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六人の嘘つきな大学生
六人の嘘つきな大学生
浅倉秋成/KADOKAWA
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総合評価

1521件)
4.3
731
552
160
23
4
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    映画化もされて話題になっていたのでタイトルだけは知っていた作品。機会を得たので手に取ってみることに。 SNS事業によって急速に成長する新興IT企業「株式会社スピラリンクス」が、満を持して新卒総合職の採用を開始。初任給は破格の50万円。5千人を超える応募者数から最終選考に残ったのは男4人・女2人、計6人の大学生。最終選考の課題は、チームディスカッション―――1か月間で最高のチームを作り上げてディスカッションに臨み、内容が良ければ6人全員に内定が出される。親睦を深めながらディスカッションの準備を進めていた6人だが、本番直前に突如、最終課題の変更が告げられる。それは、「『6人の中で誰が最も内定に相応しいか』を議論し、議論の中で選出された1名に内定を出す」というものだった―――。 就職活動・採用選考を題材としたミステリー作品。未来の同期として手を取り合っていたはずが一転、ただ一つの内定を奪い合う敵同士に。ディスカッション当日、何者かによって用意された6通の封筒。そこには、最終選考に残った男女の"罪"を告発する文書が。「選考方法を直前になって変更したスピラリンクスの意図は?」、「告発文書を用意したのは誰か?」、「告発文書に書かれた内容の真偽は?」 ミステリ作品としてしっかりと作られていたが、真相に驚かされる感じというよりは、就職活動・採用選考の現実や昨今のSNSリンチ等に対して問題提起するような、メッセージ性の高いヒューマンドラマの方がメインという印象を受けた。テキストは読み易く構成力も高い、非常に優等生な一冊。

    0
    投稿日: 2026.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何度も騙された。自分の先入観や偏見がより楽しませてくれたと思う。 最終的にスっとした気持ちで読み終えられるのも魅力。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    就職活動を題材にするという一風変わったミステリー小説。 人気企業の最終選考に残った学生6名に課せられたのは、自分たちで採用者1名を選び出すディスカッション。一体何を話し合い、誰が選ばれるのか、そこに秘められた陰謀とは・・・ よく練られたミステリーだというのが、率直な読後感です。 就活という斬新な場面設定、個性に富んだ学生たちの裏事情含めたキャラ設定、その場で事件解決させずに多層化されたストーリー構成は秀逸です。 シンプルにエンタメ作品として面白い。 ただ、それが故に薄いという印象も拭えませんでした。 これは致し方のないところで、万人受けする作品の宿命として分かり易さを求めるために重厚さ・深淵さは諦めざるを得ないですね。 贅沢を言いました・・・

    13
    投稿日: 2026.01.10
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    友人にオススメしてもらった一冊。 就職活動の集団ディスカッションでの思いがけない事件の話。 就職活動という、極限状態でお互いを見極めなくてはならない。 人の暗い一つの部分を知ってしまうと、相手は全く違った印象に変わる。他人の見方や見え方について考えさせられる作品でした。 情報が少しずつ分かり、真相(犯人)に近づいていく過程が非常に面白かった。読者にミスリードをさせる部分もよかった。 また、最後にそれぞれの人物の人となりのインタビューが入っていて、封筒の件の本当の部分が書かれていて、必要なパーツであることがわかって、スッキリはさた。

    11
    投稿日: 2026.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的にとても好きだった。 視点の切り替えが巧妙で面白く、人の言動の裏側にある善性を感じとれる作品。読んでいて涙が出た。

    1
    投稿日: 2026.01.08
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    1年以上前に読んだのでそんな記憶にない、、 話全然関係ないが、年間一人しか新卒取らない有名企業なんかないだろと思った

    0
    投稿日: 2026.01.08
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    二転三転する展開に読む手が止まらない。 ミステリ小説にも関わらず、最後は読んで良かったとホッコリするような後味の良さ。

    2
    投稿日: 2026.01.07
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    初読み作家さん。 面白かった。 いつの間に、就活はこんなにハードでシビアになってきたんだろう。 実際に、こんな形での内定者を決めることはないだろうけど。 人気の企業ならなおさら。 でも、そこに向かって真摯に取り組む大学生たちの姿は眩しい。 途中までは…。 様々なカラクリが、あちこちにら散りばめられている。 何度も驚いた。 最後の最後まで、楽しませてくれた。

    1
    投稿日: 2026.01.07
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    気にはなっていたけど手にとってなかった一冊。 読んだ人に強くお勧めされたのがきっかけ。 とにかく引き込まれて面白かった。テンポよく、設定も面白く、さらには人間関係や人間の表裏、就活中特有の自分探しもリアルで、その設定だからこそのこのストーリー展開がより面白かった。 単なるミステリーというより、自分自身の就活時代の悩みを思い起こしたりして、より深く考えさせられた。

    0
    投稿日: 2026.01.07
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    相手の一部分を知ってその人をわかった気になってはいけない、見えている部分が全てではないということを突きつけられました。自分の捉え方や思い込み次第で、世界の見え方が180度変わる。人間とは残酷な部分と善良な部分を併せ持つ愚かで愛おしい矛盾した生き物だと思います。 緻密な伏線回収と飽きさせない構成とテンポ感で一気読みしてしまいました。面白かった!

