
総合評価
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powered by ブクログ寓話を自分なりにも読み解こうとするなら、私は何度も読み直さないといけない。 でも、このままポワンとした読後感も持ってていいのかな。 読み直すときが、またたのしめそう。 同じ名前ということもあって、さっちゃんに感情移入。さっぱりと切り離されて、ドキリとした。さっちゃんは うまく切り離せなかった。私もまだ 切り離せていない。
0投稿日: 2012.08.23
powered by ブクログファンタジー作品.しかし,悪者が出てきて倒すとかではない. 現実世界の常識とは異なる,裏庭の常識は照美にとって「なぜそうなるのかよくわからないもの」であるが,その「よくわからないもの」をありのまま受け入れることで道を開いていく.受け入れる過程で照美は成長していく. この作品には,あまりに多くのテーマが入っているため,時折見失ってしまった感がある. 自分が感じたことをひとつ見つけて,そこに,河合隼雄さんの解説やここのレビューを読むことで,「なるほど!!」と視野が広がったように思えるのが楽しい.
1投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログ少女が迷い込んだ不思議な世界を旅する冒険ファンタジー。といってしまうにはあまりにも現実の世界の様々な問題点と直結している物語だった。 小学生の少女にしてはあまりに物分りが良くて、どーも納得できない部分もありましたな。 それから、ファンタジー部分の言葉や人物名や出来事が主人公の持つ心の闇とゆーか、そーゆーことにリンクし過ぎていてちょっと説教されてる感が強かった。 しかしながら、多重的に人間の問題点を扱いながら読みにくさはまったくなく、むしろスラスラ読めてしまう文章はさすがでした。
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログ楽しめたけど、勢いに乗せてでした。 こういう小説というのは寓意があってもいいものだけれど、これは無理にたくさん詰め込んだ感じ。 そのため少々クサイと思ってしまうこともあった。 情景描写の部分は好きでした。特に庭の描写が。
0投稿日: 2012.08.01
powered by ブクログバーンズ家に伝わる不思議な場所「裏庭」。 鏡の向こうに広がるファンタジーな異世界の冒険譚。 正直にいうと、メインとなっている異世界での冒険パートというのが自分の肌に合いませんでした。傷や礼砲や竜の骨が、現実世界での色々なものを示唆しているであろうことはわかるんですが、物語的には、唐突に落ちたり飛んだり意識を失ったりで意味不明でした。他人の、脈絡のない夢の話をえんえんと聞かされている感じに似ていました。
0投稿日: 2012.08.01
powered by ブクログ小学生の女の子が裏庭の別世界に迷い込んだ不思議な物語。現実離れしているので、なかなか入り込めなかった。 物語の裏にいろいろ含みはあるんだろうけど、そこまで思いをはせられなかった。
0投稿日: 2012.07.19
powered by ブクログ童話風ファンタジーといった雰囲気だったけど、これはそんな生易しいだけの物語ではない。 その根底にあるテーマは、家族や血縁の繋がり、その中に押し隠された自分の傷を見つめなおすことにある。 ″日本の家庭はそれぞれ、その名の中に庭を持っている″というレイチェルの言葉。 その家の庭の奥底に隠された痛みを抱える場所。 そんな自分だけの裏庭の世界を誰もが持っている。 テルミィの裏庭の世界は、深読みすればいろんな解釈が出来そうで、初読ではちょっと難しかったです。
0投稿日: 2012.07.07
powered by ブクログものすごく好きな世界観。 少女の孤独感とファンタジー。 異世界に行き、冒険し、成長する。 黄金パターンだけれども、このボリュームでこれだけのものをまとめあげたのは素晴らしいです。 時々無性に読み返したくなる一冊です。
0投稿日: 2012.07.02
powered by ブクログことばつかいの気持ちよさにやられます。カタカナのうまさ。 『テルミイ』 『スナッフ』 『カラダ・メナーンダ』 『ソレデ・モイーンダ』 『ハシヒメ』 『コロウプ』 『テナシ』 『タム・リン』 『クォーツアス』 まだまださまざま。 読んでいるだけでふかふかした羽毛みたいな、猫が喉をくすぐられてるような、感覚。梨木さんのどれを読んでもこの感覚はこれでしか感じない。というか何を読んでもこの感覚はない。最高級の文章のご馳走。 どこまでも少女が自己を掘り下げる作風はできればもっと若いときに読みたかった…子供としての年齢で読んでどうなのか、読み切れるのか、むずかしいですが。せめて10代のうち(できれば小学生…照美とおなじ年頃)に読みたかった本です。 不満とか不安とか達成感とか罪悪感とか子供として親への不審不可思議、心配をかけたくない思い。それとは別に心配をして欲しい欲求。甘え。あたりまえにあるべきもの。 『フー・アー・ユー』 に象徴されるいりぐち。 はいり込んだ者への厳しさとそれでもたどりついたものへの救い。 あるべく世界はあり、だから生も死も認められるものになったのだという。永遠もあり、けれどない。それでも銀の手は居る。庭に関わったひとたちはそこに居る。 文庫の解説が河合隼雄さんでそれがまたものすごく読み応えあります。 いまでも梨木さんのイチオシ代表作だと思っています。 ※サイトから移行
2投稿日: 2012.07.02
powered by ブクログ主人公の少女 照美の家の側にある、バーンズ屋敷の「庭」が物語の舞台。 現実世界の「庭」とは異なる、限られた人しか入ることの出来ない「裏庭」へ、入り込んでしまった照美の冒険ストーリーです。 「裏庭」の世界で出会う不思議な住人たちのキャラクターや生き方が、とても潔くて、いいんです。 彼らの言葉に励まされながら冒険を続ける照美が、どんどん成長していく姿に、なんだか勇気ももらえました。 「裏庭」での出来事は、過去と、現在が繋がっていて そのつながりは、人の死や、癒しとは何かということを考えさせられます。 内容が濃いので、時間をおいてまた読み直したい一冊です。
3投稿日: 2012.06.29
