新装版 箱根の坂(中)

    新装版 箱根の坂(中)

    司馬遼太郎

    講談社文庫

    一向宗の信者拡大策が斬新

    中巻が終わってもまだ戦らしい戦は起らず。 やっと目の上のたんこぶだった今川新五郎範満を早雲の謀略によって排除し、今川の跡継ぎ問題が決着。 先代の義忠が死んで早雲が駿河に下向してから11年を費やしている。こんなペースで本当に関東を席巻できるの?早雲も、もう57歳だしね。 あと、一向宗の蓮如は今風に言うとお寺のフランチャイズ経営と他宗派のM&Aで、この時期に勢力を一気に拡大したようだ。 その発想が凄い。そりゃあ、謙信も信長も手こずるわけだな。

    0
    投稿日: 2016.06.05
  • 新装版 箱根の坂(下)

    新装版 箱根の坂(下)

    司馬遼太郎

    講談社文庫

    早雲の政治力は戦国一

    なかなか合戦にならず。 最後の最後でやっと合戦にこぎつけたけど、かなりあっさりとした描写で、ちょっと期待外れ。 最終巻は小説の要素より評伝のような記述が多く、ドラマ性が薄れた感じ。 でも、早雲の凄さはよくわかった。 秀吉で有名になった検地、信長で有名になった城下町づくりや常駐軍の設置など、実は早雲が既にやっていたことだったとは。 信長以上に天才だったかもしれない。

    0
    投稿日: 2016.06.05
  • 無痛

    無痛

    久坂部羊

    幻冬舎

    本当の無痛症はもっと弱いです

    娘が先天性無痛無汗症なので読んでみた。 所詮フィクションだからと言われてしまえばそれまでだが、この病気がこのように描かれてしまうのは、やはりちょっと悲しいかな。 小説の中でも一応触れられていたが、実際この病気の患者はほとんどの人が歩けないし、筋トレとかほぼ不可能。筋肉を鍛える前に、無理な動きをして関節が破壊されてしまうからだ。確かに痛みはわからないけど、心の痛みはわかるし、苦しさ、だるさも認識できる。 この登場人物はそもそもあり得ない設定だと思って読んで欲しい、

    0
    投稿日: 2016.06.05
1
...
404142
...
49