    0
    投稿日: 2026.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    想像より面白かった。 あらすじ 就活の話である会社に最終選考まで残った6人の学生が内定を貰うためにチームとして動いていたところ、内定もらえるのは1人だけと分かり、 内定を獲得するために、、!? 人間が怖いと感じた。 でも、人間は良い人、悪い人と決めれるのではなく みんな良い一面と悪い一面があると、 悪い一面を見た人はその人のことを悪いと 良い一面を見た人はその人のことを良いと そう言うふうに捉えるのだと感じた。 話が進むたびに二転三転とみんなの印象が変わるので面白かった。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    成長著しいエンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一か月後までにチームを作り上げ、グループディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、六人の学生たちは互いに交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、一つの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、各々の個人名が書かれた六通の封筒が発見される。その中の一通の封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。そして次々と暴かれていく、六人の「本当の姿」-。彼らの嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは―

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    6人の就活生が最終選考でグループディスカッションを受ける話。主人公である波多野は冤罪を掛けられ落選してしまう。 途中ちょっと人間不信になったけれど、導入も読後感も良かった。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    朝の通勤電車で読み始め、その日のうちに読み終えてしまった。謎が気になりすぎて。まんまと騙され続けた。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    最初は単なる犯人探しの物語なのかなと思いながら読みましたが、いやいや、確信をついてるなあと思いながら読み進められました。面接の何と適当なことか、そうだよな、あんな短い時間でその人の何がわかるっていうんだろ、なんて納得したり。人間、誰でもいい面、悪い面持っていてちょっと交流したぐらいでいい人、悪い人なんて決めつけられないよね。そんな当たり前のことを気づかせてくれる本でした。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    痺れたーーー!!! 最っっっ高に面白かった! 心理戦、人の善悪・裏表、就活で人生がほぼ決まるくらいの強迫観念…最後の最後にどんでん返しを決めてくる本は沢山あるけど、こうも何度も裏切られては驚いてを繰り返す本はなかなかない! きっと伏線になるはずの事を散りばめてネタバレでハッとさせられるのも面白いし、何よりこの重い空気の中で最後に希望まで見せてくる…魅せてくる! 感動しました。作者さん大好きになってしまった。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    驚きが止まらなかった!! 普通のミステリー小説だったらこれで終わりでしょって思ったところでまだ続いて、さらに驚きがある。 読んでいて飽きなかったし、それぞれのキャラの印象がコロコロ代わりなんか複雑な気持ちになった。 そりゃ売れるわけだ。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    今のミステリーってここまでやらないといけないのかぁ、というのが最初の印象。 ほんの細かい要素にも伏線回収と呼べる描写を入れて、読者に対する印象を二転三転させて……作るのが大変そうな話だなぁと思った。 もうここで終わりでいいんじゃないの? と思ったところで本のページを確認するとまだ半分ほど。 そこからまた読者の視点がひっくり返される。 間違いなく面白かったんだけれども、どちらかというと感心の方が抱いた感情としては大きかったかも。 これ以上に伏線を意識した小説はないなと思いつつも、伏線を意識させられすぎると、読者としてはこれが作られた物語だという認識が強くなりすぎて感情移入はしにくくなるのかもしれないなと思ったり。 まあミステリーとしてとても面白かったからいいんだけれども。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    人間の裏表、就活という閉鎖された箱の中で繰り広げられる駆け引きとその裏。目に見えているものが全てではない。また読みたい。

    0
    投稿日: 2026.01.03
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    就活面接の話。最終選考をグループディスカッションで行う事となりそこで事件が起きる。 話の全般に渡って、嘘をつかれたというより、勝手に思い込んだなという感じで面白かった。しばらくは、表面的に見て感じた事を、ひょっとするとその背後に事情があるのではなかろうかと思うのがはやりそう。

    0
    投稿日: 2026.01.03
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    めちゃくちゃ面白かった!伏線が大量で、最後まで期待を裏切らないシナリオ展開とワクワク感。全体的に読みやすいし、読後のスッキリ感も最高だった!人生ベスト5に入る小説! 嘘も真実も、人間味があって心が震えた。 出会えてよかった小説。また読み返したい。

    6
    投稿日: 2026.01.02
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    まずこの小説を見て映画化を観ました 最後まで想像が当たらなくてゾワッとするような作品 めちゃくちゃ楽しませてくれるミステリーでした

    0
    投稿日: 2025.12.30
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    展開と伏線回収がすごく計算し尽くされていてエンタメ性がめちゃくちゃ高いのに、人物の描写も細かくてリアリティがあり、面白さの総合的なバランスが絶妙だった。 世の大学生ほどではないが、就活にはそれなりに向き合ってきたので、この作品の大学生たちの必死さはよくわかる。 転職だったら、採用面接は評価というよりマッチングとか交渉の場だなと思えるけど、新卒の採用面接ってやっぱ社会に出ていない学生にとっては“評価されている”と感じるものだよなぁ。 人を評価することって難しいなと常々思う。 人事評価で自分と向き合うのも辛いし、人を見る目に自信を持ってる風な人に対して、心の中で懐疑的に思ってしまう。 ただ共通してるのは、人間は自分に都合のいい部分しか人を見ようとしないこと。 そこを見事に暴いてくれる作品なのだけど、嫌な余韻ではなく痛快さが残るのがとても良いと思った。

    3
    投稿日: 2025.12.29
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    人を見極める方法など無い、それをテーマにした作品 就職活動を通して、企業の人事部は就活生を見極めなければならない。しかしながら、短時間で数千人もの人を見極めるのは不可能に等しい 本書は就活生が真面目さの裏側に様々な事情を抱えている事が暴かれる しかし、その事情は人の噂などに基づいたものであり、当事者に聞けば湾曲した事実として断定もされている 伏線の回収含め、終盤は特に読む手が止められないくらい面白い 犯人のきっかけ部分では物足りなさも感じたが、人間の本質という部分で本書は深く考えさせられる

    1
    投稿日: 2025.12.27
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    おもしろかった! ずっと気になっていたけど就活中はさすがに読めなかったので、いろいろと落ち着いた社会人2年目の時に読んだ本です。 最後まで自分の中でああでもないこうでもないとワクワクできたのと、それぞれの登場人物に愛着が湧くようなストーリーでした。

    2
    投稿日: 2025.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいくにつれ、えそっち?!ってなったし それぞれの人物のエピソードにちゃんと裏があって 自分の中ですごく納得して楽しめました

