
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
素敵なエッセイだと思います。 お茶の立て方の本ではありません。タイトルにある通り、森下さんが「お茶」を通じて感じたことが綴られています。「お茶」というと作法が難しく、かなり畏まった様なイメージがあり、本に書いてあることはその通りでした。ただ、その中で精神的なことで誰の人生にも通ずる大切なことが記された本だと感じます。
0投稿日: 2020.05.05
powered by ブクログ茶道の凄さがわかります。なぜ日本にある道(茶道、華道、書道、武道)がこんなにも長く続くのか。きっと本当に良いものは長く続くという本質がこの本読むと分かります。戦国時代に茶道が武将の間で爆発的に流行したのも分かります。刹那的な世を生きる時代、今の物質的な豊かさには到達してしまいました。精神的な豊かさをもっと大切にする時代がもうまもなくなってきます。そのヒントが散りばめてある作品です。
0投稿日: 2020.05.05
powered by ブクログひとつひとつの動作に「なぜ?」は無い。茶道とはそう言うものだから。と先生は言う。 しかも覚えちゃダメなんて言われたら、ただ混乱するばかりだ。とにかく続けていけば身体が覚えると言う事なのか…難しそうだけど、茶道のピリッとした雰囲気には憧れる。
0投稿日: 2020.04.29
powered by ブクログお茶を通してたくさんのことを 感じていく姿がとても素敵でした。 1日1日一瞬一瞬を大切にしたい。 心に響く言葉がたくさんある。 その中の1つが、 「会いたいと思ったら会わなければならない。 好きな人がいたら好きだと言わなければならない。花が咲いたら祝おう。恋をしたら溺れよう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらん限りのことなのだ。」
1投稿日: 2020.04.27
powered by ブクログ樹木希林さんと黒木華さんで映画化もされた作品。 お2人が好きなので映画の宣伝で知ったというのがこの本との出会いですが、これは映画よりも本の方が断然良かった!と思います。 私はこれまで茶道に一切縁がないし、これから先も触れることはないだろうけど、五感を研ぎ澄ませて季節を味わうことや、今ここに100パーセント居ること、など、私を感動させたその精神、在り方は参考にしていきたいです。 生涯の読んで良かった本、ベスト20に入ると思います。
41投稿日: 2020.04.23
powered by ブクログずっと積読本になっていたが、ふと思い立って手に取った瞬間貪る様に読んだ。お茶とはこんなにも季節を、五感を研ぎ澄まし体感させてくれるものだったのか。著者はお茶を通して得たものを、優しい語り口で読者に教えてくれる。それが押し付けがましくないのに、無性に茶道に触れたくなる。人間はどんな日だって楽しむことが出来る。そして、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。私がこの本に出逢い気づきを与えてもらったように、日日是好日いまこの感覚を忘れずに生きよう!
0投稿日: 2020.04.19
powered by ブクログみなさまのレビューを読んで是非読みたい!と…… 「お茶」を習ってどういうことだろう? ずっと気になっていた 一体毎回何をやるんだろう? お点前をひと通り覚えたら、終わりじゃないの? 小学生の頃、クラブ活動で茶道部に入った (当然お菓子が食べられるという不純な子供心で入部したのだ) だからお作法を学ぶことくらいはわかる しかしこれを何年もやるって、なにを習得するのだろう?と 長年お茶を習っている友人にも学生時代聞いたことがある なんだか曖昧な答えでピンと来なかったような気がする… 読んでいて、何度も何かが込み上げてきたり、何か自分の中できらりと光った じんわりくる温かい気持ち、ザワザワと鳥肌の立つ感覚、ハッとフラッシュバックが起きたみたいな一撃 たくさんの感情が静かに押し寄せた そういうことか! そういうことなのか! うわ… 奥が深い 凄い世界をのぞいてしまった ちょっと放心 長年お茶をやり続ける理由、信長や秀吉の天下人がお茶を好んだ理由 少し理解できた気がする (利休のこともとても気になるなぁ…) 人は自然と共存し、呼吸し、大地に足をつけて生きているのを実感 型にはまったことを日々大切にしてこそ初めて自由になれるのだ 日々の勉強を重ね、人は豊かになり、幸せになれる そんなことを教えてもらえた気がする またこちらに登場する先生の教え方にとても感動した 人からどれだけ言葉を尽くして教えてもらっても、その時はわかったような気になるだけだ もちろんノウハウ的な理解は頭がしている でも自分の全身全霊が理解して受け止めるのは全然違う その時を「丁寧に集中する」のである その積み重ねでしか、人は本当に理解できない気がする 大切な言葉、思い、感性、情緒、振る舞い… 人から説明されたり、教えてもらって、納得したり、感動することももちろんあるが、自分が体感的に何かを得たあの瞬間! 激しい時は雷に打たれる感じ ハッときた時は、目から鱗な感じ しみじみジワッと理解できた時はストンと腑に落ちる感じ あの体験て強烈だ そうやって得たものは必ず人生の糧にになる そういう時のために日々、全身を研ぎ澄ませて丁寧に生きてるのではないかと思うほどだ というわけで お茶をやっている方々がこの本を読むのと、やっていない人間が読むのでは何となく次元が少し異なるんだろうな お茶をやってみえる方のこの本のレビューを読んでみたい でも誰しも擬似体験的なことはある きっとこの本で何かを感じ、得ることは受け止める側次第だと前向きに感じる そして、お茶の世界って素敵だなぁ 何らかの形でもっと知って携わっていきたいなぁ 自分の中の忘れられないお茶経験が2回ある 20代の頃、お仕事であるお宅の家にお邪魔したことがあり、そこでお抹茶と「かるかん」のお菓子が出た! ときめいた次の瞬間、さぁ、どうすればいいんだっけ?と変な汗が… お菓子を先にいただくんだよな?確か… いやでもそこまで形式ばらなくてもいいんじゃないの?このケース? 頭の中でぐるぐるぐるぐる まだ若いし(と甘え)、普通にお抹茶とお菓子をおいしくいただいた(笑) こちらは割と最近 兼六園の御茶室みたいなところ(時雨亭)でお庭を眺めながらお抹茶を飲めるとのこと 勝手のわからないまま中に入ると、あるお部屋で待たされる 割と広い畳敷きに皆さん適当に座っている そしてかなりの人数が集まってきた(30人はいたのかな?) いったいどうなってるんだろ?と思って待っていると暫くして別の部屋へ移動するよう促される それもそこにいた人全員で… 移動したお部屋はだたっ広くそこに4列くらいにお座布団が敷いてある、床の間もある 順番にお詰め下さいと言われるが1列10人以上の列×4列!圧巻である そこにこれまたたいそうな人数の方々がお菓子を以って並べていく、そしてお抹茶も… みんな並んでお茶をいただく 不思議な空間である 最初皆さん緊張した面持ちだったがそのうち、おしゃべりも始まりリラックスしてそれぞれが自由にお茶を楽しみ出す とても良い思い出だ お茶のある日本に生まれて本当に幸せ もっと早く知りたかったけど、これからの人生に楽しみがまた増えてしまった♪ 日日是好日 一期一会 何度も何度もこれからの人生で心から理解することができる生き方をしたい ブクログ のおかげて素敵な本と出会えて良かった ありがとうございます!
38投稿日: 2020.04.06
powered by ブクログ面白かった…お茶、やってみたくなる。 あんな風に季節を感じられるようになりたいなあ。 ちょうど春分の翌日に春分のくだりを読めて、なんだか嬉しい気持ちになる。でもこの本、きっと一年中いつ読んでもそうなんだろうなあ、と。 今度映画も見てみようっと!
