世界をひとりで歩いてみた
眞鍋かをり
祥伝社
旅に出たくなる
軽快なテンポで一気に読みました。 女ひとり旅に目覚め、色んな国を旅した道中が語られています。眞鍋さんなりの楽しみ方、一人旅の注意点などなど。 海外旅行したこと無い私には凄いなぁと思う事ばかり。読んだら旅に出たくなりますが、私にはハードル高いかな。 旅好きの方、これから旅に出たい方にオススメ。
0投稿日: 2014.01.19ハサミ男
殊能将之
講談社文庫
なるほど
どんでん返しミステリと言う事で読んでみましたが、なるほどと思わされました。 レビューによってはネタバレに近いことを書いている人もいますので、あまり事前情報なしに読まれることをオススメします。
3投稿日: 2013.12.04ぼくが探偵だった夏
内田康夫
講談社文庫
光彦少年
浅見光彦の少年時代の事件を描いた作品です。 軽井沢の別荘に行った時の友達との冒険譚。光彦は子供の頃から感性が鋭いというか、見事謎を解き明かします。 浅見光彦シリーズのお馴染みの面々もそれぞれ若いですし、シリーズ好きな方は読んでおいて損は無い作品だと思います。
3投稿日: 2013.11.22払い戻した恋人
赤川次郎
集英社文庫
お金のためなら
偶然知り合った男性に殺人容疑がかかり、無実を証明してくれと依頼される主人公。 素人がそんなうまく行くかという感じですが、そこは赤川ミステリー。 事件に巻き込まれながらも捜査を進めていきます。 主人公のケチぶりにちょっと引きますが、OLさんって案外こういう感じの人が多いのかも。
0投稿日: 2013.11.17真夜中のマーチ
奥田英朗
集英社文庫
爽快
ヨコケン、ミタゾウ、クロチェの3人が繰り広げるドタバタ劇。 テンポ良い奥田節で物語が進んでいきます。 奥田さんの作品は何作か読んでいますが、こういう話を書かせたら秀逸ですね。
0投稿日: 2013.11.16雀蜂
貴志祐介
角川ホラー文庫
怖い
一度蜂に刺されたことがある人は、次刺されるとアレルギー反応で危険。 そんな状態での主人公と蜂との戦い。手を変え、品を変えグイグイ読ませるところはさすが。 物語の説明で最後の数ページで・・・とありましたが、なるほどそうくるかぁという感じ。 この結末には賛否があるかも。
10投稿日: 2013.11.09青の炎
貴志祐介
角川文庫
タイミング
幸せな家庭に突然降りかかってきた不幸。母親と妹を守るため立ち上がる少年。 久しぶりに再開した女友達。もう少し早く出会っていれば、もう少し早く事情がわかっていればという。。。 タイミングのせいにしてはいけないですが、こんな悲しい事件は起きなかったのではないでしょうか。
6投稿日: 2013.10.19金田一耕助ファイル1 八つ墓村
横溝正史
角川文庫
たたりじゃ~
子供の頃、「八墓村のたたりじゃ~」というフレーズが流行っていて恐いイメージを持っていました。 今年、何故か横溝作品にはまり、この作品は外せないだろうと読んでみました。 ミステリーというより冒険譚というか、読んでいてドキドキ、ワクワクさせてくれます。 これを読んだ後は鍾乳洞に行きたくなるかも(笑) 金田一大活躍という感じではないですが、非常に面白い作品になっていますし、横溝作品で何が良いかと問われたらまずはここからとオススメしたくなる一冊。
2投稿日: 2013.09.27午前0時の忘れもの
赤川次郎
集英社文庫
新尾道三部作2作目
大林宣彦監督の新尾道三部作2作目の原作。 バス事故で家族を失った遺族の元に不思議な事が。 半信半疑で行動する人達。そしてその時間はやってきた。。。 映画ではバスが船に置き換えられていますが、内容は忠実に作られていると思います。 家族とは、生きるとはを考えさせられる珠玉のファンタジーです。
0投稿日: 2013.09.27ふたり(新潮文庫)
赤川次郎
新潮文庫
新尾道三部作
大林宣彦監督の新尾道三部作の1作目原作。 なんでも出来る姉と夢見る少女の妹。 ある日の事故がきっかけで妹を取り巻く世界がまわっていきます。 少女の成長、家族を描くファンタジー小説になっています。 原作を読まれたら映画も観られることをオススメします。
0投稿日: 2013.09.27