
総合評価
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powered by ブクログ人生には、「わざわざ面倒くさいことをする」ことが大切なのかもしれない。 お茶のように、変わらない「人生のものさし」を置いておくのはとっても贅沢で大切なこと。 私も数年お茶を習い、目の前に集中し身を正す時間が大好きだったことを思い出した。人生の節々に置いておきたい大事な一冊。
2投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログいつかお茶を習いたい、そう思っていたが、この本に出会いさらに思いを強くした。せっかく日本に生まれ育ったのだから。マインドフルネスの世界に通じるように思う。やってもいないのに、言い切れるものでもないが・・・
1投稿日: 2021.05.01
powered by ブクログはじめ観てさっぱりわからなかった映画を10年後に観た時の感動。 「わけがわからなくてもいいからそうするの」ということへの反発。 わかる!という人も多いんじゃないだろうか。 カビくさい稽古事と考えていたという著者。 その彼女が、お茶を始めたいきさつ、過程、やめたいと思ったことなどを、つぶやくようにわかりやすく、かつ押し付けがましくなく記されている。 お茶はモチーフで、「気づき」の話といってもいいかもしれない。 やわらかな気持ちになれる1冊だった。
2投稿日: 2021.04.30
powered by ブクログずっと、 ずっとずっと、大切にしたいと 心からそう想う一冊になりました。 出逢えて、本当に良かった。
6投稿日: 2021.04.28
powered by ブクログ茶道は大人の教養のひとつで心静かにお茶を立て、客は丁寧にそれを頂くだけだと思っていたが美しい道具や茶菓子、茶花、掛け軸、見るべきところがこんなにも溢れているなんて知らなかった。 そしてそれらがつながって日々のきらめきに気付く。 なんて美しい世界だろう。 読めば読むほど荒立っていた心は凪いでいくのに、心が良い方に大きく揺さぶられる瞬間が何度もあった。
1投稿日: 2021.04.24
powered by ブクログ小説でもありエッセイでもあり啓発本でもあるような作品。一時間あれば読み終えられる。天気や雨の表現が素敵。何かを25年以上も続けられてきたことが凄い。慌ただしい中でも一日一日季節を感じながら大切に過ごしたいと思える。
1投稿日: 2021.04.23
powered by ブクログ茶道の敷居の高さが少し低くなった、そんな読後感でした。茶道の稽古を積み重ねることによって、武田のおばさんのおもてなしや四季折々の変化に自ら気付いていく姿を追体験することで、まあ茶道やってみたくなりますよね(単純) 近所でよさそうなところがあればよいなと思いつつ、ちょっと検索かけてみます。あとは、高杉晋作の逸話がきっかけで昔一度だけ食べたことがある越乃雪の登場に懐かしくなり、取り寄せたくなってきました。美味しかったな……。
1投稿日: 2021.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校時代に茶道部に入っていたこともあり、社会人になった今になってこの本に興味が出て手に取ってみた。 とても読みやすい文章でさらさらと読めた。 初めはお作法の情景が浮かんでくるような語り口であり、茶道を少し齧った私にとっては懐かしいような、青春時代を思い起こされるような心地。 私自身は茶道をあまり深くは学んでこなかったけれども、何かを学ぶことは素晴らしいなと気づく一冊だった。 今、ここを生き、あるがままを受け入れ、大切にしたいと思う。 茶道に馴染みのない人が読んでも、きっと心に何か残る作品になるだろう。 心に残った文章を少し。 p185 「そうだ、気がきかなくてもいい。頼りにならない先輩でいい。自分の人と比べない。私は、私のお茶をすればいいのだ。」 なにかと人と比べてしまい、落ち込んでしまうことはあるが、私は私の人生を歩めばいいのだと感じた。 1番好きな文章 p196 「会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。 だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。 一期一会とは、そういうことなんだ……。」 今まで一期一会という言葉を知ってはいたが、「出会いを大切にする」くらいの意味だと思っていた。会いたい人に会い、好きな気持ちを伝え、幸せを100パーセントかみしめる。私はそのようにできていただろうか。目の前の幸せ、見えていない幸せにも気づき、かみしめようと思った。 「世の中は、前向きで明るいことばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ「明るさ」が存在しない。どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ。どちらが悪いというのではなく、それぞれがよい。人間には、その両方が必要なのだ。」 自分の暗い感情や見たくない部分に蓋をしてしまいがちだが、色んな面があるからこそ奥行きが生まれるのだと気づかされた。両方を大切にすることでより深みのある人間になれるのだろう。 「気づくこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。「学び」とは、そうやって、自分を育てることなのだ。」 社会人になり、学生の頃のように目に見える勉強がなくなった。しかし、人間は学び続けることで成長する。点数に出るものだけが学びではなく、日常の至るところに学びは存在する。今何かに打ち込めることがなくても、少しでも学びを増やし、成長し続ける人でありたい。 「天気の日も雨の日も、すべていい日」 タイトルでもある日日是好日の本当の意味。 雨の日は"悪い天気"だと言われることが多いが、雨の日もすべてがいい日なのだ。あるがままを肯定し、受け入れることの大切さが表れているような気がする。 日常を大切にしようと思える一冊だった。 時間が経ち読み返してみると感じるものも変わりそう。
1投稿日: 2021.04.20
powered by ブクログあらすじ(新潮社HPより)お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。(https://www.shinchosha.co.jp/book/136351/) 仕事の休憩時間とかにちょびちょびと読んでいたんだけど、頭使いっぱなしでバタバタしてる職場から意識が離れてスーッと心が落ち着くような、そんな本だった。 誰しもお茶を始めたくなるのでは…?長年お茶を続けたからこそわかる茶道の魅力が全く茶道の知識がない私のような人にも伝わるように工夫されてる。作者の典子さんの追体験をさせてもらえてるような感じ。その時の季節、天候、温度(湿度)、花、掛け軸、匂い、器…細やかな描写で言葉にならないような絶妙な感情を活字から想像させてもらえてる贅沢さ。 私は同じ「道」がつく剣道をしていたけども、「行きたくないな」と思いながら行っても、終わった頃には気持ちがスッとしてて「来て良かった」ってなってるという気持ちは何となく似てるところがあるのかなあと思った。(もちろん典子さんが記してるようなここまで繊細な気付きは得られなかったけど) お茶の世界ってこんなに深いんだな…ただ作法を学ぶだけではない。 季節の流れ、時間の流れという大きな流れの中に自分を見出せて、心を落ち着かせることができるようになる…とっても素敵。 以下心に残った言葉 過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ……。(p.217) →忙しく生きてると過去を悔やんだり、悩んだってまだ何もわからないのに未来を憂いたりしちゃうからこそ、そんな日常の中で、「今ここ」に一瞬でも集中できたら心も身体も健康的でいれそう。 走って誰かに伝えに行きたいような胸の熱さと、言葉が追いつかない虚しさと、言いたいけど言えないやるせなさが、せめぎあう沈黙。 沈黙とはこんなに熱かったのか……。(p.225) →価値ある沈黙。日本らしい表現だなと思った。欧米圏では沈黙って能力(自分の意見)の無さと捉えられがちだけど、これはどう頑張っても言葉にはできない、言葉にしたらその良さを逆に下げてしまう。そんな絶妙なことを言ってるんだろうな。 学校もお茶も、目指しているのは人の成長だ。けれど、一つ、大きくちがう。それは、学校はいつも「他人」と比べ、お茶は「きのうまでの自分」と比べることだった。(p.229) →勉強も、スポーツも、お仕事もどうしても比較対象は他人になりがちだから、自分と対峙できるお茶ってとっても貴重で魅力的な学びなのかもしれない。
