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ゴールデンスランバー(新潮文庫)
ゴールデンスランバー(新潮文庫)
伊坂幸太郎/新潮社
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総合評価

1738件)
4.2
684
631
241
53
14
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    久しぶりすぎる読了1冊目は大好きな伊坂幸太郎で。洒落た伏線回収と言い回しがたまらんが、個人的にはもう少し風呂敷き畳んで欲しかったなあ

    1
    投稿日: 2024.07.26
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    伏線たっぷり!! 途中までは読むのが少し辛かった。けど、そこを乗り越えたらドキドキしながら最後までページを捲る手を止められなくなる!

    1
    投稿日: 2024.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人気作家伊坂幸太郎の小説は今まで一冊も読んだことがなかったので、気になっていました。 読書系ユーチューバーのケンゴさんが読書にはまった小説のひとつとして紹介しており、興味を持ち手に取りました。 この小説はスリリングな小説で、緊迫感と逃走劇が魅力です。 読みやすく、あっという間に読みことができます。 なぜ、国家は青柳を犯人に仕立て上げようとしているのか、青柳は逃げ切れるのか。 ドキドキしながら読むことができます。 昔付き合っていた、彼女が、青柳の「俺は犯人ではない」というメモに「やっぱり」とコメントを返す箇所が印象的でした。

    0
    投稿日: 2024.07.14
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    初めて途中で挫折しました。 読み続ければ面白くなるのかなと思って頑張って読んでたけど半分以上読んでもその気配はなく。 これ以上無理に読み進めると、本を読むのが嫌になりそうだったので、敢えなく断念。 伊坂さんの本はまだ3冊目だけどこれで、私にはこの人は合わないんだな、と分かりました。残念。 ちなみにAXも手元にあるんだけど…数年後に気が向いたら読んでみるかも。

    2
    投稿日: 2024.07.14
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    心臓に悪い本だった。久々に読みながらこんなにドキドキして、でも小説のいいところってこうやって実際にはありえない主人公に気分とか味わえるところだよなあと再認識した。面白かった

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    期待とは違った。が、面白い。 巨悪に立ち向かう話だとは知っていたが、立ち塞がる理不尽を打開!という方向ではなく、とにかくなんとか足掻いて生き延びる、という話だった。 謎解き的なものを期待していたのでそれには適わなかったが、道中のハラハラ感は最後まで途絶えず読み応えがあった。 さらにエピローグの手紙の描写には唸った。諸悪の根源のことは何一つわからないのに、してやった感があって何故かスカッとした。

    0
    投稿日: 2024.07.01
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    友達の推薦からの読み。登場したこと全てが伏線として回収される爽快感がたまらない。首相暗殺、舞台は仙台など現実でも起こりうる話でありながら、警察が銃乱射・一般人暴行など、こんなことあり得る?と自分の生きている世界の裏側に疑念を抱かせる設定も楽しくてたまらない。分厚い文庫本ではあったが、飽きることなく数日で読了。

    7
    投稿日: 2024.07.01
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    青柳雅春の逃走劇を息もつかせねスリルと疾走感の中読み切れた。様々な人間の助けを得ながら逃げ切るも、真犯人や謎が解明されないまま全く違う未来を生きることになる主人公に、感情移入がしきれない。題材となった有名暗殺事件の本も読んで余韻を持ち越したい。

    0
    投稿日: 2024.06.30
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    「人間の最大の武器は、習慣と信頼だ」を見たあとなるほどと感心してしまいました。想像しがたい物語の内容なのにそれを伊坂さんが作るからこそ成り立つストーリーになっていて、またところどころ笑ってしまうような主人公の個性豊かな雰囲気も伊坂さんの作品らしさが満載でした!

    16
    投稿日: 2024.06.29
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    物語の焦燥感と最終章の伏線回収がきもちー!! 青柳の逃走を手伝う側の人間でありたい 最高にロックでした、痴漢は死ぬべき

    0
    投稿日: 2024.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人間の最大の武器は、習慣と信頼だ」 という言葉が印象的だった。 ラストの伏線回収は気持ち良いが、結果的に国家権力には敵わないと言ったことが暗示されている作品だった。

    2
    投稿日: 2024.06.22
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    ゴールデンスランバー★3.5 公園で出会った子が読んでて読んでみようと思った本。 突然首相暗殺の容疑をかけられた無実の一般市民青柳雅春が親友や途中で出会う人に助けられて冤罪をかけようとしてくる警察から逃げ切る物語。 あとがきにも書かれていたが伊坂先生は物語を敢えて畳まないようにしたとのこと。確かに、予想していた結末ではなかった。ラストはいくつかの伏線が回収されていて読むのが楽しかったが、序盤中盤も盛り上がりにかけると感じた。

    2
    投稿日: 2024.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても読みごたえがありました。 いろんな伏線が全部回収されていて、さすが伊坂さんです。 最後はそうなるのか…と複雑な気持ちでした。

    0
    投稿日: 2024.06.19
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    最初はあまり入り込めず、いきなり「事件から20年後」となって、えっ?ってついていけず、この話は合わないかなぁと思っていたが、4部からぐいぐい惹き込まれた。 追い詰められていく描写に読むのが苦しい箇所も多々。最後どうなるのか、結末を先に読んでしまいたい気持ちをグッと我慢しながら読み進めました。 散りばめられた伏線回収がすごい! 主人公の父親の人柄にぐっと来た。 面白かった!!!

    17
    投稿日: 2024.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    理不尽で残酷で苦しい運命に翻弄される青柳の人生、、読んでいて辛かった。 読み終えた後は自然と涙が出た。 初の伊坂幸太郎さん作品。 長編だったけれど続きが気になりサクサクと読めた。青柳はいつこの苦しみから解放されるのか、もしくはこの苦しみ以上の地獄に突き落とされるのか、常にハラハラしていた。 「習慣と信頼」というキーフレーズが常に青柳を支えていた印象。青柳の習慣が周りからの信頼を得ていたからこそ、罪を犯していないことを信じてもらえて助けを借りることができていた。 読了後にビートルズのゴールデンスランバーを聴いて、故郷(過去)を懐かしいと感じる思いとその頃には戻れないという寂しさを感じた。 「習慣と信頼」が周りに与える影響は大きいと感じたため、自分も今後の仕事や私生活において周りからの信頼を得られるような習慣を付けていきたいと思った。

    1
    投稿日: 2024.06.02
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    一気読みしました。面白かったです。 どうなるの?と気になって仕方がなかったです、伏線は回収されますが、なんでこんなことが起きたの!?と言うことには回答がなくもやもやします・・ 信頼、が全てつながっています。 映画、まだみたことないのでみたいなと思いました。

    1
    投稿日: 2024.06.02
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    非常に読みやすかったです。 最後まで生きる事を諦めなかった主人公。 家族への郵便物、グッときた。 お互いにしか分からない合図や言葉がこの作品ではそれぞれの希望になってましたね。

    2
    投稿日: 2024.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間の最大の武器は『習慣と信頼』 幾度と出てくるこのフレーズ。物語のキーもここにあったと思う。 濡れ衣を晴らすべく奔走する青柳。 警察なのか秘密結社なのか?陰謀と戦う青柳を救った信頼に、心が温かくなった。 家族、旧友、元同僚、行く先々で出会う不思議な人たち、みんなが青柳の仲間となってくれた。きっと青柳の愚直さが周りを動かしたんだろうなあ。 ラストの花火、郵便、花丸スタンプ、圧巻だった。 700ページ近い大作だが、青柳と仲間の共闘にハラハラし、あっという間に読み終えてしまった。 読了後に喪失感すらあるほど充実していた一冊。 顔まで変わってしまった青柳が平穏に生きていけますように。

    2
    投稿日: 2024.05.25
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    少年誌ジャンプのような熱さを感じた、と表現するのは陳腐だろうか。 しかし僕にとってはそれが事実であり読み終わった時に最初に思った印象だった。

    2
    投稿日: 2024.05.22
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    伊坂さんの作品は好きです。 勝手に犯人にされて逃亡するハラハラ・ドキドキの中に、登場人物達のユーモアにクスッとさせられました。 結局巨大な力には勝てないけど、逃げ切ったことである意味勝ちなのかな?

