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裏庭(新潮文庫)
裏庭(新潮文庫)
梨木香歩/新潮社
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総合評価

462件)
3.7
116
139
123
35
10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    照美という少女がバーンズ屋敷にある大鏡を通って裏庭に行き、冒険し成長する物語です。梨木さんの小説といえば西の魔女が死んだが有名です。この作品は聞いたことがある人や読んだことがある人が多いのではないでしょうか。西の魔女が死んだでは作中に多くの植物が出てきます。この作品でもタイトルが裏庭というくらいですのでたくさんの植物が出てきます。植物の名前がよく出てくるのも梨木さんの作品の魅力の一つです。ストロベリー・キャンドルやユキヤナギ、コデマリ、ヤマブキ、鶏頭、矢車菊(ヤグルマギク)水仙などたくさんの植物が出てきます。この作品の中で私が特に印象に残っているのはストロベリー・キャンドルと水仙です。植物の名前を新しく知ると花屋さんの前を通るのが楽しくなったりします。裏庭を読んでる時期に花屋さんの前を通ったら、鶏頭が店頭に並んであって、あれが鶏頭なんだなって思った記憶があります。西の魔女が死んだに比べてこの作品はファンタジーの色が強く出ています。それもそのはずで、一九九五年第1回児童文学ファンタジー大賞(絵本・児童文学センター主催)の受賞作なんです。裏庭ではムーミンに出てくるスナフキンのような登場人物が出てきたり、一つ目の竜の化石、小さな翼がついた服、キノコのようなスツールなど異世界的なものが数多く登場して、楽しませてくれます。

    0
    投稿日: 2017.05.09
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    昔、英国人一家の別荘だった洋館。今では荒れ放題のその洋館の庭は、近所の子供の遊び場だった。 少女照美は、その庭で辛い記憶があり、そこへ足を向けることはなくなった。 そんな照美が、ある出来事をきっかけに再び庭へ入り込み、声を聞く。そして照美は不思議な旅に出る。 梨木香歩さんらしい、自分の思いを心に秘めて苦しむ少女の解放と成長の物語。 今回は全編ファンタジーな作品に仕上がっている。 自分に自信が持てず、忙しい親にかまってもらえない孤独を感じる照美。そんな照美をありのままの姿で受け入れてくれる友達の祖父。 感じやすいがゆえに自分の心を表に出せず、自分の心を扱いきれない。こういう少女を描くのが本当に梨木さんは上手い。自身もそういう少女だったのかもしれない。 また、そういう少女だったわたしは、すぐに主人公に気持ちが重なる。わたし以外にも、きっとそういう多くの読者を惹きつけるだろう。 照美のいるファンタジーな世界と、現実世界が交互に描かれる。 こういうファンタジーな作品は、普段好んで読むことはない。正直に言うと苦手だ。 普段読まない種類の作品なので、他と比べてではないけれど、梨木さんは面白く仕上げている。「西の魔女が死んだ」も祖母の家での暮らしなどに夢のようなファンタジーな世界を感じたので、こういう作品を書くことが上手い作家さんなのだろう。 死というテーマを軸にした、家族の繋がり、感情を持つことの自由さ、過去に繋がる現在、日本と繋がる外国など様々に枝分かれし、ファンタジーに相応しいたスケールの大きな作品になっている。 この作品からも読者は、自分の中に残るシコリと向き合い、これからの自分への生き方を考える手掛かりを見つけられるだろう。 作品にあった一文が印象に残った。 鏡を見ると微笑む 人に対してと同じように自分にも愛想よくしたかった 頑張って生きてきた自分に、もっと微笑みかけて、よく頑張ってるね、と労ってあげても良かったのだなと感じた。

    0
    投稿日: 2017.04.26
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    小6か中1のときにこれを読んだせいで「ムーミン」大好き人間になった。 読んだ人にはわかってもらえるはず!

    0
    投稿日: 2016.12.28
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    「傷を、だいじに育んでいくことじゃ。そこからしか自分というものは生まれはせんぞ」 少女は冒険に出なくてはいけない。鎧を捨てる覚悟を試されなくてはいけない。誰かのためじゃなく、自分が何かを知らなくてはならない。 すべての人がつながっていく「裏庭」のファンタジーな世界。時に残酷な出来事が起こる寓話の世界を進んでいく女の子「テルミィ」と冒険するうちに、幼いころの、物語にのめり込んでいた自分と出会ったような感覚が芽生えてくる。 初めて読んだのに懐かしい感覚。 「傷」を重要なモチーフにして進む裏庭の冒険や、裏庭の登場人物にそれぞれ役目があって、役目があるからこそ孤独でなくちゃいけない描写が心に刺さった。 誰もが最高の形で愛されて育つわけじゃない。それを乗り越えるのが冒険の物語なんだな、と、救われる。 非常に素晴らしい小説でした!

    0
    投稿日: 2016.12.11
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    繰り返して読んでいる本。 ファンタジーである、ファンタジーであるがとても心に刺さる描写が多くて、 意識のあるなしは置いておいて誰もが裏庭を持っている、少なくとも私は。 裏庭での出来事を乗り越えて成長したテルミがそれまでぎこちなく過ごしてきた家族との関係を客観視もして受け入れて歩き出すところに落ち着いて良かった。 これはまだまだ読み込まないとレビュー書けないよー_(:3 」∠)_

    0
    投稿日: 2016.11.20
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    照美とTell me。……。不思議なお話だった。最後の方に出てきた虫が気持ち悪かったな。虫だっけ?掌より大きく、全身が黒光りしていて紫がかっているような、這って移動する虫のようなものがいた気がする。

    0
    投稿日: 2016.10.10
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    読み終わった時の充足感がなかなかです。ただ自分はファンタジーを全く読まないので何と言いますか、色々と慣れていなくて途中で読み疲れてしまい、かなり時間をかけて読了しました。最初の方は人に頼り続けていた主人公が段々と成長して行く様は見ていてワクワクします。主人公の名前と裏庭に入る鍵となる言葉が被っている点、なるほどなぁ…と感心しました。最後にレイチェルは丈次となら裏庭に入れるという事が判明しますが、それが何故なのかが全くわかりません。私の想像力不足ですね。あの2人がこれからどうなるのか気になりますが、そこは各々で考えるしかないですね。

    0
    投稿日: 2016.08.09
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    読み進んでいて、高楼方子の『時計坂の家』と一部混同してたことに気づく。 「裏庭」の冒険から戻った主人公が、相変わらずな両親と再会して、「自分はもう母親や父親の役にたたなくってもいいのだ」と寂しさと清々しさを感じる、そこに著者の甘さがなく、子どもへの強くて温かい気持ちを感じる。

