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日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)
森下典子/新潮社
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総合評価

818件)
4.4
392
254
90
9
0
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    “お茶”がきっかけで見えてくるもの、感じられるものがある。 作者にとって、お茶は自分を成長させてくれるもののように感じた。 お茶と人生の生き方は切っても切れない深い結び付きがあると私は思う。 お茶は触れたことも全くない分野だが、この本はお茶をしていない人にも大切なことを教えてくれる気がする。

    0
    投稿日: 2022.01.31
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    メモしておきたい言葉がたくさんあった。日々どんな日だったとしても、人生においては二度とない1日だから、そう思えば、すべてはよい日なのだという茶道の教えがすごく心を打った。

    0
    投稿日: 2022.01.25
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    色んな方々のレビューを拝見して、2年くらい前から読んでみたいと思っていた。 場面ごとに目をつぶって、風景を味わってみた。変わりゆく季節の描写と、お茶を沸かす釜の音(生き物のような美しい描写)に感動。まだ映画は観ていないが、原作の本からアプローチできて良かった! 茶道のように、学校では教えてもらえない勉強があるとのこと。それは、成果を他人と比べるものではなく、過去の自分と比べるものである。 人生を豊かな心を持って楽しく生きるための勉強なのだろう。 急いで習得しようとするのではなく、暗記して覚えようとするのでもなく、季節のうつろいの中で自然を感じとり、自分と対話する繰り返しのなかで、新たな気づきを得ながら時間をかけて学んでいく。 自分で「完璧」と満足する状態に達することは決して無いのだろう。ただし「自分は全然ダメ」と卑屈になることもなく、純粋に「もっとやりたい」と思い続ける状態が幸福なのだろうと思う。 所謂「その道を極めた」と他人から評される人であっても、当の本人は「極めた」なんて思わず、学習意欲があり、終わりなき道を歩み続けるのだろう。 この本を読みながら、茶道を教えていた祖母のことを思い出した。私はお茶に一切興味を持たなかったし、祖母もお茶を強制しなかった。祖母も亡くなり、だいぶ時間が経過している。彼女がお茶を教えていた部屋と庭を思い出し、祖母の価値観や生きざまについて、ようやく想いを馳せることができた。せめて、生前にこの本に出会い、祖母と対話だけでも出来ていればと後悔している。次の帰省と墓参りの時には、反省と感謝を込めて、もう一度読むようにしよう。

    27
    投稿日: 2022.01.23
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    『体験する』って、こんなに奥深いのか!と目から鱗が落ちる本。作者の体験を追体験していくだけでも、物事への向き合い方に少し変化が生まれるようなワクワク感と、幸せ。さらりと読めて、美味しいものが食べたくなります。

    1
    投稿日: 2022.01.22
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    これからも繰り返し読み返したいし、自分の未来の本棚に入れておきたいから自分で買ってみようかなと思った本。 昔から言葉としては知っている武道茶道華道の一端に触れられて嬉しかった。中学生の頃の自分に戻れたら、茶道部の見学に行ってみたら?と言いたいな 勉学とはまた異なる人としてのお勉強 人と比べるのではなく、昨日の自分と比べること 解説にあるように、人生の道標のような、お茶の世界を垣間見れるような、禅のような(禅もまだきちんと理解していないけれど)素敵な本でした。 世の中は、前向きで明るいことばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ、「明るさ」も存在しない。どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ。どちらが良く、どちらが悪いというのではなく、それぞれがよい。人間には、その両方が必要なのだ。 高校の国語の先生が、人生の辛いこと大変なことと楽しいことはコインの様に表裏一体で、険しい道に進めばいつかは楽しさに転がるよ、と言っていたのを思い出しました ✴︎五感で自然とつながること 雨音 水音 匂い 「伝統」とは古くさいものだと思い込んでいたが、そうではなかった。本物の伝統は、モダンで斬新だったのだ。私はその時、「ジャポニズム」にあこがれた百年前のフランス人の「目」になって日本という「異国」を見ていた。 謹み深く、謙虚に、それでいて卑屈さがない「敬意」 「形」そのものが「心」であり、「心」が「形」になる お茶菓子 銀座・空也の「黄味飄」赤坂・塩野の「千代菊」北鎌倉・こまきの「青梅」長門の「ゆずまんじゅう」福井・長谷川柳枝軒の「福和内」島根・三英堂の「菜種の里」愛知・松華堂の「星の雫」京都・亀屋則克の「濱土産」京都・松屋常盤の「味噌松風」富山・五郎丸屋の「薄氷」長岡・大和屋の「越乃雪」 茶花 「くがい草」「姫小百合」「縞葦」「あわもりしょうま」「しもつけ」「がまずみ」「底紅」「糸すすき」 人間は、ある日を境に「二度と」会えなくなる時が必ずくる 会いたいと思ったら、会わなければいけない。 好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。 だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。一期一会とは、そういうことなんだ、、、、。

