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裏庭(新潮文庫)
裏庭(新潮文庫)
梨木香歩/新潮社
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総合評価

458件)
3.8
116
138
121
33
10
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    「テル、ミィ」はうまいなー!と思いました。ファンタジーに見せているけど、しっかり現実のことを喋っている。自分探しの冒険の話。

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    投稿日: 2007.01.12
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    小学校の頃読んでいた本。今読んでみると家族とは、生きることとは、成長することとは、そんなことが分かる本でした。そしてなぜか照美が行方不明となって探し回る母親と父親のシーンではなぜか泣けてしまいました。電車の中で泣いたよ。恥///

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    投稿日: 2007.01.06
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    「果てしない物語」を思い出します。こっちのがちょっと哲学的。わくわく感は及ばないけれど、はっとさせられることも多くてよかったです。  情景を思い浮かべるのが私には少し難しかったです。「西の魔女〜」もそうだけど、この人の小説はオチがすごく好み。(06/12/27)

    0
    投稿日: 2006.12.27
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    途中のファンタジーの部分が少し読みにくい感じでしたが最後の終わり方とか暖かくて良かった。梨木さんの文章の透明感が好き。

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    投稿日: 2006.12.21
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    これも母の薦め。「西の魔女〜」のようなイメージで読んだらだいぶ違いましたね。パラレルワールドというか、ファンタジー物だと思います。すごく美しい話ですが、同時にどこか残酷なような不思議な感じがしました。

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    投稿日: 2006.12.03
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    あまり意味が分からなかったです。 それでも後味が良かった。 いつかもう1度ゆっくり読んでみたいです。

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    投稿日: 2006.11.26
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    久しぶりにこんなファンタジー物語を読んだ。でも、ただのファンタジーではない。とても良かった。子供の頃読んだファンタジーをまた読みかえしたくなった。

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    投稿日: 2006.11.14
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    メッセージ性の強い作品はあんまり受け付けないんだけど、これは好きです。「考え」を押し付けることがなく、読み手次第でいくらでも大事なものを見つけられるから。

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    投稿日: 2006.10.06
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    ファンタジーでもあり、現代の家族や人の絆のありようを描いた作品でもあると思います。家族が手をつないで帰る場面、涙が止まりませんでした。

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    投稿日: 2006.10.01
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    中学一年生の照美が近所にある“バーンズ屋敷”の裏庭(=異界)に入ってから現世に帰ってくるまでのお話。 これがまたすごく深い話なのです。照美、照美の父母、祖母、近所のおじいさん、屋敷にすんでいた姉妹などいろいろな人たちの過去、現在が織り込まれています。 旅をするのは照美だけなのだけど、読み進んでいくうちに、照美だけでなく周りの人たちも変わっていきます。 日々いそがしくて、傷ついた心と体を癒す暇もなく鎧の下に隠していても、いつかは向き合って折り合って一緒に生きていく…。言うのは簡単だけどムズカシイ。 余談だけど、“庭”という言葉のの意味も深いなー。

    0
    投稿日: 2006.09.26
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    昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた―教えよう、君に、と。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。

    0
    投稿日: 2006.09.23
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    日本国内で起こる英国ファンタジー。そんな雰囲気をもった作品です。 「裏庭」の世界はなんというか、怖くてそしてとても暖かいところ。 照美の選んだ「服」によって彼女の感情は何処までも大きくなっていく。 怒りだけではなくて、慈愛だとか寛容だとか、そういうものも。 辛いこともあるし、綺麗事だけではこの世界では生きていけない。 自分が自分であることではなくて、誰かのための存在であることに自分の価値を見出す世界の中で「自分が自分であればいい」という、ただそれだけのコトが何と難しいことか。 誰とも違う自分であっていい、自分という生を楽しめばいい。

    0
    投稿日: 2006.09.22
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    ハリーポッターよりも、ダレン・シャンよりも、ハウルよりも、大好きなファンタジーです。 梨木さんの小説は、子どもだけではなく大人も主人公の一員なのです。そして、ファンタジーと現実の世界が奇妙にリンクしているところが良いです。 これはフィクションだけれど、実際に起こってしまいそうな雰囲気のお話でもあります。