    2
    投稿日: 2024.05.19
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    うまい。おもしろい。 とは思うものの、読み手になにか残るもの、訴えかけるものが、ない。 読後感までもが爽やか。 わかっているはずだが、チョイスする、そんな作家さん。

    1
    投稿日: 2024.05.14
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    森田森吾が良い人。主人公を逃したくらいでは危険な目に遭わされないと言って、似げるように促すが、本当は自分がどうなるか分かっていたんじゃないだろうか。 元カノの娘は子供ながらに驚くほど事態をよく見て、切なくなるシーンもあり。 後輩の「青柳先輩」と葛藤がリアル。 森田森吾の言葉が力を与え続け、主人公も意外と根性を見せて諦めずに逃げ続ける。後輩の車やお手紙、ロックな先輩の計らい、色んな人の手助けがあって主人公は逃げ続ける。 「びっくりした?」の通り魔も蛇足にならず面白みを加えてくれた要素。 最後はハッピーエンドではないけれど、エスカレーターのボタン、はなまるスタンプに浮気の暴露と伊坂幸太郎らしい伏線回収。 買うほどではないが、かなり面白かった。

    6
    投稿日: 2024.05.12
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    人間にとって最大の武器は、習慣と信頼、思い切り。 今はもうあの頃には戻れないし。昔は、帰る道があったのに。いつの間にかみんな、年取って」 その通りだなあ、と樋口晴子は思った。学生時代ののんびりとした、無為で無益な生活からあっという間に社会人となり、背広を着たり、制服を着たりし、お互いに連絡も取らなくなったが、それでもそれぞれが自分の生活をし、生きている。成長したわけでもないが、少しずつ何かが変化している。 p565 乱暴に裏口から連れ出そうとしたものだから出口の壁に飾ってあった、日本画の額に傷もつけたようなんですね。それなのに、詫びの一つもない」「日本画の恨みは大きいということ?」 「とにかく、腹が立ったその医師は、わたしに情報を流したんです。わたしが、あなたの為者を探していることを知っていたようです。狭い業界です。とにかく、あてつけに情報をくれたんです」 「あてつけで?そんな重要なことを?」 「キューバ危機を起こしたカストロにしても、ソ連と組んだのは、訪米した時の、相手の対応が悪かったからですよ。アメリカに行く前には、カストロもそれほど、アメリカが嫌いじゃなかった、そう言ってるんです。それなのに、帰ってきた時には、ソ連と組んでもいい気持ちになっていた。人の気持ちなんてそういうものです。相手の態度が悪ければ、意地悪したくなるんですよ」 p576

    0
    投稿日: 2024.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画化もされた名作。仙台で行われた首相パレードで首相が暗殺され、主人公青柳雅春は全く身に覚えのないのにもかかわらず犯人とされて警察から追われることになる。その逃走劇が描かれる。途中で学生時代のサークルを中心とした思い出が交差し、その友人との関係で出てくるのがビートルズのゴールデンスランバーという曲で、これが題名になっている。 舞台は日本だが、首相公選制になっているし仙台には「セキュリティポッド」と呼ばれる監視システムが置かれるなど物騒な世界である。 とにかく登場人物が多く、描き方も時系列ではなく行ったり来たりなので読みにくくはあるが、緊迫感のある逃走劇と青春の思い出が交錯して何とも言えない気持ちになる。 ただ、結局犯人が誰だったかということが描かれず解決されないためモヤモヤが残る。

    1
    投稿日: 2024.05.07
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    「おまえ、オズワルドにされるぞ」 首相を爆殺した殺人犯に仕立て上げられた青柳が、 人間にとって最大の武器、「習慣と信頼」をたよりに 600ページ以上に渡ってひたすら逃げまくる。 第5回(2008年)本屋大賞受賞作品。 森の声が聞こえる森田森吾をはじめ、非常に魅力的な登場人物が多く、その言動は今まで読んだ伊坂幸太郎作品と比較しても心に残るものが多い印象。 学生時代の友、ほんと偉大。 首相が殺されるというのがフィクションで無くなってしまった今日だからこそ、心に留めておきたい、そんな作品。 堺雅人主演の映画は、過去に何回も観たぐらい、 お気に入りの作品でしたが、原作未読だったため、 今回、GWの連休に合わせて読めました。 (物語の時期は11月頃と、GWとは全く別ですが)

    18
    投稿日: 2024.05.06
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    巨大権力が立ちふさがり単独でもがき、幾度と絶望する姿がなんとも応援したくなる 首相殺害と近年日本ではタブーな題材だが、 伝えたいことはそこではない 主人公を陰ながら護る、魅力的な登場人物達 どれも憎めず 作者の凄さかなと ワンフレーズでサブイボが出る感想 ミステリーのどんでん返しと同じ快感 花丸です

    72
    投稿日: 2024.05.05
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    再読。犯人にされた青柳の逃走劇。久しぶりに読みました。これは、映画を先に見てるのでそっちの印象が強い。結末を知っていてもドキドキ、ハラハラの展開は面白い。最後もとてもいい。

    9
    投稿日: 2024.04.30
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    初めての伊坂幸太郎!シンプルに面白かったけど最後は少し切なかった。ここまできたんだから救われて欲しかったけど、そうするとご都合展開になっちゃうかな。要所要所に出てくる逃亡中の主人公に手を貸す人たちがみんななんだかキャラが濃くて、このどう考えてもおかしな陰謀めいた世界観に少し笑いを含ませてくれて良かった。先が気になるドキドキ感と、もう戻れないノスタルジーの切なさで途中胸がぎゅっとなってしまった。最後、自分を信じてくれた人たちに会いに行くのは少しじんわりしてしまった。曲とビートルズを知っていたらもっと楽しめたかも。 話の構成も先に結末があって、顛末が書かれる構成で、初心者だから何度か読み返したりした。内容も、絶妙に信じてしまいそなリアルさもあって、日常の中でちょっと過ぎっちゃうかもなあ。

    2
    投稿日: 2024.04.27
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    20240418 読み始めた。時間が交差する目次を見ただけでも面白そう。 20240420 読了。面白かったー! 結末があれなので星-1で。