    3
    投稿日: 2022.01.20
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    【教えられた答えを出すことでも、優劣を競走することでもなく、自分で一つ一つ気づきながら、答えをつかみとることだ。 自分の方法で、あるがままの自分の成長の道を作ることだ。 気づくこと。 一生涯、自分の成長に気づき続けること。 「学び」とは、そうやって、自分を育てることなのだ。】 言葉では言い表せない「感覚」を、ほんの少しでも共有出来るとしたら、なんて素敵なんだろう。 過去を悔やみ、未来を心配して、心ここに在らずの日々。 ただ「在る」という事、そして「生きる」という事を、色んなもので装飾して固めて過ごしているなぁと思った。 もっとシンプルに。 「今」を意識して一日を大切に重ねていきたい。

    10
    投稿日: 2022.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お茶のお稽古を通し、森下典子さんが様々なことに“気付く”エッセイ。 お茶の世界ってこんな感じなのか!!というのを、退屈せずに読み進められたのは、くすっと笑ってしまうような親しみやすさがたくさんつまっているからだと思う。 森下さんの感覚は、共感できるところがいっぱいあって、遠い世界だったお茶が身近なものに感じられたし、お茶でなくとも、自分も何か支えになるものを持って、こんな風に季節を感じながら生きていきたいと思った。 父親との別れの部分が、映画で観たときよりずっと悲しい思いが伝わってきて辛かった。 “また会える”と思ってても、永遠に会えなくなってしまうことがこれから自分にもあるかもしれない。 今までよりもっと、家族や大切な友人と、会える時に会いたいと思った。 掛け軸の言葉や、お花の名前など、もう一度読み返して書き留めておきたい。

    4
    投稿日: 2022.01.17
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    最近はKindleで本を読んでいるけど、つまるところやっぱりわたしは本をめくりながら読むのが一番好きだなと思う。 そして、この本は電子書籍ではなく、紙の本で味わって良かった、と思わせる1冊だった。 ―――――――――― お茶と出会った著者が、感じたあれやこれやを綴ったエッセイ。 お茶の手順や知識が盛り込まれている内容ではあれど、恐らく主旨はそこではないと思う。 特段お茶の才能があったわけではなく、 かといって情熱的にお茶に取り憑かれていた、というわけでもなく、 悩みながら反発しながら、やめたいやめたいと時には思いながらも、続けてきたその葛藤や、 長年かかったからこそ気づいたその瞬間の衝撃だからこそ、 お茶の門を叩いたことのない私たちにも伝わり響くものがあるんじゃないかと思う。 お茶の世界に片足を突っ込んでみたくなる。 (想像したら途方もなさすぎて怖くなってやめようと思った) でも、どこかしらで行われているお茶会体験のようなものに遭遇した時、前向きに味わってみたいなと思わされた。 いい本に出会ったな、と思った。

    2
    投稿日: 2022.01.14
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    お茶の世界ってこういうものかーと興味深く読めました。決められたことをただやる、その中で自分で気づいていく。その感じが私が好きなアシュタンガヨガに似ていて興味深かった。著者が長く継続しているからこその気づきがたくさんあり、継続することの大切さを改めて感じた。映画を早く見てみたいな。

    0
    投稿日: 2022.01.14
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    映画観よー. と、思っていたらお友達が貸してくれました. 「お茶」にまつわる物語だと思っていたら、エッセイ?体験記だったので、ちょっとガッカリしながら読み始めたんですが. . あーこれ読んで良かった!! 読んで良かったし、何年後かにも読んだらまた違うかもしれない. 映画も絶対観よう.

    0
    投稿日: 2022.01.06
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    2022年の一冊目。 新年の始まりにふさわしい本でした。 毎日を丁寧に過ごしたくなる。 25年という長く貴重な時間がこの1冊にぎゅっと収められている、とても贅沢な1冊。 お茶の世界って、マインドフルネスに通ずるものがあるなぁと思った。

    4
    投稿日: 2022.01.05
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    お茶のことというよりは、お茶を通して著者が感じ取った哲学のエッセイです。季節を自然体で楽しみ、どんな時代、自身の在り様であっても日々を好日として捉えられる。とそんなことを伝えてくれます。 自明のことであるような気もして新鮮味はないのですが、改めて肯定してもらえた気分で、言葉が胸にスッと入ってくるような気がします。 お茶については何の知見もなく、語れないのですが、奥の深い世界を垣間見た気がします。うん何十年単位で道を続けて来られた方が見える世界があるんでしょうね。

    0
    投稿日: 2021.12.29
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     お茶にはまったく縁がなく、興味もないのにふと目に留まった。そんな出会い方も本書にぴったりだった。お抹茶も和菓子も苦手なので、なかなか始めたいとは思わなかったが、とても憧れる茶道の世界。  季節を感じ、四季の移ろいだけでなく、自然を感じ、自分と静かに対話する時間。茶道以外でも味わえないだろうか。何かと忙しない現代人にはそんな時間が必要と感じる。お茶の世界はがんじがらめに決められているようで、実はとても自由で開かれているという文章が印象に残った。

    2
    投稿日: 2021.12.28
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     お茶はやったことがないけれど、スポーツジムでヨガのクラスを取っていたことがるある。あれ?ヨガよりももっと身近なお茶の世界、されど遠いお茶の世界があったのか。静寂と無心の世界に憧れている現代人にとって瞑想手段の1つがお茶だったとは!  タイトルの「日日是好日」の意味が最終章に登場して、思わず涙ぐむ。静かにゆっくり読むべき良書。 ふと、ブクログ内で本作英語版のタイトルを見てしまった…。あ…、ちょっと残念…。最終章まで読んでグッと気持ちが入るはずのタイトルなのに…。英訳ってつくづく難しいのだな、と感じた。