powered by ブクログあまり考えずに読んでしまえば、不思議な?世界を旅するファンタジーといったところでしょうか? 1回読んだだけでは、潜んでいるであろう伏線等がよく判らなかったというのが正直な感想です...すみません。
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログ英国人一家の別荘だった洋館。今は荒れてしまったその裏庭に潜む秘密を探るため、不思議な世界へ冒険に出る少女。その少女の祖父母の代から親の代を含めた不思議なつながり。9割のところまでわかりにくい、読みにくいとおもっていたのが、最後に至って必要なところを読み返すとすんなりとこころに落ちた。
0投稿日: 2012.06.13
powered by ブクログ大人になったわたしが読んでも 楽しめるファンタジー。 照美と同じ年頃にも 読んでおきたかったなぁ きっと、違う受け取り方が できたんじゃないかと思うから。
0投稿日: 2012.05.28
powered by ブクログ秘密の裏庭に入り込んだ少女の物語。 裏庭での冒険はさながら童話の様なのに深い。そして美しい。 西の魔女が死んだといい、この人の作品は思春期の女の子にはぴったりだなぁ。 と思うのは自分が思春期特有の悩みや痛みをある程度越えたから。 真っ只中に読むもよし、大人になってから読むもよしの一冊。
0投稿日: 2012.05.18
powered by ブクログこどもでも読める平易な文章で、こんなにも深い世界を描いてしまう梨木香歩さんに驚いた1冊。 双子の姉として生まれた照美に象徴されるように、表と裏、現実と異世界、傷つけられる私と傷つける私、というふうに、「ふたつの相反するもの」がモチーフになっていて、ストーリーに巻き込まれながらも、作中の「ふたつのもの探し」に夢中になってしまった。。。 この本をきっかけに、本棚に一気に梨木さん作品がふえたという、大切な1冊です。
5投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログ大好きな世界観。 所々少し難しかった気もするけど、読みながらいろんな事を考えてみたり。 ぜひ誰かに勧めたい一冊。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ梨木香歩さんの「秘密の庭」ノートを読んだことがある。イギリスに留学中、イングリッシュ・ガーデンに慣れ親しんでいるようなことも読んだことがある。「家守奇譚」も庭の物語だった。「西の魔女が死んだ」は読んでいない。まあ、そうなわけで、梨木板の秘密の花園を期待して読み始める。 こんなに、予想を裏切られるのは珍しい。ファンタジーでしたね。「家守奇譚」「村田エフェンディ滞土録」もファンタジーと言えるが、これは本当に異世界を旅するファンタジー。 変な人間(?)達や動物、一つ目の龍の化石。正直、オジサンは苦手です。 次々、色んなことが起こるのだが、何か象徴的な意味があるように思えない。現実の事件と連動しているとかなら、面白かったんだろうけれど。裏庭の出来事すべてが只のRPGのようにしか思えない。(RPGやったこと無いけど。)水蜘蛛やハシヒメなど古い民話の題材を使っていたり、色々勉強されているんでしょうけれど、そんなこと誰が気付くんだろう。 解説は河合隼雄さん。この作品は相当な重層構造を持っている。というけれど、残念ながら、その構造はよく判らなかった。 なにより妙さんのことは、納得できないな。ちゃんと説明できてないと思うよ。
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ小学六年生のときに買ってもらって、 でもろくろく理解できず、残念な気持ちがしたことを憶えています。 概念的な話が多く、いくらか年をとってから 腑に落ちる部分が多かったです。 でも、ストーリーに嵌るというよりかは 頭で理解してゆかねばならない部分が多くて、 やはり素直に読めません。
0投稿日: 2012.04.05
powered by ブクログ難解。 私にはそう思えるのだけど、他の人の解釈を聞きたいところ。 巻末の解説は河合隼雄が担当している。 彼いわく「この作品は相当な重層構造を持っている」という。 それはたとえば「日本と西洋、生と死、男と女、昔と今、それに、現実界と異界」であり、「これらの対比と対応が見事に重なり合って、巧みな重層構造をなしている」のだと。(p.407) 難しい!( ノД`) いっそ何も考えず、小学生くらいの時に読んだ方がすんなり腑におちそうな気もする。 読了後、レビューや解説を漁りたくなる一冊だった。
0投稿日: 2012.03.17
powered by ブクログ一番最初に読んだのが中学の時。 ナルニアの洋服タンスのむこうは不思議な世界でした…と通じるところがあり、最初『あれ、この本の作者は外国人だっけ?』と思ってしまうくらい、ファンタジー要素の強い作品。
0投稿日: 2012.02.28
powered by ブクログ2011年 下期ベスト! 梨木香歩、いいですね。 感じてることが、そのままうまく文字にできてるようなところが好きなのです。 うまくいえないけど、そのまま素直に言葉になってるようなところが。
0投稿日: 2012.02.21
powered by ブクログ秘密の花園を思い起こさせる、やわらかな雰囲気に包まれた英国式ガーデン。子供の視点で描かれる庭は、いつの時代も探検や冒険、秘密基地そのものであり、彼らと共に私たちはその時間を共有している。いつまでも忘れない懐かしい想いを抱かせる一冊。
0投稿日: 2012.02.20
powered by ブクログこの本を読んでいる最中、おもしろいのに何か違和感があった。 続きは気になるし、人間関係の描写も好き、だけどなんか変。 読み終わってその違和感について考えてたら、やっと分かった。 この本はファンタジーだけど児童書じゃない。 この本は私がファンタジー好きだと知っている友人が薦めてくれたものなのだけれど、私にとってファンタジーは児童書のイメージが強いので、ファンタジーだけど大衆小説なこの本になんとなく違和感があったのだ。 児童書が訴えかけるものは人の本質的なものが多い、小説は社会と人とのあり方に関するものが多い。「裏庭」はファンタジーだけどやっぱり家族とか社会的なものについて描かれている。
0投稿日: 2012.02.19
