
総合評価
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powered by ブクログ学校の図書室を舞台にした小説はいくつか読んだのですが、女の子が主人公のことが多いので、男子コンビは新鮮でした。日常のちょっとしたトラブルの解決とかではなく、犯罪や死者が出ているような事件が題材なので、青春のキラキラした感じはないけれど、図書委員コンビの掛け合いのテンポがいいので重すぎず読めます。 最後は来るのか来ないのか五分五分な感じで、話の雰囲気的には来なくても不思議ではないかなと個人的には思うけど、明るい描写だったのできっと来るのだろうと思わせるいいラストでした。続編もあるようなので早く読みたいです。
0投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログ図書委員の堀川次郎と松倉詩門が日常に舞い込む謎を解明していく短編集 ビターな青春ミステリー どれも余韻のあるラストでさすが米澤さん、とっても好みでした!! 驚くものから考えさせるような短編もあり、物語の切り口も様々だったので読んでいて飽きなかったです 913 ロックオンロッカー 金曜に彼は何をしたのか ない本 昔話を聞かせておくれよ 友よ知るなかれ 伏線がさらっとしているので気が付かないことも多かったのですが、その分気がついた時の驚きも大きいのでとってもよかったです☺︎ シリーズ化しているので次も楽しみ!
7投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログ日常と地続きかと思いきや、予想外に非日常な展開があり驚き。 普段ミステリはあまり読まないので、こういう感じなのかと面白さを感じつつ、主人公たちの勘が鋭すぎてパッパと本質を見抜いていくものだから、時々置いてかれそうになった。 「どんな環境で育てば、こんなに達観した高校生になるんだ…?」という疑問が拭えなくて、でもまぁ別にいいか!と受け入れようとしたところで、最後に少し松倉の過去に触れられ、いい意味で裏切られた気持ち。 堀川と松倉の関係性は興味深い。続編があるとのことで、そちらも楽しみ。
1投稿日: 2026.01.13
powered by ブクログ高校生らしからぬ2人の掛け合いも、少しずつ深まったり解決していく謎も面白い。 図書館とか本屋さんが舞台の小説って多いけど、図書委員が主役なのは珍しいんじゃないかな。
1投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログ高校の図書委員の2人が、事件を解決していく。ラストは2人ね関係が大きく変わりそう。 栞と嘘の季節も読まなくちゃ。
10投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログ米澤作品個人的ベストはやっぱりベルーフシリーズだけど、古典部、小市民に続きこちらの青春ミステリもとても良かった。連続短編小説で、どの話も同じ主人公2人で展開していくため内容が頭に入ってきやすい。特に、1番最後の松倉の謎に迫る回が好き。作中で、水上勉「飢餓海峡」、松本清張「ゼロの焦点」が出てきて嬉しくなってしまった。
0投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログ日常の謎。図書委員の二人が持ち込まれたり、巻き込まれたりした謎を解き明かしていく。氷菓に似た雰囲気があるが、あえて最後まで書かない余韻を残した雰囲気や、他人の事情に首を突っ込みすぎることの弊害など独特の雰囲気があってよかった。
0投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログ読みやすい。あっという間に読めた 伏線か上手でなるほど、確かにと思える伏線が多く張りめぐされていた。 次作も期待。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ図書委員の2人。扱われるのは日常の中の小さな違和感や、少しだけ引っかかる出来事で、派手な事件が起きる物語ではない。 それでも進めるうちに、いつの間にか引き込まれていて、終わりに、しばらく感覚が残った。 謎が露骨ではなく、断定もしない。その代わり、会話の端や些細な描写に違和感だけが残り、聴き手の側が勝手に整合性を探し始める。 また、謎解きの結末が人の事情や痛みに触れていくのも印象に残った。 真相が明かされても、すべてがすっきり片づくわけではない。 むしろ割り切れない感情が残るのだが、それが不快というより現実味につながっている。閉じた環境の中で、体面や嫉妬、言えない弱さが静かに積み重なっていく感じがある。 2人の関係も魅力的だった。べたつかず、踏み込みすぎず、でも互いをよく観察している。軽い言葉のやり取りの裏側に、距離の取り方や信頼の芽生えが見える。 静かな引力で引っ張る話だった。
0投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書委員を引退した3年生から祖父が鍵を無くしたまま残した金庫を開けるように依頼された堀川次郎と松倉詩門。2人から離れない家族の不審な行動。「913」。 堀川が貰った美容室の割引券を使用するために一緒に美容室にやってきた詩門。客の少ない店内と店長の不審な行動「ロックオンロッカー」。 図書委員の後輩・植田からの依頼。窓を割り学校に侵入しようとした犯人が元々素行の悪い詩門たちの同級生である植田の兄ではないかと疑いを晴らして欲しい。「金曜に彼は何をしたのか」。
0投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログ軽やかですっと読める 長編だと勝手に思ってたからちょっと拍子抜けした こんな思慮深すぎる高校生いる?? と思いきや懐中電灯をあごの下から当てて同時にやめたところで高校生〜ってなってかわいかった 自殺した先輩の回、二万冊の本は自殺を留まる理由にはならなかったみたいなところぐっときた
0投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログ堀川と松倉の二人の図書委員が持ち込まれた色々な謎を解決するミステリー。 頭の動きのジャンルが微妙に異なる二人の天才が掛け合いをしながらお話が進行するため、テンポ良く話が進む。 個人的には何気ない一言から結末までが推理で導き出される「ロックオンロッカー」が一番好みだったが、どの話も面白かった。 ただ何というか、堀川と松倉は男子高校生っぽくないなと感じた。 自分や知り合いがそうだっただけかもしれないが、こんな本音を直接言葉で交わしはしないよなぁなどと思った。
1投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログ2人の男子高校生の会話がとても良かったです。面白かったです。米澤穂信さんの作品は、緩やかな、日常的な会話だとか、することだとか、サスペンス的なこととは、関係ないかも〜とか思って飛ばし急ぎ読みしてしまうのですが、その、普通の会話を楽しみながら、ゆっくり読み進めると、最後に、伏線をちゃんと拾ってくれる感じです。続編も読みたいです。ゆっくりと味わって読みたいです。ナレーターもとても良かった❣️オーディブルは、自分とナレーターが合わないとちょっと読むのがムリな時ありますね。単に、自分の好みの問題ですが。耳から直接、入ってくるので。
13投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ堀川と松倉の距離感がたまらなく好き。 お互いに敬意を持つというか、認めている感じがいい。 会話中心で話が進むので非常に読みやすいし、ミステリ要素も楽しい。 暫くは他人に勧める時に真っ先に挙げると思う。
10投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ氷菓と似たような感じかなと思ったが、松倉と堀川の掛け合いが妙に大人っぽくて読みやすかった。 意外と重めの話もあって、考察(本書でいうなら憶測か)も捗り読み応えがあった。
1投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログ最初の女嫌いだったけど作者が俺と同じタイプだったぽくてスラスラ読めた 氷菓の人なんだね ダウナーな雰囲気がそれっぽいや
0投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米澤穂信先生の作品を初めて読みました。 読みやすく、かつ洗練された人間を中心としたミステリーで面白かったです。 2人の関係性についても、高校生という役柄でよい距離感でした。 最後の友達のままでいるという決心に安心した感想があります。
2投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ米澤先生の作り出す高校生はどうしてこうも魅力的なのか。安心して読んではいられない不安な感じにワクワクしてしまう。男子高校生2人が謎解く短編集。謎の答って良いことばかりじゃないよねって感じが良い!続編に続く。
22投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ図書委員の高2の僕(堀川)と松倉詩門の二人による探偵コンビ?様々な事件を紐解いて行く。 金庫、美容院、金曜とテスト問題、横書きの本、松倉の弟礼門、二人の絆。 教師の横瀬、先輩の浦上など「栞と嘘の季節」にも繋がる面々もチェック。二人の謎解きが楽しめる一冊!
