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八月の御所グラウンド
八月の御所グラウンド
万城目学/文藝春秋
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総合評価

656件)
3.9
143
291
165
18
1
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    伏線が綺麗に回収されていくのが快感だった。 不思議な出来事は誰かに話すと怒らなくなるというのはなんとなくわかる気がするけど、どこかで体験したっけ…?したことないはずなのに体感したかのように感じて不思議だった。 送り火、一回見てみたい。 この話を読んだ後に見たら感動が増しそう。 細かい描写が好み。

    71
    投稿日: 2026.03.14
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    「十二月の都大路上下ル」と「八月の御所グラウンド」、テーマは多少似ているものの、見事に全く違う印象と読後感。同じような不可思議性と青春を扱いながら・•・•素晴らしい。

    0
    投稿日: 2026.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終えて本を閉じると、爽やかさと僅かな寂寥感が残った。不思議な読了感。「京都だったらこういうことも起こり得るのかもしれない。」自然とそう思わせてくれる。登場人物のキラーワード「あなたにヒがない。」が言葉遊びとも解釈できて興味深い。

    2
    投稿日: 2026.03.05
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    女子の高校駅伝と大学生の草野球、2つの話で構成されている。SF要素がそれぞれ入っているがそれ自体がメインではない。 友人との距離感だったり、スポーツへの向き合い方は2人の主人公で異なるものの青春を謳歌している学生の姿にほっこりする。だけど、どこか切なさのようなものも感じる話だった。個人的には1つ目の女子駅伝の話の方が好きだった。

    1
    投稿日: 2026.03.05
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    「十二月の都大路上下ル」 万城目さんのエッセイで駅伝の取材をしていると綴っておられたので、これが!と思いながら読みました。 この物語のように、悪役のいないストーリーが私は案外すきなのかも…と新たな発見。 ちょっぴり不思議な、心に優しい物語でした。 「八月の御所グラウンド」 気づいてしまったら、他の誰かに話してしまったら、もう現れてはくれない…そういうセオリーを「野球がしたい!」という真っ直ぐな気持ちで覆してくれた彼ら。 戦争という自分ではどうにもできないことで、日常を大きく変えられ、野球を奪われ、命までも奪っていく。やるせない気持ち…。 たまひで杯が時代をこえて彼らを救ってくれているといいなぁと思いました。

    5
    投稿日: 2026.03.03
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    万城目学さんだなぁと感じた(?笑)お話しでした。さらっと読めてとてもよかったです。 どちらも似たようなお話しでしたが、個人的には『十二月の都大路上下ル』が好きです(*˘︶˘*)

    44
    投稿日: 2026.02.26
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    『十二月の都大路上下ル』 急遽補欠から体調不良の先輩の代わりに アンカーを走ることになったサカトゥー(坂東) もうね、青春でしたわ そして京都ならではの不思議なことも 選手と並走しているのは新選組?(笑) もう1編は表題作の『八月の御所グラウンド』 大学四回生の朽木は、友人、多聞から 借金のかたに御所グラウンドで 行われる謎の草野球大会―たまひで杯に 駆り出されることに 八月のお盆の頃の京都に、ましてや朝早くの 草野球などに人など集まるはずもないのだが なぜだか毎年誰か助っ人が現れるのか この試合は続いていくのだ 日本の野球について研究していると いう中国人のシャオさんが魅力的 「毒はためると体に悪い」が信条で 「アイヤー」は癖になる(笑) 「オリコンダレェェ」は最高だ めちゃくちゃキャラが立ってます! かる~~く読んでいたら あー、なるほどそういうことかと ほろりと泣けてきたり切なくなったり 日常の中に突然入りこんでく非日常 ファンタジーといってしまえば それまでだけれど京都ならそんなことが あっても不思議はないとどこかで思えたり 「俺たち、ちゃんと生きてるか」 説教じみてなくて心に刺さる

    3
    投稿日: 2026.02.24
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    いつ死んだはずの名投手が出てくるのだろう?と思っていたら、後半で色々分かってきた! 学徒出陣された方々を思うと本当に辛い… もっとやりたい事色々あっただろうな…と思うと今の平和をありがたく感じます。

    1
    投稿日: 2026.02.23
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    「アイヤー」ワタシ、ズット二つノハナシ、ドコカデツナガルオモテタヨ。デモツナガラナカッタヨ、トテモ残念ネ。デモスゴクオモシロカタヨ、京都ハ謎多キ街ヨ。不思議イッパイネ。

    17
    投稿日: 2026.02.23
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    audible  直木賞受賞ということで読んでみた。 早く読みたくてオーディオブックにしてみたが、切なくて余韻を楽しむ内容だったので、活字で読んだ方がよかったのかも…。多少なりとも土地勘のある場所が取り上げられている小説は手にとってみたくなる。京都の知っている地名が出てきてワクワクした。駅伝の方は話が短かったので少し残念。もう少し読みたかった。

    0
    投稿日: 2026.02.17
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    野球を題材とした小説は大好きですね。しかも舞台 が八月の京都となれば、これだけで期待感マックス で読み始めましたが、案の定の一気読みで、あっと 驚かされる展開に思わず立ち上がってしまう始末。みんな野球が大好きで、野球がやりたくて仕方な く、「みんなー.生きたかっただろうなあ」この一言に 尽きてしまうのか。読み終わってなお、聞こえる蝉 の声、そしてグラウンドの土と汗の匂いがいつまで も残る作品でした。一話目の冬の京都を舞台にた、 高校生たちが、体験した奇跡にも驚かされました。 読後の爽快感半端なし。

    1
    投稿日: 2026.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公が2008年の北京オリンピック時小学生2年生(7歳から8歳)2000年〜2001年生の代と思われる。 京都の歴史とスポーツを通じて触れ合う奇跡の物語。ファンタジー過ぎるはずが読みやすい。1篇目の駅伝は特にスピード感があった

    1
    投稿日: 2026.02.15
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    >ここ、京都だし(p.57) >貧血の心弓(ここあ)先輩に代わり女子全国高校駅伝で都大路を走ることになった坂東(さかとう)はライバル選手、荒垣新菜とデッドヒート中、「斬るぞ」と叫びながら並行して駆ける新選組コスの集団を見る。 >「あなたには、火がないから」とフラれ夏休みの予定をフイにした朽木は友人の多聞に脅されて炎熱の京都で早朝野球「たまひで杯」に参加するハメに陥り御所グラウンドに通う。人数合わせで巻き込んだ留学生シャオさんや彼女に誘われた謎のえーちゃんたちも巻き込んでたまひで杯は続く。 >「火」のある生き方。

    1
    投稿日: 2026.02.13
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    う〜ん、そんなに良い作品かな〜というのが率直な感想。中編2作を1冊にした作品だが、どちらもそれほど強いリーダビリティもなく、悪い意味で淡々と読み終えてしまった。 どちらも印象には残るので、決して悪い作品ではないのだが、絶賛されるほどの完成度とは到底思えず。。