    1
    投稿日: 2021.12.24
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    久しぶりに素敵な本に出会え、読み終えてからも様々な事を考えさせられました。何と無く読み始めたのですが、中盤から、典子さんと一緒に自分の居場所を探し、不安にたじろぎ、苦悩し、そして一服のお茶に少しずつ、少しずつ癒され、前に進み出す。何か大きな物に暖かく包まれ、涙が出て仕方ありませんでした。人間は誰でも日々何かに悩み、自信を失う事が有ります。苦しいのは私だけではないのだ、皆、何とか毎日をやり過ごしている。少しささくれた心が軽くなる。お茶が好きだとか、女性とか、男性とか、若いとか、年配だとか関係なく、世の中の皆さんに読んで欲しい一冊です。

    1
    投稿日: 2021.12.21
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    中学高校、6年間茶道部だった。 もともと小さい頃から抹茶は好きで、祖母と虎屋でお茶するのが何よりも至福の時間だった。中1でなんの部活に入るか父と散々揉めた挙句、入部届締切日の朝、茶道部に決めた。入ってみたら、想像とはかけ離れていて、抹茶一杯飲むためだけに信じられないほどの手順があって、正直やってられないと思った。合宿は朝から晩までひたすらお点前。足が痺れるし、お点前全然覚えられないし、メンツとか気にせず入ったから仲良い子いなかったし。 でも、居心地は良かった。同輩ともすぐに打ち解けられたし、先輩がとてつもなく優しかった。コーチもすごく褒めてくれた。校舎から少し離れた家みたいなこじんまりしたところ。程よい緊張感が心地よかった。静けさの中に聞こえる音。お茶碗に茶杓を当てる音、お湯を注ぐ音、帛紗を張る音、お茶をたてる音。ふわっと香る抹茶の香り。余ったお菓子を持ち帰る人を決めるじゃんけん。帰り道、制服につけたままの帛紗に気がつく瞬間。これこそが私の青春だった。 引退から少し経ったある朝の校内放送で校長先生がこの本を紹介していた。茶道という言葉の懐かしさに胸がぎゅっと締め付けられた。受験真っ最中だったけれど、とても惹かれたので図書館でこっそり取り寄せて読んだ。ページをめくるたびに蘇ってくるあの感覚。あの光景。匂いも音も全部鮮明に思い出せた。 「一期一会」文化祭用の掛け軸に記された言葉。コロナ時代だからこそ、身に染みる。茶道部の合宿、学年の宿泊行事、体育祭、、、あの時が最後になるなんて誰も思っていなかった。 ”会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せなときは、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらん限りのことなのだ。” この本の中で一番好きなフレーズ。今この瞬間を最高に楽しんで、悔いのないように懸命に生きていきたい。 今はもうお点前を忘れてしまっているだろうか。それとも体に染み付いているのかしら。久しぶりに抹茶をたててみたい。

    1
    投稿日: 2021.12.20
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    筆者を主人公とし、大学生時代から40代までの茶道を通しての人生を描いた一冊。 先に映画を見てからの読書。 なんて素晴らしい作品。 映画が駄作すぎて、本当に腹立たしいくらい瑞々しく細やかな描写。 武田先生は樹木希林じゃないなー。 これは映画じゃなく本で読む価値ありの一冊。

    1
    投稿日: 2021.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読む前は、お茶の世界を私は「なんか淡々と同じことをやっていそうであんまり興味ないなー」と思っていたのが正直なところだ。 だがその考えが180度変わったのがこの本だった。 後半に主人公が雨の日にお茶に来た際に、掛け軸と繋がって「その日を思う存分に味わう」という内面の気付きを得た。 この場面でお茶を何も知らない側から見たら、厳かにお茶やっていて楽しいのかなと思うものだが、実際はそれだけ内面に大きな気づきを与えてくれる深いものだということを知った。 場面のところどころで自分にとって大切なフレーズがいくつもあった。 そうしたたくさんの気づきをこの本を通して与えてくれたことにうれしく思う。 やはり日本の伝統というのは奥深く、素晴らしいものだと感じだ。

    1
    投稿日: 2021.12.10
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    最後の第十四章、第十五章がじわっと沁みる内容になっているが、それまでの25年の「お茶」の経験談があっての重みとなっている。「思いや感情に言葉が追いつかない」「静けさは濃密」。よくわかった。茶道って辛気臭いイメージで読む気になれない、という人も多いかと思う。おすすめです。2021.12.10

    0
    投稿日: 2021.12.10
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    お茶の本かと思ったら、お茶を通じて学んだ数々の豊かな生き方について教えてくれた一冊だった。 エッセイだけど、自己啓発本のような、小説のようなサクッと読める一冊! 読めば読むほど、日常はいかに自由や幸福に溢れているか教えてくれた。 茶道を20年習っても芽が出ず、後輩たちはみるみる上達していき、センスの無さに落ち込んだ著者。ついに辞める決意をするが、あることに気付いたという。 「誰と競ってるの?」 お茶を美味しく飲むために毎週通っている。このままでいいじゃない。気が利かなくたっていいじゃない。 本当にそうだと思った。仕事でもそれ以外でも、いつも最後にはなりたくないともがく自分が重なって、こういう風に受け止めれたら楽だよなぁって思った!

