井上ひさしが中心となって編集し、劇団こまつ座の公演紹介も兼ねた雑誌『the座』。入手困難な創刊号から順次、電子書籍で復刻!作家・井上ひさしが、演劇と雑誌を通して文化活動を表現しようと立ち上げたのが、劇団こまつ座と雑誌『the座』である。自身の戯曲を公演する劇団の記念すべき第1回公演『頭痛肩こり樋口一葉』を、この創刊号で特集している。<主な内容>■樋口一葉に聞く/聞き手=井上ひさし ■特集◎樋口一葉/父にすてられたわたしは落葉=松坂俊夫、一葉の恋心にふりつもる雪の日=前田愛、一葉の文体=原子朗、女・・・
便利な購入方法
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井上ひさしの故郷、山形が舞台、方言が魅力の戯曲!
江戸時代、拾い屋だった男の顛末を描いた『雨』。前回に続き主演・徳役の辻萬長、井上作品に多く出演しながら徳の妻役に初挑戦の三田和代ら出演者23名と、スタッフの木村光一、宇野誠一郎ら15名のインタビューを掲載。この舞台となった山形の名産「紅花」を特集する。歴史から栽培、流通や、別名・末摘花と呼ばれ『源氏物語』に登場、『奥の細道』に出てくる豪商の逸話なども織り交ぜて紹介している。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/辻萬長、三田和代、村田吉次郎、松野健一、溝口舜亮、坂部文昭ほか ■特集◎紅花ものがたり/紅花の歴史、紅花の栽培法、紅花農民、紅花の集荷機構、紅花大尽、紅花問屋、京紅物語 ■千田是也演劇戦後史・第14回 ■エッセイ/井上都 ほか。
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こまつ座の看板演目! 出演者、スタッフにその魅力を訊く!
今号の刮目記事は、木村光一と井上ひさしの特別対談。稽古場を訪れた作者・井上と演出家・木村が、それぞれの立場から芝居について大いに語り合う。また、淡路恵子ら女優陣6人のインタビューと、浴衣姿のピンナップ風写真を掲載。今回7演目となる人気作品で、過去6演の公演日程とキャストも紹介する。一葉の年譜と、縁ある文京・台東界隈などもイラストマップでまとめている。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特別対談/木村光一、井上ひさし ■人びと劇場・キャスト/淡路恵子、大西多摩恵、順みつき、新橋耐子、高橋紀恵、未來貴子 ■人びと劇場・スタッフ/宇野誠一郎、高田一郎、服部基ほか 写真=落合高仁 ■この人の仕事場(7)/衣装・岸井克己 ■樋口一葉地図・略年譜 ■『頭痛肩こり樋口一葉』公演記録 ■エッセイ/井上都 ■千田是也演劇戦後史・第13回 ほか。
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エノケンの座付き作者・菊谷栄の台本を初披露!
『きらめく星座』の舞台となった戦前の浅草――。そこで人気を博していたエノケン劇団には、天才と呼ばれた座付き作者・菊谷栄がいた。新発掘した菊谷の台本2作品を全文披露。井上ひさしは、彼の“作劇十則”に大きな影響を受けたという。座談会では和田誠を迎え、こまつ座作品のポスター(本誌表紙)を手がけるなど、活躍するようになった経緯を訊く。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/岡まゆみ、沖恂一郎、辻萬長、長谷川真弓、大高洋夫、中田浄、佐藤淳、朴勝哲、藤木孝、すまけいほか 写真=落合高仁 ■新資料発掘/喜劇王・エノケンが演じた台本『ラツキイ・ボオイ』『ミユウジツク・ゴオズ・ラウンド』、菊谷栄の作劇十則=井上ひさし ■座談会・演劇って何だろう(18)/和田誠、大笹吉雄、小田島雄志、宮下展夫、水落潔、井上ひさし ■千田是也演劇戦後史・第12回 ■演劇人の手帖(7)/千石紀子 ■エッセイ/井上都 ほか。
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被爆した広島の県立女学生たちの哀悼特集。
今回、4演目となったすまけいと梅沢昌代による二人芝居『父と暮せば』。すま、梅沢のそれぞれの全舞台年譜も紹介する。2回目の広島特集では、被爆当時に県立広島第一高等女学校に通っていた生徒たちの写真を多数掲載、紙一重で助かった生徒から亡き恩師や親友へ向けた手紙も収録。日本国憲法第九条を広島弁に訳した、“戦争を絶対にせんいう誓い”も全文掲載している。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/すまけい、梅沢昌代、鵜山仁、宇野誠一郎、石井強司、服部基、深川定次ほか 写真=落合高仁 すまけい全舞台年譜、梅沢昌代全舞台年譜 ■特集◎ヒロシマ組曲 弐/広島県立広島第一高等女学校の祈り・亡き人へ、恩師へ、父へ、妹へ、親友へほか 広島弁による日本国憲法第九条 ■エッセイ/井上都 ほか。
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“よいしょ”のプロ、たいこもちのすべてを紹介!