    0
    投稿日: 2006.08.31
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    第一回児童文学ファンタジー大賞受賞作。 青い鳥やロード・オブ・ザ・リングのような、旅をしながらその経験により心身ともに成長していく系のお話です。 児童とは普通、小学生をさしますが、大人が読んでも勿論、充分に楽しめる作品です。 私なんかむしろ『むずかしい・・こんな哲学的なテーマ、小学生に理解できるのかしらん・・』って思っちゃいましたもの。 人が住むのは家、庭は家の外にあって、あってもなくてもよいもの。 だけど、その庭によって育まれるものはたくさんあり、ましてやその庭でも裏庭となれば殆ど、深層心理みたいなもの。 小さい頃、表の庭には四季の草花が咲き乱れ、綺麗な羽の蝶が、美しさを競うかのように蜜を求めて舞い飛んでいました。 それを眺めるのも好きだったけど、陽の当たりにくい裏庭のひんやりした温度や、不規則な形の苔を眺めるのも好きでした。 ずっといる場所ではないと思いながらも、妙に落ち着く場所・・・ そこには表の庭とは異なる昆虫がいて、その姿は邪悪そうだったり、悲しげだったりするのだけど、心を静めるために、独特な匂いのする空気をまといながら、秘密の時間を過ごしたことを思い出します。 学校だってそうだったよね・・ 大勢の生徒が、太陽の下で受け止める校庭と、理科の実験用の畑があったりする第二校庭はしょっちゅう行く所ではないけど、私は何故か、第二校庭で一人、あてもなくぶらぶらとしているのが好きだった・・一人の似合う場所、誰かと一緒じゃなくても不安にならない場所・・・ 前向きな情報の洪水のような表の庭・・・止まっているように見えながらも、心の成長を手助けしてくれたような裏庭。 人にはきっと必ずそんな両面があるんでしょうね・・・ 考え考え読んでいたので、思いのほか時間がかかってしまいました^_^;

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    投稿日: 2006.08.28
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    風景描写がきれい。わくわくするファンタジーなのにとても不思議な話。忘れた頃にまた読み返すと良いです。

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    投稿日: 2006.08.23
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    大好きな梨木香歩さん。梨木さんらしいファンタジーとメッセージ。大人になっても読める、考えさせられる少女のお話。

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    投稿日: 2006.08.14
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    裏庭という心の奥底を、庭師として耕す。 心の奥深くの事を、冒険ファンタジーとして描いている小説です。 複雑なたとえや伏線が、幾重にも折り重なっている印象。なので、一度では味わいつくせないかも。 その時その時で、なるほど〜と思うところが違いそうです。

    0
    投稿日: 2006.08.11
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    梨木香歩さんの作品はどれも必ず、物事へのやさしさとか寛容とか必ず1本まっすぐなものがあるから好きです。 この本も、どっしり読み応えのあるお話でした。始めは子供向けのファンタジー??と思いつつ、読み進めるにつれてぐんぐん引き込まれます。

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    投稿日: 2006.07.29
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    西の魔女〜より断然こちらをおすすめする。 日本神話とか北欧神話とかムーミンとか仏教とか とにかく様々な民間伝承・神話・宗教の類が凝縮されているような本。 哲学書のよう。

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    投稿日: 2006.07.13
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    ファンタジーだけど、軽くはない。テーマ自体はけっこう重いです。主人公照美とその周りの人々の感情も丁寧に書かれていて、普通の小説としても素晴らしいと思います。

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    投稿日: 2006.06.25
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    本の虫の友達に薦められた本です。ちょっと厚めだけど、最後まで楽しめました。 ・・・関係ないけど主人公とウチのお母さんの名前が同じ。

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    投稿日: 2006.06.21
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    初めて読んだのはハードカバー。小さい頃の貰い物だけど、私もあの庭に行ってみたいと思った。 でもくれた人は読んでなかったんですよね。それでもプレゼントしてくれて・・・うーん、出会えてよかった本の一冊。

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    投稿日: 2006.06.14
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    今は人の住んでいない洋館にある大きな鏡。そこは、不思議な世界「裏庭」へと通じる秘密の入り口だった。その話を聞かせてくれた親友のおじいさんが病で倒れたと知って、照美は鏡の入り口をくぐる。そして冒険の旅が始まった……。暗喩に満ちた物語。けれど、何よりファンタジーとして面白い。どなたにもお勧めです。

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    投稿日: 2006.06.07
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    香歩先生の作品の中で、今のところ一番好きな作品。とても幻想的な世界で、頑張るテルミィがいとしかった。

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    投稿日: 2006.05.23
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    私が梨木香歩さんを知り、好きになったきっかけの本。 文庫本のあとがきは、河合隼雄先生です。そこで先生が、「女性は心の中に庭を持っている」といったようなことを述べています。その言葉の通りこの「裏庭」は、 思春期の女の子の心の中にある庭が、耕されて豊かなものに成長していく様がとてもうまく描かれている作品になっています。破壊と創造、死と再生といったものがテーマというべきでしょうか。私はとても好きな作品です。

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    投稿日: 2006.05.07
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    裏庭。と言う単語にまず引きこまれます。 すこし文章がごちゃっとしていますがあまり気になりません。 読んでいると喉が渇く