2投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログ高校生男子の友情というか会話の妙、良かったです 意外と散りばめられている謎的なものも楽しめました 軽く読めるのに雰囲気や奥深さを味わえます
17投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ著者が得意とする高校生活を舞台とした作品ではあるが、これまで著者が生み出してきたキャラクターとは全く関係がない作品となっている。 形式としては著者の得意とする短編集となるが、出版にあたっては全てのストーリーが通して読めるように書き下ろしも含まれている。Wikipediaの初出一覧を見ると、最初に配置されている「913」は2012年、最後の「昔話を聞かせておくれよ」が2018年と、かなり時間をかけて書き継がれてきたことがわかる。著者はデビュー当初に比べてかなり内省的な作風になってきているが、長い期間をかけて書かれた本作は、最初からやや暗いテイストがあるものの、全体としては爽やかな終わり方をする作品だった。 本作品の主人公となる堀川次郎と、その相棒役である松倉詩門は、所属する高校で図書委員という以外の共通点は何もない二人だ。その二人がふとしたことから日常の謎を一緒に解決するようになり、友情を育んでいくというのが本作の大筋となる。ただもちろん、著者のことだから、いわゆる青春小説のようにお互いが仲良く生活をして終わり、とはならない。男子高校生というには少し大人びている二人の、やはりそれでいてティーンエイジャーとしての関係性が、危うい橋を渡りながらもつながっていく物語となっている。 本作は図書委員といった舞台設定があるせいか、「本」がキーアイテムとなる短編が多い。例えば最初に配置されている「913」は、亡くなった祖父の財産を探すことを二人が手伝うという物語なのだが、その財産を見つけるためのヒントはズバリ「本」になる。とはいっても、本の内容そのものが手掛かりになるわけではなく、図書委員であれば日頃見慣れているであろう背表紙に貼るラベルがヒントになるというところが、ミステリーとしてのひねりどころだろう。ちなみにこの「913」は、著者の描いてきた高校生を主人公とした多くの作品の中で、最も苦い味わいを残す作品の一つだと思う。軽い気持ちで聞き始めたのに、最初から重いテーマが来て、これは一味違う作品だと見直すことになった。 また、他のシリーズと比べて本作の特徴としては、複数の短編のテーマとして「家族」が設定されているところだろう。米澤穂信の看板シリーズと言っていい<古典部>シリーズや<小市民>シリーズでは、意識的に家庭のようなものがほとんど描かれていなかったことに対して、本作では家族に関する悩みや出来事が、テーマの裏側として設定されていることが多いように見える。 そして、その「家族」というテーマが段々と色濃くなっていき、頂点に達するのが最後の一つ前の短編となる「昔話を聞かせておくれよ」と、一冊の本にまとめるにあたって書き下ろしとして加えられた「友よ知るなかれ」だ。バディものでは主人公のどちらかに、相手には言うことができない謎を抱えているというのはよくある流れだが、本作でもその王道が展開される。この二話は決して派手な話ではないのだが、主人公二人の心情とミステリーの謎がうまく絡み合って、著者としてはかなり会心の出来だったのではないかと思う。 また、書き下ろしで加えられた部分は、「昔話を聞かせておくれよ」で読者が引っかかるであろうところをちゃんと説明していて、ミステリーとしても完成度が高まっている。Wikipediaを見ると、どうやら続編があるらしいので、読んでみようと思う。
3投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『栞と嘘の季節』も文庫化されたようだしそろそろ読んでみるかと手に取る。 小市民シリーズも古典部シリーズも読んだことがあるようなないような。 読んでいたとしても遥か昔で自分の記憶にはないのだが、しばしば見かけるブクログレビューからそのビターな味わいは感じていた。 本シリーズもその系譜を継ぐかのような苦味に満ちた、本と鍵をモチーフとした連作短編集。 北八王子市のとある高校(明言されてたかな?)の図書委員、堀川と松倉の男子学生コンビが主人公。 この2人が日常の謎を解いていく。 この松倉と堀川の書き分けがいい。 松倉はある意味探偵役のステレオタイプ。 クールでどこか尖った雰囲気を纏う理知。 様々な場面で鋭い思考を巡らせ、状況判断に抜かりがない。 となると堀川は「ぽんこつ」や「おどけ」だったりするのが同性バディものの鉄板なところなのだが、そうではないのがみそ。 親しみ易さがあり、他人の頼みを親身に聞く性格で、松倉の逆を突くポジションではあるのだが、松倉に引けを取らない鋭い閃きを持つ。 事によっては松倉の先を行く結論を得ることも。 全体的には松倉が探偵役かのように進んでいく中で要所で堀川が輝きを出す(そしてミスもする)、ダブル探偵かのような設定が面白い。 「ロックオンロッカー」で、これ好きだなってなった。 他の編に比べて苦味少なめということもあるし、松倉と堀川の言葉のキャッチボールが洒落てて好き。 こういう下らなさの中にある当意即妙な掛け合いに青春を感じる。 『栞と嘘の季節』も予約済み。 いつまわってくるかな、楽しみ。
55投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ図書委員の堀川と松倉のバディもの、高校の図書室と本にまつわる6つの短編ミステリー。人が死なないミステリーなので安心して読める。 堀川も松倉も平均的な男子高生に比べて思考が大人びていて、どことなく斜に構えた雰囲気。 この2人の関係性は一見踏み込みすぎずドライに見えるけど、常に互いへの信頼とリスペクトが感じられて心地良い。大小様々な事件を解決していく毎に少しずつ友情も深まっていく様子にほっこり。最終章の締め方が哀愁が漂うビターな空気で◎
20投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校の図書委員の男子二人が、身の回りで起こる事件を解決していく日常青春ミステリ。 持ち込まれる謎は不穏な感触を持つ、舌に残る苦さが印象的なものばかり。 特に終盤の展開はシビアで、切なくなりました。 深く踏み込むことはせずに、相手を尊重して心地よい距離感を保つ二人の関係が素敵ですが、相手が闇落ちしそうな時はきちんと言葉の力で踏みとどめようとする。 尊いね…!