    6
    投稿日: 2021.12.10
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    心を入れて動作すること 雨の日に雨を聴くこと いま、ここにいること。 簡単にはできない。それでも日々はすべていい日だと、知ることからきっとはじまる。 まずは、生きてみることから。

    0
    投稿日: 2021.12.09
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    2021 下半期 1だったかもしれないです。 あんのような、ゆったりした本かと思いきや、 瞑想と同様に今を見つめるための方法としての茶道でした。 「奇跡の脳」の著者が体験したニルヴァーナのように、 一個人としての個体から抜け出すような体験が描かれています。

    1
    投稿日: 2021.12.09
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    この本が原作の映画を観たことが間違いなく茶道を始めたきっかけ。畳一畳の舞台で自分と向き合うことはなんて贅沢なひとときなんでしょう。

    0
    投稿日: 2021.12.07
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    感無量。泣いてしまった。 何年も前から本屋さんで見かけては「読みたいな〜」と思いながら手に取れず、今になって読んで、感動。放心。 放置していた少しばかりの後悔がよぎるけれど、これも「一期一会」だと思おう。 その「時」が来たのだから今読めた。そしてとにかく今は、たくさんの言葉が胸に突き刺さって離れない。 人生のバイブルとも言える本に出会える機会はなかなかない。 ちゃんと地に足をつけて、季節と、移ろいと、ここにいる自分を感じ取って、存分に味わって生きていくことの大切さを学んだ。 ここ半年ほど前から朝散歩が日課なのだけれど、五感をフルに使って自然を感じることがどれほどメンタル維持に効いているかを実感している。 この本でも同じように(私より断然)、繊細に、敏感に感じ取り、言葉にし、血肉にしている。 日々を存分に味わう。 この本で得た感動とか、ブクログの読書家の方々のレビューを読んでさらに募った高まる想いを、この瞬間の感覚を、忘れないでおきたい。 「生きにくい時代を生きる時、真っ暗闇の中で自信を失った時、お茶は教えてくれる。「長い目で、今を生きろ」と」 「高をくくってはいけない。ゼロになって、習わなければ…」 「一つ一つの小さな仕草を正確に繰り返すことで、たくさんの「点」を打つ。「点」と「点」が、いっぱい寄り集まって、だんだん「線」になる」 「決して立ち止まらせてくれなかった。過ぎた過去にしがみつくことは、許されなかった」 「さあ、気持ちを切り替えるのよ。今、目の前にあることをしなさい。「今」に気持ちを集中するの」 「自分の目でいっぱい本物を見るの。いろいろなお正客さんや、ご亭主を見て、場数を踏むの。それが勉強なの」 「その日から、お湯と水は、いつも違う音になった」 「ちゃんと、ここにいなさい」 「「神は細部に宿る」という言葉があるけれど、お茶は細部にわたるこだわりの集合でできていた」 「やめる、やめないなんて、どうでもいいのだ。それは、イエスか、ノーか、とはちがう。だだ、「やめるまで、やめないでいる」それでいいのだ」 「会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう」 「世の中には、前向きで明るいことばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ、「明るさ」も存在しない。どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ」 「雨の日は、雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身を切られるような寒さを味わう。どんな日も、その日を思う存分味わう」 「その静けさは濃密だ」 「沈黙とは、こんなに熱かったのか……」 「気づくこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。「学び」とは、そうやって、自分を育てることなのだ」 「いろんなことがあるけれど、気長に生きていきなさい。じっくり自分を作っていきなさい。人生は、長い目で、今この時を生きることだよ」

    43
    投稿日: 2021.12.02
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    読了後の清涼感がたまらない。 そして何度も読み返したくなる一冊だ。 五感をフルに使って四季を感じるフレーズにとてもしびれた。 日々の努力がある一瞬にすべての辻褄が合うような閃きを私も感じてみたい。

    8
    投稿日: 2021.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだかよく分からないけれど、泣けました。 もう一度、次は朗読したいです。 一度だけ、茶道体験をしたことがありますが、 お茶とは、決まりがごとが多く謎めいた世界だと感じていました。 見た目は綺麗だけれどとてつもなく甘いお菓子と、想像以上に苦みのあるお抹茶を、1人ずつくるくると回しながら、とても大切そうにいただく。そんなところに、内の人しか分かりえない何かがあるのだろうと想像していました。 しかしこのエッセイは、そんなふうに肩肘張らずに読めました。 「お茶」は、自分の外のものや内なるものについて、日々の移ろいを静かに見つめるひとときをくれる。そんな風に解釈しました。

    1
    投稿日: 2021.11.22
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    茶道があらゆる手段で季節を感じ、自身の世界を豊かにしていくものであることを感じた書。茶道挑戦のきっかけになりました!