江戸末期の遊郭のたいこもちと若旦那の珍騒動を描いた本作にちなみ、たいこもちを特集する。その由来、伝説の名人、座敷芸を写真で解説、古典落語「鰻の幇間」「愛宕山」の書き起こし、知られざる決まり事など総力取材。また、出演俳優たちのプログラム写真はブロマイド風に撮影している。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/佐藤B作、岡野新一郎、沖恂一郎、蔵一彦、田村勝彦、坂元貞美ほか 写真=落合高仁 ■この人の仕事場(5)/歌唱指導・宮本貞子 ■特集◎たいこもち/由来、花街、座敷芸、列伝、御客、落語、掟、教訓 ■座談会・演劇って何だろう(17)/小沢昭一、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、宮下展夫、山口昌男、井上ひさし ■照明家のドイツ留学日誌/服部基 ■第7回・遅筆堂文庫生活者大学校・講座報告 ■千田是也演劇戦後史・第11回 ■演劇人の手帖(6)/川本雄三 ■服部良一物語・第8回=井上ひさし ■エッセイ/井上都 ほか。
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当代随一の白浪作者、河竹黙阿彌とは!
幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎狂言作者・河竹新七(後の黙阿彌)の半生を題材にした公演から、役者、スタッフのインタビューを大増ページで紹介。特集は、黙阿彌が放蕩息子から立作者になり、明治維新に翻弄されて終焉を迎えるまでを五章に纏めている。座談会では、黙阿彌の曾孫で演劇研究家・河竹登志夫氏と井上ひさしらの黙阿彌談義が大いに弾む。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/辻萬長、大高洋夫、溝口舜亮、松熊信義、朴勝哲、梅沢昌代、角野卓造、島田歌穂ほか ■この人の仕事場(4)/音楽・宇野誠一郎 ■特集◎黙阿彌物語/青春、劇場入り、市川小団次との出会い、作品、明治 ■座談会・演劇って何だろう(16)/河竹登志夫、大笹吉雄、小田島雄志、宮下展夫、山口昌男、井上ひさし ■千田是也演劇戦後史・第10回 ■演劇人の手帖(5)/岩波剛 ■エッセイ/井上都 ほか。
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昭和初期から被爆前の広島を、残された貴重な写真で再現!
原爆投下の3年後、広島で暮らす父娘。だが、父は原爆で亡くなった幻という井上ひさしならではの脚本で、二人芝居が活きる。今回の平成6(1994)年が初演となる。特集では、焼け残っていた貴重な広島の写真と、その提供者から往事の話を訊く。公開座談会では、永六輔が芸能とは何かを語っている。
<主な内容>■前口上にかえて=井上ひさし ■プログラムファイル/すまけい、梅沢昌代、鵜山仁、宇野誠一郎、服部基ほか ■この人の仕事場(3)/美術・石井強司 ■特集◎ヒロシマ組曲/50年後に残ったアルバム、被爆地図、ヒロシマ・原水爆・核関連年表 ■座談会・演劇って何だろう(15)/永六輔、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、宮下展夫 ■世界の劇場支配人に聞く・第8回/ハンガリー、チェコ、ブルガリア、ペルー ■千田是也演劇戦後史・第9回 ■演劇人の手帖(4)/岸本為造 ■エッセイ/井上都 ほか。
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一葉特集の第4弾は、発見されたばかりの書簡を掲載!
初演から10年目となるこまつ座の看板公演から、恒例の樋口一葉特集。新たに見つかった書簡6通を掲載。明治28(1895)年頃の一葉最晩年のもので、親友に宛てた葉書から執筆で多忙な様子が窺える。出演者の大塚道子、宮﨑淑子(現・宮崎美子)やスタッフのインタビュー、一葉作品の朗読を続けている幸田弘子を囲んだ座談会など充実した内容。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/大塚道子、新橋耐子、高汐巴、西山水木、宮﨑淑子、山本郁子ほか 写真=落合高仁 ■この人の仕事場(2)/照明・服部基 ■特集◎樋口一葉/インタビュー=木村真佐幸、(1)新出書簡の周辺、(2)奇蹟の十四ヶ月、(3)九佐賀義孝との関係、見えない手=前田愛、『たけくらべ』の作者=薄田泣菫、一葉の財産=井上ひさし ほか ■座談会・演劇って何だろう(14)/幸田弘子、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、宮下展夫、井上ひさし ■千田是也演劇戦後史・第8回 ■世界の劇場支配人に聞く/ポーランド ■服部良一物語・第7回=井上ひさし ■演劇人の手帖(3)/瀬戸雅壽 ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
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第三十三回公演の出演者インタビューと、特集ではアートマネージメントを探究する!