0投稿日: 2020.04.03
powered by ブクログお茶を通じて日本の四季を感じる 五感を感じて日々を大切に生きる 雨の日は雨を聴く 雪の日は雪を見る 夏には暑さを感じる 冬には身を切るような寒さを味わう それがお茶の生き方だ…とか 素敵だなぁ〜って お茶を今から習う気持ちはないけれど 生き方は見習ってみようと思います
0投稿日: 2020.04.02
powered by ブクログ著者自身が20数年間続けてきた茶道の稽古。それを通じて学んだこと、見えたこと、感じたことがビビッドに伝わるエッセイ。 一読して、難しい言葉や観念は出てこない。全編を通じて、女子大生の主人公(著者)が、社会人になり、恋愛をし、年齢を重ねていく様子が時系列で語られていく。 普通の一女性の日常と人生の節目がたんたんと綴られていく傍らに、いつもお茶のお稽古がある。 本人もなぜ習っているかよくわからないままに、続けていくと、はっと見えたり、聞こえたり、薫ったりする事象に目を開かされる瞬間が訪れる。 先生は何も説明しない。ただ生徒が自分で発見するのを待ち続ける。そして四季折々のしつらえを準備して、待っている。 宗教のような、哲学のような、たしかに、そういったものともつながっている、洞察と認知の深い面白さ、所作が世界と切り結ぶような面白さの扉がある。 素敵な茶道!習ってみたい!と思うその一方で、お茶にはマダムや富豪のお金のかかる優雅な道楽という一面があり、家元制度の厄介さなどを聞くと及び腰になってしまう。 良い先生と出会えた著者が羨ましい。
0投稿日: 2020.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画化されていた内容だし、小説かと思っていたがエッセイだった。 人生を振り返りながら、茶道(お茶と必ず表現される)と季節の移り変わり、人の道として感じること…。言葉巧みに描かれた内容は、エッセイよりもやはり小説に近いイメージだった。 面白かった
0投稿日: 2020.03.30
powered by ブクログ心の平安、静けさを求める者に、言葉ではない方法で語ってくれる不思議な感覚の書。見出しが一つ一つずるい。薄くて軽い女流エッセイ、のはずなのに、手元において何度でも読み返したくなる不思議な魅力を持った本。
1投稿日: 2020.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【一つのことを続けていくと必ず自分のためになる】 お茶を習うことを通して 『自分はこれでいいんだ』『今ここを大切にすること』 を学ぶという自伝的な小説 はじめは『なんでこの作業をするのか』 『覚えなくていいってどういうこと』と 反発も感じていましたが 次第にお茶のお稽古が心の拠り所になっていく様子が 伝わってきました。 一見意味がよくわからない所作の中にも 実は意味があることが長く続けた結果わかってきます この本を通して私が一番感じたことは 何か続けることは 必ず自分に得るものがあるということ (言うのは簡単ですが) 私は「茶道なんか絶対縁がない」って思っていましたが この本を通してお茶文化の魅力を少し理解できました。 そして、お茶を長く習っている人でも はじめは渋々であるということが知れたのも 親近感を感じました 品のある家庭のみが嗜む敷居が高い習い事というイメージがあったからです。 また、この本を読んで感じたように茶道は続けるのが とても難しいようです 変わり続ける時代の中で茶道のように変わらない文化があるというのは意味があること しかし、やり方を引き継いでくれる人がいなければどんなに奥深い文化でも続きません 茶道の裾野が広がる努力も必要なのではと感じました。
11投稿日: 2020.03.20
powered by ブクログ雨のシーンや後半の生き方のこと、素敵だった。 また数年後など節目節目に読みたくなる本だった。予想に反してとても読みやすくて、お茶に興味をもった。
1投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログ題名に惹かれて手に取りました。 その頃の私は、日々丁寧に生きたいと願いながらも、気持ちに反して、せわしなく働いていました。四季を全く感じる暇もなく、時だけがただ過ぎていく…そんな日々の中で手に取った本です。すぐに読めば良かったのですが、仕事に忙殺され、ずっと読むことができないまま月日が過ぎ、ようやく読破することができました。 あの頃読んでいたら、もう少し人生が変わったかもしれない。 もっと早く出逢いたかった、そんな本です。
0投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログ★日々移り変わる季節を感じ取ることができる、感受性豊かな人になりたい ★思い立ったら行動しなければならない。その瞬間はその瞬間にしか存在しない。 ・日本に二十四節気が存在するのは、日本人が季節の移ろいを敏感に感じ取ることができる感性を持っているから。 ・一期一会の考え方を示した言葉でとても心に響いたもの。 『会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければならない。花が咲いたら、祝う。恋をしたら、溺れる。嬉しかったら、分かち合う。』 ・五感を使って、今を一心に味わう。
0投稿日: 2020.03.06
powered by ブクログお茶を習い始めて25年。その中で色々な人生の岐路に立ち、悩みながら続けてきた茶道から与えられたものとは。 文章が読みやすく、するすると入ってくるエッセイ。 ふいに周りの音が消えて研ぎ澄まされるような感覚、森下さんのその瞬間を追体験したような楽しい時間でした。 茶事(食事に凝りそれすらも食後の一服の茶を楽しむためだという)って贅沢~!掛け軸も庭も茶器も全てに意味が籠められ四季を楽しむ昔から連綿と続く伝統…奥深いですね 茶道を通して生き方や考え方にも表れていくってすごいなぁ
1投稿日: 2020.02.25
powered by ブクログ茶の世界を感じさせてくれる、日常について考える機会を与えてくれる素晴らしい本。 また、時々読んでみたい一冊。
1投稿日: 2020.02.21
powered by ブクログ素敵だ また素敵な本に出会ってしまった つくづく日本の伝統文化が好きなんだなって実感する あぁ、まだまだ出会える、自信になる
1投稿日: 2020.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者が30年、毎週通ったお茶の稽古を通して、自然を感じ、心を整え、自分を顧みる姿を、シンプルに外連味のない文章でつづった極上のエッセイです。 もっと説教臭くも、ドラマチックにも書けたであろうに、余白を感じさせる文章は、より深く考える余地をこちらに与えてくれるものだと思いました。 ”「目を覚ましなさい。人間はどんな日だって楽しむことができる。そして、人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。あなたが今、そのことに気づいたようにね」”
1投稿日: 2020.02.18
powered by ブクログふとしたことが切っ掛けで茶道に通い始めた著者の、お茶との関わりの中での気付きについて綴るエッセイ。 著者は、お茶に興味があった訳ではなく、優秀な生徒とは言えなかったにも関わらず、25年以上続けているということは、やはりご縁があってのことだったのだろうと思う。 高校時代に茶道の授業を1年間受けたが、先生がとてもとても厳しかった。これを読むと、たった一年で生徒に単位を取らせないといけなかった先生は大変だったろうなと思う。 長く続けてこそ気付けることがある。 このエッセイを通して、ほんの一部(だが、沢山の大事なこと)を教えて頂いた。
0投稿日: 2020.02.16
powered by ブクログ最初はなんの気無しに読み始めたが、気づかされることが多かった。 特筆すべきは、筆者の経験から自由とは、物事がもたらすものではなく、物事に没頭する自分自身が感じるものだということ。 まるで、筆者と同じ様に、お茶を通して自らの成長を気づかされる、そんな経験をしたような読後である。
1投稿日: 2020.02.15
powered by ブクログ私は、お茶のことは全く分からないんだけど、作者を通してお茶の世界を感じさせてもらえてよかった。 歳を重ねても新たな気付きがあったり、人生の中で辛い時があっても、この人にとって寄り添ってくれるような存在。 私も何かそういうものに巡り会えたらいいなぁと思った。
1投稿日: 2020.02.14
powered by ブクログ日記を覗き見たような読後。独特。 私も茶道をかじったけれど, 典子さんの域には全然到達できていなくて, こんな風に茶道と向き合えていたら…とちょっと羨ましかった。 人ではなく, 不変の何かを自分の拠り所にすることの重要さ。 私も何か探したい。子育てが終わってポツンとならない人生を送りたい。
0投稿日: 2020.02.12
powered by ブクログ細かい所作で一見がんじがらめなようで、実は五感も心も自由で 存在を肯定してくれる。茶道の奥深さ、はじめて知りました。
2投稿日: 2020.02.11
powered by ブクログどれだけ時間が掛かっても、自分の力で自分のタイミングで成長できればいい、人生の大切なことに気付ければいい。 そういうメッセージに捉えられて、なんだか救われたような思いです。 人生ってこういうものなんだなって読んでいて少し分かったようで、でもやっぱり自分で見て聞いて感じないと分からないんだなと、当たり前のことだけど改めて教えてもらった事。それが詰まっている。 「いつか、いつか。」と後回しにする癖はやめてしまわないとな、今を生きる、一生懸命生きる人になりたい。
7投稿日: 2020.02.06
powered by ブクログ映画化され、 樹木希林さんの遺作にあたるような作品の原作ということで、読んでみました。 お茶は、高校時代部活動でほんの少しかじった程度ですが、そのときのイメージとずいぶん違う印象を受けた作品です。 ・よい師に教わること ・続けることの大切さ など、心が豊かになる方法を学べたような気がしました。
0投稿日: 2020.02.05
powered by ブクログこの本を読んで 季節を感じたり自分の心に向き合いながら丁寧に生きていきたいと感じました。 人生のバイブルになるような本。
2投稿日: 2020.02.03
powered by ブクログ心地よい読み終わり。 あぁ、茶道ってこういうことなんだなぁというのがわかりました。マインドフルネスに通じる部分、そして「季節を知る」ということ。 お茶やってみたい!
