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ちぃ。さんのレビュー
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  • 宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版65 時空大脱出!

    宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版65 時空大脱出!

    クラーク・ダールトン,松谷健二

    早川書房

    流石に名作SFの薫りたかき

    クラーク・ダールトン執筆の作品でローダン初期シリーズのなかで名作の短編のひとつ。時間SFとしても突出している。

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    投稿日: 2018.09.25
  • 宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版103 プラズマの怪物

    宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版103 プラズマの怪物

    クルト ブラント,松谷 健二

    ハヤカワ文庫SF

    アコン人のエネルギー・コマンドがマル=セを使う話である。

    アコン人のエネルギー・コマンドという53隻の小規模な宇宙艦隊の一隻がベテルギウス星系にプラズマの怪物である、マル=セを設置する。ドルススは調査に赴くがローダン及び人類(地球と月か)はマル=セによるパンデミックとなった。

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    投稿日: 2018.09.25
  • 宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版12 時間地下庫の秘密

    宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版12 時間地下庫の秘密

    クラーク・ダールトン,松谷健二

    早川書房

    いい作品だった。

    クラーク・ダールトンは作家として過小評価されすぎている気がする。というのもSF文学どころかショートショートぐらいしか、SFが書けないこちらから思うとそう感じる。本作はテーマとして”それ”の情報が出てくる。つまり、「太陽よりも長く生きるもの」。全体的に間延びした印象を受けるが、ローダンシリーズの神話的な要素はユング思想などを踏襲してるんじゃないかとも思う。

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    投稿日: 2018.09.03
  • 宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版101 テスト宇宙艦事故発生!

    宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版101 テスト宇宙艦事故発生!

    クラーク ダールトン,松谷 健二

    ハヤカワ文庫SF

    グレイハウンド船長登場回。

    グレイハウンド船長、グッキー、ローダン登場回。意外と面白かったです。なおアトランは出てきません。

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    投稿日: 2018.09.03
  • 羅生門(旧字旧仮名)

    羅生門(旧字旧仮名)

    芥川龍之介

    青空文庫

    今昔物語集から題材をとったショートストーリー。

    作者は説話集である、今昔物語集から題材をとりました。作者である、芥川龍之介は、古代の説話の生々しい人間の姿に人間性の本質のひとつを見たのでした。本書は短く旧字体なものの、ショートストーリーとして読みやすい。

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    投稿日: 2018.06.11
  • 余が言文一致の由來

    余が言文一致の由來

    二葉亭四迷

    青空文庫

    言文一致体は落語から?

    本編を読んで驚かされるのは、言文一致体は落語からヒントを得たということだ。また、他に、〜〜です。〜〜だ。という二つの用例は別々の作家の美意識の違いによるものらしい。

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    投稿日: 2018.06.10
  • 硝子戸の中

    硝子戸の中

    夏目漱石

    オリオンブックス

    良い話だなあ。

    良い話だなあ。難しいのもあれば、簡単なのもある。が、総じて「ためになる話」でしたね。

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    投稿日: 2018.06.09
  • 国貞えがく

    国貞えがく

    泉鏡花

    青空文庫

    面白いなあ。

    泉鏡花は面白いなあ。描写もさることながら、緊迫感ある人間ドラマにも、うまく当時の時代背景などが盛り込まれ、ドラマに活かされています。また生活感ある文体のバイタリティも魅力的だなあ、と読んでいて感じました。

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    投稿日: 2018.06.09
  • 高野聖

    高野聖

    泉鏡花

    青空文庫

    好きなテイストのひとつ。

    本書を読むにあたっては、化物といった民間伝承が当時はリアルに生きていたことに注意しないといけない。さらに西欧文化の移入(泉鏡花は英学校出身)。そのため、この短編は、かなりのリアリティがあり、また、それらの感覚は現代日本でも、児童文学やライト文芸などで、リバイバルされています。

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    投稿日: 2018.06.09
  • アッシャー家の崩壊

    アッシャー家の崩壊

    エドガー・アラン・ポー,佐々木直次郎

    青空文庫

    ツイン・ピークスストーリー=印象主義の影響か。

    本作品を読むコツは単純で、印象主義の影響があると考えればいいはずだ。 ちなみに印象主義というのは作品のモチーフに、さらに深層プロットを持たせたものだ。つまり、表面的に受け取ってもいいし、裏読みしてもいい。 おそらくは、こういった印象主義の発展として、テレビドラマ、ツイン・ピークスなどがあります。

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    投稿日: 2018.06.02