powered by ブクログこの方の小節は、ファンタジーで少女趣味で英国かぶれな感じがして、あまり好きではないが、この本は良かった。対比と対応がよい。 主題は傷。 以下、気に入った文言。 「自分の傷と正面から向き合うよりは、似たような他人の傷を品評する方がはるかに楽だもんな」 「傷をおそれるな、傷に支配されるな、傷は育てていかねばならない」 唯一無二の、確かな真実なんて、どこにも、存在しない。という事実に。
0投稿日: 2012.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おとなのかいだんのーぼるー きみはまだーシンデレラっさー♪ を思い出した。 梨木香歩は5冊目なのだが、これを読んでようやく好きな作家にその名前を挙げていいような気がしてきた。悩みを抱える少女、ファンタジー、老人との交流、ガーデニング、寓話めいた雰囲気、ときに現れる残酷さ、などなど、後に現れるすべてがこのデビュー作にぎっしりつまっている。ちょっと冗長と思えるところもあったが、過去と現在と、この世界と「裏庭」を行き来する、ある意味とても贅沢なファンタジー。 どのくらいの年頃の人が読むべきなのか、非常に微妙な作品だなぁと考えながら読んでいた。 すっかりアラサーな私が読むには大変子供っぽいのは当然ながら、高校時代にも数ページぱらぱら読んでつまらないと思い、また読書家の同級生たちも口をそろえて「梨木香歩は好きだけどこの本は面白くない」と言っていた。とはいえ小学生が読むにしては難しげな言葉も多く、残酷な描写も見られる。だとすると小学校高学年から中学生向け、ぐらいなのだろうか。人生のうちその5年間のうちに読むのが一番旬なのだと思う。 この5年は、いわゆる思春期というやつで、大人になって社会に出てからの5年とは全然違う意味を持っているのだ。大人の5年なんて、その人のしわと愚痴を少しずつ増やしていくくらいのものでしかないが、思春期の5年はアレになったりアレがアレしたりして、肉体にとっても精神にとっても、まさに激動の5年と言っても過言ではない。 『裏庭』の主人公・照美は、ちょうどそういう時期を迎えた少女で、家庭に悩みを抱えている。裏庭はまるで少女の内面世界そのものみたいだ。そこでとんでもない試練に出会い、結構かわいそうな目に遭うんだけど、まあ、なんだかんだで乗り越えて成長していくわけですね。 大人になるということは、「どうしたらいいの?」という質問からはじめるのをやめることだ。しあわせはだれかがきっとー(以下略)などと、思わなくなることだ。 でも、たまには、子どものように誰かを頼ったってかまわないと思うけどね。
0投稿日: 2012.02.06
powered by ブクログ読み始めは面白かったのだけれどもぶつ切りに読んでしまったせいか物語に入り込むことが出来ずに読むのを断念。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログとても考えさせられてしまう本でした。 裏庭の世界が細かい所まで作ってあって 想像力を掻き立てられます 落ち込んでる時に読むと、少し元気が出るのではないでしょうか 読後はすっきりして、落ち着いた気分になりました
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログバーンズ屋敷の裏庭を舞台に主人公の照美が自分を見つめ直していく物語。裏庭の冒険を通して照美の家族や死についても考えさせる。 文中に「家庭は家の庭と書く」と説明する箇所が出てくるが物語を読んだ後だと深いなぁと共感できる。 家族の絆を見つめ直すキッカケになる作品だと思った。
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとなく気になって買ってみた本。 でもこれが意外に引きずり込まれちゃったりするんですね。 ビックリ。 昔の英国人の別荘だった洋館の秘密の裏庭。 いや、もうこの時点で気になりますよ! だって「秘密の花園」ですよー? ああ、なんだかなつかしいななんて思いました。 その裏庭は別世界に繋がっていて…少女、照美は冒険の旅に出ます。 前半は児童文学っぽいファンタジーものなのですが、後半になると一気にドロドロした展開に…(笑) 最後の最後まで目が離せない展開です。 最後にはすべてが一つに繋がって…。 すべてが出会うべくして出会ったんだなぁ、って。 現実世界と冒険世界とか同時進行で進んで行くのでするすると謎が解けて行って「そうか」「そうかー」などとなっとくしながら読んでいた。 ずっと一緒に旅をしていたスナッフ(また彼の名前もユニークなんですよねー)を殺してしまった時はさすがに私もショックでしたが…。 強くなっていく照美とかあんまり感情を出さない照美の父が号泣するシーンとか。 いろいろ感じるものが多いお話です。
0投稿日: 2011.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これ日本人が書いてるの!?って思うくらい、 かなりのファンタジーでした。 でも、世界観に上手く入り込めない自分がいました。 内容というか、言葉がしっくりこなかったのか、想像力不足だったのか・・・ ただ、この物語はただのファンタジーじゃなくて、 人間関係・特に愛に飢えた家族の、家族愛の修復ってところが 一番のポイントだったんじゃないかなって思います。 読み終えたときに、あとがきまでじっくり読みたくなる、そんな本です。 読み応えはありました!
0投稿日: 2011.11.11
powered by ブクログ2008年 一発目に読みました。 大好きな年上の女の人の、おすすめ作家だったのです。 たしかにファンタジー。 たしかに泣きました。 でも、読んでいてもどこか冷めてて入り込めない自分がいました。 読んでるけど、飽きてる私。
0投稿日: 2011.11.07
powered by ブクログこの著者はいつも独特の世界感を出してるけど、この作品もそう。 何かはっきりとは説明出来ないんだけど、頭の中ではイメージが湧いて、夢の世界のような感じといえばいいのか、読んでいる時は、色着きで匂いまでするけど、数ページ前の色を忘れかけてしまうような、読み飛ばしてしまっているような、いないような。でもぼやけてはいない。そんな感想。 巻末の解説では、少女の複雑な深層構造がどうたら、って書いてあったけど多分この方もイマイチつかみきれてないのやもー?