    1
    投稿日: 2025.12.25
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    今年就活をしたので、 最終面接のグループディスカッションの内容(内容変更後)があまりにも残酷で、六人の心情を思うと胸が苦しくなりました。 友達の勧めや帯の煽りなどで期待値が上がり過ぎていたこともあり、あまり衝撃は受けなかった印象でした。 ですが、予想しながら読み進めて何回も裏切ってくる仕掛けがたくさん施されており、最後までワクワクしながら読み終えることができました! 序盤中盤終盤で六人のキャラクターの見え方が全然変わってくるのも面白い点だと思います。

    9
    投稿日: 2025.12.22
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    ☑︎ 噓つき学生と、噓つき企業の、意味のない情報交換──それが就活。 ☑︎ 完全にいい人も、完全に悪い人もこの世にはいない。 ☑︎ 迷惑をかける可能性があるとするならば、いくらそれが法律的に正しかろうとも、道義的に正しい人間であることを優先すべきだろう。

    0
    投稿日: 2025.12.20
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    うーむ、コレは久しぶりのスマッシュヒット! 就活の独特な精神状態の中で最終選考に残った6人が協力し合いながら全員で内定を目指していた矢先、最終選考が1人の内定者を決めるためのディスカッションに変更されるという地獄の様な状況に!更に6人全員を告発する謎の封筒が発見されて…というとにかくドキドキハラハラなお話し。 殺人犯も名探偵も登場しないミステリーということでずっと積読していましたが読み始めると時間も忘れて一気読みしてしまった。解説の著者へのインタビューにも掲載されているが、物語のメリハリなど本当に書き方に妥協なく拘っている点が読みやすい書き口や構成からも強く感じられてとにかくページを捲る手が止まらなかった。 各登場人物も魅力的で読了後の爽やかさとちょっぴりのほろ苦さも素晴らしい!

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    就活を背景に人間の思惑が交差するミステリー。 1つの岐路となる就活は本当に大変ですね。 ライバルという仲間達の裏の顔。読み応えありました。

    3
    投稿日: 2025.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルから気になっていて図書館で借りて読了。 普段同じ本を読み返すことはあまりしないけど、この本は犯人がわかってから読んだら絶対面白い!というのと、伏線を拾いたくてすぐに2周した。 開示されてる情報によって登場人物の印象がこんなに変わるのかというくらい秀逸な文章。 第一章に出てくるインタビューアーも波田野くんだと思いながら読んでたけど、まさかの嶌さんという衝撃。男女どちらかわからないようになってるのがすごい。そこの文章までも第二章で回収されるまで少し悪い印象がついてしまうようになってるのも秀逸。あとパスワードも"ジャスミンティーだよ!なぜ気づかない!"と思ってしまう流れで来ておきながら違うというところで一本取られた感。 就活をテーマにしたストーリーかと思ってたけど、ほんとに面白い人間ドラマを見た感覚。これはもう個人的に星5以外考えられない作品だった。

    0
    投稿日: 2025.12.17
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    久しぶりに最後までドキドキしながら読みました。話の構成、一つ一つの表現、どれもよく練られていて面白かった!

    0
    投稿日: 2025.12.15
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    事実は一つ、でも真実は人の数だけ、いやもっと、無限にある。情報の多い今にこそ刺さるエンターテイメント。

    0
    投稿日: 2025.12.14
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    人の印象はある一面を知っただけでコロリと変わる。展開を知らずに文章を読んだときの印象と、話を知ったあとで読んだ印象が全然違って、作者の巧さを感じた。

    0
    投稿日: 2025.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学生の就活がテーマという珍しい作品 登場人物は、有名な会社に受かりたい気持ちから感情的な行動を取るが、それが人間味があり心情が読みとりやすかった 最後はこの気持ちを裏切られる形で真犯人が発覚、犯人の目的は採用されることではなかった 飲み進めるごとに犯人候補が変わっていくため、終始ハラハラしながら楽しめた

    0
    投稿日: 2025.12.13
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    美しく輝く月の決して見ることのできない裏面はちょっぴり不細工 いや〜伏線がふんだんに散りばめられていて、それが読み終わる頃には綺麗に回収されていきます 犯人はあいつ?と思ったら著者の手のひらでゴロンゴロンと転がされ続けますw 犯人の動機にも十分に納得できた "就活"の根本的な学生側も人事側もどちらも人間なので、お互いの嘘を正しく全て見抜く事は不可能だという日本の就活システムのジレンマも突きつけられました

    0
    投稿日: 2025.12.11
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    最初と最後で登場人物たちへの印象がガラリと変わる。 IT企業『スピラリンクス』の最終選考に残った波多野祥吾は 他の五人の学生、九賀、袴田、森久保、嶌、矢代と共に グループディスカッションの課題に挑むことに。 上手くいけば六人全員に内定が出るはずが、 突如「六人の中から内定者を一人選ぶ」ことに最終課題が変更される。 内定をかけた議論が進む中、発見された六通の封筒。 そこには参加者一人一人を陥れる告発文が入っていた。 就活を舞台にしたミステリーという珍しい舞台設定もの。 誰かが殺されたりという派手さはないものの、 嘘というものを巧みに使った心理戦が随所に見られる。 前半部分は就活時に起きた事件の詳細、 後半はその謎を追うという、いわゆる王道ミステリーな構成。 ただ、その前半と後半で登場人物たちへの印象はガラリと変わっている。 あの頃の自分というものはいつ死んでしまったのか。 つまり、いつから変わってしまったんだろうか。 誰だって純粋無垢ではいられない。どこかで何かが変わる。 それが大人になるということなのか。 それとも、諦めてしまったということなのか。 そのような邂逅を求められる読後感ではあった。 大まかなテーマはわかる。 つまりその部分に理屈が加えられすぎているのだ。 だから登場人物たちに最後まで嫌悪感が残る。 そういったどこかスッキリとしない嫌な口の残り含め、 そういう狙いなのかと思わざるを得ないほどだった。