0投稿日: 2020.01.24
powered by ブクログ大学院時代、同じ研究室にお茶をたしなんでいる女性がいた。彼女はお茶の道具を研究室に置いていて、「疲れた~」とつぶやくと「お茶たてようか?」と言って、時々お茶を入れてくれた。そのお抹茶がおいしかったなあという思い出と、彼女が「お茶っておもしろいよ」と、掛け軸や飾っているお花のこととかを何気なく話してくれたのを思い出した。 私自身はお茶を学んだ経験はなく、難しそうだなあと遠くから眺めているだけだけれど、この本を読んでお茶から学ぶことって季節や音や香りや心、自分との向き合い方、生きることなんだなあと感じた。なぜ戦国大名がお茶をたしなんだのか、この作者なりの見解にも腑に落ちるものがあった。 20~30年くらい続けたら、お茶の境地も開けるのかな。ちょっと気になる。でも今さら遅いかなあ。 この本で、お茶に魅せられました。いい本。
0投稿日: 2020.01.22
powered by ブクログなんでお茶を習いに行っているんだろう、とか、このまま続けていて意味はあるんだろうか、とか、茶道では他者への思いやりの心を忘れないようにと言われるのに、何でこんな嫌なことを言う人がいるんだろう(自分自身も気をつけないといけないんだけど)とか、今までに何度も思いつつお稽古に通っていた。ちょうどまたそんな風に感じていて、悶々としていたところだったけど、この本を読み終わってから久しぶりに早くお茶のお稽古に行きたい!と思えた。 そして待ちに待ったお稽古に行くと、先生から「お茶は特別なものだと思われがちだけど、社会の縮図であって、いろんな人がいて、そういうものだと知っておかないといけない」「お茶の修行はただお稽古に通っているだけで良い」と言われ、何だか気が楽になった。それと同時に、この本を読み終えたときのスッキリした気持ちに似ているような、長い間何でだろうと悶々としていたことの答えが少し見えたような気もした。
0投稿日: 2020.01.19
powered by ブクログ令和2年1月16日読了。 お茶の世界から、人生や生き方を考える。自然の一部として自身を捉える。簡単なようで難しい。香の香りが染み付いたお部屋で、お湯の沸く音を聞きながら、、、。あー、お茶の世界に浸りたい!
0投稿日: 2020.01.16
powered by ブクログこの本を読んで、とにかく今すぐにお茶を習いに行きたくなってしまった。笑 4月からの会に申し込みしようと思う。 といっても、お茶をしながらこの作者さんのようにいろんなことを学び、感じ取ることができるのかは分からないけれど。 何かが変わる気がする。何か、日本人として必要な気がする。何かを感じたい。 それにしてもこういう本を読むと、ああ日本って素晴らしい国だなぁと思う。先人が築いた文化や歴史があり、過去を生きた人と繋がってるんだなぁと思う。四季折々、風流。 しかし、お茶も習いたいしそうなるとお着物も着てみたい、お花についても学びたい、和菓子のことも知っていきたい、なんだか世界が広がりそうと思うと同時に、人間死ぬまで勉強なんだなと思った。いつまでも感受性豊かに生きたい。
0投稿日: 2020.01.05
powered by ブクログ映画化にもなってて気になってた作品 茶道の奥深さ お茶が教えてくれる幸せ お茶の道具、掛け軸、茶菓子、、、 全てに意味があって 季節を感じることができて お茶っていいなってすごい思った 人生の大切なことを教えてもらえる そんな一冊 「気持ちを切り替えなさい。今目の前にあることをしなさい。『今』に気持ちを集中するの。」 作中のこのセリフがすごい響いた 今を生きないといけない 過去にばっかりすがってはいけない 過去は過去でいい思い出 過去でしかもう一緒にいられないけど でも、気持ちを切り替えて 今を生きないといけない 目の前にあることに集中すると いい意味で気持ちを切り替えられた いつまでも泣いてちゃいけない この本を読んでほんまに良かった
6投稿日: 2019.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者はエッセイスト。20年以上続けているお茶の話だが、人生の学びがある。文章がとても綺麗。印象に残ったのは①夏と冬でお点前が違うことに理不尽さを感じるが、すべてに理由がある②茶花とは、茶室に置く自然の草花や枝花③世の中は明るいことばかりに価値を置くが、反対のことがなければ明るさもない④私たちは過去を悔んだり、未来を思い悩む。どんなに悩んでも、過ぎた日々へ戻ることも、未来に先回りすることもできない⑤幸せなときは、その幸せを抱きしめて、100パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできるあらんかぎりのこと
6投稿日: 2019.12.21
powered by ブクログ知らないお茶の世界。 等身大の悩み。 さらりとした言葉で語られる、気づき。 こんな居場所をもっていることを、うらやましく思った。 気長に構えて、今を味わう。 2019.12.20 映画をみた。すごく感動。就職の面接の日に先生が掛け軸を飾って、応援しているところがすき。 また本も読みたくなった。 2021.1.31
13投稿日: 2019.12.20
powered by ブクログよほどでない限り読み終えた本は処分するのだけど、これは手元においておきたいと思った。 お茶を始めるだけの余裕はないけれど。
6投稿日: 2019.12.19
powered by ブクログこの本はただ単に茶道は素晴らしいと言うより 筆者が思い悩みながらの茶道に対する心の変化が語られている。 きっと茶道をやる前、やって数ヶ月、数年、数十年によって読む感想が変わると思う。 私は茶道をして2年程度で、前半部分は共感して同じ事を思ったりするんだと安心したが、 後半部分の心境については、私にとってはまだ至らない感情で不思議な気持ちになりました。
3投稿日: 2019.12.04
powered by ブクログお茶を通した季節の移ろいと主人公の葛藤を描いた作品。決められた動作を毎日繰り返すことで、過ぎ行く日々が一日一日違っていて、二度と同じ日はないということを学ぶことができる。お茶を通して、季節の移ろいを感じ、自分の感性の変化を感じ、今日は何の音が聞こえてくるのか、昨日聞こえなかったものが聞こえるようになるのか、道を極めようとするものの葛藤と特権。 かつて、戦国時代の喧騒の中で、将軍達がこぞってお茶という静寂を求めたのは、真実を見極め、世の音を感じ、自分が世の一部となり何者でもなくなる瞬間のためだったのかなと。
4投稿日: 2019.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お茶を習っているとあらゆることに興味が出てくる。自分の無知さ加減を目の当たりにする。そして自然が身近になる。 お茶のお稽古は同じことを何度も何度も繰り返す。意味の分からないいろんな作法をただただ覚えていく。 あるときそのひとつひとつの意味が天啓のように身体の中に降りてくる。 そういうことだったのか、と腑に落ちる。 この本を読むとお茶っていいなぁ、としみじみ思う。
2投稿日: 2019.11.25