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログ。。。まだ読みかけですけど、あまり読み進める気にならないというか。 私の趣味でなかっただけなのかもしれませんが、 あまりにもファンタジー過ぎたというか。 童話的な小説ですから、 童話好きな人にはいいかもしれません。
0投稿日: 2011.10.31
powered by ブクログ高校生の頃に一度読んだことがあって、当時読後に大泣きしたのを覚えている。あの頃は家庭環境が複雑で、この物語のラストのように、救いがあれば良いと思ったのだろう。 今になって読み返してみて、また泣くのかなぁと思ったけれど、ストーリーの完成度に圧倒、感動するばかりだった。 照美が経験したような、様々な感情の起伏を、わたしも何時の間にか経験していたのだとようやくわかった。そして傷は何時の間にか自分のものになり、育まれ、癒されていたのだ。 幸せな家庭というのがどういうものか、わたしには未だにわからない。しかし恐らく手本や完成品というものはなく、わたし自身が新たな庭師となって、創り出して行かねばならないものなのだろう。
0投稿日: 2011.10.31
powered by ブクログ日本人の方が書かれたファンタジーですが、読んでみると海外のファンタジーを読んでいるような印象を受けた。 みんなそれぞれに傷を持っていて、それとどう向き合うか、考えさせられるような内容だった。 児童文学ながら、「あぁそうだなぁ」としみじみと思わされることがいっぱいあった。 素敵な話だったので、ほかの作品も読もうと思った。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログ助手の先生に勧められて購入。 その先生より「まるでこの業界に向けて書かれてるみたいだ」と言われたためちょっと意識して読みすぎてしまったかも。だって解説河合隼雄だし。 はっきり言えばなんだかとても難しいファンタジー。 一人の女の子が裏庭という別世界で自己の在り方を確立する、というような。 一貫して書かれていたものは傷について。皆傷を持っていて、それとどう向き合っていくかが生きていく課題のような書かれ方をしていた。 生身の傷ならば治療をすればいい。仰々しいくらい包帯を巻いて怪我をしていることをアピールして、みんなに優しくしてもらって、そうして治っていけばいい。けれど見えない心の傷はどうすればいいんだろう。まして自分すら気付いていない傷は。 あぁ、ほんと、心理だ、これ。 今は読み終わったばかりでうまくまとめられないけど、もう一度ゆっくり読んでみたくなる作品。 【私は私になりたい】
0投稿日: 2011.10.25
powered by ブクログ昔、英国人一家の別荘だった荒れ放題の洋館。照美は、ある出来事がきっかけとなって洋館の「裏庭」へと入りこみ、声を聞く。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。童話のような、それでいて少し苦い物語。読了後に大きな感情の揺らぎではなく、雰囲気だけが胸に残ります。
0投稿日: 2011.10.22
powered by ブクログ読みながら、つい何で? って思っちゃう僕にはファンタジーがあんまり向いてないのかなと思った。 それでも読み進めていくと、話が色々なところに繋がっていき面白い。 他の作品も読んでみたいです。
0投稿日: 2011.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても評価の高い本作ですが…私にはさっぱり(T-T)。 特に異世界ー「裏庭」ーでの出来事は、何かの比喩だったり寓意だと思うのですが(そうでなかったのならなおさら訳がわからない…)、私にはそれが何を意味しているのか全く想像できませんでした。そのため、感動的であろうラストシーンにも心を揺さぶられることなく読了。 これだけ評価が高い作品なのに楽しめなかったなんて、自分がとても損をしているような気分。嫌味でもなんでもなく、この本の内容を理解でき、楽しめた方に「裏庭」での出来事が何を意味しているのかなどを教えてもらいたいです。 とりあえず、ネットで本作の内容を解説している記事とかブログを探してみます…
0投稿日: 2011.10.13
powered by ブクログ今までしらなかった世界観。 ファンタジーはのめり込んでしまう。夢にも影響がでてきた。 時間や場所を飛び越えてつながるっていうのが、ファンタジーならでは。
0投稿日: 2011.10.12
powered by ブクログ一日中のんびりと本を読みました。梨木香歩「裏庭」です。児童文学ファンタジー賞を受賞した作品です。大作という感じで読み込むのにかなり力が必要でした。ファンタジーの部分が多く、この前に読んだ「西の魔女が死んだ」の方がシンプル(一つ一つの心情などはすごく深いですが)で素直に心の中に入ってきました。
11投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ最近読んだ本がわりと、キッカケはあれど主人公何をしたらいいのか分からない状態から始まり、傷つき考え、努力して成長していくお話でした。 なので、照美は最初からやることが分かっていていいなぁ、ただ進めば物語が進むっていいなぁと思ってしまいました。 でも注目するところは本当はそこじゃないんですよね。 照美もお母さんのさっちゃんも、お母さんのお母さんである妙ちゃんも傷を持っている。 自分の傷を畏れちゃいけない、憐み過ぎてもいけない、見つめてちゃんとそこから自分を見つけ出さなきゃいけない。 目をそらしてばかりだと、自分の傷を大事にしすぎると、それは他者を傷つける刃になる。 私はまず、自分の傷は何かを考えなければいけないようです。
0投稿日: 2011.09.30
powered by ブクログ「傷を、大事に育んで行くことじゃ。そこからしか自分というものは生まれはせんぞ。」 三つの国での傷の扱われ方、そして、おばばの言葉が印象に残った。 私は、自分の傷に向き合っているだろうか。 少し、ゲド戦記を思い出しました。