0投稿日: 2021.04.18
powered by ブクログお茶とは、ありふれた日常を感覚次第で違う見方が見ることができるもののようだった。 何やら堅苦しい形の文化だと思い込みがあったが、感覚と研ぎ澄ますことができ、精神を磨くこともできる奥深いものだと思う。
2投稿日: 2021.04.18
powered by ブクログ著者は学生時代からお茶を習い始めて25年経った今でもお茶の奥深さや己の未熟さを感じ茶道を通して静かに四季の移ろいや人生の拡がりを実感しているのだと謂う。 本書は著者自身のお茶の習い事を通してのエッセイですがお茶を知らない読者でも十二分に楽しめる本で何となく古臭くてあまり気に留めていなっかた日本の古き良き伝統やしきたりに触れたくなる気分にさせる内容です。 習い事の師匠であるお茶の先生の言葉遣いや自宅で催されるお茶の教室に使われる掛け軸やお花・茶菓子・つくばいの水の音等、細かな1つ1つの気配りとしっとりとした感性が読み手を落ち着かせ繊細な感覚を呼び起こすかの様な気持ちにさせます。 茶人には、凛として豊かでゆとりを感じさせるものが在りますがそれは物やお金や権力ではなく深くて広大な心を持っているからだと思った。 お茶は「形」が大事でまず「形」を完成させてその後で「心」がその入れ物に入って行くのだと謂う。深くてよく判らないが本書を読むと心が落ち着いたのは間違いないです。
0投稿日: 2021.04.17
powered by ブクログ『会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。』 1番心に響いた。
0投稿日: 2021.04.17
powered by ブクログ日日是好日(にちにちこれこうじつ) ゆったりとした気持ちになるエッセイ。お茶は正直小学生の時に学童で嗜んだ程度で、苦いお茶、といった印象が強かったが、それを改めた。すごく奥深くて、人生のいろいろなことに気づけるものなんだと思った。 落ち着いたらもう一度読み返したい。
1投稿日: 2021.04.13
powered by ブクログ自己啓発のようで小説のようでと、二つで楽しめる作品。茶道を通して人生に必要なことを教えてくれる、というより主人公と一緒に気付いていく。最初はわからない単語がたくさん出てくるけど、次第に分かってくる。もちろん全部は分からないけど、茶道自体が分からなくてもやっていけるようにこの著書も読んでいけるのです。茶道の奥深さを知るだけではなく、日本ってやっぱり良いなと思える作品でした。
1投稿日: 2021.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
茶道の先生が作法だけを教えて、感情の気づきを教えてくれることが無かったのだが、実はそれが「余白」を残した教え方なのだったという一節が非常に興味深かった。解を与える教育ではなく、本人の気づきを大切にする教育の在り方を垣間見た気がした。 茶道に限らずスポーツでもそうだろうが、「道」というものを究めるのは単に作法や技術の習得に留まらない側面があるのだろう。 読んでいると、作法が非常に複雑であり、お道具の名前も多岐に渡り、四季の移ろいによって内容も変わっていくなど、茶道が大変難しい行為であるように感じた。一方で「どんな解釈があってもよい」ということも書かれていたので、機会があればぜひ一度お茶会を体験してみたいと思った。
8投稿日: 2021.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本はお茶の本であってお茶の本ではない。 読んでいると、生きるとはなにか。自由とはなにか。日本の季節や人の移り変わりの素晴らしさ。そんなことを考えさせられる本。 幸福学という本を読んでいるが、統計的に人は日々のささやかな幸せの積み重ねが深い幸福をもたらすと言われている。幸せに生きるのが難しいと感じる人は多いと思うが、案外そんな難しく考えることはない。日常のほんのすこしでいいから、五感を開放させて移り変わりの中で小さなことに喜びを感じる。そんな生き方がしたいと思った。 また、お茶は、日本古来のマインドフルネス瞑想だと感じた。 武士もお茶をするみたいだが、いつ死ぬかもしれない時代において、ひとつに集中する、いまここを生きる、ことはとても大切にされてきたように思う。 昔からすでにそういうマインドフルネス瞑想に近い考え方や風習は日本に根付いていたんだなと気づく。 つまるところ、この本は心の豊かさを教えてくれる。そんな本。 キーフレーズ 「がんじからめの世界の先にはひとりひとりを受け入れる自由がある」 茶人という生きもの 「自分はなにもしらない」ということを知る 頭で考えようとしないこと 「いま」に気持ちを集中すること 見て感じること たくさんの「本物」を見ること 季節を味わうこと 五感で自然とつながること いま、ここにいること 自然に身を任せ、時を過ごすこと このままでよい、ということ 別れは必ずやってくること 自分の内側に耳を澄ますこと 雨の日は、雨を聴くこと 成長を待つこと 長い目で今を生きる事こと
0投稿日: 2021.04.03
powered by ブクログお茶が好きなのでこの本を読んでみることにした。お茶の事を難しく説いているようなら途中で挫折するかも…なんて考えていたけど、この本はお茶について書いてあるけど、お茶の本ではなく、エッセイになっていて最後まで興味深く読めた。 お茶を通じて感じた事とか、人生で起こった出来事への考えとか、あの時の自分はこんなふうに考えていたとか、お茶を長く続けていたからこそ見えてきた風景や、年齢を重ねたからたどり着いた考えなど、奥が深いと思った。 ひとつのことを長く続けることによって見えてきたことや考えの変化…、全く違う分野(例えばスポーツや音楽など)のバージョンも読んでみたいなと思った。
2投稿日: 2021.03.31
powered by ブクログ薄茶が個人で飲むもの 濃茶が皆で飲み回すもの 季節で回す向きが異なったり知らないことも。 実家に置いてきたので、母が読むことでしょう。
1投稿日: 2021.03.28
powered by ブクログ僕はこの本を大学一回生の春休みに読んだ。僕はこの本からお茶に対する固定観念が覆させられた。何故なら茶道と言えば、上品な女性が行うという印象がこの本を読む前はあったのだが誰が初めてもおかしくないということを感じた。また茶道の作法を徹底的に初学者に教えるというコンセプトというよりは、茶道の厳しいルールから人生の自由さを学べる作品になっていたように感じる。もちろん茶道の方法も学ぶことができてよかったと思う。個人的に印象に残ったのは、季節というのは春夏秋冬と干支の十二支の2つの観点から捉えることができるということである。同じ季節であっても同じ日は一生訪れないということを個人的に感じた。