    0
    投稿日: 2026.02.10
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    八月の御所グランドと十二月の都大路上下の2編。 どちらも京都の話で 八月は大学の草野球 十二月は高校駅伝 のお話 八月は戦士者の亡霊とのミステリー風のコメディ。 十二月は新選組の亡霊はででくるが柱はスポーツ青春。 万城目さんの作品は大好きだが、他の作品と比較するとやや物足りない。構成とテクニックで引っ張っている印象。それでも、好きですし、楽しく読ませていただきました。

    0
    投稿日: 2026.02.10
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    面白かった。駅伝のほうは接触がなかったから時空の歪みみたいなのかと思ったら、野球ではがっつりご一緒してたので連作のようでちょっと違う雰囲気。万城目さんにしてはおとなしめな気もする。

    0
    投稿日: 2026.02.07
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    激動の時代に生き無念のうちに亡くなった人たちが、京都の街に蘇り真剣にスポーツを楽しむ、ちょっと不思議だけど暖かい物語。だが、ちょっと漫然としていて斜め読みしてしまった。なんで借りたんだっけと調べたら直木賞受賞作?それにしてはちょっと凡作に感じた。

    1
    投稿日: 2026.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    万城目学さんの京都も魅力的で素晴らしい。とっても気持ちの良い京都でした!うだつの上がらない大学生、京都のお盆、草野球大会。大会の結果まで書いてないことがこんなにスッキリするなんて。みなまで言わずとも、大会の結果優勝してもしなくても、不思議な経験をした二人なら心を入れ替えて卒業できたのでしょう。誰かが生きたくても生きられなかった今を無駄にせずに大切にしようと思いました。

    9
    投稿日: 2026.01.25
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    2026.1.23 2 寒い中歩く。オーディオにて。いい話だった。 突飛な設定でも、そこに説得力がある、さすが万城目学。京都にも行きたくなる住みたくなる。

    1
    投稿日: 2026.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ありそうでない奇跡の物語。 有り体に言ってしまえば幽霊が出てくる心温まる物語、という一言ですが、そんな一言では収まりきらない魅力があります。 テンポの良い展開と引き込まれる描写、キャラクターの内面がとにかくよくわかり、一気に入り込んでしまう世界観です。 個人的には後半の野球の話もいいけれど、前半の駅伝の話ももっと続きが読みたかったです! この作家さんの絶妙なファンタジー感が大好きですが、抑えたファンタジー感とリアルな描写で臨場感たっぷりに楽しめました!

    1
    投稿日: 2026.01.24
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    ザ・エッセイ万博で八月の御所Gについて書かれており読んでみることに。いつもの万城目先生とちょっと違う感じ。ほっこりかつ、うるっとくるところあり。ちゃんと生きるってどういうことかわからないけど、ちゃんと生きよう。そして、好きなこと(読書)を堪能できる私はなんて幸せなんだろうと、じんわり嬉しさが身体の中に広がった。

    11
    投稿日: 2026.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とっても心に響いた。感想書かずにいられない。 途中まで何もなく野球の試合が永遠に続くのかな〜と思ったらほぼ最後の方にとんでもない疑惑。 何も見ないでとりあえず読んでみたからこその衝撃がすごかったし、死んでもなお野球したさに出てくるってのがなんとも心が揺さぶられる。 子供の頃は「戦争に行った人達はこんな若い歳で亡くなった」と説明されてもピンと来なかったけど、彼らが没した年を自分が超えてからこそわかる。若者の戦死は悲しいし酷いなと感じる。 今を生きる、ということの大切さを日々忘れていることに気づいたし、読書することでたくさんの感情になれるのは改めて心が豊かになるなと思った。読書は人を育てる。 この本の感想というより思ったことをつらつら書いてしまったけど、最後の試合がどうなったかどうかなんて関係ないくらい私にはとても納得感ある作品でした。やっぱり万城目学先生すごい〜 もっと評価高くてよくない?!

    3
    投稿日: 2026.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そうそう、万城目学ワールドってこんな感じだったよなー、なんかちょっとバカバカしい感じのキャラクターが…とか思いながら読み進めていたけど。 「なあ、朽木。俺たち、ちゃんと生きてるか?」 「それが――、俺たちとの約束だろう」 って最後、なんかカッコよかったなぁ。

    1
    投稿日: 2026.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都という共通点で結ばれた二つの話。本の題名になっているのは二話目だけど、私は一話目の駅伝の話の方が感動したかもしれない。二話目は途中まで退屈で、読むのやめようかと思ったけど途中から話が急展開だった。話としてめっちゃ好き、ってわけではなかったけど、京都に幻想を抱くことができて楽しかった。

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    酷暑の京都で目にすることのできる亡霊とでもいうのだろうか。 その人の前にだけ訪れる不思議な出来事。 どう考えてもありえない、時代を超えた出来事とはいえ、不思議と嫌な恐ろしさはない。 彼らの魂は、勝負という熱い眼差しのなかに宿っているのだ。 想いを捨てきれず現れる亡霊たちは、現代を深刻にさまよい続けているわけでもなさそうだ。断ち切れない想いは彼らの純粋な「好きなものへの情熱」であって、誰かへの恨みではない。 時を超え、今はもう目にすることの叶わない動く彼らと、彼らの本気の一球を見た。 一緒に野球をした。 その実感だけが真実であり、全てだった。 戦争という理不尽さの中を生き、戦死した彼らが今、この場所で地を踏んでいる。 自分たちが彼らをゲームに誘っているのではなく、彼らの方もまた一緒に野球をできる者たちを誘っているような気がした。 御所Gという真夏の夢なのか、悪夢なのか。 「野球をしたい」というただ一つで繋がる彼らの八月は、ただひたすらに尊いもののように思う。

    5
    投稿日: 2026.01.17
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    直木賞受賞。不思議な話なんだけど、心温まる。 それよりなにより、中国人の女性シャオさんが良い味だしてて腹抱えて笑いました。シャオさんおもしろすぎ!

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    スポーツが好きだし、駅伝も野球も大好きだからさらりと読めました。 2篇とも、こういう話の締め方は好みです。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    アイヤー! 死者と生者の境界が入り乱れていそうな京都なら、もしかしたらあり得るかもしれないと思わせてくれる、奇跡の物語。設定はぶっ飛んでいるのに、日常の中に非日常がある世界を無理なく描き、楽しく読ませてくれる、さすがはマキメマジック!今わたし達が生きている今日はきっと、生きたいと思いながら若くして死んでいった人達が生きたかった今日なんだ。ちょっぴりもの悲しく、でもほんのり心に火が灯って、明日からもっとちゃんと生きようかなという気にさせてくれる。大好きな一冊になりました。 朽木くんの恋の行方が気になる〜

    2
    投稿日: 2026.01.02
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    久々に万城目ワールドに入り込みたくなり、プリンセストヨトミ以来14年ぶりに読みました。 京都を舞台にリアルとファンタジーが交錯するちょっと汗の匂いが懐かしいお話で大満足でした!