    1
    投稿日: 2024.04.20
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    ちょっと長すぎたし、最後まで読んでも「えーっ・・・」って感じでモヤモヤが残る。スカッとはしないかなー。

    3
    投稿日: 2024.04.20
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    さいっこうに面白かった。 面白すぎる設定に魅力的な人々。引き込まれないわけがない。臨場感あふれていた。 可能であれば、首相の人生も知りたかった。 伊坂幸太郎、最高だ。

    2
    投稿日: 2024.04.19
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    ハラハラしながら読み進めました! 伏線が回収されていくところは良かったです。 巨大な陰謀は一体何だったのか…? なんで青柳だったのか 最後はやるせない気持ちで終わりました。

    17
    投稿日: 2024.04.17
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    大きな陰謀に巻き込まれた小さな主人公の逃亡劇。散りばめられた伏線が後半になるにつれて回収されていく有り様は見事の一言。そしてなにより、終わり方が印象的でした。この終わりだからこそ、この作品をドラマ化し過ぎず、より深みのあるものにしていると思います。

    3
    投稿日: 2024.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと前に映画を見た記憶だけが残っていて、久しぶりにどんな話だったかなぁと読みました 文庫としては長めかもしれませんが、シリーズ物でもなく、読みすすめやすいのでふとした時に読み返したくなる1冊なのかなと思います 大学時代の仲良し4人組がメインの登場人物ですが、過去にどれだけ仲良くても現在の時間軸では殆どすれ違わないのが秀逸だなぁと思いました 1人は序盤に亡くなり、ヒロインは出番こそ多いものの主人公との接触はなし 「恋人と友だちの違いは〜〜」なんて話が作中に出てきてたような気がしますが、大人になるにつれて遠くなるあの頃がリアルだなと思いました なかなか現実味はない話だし、 結局なんで青柳?黒幕は?とか 病院の中学生とか片足骨折の人とか必要だったか?とか 全てがすっきりするタイプの話ではないですが、 「痴漢は死ね」とか「たいへんよくできました」とか「赤いオープンカー」とか 伏線回収は気持ちよく行われていて面白いです また忘れた頃に読み返したくなる本かなと思います

    5
    投稿日: 2024.04.04
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    ページをめくる手が止められなかった。ないけどありそうなスリリングな展開、ハッピーとは言い切れないけど清々しいラスト。 勝手に映像化したら誰をキャスティングするか考えて読み進めてたけど、実際のキャストとまるで違っていて、しかも全員ハマり役だった。

    3
    投稿日: 2024.04.02
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    会社先輩のオススメで読了。事件がクライマックスに近づいていく過程で本を置く事ができなくなった。 場面の転換とストーリーの組み立てが素晴らしくまた臨場感のある描写が妄想力を後押ししてくれた。

    5
    投稿日: 2024.03.31
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    首相爆破殺人事件の被疑者にされてしまった男の逃走劇。 登場人物みんなのキャラや雰囲気が好きで伏線回収もしっかりある。 事件の肝心な部分は明かされないけど、そんなこと気にならないぐらい面白いしまとまってる。エピローグまで素敵。映画もまた見たくなった。

    2
    投稿日: 2024.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昔の仲間たちがなんとかして手助けをしてくれようとするのがアツかった ラストシーンの、検閲が入る両親の元に届いた便りや主人公に押されたスタンプに泣いてしまった

    5
    投稿日: 2024.03.27
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    本当に興味のあることはくだらないことばかりなんだろうと思った。自分の目で見て確かめたことが本当のこと。最後の青柳が粋で良かった。でもなんで青柳が狙われて、あの人たちは誰だったんだろう。明かされなかったことに何か意味があるのかな。

    3
    投稿日: 2024.03.21
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    首相暗殺の犯人にされてしまった男の逃亡劇 以下、公式のあらすじ ------------------------- 俺は犯人じゃない! 巨大な陰謀に追い詰められた男。スリル炸裂超弩級エンタテインメント。山本周五郎賞、本屋大賞ダブル受賞。 衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない──。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。 ------------------------- 映画を視聴済みなので、青柳は堺雅人、晴子は竹内結子、三浦は濱田岳をイメージしながら読んでしまった 他のキャストはあまり覚えてないなぁ あと、滝藤賢一も出てたな 映画だと、キルオの存在が何とも唐突で何故味方をしてくれるのかよくわからないまま終わってしまった印象だけど 本編の方でも明確に来歴などは語られてなかったのね でもまぁ三浦の背景がなんとなくわかった あと、青柳がスケープゴートにされた理由も、好印象の人物の反転を狙ったものだったり 一番の候補でなかった可能性など、映画では疑問として残ったところが、もう少し奥まで事情が察せられる まぁ、小説を読んでもすべてが明らかになっているわけではないのだけれどもね この辺のすべてが明らかになっていないという事情があとがきで語られている 物語の風呂敷をたたむ過程が一番つまらない、畳まなさ具合に味があるとの事 確かに、綺麗に風呂敷を畳む作家さんは多いけど、風呂敷を畳んでいないのに終わり方に読者が満足する作品というのも余計にハードルが高くないだろうか? 今作は序盤から色々と伏線があり、それは事件の解決のためのものではなく、逃亡が成功した後に向けてのもの 「よくできました」止まりではなく、「たいへんよくできました」のやりとりとか 「痴漢は死ね」というメッセージとか キャバクラの事の暴露とかね 元ネタになっているケネディ大統領暗殺事件にしても、事件当初犯人と考えられた人物は結果的に亡くなっていて、真犯人がいるのかどうかも含めて不明という状況なわけで それを元にしているのであれば、真相がわからずじまいな物語というのもまぁそれはそれでありなのでしょうねぇ スタイリッシュな社会風刺や政治風刺は伊坂さんらしいと思ってしまう セキュリティポッド導入の背景、その他にも権力者の思うような社会の実現のために情報をコントロールされている描写など そして、伊坂さんといえば、作品間のクロスオーバーだけど 他作品にも登場してる人はいるのかな? 保土ケ谷は地名なので、死神の可能性はないか? とも思ったけど、死神にしては感情豊かだし ミュージック好きな描写はないし 素手で人に触ってるので違うかな もしくは裏稼業っぽい事を言っているので、保土ケ谷や三浦は他のシリーズ、特に殺し屋関係に出てるのかな? うーん、伊坂作品はそんなに読んでないのでわからぬ

    5
    投稿日: 2024.03.12
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    最後の付箋回収は良かったのだが、なぜそもそも主人公である青柳が犯人に仕立てられたのか。犯人たちの狙いは何なのか。そして犯人の正体は?という根本的なところが最後まで分からずモヤモヤしたが、独特な世界観は楽しめた。 登場人物たちの会話のリズムも独特で良い。

    3
    投稿日: 2024.03.12
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    全然世界観に入り込めず、、なぜだ、、 面白いって言ってる方々の気持ちを理解したい、悔しい、もう一回読んでみようかな、、( ; ; )

    5
    投稿日: 2024.03.09
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    娘が友達に勧められて読み始めて面白いと言うため読んだ。めちゃめちゃ面白かった。 久しぶりに先が気になってどんどん読んでしまう小説に出会えた。 衝撃のラスト。 主人公(青柳雅春)の性格の良さが滲み出ていて好感が持てるけど、大きな悪に個人が立ち向かうのはやっぱり難しいよな……と思ったりもした。 登場人物が皆人間らしくてとても良い。 他の本も読んでみたいと思いました。

