
総合評価
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powered by ブクログインザプールの続編ということと、直木賞受賞作品ということで読んで見た。 前作は、面白さの中に患者さんが、いかにも周りにいそうな症状で結構深いと感じた。 今回は、あまりに非日常の職業の人が多く、入り込むことができなかった。 ストーリーは面白いが、娯楽本としてもイマイチという印象。 残念な直木賞だ。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ初めて読んだ奥田英朗さんの作品。 面白い。テンポがよくてさくさく読める。何回も読みたい本ではないけど、違う作品も読んでみたくなった(^^)
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ読みやすい! 舞台が精神科だけあって、ストレス社会において自分にもなんとなーく当てはまることへの対処法がなんとなーく書いてある気もする。 結局はただひたすら変な主人公の先生がウケるだけの話なんだけど、読むと安心しちゃう本。
0投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログ「ホットコーナー」「女流作家」が気に入りました。主人公の個性を目立たせつつ、その存在は実のところ物語のスパイスでしかない。それがいいんだと思います。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログ精神科医 伊良部シリーズ第二弾、前作同様最高の作品。個人的にはこっちの方が好き、五つ星以上が無いのが残念。直木賞受賞作品でもあるけどインザプールがあっての空中ブランコ、二作品で受賞したような気がする。
1投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログアニメ「空中ブランコ」が面白かったので、原作も合わせて読みました。 精神科医伊良部シリーズの第二作目で、文章も非常にすっきりしていて読みやすい。 伊良部先生の天真爛漫で無邪気な様はとても魅力的で、このシリーズが愛される理由がよくわかる。
1投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログ短編がいくつか入ってるけど、すべてに共通して登場する精神科医がちょっと変わってて面白かった。まぁ、実際にこんな人間がいたら、かかわりたくはないけどw1つの短編は短いので、読みやすかったです。
0投稿日: 2012.08.03
powered by ブクログ【フレーズメモ帳】 「そういうのを一年間続ける。そうすると周囲もあきらめる。性格っていうのは既得権益だからね。あいつならしょうがないかって思わせれば勝ちなわけ。」 「この診察室は観覧車だ。乗ったら一周する間、そのペースに合わせるしかない。」
1投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログインザプールに続く精神科医伊良部シリーズ第2弾! もー伊良部のぶっ飛びようがたまらん。 いい大人が5歳児のように本能のままに生きている姿を見て、 患者が自分の殻をじょじょに壊されていくところがこの本の一番の魅力です。 自分の本能のままに生きたら、病気なんか治っちゃうのかも。 私も心理の仕事をいつかしたいって考えていますが、 型にはまらずぶっ飛びまくっている人間であろうと心に誓った本です。
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログイン・ザ・プールに続く変態医師伊良部シリーズ、第2段。 イン・ザ・プールでは、強烈なインパクトがあったけれど、だいぶ慣れて、この本は、サラっと読めました。 かなり面白い。はっきり言って男性向け。 でも、私、意外にハマったかも。 息が詰まりそうになったら、こんな医者にかかれば、心も緩んでいくのかな。 いや、実際いたら、ちょっと引いてしまうと思うけど。 要は、心の解放!だね。
0投稿日: 2012.07.20
powered by ブクログ型破りな精神科医、伊良部一郎と患者の間で繰り広げられる直木賞受賞の短編集。精神的に追いつめられた患者が希望の光を見い出していく過程が爽快な気分にさせてくれる。元気が欲しくなったときにお薦めな一冊!
0投稿日: 2012.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
敵視していた内田が実は高倉健さながらの朴訥な人間。裏表の全然ない真っ正直さが明らかになる劇的な瞬間に不覚にも涙を落してした。主人公が己と重なってしまい完璧に感情移入させられてしまった。我がことと思うから、思わずぐぐっときてしまう。激しく共感し感動させられた。見事としかいいようがない。
0投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログあちこちで笑出したくなるくらい楽しい物語。1番最初の空中ブランコはとても興味深い物語でもあった。無意識な嫉妬心から、気付かないうちに自分のパフォーマンスが落ちている一方で、 誰かに陥れられてるんじゃないかと更にイライラしちゃうことって実際あり得ることだと思う。
0投稿日: 2012.07.09
powered by ブクログ面白いです。 ただ、 短編集なので少しだけワンパターンな気がしてしまいます。 文も読み易く、 ネタも面白いので、 軽く一冊。 なんて時にはいいかもしれません。 最後はどれもスッキリと終われますしね。
0投稿日: 2012.07.02
powered by ブクログ『イン・ザ・プール』に続く、精神科医・伊良部シリーズ。 相変わらず軽妙に、伊良部の元を訪れるクライアントの話が描かれる。 シリーズ物の弊害とも言えるだろうが、 後半には何となくこの「型」に慣れてしまった気がするのが残念。 しかし、伊良部の破天荒ぶりも実は的確とも言えるアプローチも健在なので、 引っ張られるように熱中して読めるのは確か。
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表題の「空中ブランコ」が1番面白かった。 天真爛漫というか、自分に正直というか(笑) 伊良部先生の魅力たっぷり。 あとは「義父のヅラ」。 お腹を抱えて笑いましたw 精神的な悩みを抱えた患者が伊良部先生のところを訪れる。 「いらっしゃーい」という明るい声と共に伊良部先生が迎え、 おもむろに注射を打たれる、という流れから始まっていて どれも構成としてはパターンがあるのだけど、 どれもすごく面白い。 前作の「イン・ザ・プール」のときから もっと面白くなっている気がする。
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろい。 この一言に尽きる。 こんな迷医?がいれば人の悩みなんてなくなるだろうなー 患者がドクターに巻き込まれていくうちに、自らの弱さや傲慢なところに気づいていく。 弱さや傲慢さに気付くも、認めたくなくて認めようとしない。 でも、その弱さや傲慢さを認めることで救われる。 人間の弱さや傲慢さをコミカルに描いている。 こんなはちゃめちゃな迷医がいれば、うつ病とかも直りそうな気がする(笑
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログインザプールがおもしろかったので、今回も。 やっぱりおもしろい♪ あっという間に読み終わってしまいました。
0投稿日: 2012.06.28
powered by ブクログそんなに気を張ってないで,楽に行こうよっていうあっけらかんな変人精神科医に患者だけでなく,読者も癒されること請け合いな短篇集.
