前世で家族と不仲だった記憶がある第七皇女ヴィルジニアが「幸せな家庭」と「幸せな結婚」を夢見て奮闘するお話。 皇帝に溺愛されながらも、兄弟との距離の遠さに悩んでいたヴィルジニアとその兄６人とフクロウ、シエルとのアレコレ。 シエルが魔国に戻るところまで。 設定としては嫌いじゃない、むしろ好きだと言えるんですが... ヴィルジニアの思考、考察、心の声だらけでお話が遅々として進まない感じ。 何とか読み切りましたがどうしても馴染めなかった。 続きは読まないな。 評価は★2.5ってところ。

異世界転生（このお話は憑依ものっぽい）の当時者の関係者sideからみたお話ってところかな。 冒頭「顔が良いから」とユーベルをもらい受けたところではどんな話になっていくのかと思ったけど、すごく面白かったです！ 異世界転生ものって概ねすんなり転生者であることが受け入れられる流れが多いので「気持ち悪い」と感じるキャンディスが新鮮だった。 完全に家政夫状態な元王子様も新鮮でした。 キャンディスとユーベルのやり取りが又楽しくて、サクサク読めましたし、これが「真実の愛」なのかなって終わり方も良かったな～と。 ただもうちょっと村でのアレコレが読みたかったので、評価は★4つに。

ノイヴァンシュタイン侯爵へ後妻として嫁がされたシュリーは、夫に先立たれた後苦労して年の近い4人の子供を育て上げた。 そうして迎えた長男ジェレミーの結婚式への参加を拒否され、別離を決意。 しかし、乗り込んだ馬車が襲われ...そんなシェリーの死に戻りのお話。 漫画の方数冊読んでまして、小説を見かけ気になり購入。 「メルヘン」ってタイトルからは想像できない程、前世のお話が重苦しいんだけど、今世のお話は割と楽しく読めるのでバランスは良いです。 今世この先どんな風に幸せになっていく、いけるのか、が凄く気になりますし、シェリーの死に関わる黒幕は誰なのかってことを早く解明してスッキリさせて欲しい。 次巻出るのが待ち遠しいです。 あと、テオバルトが想像以上に腹黒で年下の従弟を陥れるその行いに引きました。

シリーズ４作目。 今作も面白かった！！ 「絶対に認めない」とお兄様に成りすまして、隣国に乗り込んだエリザベス。 でも、まあ、あっけなく結婚の申し出は嘘と判明する。 そしてこの嘘の訳となったダイアナの望み「初恋を教えてあげる」と策を弄するも、結果として違う扉が開いちゃう～って感じ。 そして又もやエドワードが女装が出てきました！ もう毎回期待しちゃってるので、期待を裏切らない作者様に感謝です！！ 仮面舞踏会の参加が女：エドワード、男：エリザベスで決まるまで。

シリーズ3作目。 隣国の第三王子ヨウが留学生として転入。 演劇発表会、卒業式。 あと続編への布石かお兄様に結婚話（？）が浮上。 今作も面白かった。 特に演劇発表シーンは笑いの連続でした～ でも、リリア救出に馳せ参じたエリザベスは格好くて惚れ惚れした！ リリアが諦め切れない気持ちも分かるね。 次は気になるお兄様の結婚話（？） 続編購入済みなので早速読みます。

シリーズ2作目。 ヒロイン役、リリアの登場から「お友達エンド」まで。 リリアに自分が「女の子」だって言わずに攻略を進めてた辺りではちょっと微妙な気持ちにもなりましたが、今回も面白かったです！ 中でもあの4人がドレス姿で再登場するとは思ってなかったので思わず吹き出してしまいました～ 乙女ゲームも一様「エンド」までたどり着きこの巻で終わるのかと思ってましたが、続編があるようで... 一体この先どんな展開になっていくのか、続きも楽しみです。

乙女ゲーム「Royal LOVERS]に転生したことに気づいたエリザベス。 ハッピーエンドばかりの「やさしい世界」だからゲームの主人公に攻略されたキャラは大抵幸せになると相場は決まってる...って解釈の元、悪役令嬢役の己の断罪を回避する為に主人公に攻略されるべく、男装し、男を磨くき始めることから始まるお話。 しかも、「男装」し「男」を磨いて、スッカリそこらの「男」以上の存在になってるエリザベスなのに、ゲームの攻略対象の「男」達が群がってきて、エリザベスは無自覚にもハーレム築いちゃってるっていう... とにかく面白かった~次巻が楽しみです。 今作はゲームの主人公が学園に転入する直前まで。 私としてはロベルトに頑張って欲しいです！

作者買い。 乙女ゲームの冒頭で殺される「死体役令嬢」に転生してしまったメルディ。 惨殺回避の為、メルディは黒幕とされていた「第一王子のジェイク」とその原因となる「悪魔召喚の書」の出会いを阻止しようと奮闘したが、失敗に終わる。「書」を使わない事を条件にジェイクの「遊び相手」になる羽目に... 何でも出来るが故に未来を希望を見出せないジェイクが「面白い女」認定したメルディ徐々に溺愛していく様をニヤニヤしながら読みました～ 終盤に誘拐されたりもしますが、主な登場人物に悪人が居ないのも良かった！ 王道な展開ではありましたが、サクサク読めて楽しめました！

入学式当日、前世の記憶が甦ったルネは、自分が乙女ゲームのヒロインであることに気付く。 テンションを上げつつ学園に向かうが、この世界では悪役令嬢が主役、自分は「当て馬ヒロイン」らしいと判明。 何もしていないのに、当りのキツイ攻略対象達に倣う学園の生徒達... そんな中、精神科医を目指すフィルと出会い、想いを通じ合わせるまでのアレコレ。 フィルが男前（気概が）で素敵な男の子でした。 ルネと共に隣国にまで行く思い切りのよさも良かった。 ただ「火傷の痕」治せるなら治せば良いのにって思ってしまったのは私だけだろうか？ それと、アデールに「悪意」があったのかなかったのかってのが微妙で、もっとその後の2人がどうなったのか？とか諸々についてブライアンはどう感じたのか？って辺りもうちょっと読みたかったな～と思いました。

前世の記憶に自覚がないまま、乙女ゲーム世界ってのも知らないまま、無自覚に周りの人を誑し込んでいくステラちゃん（モブ）のお話。 チャーリー、ダニー、マルクス、デイヴィス、ルイ...攻略対象達を可愛く誑し込んでいく様子が書かれてました。 皆ちょっとチョロすぎ？な感じもしなくもなかったですが、ステラが可愛いので特に苦も無く楽しく読めました。 でも、個人的な意見としては書下ろしストーリーの方が面白かったな～と。 特に宰相夫妻「にーくん」「あーたん」のお話、もっと読みたかったです。