1投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
二人の高校生が、日常の些細な出来事から、想定外の問題の発見と解決をしていく短編集。 何気ないシーンの一つの断片から、糸を手繰り寄せるように論理的に構築して問題解決に至る、二人の高校生の関係性もとても絶妙で、非常に緻密かつ繊細、丁寧に描写されている。おしゃれミステリーと名付けたい。 にしても高校生がそこまで社会に対して詳しいかねと少々疑問に思うところもあるがそこは目をつぶろう。
1投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログわりあい好きな作家の作品なので、楽しみにして読んだ。図書委員を務める高校2年生ふたりが探偵役である。そのうち1人が騙りでではあるが、ホームズとワトソンというわけではなく、少し角度を変えた推理をして保管し合うという感じだろうか。 学校内にある図書館に持ち込まれる事件をふたりが解決するという予備知識で手に取り、いわゆる「日常の謎」系の連作短編と予想して読み始めたが、その枠に当てはまらない作品も多かった。解決に向かう方向性(というか方法論)は、安楽椅子の純粋推理という感じなのだが、どちらかというと仮説を立てていくとそれが正解らしく感じられる(あとで事実に裏付けられる)、というふんわりした印象がある。それはそれで悪くなくて、ふたりの高校生がイマジネーションを働かせながら、少しずつ先へ進んでいく感じはなかなか楽しいし面白い。 一見ふんわりとした印象で始まる各物語だが、けっしてふんわりとした内容ばかりではない。また図書室という言葉でイメージするような「お花畑」の中の物語でもない。各物語に仕込まれたその「苦味」が。高校2年生という、大人の世界に少しだけ足先がかかった年代によく似合う。 読んでると、正直言って「ませた」高校生だなと思う。高校生ってこんなのかと疑問に感じたりもする。だけど、この作品にはこういう人たちが必要で、「お花畑」から苦い現実に歩いていくために用意されたのが、この「高校2年生像」なのだと思う。かれらのキャラクターなしでは、この物語たちが醸し出す独特の切なさは生まれていないと思う。 ミステリとしてはやや物足りない気持ちになった。ちょっと強引すぎるというか、正解ありきで伏線が張られている匂いが強すぎるような印象を受けた。でも、この物語生のもつ甘さから苦さへグラデージョンはやっぱり独特で、読んで良かったと思う短編集だった。
1投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ男子高校生の図書委員の2人が、放課後の図書館で様々な謎に取り掛かる話。 米澤穂信は氷菓しかり、飄々とした賢い人が好きなんだな。 しっかり謎に引き込まれ、手が止まらなかった。短編だから読みやすかった。
5投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米澤先生やっぱり大好きです! 「本と鍵の季節」というタイトルが良いですね。表紙もきれいなかんじで。ただ内容は結構ビターなかんじが多かったです。リアリティというか、そういう結末になるのか!とか、いつも通り楽しませていただきました。 言葉の選び方や話の展開の仕方が米澤作品は好きなんですよねー。ちょっと言語化はできないんですけど、テンポというかリズムというか……とにかく心地よいです。 男子高校生二人が主人公っていうのは結構新しいパターンだなと思いました! 「ロックオンロッカー」での美容師さんとの会話の「僕はそういうのは全然!」ループが個人的に面白かったです。たしかにああいう経験あるかも、と思ってしまいますよね。
22投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ2025/10/08 オーディオブック 面白かった!ビターな人間の闇も描かれてたし、硬すぎない文章、でもどこか切なさとか余韻を残す締めくくりといい、なかなかの好み。作家さんの名前は聞いたことあったけど、この人の他の作品も読んでみたいー!
10投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ米澤穂信さん、間違いなくおもしろい。 古典部シリーズや小市民シリーズも昔から好きなんですが、この方は男の子同士の気安いけどどこかひりつく感じの緊張感書きたいんだろうなーと思う。男女間の恋愛というより、人間の些細な心の揺れや表現の仕方に敏感に反応して推理していく過程が緻密で面白い。日常系ミステリの最初に上がる書き手さんだと思うけど、この日常がまた曲者だとも思う。 高校生も、ふとしたことで日常に犯罪が潜んでる。巻き込まれないように、人間関係を損なわないように、意外と綱渡りに生きてる。図書委員なんて荒事からは切り離されてそうな役員にすら、そんなスポットが当てられる作家ってすごいと思う。
25投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ利用者が少なく、静かで寂しい高校の図書室。その貸出カウンターで静かに…いや、下らないことを言い合いながら業務をこなす図書委員の堀川次郎と松倉詩門。このふたりの元に、先輩から「開かずの金庫」を開けてほしいという依頼が舞い込みます。短編集の最初を飾るこの物語のタイトルは「913」。この数字が謎を解くヒントになっているのですが・・。 高校生とは思えないキレキレでロジカルな思考、そしてふたりの人間性の違いが絡み合った、独特な信頼関係が癖になる面白さです。 ふたりの何気ない日常会話や言葉の違和感から、絡み合った糸がほどけていくように謎が解けていく爽快感と、読後に訪れるほろ苦い余韻が胸に残ります。 これまでの小説にはない、違った角度から謎にせまるミステリーです。
2投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日常系ミステリ大好物。 あんまり日常じゃなかったりもしたけど。でもどんどん引き込まれたし堀川も松倉もどんどん好きになっていった。最後に余白持たせる感じ苦手だと思ってけどこれはすき。
2投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ頭のいい2人の図書委員、松倉と堀川。 日常の些細な事件を説いていく話。 松倉のほうが性格悪いと思えば 堀川も同じ似たもの同士!笑 勘が鋭く、相手の裏の裏まで分かってしまう。 ハッピーエンドがなくて少し残念、、 誰かが救われたらよかったのに、、
11投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ神 どっちも探偵だけど、ジャンルが違うってすごい新鮮だし、この人だからこそ書き分けられる心理描写というかキャラ分けというか、とにかく面白すぎ
1投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編で読みやすくて、面白かったからいっきに読んだ! 2人の距離感、人間性の違いがよかったな! 深入りしすぎない感じがいいんだけど、最後ちょっと気になる感じで終わったかな〜って感じ! 続編も楽しみ!