    0
    投稿日: 2025.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いい意味で何度も裏切られた。あの場面かー!!って何度も読み返したくなる、面白い本でした。 自分が見えている世界は、相手のごく一部分なんだってことを痛感。障害者用の駐車場に車を停めた場面や、野球をする子どもを怒る場面…一部を切り取られると、彼らを批判したくなる行動だけど、その背景が見えると全く感じ方が違う。メディアも、日常生活もこんなもので溢れてるんだろうな。ある一部分を見ただけで、その人の月の裏側まで全部知った気になってはいけないな。

    1
    投稿日: 2025.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この作品は、とある企業の最終選考に残った六人の就職活動生が、グループディスカッションとして与えられた「犯人当てゲーム」を通じて、互いの化けの皮を剥ぎ合うさまを描く多重構造のミステリである。 物語は、閉鎖的な空間で行われる選考過程を軸に進行するが、最大の魅力は、二転三転する「真実」の構造にある。選考中に仕掛けられた内定者への誹謗中傷メールを巡り、六人は互いを疑い、自己の正当性を主張する。しかし、読者がまず目にする選考結果と、その後の十年の時を経た「回想編」によって、事件の様相は完全に覆される。 本作は単なる犯人当てではなく、「就活」という現代社会の縮図を舞台にした人間の本質を問う社会派ミステリの側面を持つ。理想と打算、建前と本音、そして「内定」という切実なゴールを前に露わになる人間の醜悪さ、嫉妬、そして深い孤独がテーマとなっている。 最終的に明かされる真の目的と、主人公が下す決断は、読者に「正しさとは何か」「嘘とは何か」を強く問いかける。六人のうち誰が嘘つきで、誰が真実を語っているのか。最後の最後まで予断を許さない、巧みな構成力に圧倒される傑作である。

    1
    投稿日: 2025.12.07
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    すっかり騙された! 作者の仕掛けが、仕掛けそのものを目的としたものではなく、作品のテーマとストレートに密接に繋がったもので、大変に痛快。 就活というテーマにより青春と共感をスパイスにした、娯楽傑作ミステリー。 ショーハショーテン!も、思わず引き込まれる勢いの良さと王道のエンタメ性があってとても面白かったし、思えば、登場人物たちを多面的に描くという点でも本作と共通している。 解説内のインタビューによれば、この勢いを持った展開・プロットも、論理的に考えられたものらしい。 この手腕は、新時代のヒットメーカーと言って良いだろう。

    0
    投稿日: 2025.12.07
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    人間の本質ってなんだろう。 ある一面を見て知った気になってることって多いように思う。 自分はいい人だと思っていても、ある人からしたら嫌なやつってこともある。 自分だって誰にでも同じような顔を見せるわけじゃない。 どんでん返しのどんでん返しで見事に振り回された。 どんなふうに映像化されるんだろう。映画も観てみたい…

    2
    投稿日: 2025.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終盤の伏線の回収がすごかった。 就活のシステムの杜撰さは経験したことがあるから正直分かるし、人の本質や裏側なんてたとえ一緒にいたとしても分かりきれないんだなって思った。

    0
    投稿日: 2025.12.06
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    就活をテーマにしたミステリーという異色作。近年のマイベストに間違いなく入る。 知らず知らずの内に持っていた先入観をぶち壊して回収されていくラストの伏線たちが、鳥肌の連続を産む傑作。学生時代の就活中に戻ってもう一度読み直したい。

    1
    投稿日: 2025.12.06
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    良い人と思った人にも悪いところはあるし、悪い人と思った人にも良いところはある。読みやすい上に最後まで面白かった。

    7
    投稿日: 2025.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    優しい物語で終わりよかったです。 九賀くんだけ、ん?ちょっとどうかなーては思いましたけど、みんないい子でよかった。 自分も面接後、情報共有とかいって就活生とご飯行ってたのを思い出しました。笑

    0
    投稿日: 2025.12.04
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    映画化もされてるけど、映画に出てない隠し設定とか色々あるから絶対小説版で読んだ方がいい! おすすめ! 就活系の小説ってその時代の就活状況とのリアリティーが求められると思うから早めに読んだ方がいいと思う! 26卒が読んで違和感なかったし、就活の早期化に伴ってこういうギスギスした系のストーリー実際にあるかもなぁとか思った。

    0
    投稿日: 2025.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    浅倉秋成の手のひらの上でくるくるしてましたね笑 ずっと質のいい飽きないミステリーでした また、考えさせられるものもありました 人の評価とか見え方とかを赤の他人の噂とかその人のたった1つのミスや行動で無意識的でも判断してしまうことをすごく感じました 浅倉さんの本は何冊かこれからも読みたいと思います

    8
    投稿日: 2025.11.30
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    就活をベースとしたミステリー! いろいろ騙されて?とてもスッキリ、楽しめました。 あちこちに伏線がありながらも、伏線と気付かず、後で回収されるという仕掛け! IT企業のラブリンスの最終選考に残った男女6人。 最終面接は6人によるグループディスカッション。 6人全員が内定が出る可能性がある中、6人で最高のチームを作って、面接に臨もうとしていたところで、最終課題が変更され、6人で内定者を一人選ぶことに! 会議室の中で6人はどうやって内定者を選ぶのか? そこで見つかったのが6通の封筒。その中には、一人一人の罪の告発文が書かれていた。 疑心暗鬼となる6人。 誰が、告発文を用意したのか? 今まで見せていた姿との告発文とのGAP! 誰が選ばれるのか? という展開です。 前半はその選考過程で明かされる学生たち罪、そして、内定を勝ち取った人物からの選考に落ちた人物へのインタビューが語られ、その人物たちのその後の人生が語られます。 後半は、そのインタビューをすることになった経緯が語られ、この選考の真相が明らかになっていきます。 読み進めていくによって、学生たちの印象が変わっていきます。 この展開が、とても、うまい(笑) やはり、自分たちは、人間の一側面でしか人物を評価していないんだなって思います。 自分自身を振り返る物語となりました。 とってもお勧め!