江戸時代の山形を舞台に、拾い屋だった男の顛末を描いた井上ひさしの名戯曲『雨』。7年ぶりの公演となった出演者にインタビュー。特集はアートマネージメント。芸術と社会を結びつけるこの仕事を掘り下げる。電通総研の伊藤裕夫氏ほか、現場で活躍するアートマネージャー5人に現場の状況を聞く。連載の遅筆堂文庫生活者大学校は、農業講座の報告となる。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/辻萬長、江波杏子、金井大、村田吉次郎、岩城和男、松野健一ほか 写真=落合高仁 ■この人の仕事場(1)/音響・深川定次 ■特集◎アートマネージメント/アートマネージメントとは何か! 国内・海外一覧ほか ■報告・第六回遅筆堂文庫生活者大学校 ■座談会・演劇って何だろう(13)/小田島雄志、大笹吉雄、宮下展夫、山口昌男、井上ひさし、小田豊二 ■千田是也演劇戦後史・第7回 ■服部良一物語・第6回=井上ひさし ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
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魯迅と1930年代の上海を特集。井上ひさしが魯迅の部屋を訪れて描いた間取り図など、見どころ満載!
※今号の★特集「魯迅と上海」のみ、the座17号『シャンハイムーン(1990)』と同一内容です。
井上ひさしが谷崎潤一郎賞を受賞した作品『シャンハイムーン』より、魯迅と上海を特集。中国の偉大な文学者・魯迅の貴重な写真や詳細年譜、1930年代の上海の街も豊富な歴史的写真とともに紹介する。特筆すべきは、魯迅が晩年を過ごした部屋の写真と、そこを訪れた井上が描いた部屋の間取り図を掲載している。ほか好評連載「服部良一物語」はアメリカ音楽とはなにか、「千田是也演劇戦後史」は俳優養成所を取り上げる。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/高橋長英、安南潤、小野武彦、弓恵子、辻萬長、藤木孝、木村光一、宇野誠一郎ほか ★特集◎魯迅と上海/魯迅の時代、私の上海時代、上海から日本へ、魯迅略年譜、上海略史ほか ■論文再録・藤野巌九郎の生涯=泉彪之助 ■服部良一物語・第5回=井上ひさし ■千田是也演劇戦後史・第6回 ■エッセイ/井上都 ほか。
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戯曲の舞台となった、戦時中のカリフォルニア・日系人強制収容所を辿る!
※the座24号『マンザナ、わが町』は、初演版(1993年)と改訂版(1995年)があります。<主な内容>の★印は、初演版・改訂版ともに同一内容です。
日本の真珠湾攻撃から太平洋戦争が始まり、米・カリフォルニアのマンザナ強制収容所に隔離された日系人。その中の女性5人が朗読劇を演じることを命ぜられ、それぞれの人生の悲喜交々(こもごも)が明らかになっていく――。この戯曲にちなみ、日系アメリカ人の体験を追う特集をしている。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラム・ファイル/川口敦子、篠崎はるく、一柳みる、神保共子、松金よね子、鵜山仁、宇野誠一郎ほか 写真=落合高仁 ★特集◎アイ・アム・アン・アメリカン/猿谷要、奥秀子ほか 日系三世の取材記録 日系アメリカ人移民年表ほか ★千田是也演劇戦後史・第5回 ★座談会・演劇って何だろう(12)/大平和登、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、井上ひさし、小田豊二 ■エッセイ/井上都 (小冊子:■こまつ座通信/1995初夏 ■新キャスト紹介/一柳みる)ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
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戯曲の舞台となった、戦時中のカリフォルニア・日系人強制収容所を辿る!
※the座24号『マンザナ、わが町』は、初演版(1993年)と改訂版(1995年)があります。<主な内容>の★印は、初演版・改訂版ともに同一内容です。
日本の真珠湾攻撃から太平洋戦争が始まり、米・カリフォルニアのマンザナ強制収容所に隔離された日系人。その中の女性5人が朗読劇を演じることを命ぜられ、それぞれの人生の悲喜交々(こもごも)が明らかになっていく――。この戯曲にちなみ、日系アメリカ人の体験を追う特集をしている。
<主な内容>■前口上にかえて=井上ひさし ■プログラム・ファイル/川口敦子、篠崎はるく、白都真理、神保共子、松金よね子、鵜山仁、宇野誠一郎ほか 写真=落合高仁 ★特集◎アイ・アム・アン・アメリカン/猿谷要、奥秀子ほか 日系三世の取材記録 日系アメリカ人移民年表ほか ★千田是也演劇戦後史・第5回 ★座談会・演劇って何だろう(12)/大平和登、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、井上ひさし、小田豊二 ■エッセイ/井上都 ほか
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