井上ひさしが中心となって編集し、劇団こまつ座の公演紹介も兼ねた雑誌『the座』。入手困難な創刊号から順次、電子書籍で復刻!作家・井上ひさしが、演劇と雑誌を通して文化活動を表現しようと立ち上げたのが、劇団こまつ座と雑誌『the座』である。自身の戯曲を公演する劇団の記念すべき第1回公演『頭痛肩こり樋口一葉』を、この創刊号で特集している。<主な内容>■樋口一葉に聞く/聞き手=井上ひさし ■特集◎樋口一葉/父にすてられたわたしは落葉=松坂俊夫、一葉の恋心にふりつもる雪の日=前田愛、一葉の文体=原子朗、女・・・
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市原悦子率いる中村梅子一座の魅力をクローズ・アップ! また、梅沢武生座長を囲み旅芝居の舞台裏を訊く。
※the座11号『雪やこんこん』は、初演号(1987年)、再演号(1991年)の2冊があります。
市原悦子主演で好評を博した『雪やこんこん』、4年後の再演号では、中村梅子一座座員のスチール写真とインタビューを掲載。この公演の台詞には多くの演劇用語がでてくるが、井上ひさしが編んだ「大衆演劇用語事典」で解説している。梅沢劇団座長の梅沢武生を囲んだ座談会では、学者や演劇評論家らと劇団の過去現在未来を軽妙に語る。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特集◎中村梅子一座「一枚の写真」/中村梅子、久米沢勝次、秋月信夫、明石金吾、三条ひろみ、光夫くん、女中お千代、立花庫之介、佐藤和子 ■特集◎嗚呼大衆演劇=絵・宮沢尚、文・小田豊二 大衆演劇用語事典 ●雪やこんこん プログラムファイル/市原悦子、草薙幸二郎、坂部文昭、今井耕二、宮川雅彦、小野武彦、立原千穂、古閑美惠、田島令子、鵜山仁ほか ■座談会/梅沢武生、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、渡辺保 司会=小田豊二 ■エッセイ=井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
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※the座11号『雪やこんこん』は、初演号(1987年)、再演号(1991年)の2冊があります。
昭和20年代後半の旅劇団一座の楽屋を舞台にした『雪やこんこん』。この演目にちなみ、大衆演劇を特集する。「大衆演劇のための事典」では、座長64人の顔写真と旅芸人一座の暮らしぶりや裏話も聞ける充実した内容。人気座長・美里英二との鼎談や脚色台本も掲載。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特別インタビュー=片岡長次郎 ■特集◎大衆演劇のための事典/座長、一座、楽屋、口立て、殺陣、花、切狂言、劇場、ドロン、乗り込み ■the座鼎談=美里英二×橋本正樹×井上都 ●雪やこんこん 人びと劇場/市原悦子、草薙幸二郎、池畑慎之介、小野武彦、麦草平、立原千穂、宮川雅彦、古閑美惠、浅利香津代ほか ■時代人情劇/豆を食う男=美里英二 ■連載・夢まぼろし女剣劇(11)=森秀男 ■大衆演劇撮影日記=落合高仁、石田竜 ■エッセイ=井上都 ほか。
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惜しいのは才能ではなく命――野球人たちの戦争に焦点をあてる。長嶋茂雄と井上ひさしの野球対談も出色!