    0
    投稿日: 2016.08.07
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    私にとって大切な本になる気がする。 誰もが一つや二つ、生い立ちの中で傷を受ける。 自分自身の傷にどう向き合い、受け入れていくかが、照美(テルミィ)の冒険を通して語られていく。 傷を癒すのではなく、受け入れる。 もちろん実際にはこの上なく難しいことだろう。 安易な癒しの物語でないところがすばらしい。

    1
    投稿日: 2016.07.02
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    高校時代の友人が、高校生のときにオススメしていて、ずっと気にはなっていた本。 たまたま見つけて、あ、高校生のとき読みたかったっけ。と思って読んでみた。 まあ、高校生くらいまでに読むのが、ちょうどいいかもしれない・・・

    0
    投稿日: 2016.02.27
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    中学生くらいの時に一度読んだけど、抽象的でいまいち意味がわからなかった。 でも大人になってからもう一度読んだら、心に響くものがいっぱいあって、この本が伝えていることがわかるようになってた。びっくりするほど今の自分には心に刺さったー。 「自分の傷に支配されてはいけない」 自分の中でもんもんと悩んでたことを言い当てられて、向き合わなきゃだめよと言われた気分?

    0
    投稿日: 2016.01.17
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    「物語」の持つ意味や力を感じさせる1冊。 正直ファンタジーの描写の部分には少し入り込めずに読み流してしまった。もしかしたら子供のほうがすんなり入っていけるのかもしれない。 「私は、もう、だれの役にも立たなくていいんだ」 自分で自分を受け入れる、認める。理屈ではなく感覚として。照美は旅の途中でたくさんの傷を受ける。現実は必ずしも自分の見えているものだえではないことを知る。それを全て受けて受け入れることができる。その過程と気づきに力強さを感じる。 みなそれぞれ一人一人違う傷を抱えている。 同じ出来事に遭遇しても全く同じ傷を抱える訳ではない。 傷は個性 「傷を恐れるな」 「傷に支配されるな」 「傷を育め」

    0
    投稿日: 2016.01.05
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    人と人との繋がりや、見過ごしがちな些細だけど大切なことを 教えてくれるので大好きな作家さんなんだけど 今回も、家族との希薄な繋がりに対して、目を瞑っていた事を 冒険や新しい関わりによって向き合い成長するというお話でした。 が、冒険部分が淡々と描かれていて、それぞれの出来事や登場人物、 その役割など、後から思うとそういうことかと振り返る感じで いわゆる冒険をしているという壮大さに欠ける気がしました。 冒険の最中に自分が素に戻ってしまって、ちょっと残念でした。 銀の腕のところは、鳥肌立ちましたけどね。

    0
    投稿日: 2016.01.01
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    「傷を大切にしなさい」の言葉が優しい。一見女々しく思われるかもしれないけど、自分に正直になって、傷と向き合って向き合って、そうやった先で何かを見つける、こんな生き方は結構好きだ。だからこの小説好き。言ってることはわりと説教くさいかも。でもファンタジーなのであまり感じさせない。考察を要するのでもっと読み込みたいと思います。

    0
    投稿日: 2015.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めは、ドラゴンクエストの音楽が頭の中に流れてきて、ああファンタジー、と思った。 ファンタジーはあんまり…と思いながら読み進めていくうちに、これはただの冒険物語ではないと気付いた。 奥深い。 象徴的に表された心の闇や、傷。 そして、それは自分だけでなく母や祖母からずっと続いてきたもの。きちんと向き合わず鎧をつけて、ずっとうやむやにされてきたものたち。それを無神経に手軽に「癒」してくれる人々を「癒し市場」と揶揄する爽快さ。 大学時代「児童文学」という授業でこの本が紹介されていたのを思い出した。そう、これは児童文学なのだ。 この奥行きを、主人公と共に冒険しながら子どもながらになんとなく感じることにとても意味があるのだと思う。難しいことを噛み砕いて、誰にでもわかるような形で伝えることができる人が能力のある人。梨木香歩さんは素敵な作家さんだと思った。 ―――――――― 鎧をまとってまで、あなたが守ろうとしていたものは何かしら。傷つく前の、無垢なあなた?でも、そうやって鎧にエネルギーをとられていたら、鎧の内側のあなたは永久に変わらないわ。 確かに、あなたの今までの生活や心持ちとは相容れない異質のものが、傷つけるのよね、あなたを。でも、それはその異質なものを取り入れてなお生きようとするときの、あなた自身の変化への準備ともいえるんじゃないかしら、『傷つき』って。 p.279

    0
    投稿日: 2015.10.07
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    http://kimikimi714.hatenablog.com/entry/2013/12/13/12%E6%97%A5%E7%9B%AE%3A_%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A0%E5%B0%8F%E8%AA%AC 書いた

    0
    投稿日: 2015.09.27
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    愛されてない訳では無いけれど 大人の都合で愛を注がれてない少女が 今は空き家となった洋館 バーンズ家の秘密の裏庭に 迷い込むファンタジー 「傷を恐れてはいけない」 「傷に支配されてはいけない」 「傷を大切に育んでいく」 たしかに辛い事を バネにして強くなる事も出来れば 辛い事に負けてしまう事もあります そして時に傷跡は勲章にもなる 子供が読むようなファンタジーの様であって 大人か読むべき作品だなと思いました もっと言いたい事ありますが 百聞は一見にしかず。。。 照美ちゃんと共に 自分を見付ける旅に出よう❗️

    0
    投稿日: 2015.09.10
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    初めてちゃんと読んだファンタジーだと思う。 夢が詰め込まれてて、冒険のワクワクがあって、とてもあたたかい。だいすき。

    0
    投稿日: 2015.09.02
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    家庭もひとつの庭。 照美や母のさっちゃん、祖母のたえさん、バーンズ家の人々、その関係者。 それぞれに其々のお話があります。 バーンズ屋敷の裏庭での、時をめぐる物語。 ジャパニーズファンタジーです。

    0
    投稿日: 2015.04.22
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    鏡の中に入った後のシーン、故意に詳しく書いてないんだろうけど、途中、理解できないところもあり、もう一回かな。でもこの人の書く世界感は好きだ。