powered by ブクログお華もお茶も、家族で私だけ習ったことがないからか?は分かりませんが、子供の頃から、なぜかお茶にはものすごく興味がありました。 そのお茶、茶道についても、初心者でも知ることができますし、お茶のお稽古は日々ただただ積み重ねていくものだということを教えてくれる作品。 人生に寄り添ってくれるお茶。 そんなお話。 辛い時も悲しい時も、嬉しい時も。 いろんなピースがある時繋がる…それこそが茶道。そして人生だと。 「日日是好日」。 その意味を教えてくれる作品。 悪い日がなければ、良い日もわからない。 悪いと思うことが、実は良いことのきっかけになったりと、奥が深い。人生に無駄はないということを気付かされる作品。 この作品に出会い、本気で茶道を習いたい!と思いました。 もうこの歳からではありますが。 1番の問題は着物。 茶道を習っていくと、確実にお茶会等があり、着物が必要になる。 その準備ができそうなら、始めたい→こんなのは不純でしょうか? でも、きっと茶道は、利休の時代もですが、欲深く良いものを極めたくなるのだと思うから(๑ˊ͈ ꇴ ˋ͈)♡॰ॱ そんな未来が来る日を想い描こう(๑ˊ͈ ꇴ ˋ͈)♡॰ॱ 願えば叶う✨
6投稿日: 2019.11.16
powered by ブクログ大好きな一冊。 お茶の楽しみ、喜び、 日々の楽しみ、喜び に気づかせてくれる。 美しい所作が目に浮かぶよう。
3投稿日: 2019.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お茶の「作法」解説かと思いきや・・・ 「お茶」の奥深さと単なる作法ではなく、人が生きていく上で大切なことを教えてくれるとても感動的な本でした!! 「日日是好日」は、「日々いい日でありますように」という簡単なものではなかったです。 【過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ(P217引用)】 正しく、ここで言いたかったことが凝縮されていると思いますね。 とてもいい本に出会えました。
3投稿日: 2019.10.31
powered by ブクログ茶道のことはよくわからないし、和菓子と抹茶が好きでたまに飲みに行く程度だけど、細かな手順や物事にはきちんとした意味があり、無駄なものはないということを学んだ。 「長い目で、今を生きろ」というフレーズが印象的 今できることは今した方がいいなど、なかなか人生の教訓にもなるような内容だったと思う。
3投稿日: 2019.10.24
powered by ブクログ今までお茶に触れる機会が無かったので、とても興味深かったです。初心者の私でも分かりやすい内容でスラスラと読むことが出来ました。 時間ができた時にもう一度読みたいです。
3投稿日: 2019.10.23
powered by ブクログ8月に読んだのに、この短期間に文庫を買って再読 茶道のエッセイだけど、小説としても読める 筆者はお茶を始める前は季節は暑い季節と寒い季節の2つしかなかったけど お茶を初めて何年も経ってから季節を感じるようになったという 確かに季節を感じる要素として気温は大部分の人が感じているけれども 注意深く見ていけば様々なものでも感じられる お茶は作法が決まっていて形式的というイメージがあって さらに、武田先生はなぜそうするかを教えてくれない 形を作って、後から心が入るという 学校だと、わかるまで質問するのは良いこととされるが、なんでと聞かれてもこうするというのみ 毎回新しい道具が出てくるので手順が覚えられない 稽古中にメモはしない、覚えない 夏のお茶と冬のお茶はがらっと変わる なぜできるまで同じことを繰り返させてくれないのか?という疑問は当然のことに思える 目の前のことに集中するように注意されるが 何年もたってわかることがる それまでの点の経験が合わさって線になっていく お茶に限らず、人生もそう 大人になる、子供を持つ、病気になる事で以前には見えなかったものが見えてくる 日々是好日は毎日がいい日という意味だけではない 雨が降ると「天気が悪い」というが、悪い天気なんて存在しない 雨の日は雨の音を聴く 雪の日は雪を見る 夏には夏の暑さを冬には寒さを味わう どんな日もその日を思う存分味わう お茶とはそんな生き方 日々是好日 人間はどんな日だって楽しむことができうる。そしてその事に気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている
6投稿日: 2019.10.07
powered by ブクログ○茶道という習い事を通じて考えたことが書かれている。 一つのことに打ち込まないと見えてこない世界がある。趣味でも何でもよいから継続的に取り組むことで、自分が成長して、見える世界が広がる。この本には、人が学び、成長する過程に必要な道が記されている。 まず、自分が何も知らないということを知る。無知の知を痛感してから、本当の学びが始まる。これはどの「道」においても共通して言える。最近、座禅を趣味として浅く語り始めた自分をひどく恥ずかしく思う。何も知らないことにすらまだ気づけていない。あと3年間、趣味として続いたら公言しよう。 次に、習うより慣れろ、という忠言に本当に従えるかどうか。ここで学びの深さが二分されると思う。早とちりして、短期間で習うことを選んだ人は、その時点から学びが受動的になる。その到達点も、教授者を超える可能性が薄い。しかし、慣れる(理解できないまま一定期間受け入れる)、この苦しみに耐えることこそ、真の学びへの入り口になる。つまり、その先にある学びは自分の中での気づきや発見を主体とし、能動的になる。この違いは、知識と実践という対比で分けても分かりやすいだろう。 表層の知識だけで、見栄を張るような人間にはなるな。学びの最終地点は常に実践を伴ってからにしよう。これは、教科書の知識と実験の結果との比較により、身をもって学んでいる最中であろう。
3投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログ今年読んだ中で、一番すてきな本だった。 お茶って、こんなに清々しいものだったとは。 NHKの番組で茶道講座のようなものを見たことがある。 たしかに、さっぱりと清められた茶室の佇まいに、ある美しさは感じる。 でも、その一方で、深すぎて近づきがたいものにも感じられた。 本書では、筆者の、一人の女性としての模索や成熟と重ねられて、読者もお茶の世界に分け入っていくことになる。 森下さんは、ある時は言われた通りのことができず、悔しくなったり、素質のあるほかのお弟子さんに劣等感を感じたりもする。 そんな中、少しずつ、自分の、お茶への向き合い方を見つけていく。 様々な約束事の向こうに、自由の世界があることを、見つけていく。 その瞬間は、ある時、ふいに訪れる。 私はお茶を習ったことはないけれど、ほかの習い事をする中で、似たような経験をしたので、何となく実感としてわかる。 感じられるものが、世界が変わる驚きが、なんとまあ、生き生きと、感性豊かに描かれることか。 所作が美しい人に憧れる。 武田先生のお辞儀、見てみたい。 今更お茶を習うこともできそうにないけれど、何か、自分の動きを磨き上げることができないものだろうか。 最後に、先生の選んだ掛け軸。 書を習っているので、興味が引かれる部分でもある。 筆者が結婚直前に破談になった、悲しい厳冬の日に掲げられた「不苦者有知」は、俳味がある。 でも、「苦と思わざる者は知有り」とは訓読できるのかなあ、と思ってしまうのは、要らぬ浅知恵か?