0投稿日: 2021.03.23
powered by ブクログ和菓子と抹茶をいただきたい気分になった。 美味しそうでなんとなく決めた抹茶を常備し、茶碗二つ分たてる、作法は気にしない。季節のすてきな和菓子を一つだけ買って、じっくり目でも味わった後二人で半分ずつにして食べたい。 そんなことをたまーにしたい。
1投稿日: 2021.03.20
powered by ブクログ聞いたこともない茶道の言葉がうじゃうじゃ出てきたけど、全然難しく感じることもなくサラサラの読めた。日々自然を感じて、自分の内面と向き合えるようになりたいと思った。雨の日を、今日もいい日と思って雨を心地よく感じれるのは羨ましい。
0投稿日: 2021.03.19
powered by ブクログインスタグラマーさんがおすすめしてた一冊。 日本らしさと四季や時のありがたさがヒシヒシと伝わってきた。 わたしはお茶は向いてないとは思うけど(抹茶は苦くて飲めないし着物も着れないし)、お皿の柄で季節を表したりその時期らしい和菓子を食べたり、掛け軸を気分によって変えたり。そういう丁寧な生活にもっともっと近づきたい。
0投稿日: 2021.03.19
powered by ブクログ一通り読んでみて 私もその世界に触れたい、没頭したい!と思った。 季節の大切さ、時間の大切さ、 焦りから解放される無の時間… こんなにも感化されるエッセイは初めて。 最初の数ページがカラー写真になっており 登場する道具類のイメージを手助けしてくれる。 和菓子の写真まで載っているのが凄く良い。 興味をそそられるし食べたくなる。そして可愛い。
11投稿日: 2021.03.19
powered by ブクログ2021.3.18 お茶の話って読みにくいかと思っていたけれどスラスラと読めた。お茶はお茶だけど、作法とか難しい話じゃなくて、人生の話というか、うまく書けないけれど読んでよかった。後書きにもあったけれど、これはお茶の本であってお茶の本ではない… 和菓子のアンに引き続き、和菓子が食べたくなる! 和菓子と同じく、茶道具にも洒落と頓知が溢れていると知って、ますます和菓子にも興味が湧いた。 お父さんとの突然の別れのところで、『一期一会とは会いたいと思ったら会わないといけない、好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。幸せなときはその幸せを100%噛み締めること』というフレーズに、ハッとした。後悔がないように『今』をきちんと生きなければなあ。 コロナ渦でいろいろ制限はあるけれど、時間とお金があるうちにいろんな経験をしたいし、思い出も作りたい。いつ死ぬかわからないのだから。 20代、30代になるにつれて「無」になる時間がなくなるというのにとても共感。まいにちハツカネズミのようにぐるぐるあれやらなきゃこれやらなきゃといつも何かを考えて、何かに追われている。何も考えずに目の前のことだけに集中できる時間が欲しい。 以前、アマプラで映画をチラ見したことがあってあまり面白さがわからなくて途中で見るの飽きちゃったけれど、また観てみようかなと思った。
0投稿日: 2021.03.18
powered by ブクログ<感想> あらすじだけ語ってもこの本の魅力は伝わらない気がする。敢えて一言で説明すると、普通の女子大生が茶道を学び、人間的に成長する。それだけの話なのだが、主人公の「学び」が読み手の心に刺さるのだ。 哲学や心理学でしばしば「今に集中」する重要性が語られるが、個人的にしっくりくる説明を見つけられなかった。 「日日是好日」で使われている「季節を味わう」という表現は、自分の感覚に馴染みがよく、「執着」や「コントロール」から自由になれそうな気がする。 よく外国のアスリートが「試合を楽しみたい」とコメントしているが、ニュアンス的には「試合を味わいたい」の方が近いのはないだろうか。 この本を読んで、自分の中で「味わう」という日本語のニュアンスが全く別のものになった。 人生の節目で読み返したい一冊である。 読んで良かった。 <アンダーライン> ・世の中には「すぐわかるもの」と、「すぐにはわからないもの」の二種類がある。 ・毎年、四月の上旬にはちゃんと桜が満開になり、六月半ばころから約束どおり雨が降り出す。そんな当たり前のことに、三十歳近くなって気づき愕然とした。 ・人には、どんなにわかろうとあがいたところで、その時がくるまで、わからないものがあるのだ。しかし、ある日、わかってしまえば、それを覆い隠すことなどできない。 ・ものを習うということは、相手の前に、何も知らない「ゼロ」の自分を開くことなのだ。 ・今までは、いつも同じに聴こえていた。同じだと思っていた。それがなぜか突然、ちがって聴こえた。その日から、お湯と水は、いつも違う音になった。 ・茶花のない季節などなかった。退屈な季節など、一つもなかった ・「ちゃんと、ここにいなさい」「お釜の前に座ったら、ちゃんと、お釜の前にいるのよ」 ・かけじくは、今の季節を表現する。けれど季節は、春夏秋冬だけではなかった。人生にも、季節があるのだった。 ・(きっとむかしの人たちも、こうやって心と季節を重ね合わせて、生きのびようとしたにちがいない) ★「節分」「立春」「雨水」と指折り数えて自分自身を励まし、何度も冬への揺り戻しに試されながら、辛抱強く、人生のある季節を乗り越えようとしたことだろう。だから茶人たちは、お節句や季節の業務を一つ一つだいじに祝うのかもしれない。季節とは、そういうものなのだ ★「やめる」「やめない」なんて、どうでもいいのだ。それは、「イエス」か「ノー」か、とはちがう。ただ、「やめるまで、やめないでいる」それでいいのだ。 ★会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 ★幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。 ★★★世の中は、前向きで明るいことばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ、「明るさ」も存在しない。どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ。どちらが良く、どちらが悪いというのではなく、それぞれがよい。人間には、その両方が必要なのだ。 ・だからこそ、戦国武将は、切実に「無」を求めたんじゃないだろうか ★★★忘れているから、思い出せるのだった。 ★★★ずーっとここにいたし、どこかに行く必要もなかった。してはいけないことなど、何もない。しなければいけないことも、何もない。足りないものなど、何もない。私はただ、いるということだけで、百パーセントを満たしていた。 ★雨の日は雨を聴きなさい。心も体も、ここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。 ★★★★★雨の日は、雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう。どんな日も、その日を思う存分味わう。お茶とは、そういう「生き方」なのだ。 ★私たちは、雨が降ると、「今日はお天気が悪いわ」などと言う。けれど、本当は「悪い天気」なんて存在しない。雨の日をこんなふうに楽しめるのなら、どんな日も「いい日」になるのだ。毎日がいい日に ★学校はいつも「他人」と比べ、お茶は「きのうまでの自分」と比べることだった。 ・ああ、私は季節の一部なんだな ★お茶は、季節をめぐりながら、干支のサイクルを永遠にめぐり続ける。それに比べて、人の一生は、長くてせいぜい六周か七周。それがいかに限りある時間かということを垣間見る。そして、限りがあるからこそ、慈しみ味わおうと思うのだ。