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ世の中には、私が思い込んでるだけのことがたーくさんある気がした。 人と打ち解けるには、まず自分からなんだなぁ。それにしても伊良部好き。水原先生のこといつも思い出しながら読んじゃう笑 一気読み!ナオミちゃんもファンになりそう。女流作家もよかった!言葉の力は偉大だ。
0投稿日: 2012.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
直木賞受賞作。イン・ザ・プールに続く伊良部シリーズ第2弾。 ぶっ飛んだ精神科医伊良部のもとに訪れる、少し変わった症状を抱えた5人の患者の物語。今回はちょっと特殊な職業の人が多いのでシリーズものなのに新鮮な感じ。前作同様、もしくはそれ以上に伊良部が患者とかかわり巻きこんでいく。伊良部に果たして治す気はあるのか。 スローイングの仕方を忘れた一流プロ野球選手の話と、自分が書きたいことと実際書いている作品のギャップに苦しむ作家の話がおもしろかった。 「嘘っぽいのにどこかリアルな人物」を書かせたらこの人の右に出る人はいない、と思う。
0投稿日: 2012.06.19
powered by ブクログ共通する患者の心奥底に潜む人間のblackな部分 症状を治す伊良部先生の手腕 非常にユーモラスな登場人物 面白かった
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログ怪作「イン・ザ・プール」に続いての伊良部シリーズ第二弾。 本作で直木賞を受賞したというのも肯ける面白さで、短篇集というテイストも前作に続き、非常に読みやすい。 通院する患者はどこかおかしく、更に伊良部先生は更におかしい。 病は気からという言葉がよく理解出来る。
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログ「イン・ザ・プール」に続いて、伊良部医師シリーズ第二弾。 5人の患者、今回は強迫観念モノが多かったかんじだな~。
0投稿日: 2012.06.12
powered by ブクログ精神科医、伊良部一郎の第2弾。破天荒な彼によって、皆、症状が治まったり、これからの人生に前向きになっていく。 彼は本当になにもせずに患者のまわりをうろうろしているだけのおバカなのか?それとも、本当に治療しているのか?
0投稿日: 2012.06.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で借りて読了。シリーズ第二弾。 今回のお話はどれも救いがあったので、よかったのだけれど、前作インザプールに比べて物足りない気がするのも不思議です。 今回は伊良部さんがいろんなトンデモ行動にチャレンジしてしまうのがおもしろかったです。
0投稿日: 2012.06.01
powered by ブクログこれもライトで読んだ後気持ちいい。 最後の話は作者の作家としての訴えが透けてて良かった。 伊良部=日村さん マユミさん=椎名林檎でオナシャス
0投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログ前回、「イン・ザ・プール」のレビューもさせていただきました。 http://booklog.jp/users/hiruhi/archives/1/416771101X 今回は暇つぶし用に、と思って買ったのですが読み出せば面白いものです。 伊良部シリーズには本当にはまってしまいました。 この作品、なんだかふざけているのにその実マジメというか。 いつもおちゃらけてる伊良部のたまに医者としての発言は、そのギャップさ故か「なるほど確かに」と思ってしまう。 その後に「ん? いやでもそれってなんか違うような」とか思ってしまったりもする。結果、「まあ、いっか」と終わらせてしまう。 これだといい加減なやつだな、と思うかもしれませんがそう思わせてくれます、この本は。 私自身、精神的なものだとか心理的なものには興味があって、そういう興味をひきたたせてくれる一つの作品でもあると思っています。 この本の話は、いくつかドラマ版のほうでもやっているようです。 それでいうとカツラの話なんかは、ドラマ版で初めて見た話ですね。 ただ、本の話とはずれますが、ドラマ版では大きく伊良部のイメージとマユミちゃんのイメージが違う。 伊良部は太っているわけではなく、体格がいい方になってるし、マユミちゃんに至っては誰が喜ぶのかおばさんのミニスカ、そして胸チラ。熟女好きな方には申し訳ありませんが、俺にはわかりません(汗) とっつきやすさとしては、もちろん前作の「イン・ザ・プール」のほうが入りやすいと思いますが、このシリーズのどこから読んでも面白いので、是非読んでみてください。
0投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
町長選挙やインザプールのほうが個人的には好きですが、やはり伊良部ワールドは面白い。 奥田英郎と井坂幸太郎で短編集が好きになりました!