    1
    投稿日: 2021.11.20
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    茶道から、日本人本来の佇まいを見ることができる本だと思う。 日々の生活に追われ、忘れかけている自然と向き合う大切さを知れた本だった。 何度も読み返したい本。

    1
    投稿日: 2021.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価し難い一冊。 筆者が20年以上お茶を続けていく中で、自然を感じ、自分を知る本。マインドフルネスに通ずるものがあると思う。 理解はできるし、体験したこともあるけど、 読むのは今ではなかったのかもしれない。 頭の理解(器作り?)は遅い人だなと思う反面、 こんな感じで心が入る日が、わたしにも来るのかと思った。

    0
    投稿日: 2021.11.19
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    お茶は小学生の時の部活と中学、大学の授業でしたことがありますが、手順がすごく決まっていて、覚えることがたくさん。帛紗さばきについては先生がやると優雅に、綺麗に見えるのになんで私がやると駆け出しマジシャンのマジックショーみたいになるんだろう、と思っていました。 私は書道をやっていたこともあって、畳に正座をする空間というのは慣れていたから、いつも美味しいお茶と和菓子がもらえてラッキー、と思っていたんですが、毎度変わる掛け軸も季節に合わせた意味があるなんて知らなかったです。 悪い日なんてないなぁというのは私も最近よく思います。雨の日は信号機の光が水溜りに反射する世界が綺麗で、そんな世界を見ることができてなんだか楽しいし、晴れの日は思う存分歩けて楽しい。だけど電車に乗っていて、ふと自分以外の人を見ると疲れ切って死んだように眠っている人、会社に着くといつも不平不満を述べているおじさんとか、色んな人がいます。 辛いこと悲しいこともあるけれど、なんだかんだで楽しい世界なんだから、もっと前向いて歩けばいいのになぁ。あの人たちにこの本を読んで!そんなことを言いたい気持ちになれました。

    0
    投稿日: 2021.11.16
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    著者が大学生から続けている茶道への想い、茶道からの享受されたものなど、わかりやすく綴られる。 最近、多少自由を得はじめた友人達が茶道をはじめている。LINEには季節のお茶菓子、お花、お軸が飛び交う。嫉妬に時折、既読スルーしてみる。 確かに、お茶は、華道・書道・和歌・庭園・陶芸等々、パラダイスof日本文化だ。 まあ、この書籍も友人達の話題であったのだ。

    13
    投稿日: 2021.11.09
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    何度も何度も読み返したくなる、そんな一冊でした。 日日是好日。とても素敵な言葉だと思ったし、他にもたくさんの心に響く言葉や台詞が詰まっている。 『人生に起こるできごとは、いつでも突然だった』『もしも、前もってわかっていたとしても、人は、本当にそうなるまで、何も心の準備なんかできない』重みのある、しっくりとくる言葉だった。 だからこそ、毎日を、1日1日を大切に生きなければならない。そう思った。 お茶という伝統的な文化の話に留まらず、自分の人生を深く考えさせてくれるとても素敵な本です。

    0
    投稿日: 2021.11.08
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    読了してから2ヶ月ほど経ちました。 仕事に振り回されて過ごしている最中、度々この本のことを思い出します。 忙しい時にじわじわ効いてくる、そんな感じがします。 体が自然に動くだとか、最初は何をやっているかわからなったことに突然はっと意味を見出だす瞬間というのは、私も仕事を始めて5年くらい経った時にあったなあと懐かしく思いました。仕事がちょっとだけ楽しいと感じた瞬間でした。今は鬱々とした毎日を送っていますが… 思い出しては自分の中に落ち着きを取り戻してくれる1冊になりました。

    0
    投稿日: 2021.11.06
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    現代で忘れがちな四季折々の日本文化について、もっと大切に日日感じていきたいと思わせる一冊。 映画をだいぶ前に見ただけになっていたが、原作を読んでみて、樹木希林さんの存在感て唯一無二の存在だなと改めて感じた。

    0
    投稿日: 2021.11.02
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    お茶を習ってみたいと思わされた 日頃在宅で仕事しかおらず、あっという間に時間が過ぎてしまうが、季節の移ろいを感じられる人間になりたい

    0
    投稿日: 2021.10.24
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    作者さんがお茶を習い始めた年齢と、今の自分の年齢が近くて、状況も少し似ている。 だからこそ、"今を生きる" が心の奥底にストンと入り込んできた気がした。 どうしても先のことを考えて、見えない未来に不安と焦りを抱いてしまうけれど、"今を生きる"ことを忘れずに、今の自分、季節を大切にして生きていきたい。

    1
    投稿日: 2021.10.23
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    お茶から学んだ人生を豊かにすることが書かれてあった。 文章は丁寧で綺麗な言葉遣いだった。 お茶のことを知らなくても面白く読めた。 この本を読んでからお茶の席に行ってみたいと思った。

    0
    投稿日: 2021.10.22
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    『日日是好日』毎日がよい日 人間はどんな日だって楽しむ事ができる。そして人間はそのことに気づく絶好のチャンスね連続の中で生きている。 お茶の知識は全くなく、おそらくこの先も縁はないと思う。しかし、季節を楽しみ、一期一会を大切に今を丁寧に生きる。知らなかったお茶の世界を少しだけ教えてもらった。

    0
    投稿日: 2021.10.20
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    読み終わった日の朝刊に柳家小三治さんの訃報を知った。この噺家さんの事は全く知らなかったが、この本の解説に登場した為、なんか軽い運命的な出会いを感じた。 私も47歳になり新たな気づきや発見に日々感動している。茶道の奥深さを気づき感動した。