0投稿日: 2011.09.29
powered by ブクログ小説の中に別のストーリー。ファンタジーは夢の世界を巡る旅かもしれないが、中年のおじさんにはちょっと無理。最後までいきつかず道に迷ったので一旦本を閉じた。
0投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログ薦めてもらったけど、相性が良くなかったみたい。話が混み合っているイメージ。 エピローグの、「家庭」という言葉と庭師の関係についての記述については好印象。
0投稿日: 2011.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初はとっつきにくかった。登場人物の名前も安易に思え、幼稚で文章も読みにくく、感情移入もできなかった。宮部みゆきのブレイブストーリーの方が壮大でしっかりしたファンタジーだと思う。ただ、最後まで読めば、最初の印象は和らぎ、可もなく不可もなくといったところ。
0投稿日: 2011.08.27
powered by ブクログ日本人による、日本人らしいファンタジーという印象。 とても面白かったです。 梨木香歩らしい世界観。 可愛らしい女の子っぽさ。暖かい雰囲気。優しい語り口。ふとした残酷さ。 根底には深いテーマがしっかりと根付いている。 誰もがどこかに抱いている「傷」 この「傷」に対して、 拒絶し排斥しようとするのか。 目を反らし存在を否定するのか。 他の「傷」と比べ安心しようとするのか。 それとも、「傷」つくことを受け入れるのか… 「傷」を大切に。 これは、この物語のキーワードな気がする。 ひとりの少女が、「裏庭」で経験した、 不思議な世界での冒険。 鏡から声が聞こえる。 「フー・アー・ユー」 「テル・ミー」 少女は答えた。 「アイル・テル・ユー」 とたん、霧があたりをつつむ。 少女は鏡の中の「裏庭」の世界へと踏み出した。 ばらばらにされた一つ目の竜の化石を、もとに戻すために。 この世界を作った、幻の王女を救い出すために。 失われていたものを、取り戻すために。 そして、 もとの世界に帰るために。
0投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログかなり深いファンタジー。ラストでようやくつながってきて、ぐっときた。 人とのつながり、家族とのつながり、友達とのつながり、国とのつながり。そんな様々なつながりと自分との関係性、つながりだけではなく自分の個性。 いろいろなことを考えさせられる。
0投稿日: 2011.08.20
powered by ブクログこの方の本を読むのは2冊目、かな? 西の魔女は面白かったです。不覚にも泣いてしまった… この本はなんだか読んだような気になっていて実は読んでいなかった、持っているようで持っていなかった本です。なんだか持ってる気がしてたんですよね。 面白かったです。異国の雰囲気を出すのが上手な作者だなあ~と思いました。ぶっちゃけ裏庭世界の話は自分的には…でしたが現実世界の話は面白かった。大人も昔子供であると言う事実ってなかなか認めるのが難しい。ラストの照美の悟りがこの話の本髄なのかな、なんて自分は思いました。そう、別に役に立たなくたっていいんです、多分。親や先生や身近な大人が完璧な存在ではなかったと気づくのは自分がその人たちの年齢に近くなったからだとは思うのですが。でも子供にそんなに早い時期から悟られても嫌かも知れない。そんなことをぼんやり考えました。 面白かったです。
0投稿日: 2011.08.19
powered by ブクログ最近読んだ中で一番面白くなかった。もう少しおじいちゃんとのシーンがあった方が…。そして中盤ずっと裏庭の中だったけど個人的に中弛みっぽくて。海外のファンタジーみたくしたいのかな?西の魔女の方が良かった。
0投稿日: 2011.08.05
powered by ブクログ西の魔女が死んだ を読んで、梨木さんの著作に興味がわいたので手に取った一冊。 こちらはファンタジーだったが、あまりファンタジー小説を読んだことのない自分でも、しっかりと物語に引き込まれてしまった。
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログとても素敵な本。本文は勿論だが解説もとても好き。何度も何度も読みたい。きっと読む度に変わるのだと思う。 表向きに傷を癒しても、見えなくなるだけで。 化け物からは決して逃れられない。 メモ(145ページ、スナッフのお金の話。それから138ページ、テナシの名前の話。三つの街。癒し市場、傷。鎧、根の国、タム、何処までもついてくる化け物、庭。全体を通して「関係性」の話。礼砲の音。)
0投稿日: 2011.07.28
powered by ブクログ読み終えるのに時間を掛け過ぎたため、話の途中の記憶が薄れています。 自分の心の奥底への旅の話し、ということなのでしょうか。 「癒しという言葉は、傷を持つ人間には麻薬のようなものだ。刺激も適度なら快に感じるのだ。そしてその周辺から抜け出せなくなる。癒しということにかかわってしか生きていけなくなる。」(チェルミュラの婆)
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログファンタジー。切ない気持ちや悲しい気持ちがたくさんつまっています。ただの冒険物語ではなく、テルミの心に寄り添って物語が描かれている部分が大きいです。私は大人になってから読んだけど、主人公と同年代だったらどんなことを思っただろう…。ミヒャエルエンデの果てしない物語が好きなひとは好きだと思います。
0投稿日: 2011.06.23
powered by ブクログ理論社の単行本にて再読 単行本の装丁の素晴らしさ 裏庭に入ると出てくる帯のおもしろさ 文庫本では味わえないよさがある それにしても 小学校の図書館においても 何人に読まれていることか!