    119
    投稿日: 2025.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み物としてとても面白かった。途中のたるみや、退屈なシーンがなく、読む手がとまらなかった。考えさせられたり、登場人物に感情移入させられたりはなかったが、展開が二転三転したり、心理の読み合いの場面がとても印象的だった。シンプルにめっちゃ面白い作品。登場人物の一面だけで善人と悪人に分けられないと言うのがこの作品の伝えたいことだと思うが、それには同意する。だからこそ、同級生のあいつ変やで、とか、あいつは性格悪いから関わらん方がいいよ、とかのうわさにも、でも実際に喋ったことないしほんまかわからんからなぁと思うことが多いのだと思う。結局人はいいところも悪いところもあると言うことを、波多野も含めて全員が表していた。解説に書かれていた、筆者の物語の組み立て方はすごい。別に文章書いたことないけど参考になる。

    0
    投稿日: 2025.11.27
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    就活はした事ない私から見ると ほんま馬鹿みたいにだな、、と思うが (失礼) いろいろあんだね もっと どんでん返しあるかなって思っだけど

    0
    投稿日: 2025.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪しいと思っていた嶌さんが犯人か?と思われた時点でまだ残りページが半分くらいあるのでちょっと早すぎるなと思っていると、そこからも話が2転3転していく。 デキャンタの件や、優先座席や駐車場の場面などで小さな違和感とか不快感をうっすら感じていたのが、叙述トリックとして嶌さんの特徴が明らかになった辺りからピースが次々とはまっていって気持ちよく進みました。これが映像では体験できない、読書の醍醐味だと思います。 事実というのは見る人や角度によっていくつもあるので、真実は1つであってもそこへ辿り着けずに誤解を生み、無念な思いを飲み込んだ気持ちを思うとやりきれない。 就活生から見れば雲の上の面接官も、実際は業務の片手間の寄せ集めだったりして、だからこそ九賀くんの友人の優秀さにも気付けず…というか見ようともしてなかった可能性すらある。 そこに気付いてしまったら、アホらしくなってぶち壊したくなる気持ちも少し分かる。 波多野が腹黒な手紙を出していなかったのは良い奴だな…と思ったし、そもそも結局あの6人は全員良い奴だったので、真っ当にディスカッションして誰が選ばれても良かったのに九賀くんはそこには気付かなかったんだなー、あなたも一面しか見ていない面接官と同じだったのではないか?という残念な気持ちが少し残った。 キーワードは jasmineteaでしょ、はよ気づけとか思ってた自分の浅はかさを恥じました笑

    5
    投稿日: 2025.11.24
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    自分が就活生時代に感じていたことを面白く分かりやすく表してくれていて感動した。もはやどんでん返しなのかもわからないほど読み手の気持ちは何回も変わる。面白い。他人のことは評価しきれるはずがない。悪いことをしたことがあったっていい。裏が見えたっていい。結局は好み。本能的な好き嫌い。趣味。

    0
    投稿日: 2025.11.22
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    私の中の「人を信じる」 もともと私は人を信じたいと思うタイプで、性善説でいたい気持ちも強かった。 でも、年齢を重ねるうちに、傷ついたり裏切られたり、思わぬ形で失望したりして、 人と距離を置くことが多くなってしまった。 この本を読んで、 “私が見ているのはその人の一面だけ” という当たり前のことを、人を信じていた時の気持ちを思い出した。 人には必ず裏も表もあって、 弱さや事情や、誰にも言えない選択がある。 私が見ているのが “ほんの一部分だけ” なら、 その一部分は「悪い面」よりも できる限り「良い面」で受け取りたい──

    1
    投稿日: 2025.11.16
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     犯人は誰だ?誰だ?と読み進めることができて面白かった。  読み進めていくうちに「そういうことか〜」と納得することも多く、読み返してみるとさらに理解が深まった。  それぞれの登場人物の視点で描かれていて、登場人物の行動に納得がいった。  ミステリーを初めて読む人におすすめの一冊。

    14
    投稿日: 2025.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    期待しないで読んだが面白かった。 登場人物の評価が二転三転するのも単純に良かった。 相良ハルキもちゃんと関係していて良かった。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    たった1、2時間の面接で人の本質を見抜き、フェアに評価できるのか。「内定」を巡る六人の苦悩、焦りの描写を通じて、自分が就活時代に感じていたことをつい思い返しました。 些細な言葉や振る舞いがこの先何十年もの人生を決めてしまうかもしれないという独特の緊張感。就職試験編のあまりにも手に汗握る展開に、読者である自分も胃酸が戻りそうになりました。 当時を振り返ると、色々な選考を受けた上で入社した会社があり、今の人生があるので、いざ文字にすると大袈裟な感がありますが、あながち間違っていないのかも知れません。 一転、それから編は「犯人」を巡る伏線回収の連続。犯人と疑わしい人物が次々入れ替わる展開に、正解は読み終わるまで分かりませんでした。ミステリー本としても大変読み応えのある物語だと思います。

    23
    投稿日: 2025.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんでん返しどころじゃない、二転三転してやられた!またやられた!と読んでて楽しかったです。ここは伏線になるだろうな、という所は全部拾われ、気づけなかった部分も綺麗にこういうことですよ〜と教えてくれて感動しました。 人生の最大の分岐ルートと言える就活の嘘めいた世界、人間を一見した一面で全てを確定してしまう愚かさ、考えさせられました。就活の時期にまた読み直します。 主人公波多野が真犯人の思い通りにされたまま亡くなったのは居た堪れないなと思った後々の展開には、感嘆、、腹黒大魔王。。真犯人の動機もまあわからなくもない話だと思いました。かえって動機なんて他人からしたら本当に些細なことで、つまらないものだなあと。 とにかく気持ちがいい終わり方で、とにかく踊らされました。。読み終わったばかりで感想が散乱していますが、気持ちが掻き乱されるいいものでした。 浅倉さんの他の著書も読みます。