0投稿日: 2021.03.12
powered by ブクログ森下典子著 大学時代に習い始めたお茶の世界を通じて、今までの人生では感じることの出来なかった気づきを得ることで、自分の内面を見つめながら成長していく作者のお話。 エッセイとは思えない、普通に小説を読んでいる感覚で最後まで読んでいた。 映画から見たので、どうしても頭に浮かぶ映像はそちらに引っ張られてしまったが、伝わる普遍的なメッセージ(一期一会や日日是好日の本当の意味など)は、やはり映画以上(映画ではあえて言葉にしてないので)に小説はしっかり描かれていた。
0投稿日: 2021.03.11
powered by ブクログ出来なくていい。わからないままでいい。 新しい世界に興味がわいたとき 1番に考えてしまうのが 自分に出来るだろうか、ということ。 興味があるのに 出来なかったら続かなかったらと不安になり 一歩を踏み出せないことってよくあります。 お茶の世界は難しそう。意味がわからない。 そう思う人が普通で そんな気持ちすら許容する。 わからなかったら、わからないままでいい。 出来なくてもいい。 お茶だけでなくいろんな新しい世界に 踏み出したいと思う人の背中を そっと押してくれる本です。
0投稿日: 2021.03.11
powered by ブクログお茶のイメージをするのは少し難しかった。 今を味わうことこそが自由、日日是好日。 この本も何年かして読んだらまた感じることは違うんだろうと思う。 枠組みを分かっていないのに中身だけ詰めているみたいな感じすごく共感した。大枠を理解するのって意外と難しい。
2投稿日: 2021.03.10
powered by ブクログ映画を先に見てしまいましたが、この本、あとがきで小三治さんが書いてるように、「はしがき」の一節だけでも、感動が湧き起こってくる。 第13章が特によかったです。 これは、読まないとわからない。何度も読み直して、またわかることもある、そういうエッセイですね。 この世の中には、してみないと、身体を動かしてみないとわからないことがあります。お茶も、禅もそうですね。
2投稿日: 2021.03.06
powered by ブクログネットの掲示板で紹介されていたのと、映画も観終わった後にジーンと余韻の残る作品だったので読んでみた。 これは一家に一冊の本だ! いや常に携帯しておく本だ! この本を映画化してくれた人に感謝する。 そうでなければ私はこの本に辿り着かなかっただろう。 昔から茶道を習おうと言う気は毛頭起こらなかった。 しかしこの本を読んで茶の湯に対する考えが180度変わった。なんと奥深いこと! 解説を書かれた柳家小三治のように私も声に出して読んでみたいと思った。これも茶道に触れたことになるのではないか。
0投稿日: 2021.03.05
powered by ブクログ長年茶道を習っている身としては主人公に共感しかなかった。一期一会。何気ない日常に目を向けて、一日一日を大切に、丁寧に、今を生きていきたいと思った。
0投稿日: 2021.02.28
powered by ブクログ二十五年お茶を習って気付いた季節の移り変わり。「雨が生ぬるく匂い始めた」「ムウッと土の匂いがたちこめた」など読んでいるだけで、水や土の匂いがしてくるようで自然の中にいる感覚になりました。また、自分と自然が溶解する感覚は今を生きている実感となり、生きることの豊かさに気が付けると感じました。 生きていると焦りや悩み、立ち直れないほどの苦しみに直面するけど、未来や過去を悩むより今を思う存分味わうことができたら、どんな日もいい日にできる。苦しい時も今に目を向けて、幸せを見つけられる人でありたいです。 日日是好日、毎日が良い日。大好きな本です。
2投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログ日日是好日。「天気の日も雨の日も、すべていい日」。素敵な言葉を知ることができた。豊かであるということはこういうことなんだなと思った。 ・「今」に気持ちを集中すること ・季節を味わうこと ・五感で自然とつながること ・自然に身をまかせ、時を過ごすこと ・雨の日は、雨を聴くこと ができる心の豊かさを持っていたい。 特にコロナ禍のこのご時世おいては、いつも感じていたような季節の匂いや音から遠ざかり、とにかく時が過ぎて欲しいと願う間に、季節が一巡してしまった。改めてきちんと丁寧に、今の季節を味わって過ごすことの大切さを教えてくれた一冊だった。 週末に季節のお花を部屋に飾って、季節の和菓子でも買ってこよう。 "ある日突然、雨が生ぬるく匂い始めた。「あ、夕立が来る」と、思った。…前は、季節には、「暑い季節と「寒い季節」の2種類しかなかった。それがどんどん細かくなっていった。" 6 "会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花がさいたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう" 196 "雨の日は、雨を聴きなさい。心も体も、ここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一身に味わいなさい。そうすればわかるはずだ。自由になる道は、いつでも今ここにある…過去や未来を思う限り、安心して生きることができない。道は1つしかない。今を味わう事だ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ" 217
10投稿日: 2021.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少し前に映画化されて話題になった本。 お茶とかお花とか、日本文化を習いたいと心から思った。 以下本文から 不苦者有知「苦と思わざる者は、知有り」 気づいていようといまいと、自分の才能の真ん中にいてそれを発揮する人は、まわりに影響を与える。 会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。 だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。 世の中は、前向きで明るいことばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ、「明るさ」も存在しない。どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ。
0投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログ深い深いお茶の世界 目で見て感じ、雨の音を聞き、花を知り… 日常的にでは感じずに素通りしてしまう事柄を改めてお茶の世界で知ることになる 心を入れて、わからないことは「手」や「お茶」に聞く 単に作法を覚えるだけではなく体に染み込ませることで身のこなしもしなやかになるのか お茶のお稽古が好きでたまらないのではなく、嫌で行きたくなかったりする著者に共感を覚えた
1投稿日: 2021.02.17
powered by ブクログ心に沁みる言葉の数々でした。 過去に戻ることも、未来に先回りすることもできないのだから今を精一杯生きる。その時を楽しく生きようと思いました。 日々是好日、とっても素敵な言葉。 素晴らしい本に出逢えたことに感謝です。
2投稿日: 2021.02.15
powered by ブクログ雨が生ぬるく匂い始めた。 すぐわかるものと、すぐにはわからないもの。 天気の日も雨の日も、全ていい日。
0投稿日: 2021.02.14
