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nannryouさんのレビュー
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  • アルヴ・レズル 機械仕掛けの妖精たち

    アルヴ・レズル 機械仕掛けの妖精たち

    山口優,彩樹

    講談社BOX

    設定は面白いです。

    コンピュターと人間の融合とか、マンマシンインターフェイスとか色々出てきますが、要は妹の失われた記憶探しです。最初から意識が無かったという超絶展開で、燃えは多少ありますが、あまりキャラクターごとの魅力は感じなかった。すらすらと読めてしまうので結構なものだとは思います。

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    投稿日: 2015.06.09
  • 宇宙人と綴じたメモリア

    宇宙人と綴じたメモリア

    折口哲,三月薫

    講談社BOX

    宇宙人?

    地球人に似た宇宙人が降ってきて。なんていうとよくありそうです。記憶を忘れて閉じ込めるのだそうです。設定にあまりのめりこめなかったなー。残念です。それに友達が宇宙人という超ご都合設定はどうなのかなーと思います。それでも最後まで読めたので、好きな人は好きになれるんだと思いますよー。

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    投稿日: 2015.06.09
  • ディヴァイン・コンクェスト ―小惑星帯のヒロイン―

    ディヴァイン・コンクェスト ―小惑星帯のヒロイン―

    山口優,サヤメタクミ

    講談社BOX

    人工知能

    人工知能が人を追い抜く時。そんな秀逸な設定で世界が描き出されていました。途中から粗い描写と感情を全面に出してSFからライトノベルになります。最後までSF仕掛けのまま進んだらどうなったのかなあと思いました。ちょいとした三角関係を残して団円しています。まあまあ楽しめるでしょう。

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    投稿日: 2015.06.08
  • とある飛空士への追憶(イラスト簡略版)

    とある飛空士への追憶(イラスト簡略版)

    犬村小六,森沢晴行

    ガガガ文庫

    飛行機とパイロット

    飛行機ものはサン=テ=グ=ジェペリの星の王子様や、夜間飛行しか読んだことがなかったので大変面白く読めました。多少オーバーテクノロジーが出てきますが、基本的には常識の範囲内で読めるのでとてもいい気晴らしになります。空は男の憧れですね。まあ、飛行機に乗ったこともあまりないですがね。読む価値はあると思います。

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    投稿日: 2015.06.07
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(下)

    王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(下)

    ジョージ・R・R・マーティン,岡部宏之

    ハヤカワ文庫SF

    ラスタニー家の逆襲。

    手に汗握る展開です。ロバート王の兄弟二人が争い、一方が殺され、もう一方は首都に進攻します。そしてティリオンが勇敢にたたかいラニスター家は王都への進攻を食い止めます。スターク家の兄弟たちの動向も目が離せません。タガーリエン家は今度どう展開に参加してゆくのでしょうか。次巻期待。

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    投稿日: 2015.06.07
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(上)

    王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(上)

    ジョージ・R・R・マーティン,岡部宏之

    ハヤカワ文庫SF

    スターク家かラニスター家か、あるいは…。

    修羅場でした。政治は一瞬先は闇で、戦争は人を翻弄します。スターク家の兄弟、姉妹たちの運命が戦乱に翻弄されています。ターガリエン家はどんな役割を果たすのでしょうか。インプ、ティリオンは最高の芝居回しをやってのけています。スターク家か、ライスター家か、それとも…。次巻に期待します。

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    投稿日: 2015.06.06
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)

    七王国の玉座〔改訂新版〕(下)

    ジョージ・R・R・マーティン,岡部宏之

    早川書房

    7王国の玉座は?

    この下巻で終わりかと思っていたのですが、続きがあるようです。ドラゴンの血脈はドラゴンの登場によってどう変わるのでしょうか? 『壁』の向こうのジ・アザーはどういう役割を果たすのでしょうか? そして7王国の玉座の行方は? 次巻以降に期待します。

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    投稿日: 2015.06.03
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

    七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

    ジョージ・R・R・マーティン,岡部宏之

    早川書房

    ドラゴンの血脈

    非常に練られたプロットと、ぐいぐいと読み手を引き付ける書き方、そして歴史と政治。ファンタジーの中ではとても肉厚なものだと思えます。また、ページ数も厚いです。上巻だけ読んだところでは、北国のスターク家も『壁』という謎を背負っているし、ラスタニー家の策略も気になります。また、元王家のドラゴンの血筋がどう関わってくるのかが見ものです。さっそく下巻に取り掛かりたいです。

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    投稿日: 2015.06.02
  • コロロギ岳から木星トロヤへ

    コロロギ岳から木星トロヤへ

    小川一水

    ハヤカワ文庫JA

    コロロギ岳

    いい感じにライトです。ところどころでSF的なガジェットが入ってきますが、基本的にはSFというよりもライトノベルのような感覚を受けます。ページ数が少ないのですぐ読めてしまいます。キャラクターの魅力より、設定で読ませてくる作品のように思われます。カイアク万歳。一次元の空間と三次元の時間に万歳。というところで読みたいと思ったら読むべきです。

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    投稿日: 2015.05.31
  • 天地明察(特別合本版)

    天地明察(特別合本版)

    冲方丁

    角川文庫

    天地明察

    歴史、それも数学や天文に関するものと言われては読まないわけにはいきません。どちらも大好きですから。大分時間をかけて読みました。でも、そのおかげで自身の知らない歴史の一部を知ることができたと思います。渋川春海と関孝和、そしてそれをつなぐ線がとても上手くはまっていてよいと思いました。政治の複雑さは分かりませんが、正しいものが正しいと認められるときのカタルシスは良いものです。久しぶりに良い時間を過ごせました。

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    投稿日: 2015.05.30