
艶漢(1)
尚月地
ウィングス
解像度が低い?
絵柄は好きだし、唐突なナンセンスギャグみたいなのも好きなんですが、印刷したものをそのままスキャンしたかのようで、絵も文字もいまいちくっきり見えず、読みにくいです。巻が進めば改善されるのかもしれませんが…
0投稿日: 2025.09.18
百姓貴族(1)
荒川弘
ウィングス
面白くなくはない
農業って大事だと思うし、農家の人の言い分はわかるんですが、作者さんの描き方がどうも攻撃的で、ややついていけなさを感じました。
0投稿日: 2025.09.18
金魚と日本人
鈴木克美
講談社学術文庫
金魚が日本人に広まったのは江戸時代から
金魚が日本人に人気となったのは江戸時代ということで、江戸時代そのものの説明がかなり長く、途中で金魚の話になってから「そういえば金魚の本だったな…」と思い出しました。 私にはその江戸時代パートもすごく興味深くて良かったのですが、金魚についてメインで読みたい人には肩透かしかもしれません。
0投稿日: 2025.01.09
統合失調症の一族 遺伝か、環境か
ロバート・コルカー,柴田裕之
早川書房
全体が冗長でわかりにくい
この家族の話のパートと、統合失調症の診断や治療の進歩のパートがあるんですが、メインがどちらなのかわかりにくく、もうちょっとすっきりまとめてほしかった気がします。 正直、訳文も直訳調であまり読みやすくありません。
0投稿日: 2025.01.09
地球の歩き方 B23 ペルー ボリビア エクアドル コロンビア 2020-2021
地球の歩き方編集室
地球の歩き方
別冊は、あるにはあります
電子版を持って旅行する人はあまりいないと思うのですが、とりあえず、表紙に書かれている別冊マチュピチュマップは付いてはいます。 ただ解像度が低いのでやや読みにくいかも? 本編はこれから読むところです。
0投稿日: 2024.06.09
日輪の賦
澤田瞳子
幻冬舎文庫
YAっぽい
長い本でいろんな人が出てくるんですが、全体に散漫な印象です。
0投稿日: 2023.02.24
羊羹合戦
火坂雅志
小学館文庫
誤字がひどい
表題作の羊羹を作るところはすごくいいし、他の作品も短編歴史小説らしくて好きです。 内容はいいのですが、紙の本をスキャンしたのか、トンデモな誤字が頻発して読みにくい。
0投稿日: 2023.01.25
父の秘密
吉屋信子
ROMANBOOKS
少女小説ではありません
作者の名前に騙されて少女小説かその系統だと思ったら大間違い。 戦地での秘密をかかえて生きる男性の話でした。 作者の作品としては注目度が低そうですが、これが映画化されなかったのは不思議。
0投稿日: 2023.01.18
黒衣の外科医たち
アーノルド・ファン・デ・ラール,福井久美子,鈴木晃仁
晶文社
意外とまじめな外科の歴史
センセーショナルなあおり文句がついてる感じですが、内容はかなり真面目です。 すごく昔の話ばかりではなく、たとえばケネディが狙撃された直後の処置の様子などがさすがに著者が外科医だけあって詳しく書かれていて興味深いです。 ただ、あとがきで知ったんですが英語からの重訳みたいで、それは個人的には残念。
0投稿日: 2023.01.17
大阪の風
畔柳二美
ROMANBOOKS
昭和30年の空気
昭和30年ごろの男子高校生の成長物語みたいな。 作品紹介のあらすじにほぼラストが書かれているのが気になるものの、昭和の空気がそのまま味わえる作品です。 ストーリーはややまだるっこしいというか、「そこに気づかないの!?」と思わせられたりもしますが…。 主人公がちょっと理想的すぎる感じもしますが、この時代の将来への期待感がよく感じられます。 新かなづかいではありますが、拗音や促音が小さくありません。これがレーベルの特色なのか作者さんの書き方なのかは不明です。
0投稿日: 2023.01.17