powered by ブクログ20210213ひるねこBOOKSさんで購入。 20210323読了。少し前に話題になっていて気になって読んでみました。読む前はどんなもんかなみたいに感じていたのに、読み終わったら、お茶と自分の人生に深く興味を持つようになっていました。大阪・京都旅行中に読んだのも良かったかもしれません。本に出てきた茶花を実際に見ることが出来て嬉しかったです。
0投稿日: 2021.02.14
powered by ブクログ変化に気づくために、日常に不変を入れ込む。ルーティンみたいなカタナカじゃなくて作法という日本のやり方で。読了後、表紙の抹茶を見てはっとします。
2投稿日: 2021.02.14
powered by ブクログお茶を通してのたくさんの気づき。 どんな時もどんな自分も、ありのままを受け入れられるように歳を重ねていくことの素晴らしさ。 どんなときも人生が楽しくなる、ものの捉え方を教えてくれる本。
9投稿日: 2021.02.12
powered by ブクログ「雨の日は、雨を聴くこと」 どんな日も、その日を思う存分味わう 映画「アバウトタイム」でタイムトラベルの能力を持っている主人公が、今を大切に生きることについて学び、結婚式の日が大雨になっても時間を巻き戻さず、大雨の結婚式を幸せに過ごしたシーンを思い出した。 あと、雨季のバリ島を思い出した。突然のスコールや、数分で青からピンク、紫へと変わる空の色。雨が上がり、太陽に照らされ木々を煌めかせる雫。 旅先の雨は期待していなかったものの、数時間で幾度も顔を変える空に圧倒され、壮大な自然が作り出す「雨の音を聴いていたい」と感じたこと。 そんなこんなで記憶を巡らせながら、、
1投稿日: 2021.02.12
powered by ブクログ自分のペースで生きればいいと思わせてくれる本。「日日是好日」毎日が良い日。英語だとLife is beautifulてとこか?茶道についても詳しく書いてあって気分を味わえた。
1投稿日: 2021.02.09
powered by ブクログお茶は考えるものではなく感じるものです。。 考えて行動してはいけません!自然の流れに身体で行動してください お茶は四季折々の楽しみがあり それを彩るための掛け軸、茶碗、お花がある‥‥ 物を持たない私にとって茶道に必要な膨大な物に圧巻!!! 驚いたのは「お抹茶」をおいしくいただくために「お食事会」をすること 数時間かけて食事をしてようやくお抹茶……。 奥深い
8投稿日: 2021.02.05
powered by ブクログ映画の前に読めてよかった。 文章で感じる情景でも、というかそれでこそ伝わってくると思う。映画もとても面白かった。
0投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログいいものを読みました。御茶席は妻に連れられて数度しか経験していませんから本当の門外漢ですが、世界に対する憧れはあります。「作法」と「お点前」だけを徹底的に教える茶道と、「作務」と「座禅」のみで悟りを目指す禅には共通点も多いような。徹底的に型を作ることで内面の変容は個人に任されている点も「日本的」なのかもしれない。歳を経て漸くその美しさに気づきつつある昨今です。
0投稿日: 2021.01.28
powered by ブクログ高校に入って茶道部に入った。一年は私含めて2人、2年は1人、3年は引退済み。怒られながらも先生と4人で過ごす時間は将来振り返ると凄く穏やかだと思うんだろう
0投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログ海街diaryとか、スイカとか好きな人は好きでしょうね。 ゆっくりと流れてくる暖かい何か、という感覚に。
0投稿日: 2021.01.22
powered by ブクログ家から高速に乗って車で50分。気軽に行ける距離ではないが、それでも月に一度は妻と訪れるお茶屋さんのカフェがある。そこで日本茶の香りに身を浸すと、心からリラックスした気持ちになる。 自分には茶道の心得などは無いが、それでも日本茶を静かに味わうと、著者が言うような、心が「無」になる感覚が少しわかる。きっとお茶に限らずそういうトリガーは人それぞれにあって、そのトリガーを見つけられるのは幸運なのだと思う。 レイチェル・ カーソンのセンスオブワンダーを思い出した。大切なのは五感すべてを澄まして自然を感じ、「今ここ」を味わうこと。全ては自分の捉え方次第で、世界は何処までも広がる。
1投稿日: 2021.01.21
powered by ブクログ・茶道を始めたばかりの人にも、ある程度続けてきた人にもおすすめ。習得の段階によって、感じることや心に残るシーンが変わりそうです。茶道に全く関わりがない人でも"茶道"をイメージしやすいと思います。
0投稿日: 2021.01.19
powered by ブクログ読了後、口の中に濃茶の緑が広がるような清々しい後味の作品だった。 お茶を味わい、茶花を目で楽しみ、雨の音を聞く。最初はおいしいお菓子とお茶を頂くために通っていたお茶だけれども、5年、10年と年月を経るごとに言葉はなくとも五感で理解できることが増えていく。 そんな感覚は実際に長年お茶をやっている人にしかわからないことだけれども、その言葉に表してにくい感覚を言葉を尽して表現している作品で、その感覚を少しでも共有できた気がした。 実際にお茶を習ってみたくなる作品だった。
1投稿日: 2021.01.17
powered by ブクログ著者が何年もお茶のお稽古を続けてわかったこと、理解したことなど。お茶のお稽古に興味があったので借りてみたけど、垣間見ただけで、うん、やっぱいいや、って思った。他にも興味があることはたくさんある。
0投稿日: 2021.01.17
powered by ブクログ2021年の幕開けは こちらから。 心が洗われるような 清々しい気持ちになる 大切なことに気づかせてくれる大好きな1冊。
2投稿日: 2021.01.12
powered by ブクログ茶道についてなにも知らなかったけど読むだけで少し知識がつきました。 とても素敵な作品で心に安らぎを与えてくれます。 戸田恵梨香ちゃんおすすめの本ということで読んでみたけど想像以上に素晴らしい作品だったので映画も観たいです。
0投稿日: 2021.01.11
powered by ブクログ本屋さんで見かけて、気になって手を伸ばした一冊。 いつかお茶に触れてみたい、と初めて思いました。 こんなにも季節を感じられる小説があるんだと。 読み終わったあとは心がすっと軽くなりました。 毎日がいい日。この言葉は素晴らしいなと思いました。 どんな日も、自分の人生の1日を大切にするべきだと 考え方が変わりました。素敵な本でした。^_^
1投稿日: 2021.01.06
powered by ブクログお茶の世界 所作の美しさ 四季を大事にした生活 私も四季を大切に日々送りたいと思う本でした #日々是好日#四季#朝読書
0投稿日: 2021.01.06
powered by ブクログ日常の中の非日常を教えてくれる本。未経験者でも、読んでいるだけで、茶室のにおいや自然の空気に触れることができるような素敵な1冊です。