3投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ主人公達が普通の高校生であるため、事件ももうちょっと現実感があると良かったのになと思った。最初の事件からこんなのある?という感じで入り込めなかった。
0投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログ日常生活に絡む謎ながら、どの短編も不穏な空気感と論理的思考で最後まで面白さが持続していました。 図書館での仕事も興味深かったです。
16投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小市民シリーズのアニメを観てから、青春ミステリをまた何か読みたい、と思っていたところ、栞と嘘の季節の文庫が出ているの見て、その前に短編集があるとのことで読んだ。青春。
4投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ堀川と松倉の距離感が良い。友達のようでそうでもないようで…。でもだんだんと信頼し合ってゆくのが分かる。 どの話も面白いミステリーだった。ちゃんと伏線があって、謎を解く鍵がちりばめられているので、謎解きも楽しめた。
9投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ図書委員2人の元に訪れる謎、それを解き明かすと現れる答えはかすかに苦く。一つ一つの短編を読み終わるにつれ堀川と松倉の性格や関係が見えてくるんですが、最後の話で松倉自身の謎が明かされ、これまでの経過を知るからこそものすごい余韻に襲われます。これは続編も買う。
1投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログジャンル違いに聡くて、方向性の違う"いいやつ"な2人のバランスが良かったです さくさく読み進められました 次作も手元にあるので早速読みたい
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ『栞と嘘の季節』から読み進めたのだが、やはり堀川と松倉の男同士2マンセルによる謎解きには不思議な魅力があると感じた。古典部シリーズや小市民シリーズでは、女性を加えた2マンセルあるいは3マンセルが基本で、そこに甘酸っぱい恋愛要素も内包されていた。だが本作では、男同士の持ちつ持たれつの友情が描かれており、学生時代を想起させる爽やかさに満ちていた。
3投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログタイトル、表紙、諸々に惹かれて購入シリーズ! 自分も高校の頃3年間図書委員だったから、当番のゆったりとした時間を懐かしいなと思い返しながら、主人公二人の何気ない男子高校生らしい日常会話とか、本にまつわる知識とそれに基づいた謎解き要素が非日常的で面白かったな。 とはいえ、全てを暴いたとしても、誰もが幸せにはなれるわけではないからね。 人間、隠したい物事もいくらかはあるし、私は松倉くんの「それは憶測だ」と言って、主人公を止めるシーンが好きでした。 『本心』の、ファミレスで人が残した食べ物をそそくさと回収する裕福ではない子供たちを見て見ぬふりするように止める三吉を思い出しました。 あまり踏み込みすぎたくないなぁって気持ちにもなりました。 いくら正しいことを言ったとしても、適度な距離感。 さすがに最後のお話は、切なさはあれど、バディ同士、信頼関係が築かれているのは明白だったし、しっかり向きあってるような気がしたな。 最後のページは希望かな。 続編も買ったから楽しみ!
0投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ堀川次郎と松倉詩門 図書委員で親友の二人が持ち込まれた事件や不思議を 解決していく その過程で 感じる二人の考え方の違い 読後に感じる 切なさとほろ苦さそして希望 一人では解決できない 二人だからこそ 解決してきた不思議な事件 ずっと見ていたいと思う二人の関係だけど… この二人の何気ない会話や 暇つぶしの会話が何となく好きだなと感じる
1投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ肩の力を入れなくてすむけれど、しっかりとミステリーとして、伏線が散りばめられた連作小説。 図書委員の男子高校生二人の距離感が絶妙で、熱くもなく、冷めてもいない友情が心地よい。 そして最後の2話では、これまでとは違った二人の話が展開する。青春小説としても読み味が良いと思う。 探偵役は基本的に松倉なのだが堀川も賢く、賢い二人のやり取りはロジックが整っていて気持ちがいい。 また、取り上げる謎もこれまで読んだミステリー小説とは違った視点で新鮮だった。 図書委員だが、いわゆるビブリオ系ミステリーとはちょっと違う。本が主役になることはないので、マニアックな本の話が出ることはないのもよかったと思う。
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログミステリーでもあり友情の物語でもあり、あと少しあと少しとページを捲りたくなる本でした 少しほろ苦い感情にもなりますが、人間味があってとても好きです 言いたいことだけ言うのは難しい。言いたくないことまで伝わってしまう。言いたいことの方は歪んでしまうのにというのは響いたセリフです
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ男子高校生の短編ミステリー。2人の掛け合いがテンポ良くさらっと読めた。最後は少しほろ苦くもあるけどこちらも謎解きしてるかのように違和感を探しながら読めて面白かった。続編も読むー!
1投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ日常系ミステリの連作短編もの。 高校生2人が主人公なので血生臭い事件は起きないが、どの話も後味は苦い。全体的にひっそりと影を感じる1冊だった。 松倉の危うさにハラハラし、堀川に救われる。 続編もあるようなのでそちらもいずれ読みたい。
0投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やばい時こそ、良いシャツを着る。 高校生が言ったにしては深すぎる、人間の心理だ。 栞の方から読んだので、短編集みたいになっていて少し驚いたけど、2作目と変わらず話が面白い。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ短編ミステリー小説。 主人公の堀川と同じ図書委員の松倉との謎解きミステリー。 二人のかけ合い、特にセリフがとても面白いと思いました。 短編集ですが、最後の「友よ知るなかれ」では、今までの伏線を見事に回収していて素晴らしいです!