    8
    投稿日: 2024.03.08
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    4.7 主人公の根気と運の良さにあっぱれ! 視点が短いスパンで切り替わるのでテンポよく読めた。 ラストシーンの描写がすごくお洒落で、読後感も最高だった。

    5
    投稿日: 2024.03.07
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    いや〜最高〜!伊坂さん最高〜! ハラハラストーリーは苦手な私は読み進めるとハラハラしっぱなしで、むむむむと思いつつも読む手は止まらず。 青柳くん!よく頑張った! その周りの応援者たちよ!グッジョブd( ̄  ̄) お父さんも良き。七美ちゃん良き。岩崎さんもロックだぜ。 満足感半端ない。 伊坂さんのは死神シリーズしか読んでなくて、これ読んで決定打だなと。ファンです宣言。   次何読もかな〜とウキウキさせられています。 2024.3.29追記。 映画レンタルして観た! 仕方ない事やけど端折りすぎやん!大丈夫!?と冒頭から不安になりつつ観てました。 これ本読んで無かったらわかる!?わかる!?などと集中力の無い私。 でも観て行くうちに、ストーリー丸わかりでもそうじゃ無くても楽しめるなコレ!てなった。 と言うか、こんだけ端折ってあるのにストーリー完成してるのやっぱ映画作る人ってすごいな〜なんてそこに感嘆する私。 きっと、私、本読まずに映画観てしまってたら、なんでなんで!?あの人は誰やった!?どゆことー!?と右往左往したに違いない。(まあ、どの映画観ててもそうなる私やけど) そして、右往左往しながらも自分ながらの気付きや伏線回収の心地良さに悶絶したに違いない笑

    19
    投稿日: 2024.03.06
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    忘れていたが、前にも読んだことがあったと思う。結末がやるせないがリアル。この本を読んだあと、シンドラーのリストを観た。

    2
    投稿日: 2024.03.06
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    1番好きな作品。 中学生くらいの時に読んで2回見返している。 ずっとワクワクが止まらないが、なんといっても好きなのは最後の手紙とスタンプのシーン。また読みたい。

    19
    投稿日: 2024.03.05
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    2024.3.2 全体4章のうち、最初はそこまで面白みを感じず読んでいたが、3章から手に汗にぎる怒涛の展開で一気に引き込まれた。 終盤になっても真犯人が見つかる目処が全く立ってないのでどうやって話をまとめるのかと思っていたが、結局真犯人や事件の真相については触れないで終わったのが新鮮だった。 解説によると作者は全てを明らかにスタイルはあまり好まず、この”全ては畳まないストーリー”は狙っていたようだ。

    4
    投稿日: 2024.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    様々な伏線が回収されていく様が面白かった!ハッピーエンドとはいえない絶妙な終わり方も世の理不尽さを貫いていて良かった!

    3
    投稿日: 2024.03.02
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    めっちゃ面白かった。 こんな理不尽なことが起きてもいいのかと物語にのめりこんでいた。 ちょっした癖や行動で青柳はこんな事しないとかつての仲間たちが思い、手助けする描写がすごくよかった。

    3
    投稿日: 2024.03.02
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    首相殺しの濡れ衣を着せられた青柳雅春の逃亡物語! 以前この小説を読んだ時は「これは最高傑作だ!」と思ったのだけれど、初期の伊坂作品を読んでから読むとなにやらモヤモヤした終わり方だなぁと感じた。 本人もこの小説は物語の風呂敷は広げるのだけれど、いかに畳まないまま楽しんでもらえるのかに初めて挑戦した小説と言っているくらい。 とにかく主人公が可哀想だし、何も解決しないで終わる。 ただそこまでの道のりでは、過去と現在を行き来し伏線回収を織りなす伊坂ワールドが健在。 第二部と第三部でほぼネタバレしているような書き方をしているのに、第四部の「事件」では、同じ事件が全く異なる物語のように語られて、その構成の面白さも秀逸。 特に私が好きなのは車での逃走劇。 微妙に時系列がずれていて、がっかりさせられたかと思いきや、また盛り上がらせてくれて、好きなシーン。 登場人物もみんな個性的で魅力的。 ただ途中で登場する三浦が急にファンタジックなキャラで、驚いた。 どう考えても絶望的な状況を打開するためにはある程度無茶は必要だし、三浦がいなければ物語は進まないんだけれど、彼は「グラスホッパー」の蝉のような「無敵」感のある人物なので、小説の中でも浮いた存在になっているように感じた。 めちゃくちゃ面白いんだけれど、やっぱり風呂敷は綺麗に畳んで欲しかったなぁ。

    3
    投稿日: 2024.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エレベーターのボタンを押すある癖や、主人公の父親のある教えや、森の声、他にも書ききれないほど毎回の如くこんなことが伏線になっているとは!と感心させられてしまいます。 青柳がこの後世に及んでまだ森田の声を求める様子が逃走の焦燥感や悲壮感を一層強めていました。

    5
    投稿日: 2024.02.28
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    本作のレビューを拝見し、本を読んでいてハラハラやドキドキするなんて、よくある謳い文句に過ぎないと高を括っていたが、的確な表現そのものでした。 感無量の極み。

    5
    投稿日: 2024.02.20
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    最後の後書きになんとなく,そうだよな〜!と感じた。 伏線回収の完全回収が美しい本もあるが、余白が残る本も余韻を楽しめるから好き。作者は,その余韻や余白に、見えない何かを意識しながら書く作業はすごい根気がいるのではないかと感じた。 映画も見たいんだけど、サブスク系で見れないのが残念〜。。

    3
    投稿日: 2024.02.20
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    今まで読書の魅力に惹かれ評価を甘くしていたので、今作から評価を厳しくつけようと思う。 評価は星5つ。面白かったわー。テーマへの結論やメッセージ性は無いが、ストーリーがとにかく面白かった。伏線も綺麗に回収されていた。 先が見えないストーリーが面白い。よくある陰謀論を犯人の目線でみれる。メディアで自分の顔が容疑者として晒されていたり、警察官は発砲してくるし、何年も懸けて証拠をでっち上げたりしている。相手は何者か分からないがとてつも無く大きい組織。「主人公はどうすんねん。」という視点で読めて面白かった。 もやもやする事もあった。あらすじに運命の鍵を握るのは「古い記憶の断片」と「ビートルズのメロディー」と書いてあった。またタイトルである「ゴールデンスランバー」は、ビートルズの曲である。ビートルズのメロディーがどう鍵だったか分からなかった。

    14
    投稿日: 2024.02.19
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    殺人犯として逃げるスリルもありながら、友情、親子愛、恋人愛も詰まった作品でした。本当に最後の、以心伝心には涙が止まりませんでした。 また読みたい作品です。

    2
    投稿日: 2024.02.16
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    100ページほどの前置きでテンション下がったが、その後の展開に目が離せなかった。ラストは少し物足りなさあった。

