熊猫さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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料理で読むミステリー 生活人新書セレクション
貝谷郁子 / NHK出版
料理から入るミステリの世界の手引書
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う〜ん。正直微妙だった。
取り上げている料理が「その作品でそれなの?」って感じで…。
実際に小説に詳しいレシピの載っている料理をいくつか混ぜてもよかったんじゃないかとも思う。
同じ料理に対する登場人物…たちの食べ方、考え方の違いから性格、捜査、推理法に言及するなんてのを期待してたんだけどな。
でも登場する料理はみなおいしそうだし、貝谷さんのレシピが付いているのは親切。
この本にある料理を作って食べながら小説の世界に思いを馳せるそんな楽しみのための1冊。 続きを読む投稿日:2013.12.23
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ミステリガール
デイヴィッド・ゴードン, 青木千鶴 / ハヤカワ・ミステリ
映画好きなら分かるのかな?
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ぼくが探偵助手となって最初の殺人事件を解決したのは、妻に捨てられて、いくらか正気を失った直後のことだった。」
この書き出しの一文がこの小説のすべてを表していると言っても過言ではない。かな?
結局のと…ころ、デイヴィッド・ゴードンはおたくなんだな。
映画は香港電影以外サッパリわかんないんだよね。
なのでキチンとした評価はできないんだ。スマンスマン。
本筋はよくあるパターンだと思うので、とりあえず真ん中で。 続きを読む投稿日:2013.12.23
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フロスト日和
R・D・ウィングフィールド, 芹澤恵 / 創元推理文庫
愛すべき警部
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フロストの適当さに目を奪われがちだけど、結構重いことも含まれてるよね。
それがさらりとしているのがこのシリーズのいいところなんだと思う。
やっぱりフロストは愛すべきキャラだ。投稿日:2013.12.23
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ミミズクとオリーブ
芦原すなお / 創元推理文庫
表紙の雰囲気そのままの世界
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作家のぼくの妻は名探偵なのだった。
安楽椅子探偵もの。
様々な形で持ち込まれる事件をぼくの妻が鮮やかに解いていく。
謎はたいしたことがないのだけれど、美味しそうな料理と昭和が色濃く残る描写、ミミズク…のかわいらしさが心地よい。
派手さはないけれど、よい作品だと思う。 続きを読む投稿日:2013.12.25
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嫁洗い池
芦原すなお / 創元推理文庫
いい夫婦だなぁw
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安楽椅子探偵ものというのもあってか、芦原すなおの中ではこのシリーズが一番好きだ。
一歩引いて事件も家も切り回す妻に手料理を振舞われてみたい。投稿日:2014.03.30
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わが身世にふる、じじわかし
芦原すなお / 創元推理文庫