32投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに再読。謎や伏線が鮮やかに回収されることはもちろん、その先に見える光景がビター。話が進むにつれ、堀川と松倉の立場やスタンスの差が見えてくる。それでも互いを補い合う関係も最高。最後の堀川から松倉への言葉が、埋められない差とそれでも信じたい思いの深さがにじみ出ていた。
3投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ著者、流石の青春ミステリ。 男子高校生・堀川&松倉コンビの関係性が深まるに連れ加速度的に面白くなる短編六編。 このコンビがホームズ&ワトソンではなくwホームズみたいなのが面白い。とはいえ2人は光と影。影が明かされる5→6章は特に秀逸。 闇堕ち目前の友に理想論と知りながら敢えてかける”勇気ある現状維持”の言葉に胸が締め付けられた。 こーゆー男同士の友情に弱い我。 ほんのりビターなのに爽やかな余韻と読後感が素晴らし。 引き続き図書委員シリーズ第2作「栞と嘘の季節」読みます。
2投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ高校生の堀川次郎と松倉詩門 図書委員の2人が、 目の前に現れる謎に向き合っていく話。 堀川の一人称視点で書かれるがゆえに、 松倉の何とも掴めない人物像が、 終始気になる作品でした。 全体的にもやもやの残る話だからか、 イマイチ乗り切れませんでした。 松倉という人間が理解できずに、 感情が乗らなかったのかも…。
6投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ古典部シリーズを読み始めた後、米澤先生の作品でこちらも気になって読むことにしました。自分で手にとったミステリー。 私の母校でも図書館はちょっとインテリな図書委員のたまり場で、楽しそうだった記憶が甦りました。 高校生もの、青春ものが好きなのでミステリーでも読みやすかったと思います。図書館舞台ものがなにより好き。面白かった! 「栞と嘘の〜」も読みます。
7投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ主人公と相棒の関係性が心に沁みる。 お互いのスタンスの違いによる違和感をそれぞれで見付け出し、共有することで新たな真実に辿り着く所が気持ちよく読んでいてドキドキした。とてもいい作品。
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ図書委員シリーズ。 高校で図書委員をつとめる堀川次郎と松倉詩門の日常のミステリー。 『すべてのエピソードに「本」または「鍵」、あるいはその両方が重大なモチーフとして登場する』短編集。 2人がいいコンビで、会話の掛け合いが 面白くてずっと聞いていたくなる。 特に美容院が舞台となる「ロックオンロッカー」はおもしろかった。 わたしの好きな「九マイルは遠すぎる」に似たような感じだったのがよかった。 次作も出ているみたいなので、ぜひ読みたい!
1投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ青春図書館小説〜って思いながら読んでたら、推理小説だった! 堀川、松倉の2人の関係が付かず離れずでなんとも言えない。だけど信頼感が伝わってくる、素敵な関係性。 最後まで読んで、え?そうなの? と松倉の秘密が明かされるが、そこもまた気になりながら読了した。 会話のやり取りが、あっちにいったりこっちにいったりする部分が読んでいて、少し気になった。
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログビターな終わりがなんともいえない良さ。 読みやすい量なのにしっかり理詰めのロジックがあり、最後にギュッと青春・友情みたいなのが置かれてるのも好き
0投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米澤穂信さんの作品、また読みたい!と思っていて、たまたま同僚が読んでたのを知り、私も読んでみることにした。 いや〜こんなに面白いとは思わなかった! ショートストーリーだからすごく読みやすかったし、1個1個の話に筋が通ってて面白かった。 最後、松倉はどうしたんだろう。 いつも飄々としてる松倉が必死にバイトして、お母さんの心配をして、自分の将来も見据えて努力して、、っていう姿に胸が熱くなった。 そして、まさかお父さんが生きていたとは。騙されたー! 「金曜に彼は何をしたのか」の話でも、松倉がどんな人間なのか?って言うのがすごく気になったけど、ここまで抱えてるものが大きいとは思わなかった。 堀川は、健気で良い奴だなあ。 私も堀川の友が帰ってくるといいなあと、思いながら続きの作品を待ち遠しく思ってる。。(早く新刊読みたい)
0投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログ高校生のたわいもない日常にミステリがあり、ほんのりビターな結末がなかなか心地よい。 随分と落ち着いた高校生だなという印象で、理詰めで進むのもまた面白い。ちゃんと図書委員としての知識を活かし、謎解きをしているところも良い。 そしてタイトルがなんかオシャレ♪ 相補的な関係で謎解きを進め、徐々に信頼しつつ友情を深める感じが青春だった。若さ特有の距離感でなかなかほろ苦い終わり方だったけど… その歯がゆさがとても好き。その後も気になるので、もう少し彼らの活躍をみてみたい。
0投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ高校2年生 図書委員の2人 堀川次郎と松倉詩門の青春ミステリー ドキドキするような怖い事件ではなく ちょっと不可解な出来事がおこり 謎を解いていく2人の短編集 青春ミステリー だけど 爽やかなハツラツ青春ではない 二人の高校生の会話はかなりオシャレ ちょっとビターで ほろ苦い 全編不穏な感じも漂っていて… なんだか だんだんクセになる 最後の2編 “昔話をきかせておくれよ” “友よ知るなかれ” は グイグイ惹き込まれてイッキ読み 切なく ほろ苦い 読了感 完全にクセになりました。 そういえば… 図書委員って 飼育委員に次ぐ人気の委員だった たしか小学5年時だったか くじを引き当て ようやく図書委員になれた 司書の先生が大好きで 楽しかった事を ふと思い出した 懐かしい記憶もよみがえる
0投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ氷菓もそうだけど、絶妙な静かさ。 けど、ぴりっと面白いミステリーで良い◎ どの話も、はぁーーーんと声が出てしまうような話でした。
0投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログちょうどいいボリュームの短編で、 繋がっていて、 最後にギュッとつまったところがサイコー。 米澤さんらしくて好き。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2日読了 絶賛小市民ロスでしたが、図書委員会の2人が繰り広げる物語があると聞き読んでみたら面白い! 図書委員ならではの解決や、2人の会話の空気感、ちょっぴり苦い結末… など米澤穂信節全開ですっかり魅了されました〜 米澤さんの書く学生の空気感というか、そこはかとない若さゆえの傲慢さとかが本当に大好き。