0投稿日: 2012.05.14
powered by ブクログ伊良部シリーズ第2段。現実にいたら気持ち悪いと思うのに、本の中ではみんなそう思いつつも癒されていく。 精神科の先生って、これくらいぶっ飛んでいたほうがいいのかもー、なんて思ったり。
0投稿日: 2012.05.12
powered by ブクログアニメ化もされドラマ化もされた作品。 しかしなんだろう。映像では魅力が出し切れていない感じがする。
0投稿日: 2012.05.11
powered by ブクログ変人精神科医・伊良部のもとには、 相変わらず様々な症状を持った人々が訪れる。 演技が成功しなくなってしまった空中ブランコのフライヤー、 尖端恐怖症のやくざ、ヅラを剥ぎ取りたい衝動と戦う男、 ボールを思い通りに投げられなくなったプロ野球選手、 強迫観念に苛まれて小説が書けない女流作家。 伊良部は相変わらずの調子で奇行を繰り返すだけなのだが、 伊良部と関わっていくうちに、心の問題を抱えた患者たちは 次第に変化していき、そして癒されていく――? 精神科医・伊良部シリーズの第2弾。 第131回直木賞受賞作。 「イン・ザ・プール」に続き、第2弾も読んでみた。 収録されている単行本が違うだけで、連作短編であるから、 話のパターンは前作と何も変わっていない。 だが、収録されている話のクオリティは若干こちらが上か。 患者たちの問題がある程度しっかり解決した、 ということがラストで明確に示される話ばかりなので、 より多くの人が楽しみやすいようになっているのだと思う。 直木賞を受賞するのもうなずける。 ただ、そのため、伊良部の存在があざとく感じられるのは残念。 「伊良部によって患者の悩みが軽減していく」 という図式が前作よりもはっきりしているため、 伊良部の言動が恣意的なものに思えてしまうのである。 おそらく伊良部本人にそのような気はないのだろうが。 最後に収録されている「女流作家」にいたっては 看護婦のマユミまでもがそのような振る舞いをする。 確かにあれがあるから非常に“良い話”になってはいるのだが あまりにもベタすぎて興ざめの感は否めない。 とは言ったが、それも大きな欠点ではない。 読んでいて素直に楽しいと思える作品だと思う。 非常に読みやすい文章であるし、人気を博すわけだ。 珍しく人に薦めやすい作品。 楽しい小説が読みたい方は、ぜひ本作を手にとってみてほしい。
0投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログ伊良部シリーズの2作目「空中ブランコ」を読んだ。毎回同じような流れなんだけど面白い。 今回の患者さんは、空中ブランコの演者、先端恐怖症のやくざ、プロ野球選手、女作家など、伊良部の自由奔放の行動に笑った。あと、毎回ながら「マユミちゃん」もいい味出してた(^^)
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログ伊良部が空中ブランコをやる描写が、もう想像するだけで笑える。 本当はこんな医者いて欲しくないけど、私も伊良部にかかれば治るかな?
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログ『イン・ザ・プール』に続く伊良部シリーズ第二弾! 安定して読むことが出来、前回よりも深みが増した気が。気楽に読めて好きな一冊!次も楽しみ…
0投稿日: 2012.05.03
powered by ブクログこの作品を読んでいると 誰しも何らかの病気なんだよなと思う。 程度が激しかったり、 生活に支障が出るか出ないか 種類が異なるだけで、 皆、何かを抱えながら生きてるんだなと思う。
0投稿日: 2012.04.20
powered by ブクログ伊良部シリーズ 自分としては読むのは最終冊。 3冊目だけど、やっぱり、面白い。 この本の良いところは、人は誰しも悩みを抱えている。ストレスを 抱えていることを気づかせてくれる。 そして、それを乗り越えるためには、自分の気持ち、考えをコントロール することだと。無神経も問題だが、気にしすぎるのもまた問題。 伊良部は無神経だが、神経質すぎるよりも無神経に生きたいと思う。 周りに迷惑をかけちゃうかな? いかんいかん、この考え方がストレスを生むんだよね。(笑)
0投稿日: 2012.04.15
powered by ブクログまたまた伊良部先生、やってくれたな〜って感じですね(^0^)/ それはダメでしょー! でも、やってみたい、、、っていう日々葛藤してる私たちの我慢を代わりにバンバンやってくれる伊良部先生にはこっちがスカッとしますね(笑)
0投稿日: 2012.04.03
powered by ブクログ2回目だけれど、やっぱり後味がすっきりで読んでいて気持ちが良いんだよなぁ~♪伊良部の相変わらずのおとぼけっぷりも笑えるし、特にこの空中ブランコでは余計な伊良部からあまり無い分、大切な事が詰まっているし、本なんだからやっちゃえやっちゃえって思えて楽しかった。 好きな本の一つ☆
0投稿日: 2012.04.02
powered by ブクログ電車で読んでたら、オヤジギャグに「ニヤッ」としてしまった^^: 精神的な話も面白いし、テンポ良く読めたので また読みたいなと思った。
0投稿日: 2012.03.25
powered by ブクログ伊良部先生シリーズ第2弾にして、直木賞受賞作品。 真面目なのかふざけているのか、ふざけていると見せかけて実は真面目なのか。 でも先生のもとを訪れる患者達は不思議と病気を治していく。 その過程が大変に面白い。 実際にこんな先生がいたら面白いとは思うけど、この先生に診てもらおうとは思わないのです。 今回はちょっとグッとくるお話もあるよ。