    0
    投稿日: 2015.01.12
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    ファンタジー要素あり。 大人が読む児童文学、と言ったところでしょうか。 まさかファンタジー要素が出てくるとは思わなかったので最初は面食らったけど、するするとのめり込んでしまいました。 ただの冒険要素だけではなく、傷、死といったテーマも描写されていて、深く考えさせられました。 「家庭は家の庭」 確かにそうだなぁとしみじみ。

    0
    投稿日: 2014.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストが、何故か、なんとなーく怖かった。老人2人は裏庭から戻ってこれるのだろうか。裏庭=傷と向き合う、というイメージが照美の物語で出来てしまったからかな? さくさく読めるし、梨木さんの文章世界は好き。ずっと浸っていたくなる。でも、寓意が多くて、重構造で、「理解する」本ではないのだけど、特に終わりはちぐはぐな感じ。 照美が「自分は母親とは違う一個人だ」と目覚めるところが印象的。その通りだと思う。それで家族という絆が切れる訳ではないのだから。 色々詰まった本だなあ。歳を重ねるごとに読み返したら面白いだろう。

    0
    投稿日: 2014.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あんまりよくわからなかった。示唆に富んでいて、理解が追い付かなかった。 子供が読むには難しいし、大人が読むには物語がつぎはぎであるように感じた。 自分で選んだ体験を通して、気持ちを取り直して、一歩ずつ進む心持ちになる、というのが、本作品のテーマなのかなと思った。

    0
    投稿日: 2014.10.13
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    20代に買った本だったけれど、30代になって、漸く価値が判った本。読み終えた時、「大人の絵本」って言葉がふと浮かんだ。抽象画のような、荒唐無稽とも形容できる話だけれど、「傷」というテーマが背景でずっと揺らめいているし、それに言及する文章にはっとするリアリティがある。

    0
    投稿日: 2014.10.10
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    厳しく切ないファンタジー。 今の自分にも考えさせられたり 気持ちが楽になったりする部分もあったりして 読んで良かったなと思う作品でした。 こんな裏庭があったらステキだな。

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    投稿日: 2014.10.08
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    久しぶりに洋館の秘密の「裏庭」へ入り 込んだ照美。そこで『教えよう、君に』と声を聞いた。 少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出る。

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    投稿日: 2014.10.05
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    小学生の頃に読んだ時は、不思議なファンタジーのお話だなと思った。 中学生になってもう1度読んだ時は、感想を持つと言うよりも、優しい気持ちになれて、作者の伝えたいことが自分なりに理解できた気がして、自分の大好きな本になった。 高校生になって読み直した時は、この本を親友に勧めずにはいられなかった。

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    投稿日: 2014.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    梨木さんの作品はこれで二作品目だけど、 ちょっとファンタジーの専門用語的なものが多くてあまり入り込めなかった。 設定は好きだっただけにちょっと残念。

    0
    投稿日: 2014.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    破滅と再生。それが両極ではなく、同じものであることに、共感した。 醜さと美しさ。それは表裏ではなく、時空を超えて同じものが見せる姿であることが、なぜか腑に落ちた。 テルミィの成長を描いた寓話…私はこのファンタジーをそう読み解いた。そうして、1人の人間の成長に、どれだけ多くの人の時間が、それに悲しみや喜びが詰め込まれているのかを、肌で味わった。 恐ろしく、むごたらしいものをこよなく美しく、純粋なものをとてつもなく汚らしく、くるりくるりと変幻させてゆく梨木香歩の魔法の言葉たち。 このファンタジーは、一度や二度読んだくらいでは味わい尽くせないように思う。 レイチェルやジョージがそうしたように、私も人生の終焉を迎える頃、もう一度、裏庭を訪ねてみよう。

    1
    投稿日: 2014.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現実と幻想の間を渡り、様々な登場人物の過去を見つめていく。 生と向き合う為に、夢の世界を捨てて激動の時代を生き抜いた、ある母のエピソードにジンときた。

    0
    投稿日: 2014.08.22
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    昔々、英国人一家の別荘だった広い洋館。。。 今は住む人もいなく、荒れ果てているが、子供達の公園の様な遊び場。 三代に渡り、その洋館で起きた出来事が、孤独な照美の心の扉を叩くようにつながった。 洋館の鏡の向こうの裏庭は、誰でも持っている孤独や恐怖、後悔なのか。 裏庭に迷い込んで、見付けた大切なもの。 ちょっと怖くて難しいけど、何か大切なものを思い出させてくれるお話です。

    0
    投稿日: 2014.08.16
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    心理学的な要素が物語の背景に含まれていて興味深かった。著者にそういった知識を物語に散りばめようという意図があったのかはわからないけど、そういうものを物語に組み込んで読み手の心に訴えかけることができるのはすごいなと思う。

    0
    投稿日: 2014.08.15
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    昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた――教えよう、君に、と。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。

    0
    投稿日: 2014.08.10
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    生きていくのは、決して、きれいごとじゃないけど。 梨木香歩のファンタジー。時代や舞台が飛ぶので、ちょっと読みなれていない人じゃないと難しいかも。でも最後に結び付いたときの快感は素晴らしい。 優しい、心地よいことばかりでは、生きていけないが、最善の道を摑むためには、結果を得るためには、辛いことや犠牲もあるのだと知る。照美の裏庭での経験は、大きな経験。怒りや後悔、辛さを経験したから、誰かを許すこともできる。 スナッフは、本文中でもそうなっているけれど、やはりスナフキンのイメージだよね。

    0
    投稿日: 2014.08.10
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    自分の裏庭ってどんなのか考えながら夜中に読みました。 晴れた日に読むより曇りとかあんまり天気の良くない日の夜とかに読むといいと思います。 近所にバーンズ屋敷があったら私も自分の裏庭まで行かなくても、前庭くらいは見つけられたかもしれないとか思ってしまういい話でした。

    0
    投稿日: 2014.08.09
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    「西の魔女が死んだ」の作家だから、そんな感じの小説かと思った。第1回児童文学ファンタジー対象にもなっているし。 しかし分かりにくい。作中の「一つ目の竜」って何かの比喩だろうが何なんだろう?「根の国」、「礼砲」、「地中に住むもの」などが出てくるが、これらをどう理解すればいいのか分からない。 海辺のカフカ(村上春樹)を読んだ後のような感覚だった。

    0
    投稿日: 2014.07.01
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    長男オススメ。 いやぁ〜、もう、ものすごく良かった。 村上春樹の「この世の終わりとハードボイルドワンダーランド」を彷彿とさせる作品。 私は、やたら好きだ。この心象風景的なもの。 そして、書き留めたいフレーズも沢山。 「自信をお持ちになってください。大抵の場合、どんな患者さんのそれより、皆さんの傷は、大きく、深く、立派です。にもかかわらず、ご自分の傷は後回しにしても、人々の救済に回ろうとする、皆さんのお心がけは、げに、貴いものと申せましょう。」 「へっ。自分の傷と真正面から向き合うよりは、似たような他人の傷を品評する方が遥かに楽だもんな。」