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログ古い洋館とそこに暮らしたバーンズ家にまつわる秘密の「裏庭」を描いたファンタジー。近所に住む主人公の少女照美やその家族、バーンズ家の人々の過去と現在が、「裏庭」を介して不思議な糸で結ばれている話。 「裏庭」と表現される現実世界のうらがわ。柔らかく精密な自然描写が異世界の恐ろしさと美しさを引き立てています。「家庭」は家の庭と書く、という言葉にはっとしました。自分が育んでいる庭はどんな有様だろうと想像します。そしてそこには「裏庭」の存在も感じてしまう・・・。
0投稿日: 2011.06.16
powered by ブクログ読むのに時間かかったけど 最後になぜかなるほどっておもえた 。 ちょっと西洋をかじってるとこが ファンタジーぽくてよかった♪ 生と死を題材にしてて 決して軽い作品ではない 。
0投稿日: 2011.06.12
powered by ブクログファンタジーってあんまり読んだことなかったけどこれはなかなかでした。 ファンタジーには残酷さとかも重要だと思うのだけどそんな感じも入ってるし。
0投稿日: 2011.06.12
powered by ブクログ「行きて帰りし物語」。子どもにとって知らない、わかれない、大人にとって懐かしい、忘れてしまった世界の物語。
0投稿日: 2011.05.08
powered by ブクログ自分の心によって大きな影響を与えることができる自分だけの世界、裏庭。それは心に刺激を与えられたとき、過渡期を迎える。そのとき、それらとどう向かい合うかによってその人の裏庭の豊かさは変わっていく。 裏庭はその人が一生かけて作り上げる芸術作品のようなものなんじゃないかなと思う。 私も豊かな裏庭を持ちたいと思うけど、裏庭を庭と言い切るマーサのような生き方もしてみたい。 色々と考えさせられるいい本でした。
0投稿日: 2011.05.06
powered by ブクログ梨木さんのファンタジー冒険ものっていったらなんかうすっぺらくなっちゃうかな? とても奥行きのふかーいお話でした 家であんまり居場所のないおんなのこがバーンズ家の鏡からいけるふしぎな「裏庭」という空間にまぎれこんじゃってそこで出会う崩壊しかけた世界とアンバランスなひとたち 自分の傷を大事にするって難しいなあ…
0投稿日: 2011.04.20
powered by ブクログここにレビューを書きました。 http://blog.goo.ne.jp/luar_28/e/6343d8937e1df43c2c7556ca3ec279bc
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログ昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた?教えよう、君に、と。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログはじめは話の方向がわからなすぎて、読むのが大変だった。 ファンタジーは苦手なんだなと気づけた一冊。 最後の終わりかたはいい。
0投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ何年か前に買って少し読んで「つまんない」と失礼極まりなく投げ出しておいた本を再読してみたら、今の私の気持ちにぴったりときてなかなか面白かったです。 久しぶりに児童書を読んだんですが、こんな難しい言葉や精神的な内容、グロい部分あってもいいのか!と驚きました。 登場人物がみんな素敵です。個人的には『銀の手』がすきだなあ~。 傷との向き合い方、やっぱり勇気がいるけど大切なことなんですね。 ただ、ホントに子供の頃この本読んでいたらよくわかんなかったと思います。
0投稿日: 2011.02.07
powered by ブクログ昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い堀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、堀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた――教えよう、君に、と。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。 (裏表紙紹介文より) *** なんだかとても難解な物語だった・・・。 テーマは「死」「自身の傷と向き合う」「関係性(親子、兄弟、隣人)」とかそんな感じだろうか? 「裏庭」がどんなところなのかがわからない。 解説が心理療法家の河合隼雄氏ということもあり、心理学の面から読み解いていくのは面白そう・・・かも。 私個人としては「海辺のカフカ」と似ている印象。 何度も読めば何かが出てくる予感あり。
0投稿日: 2011.02.05
powered by ブクログへぇ。こういう作品も書くんだ。と思いながらも読めばデビュー作。 ここから始まったんだ。と思わされました。 ファンタジー色が強く、若干キャラクターの姿形が想像しにくい世界へ誘ってくれるのですが、題材としては子供心や、その成長を思い出させる良い作品です。
0投稿日: 2011.01.01
powered by ブクログ個性とは何か。こころの傷とのつきあい方は。善と悪とは。かけがえのない一人として生きる、とは。 読み終わった後にそういうことが頭の中に降ってきます。自分と深く話しあう本。
0投稿日: 2010.12.31
powered by ブクログう〜ん…ファンタジーは大好きだけどこれはあんまり好みじゃなかったです(・ω・`)ξ 人によって好き嫌いが別れる作品かなと思いました。
0投稿日: 2010.12.09
powered by ブクログ西の魔女・・・同様、思春期の少女のピュアな心の中のことを書いた本だと思います。こんな風に子供の心情を書ける梨木さんはすごい!傷を隠すことはずっとずっと癒されないことだ、とそう思います。
0投稿日: 2010.12.05
powered by ブクログいままでに読んだ梨木作品、「からくりからくさ」「西の魔女が死んだ」にくらべるとファンタジー要素が強い。 が、あのほわんほわんとした空気が好きな者にはやや物足りない。
0投稿日: 2010.10.25
powered by ブクログすごく雰囲気のあるファンタジー。 舞台は日本なのに、良い具合にイギリスの空気が混ぜてあって違和感がない。 広がっているようで、ごくごく内輪な話です。