0投稿日: 2012.03.23
powered by ブクログサクサク読めます。そして、読んだ後、この憎らしくも憎めない男が大好きになります(笑)確か、映画か、ドラマか?阿部寛さんが主役をやっていたと思います。阿部さんじゃかっこよすぎるけど、ハマり役。 究極に自分勝手に生きているのに、不思議と周りを癒し、病気を治していく精神科医。 この感動すればいいのか笑えばいいのかわからない、微妙な空気が神!!あんまり余韻が残らない終わり方が多いのが個人的にはもったいないけれど、でも・・・久しぶりにお気に入りの作家さんに出会えました。 私が一番好きなのは「空中ブランコ」。人間、色々あるよなと思える。ちょっとコレは・・・本棚にこの方の本が増えそうな予感!!
0投稿日: 2012.03.22
powered by ブクログ面白かった。伊良部のキャラが奇妙奇天烈。この人は先生と言いつつ作中で一般的に「治療行為」とされるものをほとんど行っていないように見える。が、彼の元を訪れる患者たちは皆伊良部の浮世離れした能天気さと性格と付き合っていくうちに徐々に自分の悩みと向き合っていくようになる。 作中に出てくる登場人物たちはどの人も何かしらの立場やプライドを持っていて、それは自分自身が築き上げてきたものであるはずなのに逆にそれに縛られてしまい自分を見失ってしまう。それがなんらかの症状となって精神に変調をきたしてしまうという感じだろうか。 でも現実に伊良部のような人間がいたら自分の悩みなんてたいしたことないのかなぁ、なんて思ってしまう気がする。実際この小説を読んでいて伊良部みたいに生きられたらもうちょい世の中生きやすくなんじゃないかなぁ、なんて思ってしまった。
0投稿日: 2012.03.20
powered by ブクログ軽くて、明るくて、精神的に良い。暗いのは、気分が悪くなるので・・・。 好きなように行動するのが一番ですね。
0投稿日: 2012.03.13
powered by ブクログなんだこの医者は!って感じでした。 ふざけているのか、治療しているのか、 やる気があるのか、ないのか、 予測不能です。 だけど、患者は快方に向かっている… 不思議すぎます。
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作の「イン・ザ・プール」は、映画で観てただけなのだけれども、先に直木賞受賞の「空中ブランコ」を読んでしまった。伊良部という奇想天外な精神科医のもとを訪れる、奇病の人々とその治療の短編集。 空中ブランコが成功できなくなったサーカス団員とか、先端恐怖症のやくざとか、義父のカツラをはがしたくてたまらなくなる医者とか、過去に同じ設定の話を書いたかどうか気になってたまらなくなる女流作家とか。とかとか。 一番ぐっときたのは表題作の「空中ブランコ」かな。空中ブランコで失敗を繰り返すようになったのは、新しく入ったキャッチ担当の団員がわざとうまくキャッチしないからだ、と思い込むが、実は新しい団員たちを受け入れられず、古い体制から脱却できない彼本人が、無意識のうちに高く飛べなくなっているから、というもの。 頭よりも先に体が変化を拒否してしまう、っていうは、実際に結構あるんだろうな〜と。 読んでて面白かったのは「義父のカツラ」。特に中庭で午睡を楽しんでいる義父のカツラをそっと外し、記念撮影までするシーンはハラハラドキドキだった(笑)
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログ勝手なイメージと違って、面白く読めたが、最初は戸惑いが。一人のセンセがいろんな人のお悩みを引っ掻き回しながら解決しちゃうのね。前回読んだ同じ作家のも面白いけど、自分では買わないな、だったから、また回ってきたら読む機会もありましょうぞ。
0投稿日: 2012.03.04
powered by ブクログイン・ザ・プールに続く空中ブランコであるがこれがまた面白い。しかし少々主人公の伊良部医師の感じが違うかな・・・と感じたのは自分だけだろうか?面白いことには変わりはないが! 伊良部医師の奇想天外行動間違いなく笑える作品である。
0投稿日: 2012.02.29
powered by ブクログ伊良部のイメージは田中康夫で読みました。 読んでてここまで、読者にイメージを創らせる作品も珍しい。 前作のちょっと大衆にはおすすめできない部分を取り除いて、万人に受けるように改良してあるように感じた。そらおもろいわ。
0投稿日: 2012.02.24
powered by ブクログ直木賞受賞作。 イン・ザ・プールから一気に読んできたから飽きてしまった。 シリーズ第三段の町長選挙も手元にあるのだけれど、少し時間を空けてから読むことにする。
0投稿日: 2012.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本屋さんでPOPがついてあるのを見て、ふと買ってしまったこの本。 もう今まで何度も読んでると思います。 精神科医の伊良部医学博士の元を訪れる様々な患者さんを描いた短編集です。 とっても読みやすくて軽快な内容なんだけど、 読み終わった後になんとなく人を好きになるというか とっても晴れ晴れした暖かい気持ちにしてくれるこの作品。 伊良部みたいな人周りにいたらイヤだけどwww
0投稿日: 2012.02.20
powered by ブクログ『町長選挙』『インザプール』『空中ブランコ』は ご存知Dr.伊良部一郎シリーズ。 『ララピポ』はストーリー展開が見事! そしてララピポの意味するものは…… 『ガール』ちょっと切ない気分に!