    0
    投稿日: 2014.06.06
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    昔は英国人一家の別荘だったものの、今では荒れ放題の洋館。そこは近所の子供たちにとって絶好の遊び場となっていた。その庭を久しく避けていた少女・照美はある出来事がきっかけに洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、とある声を聞くが、その声を境に照美は不思議な世界へと迷い込んでしまう。元の世界に戻るために裏の世界で出会った人々と者たちと「竜の骨」を探す旅へと出る。 テーマは「傷」。裏世界の住人たちは元いた世界の人物たちとリンクし、それぞれが傷を抱えている。旅の道中で各々は試練や葛藤を経て自身の傷と向き合っていく。「傷」は深ければ深いほど時間を掛けて自分自身で向き合うもの、そして自分で解決するもの。それは決して一人で抱え込むという意味でもなく、周囲に素直に吐き出すことで、自身も周囲も救われることがある。

    2
    投稿日: 2014.05.31
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    いつも孤独を感じ、一人耐えていた幼い少女が、裏庭という不思議な世界に行って、不思議な体験をして、全てをありのままに受け止める覚悟が出来るようになる…。そんなお話。 もっと壮大なファンタジーもありますが、これはこれで面白かった。

    0
    投稿日: 2014.05.26
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    あまり好きではなかった。作品としてはすぐれていると思う。 西の魔女が死んだ、と似たような感想になってしまった。 テーマも深いし、よくできてるなあと思う。 けど、私の読みたいファンタジーではない。

    0
    投稿日: 2014.04.27
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    そういうジャンルなのかもしれませんが、内容がメルヘンチックというか、現実感が無さすぎて、全く面白くなかったです。早く読み終わりたいと思いながら本を読んだのは初めてかも。

    1
    投稿日: 2014.04.24
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    ファンタジーでありながら とても深い心を描いた物語。 主人公が自分を思い出す旅は 過去と向き合う旅でした。 表面的な癒しではなく その本質を教えてくれた一冊。

    0
    投稿日: 2014.04.17
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    昔一度挫折した作品。今回は最後まで読みましたが、しっくりはこなかったかな。ファンタジー独特のワクワク感がなかったからかも。 思うことや感じることがあまりないんだけど、じゃあつまらなかったかといえばそういうわけでもない。テルミィを導くスナッフが始終不気味な存在で良い味出してました。スパイス的な感じで。

    0
    投稿日: 2014.04.05
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    日本と外国のお話がミックスされたような、ファンタジー小説。 家族だからこそすれ違うお互いの想いや、感情の行き違いが手に取ってわかるように描かれています。 それが最後には絆に代わり、家族みんなが一つ壁を乗り越えたことに、ほっとしました。 異世界の中の描写も、ドキドキしながら読み進めることができました。 それぞれキャラクターが魅力的で、話している様子など目の前に浮かぶようです。 なんだかほっとする一冊です。

    0
    投稿日: 2014.04.03
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    読書好きの職場の上司から貸していただいた本第二弾。 梨木先生は、なにか母親に対して思うところがあるのかなと、『エンジェル~』から続けて読んで思いました。 個人的には、よくわからなかったなと。 私の読解力が足りないのもあるのでしょう。 主人公の目線で描かれているのか、なんなのか。 いきなり母親が”さっちゃん”と表記されるようになったり、読んでいて少し困惑しました。 それぞれの登場人物の想いが淡々としすぎていて、誰にも感情移入できなく。 裏庭での話は、夢のようなものなのかなと思いながらも、その場面をうまく想像することができませんでした。 少し残念です。

    1
    投稿日: 2014.03.31
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    大人になって、ファンタジーの本を読んだのは初めてかも。 登場人物のそれぞれの視点から裏庭を見ていて、その思いに涙が出そうだった。 現実と空想の曖昧な世界が素直に受け入れられる、不思議なお話。もう一度読みたい。

    0
    投稿日: 2014.03.30
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    小さい頃に読んだ時はあまり意味がわからなかったけど、今読んでみると痛いほど心に刺さる物語だった。 照美がたくさんの人と出会って人と人を繋いでいく裏庭での物語。 こんなに素敵なファンタジーだったんだと2回目で気付くことができてよかった!!

    0
    投稿日: 2014.03.28
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    小説の世界ではときどき 「この作品は閉じている」とか 「この作品は開いている」と 表現されたりすることがあります。 明確な定義はないようなのですが、 閉じている物語の代表として この作品を紹介されたの読んでみました。 タイトルからはあまり想像がつかないですが、 思いのほかしっかりとファンタジーでした。 各国のさまざま童話・伝承が入り混ざって 混然たる世界が構築されています。 何をもって閉じているのか、 私にもはっきりとわかりませんが、 あくまでも心の内面、内面へと突き進んでいくさまは 確かに閉じている世界と言えるのかもしれません。 視点が切り替わり、世界が切り替わり、 重厚な文章もあってやや読みにくかったですが、 少女の成長と救済にぐっと心が惹きつけられました。

    1
    投稿日: 2014.03.21
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    近所にあるお屋敷の裏庭から別世界へ迷い込んだ少女。そこを旅するうちに、彼女の心が成長してゆく…。 「西の魔女が死んだ」が好きなので今作も読んでみました。所々グロテスクな表現も含まれますが、それも人の生々しい感情の描写なのかなと思います。主人公だけでなく、その周りの人の表現もいいです。