    2
    投稿日: 2025.11.11
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    悔やまれるー 秘めすぎだよ 生きてて欲しかった てんてんてんで面白かった 映画も観てみたいし、この作者の他のも読んでみたい

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    グループディスカッションの間はハラハラしてたんだけど後半にかけて話の進み方がちょっと遅い感じがして落胆しちゃった

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    張り巡らされた伏線回収が鮮やかなことはもちろん、ポイントごとに置かれた叙述トリックが見事に物語全体を不穏な空気で覆っている。全てを知って、視界がクリアになった今もう一度読み返すと、全く違う物語として味わう事ができると思う。

    1
    投稿日: 2025.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    就活を経験しているので人事の目線から見る就活生についてだったり、就活生からの企業への印象だったりと、似たような思うことも多くスラスラ読み進められあっという間に読み終わった。 犯人の推理や登場人物への疑いや印象の変わり方が追随体験できる没入感があってとてもおもしろかった。 少し無理やりな設定だとは思うが社会に疑念を抱き一矢報いたいと考えた動機も理解できる。 学生である今、周りの人間関係は数年以上の長い付き合いがありお互いのことを知り合えているが、これから先出会っていく人間は一緒にいる時間も合計したらたったの数時間であり、今までの友人たちのように深い関わりもなくなってしまうのだろうと思うと、ほんの少しのすれ違いで人の印象が変わってしまうのが勿体なく悲しく思う。

    1
    投稿日: 2025.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話題になっていたが手を出していなかった作品。やや読みずらさはあったけれどめちゃくちゃ面白かった。特に、後味が良い方にどんでん返しがなされたことに衝撃を受けた。久しぶりにこのようなミスリードに巻き込まれた。 皆の暗い一面が見えてしまった。しかしそれはあくまで月の裏側のような一面に過ぎず、100%悪人であると断言することは出来ない。完璧な善人も悪人もいないのだ。 そんなメッセージに感銘を受けた。非常に良い読後感であった。

    7
    投稿日: 2025.11.04
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    すごい。ない語彙力表現した。。 こうも最初に持った印象が最後覆されるとは思っていなかった。 浅倉秋成さんの別の本を読んでみたいと思いました!おすすめありましたら教えてください!

    0
    投稿日: 2025.11.01
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    話の内容は前半が就活フェーズと、社会人になり、前半の時に残された謎と犯人を探すフェーズの2部構成になっている。 ある一片を切り取った情報だけじゃ、人のことを図ることはできないことを、とても感じれる作品だった。 しっかりと伏線は回収さていた。

    10
    投稿日: 2025.10.27
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    二転三転するストーリー。張り巡らされた伏線と巧みな叙述トリック。前半は6人の疑心暗鬼な若者が繰り広げる密室ミステリー、後半は後日譚的に事件の真相に迫る構成。エンターテイメント性が高く、とにかく面白い。疑う心と信じる心の揺れ動き、利己と利他の解釈、段落ごとに切り替わるような早く先を読みたいと思わせる力がある。結末には大団円的な青臭さは多少ありつつも、それも良いのではないかと思わせてくれる爽快な読後感。

    1
    投稿日: 2025.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人について完璧に知ることはできないし、見せることができないから、誰もが嘘をついていて、ついていない。勝手に知ったような気になっているだけ。また、他の側面から見たら、良い人にも悪い人にも見える。この本ではいい人なのか、悪い人なのか、どちらなのか白黒つけようとしたところから始まるけど、そんなはっきり分かれている人はいなくてグレーであることが分かった。もう一度初めから読み直すと登場人物の印象が変わるだろう。

    3
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分も就活で苦労した身なので、読んでて辛かった 会社に入ってからが本番なのに、その入り口でなぜこんなに心身疲労しなきゃならないのか、当時は生き地獄のようだった 九賀くんの「憤り」に似た、全部壊してやりたい気持ちは少なからずあった気がする 正しいとは思わないけど だから余計に、波多野くんには泣かされた…! 生きてるうちに、他の5人と会えたら良かったのに 嶌さんが九賀くんに波多野くんの思いを伝えに行くと期待したい、救ってあげてほしい

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    大学生はもう大人なのか、まだ子供なのか、、、 人を簡単に知った気になってはいけないと大人の自分が改めて感じさせられた

    1
    投稿日: 2025.10.24
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    読みごたえのある、ミステリー。まんまと作者の誘導に引っかかってしまった。でも、自分で犯人を見つけた気にもなるので読後感は良い。 やっぱり人は色々な面がある。本当に理解するのは難しい。人事担当でなくて良かった。就活の学生さんは頑張って下さい。会社を選ぶのも大変だよ。

    1
    投稿日: 2025.10.22
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    面白かった! 犯人は最初に予想した人で結果当たってたけど、途中「え?そっちなの?」と何回か振り回された感があって良かった。 そんな企業ある?という気持ちだけがあってマイナス1

    8
    投稿日: 2025.10.21
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    新しい視点の物語。2回読むと、伏線に(なるほど)と気付かされるところがあります。『俺ではない炎上』の後に読みました。期待の作家さんです。

    0
    投稿日: 2025.10.20
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    最後まで気がぬけず、何度か予想をひっくり返された読み応えのある作品。 ありえない展開が多いけど、フィクションだから、そこに面白さがあって引き込まれるのかもしれない。最終選考に残ったとしても、私ならこんな選考をする企業は辞退するわ…と、思った時から感情移入できなくて、読み終えたあとは残念な感情しか残らない悲しい話やった。 私は人を信じたい。

    13
    投稿日: 2025.10.20
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    読みやすかったし、こうなるだろうなと予測した展開を裏切られることも多く面白かった。 就活中だからか人事が鴻上さんみたいな人だったら最悪だなと思ってしまった。