0投稿日: 2012.02.10
powered by ブクログ前作のインザプールを読了後、すぐに読み始めました。 読めば読むほど伊良部先生の性格が分かってきておもしろい。 患者が「これじゃまるで五歳児だ」と言っていたけど、本当にその通りだと思った…笑 義父のヅラがとくにおもしろかった。 歩道橋のイタズラにひやひやさせられ、中庭の一大事件にドキドキさせられ(笑)、最後の奥さんとの会話に和まされました。
0投稿日: 2012.02.05
powered by ブクログおもしろかった!電車の中で笑ってしまった。伊良部先生シリーズ2作目で、このキャラも磨きがかかってきたかな?でも女流作家の最後はじ〜んとキタ…
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログ基本的にはさらっと読める話ばかりで気軽に楽しめた。 当たり前だったことがふとしたきっかけで突然出来なくなってしまうということって、なんか分かる気がするなあ。 最後の小説家の話のラスト、ありがちかもしれないけどこういうのは好き。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ神経科医、伊良部一郎シリーズ第2弾。前作がちょいと面白かったので購入。相変わらずの暴走ぶりですが…?時々「そんなアホな」という展開もありますが、それはそれでいいと思うんだな。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ精神科医とはなんなのでしょう? 精神の病に苦しむ人を救うべきお医者様のはずなのですが、この小説の主人公伊良部先生はなんとも風変わり。 跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗りが来院すれば、自分も「サーカス観たい」と騒ぎ出し、翌日からサーカスに行って、空中ブランコを練習するして、立派なブランコ乗りぶりを観客にご披露したりします。まるで世間体を考えない、わが道をゆくという自由奔放な性格の色白おデブの先生なのです。 尖端恐怖症のやくざが来てもおそれません。実に堂々と伊良部流の治療を施し、悩める精神の病を治してしまいます。(お見事!) ストレスや○○恐怖症など、現代社会においての精神科の病気は増えることはあっても減ることはないでしょう。その中で癒しのような笑える治療を施す伊良部先生は、ある意味「町のヒーロー」かな…と思います。 何物にもしばられないおおらかさがハチャメチャなお医者さんを、憎めない存在にしているようです。このシリーズ、2作目のようですが、私には初めてでした。 もし伊良部先生が本当にいれば、疲れた時、一度診てもらいたいです。 ちょっと勇気が要りますが…。
0投稿日: 2012.01.27
powered by ブクログ本作品で第131回直木賞を受賞?直木賞って何だ? 「インザプール」の続編。続編で直木賞ってあるのか。 ここまでハチャメチャだとキャラも固まってきて、行き詰った人たちを解放する名医にも思えてくる。
0投稿日: 2012.01.27
powered by ブクログ前作のインザプールが面白かったので購入。前作よりも面白くてどのお話も面白くて印象的でした。最後の話ではマユミちゃんの可愛さにやられました(笑
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログ伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、突端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が••••••。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒される名医か !? 直木賞受賞作、絶好調の大人気シリーズ第2弾!