    0
    投稿日: 2021.10.12
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    個人的に激動の2021年。23歳にして様々な出来事に心が揺れ動き、多忙な日常生活のなかでいつしか活字の世界から離れていた。そんな中、再び心穏やかに読書に集中することができたのはこの本のおかげです。 丁寧で、優しく、上品な言葉の使い方、読了後は静かな感動と共に心が穏やかになります。 混乱の中にあってこそ、この本のありがたみを感じます。出会えてよかった。  特に、掛け軸や花器など遊び心があったり洒落と頓知にあふれた茶器など、茶道具の一つ一つにも興味が湧く。季節によって違った顔をする和菓子も、一年中同じ味のシュークリムなどの洋菓子と違って良いというのも肯けた。五感で自然と繋がる茶道。目指すのは昨日までの自分と比べる人の成長。茶道の、学び深めることができる奥深さや、知的な美しさを感じた。

    2
    投稿日: 2021.10.05
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    お茶についてほとんど無知ですが、サラッと読めました。人生にも季節がある、四季がある日本だからこそ、お茶の文化が根付いたのだと思います。普段の生活から季節を感じ、今を大切に過ごしていきたい、と前向きに思わせてくれる内容でした。

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    投稿日: 2021.10.02
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    解説にもあるが、本書は決して「お茶」の本ではない。 人生を豊かにする教えがたくさんある。 作者は、積極的な気持ちでお茶を始めたのではない。 やめたいと思いながらも、二十数年も続けてきた。そして、その結果、お茶が心の支えとなり、先生になっている。「継続は力なり」「千里の道も一歩より」とよくいったものだが、やはり続けることで見えてくる世界があるのだと感じた。私も今やっていることを続けていきたい。 また、タイトルの「日日是好日」とは、「毎日がよい日」という意味。人生はいろいろあるが、毎日感謝して生きていきたい。これはうちの祖母の口癖でもある。

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    投稿日: 2021.09.23
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    同じ本や映画でも、何年も経ってからもう一度読んだり観たりすると前は感じなかった事に感動したり気づいたり涙する事がたくさんある。お茶の世界でも同じ事がたくさんある事を教えてくれた。 季節を感じられる茶器や茶菓子や茶花、掛け軸の言葉などでおもてなしをする奥ゆかしい日本のお茶と言う文化は改めて素晴らしいと思った。 「雨を聴く」の様に五感で季節を感じ、雨の日も晴れの日もどんな日も良い日(日日是好日)であると思える様に私も生きて行きたいと思わせてくれる素敵な本でした。

    0
    投稿日: 2021.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでると茶道を習ってみたくなります。 茶道の難しい作法や技術を説かれる感じではなく、 著者の正直で素直な茶道に対しての気持ちが書かれていてとても好感を持ちました。 筆者は、自分には向いていない、素質がないと書かれていましたが、それでも何十年も続けるというだけでも尊敬します。 またいくつか人生の節目になった様な出来事が描かれ、それがまた心に刺さるものもありました。

    0
    投稿日: 2021.09.22
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    知らない色や花の名前にたくさん出会いました。 今まで文庫本を読むのは苦手だったのですが、 言葉が優しく、スッと読み始めることができました。

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    投稿日: 2021.09.19
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    「毎日がいい日だ」「昨日の自分と比べる」…心にしみる言葉がたくさんでてきます。もう一度じっくり読み直したいお話でした。

    4
    投稿日: 2021.09.19
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    感動しました。 お茶って、こんなに奥が深く、細やかなものであることは知らなかった。 なにげに用意された、花やお道具、掛け軸に秘められた想い。作法以外では、感じ方、考え方は、人それぞれ、自由であること。お茶会のお勉強。 同じものを、見ても、見るたびに感じ方が変わったり、深い理解になっていくことが冒頭に語られておりましたが、まさに、茶道について本書はそういう書でした。

    22
    投稿日: 2021.09.18
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    世の中には「すぐわかるもの」と「すぐにはわからないもの」の二種類がある。 身の回りの全てに対して見方や考え方が変わる一冊。

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    投稿日: 2021.09.11
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    ★★★ 今月5冊目 全く知らない茶道の世界。同じことの繰り返しをやる25年の中で雨音一つの感じ方なんかが優れてくる。これはなかなか面白かった。

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    投稿日: 2021.09.10
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    人生は、長い目で、今この時を生きること 人生って長いなぁ って思うけどその一瞬一瞬はあっという間だし あと10年後のことなんか考えてもよく分からないから 今この時を生きればいいっていうのは なんか気が楽になった気がする、 高校生のとき、成り行きで入った茶道部で 部長をやってました。 たくさん懐かしい言葉が出てきて、 久しぶりにお茶を立ててみたいなと思った

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    投稿日: 2021.09.04
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    今を生きる お茶を通じて今この瞬間を五感で感じてリラックス 一期一会 そういう感覚が大事なんだと気付かされる