    3
    投稿日: 2025.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都を舞台にした 青春小説の爽やかさの中に、 どこか寂しい雰囲気のある作品でした 「大学生の主人公は、夏休みにスナックのママに捧げる 草野球大会に参加することに ひょんなきっかけで一緒のチームになった人が、 実は亡くなったはずの選手で?」 大学生になったばかりで、 学生生活を満喫する間もなく戦争に巻き込まれ、 大好きな野球を辞めざるを得なかったときの心境は? 戦争で亡くなってしまった後も、 幽霊になってまで野球をしたかったのかと 思うとやるせない気持ちになりました、、、 周りの都合に振り回されて 自分の好きなことができないのって 本当に辛いですよね 本作が戦争の理不尽さや戦時中の人たちの心境を 考えるきっかけになりました

    23
    投稿日: 2025.12.28
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    初めてオーディブルで。 オーディブルでも非常に聞き取りやすい万城目先生。 最初の駅伝の話の位置づけはよくわからんけど、非常に読み心地のよいというか、青春小説だった。 沢村栄治なんて今におったらすごかったやろうな・・・

    1
    投稿日: 2025.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真夏の京都で草野球をする、、、それに助っ人で現れる死んだはずの投手。 私の知っている万城目さんぽくない、すごく優しい心に染みる話。 読み終わっても余韻が残った。

    1
    投稿日: 2025.12.26
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    万城目さんの本は初めて拝読しましたが、面白かったです 以前新聞で紹介されていたのを見て図書館の貸し出し候補に登録したものの予約が多かったのでそのままになっていましたが、先日予約が入ってなかったので借りました 内容紹介も見ずに読んだのですが、2篇とも幽霊出没と知ったのは沢村栄治の名前が出てからでした どちらもテンポ良く読めましたが、「十二月の都大路上下(カケ)ル」の方が面白かったです

    9
    投稿日: 2025.12.24
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    久しぶりの作家さん。 読みやすかったけど物足りない。 どちらも まだまだ続きがあるような感じで もう少し読みたい。 これが直木賞って後から知りましたが 万城目学さんなら他の作品により面白いものがありましたが…

    0
    投稿日: 2025.12.14
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    姿を変えた『フィールド・オブ・ドリームス』みたいな感じかな。あの戦争でどれだけの若者が生を終えなければならなかったのかと思うと切ない。

    0
    投稿日: 2025.12.10
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    駅伝の話が不完全燃焼で、てっきり繋がるのかと思いきや、そんなこともなく。モヤっとしたがちょっと謎があるくらいがいいかなと思い直して納得させた。

    7
    投稿日: 2025.12.10
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    表題作と他一編で、さら〜っと読めました。 『十二月の都大路上下る』 女子駅伝のお話。 またここで会おう、と他校のライバルとの約束ができるってとてもいい。 『八月の御所グラウンド』 助っ人が頼りの野球大会のお話。 早朝の京都御所で不思議な体験をして、そこから知る事になる事実が悲しい。 どちらも主人公が、自分の生き方を見つめて成長するだろうな、と思えるお話でした。 この作品から過去作へと読んでいくのも有りな気がする、少しだけ不思議な万城目ワールドでした。

    28
    投稿日: 2025.11.24
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    直木賞のイメージがあったのでてっきり長編かと思いきや、かなり短かったのでスルッと読めた。前半の短編は一体、、?一瞬、繋がった部分があった気がしたが、思い出せず、チャットGPTに聞いてもわけわからんことばっかり言うので再読するかと思ったが、それも大変なのでやめた。不思議な読後感。

    2
    投稿日: 2025.11.24
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    万城目さんのいつものコミカルな感じから始まって、考えさせられるシリアスな展開になり、ギャップが素晴らしかったです。こういうのも書けるのであれば、いつもの万城目ワールド全開の小説はなんなんだ、、。万城目さんに対して興味は尽きないです。

    33
    投稿日: 2025.11.24
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    爽やかな読後感。新撰組が駆け回り、かつての青年たちが草野球に興じる。京都ならそんなこともあるかも?と思わせる情景が脳裏に浮かぶ。 くだらないことをふざけて書くこともあるし、くだらないことを真面目に書くこともあるし、真面目なことを真面目に書くこともある万城目さん。この本はそれがとてもいい塩梅に出来上がっていました。歴史(特に京都の)とは、様々な人たちの人生の堆積そのものなのだなぁと深く感じ入った次第です。

    1
    投稿日: 2025.11.23
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    『十二月の都大路上下ル』と『八月の御所グラウンド』の中編2作が収録されている。 直木賞ということで、まさに「大衆文学」だった。 読みやすさと温かい雰囲気、ファンタジー。 嫌な人が出てこないのも、いいポイント。 冬の京都と夏の京都。 よく聞く京都の「寒さ」と「暑さ」が小説の中でも表現されていた。私は、快適な気候の土地に住んでるから、「ここに住んでてよかったなー」なんて思いながら読んだ。それでも、最近はだんだん寒くなってきてツライ。 シャオさんみたいに、誘われたら野球やっちゃう女性に憧れる。憧れだけで、私は絶対に早朝野球はしないけど。 次、京都に行く時は「御所グラウンド」に行ってみよう。不思議体験を期待して。

    38
    投稿日: 2025.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    草野球が舞台のスケールの小さい「フィールドオブドリームス」です。 タイトルのより、駅伝女子高生のほうがファンタジー抜きでもストレートな青春もので良かった。

    1
    投稿日: 2025.11.17
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    テーマが駅伝に野球か、爽やかな青春の物語、かな、と軽い気持ちで読み始めましたが、どちらも、最後にグッとくる言葉があり、そしてホロリと泣けて、いい物語でした。若者に読んでもらいたい。

    10
    投稿日: 2025.11.16
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    万城目学さんの作品を初拝聴。 短編2話の構成で、1話目は女子高生の駅伝大会、2話目は草野球大会の話。 どちらも舞台は京都、かつ、歴史的な偉人が現実世界に現れ、それがリアルなのか不思議現象なのかがわからなくなるような展開で、ジャンルとして面白い。 題名にもなっている2話目の八月のの御所グラウンドはすごく面白いです。 2作目もあるようなのでこの勢いで読みます。

    23
    投稿日: 2025.11.13
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    なんか、いいなぁ。京都とか奈良にはこんなことが起こりそうな粒子が漂ってるのがよくわかる。2篇あるけどどっちも好き。全てが満点花丸というわけでは無いけれど、だから人生なんだし、だから人がいるのかもしれない 8月と12月、真逆な気候なのにページから季節を感じられる万城目さんの筆もすごい