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログシリーズ第二弾。前作同様、患者を治療するのではなく、相手そっちのけで自分のしたいことばっかりしてるのに、患者が立ち直っていく。 伊良部の過去が気になってきた。
0投稿日: 2012.01.06
powered by ブクログ今度、宮迫主演でこの話の舞台をやるらしい。 見に行きてー。 注射マニアでトンデル精神科医、伊良部が好き勝手やって 病気を治しちゃうお話。 『イン・ザ・プール』の続編。 前作より、もしかしたら自分もかかっちゃうかもと 思わせる精神病の話が多かった。 心暖まる話も多い。 笑えるところも多い。 だから面白かったです。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
疾患の原因がなんだろうと想像させたり、途方も無い解決のプロセスなどはエンターテイメントとしてよくできていておもしろかったし、スネークマン・ショーが元ネタであろう伊良部のセリフにもニヤリとした。 でも、治療に訪れる患者が特殊な仕事の人たちだったからか、伊良部シリーズ1作目『イン・ザ・プール』で感じた「自分にもありえるかも」という怖さがなかった。患者に共感できなかったという感じ。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古野:貸出:返却(2011/12) 個人的にはヅラの話の最後のとこがすきです。 清水:貸出(2012.2.13)返却(2012.2.27) 同じ精神科の先生の短編小説で、何とも言えないんですが、次々と読みたくなる本でした。 貸出:村田 返却(2012.11.12) 伊良部先生と患者さんのやり取りがコミカルで、面白かったです。 貸出:仲村(2012.11.12)返却(2012.12.20) 色白でデブの伊良部先生・・姿が目に浮かんでしまうと気持ち悪い・・。 あんな神経科あったら怖い・・。マユミちゃんが私のお気に入りキャラです(笑) 久保田;返却(2012.12.24) 分かりりやすい内容で読みやすい、ハリネズミ(先端恐怖症)の話が面白かった。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログ伊良部シリーズ2弾 順調にはまっています。 サーカスの空中ブランコ乗りにおいての 伊良部先生の行動力にはとても勇気をもらいました。 なにかしら伝えてくるものが12月のこの忙しい時期には身に染みます。 第三弾もこれから読む予定です。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログ短編集で、とても軽快で飽きませんでした。 精神科医師の伊良部のなんともいえない子どもっぷり、 表紙になぜ赤ちゃんなのか、なんとなくわかった気がします。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログ第131回直木賞受賞作。精神科医の伊良部先生。治療とは思えないアドバイスで患者は不信感をつのらせつつも、通院してしまう。心の病は、ちょっとしたことが原因で、ひょんなことから元気を取り戻せられるのかもしれない。.「イン・ザ・プール」の続編ということだが、私はそれを読んだことがないので図書館から借りてこようと思う。おもろーい。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ短編。それぞれのラストが予定調和な所がどんなもんかな?って思うけど、相変わらず「読ませ上手」 最後の看護師マユミと作家のやり取りが良かったねぇ…
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公のポジションのなさが良い!! すごく力のある主人公や一見そうでもないように見えて隠された力を持つ主人公は、当たり前の存在。それ以外の中身で勝負しているのだから。 この小説も、それ以外の中身での勝負はキチンとなされている。 しかし、主人公のポジションが全くと言っていいほどない!!それが、心底面白い。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いや~、今回も面白い! 相変わらずぶっ飛んでます、伊良部先生。 伊良部先生はよく患者さんに「イラン人でも雇えばいいんだよ」とか言ってますけど、本当に雇ってました。。。 尖端恐怖症のやくざさんに注射を打つためなんですが、そこまでして注射打ちたいのか?? 今回も、サーカスや野球や小説家や色んな事に無邪気に手を出して無茶苦茶するんですけど、その姿を見た患者さんが逆に冷静になれるんですよね~。 自分を客観視するのって大切なんでしょうね。 そして先生、要所要所でいい事言いますし。 最後の「女流作家」でのマユミちゃんが良かったです!!
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ「イン・ザ・プール」の続編となる医学博士と看護婦の微妙な診察の話。 物語は短編5話構成。 緊張と笑いが程よく溶け合った良作。 物語全般が患者の視点ですべて進むので感情移入がしやすかったです。 個人的には先端恐怖症のヤクザさんの物語がおもろかった。 電車に乗っているときに少し吹き出したい方にオススメの作品です。
0投稿日: 2011.11.18
powered by ブクログどこのレビューを見ても評判がよかったので読んでみましたが、私はあまりおもしろくなかったです。 伊良部先生が現実離れしすぎて、のめりこめませんでした。 私の想像力がないのかもしれません。 とくに最後のホットコーナーはなぜ患者が立ち直ったのか、なんだか納得いかない感じでした。はなから患者に共感できなかったせいなのかも。もしくはワンパターンなラストに飽きたのか。 短編だし、内容もライトでハッピーエンドなので、空いた時間にちょっと読むにはいいかもしれません。
0投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ前作の『イン・ザ・プール』では、どちらかと言うと王道的なストレスから来る鬱病の患者が多く登場しましたが、今回は「強迫症」で、自らの職業上のポジションを脅かす相手や、本来の自己を貫けない要因となる威圧的存在が与える極度のプレッシャーに、身体的にも重い症状が現れるところが何気にリアルで痛々しいです。 あ、でも基本的には腹抱えてっ笑っちゃうコメディ小説ですよ! 「ハリネズミ」の様に殻に閉じ籠り、信念を脅かしかねない相手は威嚇してしまい、わかり会えるその瞬間まで、本来自分があるべき姿を見失い続ける訳ですけど、前作と異なるのは、理解した瞬間に完治するのでは無く、回復に向けた一歩を踏み出す所で物語が閉じられていくんです。 何度も候補になりながらも、やっと受賞した直木賞作品らしく、笑いと涙が織り交ざり、より心情表現が深くなっていて、おバカで注射フェチの伊良部医師にも、Fカップ露出狂看護婦のマユミにも、さりげなく言葉になら無い愛らしい人間性の一端が描かれていて、小説らしく読み応えがありました!