2投稿日: 2025.07.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米澤先生の高校生シリーズが好きなので知ってから本屋を梯子しました。 図書委員ならではの視点で謎を解いていく短編小説。 依頼以上のことまで解き明かしてしまうので、依頼人にとっていい結果にならないのが好みの別れるところかも。 サクサクと読めるし、短編で区切りもつけやすいので次巻も読む予定
0投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログ図書委員をする男子高校生二人が謎を解明していく話 「栞と嘘の季節」の文庫が発売され おさらいのため再読 頼まれごとが多い堀川と、皮肉屋で大人びた松倉 タイトルの通り「本」「鍵」が謎のエピソードに登場する 序盤が軽快な謎解きミステリだけに 終盤の不穏な雰囲気が苦々しい でも終わり方がとてもきれい 解説にもあるけど 「光と影のバランスが素晴らしい小説だ。青春時代に特有のきらめきとその陰りが同時に描き込まれており、読後訪れる静かな余韻にいつまでも浸っていたくなる。」 色んな事が起こって何もかも詰め込まれている感がなく、ゆっくり日が沈む夕方の静かな図書室を連想するような感覚になった でも高校生にお金絡みの謎解きってあんまり似合わないね 爽やかでほんのりビターな青春図書室ミステリー 次は栞と嘘の季節を読む
27投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログ栞と嘘の季節を読み終えたので、再読。 改めて読んだらめちゃくちゃ面白かった。 読後感が、意味が分かると怖い話に似ているんだと気付いた。どの話も一癖あって、丸々ハッピーエンドではないところと少し気味の悪いところが良い仕事をしているんだと思う。 堀川と松倉の関係性も、仲悪くはないけどめちゃくちゃ良いわけでもないところも良くて、お互いいいやつと思いながら補完し合っているところも良い。だからこそあの終わり方だったんだと思った。 シリーズ化するとは思わなかったので、読んでない人は是非。 第3弾もあるといいな。
0投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログめちゃくちゃ面白くて、2日で読み終えてしまった。 米澤穂信さんはたびたびTwitterで目にしていたが、作品を読んだのは初めて。図書委員の男子高校生2人が謎を解くという触れ込みを見て気になった。 2人のテンポのいい掛け合いや推理、事件の裏に隠されたほんのりビターな真実... 「爽やかでほんのりビター」というキャッチフレーズがぴったりの作品。 キャラクターも魅力的だった。2人とも頭が切れて、まず会話では使わないような言い回しがポンポン出てくるし、物知りでもある。堀川の方はちょっと天然なところもある普通の男子高校生。松倉は背も高くて顔もいいけどちょっと皮肉屋できな臭いことに敏感。意外といいコンビで、男子高校生だな〜て感じのさっぱりした空気に羨ましさを感じたりした。 いくつか難しい単語や言い回しも出てきたけど雰囲気でわかるし、読みやすいと思う。
0投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ米澤さん×高校生という組み合わせは、「氷菓」シリーズを思い浮かべて比較してしまうけど、似ているようで全く違う作品でした。主人公の堀川次郎と、同じ図書委員の松倉詩門は、それぞれクセがあって利発そう。米澤さんが書く高校生主人公の作品って感じですね。タイトルがキーとなる大きな流れはありますが、基本は6編の短編で、それぞれ「本」またはそれを取り巻くものがヒントになっていて、図書館派の私には、作品の面白さとは別の興味も深まりました。作家って熱心な読書家が多いんですかね、何気なく出てくる他作家の作品が多いのも印象的でした。
1投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログ図書委員の男子2人が、なんてことないやりとりから謎解きをしていく連作短編集 殺人こそ起こらないものの古典部シリーズよりも謎解きの答えが重くて、ちょっと倫理観とか考え方とか考えされられる読後感だった 続編も読みたい というか登場人物変わらないまま続編があるのが嬉しすぎる
1投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログ中学生の時に図書委員だった事を思い出した。日常の謎の連作だと思っていたら最後の話がドキッとした。ほろ苦い後味。でもこの二人の友情はいつまでも見守っていきたい。守れるうちは守りたい、いい言葉。
12投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ守れるうちは守りたい、いつかその時がくるまでは。私は美容室の話が好き。ワンフレーズから話がどんどん広がっていく話が好きなのです。九マイル的な。続編があるときいて歓喜。必ず読みます。
1投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログ図書委員の堀川次郎と松倉詩門が、身近に起きる謎を解いていく青春ミステリ。少しの言葉の違和感から推理していく2人の鋭さは凄い。どのお話でも、解決はするけど、その後の結末はスッキリはしない所が著者らしい。最後のお話では、松倉と堀川の友情と絆が試されていて、これからどうなるのかという想いと、これからも2人にはコンビでいて欲しいという気持ちになった。続編もあるみたいなので、そっちも読んでいきたい。
9投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログ出版社はこの作品を「爽やかでほんのりビターな米澤穂信の図書室ミステリ」と紹介するのはどうかと思う。まあそれは置いておくととても面白かった。自分が米澤穂信の書く日常学生ミステリーが好きだということは知っていたが、さらに男性キャラクターが好きだということに気付かされた。小市民、古典部どちらも読んでいるが松倉、堀川ペアは福部、折木ペアに並んで好きだ。キャラクターはあちらのほうが立っているがこの2人なんと言っても自分の水に合う。読んでいてストレスがない。会話が淀みなく頭に入ってくる。少々嫌味な所はあるがいつも通りなので目をつむりとする。ストーリーではミステリである以上何かしらの謎があり、その謎解きを迫られるということは(著者の主人公は積極的な謎解きはしないので)その先に何かしらの変化がある。この作品で言えば松倉の父親であり、浦上家のお家事情だ。おれは浦上さんが今作のヒロインだと思っていたんだぜ…なのに…なぜ…家族ぐるみでジジイ騙して金掻っ攫おうとしてんだ…いつか著者の学生日常ミステリで落ち着いてキャラクターの会話劇を楽しみつつ些細な謎解きを楽しみたいものだ。(氷菓の「女郎蜘蛛の会」とか「心当たりのあるものは」みたいな…)
3投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログ米澤穂信さんの小説 再読です。 粗筋は大体覚えているので、 楽しく読み進めています。 高校生ふたり 日常の中にある考察が必要な出来事を解決して行く。 アプローチの異なる2人の関係が面白い。