0投稿日: 2010.10.24
powered by ブクログ子供のころに読んでいたらどう思っていたのだろう。 じんわりと理解できてぐさっとくる現実のメタファー。 あまりにも見事で、はっとしてしまう。 子供であるということを幼い、とか未熟とか、 マイナスに見るのではない、 「子供」という一つの性質だと思わせる。 だから大人になった今、肝に銘じようと思う。 子供は確かにこれから成長していくんだけど、 子供だから、という理由を免罪符のようにして、 子供から逃げたら駄目なんだ。 そういうことを思った小説だった。 アニメーションで映像化、してくれないかな。
0投稿日: 2010.10.01
powered by ブクログもぅいっかい読んだら、また何か発見しそう この本、娘にプレゼントしようかなぁ 新しいの買って(^_−)−☆
0投稿日: 2010.09.21
powered by ブクログかなりのファンタジー。ファンタジーなのに、自然に抵抗しない生き方とかも端々に。アリスのようだけどナルニアばりのスリル。大人の方が考えさせられたりするかも。
0投稿日: 2010.09.14
powered by ブクログ前に読んだのはいつだったか忘れたけど、全然覚えてなかったから、ほとんど初めて読んだと言ってもいいかも。 ちょっと今の私にはしっくりこないところもあったんだけど、基本的にすばらしいファンタジーだと思う。読めば読むほど、深い。
1投稿日: 2010.09.11
powered by ブクログ洋館の鏡から異世界に飛んでしまう少女の冒険物。 ファンタジーですが、夢のような世界ではありません。 現実も見せ、辛く残酷な部分も酷なほどにはっきりと見せます。 でもだからこそ、よりはっきりとこの主人公の成長を感じることができたのかなと思います。 絵本の中のような美しい世界で夢も現実も見せてくれる。 読み終わった後、安堵でほっと息がつけます。 読んだのは中学生のときですが大人になった今、また手に取って読みたい一冊です。
0投稿日: 2010.08.28
powered by ブクログ出勤前になぜかふと読みたくなって本棚を探したけど見つけられず、昼休みに文庫を買ってしまった。前に読んだのは10年くらい前だったかな。(私にとって)大切なシーンは記憶していたとおり。今すぐ読みたい!と思ったのは超能力か?というくらい今の自分の気持ちにぴったりきた。解説が河合隼雄なのもうれしい。スタジオジブリで映画化してくれないだろうか。
0投稿日: 2010.08.26
powered by ブクログ初めは少し読むのが辛かったけど、読み出したら一気に読めた。 でも、特別おもしろいというわけではなく、なんとなく先へ先へ読み進めてしまった。 お父さんとお母さんが仕事で忙しくてなかなか構って貰えない女の子照美が、近所の古いお屋敷から通じてる不思議な世界「裏庭」を冒険するファンタジー。 その世界で様々な人と出会い、感じ、経験する。 「傷から逃げてはいけない」「傷を大事に」みたいなことを「裏庭」のおばばが照美に言っているのが印象的。 なんとなく、傷は絆創膏を貼って隠しておかないといけないような気がしていたけど、そうでもないのかなぁと思った。 「裏庭」で起こることがもうファンタジー過ぎて?なんかフワフワして、よくわからなくて根拠もなくて、その世界に疑問も持たず結構堂々と旅をしている照美に感情移入ができなかったけど、最後の方はこの世界に入った人にしかわからないものがあるのだろう、と勝手に思って納得した。 私やったらあんな世界、どうしていいかわからんし死ぬかもしれないしもとの世界にもどれないかもしれないから悲観するかもしれないけど、やっぱり結局は進まないとしょうがないから、自暴自棄になって結局クリアするのかもしれない笑。 最後は親子三人が、わだかまりが解けた仲の良い親子になれたようでよかった。思ってることを言わなかったりするのはやっぱりよくないよね。
0投稿日: 2010.08.07
powered by ブクログ小学生のときに買ったんだけど、読みにくくて途中で飽きてしまって、放置していたものをあらためて中学のときに読みました。が、やっぱり読みにくかった…。でもお話自体は好きでした。カラダとソレデの貸し衣装店、行ってみたいなあ。
0投稿日: 2010.08.05
powered by ブクログ好きな筈の、異世界ファンタジー。 いまひとつ、はまれなかった。 なんでだろう・・・主人公の女の子に感情移入できなかったからかな。
0投稿日: 2010.08.01
powered by ブクログかつて英国人一家が暮らしていた洋館の"裏庭"という舞台での、主人公・照美の冒険を描いた物語。 一冊の中に色々なものが詰まっていて、 考えさせられる事がいっぱい。 ▼生と死 ▼自分 ▼傷 ▼癒し ▼庭 いやいや、ファンタジーって久しぶりに読んだのですが こんなに考えさせられたのは初めてじゃないかな ハラハラドキドキの急展開!!なんてものはなく 淡々と流れていくようなお話で ある程度展開は予測できましたが ◎そのとき は本当に"来るべき時が来た"という感じで スナッフに対し憤りも思えたのだけれど、 同時に同じくらい悲しかったです・・・。 児童文学で、ファンタジーだけれど 大きい人にもオススメ!
0投稿日: 2010.07.31
powered by ブクログ小5くらいのときに夢中で読んだ。あの読書体験を上書きしてしまいたくなくて、なかなか読み返せないでいる。
0投稿日: 2010.07.23
powered by ブクログただお決まりのファンタジーではなかった。登場人物の暗い部分、それに対して悩んだり戦ったり荒れたりしているところが、深いなぁと思った。
0投稿日: 2010.07.18
powered by ブクログ結構読むのには、時間かかったかも。 ファンタジーパートの方に若干入り込めなかったからかな? だけど、最後は良かったです。 この作者の人は、キレイなものと、おぞましいものをキチンと書いている感じがする。そこが、ハッとさせられる。 もう一度読んでみたい作品。
0投稿日: 2010.07.09
powered by ブクログ小学校くらいの時に読んだ気が…… でもすごく印象に残ってます。長い!そしてめちゃめちゃファンタジーなのにめちゃめちゃ描写が細かい!!笑 映像で観たい、映画化されないかな〜とすごく思った記憶があります。不思議なお話でした。「西の魔女が死んだ」に続いてこっちもされないかな。ものすごいファンタジー大作になると思うのですが。
0投稿日: 2010.07.04