『きらめく星座』『雪やこんこん』とともに、井上ひさしの昭和庶民伝三部作とされる『闇に咲く花 ――愛敬稻荷神社物語』。この作品のテーマ、戦争がもたらした野球人たちの命運を振り返る。6ページにわたる、長嶋茂雄と井上ひさしの貴重な野球対談も収録。赤瀬川隼も野球短編小説を寄稿している。
<主な内容>■前口上にかえて=井上ひさし ■野球・ふらすとれいてっど=井上ひさし ■特集◎野球人たちの戦争/巨人軍最強5番打者伊藤健太郎が戦死した日、會見記=澤村榮治 昭和十八年一月ほか プロ野球・東京六大学野球戦没選手一覧 エッセイ=小田島雄志、岩城宏之、浅井慎平 ■the座対談=長嶋茂雄×井上ひさし ■幕間対談=池田恒雄×小田豊二 ■野球小説/一球譚=赤瀬川隼 ●闇に咲く花 人びと劇場/河原崎建三、浜田光夫、大橋芳枝、松熊信義、檜よしえほか ■連載・夢まぼろし女剣劇(10)=森秀男 ■インタビュー=横沢三男 ■エッセイ=井上都 ほか。
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名役者がどのようにして名人や達人になったのか――。古今東西の芸談満載!
“芸談”とは、芸道に関する秘訣や苦心などの話。当代の役者へのインタビュー、江戸から昭和まで活躍した名優の芸談を特集する。元禄の坂田藤十郎に初代中村富十郎から、三代目菊五郎、四代目半四郎、九代目団十郎、初代左団次に、明治の高田実、能の喜多六平太、文楽の吉田文五郎、昭和の長谷川一夫、宇野重吉、杉村春子、坂東玉三郎ほか役者の逸話を多数紹介。「人びと劇場」では舞台『雨』出演の名古屋章、江波杏子らの芸談も聞ける。また、『雨』稽古場での井上ひさしと長女・都による忌憚のない意見交換も見もの。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■芸談スクラップ=井上ひさし ■いま、芸を語る/山本安英、小澤栄太郎、渡辺美佐子、小沢昭一 吾妻徳穂×野村万之丞×中村扇雀 ■特集◎藝談・名優たちの伝説 幕間対談=渡辺保×小田豊二 ●雨 人びと劇場/名古屋章、江波杏子、金井大、森田育代、蔵一彦、伊藤てるみほか ■連載・夢まぼろし女剣劇(9)=森秀男 ■インタビュー=鵜山仁 ■稽古場にて=井上ひさし×井上都 ■エッセイ=井上都 ほか。
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ダンスホールのあった街、いつの時代も華やかで特別な街、銀座。多くの写真からその変遷を辿る。
昭和22年の銀座が舞台となる戯曲『花よりタンゴ』の副題「銀座ラッキーダンスホール物語」にちなみ、銀座を特集した号。井上ひさしが記憶に残る銀座を語り、江戸から明治、大正へと往事の写真で今昔を振り返る。銀座1丁目から8丁目まで、昭和時代の懐かしい写真も満載。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特集◎銀座/記憶絵葉書「銀座」=井上ひさし、銀座今昔、銀座の歴史、昭和時代の銀座、1・2丁目、3丁目、4丁目、5丁目ほか、エッセイ=海野弘、語りおろし=諸岡宏次、アルバム=落合高仁、収集 日本全国繁華街之図=宮沢尚 ■銀座年譜 ■the座対談=井上ひさし/小田豊二 ●花よりタンゴ 人びと劇場/ハナ肇、春日宏美、結城美栄子、島田歌穂、村山俊哉、外波山文明、松金よね子ほか ■連載・夢まぼろし女剣劇(8)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
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哀しくも優しい歌を詠んだ啄木は、どんな人物であったか。多方面から意外なその人となりを説いてゆく。