3投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログ友達から上品な本と聞いていましたが、その通りだった。筆者がお茶を通して学んだことについて、優しく、丁寧に、でも身近な言葉として綴られている。 点と点だったお点前が、線になって繋がる感覚、学生時代の部活動だった弓道と重なった。矢を射るまでの、一連の動作をはじめは点として習い、練習していくけれど全てが繋がって意味があるとなんとなく気付いた時の感覚に似ている気がした。茶道をしたことがないからわからないけれど。日本の伝統芸能って、一つ一つ深い意味をもっていて、美しいなと改めて感じた。 筆者が茶道を通して学んだことがとても美しくて、日常をもっと丁寧に生きようと思った。そういえば実家の玄関や床の間にはいつでも親が摘んで生けてくれた花が飾ってある。当たり前すぎて見過ごしていたけれど、この機会に目を向けて季節を感じてみようと思う。
6投稿日: 2019.10.05
powered by ブクログ映画を見た後で、手に取った本。 実に素敵。 映画はきっちりストーリー(?)をなぞっていて映像も浮かびやすいが、後半の作者の思いや気付きに関しては本の方が良く現れていてわかりやすい。 一度も触れたことはないけれど、お茶、やってみたいなぁという気持ちになりました。 解説の小三治さんの言うように、ちょっと声を出して読んでみましょうか。
2投稿日: 2019.10.04
powered by ブクログ・社会人になって離れていた読書の面白さを思い出させてくれた一冊。ありがとう。 この本を読んで紅茶を飲むために一番出社ができました。 豊かな時間をありがとう。 ・またこの本の存在が切っ掛けで茶道をはじめた。 そこから沢山の出会いがありそう。
5投稿日: 2019.10.01
powered by ブクログ秀作。 お茶。今まで接点がほとんどない。 お茶を習おうとは思わないが、取り入れるべき事は多いと感じた。 一つ一つの作法には意味がある。 動きが美しいのは真似したい。日日是好日を意識したい。 干支の正月だけ使う茶碗、いいじゃないか。 頭で考えない、手が覚えている。確かに。
2投稿日: 2019.09.21
powered by ブクログ「お茶」を習い始めてから現在に至るまで、お稽古を通じて感じたことや変化を楽しみながら書かれています。嫌なこともあるけれど、良いことはそれ以上に喜びとして感じられる、そんな感動を得ることができます。「お茶」についてあまり多く知らない私には、新たな世界を知ることができる貴重な一冊でした。 多くの作法をローテーションとして繰り返し、それを日常として身体に刷り込ませていく。やがて当たり前にできるようになり、その当たり前からちょっとした変化に気づくことがある。それを愛でる。そこまでの余裕はないけれど、その視点を日々思い出したときに心がけようと思います。
3投稿日: 2019.09.21
powered by ブクログ初めての育児に少し疲れていたとき、束の間のひとりの時間を得て本屋に寄り、この本を手に取りました。 飛ばし飛ばし読むのではなく、丁寧に読みたい本だと思いました。 ゆっくりカフェで読みながら、あぁ私はこういう時間が好きだった、と思い出させてくれた本でした。
7投稿日: 2019.09.19
powered by ブクログ20歳から母の勧めでお茶を習い始め、しかも表千家。私と全く同じでびっくりした。袱紗捌きも茶巾絞りも、畳を6歩で歩くも映像を見ているかのようだった。また1番あるあるだと感じたのは大寄せの正客のやり取り。あれは本当にウンザリする。 私は10年位習ってやめてしまった。大寄せのお茶会にでもまた行ってみたくなった。樹木希林さんの武田先生も観てみたい。
2投稿日: 2019.09.17
powered by ブクログまえがきの時点からスクショ、コピーアンドペーストしたいぐらいの文言が盛りだくさん 下手な啓発本より生き方の為になる事が書いてある 日日是好日、意味がわかった時の爽快な空を見上げたような感覚を大事に覚えていきたい
8投稿日: 2019.09.15
powered by ブクログストーリーとしては、正直物足りない気がしてしまった。しかし、茶道をする主人公を通して、人生を豊かにすること、大切なことを改めて知ることができた気がする。今まであまり気に留めなかった日々の天気や、四季などを意識して暮らしていきたいと感じた。
1投稿日: 2019.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よかった。 日々の忙しさと、ただそこにある自然やシステムについて時々考えることがあって、それへのヒントが少しあるような気がした。 「日日是好日」と感じられるように人生を丁寧に重ねていきたい。 本文より↓ 私たちはいつでも、過去を悔んだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々へ駆け戻ることも、未来に先まわりして準備することも決してできないのに。 過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道はひとつしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間はじぶんがさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ。(P.217) 現実を生きるために、お茶に通った。(P.233)
3投稿日: 2019.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
また素敵な本と出会えました。 15年ほど前に数回お茶の稽古に行ったことがあります。そのときに本作と同じように、なぜお手前の手順をしっかり教えてくれないのか、お軸の意味は、茶花は... 疑問しかなくすぐに逃げだしてしまいました。 本作でその意味を少し理解出来たと思うと同時に、いつの日かまた習ってみたいと思います。 読み終えてこの作品は決してお茶の本ではない事に気付きました。 お茶の世界を通じて、季節を感じ、自然と一体になることに気づく。 今まで気づかなかったことにふとした瞬間に気づけるようになる。 心穏やかな境地から多くの気づきを得て学び成長する。 人生の大切なことを教えてもらえた気がします。 きっとこれから何度も読み返す。 いつの日かゆっくりとした時間の中で、ゆっくりと心静かに声に出して読み返してみたい。 説明 内容紹介 「人生のバイブル! 」 多くの読者を救ったベストセラー・エッセイ。 毎日がよい日。雨の日は、雨を聴くこと。五感で季節を味わう歓び。 今、この時を生きていることの感動を鮮やかに綴る。 お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。 失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。 がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。 「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる…… 季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。 来場者数100万人突破! 大ヒット映画『日日是好日』原作 監督・脚本:大森立嗣 出演:黒木華、樹木希林、多部未華子、鶴田真由、鶴見辰吾 ほか 目次より まえがき 序章 茶人という生きもの 第一章 「自分は何も知らない」ということを知る 第二章 頭で考えようとしないこと 第三章 「今」に気持ちを集中すること 第四章 見て感じること 第五章 たくさんの「本物」を見ること 第六章 季節を味わうこと 第七章 五感で自然とつながること 第八章 今、ここにいること 第九章 自然に身を任せ、時を過ごすこと 第十章 このままでよい、ということ 第十一章 別れは必ずやってくること 第十二章 自分の内側に耳をすますこと 第十三章 雨の日は、雨を聴くこと 第十四章 成長を待つこと 第十五章 長い目で今を生きること あとがき 文庫版あとがき 解説 柳家小三治 本文より 会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。 (第十一章「別れは必ずやってくる」) 森下典子(もりした・のりこ) 1956(昭和31)年、神奈川県横浜市生れ。日本女子大学文学部国文学科卒業。大学時代から「週刊朝日」連載の人気コラム「デキゴトロジー」の取材記者として活躍。その体験をまとめた『典奴どすえ』を'87年に出版後、ルポライター、エッセイストとして活躍を続ける。2002(平成14)年、『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―』を出版。同書は'08年に文庫化、'18年には映画化され、ベストセラーとなった。'18年には『日日是好日』の続編『好日日記―季節のように生きる―』を刊行。他の著書に『猫といっしょにいるだけで』『前世への冒険――ルネサンスの天才彫刻家を追って』『いとしいたべもの』『こいしいたべもの』などがある。 内容(「BOOK」データベースより) お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる…季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。