    0
    投稿日: 2014.03.20
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    大好きな梨木さんの本なのになぜか今まであえて避けてきた。読んでみて理由がわかった。愛に飢えて傷つけあっていた母・娘・孫娘。心が痛かった。 でも三人のお婆は言う。「傷を恐れるでないぞ。」「自分の傷に自分自身を乗っ取られてはならないよ。」「傷を、大事に育んでいくことじゃ。そこからしか自分というものは生まれはせんぞ。」 『真の癒しは鋭い痛みを伴うものだ。さほどに簡便に心地よいはずがない。傷は生きておる。それ自体が自己保存の本能をもっておる。真の癒しなど望んでおらぬ。ただ同じ傷の匂いをかぎ分けて、集いあい、その温床を増殖させて、自分に心地よい環境を整えていくのだ。』  同じ傷を持つ者同士の癒しは、自分に都合の良い面だけで傷=事実を覆い、都合の悪いことから目をそらしておける利点を持つ。本来傷というのは自分がただ傷つけられるだけでなく、自分も責めを負うべきところがあるはずなのだ。その部分に真正面から向き合うことによってのみ、心の傷は昇華する。しかし人間はかわいそうな自分をもうこれ以上傷つけたくないという思いから、我が身の闇と向き合わない。 『癒しとは傷を持つ人間には麻薬みたいなものだ。そしてその周辺から抜け出せなくなる。』  麻薬に浸りきっている弱い人間は、真の癒しは望んでいない。まだ鎧が必要なのだ。  この物語を読んでわかったこと。さらに傷つくことを受け入れる勇気を持ったとき、ひとは心の傷のトラウマから解放される。赦せ、されば赦される。自分も、受けた傷以上にひとを傷つけてきたことがわかり、そういう醜い自分を受け入れることで、鎧を脱ぐことができる。 最後の河合隼雄による解説で、「現代のわが国では、自分の心のことは放っぽりだして、他人の「心のケア」に奔走しているつもりで、実は他人の心の傷口を広げるようなことをしている人もいる。」と書かれている。痛烈な批判である。傷を持つ人間を嗅ぎ当てて、自覚なく自分の麻薬に利用しているようなカウンセラー・支援者のことであろう。私自身、心しなければならないと思った。

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    投稿日: 2014.01.19
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    ボブにかりた。クリスマスにら読了。児童ファンタジーにしては深すぎる。読み込むと間違いなく面白くなってくるスルメ的な作品だと思う。親子愛とかが、おれはすき。死はよくわからん。

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    投稿日: 2013.12.25
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    自分が照美位の歳のころに読みたかったなとはいつも思うけど当時読んでも大人は大人でもがいてるというのがピンとこないかも。おじいちゃんと炬燵で羊羮食べたい。

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    投稿日: 2013.12.21
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    再読。初読は小学生のとき。当時は当時なりの理解があったんだろうけど、今回はスナッフの最後以降がよく分かってないのが正直なところ。対比がとても多い作品。3人で藩を巡る旅をしているところが良い。そしてスナッフがすきだ。照美は片割れをなくしている点でテナシと同じ。物語としては今だってきらいじゃないけど、昔読んだときのほうがすきだった。

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    投稿日: 2013.12.07
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    丘の麓のバーンズ屋敷に何か秘密があることは、その辺りの子どもなら誰でも知っていた。 戦前、外国人の別荘として使われ、現在は住まう者もなく荒れ放題の屋敷と庭。その屋敷の中に残された大鏡。それは“裏庭”への秘密の入り口。 双子の弟は亡くなり、両親は仕事に忙しく、自分の存在価値を見出せないでいる少女・照美の前に、ふとしたことから“裏庭”が現れる。 テル・ミー。 アイル・テル・ユー。 君は誰だいとたずねる声に少女は「教えて」と応えた。 「教えてあげる」と誰かが言った。 そうして傷を負った孤独な魂を抱えた少女は、死と滅びの気配に満ちた異界へと足を踏み入れるのだ――。 よくキャロルの「不思議の国のアリス」に比喩されているが、バーネットの「秘密の花園」、ギレルモ・デル・トロの「パンズ・ラビリンス」が雰囲気は近いと感じた。 「秘密~」のメアリ、「パンズ~」のオフェリア。両主人公とも、周囲の大人たちは(事情はあるものの)自分のことで手一杯であるが故に気にかけられない存在で、孤独で、さらに言えば決して理想的な子供ではない。 与えられた試練にくじけ、約束を反故にし、物事を投げだし、ひとりではいられないくせに、ひとりの世界に閉じこもろうとする。 そして花園もラビリンスも少女や大人の心象を映したかのように死の気配に満ち、荒廃しているが、その閉塞を破壊し、新たな命や光をもたらすのも彼女たちの仕事にほかならない。 また、祖母、母、その娘へと世代をこえて受け継がれてゆく、共有するなにがしかの存在は「りかさん」「からくりからくさ」「西の魔女が死んだ」「マジョモリ」など、梨木氏の作品に流れる不変のテーマのひとつなんだろうと感じる。

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    投稿日: 2013.11.23
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    こちらの作品は、「書店員が選ぶなんちゃら」という企画の帯に惹かれて購入しました。 読んでいると、母になんの本?と尋ねられ表紙を見せたところ、母が受けている講習を開いている協会(?)で高く評価された本だということを話してくれました。 主人公の女の子は、物語が始まった時は本当に頼りなくて、 「え?本当に中学生なの?小学生に上がったばかりじゃないの?」 といった具合に、とてもじゃないけど、読んでいてハラハラしました。 しかし、後半に近付くに連れて、まさに目を疑うような成長を遂げていきます。 「子供の成長は早い」とはよく聞きますけども、 この過酷な冒険はものすごいスピードで、しかし着実に彼女を大人にしていきます。 そんな一人の女の子の成長を、時には心配をし、時には胸を熱くしながら見守るような作品でした。 児童文学ということですが、年代に拘らずにぜひ一読してみてほしいです。

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    投稿日: 2013.11.08
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    女の子が「裏庭」という世界に行くファンタジー。目的意識がなくなんとなく生きている主人公照美が、旅を通して自分を探していく物語。旅の中で様々なものと向かい合いや『裏庭』の人物たち、元の世界でのそれぞれの人々、それぞれの時間と想いが絡み合い、ほぐされ、また紡がれていく話。 同著者で「西の魔女が死んだ」がある。第1回児童文学ファンタジー大賞受賞作。 宮部みゆきの「ブレイブストーリー」の女の子版という印象がまず受けた。裏庭世界で少女がちょっとずつ成長していく様子がわかりやすく、応援したくなる。少女をはじめ、登場人物すべてが大切な人とのすれ違いや、自分の存在意義など悩みを抱えている中、最後には少女の旅が人々の解放に繋がっていく。読後感も良かった。

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    投稿日: 2013.10.28
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    第1回児童書ファンタジーの賞もとった本で、とてもおもしろい本です。是非、読んでみて下さい。 熊本学園大学:なお

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    投稿日: 2013.10.25
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    2年ぶりくらいで再読。 児童文学というけれど、50代の私が読んだら、積み重ねてきた年月を思いつつ、考えさせられる事がたくさん詰まったお話だと思います。 ファンタジーのような展開に目を奪われるけど、その一つ一つに出来事は、自分の心の奥深くを眺めていく作業のよう。 人は誰でも自分だけの裏庭を育て続けている・・・そうだよねえ。 今からでも、美しい裏庭を育てていきたいと思わせてくれます。

