白い巨塔(一)
山崎豊子
新潮社
財前先生
テレビで田宮二郎さんのドラマの名場面などを何度か見ていて知ってはいたのですが、全5巻と長編だし、古い作品だしと敬遠してました。 いざ読んでみると時代は関係無いですね。ぐいぐい世界に引っ張られます。 医学界の裏側、医療ミス裁判の難しさなど作者の徹底した取材に基づく力強い筆力にただただ圧倒されます。 山崎豊子作品は2作目でしたが、この作品から入られると良いかも知れません。