16投稿日: 2019.09.01
powered by ブクログ静かに、深く、しんみりと、熱く感動しました。「お茶」について語ったエッセイなのだけど、人生そのものを読みとることができて奥が深いです。一見人を型にはめるがんじがらめの世界に見える「お茶」の中に実は全てを受け入れる自由がある、だなんて想像もつきませんでした。人と比べることなく、自分自身の成長に気づき続けること。この言葉で私も心の奥深いところから救われたような気持ちになりました。 社会の喧騒に揉まれて我を見失いがちな現代を生きる全ての人の心に響くかけがえのないものがここにある、と思いました。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。、過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ……。
3投稿日: 2019.08.24
powered by ブクログ映画化された作品主演の黒木華さん、とても素敵な方と思う。読み進めていって、ぼくは残酷な男だと思う。いちいち『なぜ?』って聞きすぎた。実際には、聴きたくなるくらい、好きだったのか、それとも不安にさせるくらい、じゃじゃ馬だったのか。長い間、一緒にいられたら、理解出来たのかな。お茶の作法に涵養という言葉を思い出した。 「成長を待つこと」 個性を重んじる学校教育の中に、人を競争に追い立てる制約と不自由があり、厳格な約束事に縛られた窮屈な茶道の中に、個人のあるがままを受け入れる大きな自由がある。学校は、いつも他人とくらべ、お茶は昨日までの自分とくらべる。どちらも目指しているのは、人の成長なのに。 いまなら、この本の魅力がよくわかる。ボロボロ泣いた。まずしっかりと一人ひとりのこどもの顔を毎朝見たいと思った。改めて、私が大好きだった人の書評を読み返すと、周りの環境も、住んでいる世界も、ぼくとはあまりにもかけ離れていることに気づく。周囲の環境に価値を求める君と、自分の中にあるものに、君の中にある価値を見いだそうとするぼく。人生の本質とは、なんだろうか?ぼくは、だいじな人と、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめたい。いったい君はなにと競っているんだろう。 だれでもない。だいじな人に、あなたに認めてもらえたら、ぼくは、がんばったと思える。ただの人に、尊敬と信頼を感じたとき、スピリットが尊重されてくる。そこには、人柄がにじみでる。だいじな人とは、涵養に振動し、キラキラと輝き温かくなる。それは、ギフトだと思う。そういうものがなかったのだから、愛でも、恋でも、友達ですらなかったのだと思う。 はやくあなたから旅立ちたい。 読み終えると、ここからはじまるんだと背中を押される一冊。読後感が、すばらしい。ぜひともおすすめしたい。
11投稿日: 2019.08.21
powered by ブクログ著者が20歳の大学生の頃から25年間続けてきたお茶のお稽古を通じて気づいたこと。 副題の通り「お茶」の世界を垣間見せてくれ、季節や干支、自然を客とともに味わい、一期一会を愛でる営みであることを教えてくれる。 お茶に限ることなく大切にしたい精神性、その自由さのための「お茶」という作法・道具立ての奥深さに圧倒される。 19-90
2投稿日: 2019.08.21
powered by ブクログ昔、お付き合いしていた方のお母様が表千家の先生だった。 元々お茶に興味があったこともあり、ゆるーく1年半程習わせて頂いたことがある。 結局その彼とうまくいかなくなって、お稽古もなんとなく気まずく通うのをやめてしまったけれど、あの時の1個1個の風景が本の中の世界とじんわりと溶けていく感じだった。 1つのことを長くやり続けて血肉とすること。 やっぱりとても大変だとは思うのだけど、自分も1つくらいはそういったモノを持ちたいと、先の世界を見せてくれた素敵な本でした。
3投稿日: 2019.08.15
powered by ブクログ読み終えて、最初は、いいことが書いてあり、役に立つ本だと思って1巻、2巻続けて買いました。正直に言って、最初は面白くないし、茶道の話に興味がないからやめようと思いました。この時星の数が⭐️ゼロでした。だけど、読んでいく中、なるほどって思うところがあったりして読みやすくてよかった。 主人公が茶道をやめるシーン読んでいく中、私も、書道をやっていました(16年)が、私の場合、先生がうざくて辞めてしまいましたが、主人公側のやめないシーンを見てすごいと思いました。茶道の話だけではなく、いま現在に至る日々の大切さを教えてくれる1冊だと思います。 次の話を読み、新たな方向で読み直したいと思える1冊になりました。 それ以外にも、森下典子さんの本を読んでいきたいと思います。
3投稿日: 2019.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは、読む前からすごい本だろうと思っていたけどやっぱりすごい本だった。 文章がとてもきれいでテンポよく、身にしみこむようなフレーズや言葉がたくさんあった。無駄がない文章だなあと思う。削ぎ落とされていて、だからすとんと心に届く。 茶人の可愛さというか、いそいそと季節の謎かけに茶室でこたえる姿が、かわいいなあと思った。思いがけないことがあっても文句を言うのではなく、あら、じゃあこうしちゃおう、みたいにできたらそれはやっぱり毎日が良い日なのだろう。 お茶をやりたくなる本。 でもお茶をやりなさい、ではなく、いつやってもいいし、やらなくてもいいんだよ、と思わせてくれる。やってもないのにお茶をやってる気にさせてくれる。 言葉というのは、どんなに具体的に書かれていても抽象的なものなのかもしれないと思った。言葉である以上、数字があろうが、固有名詞だろうが、科学であろうが、あいまいだ。 それがいいなあと思った。みんながなんとなく思ったことを、なんとなく形にしてなんとなく残る。筆者の心が自分を包むよう、まるで自分のために書かれたと思える本でした。
3投稿日: 2019.08.02
powered by ブクログ表題のとおり「お茶が教えてくれた15のしあわせ」の本。茶道がこんな意味を持つものだったのかと知り、目からうろこでした。 そして文章がいい。茶道のことはもちろん人生についても考えさせられる本で、でも押しつけがましくなくさりげなく。 作者は20歳のころにちょっとしたきっかけからお茶を始める。最初は細かな作法にがんじがらめになり、しかも「なぜこの動作をするのか?」という疑問にも「なぜでもいいから、そうするものなの」と言われ納得がいかない。私も一度体験したことがあり決まった形ばかりの茶道をちっとも楽しいとは思えなかった。 でも茶道は一度でわかるものではなかったんだ。作者も自分が何をやってるかちっともわからないという数年を経て、少しずつの気づきがある。その過程がわかりやすく書かれている。 それを自分で体感してみたい気がするけど、それには長い年月が必要で、この本で垣間見れただけでも良かった。 お茶、茶菓子、茶花、掛け軸、器。私にはよくわからない世界のことと思っていたけれど、これは心を尽くした季節のもてなしなのね。経験を重ね、内面が成長しないと気づけない。 ある時不意に「そういうことだったのか」とわかる時がくること。成熟のスピードは人によって違うし、その答えも人それそれ。 そしてそれらはなかなか言葉にしては伝わらないもので、語られない心の気づきは、思いや感情に言葉が追い付かないゆえの沈黙であり静寂であるのかも。 本を読むとお茶は壮大なものな気がしてくる、身近な季節を五感の全部で味わい、それは年月や人生につながる。 その一席は一期一会という考えは戦国の世から来るものなのかもしれない。次にまた生きて会える保証はない。血なまぐさい戦場を駆け巡った戦国武将たちは、茶の席で心を無にし深い安息の時を求めたのだろう。 作者は茶道を通して季節のサイクルと心のサイクルを重ねて自分の成長に気づいていく。そして二十五年経った今も道半ばだという。すごい世界だなぁ。 この本に出てくる先生も良かった。お茶をするなら良い先生と自然を感じられる良い環境が必要だと思う。 茶道はやらないと思うけど、お茶の世界を新しい角度から知ることのできる本に出会えました。素敵な言葉が随所にちりばめられていて、久々に所有してもいいなと思える本でした。
2投稿日: 2019.07.28