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    投稿日: 2021.09.02
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    晴れでも雨でも、毎日が良い日 日日是好日。 映画を見てからずっと読んでみたかったのですが、ようやく読破できました。 映画を見ると原作、原作を読むと映画に戻りたくなる現象でした。映画も樹木希林さんが本当に武田のおばさん!なので、是非見てほしい。私もまた見ます!笑 茶道の良さは季節を五感で感じられる 私にはそんな風に思えました。 きっと一言では表現できないんだろうけど。 現代の人はきっと空を見上げたり、海に行ったり、花を見たり。そんなちょっとした時間すらなかったり、惜しかったりする。そういう時間こそ、心を温めてくれるのに。 自然に惹かれる、その気持ちがめちゃくちゃ分かります。 大事な場所は?と聞かれたら、近所の寺院の神木。あそこに行けば、風の音が聞こえる。 比叡山の聳え立つ樹々、真っ白な砂浜に聞こえる波音、見上げればいつも表情の違う空、山頂の辺り一面を覆う霧、道端に咲く花々、翡翠色の桂川。色んな風景が私の心に雫を落としてくれます。 おばあちゃんになってから茶道を始めるのは遅いだろうけど。仕事もリタイアしたぐらいの時に、茶道、やってみたいなぁ。 ちなみに、金沢に茶屋の博物館があって。水琴窟というものがあります。日日是好日を読んでいて、ずっと水琴窟の音が頭から離れなかったので、是非行ってみてください! 嫌なことがあった日も、日日是好日。 そんなふうに思える、大切な作品でした。

    1
    投稿日: 2021.09.02
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    しみじみと。じんわりくる小説。 茶道習ってみたかったな。 自分の中で竹田先生像イメージしていたのと違い、意外に若くてビックリした。60〜70代だと思って読んでたけど、途中で40代と発覚した。 映画では竹田先生が樹木希林だったので、ちょっと小説とイメージは違いました。

    0
    投稿日: 2021.08.29
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    森下典子の作品は「猫といっしょにいるだけで」に次ぐ二作目です。 「猫といっしょにいるだけで」は、犬派の私が、猫ちゃんも可愛いのねと、デレデレしてしまった文章力。圧倒されました。なので、この二作目です。 「日日是好日」は、深い五感の世界に私をいざなってくれました。居住まいを正して、深呼吸をして読んでいましたよ、何故か⁈ 『人間はどんな日だって楽しむことができる。そして、人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。』  生きる勇気をいただけます。 お茶のお稽古は、若かりし頃に挫折してしまいましたが、奥深い心の世界は憧れます。素敵ですね。

    1
    投稿日: 2021.08.28
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    社会人になってから時間にばかり追われるようになっている中で出逢った一冊。 森下さんの言葉選びがすっと心に入ってくる。 「日日是好日」ずっと忘れないように、小さなことを見失わないように、季節の変化を肌で感じられるように。 武田先生のような先生にお茶道を教えていただきたい… 武田先生のような方と出逢いたい そして武田先生のように歳を重ねたい…

    3
    投稿日: 2021.08.23
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    お茶によって、季節の楽しみ方を知り、自分の成長に気づく。そしてそのペースは人それぞれで良い。細かく厳しい作法があるお茶には、深く自由な世界が広がっていた。

    6
    投稿日: 2021.08.13
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    先生の「武田のおばさん」が素晴らしい、格好いい。教えるのはお茶の作法だけ、お茶を通して季節を感じられるよう、何かに気付けるように精一杯準備するが、答えを明かしたり、押し付けることをしない。 何よりも文章の美しさが素晴らしい一冊だった。 長い年月を経て、そのことに気づいた著者、紆余曲折、難しいときがあっても、お茶を続けて、素直な気持ちで接してきたことが、実を結んだのではと感じた。 敷居が高いと思っていたお茶の世界、素直な気持ちで、素晴らしい師に学べば、感性や心が磨かれ、鍛えられるのだと思う。

    6
    投稿日: 2021.08.08
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    なんて綺麗な文章なんだろう。 今を噛み締めて生きたいな。 過去と未来に執着さてばかりだと時間ももったいないね。 お茶習ってみたい。

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    投稿日: 2021.08.05
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    好きなことを何となくでも続けているとその先に見えてくるものが有る。 若い時ほど迷ったり、先が見えなかったりするけれど、何か一つ続けられる事が有ると、それに救われる時が必ず有るものだ。 それを大切に生きていきたい。