    1
    投稿日: 2025.11.13
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    令和の現代の話なのに「京都」というフィルターが掛かるとノスタルジックな気配が漂ってくるのが万城目さんらしいですね。 「十二月の都大路上下ル」は高校女子駅伝の話。本編では「駅伝」が一選手からの目線で語られる。しかも補欠の1年生が突然アンカーに抜擢されるという展開にハラハラドキドキ。そこに現代には存在しない幕末のあの人々が何故かふっと現れて…。「駅伝」を描いた三浦しをんさんや池井戸潤さんらの作品とはまた一味違った面白さ…。 表題作の「八月の御所グラウンド」は草野球の話。夏の京都はそれこそ殺人的な暑さに目も眩みそうになる。そんな早朝のグラウンドにメンバーなんて集まりそうもないのに、何故かプロ野球草創期のあの人が「草野球」を楽しむためにやってくる。あ、これは『フィールドオブドリームズ』の京都版か…? これはもうホント、一気に読み切ってしまいました。

    44
    投稿日: 2025.11.11
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    駅伝と草野球の2作の短編 サラサラと読めるが、過去からのカムバック的な捻りは無いほうが個人的には良かったかな

    12
    投稿日: 2025.11.05
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    直木賞受賞作ということで巡り合った本作。 読み易くさらっと読めたけど、京都の情景が目に浮かぶような作りで心に残った。 万城目学氏の他の作品も読んでみようと思った。

    1
    投稿日: 2025.10.29
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    おなじみの近畿が舞台の二作。 ベタつき感のない青春モノと思わせておいての奇天烈ファンタジーが万城目ワールド。 でも今回はアッサリしてたような。 もう少し引っ張るというか掘り下げるというか食い下がるというか。ちょっぴり物足りなさを感じました。 でも、キュッと胸にくるところもあり。 ただ、文にもありますが、尋常じゃない暑さの京都で、夜とはいえ、そんなに冷静に喋っていられるものか??と疑問。若さかな。

    24
    投稿日: 2025.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都にゆかりのある亡くなった人達によって、スポーツで実力よりも少し上の力を発揮できた2つのお話。 方向音痴の女子高生の、憎めない愛されキャラ感が、可愛らしくて好きだった。

    3
    投稿日: 2025.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    都大路を走る全国女子高校駅伝中に新鮮組が亡霊として走ったり、京都の御所グラウンドでの草野球に沢村栄治が参加する奇妙な青春物語。 万城目学氏の本はいくつか読んで、物語のスケールの大きさに感動したけれど、今回の本は短編2作ということもありそういうものではなかった。 内容で気になったのが、 「十二月の都大路上下ル」で新鮮組の亡霊が出てくるが、何故ここに新選組が出てくるのかが分からない。例えば、駅伝当日が池田屋事件があった日だとか。。 「八月の御所グラウンド」で沢村栄治が出てくるが、何故ここに沢村栄治が出てくるのか、沢村栄治でなければならないのか。。 等々、直木賞受賞作ということで楽しみしていたが、疑問が残り期待外れだった。それとも私の読解力不足??

    1
    投稿日: 2025.10.20
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    さらっと読めて、じんわりした温かさやほろりとする切なさが心に残る素敵な2作。 万城目学のこの路線は初めて読んだけど、とても良かった。

    2
    投稿日: 2025.10.19
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    『なぁ、俺たち、ちゃんと生きてるか?』 《八月の御所グラウンド》の中で一番刺さった台詞はこれかな。 2つの意味で取れる言葉だよね。どんな2つの意味かは、読めばわかるはず。 《十二月の都大路上下る》 すごい方向音痴の女子高生サカトゥー、駅伝の補欠だったはずが突然出場することになり… 万城目学の小説にしては、どちらもコテコテさは薄めで、読みやすい入りやすい世界。

    1
    投稿日: 2025.10.18
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    万城目さんの作品は、いつも映像が頭に浮かんでくるから不思議だ。 NHKでドラマ化して来年の8月に放送して欲しい。

    1
    投稿日: 2025.10.17
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    駅伝と野球を題材に、中編の二部構成となっている。 二話とも少し不思議な体験が絡んでいるものの、感想は、爽やか、である。 駅伝の方は、なぜ新選組?と思いつつ、新選組好きの私としては、思いがけない登場で嬉しかったが、新選組でなくてもいいわけで、もうちょっと深い仕掛けがあったほうが面白かった。 野球の方は、戦時中の若者が助っ人として登場するという話だが、飲み屋のバイト明けで絶賛二日酔いの現代の若者と戦争に動員される運命にある当時の若者が、同じチームで野球をする。同じ若者なのに置かれている状況の違いに考えさせられるものがあるが、野球を介すことで、そこまで重たく引きずられるわけでもない。なんだか、すごい仕掛けなのかもしれないと思った。 万城目学の小説を読むのは2冊目で、万城目学に限らず、文章の癖、みたいなものは作者の個性なんだなぁと、思いながら楽しんだ。 小説の帯にある、感動や感涙は全く感じなかったが、中編なので、軽くさっくりと楽しめた。

    1
    投稿日: 2025.10.12
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    万城目学さん初めて読みました。 直木賞や芥川賞という作品で自分と合う物はあまり多くないのですが、こちらはとても面白く読めました。 「十二月の都大路上下ル」 女子全国高校駅伝のお話。京都の都大路をピンチランナーとして走る事になった1年生ランナーが沿道で目撃した物とは… 「八月の御所グラウンド」 早朝の御所グラウンで行われる「たまひで杯」という大会に借金のカタに参加する事になった大学生が共に戦ったチームメイトの正体とは… まず文章がとても読みやすかったです。内容も途中から思わぬ展開が待っていてどんどん引き込まれました。沢村栄治…フルネームまでは知らなかったですが、野球の沢村賞は聞いた事があったのでWikipediaで検索してしまいました。 不思議な体験はしたことないけど、こんな体験ならちょっとワクワクしますね。

    20
    投稿日: 2025.10.09
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    ブクログでの評価がよかったので手に取ってみました。短編というよりは中編?くらいの長さの話が2つ。駅伝の話と野球の話。特に関連性はなく同じ名前の店が出てくる程度。野球の話が直木賞なんですかね? 爽やかなそして少し不思議なお話でした。白黒付けずに終わるあたりがよいですね。上手く口にできないのですが独特の空気感があり、そこが気になるので同じ著者さんの別の作品も読んでみたいと思います。

    31
    投稿日: 2025.10.06
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    読み始めたのが7月末、8月の〜と言うタイトルにに惹かれて読んだのですがこの時期に読めてなんだか良かったと思えました。 京都を中心に巻き起こるファンタジーは、行った事もない見たこともない景色や匂い感じさせてくれたり、優しい気持ちになったり切ない気持ちになったりすごく私に合っている作品とも感じました。 2025年7月29日

    2
    投稿日: 2025.10.05
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    京都を舞台にした二篇からなるお話。知った土地の名前が出るとその時主人公が見たであろう景色が容易に想像できる。京都は通り名があるからそれがわかりやすい。本のタイトルにもなっている二篇目は送り火に合わせたタイミングと相まって、どう言えばいいのか、心が澄むというか、静かに目を閉じたくなるというか、そんな気持ちにさせてくれる。実写で観てみたくなる。