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    投稿日: 2006.04.16
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    これで梨木さんのファンになりました。 童話とは、こういうものさ。 そんな感じに、あまくて切なくて、残酷。そんで、おもしろい。

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    投稿日: 2006.04.06
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    第1回児童文学ファンタジー大賞受賞作。 私は梨木香歩の作品を読んだのはこの本と、「西の魔女が死んだ」の二冊だけです。小説として、おもしろい、生きることに対して深い考察がされているし、主人公はこの小説の中でリアルタイムに成長していきます。ですが、一方で説教くさい感じをうけて、少し引っかかっていました。 この本の他の人のレビューの中で「児童文学とは子供向けの本ではなく、子供の目を通して語られる文学である」というような一節があったのですが、これをきいて、なるほどと思った。 だれにでもある、未熟な子供時代には、どうしても自動的に受け入れていかなければいけない事柄というものがあるわけで、子供の目を通して語られれば享受的になり、それが感情移入してる私にはどうもお説教のように感じられるのかな。 それだけ、この小説がちゃんと子供の目線を通して語られていて、児童文学としてよくできていると言うことなのでしょう。 三十路になって、子供の目線を振り返る、そういう経験ができたような気がします。その経験は私にとって貴重な経験なのかなと思えます。

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    投稿日: 2006.03.25
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    ちょっぴり宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」に似ている部分があるような気がした。 「傷は個性である」という言葉に何か私も救われた。スルスル読めるファンタジー。

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    投稿日: 2006.02.19
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    とても読み応えがありました。 ファンタジーが苦手な人の心にも響くはず。 いろいろな人におすすめしたいです。

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    投稿日: 2006.01.22
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    買ってからしばらく放置してしまっていたのですが、なんで早く読まなかったんだろうと後悔しました。 梨木香歩は女の子書くの上手。

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    投稿日: 2006.01.14
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    イギリスのファンタジーのようです。日本にも こんな素晴らしいファンタジーがでるようになったんだ、と感心した本です。

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    投稿日: 2005.12.18
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    大人なファンタジーですね。 梨木さんらしい、会話や気持ちの変化がとても繊細でよかったです。 少女―照美の裏庭での旅と、現実世界でのこと...二つの世界が同調することで、様々な謎が解き明かされていきました。この本も、生と死、魂、命について考えさせられました。

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    投稿日: 2005.12.17
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    高校生の頃に読んで、大好きになった本。 読んでると世界に引き込まれて、一緒にドキドキして、とてもおもしろい!

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    投稿日: 2005.12.16
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    梨木香歩さんとの衝撃の出会い。読者もテルミィと一緒に冒険し、そして成長していく気がする。年齢を重ねた後にもう一度読みたい物語。

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    投稿日: 2005.11.19
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    自分を探すための旅。 こういう雰囲気のファンタジーがすごく好きです。自然の情景が多くて、草花の名前が詳しく書かれている話。少し残酷で、でも切なかったです。こどもがいなくなって、でもどこに行ったのか見当がつかない、というのは最近ではよくあるんではないかなと思います。そしてこの主人公の照美が旅に出るまで感じていたあの孤独感を味合わせる両親がに腹が立ちました。ひとつずつ、糸のように話が繋がっていくのが心地よかったです。

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    投稿日: 2005.11.18
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    「西の魔女が死んだ」の影響ですね。作品紹介で気になり読み始めたところ、2つの場面が交互にあらわれる文章表現がとても心に残りました。

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    投稿日: 2005.11.12
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    だいぶ昔、本屋さんにハードカバーの本が平積みされていたときは、興味もなかった本なのですが。 「子供向けの成長物語」と勘違いしていました。 文庫なので手に取り易く、読み始めるとなかなか面白く良い意味で期待を裏切られました。

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    投稿日: 2005.11.06
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    なにか学べるファンタジーって最高です!! 不思議な雰囲気も素敵ですしファンタジーなのに色々考えさせられたりもしました 十分に星五つです

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    投稿日: 2005.10.26
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    田舎に行ったときヒマでヒマでしょうがなくて買った本。 ちょっと外国チックでファンタジーな感じ。 登場人物(?)がおもしろい。 スナフキンに似てるヤツがいてその名前がスナッフとか。 最後はちょっと感動したような。

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    投稿日: 2005.10.25
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    あまりにもファンタジーしてる気がして最初は余り頁が進まなかったけど、後半になるにつれテーマの深さが感じられて好きです。

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    投稿日: 2005.10.25
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    友達からの推めで読んだ本。大人のファンタジーです。反ハリポタ派でもファンタジーは好きという人にお勧めです(笑)自分、反ハリポタ派なのでw

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    投稿日: 2005.10.24
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    梨木さんの本の中で実は一番面白いんじゃないかと思っている作品。 ハリーポッターなんか目じゃないファンタジー

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    投稿日: 2005.09.27
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    裏庭へ通じる鏡の世界へ少女が冒険に行く話。のほほんワクどき!っていうよりは湿っていてダーク。ほんのり切ない。スナフキンのパチもんのスナフが好きだ。高校図書館(02〜03/?)