    14
    投稿日: 2025.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本を代表するIT企業スピラリンクスの新卒採用で、5,000人の応募者の中から最終選考であるグループディスカッションまで勝ち残ったのは6人の大学生。1人の内定者を皆の総意で決めることになったが、参加者それぞれの負の面を告発する封筒が見つかり心理戦が始まるという話。 物語の発想と設定が良くて期待して読み進めたが、大団円すぎて期待していた程ではなかった。

    1
    投稿日: 2025.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでよかった!となる作品 心が晴れる気持ちいい作品でした みんないいやつなんだよね、書き方がうますぎる 全部伏線回収されてスッキリした

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    ポップな内容では無いと知っていながら、就活前に怖いもの見たさで読みました。 内容は面白かったのですが、自分が感情移入する性格なのでつらかったです

    2
    投稿日: 2025.10.14
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    人気のIT企業の就職の最終選考はグループディスカッションだった。うまくいけば6人全員が内定を取れるはずが、急に企業から「やはり合格は一人だけ」と通達が来る。和やかな雰囲気が一変、生き残りをかけた争いになるというお話。このお話から学んだことは、「人は他人の決まった一面しか見ていない」ということだ。多方面から物事を見ているつもりでも、思い込みでバイアスがかかることがよくあるから気を付けなければと思った。

    7
    投稿日: 2025.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    6人の就活生がとある新進気鋭の企業採用面接に挑む話。 未だに就活ってこんな人生かける的なノリで大学生はやってんのかな、と20年前に就活やったおじさんは素朴に思った。 その辺の熱意というか執着がいまいちピンとこなかった。ここまでして単なる1企業に入りたいのか? そもそもあんな直前で選抜内容を変えて、人間関係を試すような課題を出す企業なんて信用できなさすぎるだろ、とふつう思う。 まぁその辺の違和感もこの本で伝えたかった「就活が極まりすぎてて変じゃない?」ってメッセージなんだろう。 採用試験中に6人の中のミスターXが6人それぞれの学生時代の隠したいネタを暴露して各人の評価を下げる。誰がこんなことを! 犯人はあいつだった!・・・・でも本当にあいつが犯人だったのか? というのが大雑把な話の流れ。 最終的に真犯人はわかるが、それもどうでも良い自己正義的な理由で、結局就活程度で何こんなやっちゃってるの・・・という印象に終始してしまった。 まぁ一度読む分には悪くはないかなーって感じでした。

    1
    投稿日: 2025.10.12
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    複数回のどんでん返し! いいミステリを読んだなぁ〜!っていう読後感。 就職活動中の変なテンションやモヤモヤ感も良く表現されてて、共感しながら読みました。 仕事で中途採用の面接をやっているんだけど、人柄を面接だけで見抜くって難しいというか無理だよね。採用になってから、この人は面接の印象と違うな…も多々ある。 中途では経歴からある程度は活躍できそうかを判断できるけど、新卒はすごく難しいよね〜

    1
    投稿日: 2025.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    急にインタビュー内容の記載や時間軸が異なるため、場面の切り替え、犯人は誰なのかを頭の中で整理する必要がある。読者が予想する犯人が何度も覆され、完全に本の流れに誘導された。 手紙に書かれていた6人の罪はあくまで一部であり、その一部で人を判断してはいけない。感情の自由を奪われるような環境に置かれると、一部で判断しがちである。 最後に、就活への自分を嘘で固める場への懐疑的な感情や見解が表されていた。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    文章の構成(順序)が難しく、何回も戻りながら読んだ。 登場人物が多いので、忘れてしまいそうだったが、何とか読破。面白かった

    1
    投稿日: 2025.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イッキ見!という感じではなく、話が進むにつれて氣になって引き込まれていくうちに読了。 良い意味で展開を裏切られて、引き込まれていった。 思っていた犯人が違っていくし、真実が見えていくうちに登場人物の印象もコロコロ変わるし、やられたーって感じ(笑) ただ、波多野くんが最後の最後に嶌さんの件を差し出そうとしてたのにはちょっとだけガッカリ…? あとは死人に口なしで、波多野くんの思いを見ても、完全にスッキリ!という思いにはなれなかった。 すごい高評価だったのでちょっと期待値を上げ過ぎたところもあるかも。 伏線回収も秀逸だったし面白かったけど、モヤる気持ちも残るなーという印象。

    4
    投稿日: 2025.10.09
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    嘘の種類も優しい嘘や自分を守る為相手を守る為の嘘や素直になれない嘘など様々あって必ずしも傷つける為や相手を陥れる嘘ばかりではないってのは読んでて感じた。ただ就活はしたけど彼等程の気持ちではなかったし、周りがどうこうより自分が働きたいと思えるかどうかしか考えてなかったのであまり共感できなかったかな。

    1
    投稿日: 2025.10.08
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    長時間フライトで読んだが、あまりに面白くてフライトが一瞬だった。 犯人探しやストーリー展開に夢中で読み、伏線回収でスッキリし、読んだ後はメッセージ性が心に響く。 事実は強いが、大切なのは真実。 自身の就活も思い出して、あの混沌とした異様な日々が無性に懐かしく感じ、ずっと本の中に浸っていたかった。 読み終わるのが寂しいそんな一冊。

    1
    投稿日: 2025.10.06
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    どんどん明らかになるみんなの裏側、そして後半は怒涛の伏線回収。就活という自分も通ったイベントを扱った本作は共感もできて、とても面白かった。

    1
    投稿日: 2025.10.06
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    就活のリアルな状況を描いており、例えば企業の人事担当者が感じる就活生の選考基準等、ある程度実態に則していると思った。 本書を読んで感じたことは、少しの情報で他人のことを知った気がするのはあまりにも表層的であること、また決して知られたくない側面もあるから、他人の本質、裏の顔を全て知ることは難しいというか、知らない方が、他人との関係性は良好に保てると思った。

    7
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初から最後までおもしろかった。 犯人は一番意外な人だろうから嶌さんかなと思ってたら、当たってそうだったけど、それもひっくり返った笑

