ぜ～ったいに私には無理な素直な女の子と頼りがいのある男の子の物語です。大昔に読んで懐かしくて・・・、こーんな素直ないい子がいたら絶対に彼女にする。ほのぼのとした面白さです。 PMドリームではとーっても強い女の子が出ますが、私はもっと強いです。はぁ。あのぐらいまでで猫かぶりしてたら私にも素敵な恋がよってくるかなぁ。

バロンとアシュレイの詳しい関係が判る編。二人とキングの絡みをもっともっと見ていたい。これで完結なんて悔しい。

キングとバロンのやり取りが漫才みたいですごく面白いです。100年以上前の雰囲気がとても心地良い感じ、二人で事件解決をしていくのが小気味いい、またバロンの弟？が可愛い。一気に読んでしまいましたが、もっとずっと読んでいたいです。

昌吾と由貴がどうなってしまうかとやきもきしましたが、やっぱり二人は一緒でなくちゃ、納得できない。二人が居なくなるのは寂しいですが良かったと思える終わりです。伊沢のゴッドマザーも寂しくなくてよかったです。

相変わらずの昌吾と由貴ですが、まさかアドニスと昴が出演するなんて。ボケと突っ込み？ポンタのぼけ推理と昴の行動力が欲しかったのかな？由貴じゃあ行動してくれませんからね。相変わらず由貴のお願いに弱い昌吾が見れて幸せです。

七地と闇己の出会いです。出雲なんて所は昔から魑魅魍魎の土地だからねえ、出雲大社なんてカップルで行くと絶対分かれるそうだし。こんな話もホントに在りそう。女の嫉妬も怖いもんね、お京都さんなら納得。とにかく読み始めると次が早く読みたくなります。七地と闇己は切れない仲になるんですねえ。

七地は天然の様だけど、本質は周りを冷徹に判断してるのかな。モテないの判る気がする、自分の行動や心理を冷静に判断されると傍に居づらいですよね。寧子ちゃん、闇己のような人が近くにいると惹かれるのも判る。あんなのが兄弟にいると誰にも渡したくないもんね、、、。

寧子にしてもしおりにしても眞前にしても、みんな邪魔です。みんなして闇己を追い詰めて壊そうとしている。通過儀礼で必要かもしれませんが、かわいそうだ。七地もしおりなんかほっとけばいいのに、でもそれが七地だからしかたないのかなあ。

闇己は七地が近くにいるとすごい力を発揮するのですね。楠さんも七地に癒されて、何でも喋ってしまうのかな。

ミカチヒコがスクナをナムチの所に送ったのは無駄じゃなかった。マナシはミカチヒコが自分のそばを離れないって判ったから少しは落ち着くかな。それにしても闇己は七地が離れるとどうしようもなくなるんですね、可愛いなあ。