    2
    投稿日: 2013.10.12
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    まるで外国の映画のようなファンタジー作品。 バタバタした現実からしばし離れて冒険ができる楽しい時間となりました。

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    投稿日: 2013.10.11
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    うーん、微妙……。 というのが正直な感想です。 ファンタジーの部分が何だかダラダラと長くて、終盤飽きてきてしまって根の国の部分はかなりさらっと読みになってしまいました。 照美ちゃんが好きになれなかった。テルミィがついに自分で決めて歩き出した!みたいな描写がやたらあったような気がする。決意したと思ったら流されて、かと思いきやそこ?みたいなところにこだわって、自分の意思もちゃんと持ってるのかと思いきや運命の導きのような結果だったりして、結局この子は何なんだろう?ってずっと思ってました。 スナッフやテナシや、その他のキャラクターにも、感情移入できる人が見つからなかった。 物語も、傷や鎧など、深い意味があります!人生の真理です!っていうメッセージ性がちょっと押し付けがましく感じられてしまいました。 照美ちゃんのあいまいさとか、心の鎧とか、もしかしたら自分に重ねてしまって、あえて物語で読むのはいやだ〜って思ったのかな。とか思ったりもしますが。 でも、現実のレイチェルを中心とするバーンズ屋敷の昔の物語はとても好きでした。 裏庭は死に近い場所で、代々庭師となる人物が現れる、という設定が素敵。 ジョージとレイチェルの裏庭での物語が気になりました。

    0
    投稿日: 2013.10.03
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    辛く悲しい出来事から目を背け、心に負った傷に気付かない振りをする。人は皆が強いわけではなく、人生時にはそれも必要かもしれない。でも、自分の傷を見つめ沢山の声を聞き、受け止め自分のものにする事は大変だがとても大切で、それを身に付けられた照美は大人へと逞しく成長した。子供達の秘密、そして何世代もの想いに寄り添ってきたバーンズ屋敷と裏庭。きっと皆それぞれの屋敷や裏庭を持っている。そこに綺麗な花を咲かせる為に私も胸から聞える礼砲の音に力を貰い、失敗を恐れず何事にも挑んでいこうと思いました。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    再読。裏庭の幻想世界に次々と繰り出される、登場人物や情景の設定は想像力に富んでいる。そして、全体のテーマは主人公照美(テルミィ)の成長物語であるばかりか、母親や父親のイニシエーションの物語でもあり、それぞれにとってのアイデンティティ回復の物語でもある。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    いづれ子どもにと思って読んだ本。 女の子が「裏庭」という世界に行くファンタジー。こちら側の世界の話と裏庭の世界の話がいろいろなかかわりを見せながらそれぞれ進んでいく。 構成は面白かったけど、物語には思ったほどはいりこめなかったかな。。。

    0
    投稿日: 2013.09.08
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    丘の上の屋敷、大鏡の後ろにある裏庭、不思議な生き物たちの不思議な世界。迷い込んだ少女が竜の骨を求めて大冒険。 ファンタジー冒険なのだけれど、ベースにある人間関係や心の傷についてはむしろリアル、というより表面的には見えていないものをファンタジー世界で形にしている。しかも冒険物語の王道をきちんと押さえて。評判が高いのもなるほどです。

    0
    投稿日: 2013.08.25
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    女の子が「裏庭」という異世界に行き冒険する物語。自分の、家族の心の傷に直面しながら、徐々にそれを受け入れて成長していく過程に心を打たれました。異世界でも、要所に現実とのつながりがあり、その謎にもドキドキします。 久しぶりに読んだので話の筋もすっかり忘れており(笑)、たっぷり楽しめました。何度も読み返したい小説です。

    0
    投稿日: 2013.08.25
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    ファンタジーはちょっとね………な人だけど、読んでみた。 オッモシロイ(面白い)! それでも、最初は馴染めないなぁーとペースダウンしたけど、後半からはビューンッと読んでしまった。 おぉ、子ども向けの読み物だと思ってたけど、なかなか際どいものもある。怖 楽しいことばかりじゃない、辛い…辛いことだってある。もう殆どそれしかない。良い事は後からついてくる。(何言ってんだ、私…) 表紙のタイトルが『裏庭 GARDEN』で、ちゃんとマーサのいうようになってて、ちょっと笑える。

    0
    投稿日: 2013.08.19
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    思っていた以上にファンタジーだった。それは失望というより、予期せぬご褒美に与ったようなものだ。 庭という、生命のひしめき合う世界は、私の世界のフィルターを外してみれば、きっとあんな風になっているのかもしれない。でも此方と決して切り離されているわけではなく、意志の在り方や、傷への対し方が似ている。庭を作る人も、やがて庭の養分になり、一部になっていくからだろう。幾重にも、何世代にも渡って、命や意志がつらなる世界なのだとしたら、それこそファンタジーで表現するに相応しい。美しいメタファーだ。 『沼地のある森を抜けて』での、菌の世界の描き方と同じ目線を感じて嬉しくなった。

    1
    投稿日: 2013.07.29
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    鏡から「裏庭」に入るという発想と、そのときの呪文が好き。 世界観も好みでどんどん読んだし、面白かったんだけど、でもあまり印象に残らず。なんでだろう?

    0
    投稿日: 2013.07.24
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    宮部みゆきのブレイブストーリーと同時期に読みましたが、同じテーマと設定で別作者が書いたらこうなるという見本のような二作品でした。ラストに癒しと救いがきちんと提示される分、梨木さんのほうが好みかな? 自分の心は自分が向き合い癒さなければ荒れてしまう。主人公の名前はテルミ(Tell me)ですが、この作者さんはこういう風に名前に意味を持たせるのが好きですね。

    0
    投稿日: 2013.06.27
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    あー、すごい好きなやつだー。 とてもいいです。この本を通して、自分自身の傷とちゃんと向き合っていないことに気付いた。 ファンタジーもいいな。

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    投稿日: 2013.06.16
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    清々しいと同時に苦い物語だった。 死をめぐって話しが動く。家族どうしの困難の克服が示される。いやこれは陳腐な言い方だ。ある抽象概念を振りかざして、分かった気になってはいけないのだ。 照美の挑戦に敬意を表したい。創作にも胆力がずいぶんと求められただろう。 解説に心理療法家の河合隼雄さんを持ってきたのは、至極適切。物語と心理療法は深いつながりを持つことを改めて認識した。