歌人・石川啄木の日記を克明に読んだ井上ひさしが“泣き虫、なまいき”と称して、晩年3年間を評伝劇にした。啄木の誕生から26歳という若さで生涯を終えるまでを、豊富な写真や資料とともに特集する。「啄木に聞く」は、井上ひさしのところへ啄木と中学の10年後輩である宮澤賢治がざしき童子(ぼっこ)として登場、3人のやりとりが絶妙である。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■啄木に聞く=井上ひさし ■特集◎石川啄木/誕生、渋民尋常小学校、盛岡高等小学校、盛岡中学校時代、上京、節子、結婚ほか ■特別対談/岩城之徳、井上好子 ■インタビュー/小坂井澄、上田哲 ■啄木をめぐる人々 ■石川啄木年譜 ●泣き虫なまいき石川啄木 人びと劇場/平田満、石田えり、高橋長英、戸浦六宏、范文雀、大塚道子、木村光一ほか ■the座対談=井上好子/北村三郎 ■シンポジウム/野村芳太郎、山田太一、山田洋次、井上ひさし、井上好子 ■連載・夢まぼろし女剣劇(7)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
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宮澤賢治の伝記劇にちなみ、賢治の生涯を豊富な写真とともに紹介。イーハトーボの心象世界を探る。
井上ひさしが近代文学者の伝記劇を初めて書いたのが、敬愛していた宮澤賢治。賢治の生い立ちや家族写真、幼少年期、高校、上京、教師時代から晩年までを100点を超える写真とともに紹介していく。書簡、詳細な年譜なども掲載。イーハトーボとは賢治の造語で理想郷を指しているが、この心象世界が生まれた背景が窺える。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■宮澤賢治に聞く ●イーハトーボの劇列車 人びと劇場/大橋吾郎、松熊信義、仲恭司、石丸謙二郎、鶴田忍、蔵一彦、斉藤とも子、島田歌穂、宮川雅彦、古閑三惠、中村たつ、佐藤慶ほか ■特集◎宮澤賢治/賢治誕生、幼少年時代、盛岡高等農林時代、妹トシ、上京、国柱会ほか ■the座対談=井上好子/天沢退二郎、内田朝雄 ■連載・アジアの演劇を考える(5)/韓国 ■連載・夢まぼろし女剣劇(6)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
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日本語を巡って『國語元年』舞台出演者、専門家、外国人らの経験や考察など、様々な角度から掘り下げた特集号。
昭和61年初演の『國語元年』は、明治初期に「全国統一話し言葉」の作成を命じられた文部省役人の顛末を描いた物語。この井上ひさし作の戯曲より、日本語をテーマに特集。方言と標準語の対比を軸に、井上好子対談では国語学者・大野晋氏を招いての日本語についての問答が楽しい。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■戯曲/國語元年 ●國語元年 人びと劇場/下條正巳、春日宏美、佐藤B作、三田和代、杉山とく子、風間舞子、坂元長利、鷹尾秀敏、村山俊哉、神保共子、すまけい、夏八木勲ほか ■特集◎「ことば」さまざま/インタビュー=ロジャー・パルバース、米田武 ■the座対談=井上好子/大野晋、筑紫美主子、長部日出雄・大山勝美 ■連載・夢まぼろし女剣劇(5)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
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『きらめく星座』初演出演者へのインタビューと、特集「がんばれ日本の演出家たち」では往事の日本演劇界が考察できる。
昭和15年から16年にかけての東京・浅草のレコード店を舞台にした、井上ひさし「昭和庶民伝・三部作」の一作目作品。出演者、関係者27名へのインタビューを掲載。昭和62年再演号の、役者インタビュー冊子も収録。特集は日本の演出家を応援する企画で、特別インタビューや、あらゆるジャンルの演出家約220名にアンケートを実施している。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ●きらめく星座 人びと劇場/夏木マリ、橋本功、藤木孝、斉藤とも子、すまけい、犬塚弘ほか ■特集◎がんばれ日本の演出家たち/特別インタビュー=千田是也、梅沢武生、飛鳥亮、三遊亭圓楽、戸部銀作/アンケート特集/日本演出家名鑑 ■the座対談=井上好子/木村光一、村上佑二・菅野高至 ■連載・アジアの演劇を考える(4)/台湾 ■連載・夢まぼろし女剣劇(4)=森秀男 ほか。■きらめく星座 人びと劇場 昭和62(1987)年再演号