2投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログ図書のラベル、あまり気にしたことがなかったな。分類番号の知識が全くなかったので、それが謎解きに繋がるというのがとても斬新で面白いと思った。 学生時代、図書室なんてほぼ利用しなかったな。 大人になってからこんなに本を読むようになるとは。今思うともったいことしたなぁ。 大人になった今は図書館にはよく行くが、予約本の引き取りのみで滞在時間はほんのわずか。今度はゆっくり館内を見て回りたくなった。 2人の高校生、賢すぎたー。
74投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
6篇の連作短編 利用者の少ない学校の図書室。高校2年生、図書委員の堀川と松倉のもとに、さまざまな謎が持ち込まれてくる。 何故か何かと頼み事をされる堀川とやや皮肉屋の松倉。図書委員として知り合った2人の掛け合いと距離感がなんだか高校生のリアルを感じさせて楽しい。 しかし、謎解きを頼む人達はどこか少し後ろめたさがあって、二人で解いた謎の真実はどこか少し切ない。 真実がそのまま幸せに繋がらないというか、、、。 堀川の思いつきを松倉が深め、松倉の思い込みを堀川が正す。 どうか図書委員としての二人の関係が続きますように。
85投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ図書委員男子高校生2人の青春ミステリ 爽やかでユーモアあるけど切なくもある 短編集で、すべて結末が読めなくておもしろいし、 何より高校生2人の心情友情がうまく描かれてていい
0投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログビブリオ・ミステリというらしい。 この本は図書委員2人が、本や鍵にまつわる謎を解いていく物語。本に関係するミステリー小説をビブリオ・ミステリというらしい。松倉と堀川のちょっと大人びた、でも大人ではないやりとりが面白い。本や図書館を中心としたミステリーが丁度良くフィクションで面白い。最後の2篇は松倉の父に関する物語。前の4篇とは異なる少し重い雰囲気。1篇の長さが丁度良く、テンポよく読めた。
6投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログ高校の図書室を舞台にした青春ミステリ。 松倉と堀川の掛け合いが面白かった。かく言う私も図書委員なので、彼らに親近感を覚えながら読みました。 例の数字や「ない本」の謎も結構いい線まで推理でき、小説に参加できたような感じで楽しめた小説でした。続編もあるらしいので近いうちに読みたい
1投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ米澤穂信さん、初読み作家さんです。 同級生の図書委員、堀川次郎と松倉詩門の青春ミステリ。 ミステリは、ほとんど読んだことがないんですが堀川くんと松倉くんのかけあいが、とてもよくてミステリ初心者の私には読みやすかったです。 6つの連作短編で、後半2話ではふたりの関係に亀裂が入るんじゃないかとドキドキしました。 ミステリのドキドキももちろん感じました。 とてもテンポのいい作品だったので、続編も読みたいです。
108投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米澤穂信が描く学園ものの連作短編ミステリーなんだから、間違いなく面白い。まずはブランドの安心感があって、その信頼は裏切らずに、予想外の展開に驚かされる。 1篇ずつそれぞれ良質の日常生活ミステリーで、謎を解決する毎に、苦いというか黒いというかちょっとした思いのしこりを残す。 連作短編の構成を生かして、最後の2編で風呂敷を畳むという、よくある展開なのだが、各短編で残してきたしこりが、畳んだ風呂敷の上に予想外の模様を生み出す。 読後しばらく(10分くらい?)唖然として、この結末のこと以外考えられんかった。こういうキレというか、冴えというかが作者の凄いところ。 続編が出ているようである、もう楽しみでしかない。
1投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学生主題で物語書くんだ!って思った笑 あまりダークすぎるミステリーでもなく、ユーモアもあるし、男友達2人っていう面白い掛け合いもあり…。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ【2025年38冊目】 高校二年生のである堀川と松倉。友人になるよりも前に、二人は図書委員として同じ時を過ごし始めた。ある日、元図書委員で先輩の浦上が、「開かずの金庫」を開けられないかと二人に持ちかけてきて――図書委員シリーズ第一弾。 いいですね、青春×ミステリー×名探偵ズという取り合わせ。探偵と助手という組み合わせが王道そうですが、松倉が探偵役と思いきや、語り手である堀川も頭がキレるので、二人の息のあった謎解き(多分そんなつもりはないけれど)が斬新な感じでした。 真相を解き明かせばめでたしめでたし、明るい結果、とはならないのも現実味があって、いいですね。最後の二篇はどうなったのか気になるところですが、終わり方としてもじわっとした余韻を残してきたように思います。 続きが出てるようなので、早く文庫本にならないかな〜と思っています。
1投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログ図書委員である皮肉屋の松倉といいやつの堀川の二人が開かずの金庫、テストの問題の窃盗、失くなった先輩が最後に読んだ本の行方といった日常の謎を推理していく青春ミステリーで、謎解きは勿論二人の関係性や読後に残るほろ苦い後味が魅力的だった。
4投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログ図書委員という設定でこんなミステリーに話を広げられるのがすごい。 『ない本』の長谷川先輩には胸が締めつけられるけれど、どうか悲しみを乗り越えてほしいと思う。
1投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログ面白かった〜 高校生男子二人のいいコンビだった。 高校生ならではの意味のない話とかも面白かったし、鋭い考察も面白かった
6投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
連作短編 読みやすかった どの話も少しぞくっとしたり 救いを求めたくなる結末で、好みだった 最後の松倉、、、
1投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ2025-2 米澤穂信さん初読み(コミカライズの『氷菓』は 少しだけ読んでいる)。 学園ミステリ面白かった。 2人とも大人顔負けの推理力だけど、子供ながらの未熟さもあって。大人びているけど、大人になりきれない所謂ヤングアダルトというか。 そういう時期の雰囲気がよかった。 本編も、完全に解決というよりは、推理部分は主人公達が関わっているけど“その後は知りません”という空気が余韻に浸れるような感じで個人的にはすき。堀川の言葉を借りるのであれば、いろいろと“憶測”ができるので。笑 短編だけど、所々今までの話に触れているのよかった。作中気になってた松倉の事情にちゃんと触れられていて、個人的にすっきりした。 続編は長編らしいので、楽しみ。