    2
    投稿日: 2013.06.16
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    喪を忘れることで「裏庭」の荒廃をもたらし、それが現実生活に跳ね返り、生活が輝きを失う・・・。同感。 2回読んだけど、まだすっきりしないなぜか。

    1
    投稿日: 2013.06.01
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    予備知識なしで読み始めたのですが、不思議な世界観に引き込まれました。 みんなが大切なことに気づき、成長していく様子が素敵でした。 梨木さんの本を他にも読んでみたいです。

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    投稿日: 2013.05.24
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    山の麓の西洋館の庭。 でも、その入り口は、大鏡。 ナルニア物語を思い出してしまうところもありました。 主人公は、日本の少女照美。 彼女の成長がまぶしい

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    投稿日: 2013.05.04
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    西魔女を読んで興味をもった梨木さんの作品。これまで沼地、家守と呼んだが、その中でこの作品が一番西魔女に近かったのかたなという印象。 テルミィが鏡の中の裏庭の世界に迷い込み、成長していく。 だから読書っていいもんだなーって思える本。ちょっと長いけど。でも苦じゃない。 ある人の世界でも自分が足を踏み入れたことによってその世界はもうその人のものじゃないんだよって感じのとこがなぜか印象的。 テルミィがちょっとずつ成長していく様子がわかりやすく、応援したくなる。 その世界が終わり、照美の家族の成長も描かれており、読後感も良かった。

    0
    投稿日: 2013.04.27
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    繊細で細やか、そして深い愛情を感じる表現。 自分の感性と読解力の至らなさにがっかりしながら読み進めたけれど、それでも最後は涙がこぼれました。 そえぞれの登場人物に興味が湧いて、みんなのことをもっと知りたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.04.26
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    中学1年生の時に感想文を書かされたのを覚えています。その時はわからないことばかりでした。頭に思い浮かぶ情景がなぜかムーミンのような場所ばかりで、夢にまで出てくるほど集中して読まないと大変でした。対になっているものが多いなと思ったようなきがするんですが覚えていないのでもう一度読みたいと、メモ。

    0
    投稿日: 2013.03.20
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    あーー、やっぱりファンタジーは苦手だわ。 どうもイメージしにくい。。。 こっちの世界とあっちの世界の話で、こっちの世界の部分を読んでるときは、なんかゾクゾクして面白かったんだけど、あっちの世界での出来事を読んでるときは眠気が襲ったわ。(苦笑) ときに三婆を探す本の中間あたり、、、、苦痛だった。挫折しそうになった。 話のあらすじとしては好きだけど、あっちの世界の話の展開が単調すぎてダメ。 でもね、バーンズ屋敷の裏庭でみんなが繋がってた。ってなんか素敵。 心や体に何かを抱えてると、見えないものも見えてくるのかな。 本当は見えるのに、普通の私たちが見えないだけなのかな。 最後はめでたしめでたし。でよかった~~。

    0
    投稿日: 2013.03.14
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    長く空き家状態の洋館にある秘密の庭に迷い込んだ女の子が遭遇した不思議な体験を描いたファンタジー。 友だち同士、親子間の優しい想いが繋がって、幸せな気分になりました。

    0
    投稿日: 2013.03.10
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    本屋さんでバイトしていた時に見つけた本。棚整理中に本に呼ばれた気がした。読み始めたら読みにくいけど、不思議と惹かれた記憶。

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    投稿日: 2013.03.09
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    現代版ファンタジー その一言に尽きます! ファンタジーの中にも自分の過去~現在までを見つめなおさなければ望みが叶わない所なんかが「現代版」です。 でもファンタジー。 「オズの魔法使い」とかを彷彿とさせるお話でした。(^^)

    0
    投稿日: 2013.01.28
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    昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。 その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた。 ―教えよう、君に、と。 少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。

    0
    投稿日: 2013.01.17
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    もう随分昔に読んだ本で、細かいことは忘れているのだけれど(汗) 英国ファンタジーにハマっていた頃に「日本にこんなファンタジーが書ける人がいるなんて!」と驚いた記憶だけがやたらと残っている。 もうそれだけでワタシ的には☆5つ。

    4
    投稿日: 2013.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私にとって世界観に違和がない作品。のみならず変化や導きを感じる作品。誘導される際の抵抗感は全然ない。きれいな丸みを帯びた、すべすべした鉱物を一個ずつ世界に配置したら、こんな物語になる気がする。それを一個ずつ指先で押さえるような嬉しさ。ときに拾い上げて掌に収めるときの安堵感。いつの間にか、私にとっての地図を広げている。 石の持つ、硬さ。清潔さ。冷ややかさ。沈黙。 それなのに、描写は木々や花々を追う。土くれ。そして風の感触。水辺も。ときに火が上がる。 そのときに、その炎がどれほどのものか、水の決壊がどれほどのものかと、なぜかその感情が真に伝わってくるようだ。 石、という自分の本質を横に一度置いてでも、この世界の鮮やかさを語りたいと願うその切実さに息を飲む。それほどの献身に胸が震える。母だ。物語を産む母なのだと思う。この子のためなら、と宝を差し出す母。 母は何を差し出すか。梨木香歩が、母が、母を語る。祖母から母へ。その母から娘へ。贈り物の内容を語る。 贈り物は「私は誰?」という問への「教えよう、君に」という応答だった。物語のはそもそもの始まりは、主人公である孫娘に祖母が授けた名前。照美。「Tell me」なのだ。 祖母が最後に渡そうとする物は、磨き上げられた鉱物。たくさんの研磨を、傷を受け入れて輝く魂。「こんなにきれいに仕上げてくれた」と祖母が主人公に労いのことばをかける。 美しい抽象化を書き綴る、その淡々とした調子に不思議なほど冷静な私がいた。でも、やっぱり「これはママへ」は衝撃だった。がつんと後頭部を殴られたような驚きだった。梨木香歩はすごい。絶対ニヒリズムに屈しない。素朴な感情の愛しさをこんな風に書いてしまうのか。すべてを兼ね備えた直球。ここでも鮮やかなコントラストが際立っている。 確かに、戦争を始めようと決めた人間は、宣戦布告の当事者は、民間人にはいないだろう。でも、名指しはされないはずなのに、当事者だって「自分じゃない」と言いかねないというのに、戦争は私たちの中でこそ起きた。起きている。戦争で犠牲になった祖母とレベッカの女性性は浄化の道を歩み始めた。両国の女性性が共に、その道を。 舞台となる町を覆い尽くした大空襲の炎の因縁さえ、レベッカの裏庭で、クオーツアスの炎が制していく。 子孫は、生命の更新として、生まれたとき何もない地平に立たされるようだけれど、やっぱり幽霊たちは期待している。願いを込めている。そしてそのために生まれたいと思う子供たちもいる。照美は裏庭から帰ってから悟る。誰の役に立たなくても、もういいんだ、と。だけど、それは照美が課題をこなしたからだ。 誰かを助けるために得た、銀色の両腕。彼女は裏庭でそれを見た。 その課題は、誰の役にも、の誰、が誰なのか。他人と自分の境界線を見極める力を得ること。そのあるようで、ないような境目、を知ること。