0投稿日: 2011.11.14
powered by ブクログ阿部主演のスペシャルドラマで伊良部シリーズを知った。 映画版も面白かった。早くアニメ版みてみたい← ハリネズミが全シリーズ通して一番印象に残ってる。
0投稿日: 2011.11.13
powered by ブクログ伊良部シリーズはもう飽きたなあ、と思っていけど、 これは良かった。 「イン・ザ・プール」よりも良い。 悩める人々がしっかり立ち直っていく。 表題作の「空中ブランコ」がいいな。 主人公、公平はこれまでの私と同じだ。 わかる。公平の気持ちがわかる。 「ホットコーナー」も同じようにわかる。 自分の心の中はわからないものだ。 何かのきっかけて気づくことができればいいのだけど。 伊良部みたいな医者いないかなー。
0投稿日: 2011.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
インザプールの続編。 どの作品もハッピーエンドでスッキリと読み終えれる。面白くて娯楽に読むにはピッタリ。
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログんー前作同様めちゃくちゃ面白い!! ドトールでフいてしまった。 『町長選挙』も早いトコ読もう。
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログ直木賞受賞作品。映画化もされています。表題作の他に4作品、短編集です。イン・ザ・プールを読んだ時も思いましたが、主人公の精神科医伊良部一郎の強烈なキャラが印象的なので、自然と映像が頭に浮かびます。登場人物はみんな悩んでいるのです。サーカス団員が空中ブランコで失敗して墜落する。コンビを組んだ相手に疑心悪鬼になってどんどん落ち込む・・・ 尖った物が怖いやくざ・・・いわゆる強迫神経症の患者さんたちです。真剣であるが故に伊良部の無邪気さとの対比が際立つ設定になっています。 伊良部のペースに巻き込まれ、いつの間にか治っていく彼らを見るにつけほっとします。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログさっくり読める伊良部シリーズその2。楽しかった。マユミちゃんかわいい。 スペシャルドラマでやったときに空中ブランコとハリネズミは読んだ気がするけど改めて読んで面白い。 女流作家の友人の語りが好き。
0投稿日: 2011.10.23
powered by ブクログ調子に乗ってる伊良部せんせ。さすが直木賞です☆泣いて笑っていつの間にか心が軽くなってる。主治医に欲しいかも・・?
0投稿日: 2011.10.16
powered by ブクログ空中ブランコで跳べなくなったサーカス団員、尖端恐怖症のヤクザ、強迫症の人気小説家…奇妙な精神科医が彼らの心の病を治療(?)していくという短編集。 症状はいろいろだけど、過去にトラウマを抱えていたり、内側に溜め込みすぎてたり、そういう経験が原因になることって多いんだなと思いました。 医者の伊良部の天真爛漫さ、傍若無人さはいっそすがすがしい。 心にいろいろ抱える人って特に増えてるだろうし、こんなふうに心の病に対応できる人がもっといてもいいかもなと思いました。
1投稿日: 2011.10.15
powered by ブクログ「インザプール」の米原万理様の書評が面白かったので、図書館で探してみたが、みつからず、シリーズ2作目ということで。 読みやすいし、こんなに笑ったの久しぶり、というくらい笑わせてもらいました。 米原万理様に感謝。
0投稿日: 2011.10.12
powered by ブクログ伊良部シリーズ2作目。 短編コメディーです。でも、チクチクしたり、ウルウルする…。困ったもんです。
0投稿日: 2011.10.10
powered by ブクログ奥田英朗を立て続けに読んでいる。『イン・ザ・プール』と同じようなテイストの短篇集でありながら、飽きずに読める。さらっと読めすぎて、物足りなさすら感じてしまう。やはり移動中に読むのがベストかも。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログこれはかなり面白かった。真剣に病気に悩む人と、それをすっとぼけた感じで診察する伊良部の駆け引きが笑える。普通、患者のためにわざわざ外出して、なおかつプライベートまで覗いて、それで治療する医者なんていないだろう。そういう破天荒なところが新鮮に感じられたので★5つ。それにしても、僕の脳内では伊良部医師がどうしても芋洗坂係長に見えてしまう。
1投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ前作に引き続き読みやすい 短編だけど毎回飽きないのがすごい 斬新な形の映像化もこの作品ならではだと思う
0投稿日: 2011.10.01
powered by ブクログ注射好きのデブ医者と露出狂の看護婦の組み合わせがコミカルで良い。色々な職業と、それに携わる人の苦悩が描かれている短編小説である。その悩みをさまざま角度から治療する、奇抜な生態の医者に注目。第131回直木賞受賞作品。
0投稿日: 2011.09.25
powered by ブクログ伊良部先生は相変わらずです(笑 なんか、スッと心が軽くなる。 それにしても、伊良部先生、ばかだよなあ
0投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どれもありえそうな話。やはり気楽に読めていい。 ・せめて自分は誠実な仕事をしよう。インチキだけには加担するまい。謙虚な人間でいよう。