    4
    投稿日: 2024.02.08
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    樋口の「知ってるって」がすごく良かった。たとえ別れて何もかもなくなったように思えても信頼は残ってくれてるのかな。現実味の薄い話ではあった。大きな事件や事故が起きていたとしても、自分は結局、赤の他人でいつもと変わらない人生を生きることに違和感を持った。この当たり前なことを認識できる作品でした。

    6
    投稿日: 2024.01.29
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    ・自分がやっていない証明って難しいということを教えられる。そういう世界も現実的にはありそうで恐ろしくも感じる。それぞれの登場人物がうまく関わりおもしろく読めた。最後の終わり方もジーンと心に響くところがあった。

    3
    投稿日: 2024.01.28
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    漠然と正解だと思っていることもたまにはよく考えて間違ってるかもしれないって思わないとねー お父さんが取材受けてるところ感動した

    3
    投稿日: 2024.01.27
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    「痴漢は死ね」が送られてきた両親の気持ちを考えるとグッとくるものがある。散りばめられた伏線を回収して最後の最後に元カノからの盛大な伏線回収。ハッピーエンドではなかったけれどそれもまた一つの良作の締めだった。

    3
    投稿日: 2024.01.24
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    首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公。追ってから逃げる緊張する場面と大学時代の平凡で何気ない日々との対比が、恐ろしさを増幅。最後に過去に関わった人たちとの見事な伏線回収。 伊坂幸太郎さんの作品、やっぱり好きです。

    4
    投稿日: 2024.01.24
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    最後までハラハラが止まらず、後半は一気に読み終えてしまった。 架空の物語ではあるけれども、なんとなくリアリティがあって、もしかすると世界中のどこかでこんなことが起こってるのかなとか想像すると、とんでもなく怖くなった…。 この真相編みたいなのも読んでみたい…!

    5
    投稿日: 2024.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎氏の作品のテーマに多い”どうしようもできないものに対してどう向き合うか”が記された本作。ご都合主義な部分やはっきりとは示されない事件の真相にモヤッとする方もいるかもしれませんが、読み進むにつれて点と点が繋がるような展開が自分は好きでした。 本作の展開同様、疾走感を持って読むことをオススメします。

    3
    投稿日: 2024.01.16
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    再読。やっぱり最高。 ここまで心を震わせてくれる本は中々ない思う。 ミステリーのトリックが明かされないまま、モヤモヤが残ったまま、風呂敷を畳み切らずに終わるような本作には魅了された。

    5
    投稿日: 2024.01.09
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    最後の最後のやってやった感が爽快な作品。 濡れ衣を着させられた主人公が逃げ惑うのがドキドキする。誰が、何のために、大事な理由が抜け落ちたまま逃げるせいで緊迫感がしっかりあって面白かった。 刻一刻と状況がどんどんと変わる中で逃げ続ける中でもこれまで出会った人たちが主人公を信じているのが良かった。もし自分が同じ状況ならこれほど嬉しい事はない、ってことがいろんなところにあった。

    4
    投稿日: 2024.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    積読だったこちらをようやく読了!面白かった! 1〜3部で何回か止まってたんだけど、4部に入ったら展開が早く、続きが気になってどんどん読み進められました。 展開が読めない箇所とか、え、ここでこの人が!?みたいな箇所がたくさんあったし、作中の伏線をうまく回収していく感じが見事。 巨大な何かに巻き込まれて、突然自分が日本中のお尋ね者になる、怖すぎるけど実際マスコミがあんな風に報道したら自分も信じてしまうのだろうなと思いました。 青柳は不運が重なりながらも、やってないと信じてくれる人、助けてくれる人に恵まれて、最終的には逃げ切れてよかった。5部で展開される、逃げ切れた青柳と周りの人の絡みがすごく好きでした。 結局事件の真相はわからないままだけど、それがまたこの事件のバックにある巨大な何かを暗示していて怖い。 自分がもし青柳の立場だったら絶対逃げ切れないだろうなとも思いました。笑

    3
    投稿日: 2024.01.08
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    ある日突然、首相を殺した犯人に仕立てあげられた主人公の逃亡劇。 主人公目線で見れば孤独な逃亡だが、裏ではたくさんの人が主人公を応援し、手助けをし、終盤はハラハラしながらも涙ぐむ場面もありました。 大事件の犯人とされながらも、彼を信じ手助けしてくれた人達がいたのは事件以前の彼の人柄や行いあってのものだろうなぁとしみじみ。 気付けば読者である私も思わず熱くなって主人公を応援していました。

    3
    投稿日: 2024.01.02
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    【2024年1冊目】 突如身に覚えのない首相殺しの犯人にされ、逃避行をするはめになった青柳。これまで彼に関わった人たちが、偶発的に手を差し伸べていくのがとても良かった。彼のご両親と、三浦が好きでした。自分を持っている人は強い。そういう意味では主人公の青柳も強い人だったなと。いろいろな人が手を差し伸べてくれる人徳とか、積み重ねの信頼とか。物凄く不運な人なのに、誰よりも強かったなぁ。

    3
    投稿日: 2024.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読む前は本の分厚さに若干ビビりましたが、読んでいるとそれほど気になりませんでした。 森田さんには少し悪いですが、青柳さんの身の回りの人がそれほど消されていなかったと知って少し安心しました。

    4
    投稿日: 2023.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とっても良かった! 序盤で青柳が亡くなった事実を知ってたから逃亡劇を見ててもどうせ死ぬのか…と悲しい気持ちになってたけど、逃げ延びてて良かった! 所々に伏線散りばめてるのは流石の伊坂幸太郎! 「痴漢は死ね」の手紙、「たいへんよくできました」のスタンプはじーんと来た。 青柳としての家族や旧友にもいつか会える日が来るといいなあ。

    3
    投稿日: 2023.12.23
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    全て回収されないその隙間に味がある まさにおっしゃる通り、ほんとにそう 最強権力vs一般市民 これにて完(?) モダンタイムスは突っ込みまくって、ゴールデンスランバーは逃げまくる 一見真逆だけど、通底するものは同じ 生きていれば終わらないし負けたことにならない 勝たなくていいけど絶対負けない こういう考え方は素敵だなと思った

    8
    投稿日: 2023.12.23
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    「さすが井坂さん、さすが受賞作品」と思わず言ってしまうほどの読了感…読み終わったあと、しばらく余韻に浸ってしまいました。 毎回井坂さんの本を読んでいて思いますが、本作もまるで映画を観ているような感覚!“読んでいる”はずなのに、登場人物の息遣い、表情、動作、全て映画で観ているような錯覚を起こすほど、物語に引き込まれます。 また、井坂さん作品は、毎回「これが伏線かな?こういう展開になるのかな?」と予想しながら読んでますが、今回も「そうきたか~~~!」と予想を裏切る(いい意味で!)作品でした。 毎回意表を付いてくるので本当に面白い!時間を置いて、また読み返したい本の1つになりました!