    9
    投稿日: 2025.10.04
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    八月に読むべきだった。ジリジリと暑い大文字焼きの頃終戦記念日の頃に。 駅伝の物語から始まり、草野球のメインストーリーへ。関係ないようで微妙に繋がっている。 方向音痴の駅伝ラストランナー、サカトゥーが疾走する横で、新撰組が刀を振り走る。 笑った。 御所Gでは、クラブのママのちゅーのご褒美獲得を目指して、30年間真夏の野球大会が続いている。 『フィールドオブドリームス』を彷彿とさせ、余韻が良い物語。万城目ワールドにハマり込み、『しゅららぼん』読み直したくなった。

    15
    投稿日: 2025.09.29
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    表題作の感想。 エンターテインメント作品で 読者年代、時季、地域文化への親和性が マッチすると非常に楽しめるものと 感じた。 自身は京都に住んでいた時期もあり 楽しめた作品ではあるが もう少し長編で、ひと盛り上がり あってもよかったかな。 ただ建勲神社からの大文字送り火は 見たいと思ったし、そこからは 妙法も見えるのではと 勝手に考えている。

    5
    投稿日: 2025.09.29
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    直木賞受賞作 とても良かった。高校女子駅伝部の大会のお話は、少しグッときて涙が浮かぶような青春の輝きが感じられた。 表題作は、クラブのママの名前を冠した野球大会で、学生や友人をかき集めてなんとか試合をするお話。大学卒業のためには優勝するしかないのだが、素人も混ざって毎回人数集めだけで四苦八苦する。ようやく集まったメンバーは、実は戦前の大学生だったという、万城目ワールドな展開。真夏に朝6時から集まって、知らない人たちと試合をする楽しさ。想像だけはできる。

    2
    投稿日: 2025.09.27
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    すごく読みやすかった マラソン、野球、二つのテーマで、どちらも万城目さんらしいミステリーがあり心が温まる

    1
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アメリカのユダヤ系作家、バーナード・マラマッドの「Natural」(汚れた白球)やケビンコスナーの「フィールド・オブ・ドリームス」を思い出した。

    0
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次 ・十二月の都大路上下(カケ)ル ・八月の御所グラウンド タイトル作が直木賞受賞作であることは、忘れていた。 でも、読み終わった時「狙いに行ったな」と思った。 万城目くんの真面目路線は嫌いではない。 もちろんゲハゲハ笑える愉快路線も大好きだが、少し切なくてビターな読後感の真面目路線の読後感は結構癖になる。 『とっぴんぱらりの風太郎』なんて、未だにひさご様を思い出したら泣きそうに切なくなるくらい。 しかしこの作品、そこまでの感動はなかった。 もちろん少し切なくてビターであるこの作品に、じんわりとした感動を覚えはしたけれど。 でも、何か違う。 何度も直木賞に挑戦して、講評を受け止めて、受け入れられるように調整したのではないだろうか。 万城目学特有の、そこはかとない可笑しみが絶対的に足りない。 もう、直木賞取っちゃったんだから、リミッター外していこう。 だって、彼はそれができる人だから。

    4
    投稿日: 2025.09.07
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    直木賞受賞作品。 マラソンと野球の2部構成。 京都が舞台で不思議な現象が起こるファンタジー。 面白くはなかった。

    3
    投稿日: 2025.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都の少し不思議な女子駅伝と野球のお話。 本当にそのスポーツチームに入ったように没頭できて楽しかった。 お盆だからなのか、京都だからなのか。それともよく起きることなのか? こんなことが自分にも起きるかもしれない、 今まで時を超えて出会えた人がいたのかもしれない、 と思わせてくれるとても素敵な話だった! シャオさんが誰よりも男気溢れてたかも。シャオさんの勤勉さと行動力と向上心、どれも見習いたい!

    4
    投稿日: 2025.09.02
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    夏のこの時期に読んでとてもタイムリーでこの本を読もうと思った自分に少し驚いた。昨年父がなくなって、父は大好きなことをやりに戻ってきたりするのだろうか、仕事人間だったか大好きなことはあったのだろうか、家族の身の回りや尻拭いに追われていて戻ってくるほどやりたいことはこの世にあるのだろうか?この世で生きてる人、思い出となった人、全ての人が愛おしいと感じさせてくれたし、悔いのない人生を送りたいと思い直した。

    1
    投稿日: 2025.08.28
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     2本立てとは知らずに読み始め、野球の話だったはずが一向にグラウンドも出てこない?と首を傾げながら読み、中盤以降にやっと気づく体たらくぶり。『十二月の都大路上下ル』も良かったが、やはり表題作の素晴らしさが際立つ。ただ純粋に野球がしたかった彼らの無念を思うと心が痛む。嬉しそうにヤンキースの帽子を被るシーンを思い返すと涙が滲む。  主人公・朽木が炎を燃やし始める様子も清々しい。彼がえーちゃんら3人の想いに触れたことで火が灯るも、そこで一気に燃え上がらないところが良い。8月の終わりに相応しい余韻が残る素敵な物語だった。

    7
    投稿日: 2025.08.24
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    8月の今だからこそ、読んでおきたかった作品。切なさと愉快さの合わさったファンタジー。80年以上前、野球をしたくても出来なかった若者たちがいたのだ。京都という舞台がいい塩梅に利いている。この著者の作品はボリューム感にいつも圧倒されてしまうが、この作品は夏のひと夜にちょうどよく、楽しく読了。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    8月が終わる前に読んでみたいと思ってた作品。 京都が舞台で引き込まれていきました。 パロディさが抜けてしまった感があるのですが、どことなくもの悲しさが歴史ある京都にはあってるようで、不思議な光景がスローモションで再生されると心残りが浄化されていくようでした。

    99
    投稿日: 2025.08.24
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    登場人物たちがゆる〜く一生懸命になっていく感じがよかった。しいて誰かにオススメするなら…やっぱり高校生かな。 京都の夏は、たしかに暑い。 身も蓋もない言い方になってしまうけど、暑くてアタマおかしくなった人がこういうことに遭遇したら…ある意味おもしろいよなぁ。私は駅伝も野球も見るのは好きなので、エンターテインメント小説として読みやすくてサクサク読んだ。 この本は、夫が長いこと図書館で予約して待っていた。 「おもしろいから読んでみて」と渡された。京都の土地に詳しい夫にとっては、「あそこを自転車でな、うんうん、曲がるとあの道や、そうそう」という感じで、頭の中で容易に地図を描けて臨場感をたっぷり味わえるのだろう。 私は京都にそこまで馴染みがないし、万城目学を読んだこともない。この本はあらすじも全く知らないまま、夫からどんな話なのか聞かないまま最後まで読んだ。この作品が直木賞を取っていたことも知らなかった。あらすじも、直木賞のことも、私は読後に感想を書こうとしてブクログで知った。 結果的に、読み終わってから知ってよかった。 先入観ゼロで読めたからだ。 1話目を読み終え、表題作も半分くらい読んで、「おもしろいには、おもしろいけど…だから、なに?」と思って読んでいた。最終的な感想もそんな感じではあったけど、ちょうど季節柄ピッタリではあった。 しばらく毎年夏になったらこの本を思い出すことになりそう。 文庫版の解説は誰になるのかなぁー。 私の勝手な希望としては、栗山さんに書いて欲しい。日ハムの元監督の、栗山さん。夫に言ったら鼻で笑われてしまった。まぁたしかに、栗山さんはピッチャーじゃなかったしな…。 「毒は溜めると身体に悪い」というシャオさんの烈女エピソードは、私も真似してぜひ夫に使いたい。 ひとまず、「アナタの刀は、錆びすぎです」とシャオさん風に言ってやりたい。