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『日本人のへそ』劇中に登場する、ストリップ・ショーに焦点を当てた特集号。劇中歌全18曲の楽譜も収録。
こまつ座の2回目公演『日本人のへそ』から「日本の踊り子たち」を特集。初演の舞台を演じた役者へのインタビュー、踊り子について語ったエッセイ、劇中歌曲全楽譜など。前号に続き『ユートピア諸島航海記』第二部も掲載。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特集◎日本の踊り子たち/軽演劇の時間=井上ひさし、三人のダンサーによる踊り子通史、思い出の踊り子名鑑、ストリップの台本を読み込む ●人びと劇場/平田満、石田えり、塩島昭彦、下馬二五七、中西和久、村山俊哉、亀田雪人、松熊信義、沖恂一郎、神保共子、大城えりか、島田歌穂、松金よね子、すまけい、宇野誠一郎、妹尾河童ほか ■劇中歌曲全楽譜集 ■the座対談=井上好子/水の江瀧子、斉藤智恵子 ■ユートピア諸島航海記〈第二部〉=井上ひさし ■連載・アジアの演劇を考える(3)/フィリピン ■連載・夢まぼろし女剣劇(3)=森秀男 ■通信員通信=井上ひさし(自筆)ほか。
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井上ひさし作『ユートピア諸島航海記』第一部を掲載。題目“ユートピア”について独自の視点で編集した特集号。
未完が惜しまれる『ユートピア諸島航海記』第一部を掲載。東大農学部卒のインテリ力士・山田山が、新弟子探しにやってきたのは南太平洋にあるトニホキョン島。そこで、奇想天外な物語が繰り広げられる――。特集では理想郷の地名、ユートピアを信奉した著名人、ユートピア文学などを取り上げ、山口昌男、山田洋次らもこのテーマで特別寄稿している。
<主な内容>■ユートピア諸島航海記=井上ひさし ■鼎談=the座同人、プラスワン ■特集◎ユートピア/ユートピア地名小辞典、素晴らしきユートピアの信奉者たち、爛熟した世界の最後は逆ユートピア物語、日本のユートピア物語(抄)ほか ■特別寄稿/山口昌男、宮崎義一、ロジャー・パルバース、浦達也、山田道幸、山田洋次、山本健一 ■the座対談=井上好子/つかこうへい ●人びと劇場超満員・頭痛肩こり樋口一葉賛江/全感想ハガキ1592通 ■連載・アジアの演劇を考える(2)/タイ ■連載・夢まぼろし女剣劇(2)=森秀男 ■通信員通信=井上ひさし(自筆) ほか。
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井上ひさしが中心となって編集し、劇団こまつ座の公演紹介も兼ねた雑誌『the座』。入手困難な創刊号から順次、電子書籍で復刻!
作家・井上ひさしが、演劇と雑誌を通して文化活動を表現しようと立ち上げたのが、劇団こまつ座と雑誌『the座』である。自身の戯曲を公演する劇団の記念すべき第1回公演『頭痛肩こり樋口一葉』を、この創刊号で特集している。
<主な内容>■樋口一葉に聞く/聞き手=井上ひさし ■特集◎樋口一葉/父にすてられたわたしは落葉=松坂俊夫、一葉の恋心にふりつもる雪の日=前田愛、一葉の文体=原子朗、女としての一葉=宮田毬栄、商人としての一葉=後藤積ほか ■the座対談=井上好子/小沢昭一、大河内豪、本多一夫 ■頭痛肩こり樋口一葉・創作ノート=井上ひさし ●人びと劇場/木村光一、宇野誠一郎、大竹しのぶ、風間舞子、木の実ナナ、上月晃、香野百合子、白都真理、新橋耐子、渡辺美佐子、幸田弘子 ■連載・アジアの演劇を考える(1)/インドネシアの影絵芝居 ■連載・夢まぼろし女剣劇(1)=森秀男 ■特別寄稿/渡辺保、岩波剛、樋口陽一 ■エッセイ/井上都、渡辺昭夫、小山公商、遠藤征広、小泉清子 ■通信員通信=井上ひさし(自筆) ほか。
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