    2
    投稿日: 2025.09.28
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    映画を見る前に購入した本だけど、積読状態からの復活。 映画を先に鑑賞。 その後、読了。 なかなか映画の配役に本の登場人物を当てはめるのは、難しいものがあった。 人を疑って疑心暗鬼になるのは辛い。 そんな本を読み進めるのも辛かった。 主観の人が違うだけで、印象はガラリと変わる。 当たり前なんだけれども。 この本の中の核心だと私が思っていたところと、映画監督が核心と思っていたところが違ったな。 人間って面白いね。 いろんな考えがあってホント興味深い。

    9
    投稿日: 2025.09.27
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    次は何が起こるのだろう?と夢中になり読むのを止められなくなった一冊。 一人一人への見方が、ページをめくるたびに変わっていき「信じる」と一言で言っても、本当の信じるとは何だろう?と考えさせられました。たくさんの嘘があるけれど、読んだ後は何だか爽やかで温かくなる素敵な本でした。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    どんな人にも歴史があって、語りたくない過去だってある。 でもその過去も、他の人の視点では全く悪い話ではなかったり、逆に一部の浅はかな人から見たら「とんでもない悪人」になってしまったりする。 物事には多面的な側面があるということと、真実に辿り着くのは「見る目」が必要、ということ。 就職活動は、特に面接は短時間勝負であり、就活生を多面的に見ることも、その人の真実に辿り着くこともほぼ不可能だ。 制度自体の歪みの中で生きようとする私たちは、運のようなものに翻弄され、やってくる現実を自分なりに頑張るしかないんだろうか? 自分で自分に恥じないように、誇れるように生きるには、勝ち負けの評価や選別に関係のないところに心を置くことかもしれない。

    4
    投稿日: 2025.09.27
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    見事。 久しぶりに読んでいて面白い小説でした。 登場人物がひとつの色しか持たないのではなく善悪のグラデーションがしっかりしていて、白黒はっきりさせた方が楽なので単調になりがちなロジカルな小説の中に深みを加えています。 よく本屋で目にする本でしたが、この小説が平積みされている理由がわかりました。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    就職活動というものは、採用されるために、自分をより良く見せるために、話を「盛る」ようなことはある(経験談)。そういった意味では「嘘つき」と言えるかもしれない。 人の善悪、二面性(はっきりとした善悪だけでないため二つ以上あると思う)にフォーカスした作品で、登場人物の表裏がうまく描写されていて面白かったです!

    49
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすかったけど、その分思ってたより中身は軽く感じた でも登場人物が順番に出てきて答え合わせをしていく感覚は珍しくて、ページをめくる手が止まらなかった!

    2
    投稿日: 2025.09.24
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    素直におもしろかった! 犯人の推理、どんどん転がされました。人の本質はわからないって、改めて認識させられました。いい人に見えてもそうでない本質を持ってるかもしれないし、逆もあるよね、うんうん、と。 とはいえとにかくテンポよく読めて一気読み。満足です!

    2
    投稿日: 2025.09.24
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    楽しめました 裏の裏のそのまた…裏 心理戦に翻弄され続けました 就職活動の学生と企業の騙し合いも 少し前までは当たり前のようにあったけど 今はどうなんだろ

    13
    投稿日: 2025.09.23
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    めちゃ面白くて誰が犯人なのかすごく気になって一気に読んじゃった。 映画化されたあとに読んだので人物をその演じてる俳優さんの顔で想像して読めたのが楽しかった。 テンポ良いし物語に引き込まれる感じ。

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    六人の嘘つきな大学生 面白い、が好みではなかった。 読みやすい文体とストーリー展開からすらすらと2時間程度で読破してしまったが、全体的に楽しむことはできた。ただ、個人的に好みの問題で残念な部分が多かったという印象。 フィルターをかけているためネタバレを辞さず書くが、本作は内定に向けて明るく前向きな雰囲気からそれぞれの本性が見えてギスギスした展開に…されど実はそれすら一面でしかなくて本当は良い人でしたよ、という登場人物に対する評価が二転三転としていく物語なのだが、どうにも綺麗事に思えてならなかった。 袴田はイジメ問題について同じ野球部の仲間や告発してくれた後輩に手当たり次第に電話をかけない意味がわからないし、森久保とてあんなに切望した内定の為に一緒に騙された友人に証言を取ろうとしないのは明らかに不自然。 全員がクズのまま落としてくれた方が納得感があり楽しめたと思ってしまった。 最後に、作品と直接関係はない実写映画について。 山下美月演じる矢代つばさは作中で「モテるが故の僻みから嫌がらせを受けており、それが嫌で女子大へ進学した」と書いてあるのに何故明治大学出身としたのか。こういう原作のキャラクター性を無視した改変は作品を破壊することになる。監督はインタビューで「6人全員の個性を立てて描き出さないと面白くならないので結構大変だな、と〜」と述べられているので恐らく実写映画は面白くないのだろう。

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    グループディスカッションのシーンは読んでいるこちらもすごく緊張した! 最後にそういうことか~と思わず独り言を言ってしまった(笑) 月並みな言葉になるけど、面白かったです!

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    前半の会議室での緊張感に比べて後半の謎解き(?)シーンはちょっと勢いが落ちてしまった感じ。 総じて面白かったんだけど前評判の高さに対する期待が大きすぎたのかなぁという印象。 良い意味で人には裏があるっていう描写には救われた。

    1
    投稿日: 2025.09.22
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    終始飽きずに読むことが出来た。話が進むにつれて、6人の印象がコロコロと変わり、犯人が明かされ、別の真犯人の存在がほのめかされ、先が気になって寝る間も惜しんで読んでしまった。 どんでん返し系が好きな自分としては、非常に好みな作品だった。 また、テーマが就活ということもあり、1年半前の経験と結びつく部分もあり、とても面白かった。

    0
    投稿日: 2025.09.22