    25
    投稿日: 2025.08.19
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    世の中、ちょっとした幻や奇跡が困ってる人を密かに助けているかもしれないと想像しちゃった☺️ そういえば今日、フットサルの人数足らなくて友達が助っ人を呼んでるらしいのだけど、まさか、、、ね、、、? #読了

    2
    投稿日: 2025.08.17
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    Audibleにて。 ある夏の盆の入りから、京都五山送り火までの物語。 自分が今まで読んだ万城目ワールドとは一味違うおはなしだった。 かつての名選手との邂逅を通して、身近で、亡くした人のことを静かに思い出させてくれる。たまたま盆の時期に読んだ(聴いた)が、この時期にこそ読むと良いと思う。映画フィールド オブ ドリームスを思い出したが、あちらはベトナム戦争の頃のノスタルジーと絡めて、こちらはこの国独特の真夏の年中行事を背景に置いている。あちらはラストが壮大で静かな祭りに繋げておわるのだが、こちらは極々個人的なエピソードで終わる。対比させても面白い。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    「六月のぶりぶりぎっちょ」を読んだ後に、「八月の御所グランド」のシリーズだと知り、こちらも読みましたが、話的には、つながってはいなかったです。 京都が舞台で歴史上の人物達が現代に紛れ込んでくるお話のシリーズって感じかな? 「十二月の都大路上下ル」と「八月の御所グランド」の2篇。 どちらも良かったですが、「八月の御所グランド」は、ちょうどお盆の今、読んだこともあり、こんなことあったらいいなと思う話でした。 最後、どうなったのかなぁと思わせる終わり方も良かったです。

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    いいですね。 万城目さん、楽しく、さくっと、お盆の時期に読みました。 有名な賞ゆかりのレジェンドの若き日のこと、初めて知りました。 サカトゥーも、無事で良かった。

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    1つ目は駅伝の話。1位を目指して…となりがちな駅伝ものだが、本作はそこにこだわっていない。なのに、心動かされるのが素敵だ。「がんばれー」だけが応援じゃない。応援ってされる側の人間性に関わるのかな?って読後すぐに感じた。仲間の何気ない一言が力になる。  また、ライバルの存在も力になる。そしてそのライバルと同じ時間を共有するからこそ得られるものがあるんだなと感じた。2人にしかわからないものを共有できた時点で特別な存在だな〜と読後にしみじみした。  2つ目は戦争で亡くなってしまった名投手を思わせるストーリー。

    1
    投稿日: 2025.08.13
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    八月の御所グラウンドは8月に読みたいと、ここまで待っていた。読み始めたら、あっという間に読了。 しっとりと胸が熱くなったのは今夏の暑さや湿度のせいではなく、間違いなく、御所グラウンドの熱にやられた。 「とにかく、野球がしたかった。」 自分の意志でなく、奪われた人生を取り戻すかのようにひっそりと現れた3人。 摩訶不思議な現象に気がついた現代の若者たちが   「俺たち、ちゃんと生きているか?」 と心に火を灯すシーンは、五山の送り火と相俟って胸アツでした。

    17
    投稿日: 2025.08.12
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    京都で現れる、すこしふしぎな人たち。 京都駅伝に現れる新撰組、御所Gの野球大会にあらわれる現れる戦死した野球選手。 京都とスポーツを舞台にした、日常に潜んでいる万城目学ワールド 「本当にあるかもよ。ここ、京都だし」

    2
    投稿日: 2025.08.12
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    読むなかで3回ぞくっとしました そんな展開ありかよと。 偶然にも8月の上旬に読んだんですが、このタイミングで読めた事を本当にラッキーでした

    1
    投稿日: 2025.08.11
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    八月だし、夏らしいものを そう思ってふと思い出し、この作品を手に取りました お盆に読むのがお勧めです そうも言われたらちょうどのこの時期 読んだら確かに八月のお盆の時期に読んだらいいと思いました お盆って、いろいろな想いがある 亡くなった人が帰ってくると言われているこの時期 今年も、沢山の人が帰ってきているのでしょう どうか思い思いに楽しい日々を過ごせていることを願って

    8
    投稿日: 2025.08.09
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    単純明快!気持ち良い。恐らく京都大学に出入りし京都で遊んでた人なら情景が浮かんで面白いと思う。青春時代を思い出せたなー。選手のイメージは「巨人の星」の一話を彷彿させる感があったので親しみも湧く作品です。

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    8月にこの作品を読むとは…。 初読みの作家さんであり、恥ずかしながら、直木賞受賞作という情報しか知らずに読みました。 亡くなった青年達。野球がしたかったんだな、生きたかったよな。 丁度同年代の息子を持つ身としては、戦場に送り出す親の思いも想像してしまった。

    3
    投稿日: 2025.08.04
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    八月の御所グラウンド、まさしく 今この八月に読むことができた。 ――もしも明日、三人が御所グラウンドに現れたなら――本文より 京都が舞台の話。大文字焼きが 人気だという、五山の送り火が 終わったらあの世の方々は無事 あちらへ帰っただろうか? 京都の暑い夏の朝、朽木は多聞の 為に野球大会に出る。 野球なんて、できないのに・・・・ 欠員だ!人数が足りないと不戦敗 になる!その時、木陰にいた人を チームメイトにしてしまう。 その人は・・・・何故そこに・・・・ この本には、表題作ともう一話、 「十二月の都大路上下ル(カケル)」と いう女子高校生駅伝の話がある。 駅伝は私の大好物だ! 主人公は前日になって、アンカー を任せられる!補欠だったのに・・・ 走っている時、まるで新選組の ような一団が見えて・・・・ 駅伝の話は、読後感が良かった! やはり、高校生の爽やかさには 勝てない! この二話で、共通していたこと、 言葉がある。「誠」という文字。 お香の店「蘭奢堂」のこと。 京都に、蘭奢堂は実際にあるのか と思う。あったらいいなぁ~ この本のおかげで、初期の野球の ことを少しだけ、知ることができ 当時、ニューヨーク・ヤンキース 来日時にベーブ・ルースと、あの 沢村栄治が試合をした!という。 なんとも、貴重な話。 京都御所の中に、グラウンドが あるなんて本当?と思う。万城目学さんの作り話ではなく、本当に あってほしいと願う。 この本が直木賞、うん、頷ける! 夏に、この本が読めて本当に 良かった! 2025、8、2 読了