powered by ブクログう~ん、これはなかなか難しい本ですねぇ・・・・。 まず構成の仕方という点では KiKi の大好きな作家の1人、M. エンデの「はてしない物語」風。 庭という異世界を構成しているという点では、P. ピアスの「トムは真夜中の庭に」風。 「秘密の花園」の匂いもあれば、「不思議の国のアリス」の匂いもあるし、「ムーミン」から登場人物だけちょっと拝借・・・・という感じで、他にも古今西(東西ではない)の子供時代から馴染みの「数多の物語」の残り香が香るお話だと思います。 でも、それらの物語と決定的に違うのは、この本では現代人が忌み嫌うものとして感情的にしか捉えていない「死」と、楽観的であることがブーム・・・・のような現代世相の中で、沈思黙考することの少なくなった「自分の傷を見つめる」というテーマがこれでもかっていうぐらい出てくるところ・・・・・。 逆に言えば異世界を旅する中でのワクワク感みたいなものは極めて希薄な物語だと思います。 異世界はそこを旅してワクワクするワールドではなく、自分の傷や死を受け入れるための舞台装置。 そうであるだけに KiKi には照美が旅する異世界での出来事よりもいわゆる現世、照美が旅に出る前、そして出ている間、帰ってきた後の現実世界で起こるさまざまな出来事のほうにより多くの感情移入ができたような気がします。 そしてもう1つ。 この本の中で語られる昨今の「癒し」という言葉の薄っぺらさ、嘘っぽさはまさに KiKi がここ何年というもの、切実に、そして頻繁に感じることで、思わず膝を打ちました。 「癒し市場」・・・・本当に現代の「癒し」という言葉はなんとまあ商売っ気だらけの言葉になってしまっていることか・・・・・。 自分の傷と正面から向き合うことは避けながら、なんらかのグッズやありがたそうに聞こえる他人のお言葉に縋るのはどこかおかしい(けれど誰もが弱さを持つ人間である以上は仕方ない)けれど、そこに群がり商売の機会とすることの浅ましさ・・・・みたいなものを感じます。 (全文はブログにて)
0投稿日: 2010.06.30
powered by ブクログ「西の魔女が死んだ」を読んで知った作者のもの。ストーリーは児童文学の古典(題名は忘れた)によく似ているようす。現代の日本の子供が置かれている状況でどんなファンタジーが語られるのか気になる。
0投稿日: 2010.06.18
powered by ブクログ2010 6 16 丘の麓のバーンズ屋敷には秘密がある。 そんな設定だけでも凄く惹かれる。 団地育ちの自分からしたら、あそこにある洋館には秘密があるとか、あの洋館には優しいおばあちゃんが住んでると言った設定に凄く憧れる分、主人公の照美が小さな時にバーンズ屋敷の秘密の裏庭に入って冒険できることが凄く羨ましいなと思った。
0投稿日: 2010.06.17
powered by ブクログ梨木 香歩さんの作品で一番好きかもしれない。 自分にとくに自信があるわけでもなくなんとなく生きている照美が、 裏庭に行き、テルミィとして裏庭世界の崩壊を防ぐ為にスナッフと度をしていく。 現実世界では、照美のママと裏庭のあった洋館の関係者たちが交錯していく。 目的意識のない主人公が旅を通して自分を探していく物語です。 このテの話にありがちな、悲しい影も殆ど無い。 良作です。
0投稿日: 2010.06.17
powered by ブクログほんと、日本人にもこんな素晴らしいファンタジーが書けるんだ! という感じ。深い。何度も読み返したい物語。
0投稿日: 2010.06.13
powered by ブクログさいごはとってもハッピーエンドでよかったぁ。妙ちゃんと、お母さんに愛されてないと思い続けてきたさっちゃんと、忙しいお父さんとお母さんにほったらかしにされているテルミ。私の好みとしては、あやちゃんのおじいちゃんが大好きでした。
0投稿日: 2010.06.12
powered by ブクログ児童書ファンタジーのような、ミステリーのような… 登場する変わった人たちに、現代の私たちの問題点を表現させているのが好きだった。
0投稿日: 2010.06.12
powered by ブクログ少女の名前がとってもよかったです。鏡に入るときの呼びかけは偶然じゃなかったんですね。「裏庭」で、ソレデとカラダに会ってから彼らの名前がすごく気になっていたのですが、特に法則はないのかな。 「裏庭」はたくさんの比喩が詰っていたのですが、私は半分も理解できなかったのが残念。時間があったら、もう一度読み直したいです。
0投稿日: 2010.06.08
powered by ブクログタイトルに惹かれて読んでみましたがとても読みにくかったです。 ですが、もう一度読み返してみたい本です。
0投稿日: 2010.06.07
powered by ブクログそれぞれに登場人物が抱えている闇をあらわにしていく下りは非常に辛いのですが、読み終えた時に涙が闇を洗い流してくれるような破壊と再生の物語。ファンタジーなのですがファンタジーの枠でくくりたくない。
0投稿日: 2010.05.31
powered by ブクログ古びたバーンズ屋敷にある『裏庭』。誘われるようにそこへ入り込んだ照美は…。 物語の設定はファンタジーですが、むしろファンタジーは「要素」。梨木さんの作品はどれもそういった側面がありますが、登場人物や読み手の内面奥深くにあるもの、触れたくないもの、見失っていたものを問いかけてきます。 旅の中で様々なものと向かい合うテルミィや『裏庭』の人物たち、元の世界でのそれぞれの人々、それぞれの時間と想いが絡み合い、ほぐされ、また紡がれていく新しい物語。 内面の不安定な、思春期の中学生くらいからが読むのにいいのでは。密度が濃く、内なる自分を探す内容はむしろ大人向けとも言える。小学生だと深すぎるのではと思うくらい、何か力があった。 解説は梨木さんと縁のある河合隼雄さん。 第1回児童文学ファンタジー大賞受賞作。
0投稿日: 2010.05.20
powered by ブクログ――教えよう、君に 裏庭で悲しい記憶を抱く少女はその声を聞いた。そして孤独な少女は自分自身に出会う旅に出る。 子供だけではなく大人も懐かしい気持ちで読める一冊。
0投稿日: 2010.05.13
powered by ブクログ大学生の時に、通学電車の中で読んでいた。内容思い出せず。ファンタジーだったような・・。もう一度読み直したい。
0投稿日: 2010.04.20
powered by ブクログ巻末の解説にもあったが、誰しも「裏庭」を心に持っているのだと、そう思った。児童文学ファンタジー大賞の受賞作であるが、大人にも読んでほしい。
0投稿日: 2010.04.07