    13
    投稿日: 2023.12.16
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    おもしろいおもしろい。 正直最初の省は退屈だったが、その後から展開される事件の模様と、予想をよい意味で裏切ってくる展開、現実的な面から、ユーモアまで、終幕も個人的にはとても気に入った。また読みたい作品。 個人的に伊坂作品ではtop3には入る。

    3
    投稿日: 2023.12.11
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    首相が衆人監視の中爆殺された。そして犯人として疑われたのはなぜか俺!?目的は?なぜ俺なのか?巨大な陰謀に追われる男のノンストップ逃亡ミステリー。

    4
    投稿日: 2023.12.10
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    2008年本屋大賞、山本周五郎賞受賞作品。約15年前の作品。 680ページの超大作、物語はケネディ暗殺事件をなぞらえながら、主人公青柳がオズワルドとして犯人に仕立て上げられ、その闇が闇すぎてそれでも無実だからこそ逃走するストーリー。 この作品の中には色んな物が含まれており、途轍もなく奥深い作品だった。 「1984」ビッグブラザー然り、ケネディ暗殺事件のオズワルド然り、ビートルズ末期のポールマッカートニー然り。 そして主軸は逃走と共に関わってくる人々と想起追想してくる青春時代の遠い記憶が織り交ざる所。 森田、樋口、カズ、轟、岩崎、そして両親。青柳本人を知る人々が今現在の彼が当時と変わらない本質の彼であるとして見ている目が全くぶれない。それは青柳本人の目も同様にぶれておらずお互いにぶれてない。彼らが今までの人生で普遍的に積んできた徳というか人間力がそうさせている。そしてそれが「習慣と信頼」という言葉に集約されている、素晴らしい。 最後の親に宛てた「痴漢は死ね」 晴子の娘がくれたスタンプ「たいへんよくできました」 秀逸すぎる。 読後、再び第三部「事件から20年後」を読んでみたが色んな真相が明らかになっておりトリックの種明かしのように感じる。読んでいる最中はあまり気付かなかったが、改めて振り返って省察すると作品の構成力が半端ない。 そして新潟の森田の墓の描写等から、この第三部は青柳本人が書いているのでは?と推測、希求してしまう。 ジャーナリストとして20年後もこの事件を追っているのだと。事件当初から思っていた青空が場所も時間も超えて繋がっているのだと。 そうであってほしいし、自分はそうと読み取りたい。 伊坂さんらしく突飛な物語、独特のユーモア満載のテンポの良さ。そして「重いのに軽い」、「軽いのに重い」の不思議な絶妙なバランス感。 最高の作品、さすがは受賞作品。

    135
    投稿日: 2023.12.09
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    「アヒルと鴨のコインロッカー」以来、久しぶりの伊坂幸太郎作品。この作品も大変楽しめました。読んでいると、つい第3章をもう一度読みたくなってしまって読み終わるのが遅くなってしまいました。「アヒルと鴨のコインロッカー」よりスケールの大きな話でした。良かったです。

    4
    投稿日: 2023.12.06
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    序盤は唐突にフルネームの登場人物がポンポンでてきて読みにくい。他の方のレビューで、途中から面白くなると多くあったので読み進めた。 その後、事件が展開されていくんですけど、ツッコミどころが多すぎるというか、実際だったらそんなことありえないでしょう、そんなふうに行動しないでしょう、と思うことの連続で、やや呆れながら最後まで頑張って読んだ、というのが正直なところです。 ミステリーはほとんど読まないのですが、こんな感じなんですかね、エンターテイメントと割り切ればいいのかもしれませんが、自分はちょっと苦手でした。

    11
    投稿日: 2023.12.03
  • 幕切れが素晴らしい

    前半の展開がゴトゴトとテンポが悪く時系列も飛び飛びでかなり読みづらかった。これはどうしたもんだか と訝っていたが、中盤400ページあたりからいきなり走り始めた。以下最後まで一気読み。途中数々の名セリフがあるが、何と言っても最後の「たいへんよくできました」が非常に印象的である。作者があとがきでやや言い訳がましく書いているが、数々の伏線を一部しか回収していない、そこがいいのだ、と。確かに最大の謎である国家的陰謀の、背景は黒幕は?という点はその片鱗さえも窺えない。 この本が世に出た2007年当時と現在の大きな違いは生成AIである。マスコミの報道における犯人の動画や画像もまず画像生成AIが活用されたろうな。

    0
    投稿日: 2023.11.28
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    お話自体はハッピーエンドじゃないのに、とっても楽しくて爽やかで嬉しくなる。 誰かから見たらどうでもいい小さなことが、特定の誰かから見たらすごく特別なことだったり、それを読む人に期待させて予想以上のワクワクで応えてくれて、なんてすごい描き方だろうと思う。

    5
    投稿日: 2023.11.25
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    伏線回収が気持ち良い。その分前半の展開がつまらなく感じてしまったけど、我慢して読む価値は十分にあった作品だった。

    8
    投稿日: 2023.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやあ、いいです。ホントいい。 今年は伊坂氏の作品を集中的に読み、ここまで本作含め16作(!)読んできました。出来るだけ年代順に読んできたつもりですが、その中では本作が一番ぐっときました。いやあ実に面白かった。 洒脱な表現と情景描写はもとより、テーマ、ストーリ展開、キャラ設定、全てが好みかも。 ・・・ まず、個人的に、この陰謀論的ディストピア的な展開が好み。 当然のことながら本作はフィクションですが、国家が個人を本気でハめようとすることって、きっとあるのだろうなあと思うんです。作中でも取り上げられていたとおり、有名なケネディ大統領暗殺の犯人オズワルドとか(さらにはオズワルド殺しも)。 個人情報(いわゆる個人情報のみならず、ネットへの投稿、通信状況、ケータイの位置情報など)が容易に権力者によって収集・管理・アクセスされ、さらには捏造されることもが可能な社会。マスコミやネットを通じて醸成される根拠なき確信と熱狂。名もなき群衆の無責任な盛り上がりが濁流のごとき暴力となり個人への打撃を与える。 もう、ひりつきながら読んでいました。 度々あとがきで、フィクションですと断りながらも、ありそうな具合が絶妙で怖い。例えば、自衛隊や警察は、当然の事ながら上官の指揮命令系統には絶対だと思います。むしろその命令に疑問を持つようだと、組織として機能しないでしょう(まあ会社も一緒ですが)。このような場合、主人公青柳のごとく冤罪者に対して、コミュニケーションを持とうとしないわけです。無関心。聞く耳を持たない。国家で唯一暴力が保証される団体がコニュニケーションを拒否して飛びかかってくるのですから、これは怖いことですよ。主人公青柳みたいに逃げるしかないですよね。 なお、このようなディストピア的な作品というと、伊坂作品では「魔王」とそれに続く「モダンタイムス」がありますが、本作はまた少し毛色が異なる作品ですが面白いのでこちらも是非。本作のほうがやや明るめなテイスト。 ・・・ また、節の区切りの前後で同じセリフを使いつつ、全く異なる時間軸へ移行するというのも、伊坂氏らしい小憎らしいトランジションでした。 「ここは本当に俺の知っている仙台なのかな?」と青柳逃走中のタクシーで運転手に語らせて節が終わり、次節は再び「ここは本当に俺の知っている仙台なんすかね?」と、ほぼ同一の表現で開始し、10数年前の学生時代の後輩カズに語らせる。同じ表現をつかい、緊迫感も状況も全く異なる場面に展開する。このような連関が作中に幾つかありました。 それと、エンディングについて。主人公青柳がその後どうなったのかは、書き尽くさずに余白・余韻を醸して終わっていたところも良かったですね。「ロック」岩崎さんがキャバ嬢との浮気がばれたシーンと、青柳父が事件後に「痴漢は死ね」の送信元不明の手紙をもらったシーンですね。晴子娘が親指でエレベータの開閉ボタンを押す男に気づくシーンとかもそれですね。 あと、構成というと、一度読み終わってから再度初めのあたりの第三章「20年後」を再読することをお勧めします。改めてディストピア感を味わえます。 ・・・ そして、やはり人物設定が私好み。 どこぞの伊坂作品の解説にあったのですが、作品のキャラにはどこかまっとうな倫理観が通底しています。世の中が殺しにかかってきているのに、倫理観を失わない。 首相殺しの冤罪をかぶせられた青柳は、巻き込んでしまった道行く人には実に済まなそうです。 青柳を取り巻く登場人物も同様。 疑問であることにはきちんと声を上げる。皆が簡単にやばい・怖いと軽々しく発言するのに対し、意見する。なかなかできないことです。 例えばそれは、結婚して子供までいるのに、危険を冒して、微妙に青柳を助ける元カノの樋口晴子。どう見ても青柳とは犯人とは思えず、樋口とともに青柳を信じる後輩カズとその彼女。テレビ取材に立ち入られ、「とっとと逃げろ」と息子宛てにカメラに語る青柳の父。 このほか、友達の助けの電話に、電話口で「課長、これから有給いいですかぁー」とさっぱり言ってしまう平野昌や、常にロックかロックじゃないかの判断しかしない宅配ドライバーの岩崎など、愛すべきキャラが多かったと思います。 ・・・ ということで、今のところ、私の中でナンバーワン伊坂作品となりました。 伊坂作品が好きな方はもとより、SFやディストピア設定が好きな方、仙台が好きな方(相変わらず仙台が舞台)は楽しめると思います。