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    投稿日: 2005.09.24
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    心の中に、誰もが持っている「傷」。 どうにかして癒そうとする人、見ないようにする人、自分の傷は見ないふりをして人の傷を癒そうとする人。。。 「傷」を抱えて、それにどう対処しどう生きるか。 とてもとても考えさせられた作品です。 児童書の範疇を超えた作品。。。な気がします。

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    投稿日: 2005.09.23
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    私は梨木さんの作品の中で一番好きです。完全なるファンタジーですがその中で主人公が大きく成長していく様がとても印象的。

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    投稿日: 2005.09.17
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    傷、育ててこれたのかなぁ。 振り返って、でも、ここで振り返るだけじゃいけない。 「千と千尋の〜」みたいな雰囲気。 ガラス玉の中を覗き込んだ風景、もう一度組み立てていけるって気持ちをもらいましいた。 大好きな人たちに読んでもらいたい。

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    投稿日: 2005.07.14
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     ブログでも一回取り上げた、梨木香歩さんの小説。ここでは、この作品をセレクトしてみました。  この人の書く物語は本当に奥が深い。派手なファンタジーではないけれど、しんしんと力がみなぎっている。  いい作品だな、と思います。  

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    投稿日: 2005.05.30
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    一見、少女の成長物語だが読みすすめるうちに業というものを感じる。人は何かしら使命をもって生まれてくるのかもしれない。

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    投稿日: 2005.05.28
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    ファンタジーの体裁は取っているけれど、実際には、現実にある、とても深いテーマを扱った作品だと思う。深読みしながら色々考えるもよし、そのままファンタジーとしてさらっと流すもよし。どちらにしろ良書。

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    投稿日: 2005.05.23
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    宮崎駿のアニメみたいな印象だった。「千と千尋〜」と、「ハウル」を混ぜた感じ。 この人の話には、いつも、おばあちゃんと、その娘の「おかあさん」と、そして13歳くらいの少女が出てくる。 女の人の人生。その人それぞれの思い。 「自分」ってものが確立されるのが、13歳前後なんだろうな。

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    投稿日: 2005.04.25
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    烏兎の庭 第一部 絵本 11.4.02 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/uraniway.html 烏兎の庭 第二部 書評 9.17.04 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto02/bunsho/uraniwazokuy.html

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    投稿日: 2005.04.19
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    死と再生を底にしいたファンタジー。 裏庭と呼ばれる世界、ここではないどこかへと旅立つことではじまるのはファンタジーの定石なのに、とても新しく感じた。 子供も大人も病んでいる。闇は「病み」かもしれない。 何かに置き換えて遠回りしないと自分の位置や居場所や大切なものをきちんと掴めないのは、病んでいる証拠なのかもしれないけれど、それでもここには何かを育むやさしさと慈愛があふれている。 ほんとうに素晴らしいファンタジー小説です。

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    投稿日: 2005.01.25
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    この本の魅力はやっぱりボリュームですね。400頁強ぐらいでしょうか。初めのうちはなかなか意味がつかめませんでした。読後はちょっとだけ想像力豊かになったかな・・・と思ったりもしてます。このファンタジーな物語は自分の頭の隅っこに残しておきたいですね。是非読んでみてください!

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    投稿日: 2004.12.05
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    ファンタジーって感じです☆彡 ファンタジーの世界が描かれてます@ でも、期待しすぎていたせいか、ちょっと期待はずれでした;

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    投稿日: 2004.10.08
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    梨木さんの本は複線がたくさんあって読むたびに発見があり深い意味で面白い。 鳥肌のたつくらい面白い一冊です。

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    投稿日: 2004.10.08
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    現代に生きる親と子の関係。子供のファンタジーと現実。過去と現在。心の傷と癒し。 この作品がここまで支持されるのには理由があるんです。そこら辺のファンタジーとひとくくりにされては困る。

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    投稿日: 2004.09.29
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    梨木香歩の裏庭を読みました。この物語はファンタジーですが結構骨太のストーリーとなっています。主人公の女の子がファンタジーの世界を旅することにより自分の問題を乗り越えて成長していくと言うエピソードが気に入りました。主人公の周りの人たちも葛藤を抱えながら生活しているという設定が気に入りました。難を言えばファンタジーの側に登場する登場人物の命名がちょっといまいちだなあ、ということくらいです。

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    投稿日: 2003.03.05