    6
    投稿日: 2013.01.11
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    予想していたよりもダークだった。それは、少女を始めとして誰しも抱えている心の澱を河合隼雄氏の言うように重層的に表しているからだと思う。しかも簡単には解決できない問題だということを「傷」、「裏庭」といったキーワードによってファンタジーの中に閉じ込めている。小学生の推薦図書でありながら大人でも悩む問題を内包しているのがすごい。本作について子どもはどういう感想をもつのだろう。

    0
    投稿日: 2013.01.02
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    ―――おじいちゃんが話してくれた、近所のバーンズ屋敷に伝わる裏庭とは…。 弟をなくした少女の魂の孤独な冒険。 ナイーブながらも弾力ある心の在り様を描く、重層的ファンタジー。 梨木香歩2冊目 心情の描写なんかはしっくりきてんけど うーん、ファンタジーパートの展開が肌に合わなかったというか後半になるにつれ、置いてけぼりな感は否めない 少し残念

    0
    投稿日: 2012.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1度読み終わったけど,今のところ見え見えのメッセージしか読みとれなかった.2,3度読めば,もっと深い意味が読み取れるかもしれない. 照美の名前の意味は単純なんだけど,笑ってしまった.

    0
    投稿日: 2012.12.30
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    大好きなお話。 たぶん、ミヒャエル・エンデを意識して書いた話じゃないかな、と思います。 テーマがあって、でもそれを言葉で伝えないで、 読者に考えさせる物語。 初めて読んだときと2回目読んだとき、3回目と考えが変わってきて、 それも楽しいです。 読んだ時の気分によっても変わってくるし。 1回読んで満足するのにはもったいないお話です!! 私は、人生で出会えてよかった物語を何か挙げろと言われたら、 真っ先にこのお話を挙げると思います。

    3
    投稿日: 2012.12.27
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    いつの間にか自分の裏庭に自分でさえも足を踏み入れなくなって、そして分からなくなる。 who are you?って聞かれても素直にTell me.って言えなくなる。 知るってことは喜びだけじゃなくて、怖くて痛くてそんなことはイヤだから。I'll tell you.なんて大きなお世話。 だけど、私もしばらく私の裏庭に足を踏み入れてない。 そう思った。 きっともう手がつけられないくらい荒れ放題だ。 またお花が咲くようになるのは一苦労だけど、今までサボってたツケだから仕方ないね。

    0
    投稿日: 2012.12.26
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    一度読んだらもういいか・・・な? ファンタジーっぽい部分が突然シビアになったりして面白かった。ただ、裏庭での出来事が最後の方はちょっとかったるくなった気がした。 きっと処分して、数年したらまた読みたくなって買いなおすんだろうな、と分かっているけど今んとこはもうお腹いっぱいというのが正直な意見。

    0
    投稿日: 2012.12.02
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    世界観に入り込めず、最後まで苦戦する羽目に。 面白くないというより自分の想像力のなさにガッカリ…。 しかし梨木さんの物語には色んな植物がたっくさん出てきますねー

    0
    投稿日: 2012.11.27
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    傷を見られまいとして、隠そうとする必要などないという言葉に救われた。 未消化の部分があり、何度も読み返す必要がありそう

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    投稿日: 2012.11.23
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    バーンズ家の「裏庭」、もはや「裏世界」。 話の中心がよく変わるから少し読みにくい。 「傷」ってなんだろう。 独特の悲しさのような何かがある話だった。

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    西の魔女で知った梨木さんだったけれど、 よりグロテスク。 いわゆるダークファンタジー。このような物語も描けるのだなと当時の自分は惹きこまれて読んでいた。 話の流れはブレイブストーリーと似ている。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんて言ったら良いのか、思うことは色々とあって、次々に浮かんではくるのだけど、うまくまとめられない。いろんな気持ちで胸がいっぱいになる。遠い世界の話のようで、身近な世界の話でもある、不思議なお話です。胸がきゅうってなる。

    0
    投稿日: 2012.10.05
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    最初が読みにくくて、なかなか進まず放置してたけど、腰を据えて読み始めると今度は離せなくなった。途中から、自分で映像を想像しながら。話が壮大すぎて、映画化は無理かなぁ。

    0
    投稿日: 2012.09.29
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    純文学かと思い読み進めたら、めっちゃファンタジーでびっくりした。 親子三代に渡る家系の系譜を書かせたらうまい人だなあ、と思う。 日本のガルシア・マルクス? ファンタジー部分は駆け足ながらも童話の様な雰囲気。 現代部分では女性視点で人生観を交えつつ語られる。 なかなか面白い本でした。

    1
    投稿日: 2012.09.24
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    まさにファンタジーという感じでしたが、ゆえになのか、なんだか説明のための文章が長くて、ちょっと世界に入りづらかったというか、引き戻される瞬間が何度もありました。 初期の作品なのでしょうか? 描写が荒いきがします。 うーん、沼地〜のほうが文章に安心感があったし、内容が素敵なだけに、残念です。

    0
    投稿日: 2012.09.22
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    後半少しだけ中だるみしたと言うか、世界観に若干の飽きが来た。 もう少し現実世界部(こちら|明朝体で書かれている部)との交錯が多ければ良かったかなと感じた。あちら8割こちら2割だから。 面白いことには間違いない。

    0
    投稿日: 2012.08.26
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    初めて読んだのは小学生の時。 久々に読みはじめたら、しばらく世界観に入り込めなくて、大人になるってこういうことかしら…とややショック。 でも読み進めるうちに、照美の孤独や苦しみに寄り添って読み進めるようになりました。 裏庭での不思議な冒険には、きっと今より15年前の方が思い描けたんだろうけど、その分照美を取りまく大人たちが理解できるようになったんだろうな。 また時間を置いて読みたいです。

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    投稿日: 2012.08.25