0投稿日: 2011.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊良部一郎のトンデモぶりにハラハラしたり、爽快感を覚えたり…。人の悩みに対してここまでサバサバと接することができたらいいなぁ。対人援助職としては正直彼に対してうらやましさすら感じてしまった。仕事で悩んだらまた読もうと思う。いや、彼を参考にしてはいけないとは思うのだけれど。 私としては、空中ブランコのシーンがお気に入り。豪快にして爽快。想像すると胸がすくような心地を覚える。
0投稿日: 2011.09.20
powered by ブクログ個人的にはシリーズの中では一番好きです。声を上げて笑ってしまう話が盛り沢山(^^) あと真由美ちゃんがとっても良い子です。 やっぱり真由美ちゃんは原作かアニメだな。ドラマはなかった←
0投稿日: 2011.09.16
powered by ブクログ小説家奥田英朗の直木賞受賞作品。 前作『イン・ザ・プール』が面白かったので、連作短編集第2弾のこの作品を、続けて読んでしまいました。 本作ももちろん、破天荒な精神科医、伊良部一郎が主人公。 いきなり注射をしたり、患者と一緒に活動してしまったり、そんな型破りな治療?をしてしまう彼の騒動が、5つの短編に収められています。 今作は、表題作の空中ブランコ乗りをはじめ、野球選手や作家など、僕たちのような平凡な人生を歩む人間よりも多く、精神的重圧にさらされている人々が、患者として登場します。 そんな特殊な世界にも乗り込んで治療してしまうというのが、この小説の醍醐味。 主人公がのめり込む姿を見て、なぜか、患者たちも自分の修正すべき点が見えてくる、そんな展開になっていきます。 そう考えると「体を張った名医」のようにも聞こえますが、行動のハチャメチャぶりで、そうは感じさせないというのもすごいところ。 表題作のラスト1行は、僕も噴き出してしまいました。 第3弾もあるようなので、続けて読んでみることにします。
0投稿日: 2011.09.13
powered by ブクログ伊良部一郎シリーズ2冊目。相変わらず天真爛漫で恐れを知らないはちゃめちゃな行動力。でも純粋な医師としての貢献度は低下しているような気がするのは気のせいか?まあ、もともとそのへんは怪しかったんだけどね、はい。楽しく読めました。
0投稿日: 2011.09.11
powered by ブクログコミカルな短編集。 ほんとにスイスイ読み進められます。 なんですけど各話での変化が乏しすぎな印象を受けました。設定は違っても患者の雰囲気はどこか似通ってるし(みんな根が素直だから?)治療の進め方はまるっきり一緒だし。 苦手なんですかね
1投稿日: 2011.09.06
powered by ブクログ<poka> 表題作は泣かせます。キモさ全開! <だいこんまる> 私も空中ブランコできるかも。
0投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログ面白い、かなり面白い、けど。すごく苦しくなった。理由は知らない。考えたくもない。 このシリーズ、第一弾をまだ読んでないのね。イン・ザ・プールってのが。いつかは読む。けど数ヶ月したら。 乙一と同属性なんかな。人間そのものをリアルに描写しまくってる感じ。 続けて読むと息がつまる。人混み苦手。あーもう、面白くなかったら読まないのに!
0投稿日: 2011.08.31
powered by ブクログ生粋のサーカス一家に生まれた劇団員のエース 上昇志向のヤクザの若頭 医学部教授の娘と結婚して自己を抑圧している精神科医 挫折を知らないプロ野球選手 話のネタに困っている恋愛小説家 様々なバックグラウンドの患者を相手に伊良部先生が行う「治療」の話。 伊良部先生は精神科医。 だけれど、注射針が刺さっているのを見ることに恍惚を感じたり、 思った事を素直に口に出してしまったりと、およそ精神科医とは思えない。 けれど、好奇心旺盛でどこか憎めないキャラクター。 ああ、おもしろいなあ。という本。 すーっと入ってすーっと抜けていく。 良いお話だな、としみじみ感じ入ることができるわけでもなく、 げらげら笑えるわけでもない。 波紋のように、一瞬波を立てて消えてしまう印象。 おもしろいけど、直木賞ってなんだ。
0投稿日: 2011.08.30
powered by ブクログ面白かった。あいかわらずのテンションでとても良かった。 患者と一緒に、読んでいるこっちまでストレスが発散される感じ。 テンポもとてもよく、気分がさえないときにはとってもよい一冊。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログ「もしかすると人間かどうかも怪しい。総合病院の地下室に棲みついた子供の妖怪。迷い込んだ患者を相手に遊んでいる・・・。」伊良部先生を描写したこの一文に激しくうなずき、ちょっと吹き出す。最終章・・・いつもは何考えてるのか不明のマユミちゃんの人間性が垣間見えて嬉しくなりニッコリ微笑む。
0投稿日: 2011.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
難しいことは考えずに、ただ只楽しく読める。ストレス発散になる。 今回の患者は、特殊な職業の人(プロ野球選手やサーカス団員、小説家など)が多く、仕事にかかわる症状で診察を受けに来るので、前作のように共感できる部分が少ないのがちょっと残念。 しかし、前作より笑いのレベルが格段に上がっている。「空中ブランコ」で伊良部がレオタードを着て空中ブランコに挑戦するところや、「義父のズラ」での眠っている義父のカツラを外すシーンは爆笑もの。大いに笑わせてもらった。
0投稿日: 2011.08.11