    65
    投稿日: 2025.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ◇八月の御所グラウンド/万城目学 (2025/07/27読了) Facebook友からの紹介で9か月ほど前より図書館予約待ち開始し、あと少しと迫った最近になって別方法でゲット。もう、こうなったらどういうモチベーションで予約したのかもあまり覚えていないです(図書館はそんな予約ばかり溜まってます) お盆の京都を舞台にしたファンタジックな青春物語。 ひょんなことから、元芸妓さんスナックママの"ちゅう"を賭けた草野球勝負「たまひで杯」での勝利を託された友人に付き合わされ、灼熱の京都御所グラウンドにていきなりの試合に臨む展開。そもそもメンバー集めるのもままならないなかで不思議な助っ人が現れてなんだかいい感じで勝ち進んじゃう…。やがてその理由が解明されてきて…、、、というストーリー。 些か強引な設定と展開だとは思うけれど、なかなか面白くてどんどん読んでしまいました。 「直木賞」受賞作品。 冒頭に、同じく冬の京都の風物詩である全国高校駅伝(女子)を舞台にした短編「十二月の都大路上下ル」。 (亡霊ということで)共通点のあるファンタジーだ。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    八月になると、戦争を題材にしたテレビ番組が増える 先日も、つい見てしまったテレビ番組で 特攻隊について語られていた。 やっぱり、なんとなく心が重くなってしまう。 けれど、今日読み終えた本は ある雑誌で、作家のインタビューを読んで 気になってた本で 作者が、 「主人公と同い年の大学生が、 戦争に行って死んでしまったという事実を センチメンタルな感情を入れずに登場させたかった」 と話していて、 現代の青春小説なのだけど 「死者」との優しい出会いがあって なんだか心がぽっと温まるというか その先は。。。?と いろいろ想像できる、素敵な物語になっていました。 おすすめです。

    1
    投稿日: 2025.07.26
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    万城目学さん、初めて読みました。 空気感を書くのが上手く、読み手もそのコミュニティの一員のような目線になって読める文章だなと感じました。 表題作、伝えたいメッセージを書いたところで潔く終わっているのが凄い。 潔く終わっているんだけどしっかり余韻もあって、パタンと本を閉じ、あ〜いいもの読んだな、としみじみする読後感。

    2
    投稿日: 2025.07.26
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    女子全国高校駅伝大会を描いた「十二月の都路上下ル」の短編と、表題作の「八月の御所グラウンド」の中編からなる直木賞受賞作。 久しぶりの万城目作品だったが、相変わらず飄々とスラスラ読めるし、ライトな作品2作なので、読むのも疲れない。 「八月の御所グラウンド」は、彼女に振られて夏休みの旅行の予定がなくなった主人公が、大学の同級生に誘われて、真夏の野球大会に参加することから始まる。 クラブのママのご褒美をかけた歴史ある「たまひで杯」に参加する面々は夜のお仕事をして、そのままスーツ、革靴で野球しちゃったり、なかなかユニークな面々。 主人公も野球の経験もなく、ただのメンバー合わせ。 ほぼ中1日で行われる真夏の試合には次第に1人、2人と参加者は減り、困っていたことろに現れたのは「えーちゃん」を筆頭とした3人の青年。 彼らの活躍で三富会も順調に勝ち星を上げるが、あと2戦というとろこで、惨敗してしまう。 そんな中、朽木のチームで唯一の女性である、中国人のシャオさんが、「えーちゃんは沢村栄治」なのではないかと言い出す。 少しファンタジー色もある著者の作品あるあるだが、戦争でやりたかった野球を、もう一度やりに御所Gに戻って来たかったって、気持ちを思うとファンタジーでも、ラストは涙が止まらなかった。 かなり遅れて読んだ直木賞だったけど、戦後80年の今読めてよかった。 戦死はしてしまったけど、きっと遠い見知らぬ土地で、もう一度野球をしたいと思って、最後を迎えたんじゃないかなぁ、と思ったら、本当に涙が止まらない。 御所Gで少しでも野球が出来て、えーちゃんたちは少しは楽しかったのかな。

    29
    投稿日: 2025.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    八月の御所グラウンド 短編「十二月の都大路上下ル」と中編「八月の御所グラウンド」の二話を収録。 第170回直木賞受賞作です。 万城目氏の小説は京都という街の中の不思議の裂け目に日常生活からスーッと入っていく印象があります。 本作も都大路の駅伝大会の最中に新選組が疾走したり、夏の御所グラウンドに沢村選手が現れたりします。 それが、とても自然に感じられるのは、氏のちょっとおどけた文体故なのか、京都という街のせいなのか?・・・ たまひで杯という野球トーナメントにひょんなことから参加することになったヘタレ主人公が、助っ人として参加してくれているえーちゃん、遠藤くん、山下くんがどういった人たちなのかに気づいていく中で、戦争で若くして散っていった人々に思いを馳せていきます。 「もっと生きたかった、もっと野球がしたかっただろうな」「自分はちゃんと生きているのか?」という主人公の問は、下手な反戦小説よりも胸をうちます。 さすが万城目氏、終わり方も余韻を残した形でとても好ましく思いました。 これからも楽しくてちょっと不思議な物語を期待しています。 竹蔵

    5
    投稿日: 2025.07.23
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    一気読みしてしまった。自分も御所Gユーザーだった懐かしい思い出と共に、鮮明に描ける風景に登場人物たちが生き生きと野球をしていて、そうだ、セカンドハウスまでが御所G練習のセットだった…などと自分の思い出を物語に混ぜ込みながら、遥か昔の思い出もそこにまざってくる、とても爽やかで胸が痛くて、でもどこか懐かしくて優しい物語。さすが、万城目さん。大好き。