0投稿日: 2021.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お茶を通して生き方を教えてくれる本。 以下に私がとても心に刺さった教えを書く。 相手の前に何も知らないゼロの自分を開く、空っぽになる、何も知らないことを認める。 今目の前のことに集中する。今に集中する。 人生に起こる出来事はいつも突然だった。もしも、前もって分かっていたとしても、人は、本当にそうなるまで、何も心の準備なんかできないのだ。そうなって初めて自分の失ったものは何だったかに気づくのだ。 だからこそ幸せな時はその幸せを抱きしめて100パーセントかみしめる。それが多分人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。だから、大事な人に会えたら、ともに食べ、ともに生き、だんらんをかみしめる。一期一会とはそういうことなんだ。 雨の日は、雨を聴く。雪の日は雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう。どんな日も、その日を思う存分味わう。そうやって生きれば、人間はたとえ、まわりが苦境と呼ぶような事態に遭遇したとしても、その状況を楽しんで生きていけるかもしれない。毎日がいい日なのだ。日日是好日。 本当に知るには、時間がかかる。けれど、分かった瞬間、それは、私の血や肉になった。 サークルでお茶をやろうかなと一瞬は思ったものの、私はこの筆者のようにここまで続くのだろうか、、、手っ取り早い習い事をしたいと思ってしまう私です。
1投稿日: 2021.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★きっかけ コミュニティハウスで見かけて。聞いたことあるな、と直感で手に取った。 ★感想 今ここ。 マインドフルネス。 こういう内容のものを色々読んでみたことがあるけど、今までで一番感動して、腹落ちした一冊。 ヨガに通っていた時、最後の瞑想の時間でうまーく「無」になれた時、すごく気持ち良くて、頭の中がすーっとクリアになってからシュッと引き締まり、体の中心からエネルギーが満ち溢れてくる感覚を思い出した。 あの時間、すごく好きだったなぁ… 森下さんの文章がテンポ良く、優しく軽やかに書かれていてとても読みやすいし、ほっこりと温かい読後感。 お父さんの話を、自分の親を想像しながら読んでいたら悲しい気持ちになった。 確実に歳を取っていっている両親。 たまに先のことを想像して悲しくなるときもあった。 「幸せな時は、その幸せを抱きしめて、100%噛みしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。」 この先の生き方にあかりを灯してくれた文章。 タイトルの「日日是好日」の意味。 毎日がいい日、ななな、なるほど…!!(感激) 「世の中は前向きで明るいことばかりに価値を置く。けれど、そもそも反対のことがなければ、「明るさ」も存在しない。 どちらが良く。どちらが悪いというのではなく、それぞれが良い。 悪い天気なんて存在しない。雨の日も味わうことができる。」 「私たちはいつでも、過去を悔やんだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んでもできることはないのに。 過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。 道は1つ、今を味わうこと。 ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分が遮るもののない自由の中で生きていることに気づく。」 コロナ禍の今、思い描いていた生活ができなくて、あーあって思うこともあったけど、見方を変えることができるんだよね。 テレビや周りに感情持っていかれないようにしよう。 そして、 「人生は、長い目で、今この時を生きること」 素敵な言葉! 出会わせてくれてありがとうございます。
1投稿日: 2021.01.05
powered by ブクログまるで自分がそこにいるかのような感覚。静謐な時間とピンと張つめた空気感がとても心地良かった。 そして心に響いてくる言葉の数々。 茶道の魅力を味わいました♪ 仕事のこと、子供のこと、両親のこと、日常の些事など懸念事項いっぱいの今の自分。色々な感情であふれる気持ちを静かに整えてくれるような一冊。 初めての気付き、何となく意識していたことも言葉として認識し形が見えてきた。 15のしあわせの一部。 「別れは突然やってくること」の章を読んで。 別れは人との別れだけでなく、今まで当たり前だと思っていた日常もそうだと思う。どれだけ恵まれていたか、決して当たり前ではなかったことに気付くのは失ってから、失いそうになってから。 だからこそ日々を大切に味わい『一期一会』と感謝の気持ちで過ごす。 味わうことで、どんな日も「いい日」になる。 『日日是好日』 読後は心が洗われるようでした。 節目に読み返したくなる一冊。 『道は一つしかない。今を味わうことだ』
1投稿日: 2021.01.03
powered by ブクログ茶道と共に生きた何十年かのお話。いい時も悪い時もお茶に学ぶ筆者の姿。 茶道の知識ゼロだったので、勉強になった。 理解ができても体感できない。季節を感じるとか。 お茶、やってみたいなぁ。
0投稿日: 2020.12.26
powered by ブクログこの本で、日本の文化、哲学の美しくさを知り、興味をもち、茶道教室に通い始めました。 この映画もとても好きで、一時期毎日みていました。
0投稿日: 2020.12.26
powered by ブクログお茶を習ってる身としては、習ってて良かった!と思う作品です。 映画の方もこれはこれでいいのですが、自然や伝統を五感で感じることの喜びを活字で味わうのもまた粋です。 自然に移り変わりがあるように、人間の人生にも浮き沈みがあって当然である。人など大きな自然の一部でしかないのだと実感します。 印象的なのは、映画と混同してるかもしれないのですが、 世の中にはすぐにわかることと、わからないことがある。すぐにわかることはそれで良いし、わからないことは時間をかけてそのうちわかるようになる、というような趣旨の部分です。 武田先生の、頭で考えない、という教えも印象的でした。 それから、主人公のお父さんとの別れの部分も。 気に入った部分が沢山ある作品です。 頭で考えることが溢れている現代だからこそ、この作品が教えてくれるシンプルさを大事にして生きていきたいと思いました。
0投稿日: 2020.12.23
powered by ブクログ茶道を通した随筆。よければどうぞと、貸してくださった方がいたので、読んでみました。あまり深く考えずサラっと通読。好みではないけれど、良い本だとは思いました。
0投稿日: 2020.12.18
powered by ブクログお茶の世界が、はじめてこんなに素敵に思えた。 茶道部に入って良かった、これからも続けていこうと思わせてくれた作品。 興奮するのと同時に、ゆったりとした、でもダラダラしていない綺麗なテンポが心地よかった。 また読み直したい。
0投稿日: 2020.12.17
powered by ブクログ茶会に数回招かれて印象に残った小さな発見が沢山あったけれど、数十年に渡り稽古をしている人も未だに「お勉強」をしているだなんて、とっても深いんだな、と考えさせられました。ドーッと水が暴音を立てて落ちている様を表現した「瀧」の字のお軸は不勉強な私にもわかる、なかなかの味わい。それにしても茶人の物持ちなことには舌を巻く。
0投稿日: 2020.12.16
powered by ブクログ子供の頃は祖母の淹れてくれたお抹茶をよく飲んだ。必ず出してくれる和菓子も楽しみでした。社会人になって社内の倶楽部で習い始めたが、典子と同じ苦労をして、私の場合は一年余りしか続かなかった。頑張って続けられた典子さんが羨ましい。こうして読むと、茶道を辞めて、得なかったものが如何に大きいかが知らされます。「日日是好日」は好きな言葉ですが、「聴雨」も雨と己を渾然一体化させる、深くて沁みる言葉です。茶禅一味ですね。
23投稿日: 2020.12.13