    2
    投稿日: 2023.11.24
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    何かしら大きな存在に翻弄される 男の物語。 しかしラストまで何なのか存在が わからない。 不条理極まりない物語にも 周りの人たちの救いがあって、 ほっとさせられる。

    5
    投稿日: 2023.11.23
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    学生時代の描写がどれも素敵で、個人的には逃走劇以上に心を掴まれてしまった。 なんで名前の表記がカズ以外全員フルネームだったんだろう?カズも途中でフルネーム出たけど。なにか意味があったのかな?読み込めてなかったかも?最後まで分からなかった。うーん。 こういう事件の裏側で実は全然違うことが起こっていたっていう話を読むと、普段のニュースもほんとはそうじゃないんじゃないかって思えてくるし、反射的に全部信じるよりそっちのほうがいいんじゃないかと思う。これはニュースだけじゃなくSNSで悪者とされている人とかも実のところは当事者以外は分からないよね。

    12
    投稿日: 2023.11.19
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    前半は少しダラダラと感じるが後半は一気読み! そして前半をまた読みたくなり再読していると、前半の面白さを理解できる。

    4
    投稿日: 2023.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    十年ほど前に読んだものを再読。 めちゃくちゃ良かった、 ハラハラした、という感想しか覚えておらず、 どんな内容かすっかり忘れちゃっていた。 「ちいさくまとまるなよ」 が読みながら思い出したくらいで。 やっぱり、めちゃくちゃ良かった。 理不尽なものに巻き込まれて、 でもなんとか逃げ切る、 抵抗する、 必死に自分が正しいことをやっていれば、 味方してくれる人がいる、 それらのおかげで生き抜いていくことができる。 伏線回収が巧妙で、 あの仕草あの場面が ここにこう繋がってくるなんて! と、めちゃくちゃ感動。 「痴漢は死ね」の毛筆で感動の大泣きできるなんて、 どこ探してもこの小説だけでしょう。 泣きながら笑えちゃうし。 ラストシーンの 「たいへんよくできました」も大泣き。 ロックだよ。 「俺の荷物、潰されたんだ。」も読み返したら意味が分かった。 保土ヶ谷さんもなー、まさかあの電話とかがこれかっていうね。 ほんとに、よかった。 名言もたくさんあった。 「人間の最大の武器は、習慣と信頼だ」 「おい森田、むしろ、人間の最大の武器は、笑えることではないか?」 「最大の武器は何だか分かる?」「思い切りだよ」 「花火ってのは、いろんな場所で、いろんな人間が見てるだろ。もしかすると自分が見てる今、別のところで昔の友達が同じものを眺めてるのかもしれねえな。」「たぶんな、そん時は相手も同じことを考えてんじゃねえかな。」 「思い出っつうのは、だいたい、似たきっかけで復活するんだよ。自分が思い出してれば、相手も思い出してる」 「名乗らない、正義の味方のおまえたち、本当に雅春が犯人だと信じているのなら、賭けてみろ。金じゃねえぞ、何か自分の人生にとって大事なものを賭けろ。おまえたちは今、それだけのことをやっているんだ。俺たちの人生を、勢いだけで潰す気だ。いいか、これがおまえたちの仕事だということは認める。仕事とはそういうものだ。ただな、自分の仕事が他人の人生を台無しにするかもしれねえんだったら、覚悟はいるんだよ。バスの運転手も、ビルの設計士も、料理人もな、みんな最善の注意を払ってやってんだよ。なぜなら、他人の人生を背負ってるからだ。覚悟を持てよ」 ここもめっちゃ泣けたー! お父さんの愛、深すぎる 「天気がいいとそれだけで嬉しくなるけど、どこかで大変な目に遭ってる人の子も想像してしまう」 このテーマもあったんだな! っていうのが何か思ったんだけど、 忘れちゃった…くやしい。 また今度読もう。

    61
    投稿日: 2023.11.08
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    大傑作 人間の最大の武器は習慣と信頼だ 逃げる過程も読めない展開も面白かったけど、 大学時代の他愛のない会話が何より良かった。 友人、元恋人、出会った人たち、親 みんなが「逃げろ」と。 読者の気持ちにより感情が乗る気がした。 砂漠でも思ったけど、学生時代が尊いんですよ いちいち描写をしないと言葉がなくなってしまうんですよ

    12
    投稿日: 2023.11.08
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    何もしていなくても、誰かの悪意でここまで追い込まれたのか?怖い話だった。 生きるために逃げることは大事だが、悪いことを考えた人にもしっぺ返しは欲しかった。顔を変えてまで逃げて終わりって… 国レベルで嵌められると、信じてくれる人がいても無力だなと。 ただ、話は面白く映画も見ました❗️

    5
    投稿日: 2023.11.05
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    仙台市街地で行われた首相パレードの最中に起きた暗殺事件。 その犯人に仕立て上げられた青柳雅春の逃亡が始まる。 私たちは普段、テレビで中継を見ているだけで、事件の裏側にある事実など知る由もなく、マスコミの流す情報によって、先入観や思い込みを勝手に植え付けられているということに恐ろしさを感じます。 大学時代に青柳と同じサークルだった森田森吾や樋口晴子、後輩の小野一夫(カズ)、バイト先の轟社長、前にいた運送会社の仲間、逃亡中に味方になってくれた意外な人物たちなどが絡み合って、過去の思い出と現在とを織り交ぜたスリル満点の逃走劇が、読む人をほんとうに飽きさせることなく進んでいきます。 物語の壮大さと、逃亡の最中にも、もう会えなくなってしまった友人たちの揺るぎない信頼性を確信して、最後は思わず泣けてきます。 この本は一度読んだだけで手放すのはもったいないような、面白さの中にも深みのある凄い作品だと思います。