    4
    投稿日: 2025.07.21
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    万城目学さんの小説を読んだのは、3作目でしょうか。かなり、昔…10年以上前だと思います。 「プリンセス・トヨトミ」「鹿男あおによし」を読んだような…?映画化もされていますよね。 現在と過去を行き来する物語がお得意なのでしょうか。 中編が2編、どちらも面白くて、一気に読んでしまいました。 ◾️十二月の都大路上下ル 女子高校駅伝のお話し。 1年生の坂東は、体調不良の先輩に代わり、駅伝のアンカーを務めることを前日に言われた。 無理と拒否するも、先輩達や先生からの期待にこたえるべく出場した。 一緒に、第4走者からバトンをもらい、アンカーをになった人とは、お互いいいペースで走れて、坂東は区間10位のタイム、32位から29位に順位を上げ、チーム目標の20位台に。 坂東は、駅伝を走っている最中に、観客の中に、7〜8人新撰組の仮装をして伴走している人を見かけた。ゴールした後、その事は忘れていたが、翌日、一緒にアンカーを走った人に会い、彼女もそれを見たと知る。彼女は、ビデオなどを見たが、新撰組の仮装をした人たちは、一切何処にも映ってなかったと。それって…新撰組の幽霊??? ◾️八月の御所グラウンド こちらは、直木賞受賞作。 万城目学さん、今頃ですか? 随分前から、売れっ子作家ですよね? 大学4年の朽木は、就職活動をする気も起きず、彼女には振られ、のんべんだらりと大学のある京都で暑い夏休みを過ごしていた。 悪友の多聞に呼び出され、何故か、多聞の研究室対抗の野球大会に参加することに。朝6時に御所グラウンド集合して試合。全6チームが総当りで、優勝を決める。ただ、その対抗試合は、祇園のママ(70歳オーバーの)ファンの叔父さん達がチームを組んで開催。 1試合目から、寄せ集めチームだったが、何故かゴールド勝ち。 2日後、2試合目は、2人の病人が出るが、急遽、朽木の女性の先輩と、彼女が見つけたその辺にいた男性をチームに入り、勝つ。 1日空けて、3試合目は、もう2人欠場…その辺の男性が、職場の後輩2人を連れて参戦。ギリギリ勝つ。 最初は、全くやる気の無かった朽木だったが、だんだん楽しくなって来た。女性の先輩から、気になる事を聞かされる。試合に参加している3人は、実は、戦時中の人かも…。 この話の謎めいていて、ミステリーのような感じも面白いです。

    11
    投稿日: 2025.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    直木賞を好きになれないのは、文春主催だから…なんだが、それを一度置いておくにしても、こういうことになるから直木賞は好きになれない。 この本に掲載された2作の中編は面白いし、感動も味わえるけど、直木賞がこれでええのか?そこまでか?このレベルの作品なら他の作家にもたくさんあるだろうし、万城目さんの作品でもこの本を凌駕する出来のものは挙げられるし。 万城目さんを貶めるつもりは全くないけど、直木賞自体はなんとも嘘くさいなぁ、と、そんなことが気になること自体、作品に対して失礼やとは思うが…。 余談 8月15日に向けて彼らが現れたんなら、12月に現れた新選組には何あったんだろう?と思ってWIKIで調べたら慶応3年に天満屋事変っていうのがあって近藤勇が暗殺されかかったらしい。それなんかどうかは知らんけど

    2
    投稿日: 2025.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    万城目学さんの作品を初めて読んだ、大好きになった! 1番目の女子全国高校駅伝に出場する方向音痴な女子高生のお話も、2番目の早朝の草野球大会のお話もどちらも登場人物たちが可愛らしくて、身近な感情や言葉に共感もできて、読んでいるといっしょに体験しているような感覚になって心が温かくなり最高に素敵な時間だった。 京都に行きたい!

    3
    投稿日: 2025.07.14
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    大学卒業と引き換えに、教授から託された「たまひで杯 優勝」を目指す多聞。その多聞に借金があり、仕方なく参加させられる朽木。試合開始は午前6時。いったい「たまひで杯」とは何なのか? 6チーム総当たりの戦いが始まる── 野球は1チーム9人。草野球をされる方ならよくお分かりでしょうが、このメンバーを集めるのはとても大変。でも、野球でなければならない理由が、徐々に分かってきます。 確かに野球を描いていますが、ルールが分からなくても全然問題ありません。物語にも、野球を全然知らない(これから知りたい)シャオさんという女性が出てきますが、同じ立ち位置で楽しめると思います。 …でも、野球好きの人の方が、きっと何倍も楽しめます。 もし、この本を面白いと思われて、他の作品を読んでいない方がいたら、ぜひ『鴨川ホルモー』と『ホルモー六景』を読んでほしいです。万城目学×京都のはじまりですから。 ところで、御所グラウンドって、誰でも野球できるんですね。一般的な公設の野球場と同じような感じで、前月10日に抽選会があって、以降は空いてる枠を早い者勝ちで押さえることができるみたいです。息子が少年野球をやってた時に、チームを背負って抽選会に行ってたのが懐かしいです。 『十二月の都大路上下ル』は、駅伝がお好きな方なら高校駅伝全国大会が舞台であると、すぐにお気付きでしょう。これも12月の京都ならではの邂逅が描かれています。 オーバーツーリズムで、なかなか京都に足が向きませんが、彼ら/彼女らがいた場所に、私も立ってみたいと思っています。

    30
    投稿日: 2025.07.12
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    鴨川ホルモーから久しぶりの万城目学さんの作品。なになに?あの「ちょんまげ姿のホルモー!!!」の作家さんの直木賞受賞作品。興味津々。 1作目の高校駅伝。青春だ。頑張れ。そこで、えぇーーー??ここでも出てくる?ちょんまげ???思わず吹き出してしまった。 2作目は、じんわり切なくじんわり感動。フィールドオブドリームスを思い出した。 「なぁ、俺たちはちゃんと生きてるか?」 そう、私たちにはちゃんと生きる義務がある。 えいちゃんにここで会えて良かった。

    23
    投稿日: 2025.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    チームで試合することの大切さ、昔の偉人の力の影響など、この本を読んでいていろいろと学ぶことがありました。表題作の他の「十二月の都大路上下ル」も面白かったです。どちらも素晴らしい小説でした。

    0
    投稿日: 2025.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うわー、これめちゃくちゃ好きです! 「十二月の都大路上下ル」駅伝の最中、沿道を並走するコスプレ集団とは!? 「八月の御所グラウンド」野球をしたかったえーちゃんの想い 勝手に「御所グラウンド」も新選組が現れるんだと思って待ってました。 野球はね、壬生狼はしないですね。

    5
    投稿日: 2025.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【きっかけ】 直木賞が読みやすいと聞いたので、この本を図書館で借りてみる事にした。 【よかった点】 内容がとにかく読みやすく1人ケラケラ笑いながら読む事ができた。 【残念だった点】 最後の結末は白黒つけて欲しいと思ってしまった。 【まとめ】 読書初心者おすすめ度:5/5 小説の種類 :長編小説 小説の面白さ :5/5 登場人物      :少ない 物語        :200ページ程度 本の種類      :一般書 読みたい季節 :夏と冬 内容       :『十二月の都大路上下ル」の           駅伝の話                            『八月の御所グラウンド』の            草野球の話

    7
    投稿日: 2025.07.05
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    「直木賞受賞作!!」地元の図書館に張り出されてて、気になりつつも中々借りて読めなかった1冊。続編も一緒に借りて読み始めたら、面白いじゃないか!?2冊とも2日程で読み終えました。

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    早朝の野球試合に参加することに。人数不足の危機も何故かそろってしまう。代役で参加してくれた選手は過去の時代の人、、、、?よほど野球がやりたかったのか。 何でもできたはずの学生時代、帰れないけどもっと色々熱中しておけば、、。まだ間に合うか?時間は死ぬまである。

    1
    投稿日: 2025.07.05