powered by ブクログ茶道したい! 「個性を重んじる学校教育の中に、人を競争に追い立てる制約と不自由があり、厳格な約束事に縛られた窮屈な茶道の中に、個人のあるがままを受け入れる大きな自由がある…。」 他人ではなく昨日までの自分と比べる。 教えられるのではなく、自分で気づくことが本当の学び。 五感を外に向けて、今この瞬間を感じる。
2投稿日: 2020.12.05
powered by ブクログ良い本に出会えた。心持ちが変わったような、解き放たれたような気持ちになった。 森下典子さんは日々の生活に追われ、心を乱すこともある中、お茶のお稽古を長い年月繰り返してきた。そこから見えてきたものがあると言う。 繰り返すことの大切さを教えられた。 「自分でも気づかないうちに、一滴一滴、コップに水がたまっていたのだ」と。それは人生そのものだ。 長い年月、日々を繰り返してきた。年齢を重ね一滴一滴溜めてきたものがあるはずだ。そしてこれからの日々だって。 年齢を重ねることが楽しみになる。 今は分からなくてもいい、辛いことも悲しいこともあるだろう、けれど巡る季節を五感で味わいながら日々を大切に繰り返したいと心から思った。 「長い目で、今を生きろ」 なんて良い言葉だろう。
14投稿日: 2020.11.30
powered by ブクログこの世には「すぐわかるもの」と「すぐにはわからないもの」があると言う。 激変の時代に隣の芝はいつでも青く、すぐにわかりたいと思ってしまう自分がいる。 そんな自分に「考えずにゆっくり味わってみたら?」と言いたくなった。
1投稿日: 2020.11.25
powered by ブクログお茶ってお金に余裕があって優雅な人がやるお習い事のイメージだけど(読了後もそれは変わらず)こんな奥深いものだったんだ!と目から鱗が落ちた。 手には常にスマホを持ち情報を常に浴びながらせかせかと毎日生きているけど、五感で感じ取り自分の中の音を感じることって今の時代ある意味贅沢な経験だよな。 茶道を始めるのは難しいけれどこれから季節を感じて生活したいし、今の生活に停滞感を感じたらこの本をまた手に取りたいと思う。
0投稿日: 2020.11.20
powered by ブクログ生きにくい時代を生きる時、真っ暗闇の中で自信を失った時、お茶は教えてくれる。「長い目で、今を生きろ」と。p109 今を生きること。細かいところに目を向け、自然の変化、季節の変化に敏感になること。言葉では表せないお茶の良さがあるのだと、この本を読んで感じた。
0投稿日: 2020.11.15
powered by ブクログ昔、触り程度に習っていたが、主人公の様に「お点前」に疑問を持ちつつも「気づく」「無」を感じる事なくやめてしまった。五感で感じたことは、どんな言葉・文字でも言い表せなく難しい表現だろうと思う。またあの静寂に身を置き感じてみたくなりました。
0投稿日: 2020.11.14
powered by ブクログ生け花を習っていた時、稽古後に師が薄茶を立ててくれた。甘い和菓子を食べたあとに口に広がるお茶の味を思い出した。ほっとするひとときだった。移ろいゆく季節の中でお茶を通して幸せを感じることに胸がいっぱいになる。生涯、勉強。正座をして背筋を伸ばそう。
19投稿日: 2020.11.11
powered by ブクログ日日是好日は表千家の茶道のお話。 私が2年と少しだけ習っていたのは裏千家。 作法の細かいところは少し違うけれど、大まかな流れは同じように思う。 茶道の初心者だった私、何も考えていないのに手が動く感覚、わかる。まるで何かにあやつられているみたいに。 作法に疑問なんて理由なんてなくていい、頭で考えようとしないこと、ただ先生に言われるがまま作法を進めていく。私自身が茶道を習って感じたこと、その時に言葉に上手く出来なかった気持ちがうまく文章にされていて、胸にストンと落ちる感じ。目で見たこと、耳で聞くこと、思い出しながら1人でふふって笑ってしまうくらい。 実際にやっていたからこそ、この本に対してそう感じられたのかなと発見があって良かったです。
1投稿日: 2020.11.08
powered by ブクログマインドフルネスの『いまここを見つめる』という瞑想に近い意識行動を、それと意識せず茶道というある種特殊ともいえる空間で自ら気づく著者。 振り返ると私自身の生活でもふとした瞬間に、似たもやりとした感覚をおぼえるが、この爽やかな文体で改めて気づかされた。 だが、この本の主旨からすると、自分で気付きを得ることこそがかけがえのない体験なのだと思う。 今の瞬間こそ、最高に輝く、輝かせることができる、それを体感し自ら気付けることはとても幸せなことでもあると感じた。 この本を読む前に体感したかった。
2投稿日: 2020.11.04
powered by ブクログ四季や人の成長、気づきがおもしろく描かれていて想像しやすい。 学生の時の勉強はちゃんとやっておけばよかったのにと、大人になってからつくづく思うことがある。 けれど実際には今の自分でないと気づかない、今の自分だったら分かることが多いのではと思うと。。 お茶でも始めてみようかな。 あとがきまで読んでほしいなぁ。
1投稿日: 2020.10.29
powered by ブクログ雨の日は、雨を聴く。雪の日は雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう。……どんな日も、その日を思う存分味わう。___「悪い天気」なんて存在しない。___どんな日も「いい日」になるのだ。__「日日是好日」 心穏やかに、ありのままの自分で生きていきたいと思える本でした。
8投稿日: 2020.10.28
powered by ブクログ良いなぁお茶(^o^)♪たま~にお茶会へ行く程度の私には前半「あるある~(^^;)」な話だけれど、後半は未知の世界(゜゜;)三客の席に座っていて、正客、次客の席が空いている時の恐怖といったら…((( ;゚Д゚)))ガクブル
3投稿日: 2020.10.26
powered by ブクログ人と比べずこのままでいいんだなあって思った。 焦る必要はなくて、自然に身を委ねてみようと思ったし、自然に合わせて生きていく心地よさをお茶を通して感じてみたいと思った。
0投稿日: 2020.10.24
powered by ブクログ茶道の世界ってこんなだったのかーと感動した。 深い世界だとは思っていたけれど、この本を読むまでよくわからなかったし、そこまで知りたいとも思わなかったけど、今は無性に知りたいというか味わってみたい!五感で体感したい! 作者がお茶を通して気づいたことほどではないかもしれないが、歳を重ねていくと、ずっと目の前にあったのに、若い頃にはわからなかった、気づかなかったことに色々気づきが訪れる。 それを一つ一つ味わい、感動していくことが「いまを生きている」ということなのだ。 そうしていると歳をとるのもいいなぁと思えてくる。 これからも今を深く味わいながら生きていきたいなぁと強く思う。 だって人は「今」にしか生きれないのだから。
19投稿日: 2020.10.21
powered by ブクログこのままでいい。人と比べず、昨日の自分と比べる。読んでると気持ちが軽くなる話しだった。お茶の本というから渋いのかと思ってたけど、全然そんなことはない。むしろお茶を知らない人の方が楽しく読めるかも。そのうち映画も観てみよう
7投稿日: 2020.10.21
powered by ブクログ映画をテレビで観て、好きな映画第一位になりました。 すぐに原作を読んで、好きな本第一位になりました。 着物に着付けに髪のセットに御道具にと、実際お金のかかる習い事だとわかっていますが、短期講座などあれば参加してみたいと思いました。 時々読み返したいので、うちの本棚に近々お迎えします。
2投稿日: 2020.10.19
powered by ブクログ人生で悩みやつまずきを感じたら読み直したい最高の一冊。たとえ辛いことがあっても長い目で今を生きるという教えをいただき心から感謝している。私の愛読書決定。
