
だがしかし(8)
コトヤマ
少年サンデー
【ほたるさんが帰ってきた!!】
「ほたるさんが帰ってきた!!」、ということだけでもう8巻は大満足。駄菓子はもちろん。ほたるさんと新キャラ達の掛け合い、サヤ師の淡い恋心も読みどころ。8巻の中で登場した手芸キット、小学生の子供がハマってやっていたのを見たけども意外としっかりしてます。
1投稿日: 2017.08.31
僕たちがやりました(4)
金城宗幸,荒木光
ヤングマガジン
【ゲス勢ぞろい】
キノコのゲスっぷり、○○おまえがそれいう?なんてことを思わせる4巻。4巻は、それぞれが何かを「失う」。失って気づく人、より失おうとする人、なんやかんや捨てる人。など様々。 そして、女神たちの行動にメロメロにされる男たち。クズな輩たちの中で、女神に癒されます。
0投稿日: 2017.08.26
僕たちがやりました(3)
金城宗幸,荒木光
ヤングマガジン
【どこまで深い底なんだ】
全てをリセットしてくれる魔法使いが、捕まってしまうことを目撃したトビオ。 それは始まり、ここから、「今日が、人生最悪の日でありますように」そう思いたくなる出来事が、次々と起こります。 でも、捨てる神あれば拾う神あり。女神が微笑みます。でも本当に女神になのかはこれから。。。
0投稿日: 2017.08.26
キングダム 47
原泰久
週刊ヤングジャンプ
【人の上に立つ人の言葉】
列尾城攻略。気になるのは、やはり飛信隊。その中でも今回は、新戦力のメンバー達。特に弓を使うあの兄弟の活躍に注目!と思っていたら、本人達が驚く予想外の出来事が起こります。 私がオススメする3つの見所。 ①新メンバーが苦しい調練を経て、戦場に挑みます。戦場で何を見て何を感じるのか。 ②初陣の後、新メンバーになんと声をかけるのか。印象的だった言葉、「震えてこその飛信隊」 ③カンキ将軍も認める、オウセン将軍の知略。オウセン将軍の底知れぬ器 次巻も楽しみでしょうがない!是非、手に取ってください。
1投稿日: 2017.08.25
僕たちがやりました(2)
金城宗幸,荒木光
ヤングマガジン
【なかったことには出来ない】
事件が起きた後も日常に戻ろうとする仲間。でも、終わったことと捨てきれないトビオ。そこそこの日常から、悪夢にうなされる日常。逃げる、逃げる。ドコにも逃げる場所がないけれど逃げる。行きつく先が何処になるのか続きがキニナル2巻目
0投稿日: 2017.08.24
僕たちがやりました(1)
金城宗幸,荒木光
ヤングマガジン
【遊びのつもりがドン底への道】
自分達が楽しむことが最優先。楽しい毎日が普通、それ以外は普通ではない。そんな高校生達が、一気にドン底に落ちていく1巻目。 一番印象に残ったのは、あの状況でのダンソン。このメンツなら状況よりもノリが大事なんだろうと納得できました。 そこそこの日常は戻ってくるのか、今後の展開が気になります。
0投稿日: 2017.08.24
火花
又吉直樹
文春文庫
【お笑いと人への愛情を感じる物語】
先輩芸人神谷を、お笑いの師匠と決めた弟子(徳永)との愛情がこめられた日常の物語。 お互い不器用な者同士。信頼・戦友としてお互いを大切にしているけど、ストレートな表現はない。そこを面倒と思ったり、歯がゆいと感じてしまうと読むのは大変かもしれません。 神谷は売れっ子ではありません。でも、そんなことは徳永には関係ない。その才能に、人柄に引き込まれていく弟子の徳永。神谷とは違う道を迷い考える姿にも注目。 この小説は著者にしかかけないと断言できる程、お笑いと人にへの愛情あふれた小説でした。
1投稿日: 2017.08.22
東京喰種トーキョーグール:re 12
石田スイ
週刊ヤングジャンプ
隻眼の王ではなく、カネキケンの12巻
カネキのトーカへの「好きだ!」がいたるところで溢れてくる。穏やでホッコリする12巻。穏やかだけど、確実に衰退している「黒山羊」、CCGによるグール討伐が粛々と進められている。その状況の中で、瓜江、鈴屋がそれぞれ考えて行動し始める姿に希望を持ちます。次巻では「24区」の最深部の展開が更に楽しみです。
0投稿日: 2017.08.18
合本 悪の教典【文春e-Books】
貴志祐介
文春e-Books
【リセットできない】
主人公の蓮見は 自分の想い通りに ならないことは リセットして、 やり直してきた つもりでいる けれど、過去は リセットできない。 必ず、自分の後ろを いつまでもついてくる。 そのことを蓮見が 理解すれば 頭の回転も速く 行動力もある 蓮見の生き方は 変わったのでは ないかと思った。 性善説という考えに 問いかける作品 映画海猿などで 好青年を演じた 伊藤英明だから この役を演じたことに 意味があった 映画を見た人は小説を 読んでから見直すと また違った見え方がする。 そう思える小説版でした。
1投稿日: 2017.07.04
悪の教典(下)
貴志祐介
文春文庫
【蓮見が苦悩する姿】
完璧に物事をこなし、人の気持ち までも操る男「蓮見」 「残忍」で「冷酷」なことを考え 淡々と実行に移していく人間とは とても思えない姿 だからこそ下巻で驚いた。 行動しようと頭の中で考えている 最中に不安に陥ったことに そして、そんな自分に 「大丈夫だ、自分ならやれる」 そう、盛り立てようとしている姿に 驚きました。 人間とは思えないから、 蓮見という男もやっぱり 人間なんじゃないか そう感じました。 だからこそ是非、 読んで欲しい。 その姿に何か感じるのか 何も感じないのか。
0投稿日: 2017.07.04