    59
    投稿日: 2023.11.04
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    文庫版の解説者も触れているが、伊坂幸太郎は伏線を綺麗に張り、綺麗に回収するという技術が突出していると思う。 読後、納得感の強い作品。

    2
    投稿日: 2023.11.04
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    旧友と昼食を食べていた樋口晴子は、仙台駅前からの金田新首相就任パレードの中継を見ていたところ、首相の乗った車付近で爆発が起こり、大騒ぎになったことを知る。その直後から元彼である青柳雅春が容疑者として浮上し、悪い噂が次々と上がってきた。一方で青柳雅春は、同じく旧友とファストフードを食べていたが、車で仙台駅付近まで送ってくれた森田から「逃げろ」と告げられる。 首相暗殺の犯人として追われる青柳雅春。マスコミは容疑者を犯人として悪い噂を流し続け、はめられていく様子を描いていくのだが、青柳雅春の性格から妙にのほほんと緊張感の少ない話となっており、その落差だけでも楽しめる。 一応第2章(最初の章)で一気にネタをまくしたてる形で後日のストーリーを説明するため、途中で内容を忘れるんじゃないかと心配になるのだが、実際には全く問題ない。むしろ、作者が小ネタとして悪乗りしているように見えて微笑ましい。 ほとんどの章が青柳の視点で描かれ、どうやって逃げていくのかと気になるのだが、大学の頃の話などではぐらかされる。ただし、それらも情報操作の一環ではないのかと勘ぐってしまうのだ(前フリでは有るのだが)。 中盤くらいからは2章でどう書いてたっけ?と忘れるくらいにストーリーが進んでいくのだが、普通なら400ページくらいの厚さなのに700ページ足らずというボリュームのため、よく言えば長く楽しめる作品である。 最後はもっとぼんやり終わってくれても良かったかな。エピローグは必要だったのかどうなのか、というところで☆4。今回は貸してくれというリクエストで急いで読んだが、じっくり楽しみながら読むのに向いている作品だ。

    2
    投稿日: 2023.10.29
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    ベタですが「控えめに言って最高」。 これ映画みたら心に残るグッとシーンけっこうありますね。 人間の最大の武器は? と訊かれたらなんて答えますか? 「習慣と信頼」…とはなかなか答えられないはず。でも今はそう思えるから伊坂先生さすがです。

    4
    投稿日: 2023.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろいあらすじだな~と思ったのと どうやって逃げるんだろう? の二つを思って手にとった。 張り巡らされた伏線が するすると回収されていく快感と 出てくる何んとなしの登場人物が 実はきちんとカギを握っていたり 主人公に協力をして難を逃れるという シーンは胸が熱くなる。 今見ているメディアだったりSNSだったり これが実は印象操作だったら? 実際に現代はそういう物が溢れてきている気がする 犯人が最後の最後まで姿を現さないので え、こいつ?もしかしてこいつ? え、こいつだったら話が合わない・・・ とずっと考えながら読んでいた笑 最後の終わり方は爽やかでよかったなあ

    2
    投稿日: 2023.10.25
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    伊坂幸太郎だなぁと思える作品。最初はつまんないなと思いながら読んでいたが、事件になってからは青柳がどうなるのかと続きを早く読みたいという気持ちになり一気読みした。途中からは青柳逃げ切ってくれという思いになり、連続殺人事件の犯人キルオですら死んでしまった時えー!と思ってしまったぐらいだ。これを読んでしまうと警察は悪だと思ってしまう。これはフィクションであり、絶対に有り得ないことだ。しかし、メディアに関してはこの作品が書かれた13年後の今でも言えることだ。メディアは全てを映さない。都合が悪い事柄を国民には見せない。メディアは話題性があるものに食いつき、一斉に報道する。それは正しいのか。 以下ネタバレ 青柳が逃げ切れたことは良かったが、真犯人は断言されず、青柳が整形して平穏に生きていくということがハッピーエンドともバッドエンドとも言えず星は一つ減らしたが、二日間の逃亡劇は面白かった。

    11
    投稿日: 2023.10.18
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    まるで映画を見ているかのようなスリリングな展開 のめりこんで読んでしまう 実際に堺雅人主演で実写映画化もされたが、それも面白かった 非常に脚本力が高く、情景が浮かんでくる作品

    2
    投稿日: 2023.10.16
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    急に再読したくなって。 伊坂幸太郎はこの時期の作品がドンピシャに面白い。なかでもこの作品が一番好き。 無実の罪を着せられた男が、ひたすら逃げる話。 伏線を回収しまくるラストは圧巻。

    16
    投稿日: 2023.10.14
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    再読。 読んだことあるが、本棚に記録されてないのでかなり前に読んだんだろうな。 断片的に覚えていて、どうしようもないんだけど、印象に残るストーリーだ。 何もしてないのに犯人にされ執拗に追い回される恐怖。 なんでこんな目に遭わなきゃならないんだ! そんな中でも信じてくれる人たちがいるのは、心の支えになるね。 こんな不条理なことは現実にあってはならないけど、あるんだろうね…ひどすぎるよ。

    2
    投稿日: 2023.10.11
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    13年前の作品とは思えず。 604ページ! 所々、休憩入れながら主人公と一緒に駆け巡り久々に長大作読みました。 どう考えても犯人に見えないような主人公が、命辛々に逃亡します。その都度、あらゆる人々から助けられながら話は進めていきます。犯行時前の物的証拠として、犯行時に使われたとすると凶器を購入する主人公。身に覚えのない画像が何度もテレビで放送されますが、今の世の中なら、簡単に映像を編集出来ますものね。13年前の小説なのか、すり替え方法には驚きました。テレビに出演中のコメンテーターも頭から犯人と決めつけてイラっとしました。私自身、実際にワイドショーはそういう批判コメントを見ていてストレス感じますが、本当に、放送する側と視聴者コメント恐ろしいと思わせる場面数々小説内に出てきました。そこは今現在と変わらないところ。 後半あたりまで読むと光が見え初め他のか一気にゴールへと読み切りました!最後は、主人公がどう生きるべきか悩んだのではないでしょうか。それくらい衝撃的な最後でした。 読み終えて、ビートルズの曲がどんなものか聞いてみました。エンドロールにピッタリですね。

    13
    投稿日: 2023.10.05
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    長いな、、って途中思ったりもしたけど、スリルのある作品で後半はどんどんページを捲っていた。 それぞれの登場人物の描写も丁寧で、それぞれのストーリーに惹き込まれた。 伏線回収もさすがだなと。伊坂作品の面白さがわかった気がする。 信頼と習慣っていうのもいいな。

    9
    投稿日: 2023.10.04
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    伊坂作品で一番好き。ハラハラするけど、どこか爽快な逃走劇。読後、大学時代の友人に会いたくなりました。ただし、あいつらはこの物語のように、逃走の手助けしてくれないだろうなあ。

    4
    投稿日: 2023.10.01