powered by ブクログ茶道を通して作者が感じた日々のことを瑞々しく描いたエッセイ。 茶道に興味がなくても、むしろ興味がない人ほど読んでみてもいいかもしれない。作者自身、「なぜ自分は茶道に通っているのだろう」と思いながら続けている様子が描かれている。だからこそ季節の巡りに気づく瞬間や、茶道にまつわる物事の点が線を結ぶ瞬間が、生き生きと読者に伝わってくるからだ。 長年かけて得てきた体験を、こうして惜しげも無く伝えてくれる人柄が現れている作品。 日々に追われ、日々の意味を失っている方にも、なんとなく人生このままでいいのかな、と思っている人にもおススメです。
7投稿日: 2019.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる…季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。 時が来なければわからないこと 不自由の先の自由 など習い事をしていると自然と感じることなんだと思うけれど、子供のころの習い事では感じない感覚かもしれない 才能がある子の登場に嫉妬を感じないところに違和感ありましたがいい作品でした。
1投稿日: 2019.07.22
powered by ブクログ母に勧められて読みました。 著者が茶道を通して感じたことや周りとの関わり、成長していく様子が描かれています。 茶道が無知の私にも想像しやすい文章でスラスラ読むことができました。 茶道で四季を感じることができるのも素敵だなと思いました。
3投稿日: 2019.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お茶の世界というのは近づきがたい、よくわからない。と思っていたのだが、意外と身近で、でも奥が深いものなのだなあと思った。
2投稿日: 2019.07.14
powered by ブクログ友人に勧められて読みました。 日日是好日とはどういう意味かは最後まで読まないとわかりませんでしたが、いい意味だと素直に感じました。 お茶を自分でこれからやりたいとまでは思いませんでしたが、お茶に対する興味は深まりました。
2投稿日: 2019.07.12
powered by ブクログ名言だらけの一冊。 端々に禅の世界を感じます。 やっぱり、こういう精神世界が好きです。 茶道というものは究極のマインドフルネスなんだろうなと思いました。 そして、成長もしていける。 昔、会社の先輩の紹介で少しお茶を習った時期があり。 でも、あまりの作法の多さに愕然とし、早々に辞めてしまったことをこの本を読んですごく悔やみました…。
2投稿日: 2019.07.08
powered by ブクログ筆者は茶道を長年続けることで、自分自身や季節の変化により敏感に気づけるようになった 季節の移り変わりや身の回りの自然を感じながら1日1日を過ごすと、同じ日は1日もなく、それらが全て良い日だと感じられる 今目の前にあるものをしっかりと感じることが大事
2投稿日: 2019.07.06
powered by ブクログ良きエッセイであった。茶道をかじったものとして、懐かしく蘇る記憶。茶室という独特な空間。何度繰り返しても覚えきれないお点前。茶菓子の美しさ。先生の凛としたたたずまい、しゃんとしたお点前。きっとお茶の先生という人が醸す雰囲気は一様に似通っているのだろう。そんなことを感じた。
2投稿日: 2019.06.29
powered by ブクログ映画を見てからの読書、あらためてかみしめる形で。茶道を知っていたからわかるところも面白いところもあり、2人と先生の人生を自分ごとのように感じながら思うこともあり。10代からおばちゃんになるまで、こんなに長い人生を追いかける本はなかなかない気がする。また人生のステージが変わったタイミングで読み返してみたい一冊。日日是好日。雨の日も良い日に思えるようになる◎
3投稿日: 2019.06.26
powered by ブクログ私もお茶を数年間習った。 この本を読んで、うらやましいと思った。 私はこの贅沢さがわからなかった。 ただ独特の作法が、面白い、とだけおもっていた。 またいつかお茶をやりたいな。
2投稿日: 2019.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お茶を通じて、「生きる」ことの本質を感じる。そんなお話に私は思います。 あまりにも心動く描写が多く、今後も繰り返し読みたいなと思います。
2投稿日: 2019.06.22
powered by ブクログ「季節のように生きる」という言葉があった。 私はそれを見て、先生が茶道を通して本当に豊かな生き方を説いてくれる、そんな話だと思った。 しかしそんなことは決してなく、ただただお茶の所作を教えてくれる。そんな内容だった。 先生はお茶を立て、お湯を掬い、お水を垂らす時に五感を使って、その日の柄杓の節の触り心地や、雨音の違い、葉の揺れ方の違いなどで1日を存分に想像したのだろうと思った。 口で物事を教えることは簡単だ。しかし先生は、ただ生きて、毎日同じことが出来る事の大切さを知り、日々を豊かにするためには本人の気づきが1番重要だと思えるように、ただただ促していてくれたような気がした。相手への気遣い、敬意、それは歳や物に関係なく持っていなくてはならないものだと思った。 物にも人にも差違なく使命というものは存在するのだとも思った。 季節の中で生きている「今の身体がある生活」に重きを置き、ゆっくりと生きていけたら良い。感受性は自分で守るものだと好きな詩人も言っていた。 これからもその時大切なことを見失わず、しなやかに生きて行こうと思った。
3投稿日: 2019.06.19
powered by ブクログ読み終えて、ほっと心がかるくなりました。 「今できることを、できる限りやろう」と思えるようになりました。 他の作品も読みたいです。
2投稿日: 2019.06.15
powered by ブクログ本も映画もよかった、と友人にお勧めされたので読んでみました。 主人公が、お茶とともに歩んだ25年の日々を綴ったエッセイ的作品です。 私自身は今までの人生で茶道との接点はなく、無理やりこじつけてみても千利休の本を何冊か読んだことがあるくらい。。 それくらいお茶は遠い存在でしたが、五感を使って今を一心に味わい、日本の四季に癒されながら心を解き放ち自由になる哲学的な文化なんだと、この本を読んで初めて知りました。 今流行りのマインドフルネスの一種とも言えるのではないでしょうか。 戦国時代にも現代にも必要な文化だと感じました。 哲学的なお茶の世界をなにげに受けとめやすく表現してくれるので、心にスッと沁みました。なので読みながらフセン貼りまくり(笑) 忘れたくないのでちょっと書いておきます。。 ・人間はどんな日だって楽しむことが出来る。そして人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。 ・私たちはいつでも、過去を悔んだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。今を味わうしかない。ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ。 ・学びとは、教えられた答えを出すことでも、優劣を競争することでもなく、自分でひとつひとつ気づきながら答えをつかみ取ること。自分の方法で、あるがままの自分の成長の道を作ること。気づくこと。一生涯自分の成長に気づき続けること。学びとはそうやって自分を育てること。
11投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログお茶の作法や道具は見慣れない・聞きなれないものが多いが、映画をみていたのでわかりやすかった。 映画は驚くほど原作の雰囲気を表現している。 四季の移ろいを感じ、静かな空間で己と向き合う。 「道」と付くものは文化的なものであれ身体を使うものであれ、作法を極め己を見つめ五感を開き勉強していくことなのだろうと感じた。 「作法は厳格だがそれ以外は自由、自分の方法であるがままの成長の道を作ること」という言葉が染み入る。 雨の音に耳を傾けながら一服したいと思わせる本だった。
2投稿日: 2019.06.08
powered by ブクログ・理解の早い方が高い評価をされることもなく 理解が遅くて苦労する人にはその人なりの深さが生まれる ・約束事にしばられて窮屈な茶道の中に、個人のあるがままを受け入れる大きな自由がある ・雨の日は雨を聴く ・自然に身を任せて時を過ごすこと 生きるとは、シンプルなことばかりだという事に気づかされ、私は私で良いんだ と焦ることもなく、自分らしく生きていくことに、自信が持てるようになった本でした 心がじんわり柔らかくなりました
3投稿日: 2019.06.04
powered by ブクログ茶道の美しさや素晴らしさを 改めて実感した。 季節を感じたり今の自分自身と 向き合わせてくれる茶道という存在は 私にとってもとても大切なもの。 日日是好日、、いい言葉!