9投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログ高校青春ミステリ 氷菓、小市民シリーズの作者が描く男子高校生2人による謎解き青春小説 読んでる時に感じる些細な違和感、それを後々ちゃんと回収してくる気持ちよさ、ラストの友よ知るなかれでくるお守りの下りは2人ともの心境がまざまざと描かれていて焦燥感にも似た何かを感じました 続編も楽しみです
2投稿日: 2025.03.04
powered by ブクログとてもよいタッグ。お互いの領域に踏み込みすぎない男子高校生二人の関係がちょうどよくて安心して読める。日常に潜む謎が結構面白かった。この人たちの地元八王子!!!最後もなんとなく不穏な感じもでてきたけれど、わりと平坦な日常って感じ。二人の周りで起きていることは平凡ではないけど、二人が冷静でいつも通りだから平坦な感じがする。二人の会話がなんかいいかんじ。
2投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログ図書委員の男子高校生ふたりが、学校で起こる不思議な事件を解決していく物語。 学園ミステリーでバディものということもあって、かなり好みの作風でした。 頭のキレる同級生がサラッと謎を解いてしまう描写も、よくみる設定ですが安定の面白さでサクサク読めます。 最後は青春ミステリー特有の切なさと、衝撃の展開で驚かされました。 シンプルな学園ミステリーで終わらず、しっかり予想外な展開が用意されているのはさすが米澤穂信作品。 同じジャンルの中でも上位に入る、大好きな作品です。
3投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログこの学生独特の会話のテンポ感と言葉のチョイスが堪らなかった ページは割とあるけど短篇かつラスト2話は繋がりもある感じで、気づいたら読み終わってた やっぱり学生が主人公の小説はたまに見たくなるし、懐かしい気持ちになるからいい
2投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログ連作短編集。 どの話も、少しの謎を残した余白のある終わり方が良い。 学校の図書館が主な舞台だけれど、人の良くない部分、弱い部分が描かれていて、なかなかにビターな味わいでした。
3投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1話完結のお話がいくつか続くけれど、そのすべてが最後の章へさまざまな形で繋がっていく構成がとてもよかった。 こんな終わり方は想像もしなかったけれど、続編があるということはきっと松倉はあの日の図書室に現れたのでしょう。堀川がいてくれてよかった。 本の帯の紹介文に「快活でほどよく皮肉屋な松倉と、いいやつの堀川。」とあって、あまりにも堀川の説明が少なすぎるだろうと最初は思ったけれど、読み進めるとその理由がよく分かります。
1投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いやあ、なんかすごく良かった(小並感)…! ラスト2チャプターまではいつも通りの安定の米澤節に、そうそうこれが読みたかったのだよ…と偉そうにふんぞり返って読み耽り、自前の推理力なんて試しちゃったりして(ほのぶ先生はいつも丁寧な本格ミステリを書いてくださるので、読者がそれぞれ推理を楽しめる作りなのが堪らなく好きです)それはもう存分に楽しみつつも、のめり込むというほどではなく、いや、のめり込みたいがためにこの本を本棚から取ってきたわけではないのだ、みたいな納得もあり…などとしていたのですが、最後の二本柱にすっかりやられてしまって未だ興奮の中この感想を書いているので、このように一文が長くなっています。はあはあ。 普段なら京アニの美麗萌えキャラで脳内再生されるところ、ラスト二本は完全に中村明日美子先生の絵タッチなのであったのも大きいです!はあはあ!(誰かに伝わってほしい…) よくある変人要素ありの美イケメンこと推理に関しては秀才+平凡な僕(ところにより驚くべき発想力をこぼす場合あり)みたいなバディものかと思いきや、それぞれのこれまで生きてきた環境にちゃんと血が通っており、肉がついており、時折覗く高校二年生でしかない少年たち像がめちゃくちゃ青春なのであり(書物ミステリにありがちなこちらの読書遍歴をポキリと折ってくるほどのマニアックな知識ご披露本でないのもとても良かったです)、ラスト二本で前述の設定が最高潮に描写されると、あのときの松倉のセリフ、このときの松倉のセリフ、そのときの松倉のセリフッ…!という感じに脳内リフレインが止まらなくなり、二次元ファンタジーしていない、ちゃんと生きて、そこにいる感じが出ているのが読後にサンドバックのように効いてくる構成になっているのが堪らなく最高な読書体験でした。 ほのぶ先生ありがとう!!!! また好きなキャラが出来てしまった。 だからこそ思いを馳せてしまう。 月曜日の放課後でなくてもいい。 松倉がまた図書室に来てくれたらいい。 そして堀川の隣で暇そうに、あるいは面倒くさそうに図書委員の仕事をしていてほしい。 いや、図書室に来れなくったっていい。 あれからますますバイトに勤しんで自由をなくし、苦労が重なっても、でもいつか出会ったとき、松倉のシャツが皺で依れていてくれたらいい。 どうか堀川が守りたかった君の未来が明るいものでありますように、と願わずにいられない。 最後に、堀川がした松倉に対する最後の決断をとても尊敬している。 君はただの高2でしかないが、そんなただの高2男子ができる最大で最高の決断を友のためにした。 君のような友が松倉にいて本当に良かった、と心から思いながら本を閉じようと思う。 『栞と嘘の季節』の文庫化はまだか…!!
1投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログ何気ない日常に、謎解きが自然に入る文章凄くて、読んでいて面白かった。 松倉と堀川の会話のキャッチボールはテンポ良くて良い。知識と伝える言葉の表現は、勉強していた方が面白くわかる。
0投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログロックオンロッカーの2人の関係性が好き。久しぶりに氷菓シリーズ読みたくなった。 いい人かどうか、と人を疑うかについては別。 青春ミステリものなのに暗くて良い
3投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ図書委員の2人が織りなすミステリー短編集。良い意味でも悪い意味でも少々後味が悪い読後感。最終話でまさかこんな展開になるとは、という驚き。図書室と鍵というライトなテーマと学生2人の小気味よいテンポの推理、しっかりと散りばめられた伏線のおかげで主人公達と同じ目線で楽しく謎解きができる良い作品。
3投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ高校生で図書委員の2人が図書室に持ち込まれる謎に挑む全六篇。ライトでとても読みやすい。続編も読みたい。
12投稿日: 2025.01.12
