投稿サイト小説家になろうにて連載中の作品です。 学校ごと異世界の秘境に転移してしまった主人公が、モンスターを眷族にできる力に目覚めて冒険をするストーリーの2巻目です。 1巻の冒頭から仲間同士の反乱に巻き込まれ、ひどい人間不信に陥ってしまっている主人公。密林を徘徊しているうちに偶然助けた後輩の少女への付き合いかたに苦悩する描写は、良くできていると思いました。保護した後輩が裏切るかもしれないと疑ってしまうことに対して自己嫌悪しつつも、どうしてもその考えを捨てることが出来ないもどかしさ。主人公の葛藤が丁寧に描写されています。 また、眷族となったモンスターたちも眷族になった瞬間に目覚めた自我や感情に戸惑う姿もよく表現できています。 この先の展開が気になる作品です。

投稿サイト小説家になろうにて連載中の作品です。 天寿を全うした主人公が、神様っぽい幼女にお願いされて異世界に転生して、第二の人生を思いのままに生きる話の３巻目。 前の巻と比べると面白いことは面白いのですが、すぐに読めてしまってちょっとボリューム控えめな感じがしました。そんななかでも今回登場した新キャラの妖精(表紙のキャラ)は、意外性があって中々のお気に入りです。 投稿作品の弊害で、一冊で一つのストーリーを切りよく終わらせるのが難しいのか、次巻に続くような感じで途切れてしまっています。早く続きが読みたいですね。

江戸川乱歩の作品を、著者が独特の筆致で描いた作品です。 語りが時代掛かっていて趣があります。江戸川乱歩の怪奇小説が好きな方は気に入ると思います。 おどろおどろしいだけではなく、ちょっと洒落の効いた話もあるのでお勧めです。

パソコンの処理速度を競うオーバークロックの世界大会に出場するところまできた主人公。目標は優勝して、憧れのヒロインと交際すること。本来の競技パートナーは仕事のため、急遽面識のない人と組むことに…。不安要素を抱えたまま大会に挑む展開もそうですが、周りの人たちに振り回される主人公が面白かったですね。

投稿サイト小説家になろうにて連載中の作品です。 ソードアート・オンラインのように、ゲーム世界のなかで冒険をするストーリーです(出てこれなくなるようなことはありません)。 ゲーム設定は色々なセンス(剣や魔法、料理といったスキル)を装備して、そのスキルを成長させることによって冒険を楽しんでいくもの。無数のセンスがあり成長させることで、それを基にした派生センスも取得できます。ゲーム初心者の主人公は最初のキャラメイキングで、他の人が選ばない微妙なセンスばかり選んでしまいます(システムのバグでネカマにもなってしまいます)。主人公は効率的なゲーム攻略なんて二の次で、自分なりのゲームスタイルで楽しんでいきます。 4巻では書籍説明にある通り、悪質なギルドへの勧誘から雲隠れしている間のストーリーです。新キャラとの出会いや偶然フラグを立ててしまったイベントなど見所があります。

前の巻で魔法が暴走して、主人公のパーティーがバラバラにはぐれてしまいます。 パーティーとしては上手く機能していたけれど、個人個人では冒険するのにかなり難儀なようで…。敵らしい敵も存在しない状況で未開地で遭難する主人公って…。リアル・ドラ○エと銘打つだけのことはありますね。

reの１巻では第１部からのキャラたちを気に入っているせいか、第２部からの新キャラたちにちょっと馴染めませんでしたが、2巻からはキャラたちの特徴が見えてきたのか、面白く感じるようになりました(お気に入りは半兵衛)。

戦いが決着です。 戦闘シーンは迫力があって見ごたえ充分でした。 決着後のストーリーもキャラたちの意外な面が色々と見れて面白かったです。

５巻からの続きです。 殺人事件の捜査から始まったストーリーが、いつのまにやらパンデミックに発展。バトルあり、キャラの葛藤あり、感動ありの良いストーリーでした。 後日譚のストーリー、次巻に引くので続きが気になります。

日曜朝の子供向け少女戦隊もののパロディの2巻目。1巻は悪の組織側メインでしたが、2巻ではヒロイン側の視点のストーリーもあります。 2巻目は掲載雑誌の方向性のせいでエロさを強調してしまい、パロディとしての面白さが半減してしまったように感じました(戦隊ヒロイン=子供=少年兵=国際法違反とか)。 掲載雑誌が休刊してしまったため、このタイトルでは2巻で完結してしまいました。これ以降のストーリーはWeb掲載に別タイトルで移行されるそうです。 Webではエログロ禁止ですので、パロディとしての面白さが復活すると思いますので続きが楽しみです。