2投稿日: 2019.06.01
powered by ブクログどの章も、感動し、涙ぐみながら読みました。 茶道はどこか遠い世界のものと思っていたけれど、いろいろと悩みなが生きる自分自身に、真っ直ぐに染み込んでくる話ばかりでした。 いつ命を落とすかわからなかった武士たちが嗜んだ茶道。生きるとは何かを真剣に見つめ続けてきた積み重ねが、この本のエピソードに力強い共感を与えている気がします。
2投稿日: 2019.05.23
powered by ブクログもともと、憧れてはいたお茶の世界。 ちょうど映画化もされて、初めてこの作品を知り、本屋さんで購入。そのまま読まずにしばらく放置していました。 最近ずっと仕事が忙しく、ビジネス書以外の本を読んでいなかったのですが、久しぶりに時間ができて一気読み。 バタバタとした日常からすっと気持ちが落ち着いて、お茶をしているわけではないのにまるでお茶をいただいているような気分でした。 また、茶道のお稽古では頭で考えず、一回でも多くお稽古して、体が勝手に動いていくようにするとのこと。 これ、私には難しい・・・。 どうしても頭で考えてしまいそう。 でもお茶を習いたくなる作品です。 最後の解説ので柳家小三治さんが「オススメ」と書かれていたようにまえがき部分を音読してみると、これがとても良かった。 ぜひ試してほしいです。
2投稿日: 2019.05.18
powered by ブクログお茶との出会いから、25年の時を経て今に至るまでのさまざまな想いを、とても丁寧に書かれていた。 季節の移り変わり、春夏秋冬を通して「お茶」が教えてくれたこと。 作法だけでなく、床の間の花、掛け軸のことも、器も何もかもが自身に語りかけてくれたこと。 言葉で教えられるのではなく、自分で気づくことで答えをつかみ取ること。 成長するってそういうことなのだ。 この本は茶道を通しての作者の自叙伝のようでもあるし、人生の指針ともなる、心に残る一冊だった。
17投稿日: 2019.05.04
powered by ブクログ樹木希林が出演している映画の原作だったので、他の中古本をネット買うときついでに買いました。茶道に関連して禅の話も出てきますが、著者は茶道を通して、禅の境地にほんとに達することができたのかな?と思いました。禅語の日日是好日の出典は、碧巌録だそうです。
2投稿日: 2019.05.02
powered by ブクログずっと興味はあったお茶について知りたくて購入。読み終えたのは4月後半だったが、梅雨の時期が待ち遠しくなった。また、雨の降る中、ひとり家で読みたいと思える本。小さい頃に習っていた書道をもう一度再開してみようと思った。季節の中に人はいて、季節を感じながら生きられることの幸せについて考えさせられた。
2投稿日: 2019.04.30
powered by ブクログ旅先に持って行ったら飛行機の中で映画をやっていてちょっと読んでから映画を見て、帰りの飛行機で一気に読み終わりました。映像と本のイメージがぴったりでした。 お茶は母がやっていたので道具も全部身近にあったけれど、自分では全く興味が湧かないままでした。でも季節のこと、器のことが丁寧に書かれているので、お茶を習いたいとは思わないけれど、少し四季に目を向けて生活したいなと思いました。また読み返したいと思えるしみじみといい本でした。
3投稿日: 2019.04.30
powered by ブクログ樹木希林、黒木華主演で映画化されて話題に。監督、制作が外国だったかな。お茶の世界は奥が深いといわれるがこれを読むとほんとうにそうなんだと思う。あとがきでこの本のジャンルに迷うと書いてありましたがエッセイ、お茶、哲学、精神、宗教、人生訓、様々に通じていく。初版が平成20年で作者が50代になった頃で今から10数年前の本。20代でお茶を習い初めてその時代時代で感じたことをお茶を通して綴る日々の生活、自然、生き方に触れていく。その時にはわからなかったこと、身失いがちなことが時を経てわかること、人は一生をかけて自身を生きていくこと。とても感慨深い。自分を身失いがちで心細い日は読み返しては癒されまた勇気を貰おう。 続編、好日日記が出版されている様子、また探してみよう。
2投稿日: 2019.04.29
powered by ブクログ週に一度、コツコツお茶を習う。ただそれだけの話。暑い夏に涼しい風を感じたり、激しい雨の音を聞いたり、お湯の湧く音に耳を済ましたり。テレビの番組なら、音楽やCGで文字が動いたりするけど、それを自分で感じるようになれるものなのか。凄いな、お茶。でもなんか、犬や猫ならみんな普通に出来そうだなー、そういうの。原始的な感覚なのかな?読んでいて気持ちのいい本(*˘︶˘*)
2投稿日: 2019.04.29
powered by ブクログほっこりとした。 忙しい日に毎日に忙殺されていたけれど、この本を読んで四季を、天気をその時を感じて大切に丁寧に生きてみたいと思えた。 お茶なんて私には無縁のものと思っていたけれど、やってみたいと思えた。戦国時代でも茶室があり、お茶をするのはなんでだろうと思っていたけれど、この本を読んで少しわかった気がした。 おもしろかった。また読みたくなる本に出会えた。
3投稿日: 2019.04.20
powered by ブクログ私にはちょっと無理そう でも面白かった。 丁寧に書かれたエッセイ 映画もそのうち見てみよう。
2投稿日: 2019.04.15
powered by ブクログとても良かったです。 茶道の事を何もわかっていなかったのだと、改めて感じ また、茶道をきちんとやってみたいと思いました。 日本の四季の折々を五感で感じるなんて、とても素敵。 優しい気持ちになれる1冊でした。
3投稿日: 2019.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。 だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。 一期一会とは、そういうことなんだ……。 私たちはいつでも、過去を悔やんだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々を駆け戻ることも、未来に先まわりして準備することも決してできないのに。 過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ……。
7投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログ母からおすすめで借りる。 映画化されたのは知ってたけど、どんな本なのか知らず、後書きから読んでみると、当初新聞で紹介された柳家小三治さんの、本屋のお茶の場所に置いてあって〜と、読み終わってみると、そうだな、お茶のコーナーもいいけど、エッセイとか他に良さそうなところもあると私も思った。 森下さんの、毎週お茶に通いながら、学生、社会人になっての生活の中での焦りに共感。 お茶のお点前が、流れるようにきれいで、頭の中で思い浮かべながら読んでみたけど、やったことないので断念。道具が季節に応じて代わりに、干支のお茶碗なんて年2回の登場で十二支の巡りまで使われないという貴重さもあったり、お茶をやってみたいなぁと思う。 お茶のお点前は決められた通りにやる、そこから森下さんが何十年もかけてわかってきたことが書かれている。 お茶はやったことないけど、ヨガにも通じるところがある。他者と比較するものでないこと、今ここにいるということ、自分の内面などの観察など。
0投稿日: 2019.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
解説の柳家小三治さんが書く通り、これはお茶の本ではないと思った。いわゆる自己啓発本とも違い、人生訓?自叙伝? よくカテゴリーは分からないが、得るものが多かった。 まだ未熟な自分にはこの著者の境地に至る気配もないが、時々季節を感じたり、「今」「ここ」に集中することだったりは、今日からでも実践できるので、早速やってみようと思う。 きっとこの本物、十年後に読んでみると感じ取るものがかなり違ってくるのだろう。
2投稿日: 2019.03.24
powered by ブクログ映画が良かったので原作訪問。 「雨の日は、雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう。・・・どんな日も、その日を思う存分味わう。 お茶とは、そういう『生き方』なのだ」(P217) 十数年、ひたすら稽古に通う、めんどくさいなーと思う。でも、いけばやはり来てよかった、と思う。 「いつも、『お茶の稽古さえなければ、その時間をもっと有効に使える』と、思っていたくせに、休んでみると何もできないのだった」(P146 ) うん、これはまさに「生き方」の問題なのであった。 お茶を通じて、かどうかは別として、こうやって過ごしたい、と思わされる本。
6投稿日: 2019.03.23
powered by ブクログとても読み応えのある素敵な1冊で、読み終わるのがもったいないくらい。 日々の世界が とても丁寧な言葉で綴られていて その情景が、感覚が、 そのまますっと感じられる そんな心が洗われるような感じ。 綴られているものの中には 私自身が感じたことのある感覚もあって 懐かしさも感じられる。 なんだか、心理療法みたい。 「過去のたくさんの自分が、今の自分の中で一緒に生きている気がした。」
2投稿日: 2019.03.19
powered by ブクログ2019/03/19 教えられるのではなく、自分で気付くことこそが本当に身につくというのは実感としてよくわかる。 でも、それって滅多にないこと。 私ももっとそういう経験がしたい。
3投稿日: 2019.03.19