2投稿日: 2020.10.05
powered by ブクログ最近お茶を始めた。きっかけは、日日是好日の映画だ。樹木希林演じる武田先生の点てるお茶を見て泣きそうになり、全く知らないところから始めた主人公が、いろいろなことを感じるようになっていくのを見て、わたしならどう感じるんだろう、もっと五感を、感性を高めたい、今を生きることを噛みしめ、その瞬間を味わってみたい。そんな思いがふつふつと湧いてきて、気づいたらお茶のお教室を探していた。 生き急いでしまった時に、また読み返そう。
1投稿日: 2020.10.04
powered by ブクログ毎回少し読んだあと、心の安らぎを取り戻せたような気がしたのです… 彼女自身のお茶への思いを繊細な筆致で綴り、読んで感動したところが多かったのです
8投稿日: 2020.10.01
powered by ブクログひょんなことからお茶を初めて12年。自分の経験と重なる部分も多々あって、愛読書となった。勉強し続けたい。
0投稿日: 2020.09.27
powered by ブクログお茶は自分を写す鏡だと何かで聞いた。 言葉の意味がわからない。 年配の方がお茶をたてて、物思いにふける というのがお茶に対するイメージだった。 しかし、お茶というものは 四季を感じ、匂いを感じ、視覚で感じ、味、触覚、聴覚 あらゆる感覚を研ぎ澄ませてくれるもの。 ある一定のレベルまで到達すると無の境地に入る ということを聞くが無ではないのでは?と思う。 あらゆる感覚が研ぎ澄まされて五感で全てを読み取り 自分が"そこ"の一部になっている状態ではないのかと 実際にそこまでの感覚は味わったことはないが 日日是好日を読み進めていくと、そんな風に思える。 早速体験の申し込みをしなければ。
2投稿日: 2020.09.25
powered by ブクログ日本の四季と共に育まれた和の心。 季節 時 の 大切さ。言葉の美しさ。 素敵なときの流れが 心の奥に沁みます。 武田先生。のような方がいたら お知り合いになりたぃです。 便利さと引き換えに時間に追われる この時代の忙しさ。 忘れて いい時間でした。
1投稿日: 2020.09.21
powered by ブクログ知らない世界のことを知るのは面白いなと改めて実感します。和菓子があまり好きでないのでお茶を避けていたけど、ただ飲むものではなく季節を感じたり、道具や花を楽しんだりするものだと初めて知りました。お茶に触れてみたいと思って早速体験に申し込んだので楽しみです。
2投稿日: 2020.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「道」がつく稽古事は書道しか経験がないが、墨を擦る(今は墨汁があるので省略されてしまうが)ところからすでに書道は始まっていた事を今更気づいた。文字を綺麗に書く事が目的になってしまっていたが、本来は自身と向き合う時間なんだろう。 40歳を超えても惑わされっぱなしだが、子供の頃と比較すると自然の美しさや壮大さに心震える瞬間が多くなった。 今まで邪魔してきた「欲」が、程よく抑えられるようになったのかと。
3投稿日: 2020.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
素直にお茶を習ってみたくなる作品。 私は茶道というものが、所作やマナーや集中力を風情を味わいながら学んでいくものだと思っていた。 だが、長年続けていくと、自分にどのように茶道が作用していくのか、主人公が初心者の段階からの心理面を追うことで、読者も主人公の成長を経て知ることができる作品。 (とは言っても本を読んで分かる通り、やってみてこそ分かるので、とっかかりを知る位なのだろうが…)
2投稿日: 2020.09.18
powered by ブクログ月日が流れが早く感じたけど、季節やお道具などの表現の仕方が優雅で印象的でした。私も一時的にお茶をやめていたけれど、この本を読んで以前教わった先生を思い出して、お茶をやりたくなりました。
0投稿日: 2020.09.14
powered by ブクログ2年前に映画化された時から気になっていた。やっと読み終えて一番に思ったことは、この本は何度もこれから先、繰り返して読むだろうなぁと。 自分が自分らしく生きる為には、今の自分を受け入れるしかない。さぁ、今の自分をしっかり生きなきゃ!
0投稿日: 2020.09.13
powered by ブクログ「日日是好日」というタイトルの読み方すら怪しかった私ですが、自然と茶道の魅力を感じることができた作品でした。 著者は「茶道をやりましょう」とは一度も述べておらず、むしろ作品の序盤では、作法で固められている茶道を批判しているような表現もありました。 茶道に対する偏見を持ったまま始めていく中、時間を追うごとにさまざまな気づきがあります。 読者にもわかりやすく、そして共感できるからこそ心洗われる作品です。
2投稿日: 2020.09.12
powered by ブクログ気持ちを穏やかに、落ち着かせてくれる本です。 仕事や人間関係に疲れてたり、目標を見失ってる時に読んでほしい。周りと比較する必要はないんだと気付かせてくれるし、毎日の一つ一つの事が愛おしく思わせてくれます。丁寧に生きたくなる。 子供の時に見て分からなかった映画が、大人になり、見返すと意味していた事が分かったり、感じることが違ったていうところも、共感出来ます。 自信がなくなったり、気持ちがトゲトゲした時に、読み返したいです。
3投稿日: 2020.09.06
powered by ブクログすごく好きな1冊。愛読書にしようと思う。 疲れた時、悲しい時、心を穏やかにさせたい時、初心に戻りたい時にぴったり。
1投稿日: 2020.08.29
powered by ブクログ祖母→おば のルートでわたしの元に回ってきた、もうシミとかついてる状態の本だった。 祖母が「捨てる」といってたので、ああ、べつに大したことないのかな。と思い、試しに数ページ読むか、、、と思いながら見たら、まぁこりゃ大変。好きだ。 めちゃくちゃ良い。現実じゃありえないことが起きる、ファンタジーとか暗めミステリーとかじゃなくて、今、こう言う本が読みたかった。人生についての本。 でもそんな小難しい説教めいたものじゃなくって。 わたしも心の拠り所、ほしいなぁ。 悩み苦しむたび、この本を繰り返し読みたいと思った。
1投稿日: 2020.08.29
powered by ブクログ茶道の知識も経験もありませんが読んでみました。 読んでて心が落ち着く作品でした。 また、『今を生きる』という大事なことを思い出させてくれました。 本当に読んで良かったです。 初めて私も茶道をしてみたいと思いました。
3投稿日: 2020.08.28
powered by ブクログ映画では見た事があったけれど、本を読んでみて良かった。 映画は、樹木希林の演技に見て良かったと思ったが、 本は、お茶の良さを教えてくれた。 繰り返し大切に読めた。 表紙に、お茶が教えてくれた15の幸せと書かれているけれど、もっと沢山の事を教えてくれる本。 またいつか読み返すのが、楽しみ。
3投稿日: 2020.08.22
powered by ブクログ映画を以前観て、なんだか淡々とした 話だったのだが、本も気になったので 読んでみた。 小説かと思いきや、著者の実体験の話だった。 著者が大学生から25年間習い続けた お茶の教室の話。 15の章に分かれて記載されているのだが、 私は第11章『別れは必ずやってくること』 に感銘を受けた。 お茶は全くの無知だが、 お茶を長年習うことによって 日本の四季を五感で感じられるように なるところに魅力を感じた。 淡々とした日々のなかにも変化を感じる。 私もお茶を習いたい。
8投稿日: 2020.08.18