    8
    投稿日: 2021.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    五感を感じされる一冊。 また、人生の成長過程で誰しもぶつかる壁の感情の表現が手に取るほど沁みる本である。 私がこの本を手に取ったきっかけは、 日常が幸せだと感じられる映画を探して 「日日是好日」とゆう映画に出会ったから。 そこから、本を探して、読みたくなった。 筆者のお茶への情熱を感じるからこそ、その世界観にも引き込まれる。 お茶とゆう「生き方」から見る四季折々とゆう景色が、人生のようなものと似ているのか。 そこから、どんな日も「いい日」と思えること、生かされていることに感謝したい。 お茶の学びは 学校の授業のように教科書があって、 分からないことを質問することが良いと されることとは[逆の世界]とゆうのも、 奥ゆかしい日本らしい伝統の学びとも思った。 言葉では言えないことを、無言で語る。 武田先生なりの精一杯のおもてなしと、愛を感じます。 また、茶人も本当に知るまでは職人気質の世界のようなものとも感じました。 (↑無知な私の本から覗いた世界の感想) 時は2021年8月のオリンピック開催中。 テレビの向こう側ではお祝いムードだが、まさに、日常の世界では自粛。 自身をこの本と重ね、向き合う中で、 自分の成長を折々に発見していく。 「身のまわりの何でもないありふれたことが、ものすごく愛おしく感じられるようになった」 今まで当たり前だったことが、できる幸せ。 そこにいるだけで、幸せを感じられる。 思うように生きられない自分へ感傷的になっている部分もあり、涙腺が緩む。 最後に、1番心に刺さった言葉を抜粋。 第十三章 雨の日は、雨を聴くこと 「私たちはいつでも、過去を悔やんだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでる。 どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々へ駆け戻ることも、未来に先回りして準備することも決してできないのに。  過去や未来を想う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。  今を味わうことだ。過去も未来もなく、 ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるとののない自由の中で生きてることに気づくのだ、、、。」 この部分は、自身に足りてない部分でハッとさせられました。 じっくり自分を作って、人生を長い目で、 今この時を生きてゆきたい。 「日日是好日」 (にちにちこれこうじつ) ー「お茶」がおしえてくれた15のしあわせー  平成二十年十一月一日発行  著者 森下 典子(もりした のりこ) 発行者 佐藤 隆信 発行所 株式会社 新潮社

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    投稿日: 2021.08.01
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    ここ最近読んだ本の中で一番心に響くものが多かった本です。図書館で予約待ちして借りて読んだけど、時々見返したいなと思い、購入しました。この本に出会えてよかった。

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    投稿日: 2021.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ①ものを習う、学ぶ p49「私は、何も知らないのだ…」ゼロの自分を開くこと。なんて慢心していたのだろう p230 勉強とは。教えられた答えを出すことでも優劣を競争することでもない。自分で一つ一つ気付きながら答えをつかみ取る。あるがままの自分の成長の道を作ること。一生涯自分の成長に気づきつづける。 ②季節を味わう p109〜111 和菓子の素敵さについて 実在するお店も ③人生は有限。今に集中して1日や1回を大切に p142 「お釜の前に座ったら、ちゃんと、お釜の前にいるのよ」 p196「会いたいと思ったら会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう」100パーセントかみしめる。 p201 人の心も季節によって変化する。サイクルが呼吸のように繰り返される。世の中は、前向きで明るいことばかりに価値を置くが、その反対がなければ明るさも存在しない。奥行きが生まれない。それぞれが良い。 p219「人間はどんな日だってたのしむことができる。そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。」 ④自分に焦点を当てる p185「やめるまで、やめないでいる」気が利かなくてもいい。頼りにならない先輩でいい。自分と人を比べない。私は私のお茶をすればいいのだ。

    1
    投稿日: 2021.07.13
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    本を読んで、そのうえで映画も観てみた。 ・細部にこそ神は宿る。日常の仕事ではなかなかできていない。量をこなすことが求められ、質は二の次。でも、時間がないなかでも細部へのこだわりを出せたら、と思う。 ・マインドフルネスに通じるものがあると思った。今ここに集中する。五感を研ぎ澄ませる。 ・夏至や春分など聞いたことはあったが、「二十四節気」という言葉は初めて知った。詳しく勉強して、もっと感度を上げて生活したいと思った。

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    投稿日: 2021.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お茶を通して人生を有意義に生きることを学んでいった内容を書いている。ここにあること、例えば今に集中していきることや習う教えるということなど、はお茶に関わらず全てに通じることを書いているものの、五感を使って学んだことを文章にするために非常に文章にこだわりがあるように感じた。本作のお茶のように何度も読み返してそのたびに新しい気づきを得られるように感じた。

    1
    投稿日: 2021.05.27
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    奥深い茶道の世界と、季節の中で五感を研ぎ澄ませ、一日一日を大切に生きることを教えてくれる。黒木華主演で映画にもなった作品。

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    投稿日: 2021.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マインドフルネスと似通った部分を多数発見した。「今ここにある」という意識を、日本の四季とお茶の世界で表現するとこんなにも美しいのかと感動した。お茶の手順は頭で覚えようとするのではなく、身体で覚えるということが印象的だった。

    0
    投稿日: 2021.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新潮文庫 p217より抜粋. -- 私たちはいつでも,過去を悔やんだり,まだ来てもいない未来を思い悩んでいる.どんなに悩んだところで,所詮,過ぎ去ってしまった日々へ駆け戻ることも,未来に先まわりして準備することも決してできないのに.  過去や未来を思う限り,安心して生きることはできない.道は一つしかない.今を味わうことだ.過去も未来もなく,ただこの一瞬に没頭できた時,人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ……. -- お茶のお稽古の本になりますが,お茶を習うことが大切だという話ではないです.人生は山あり谷ありで,いったん感情の渦の中に巻き込まれると日々の幸せを感じることが難しくなると思います.自分を「今」に留めておくために,頭を空っぽにして取り組むルーチンワークが重要であることを教えてくれる本です. 方法はなんだって良いのかと思います.お茶だと,花の名前を覚えたり,季節や自然をより深く感じたり,掛け軸の意味に開眼したり,非常に高度なルーチンワークなので追求が止まなかったり,特典は多そうです. 日日是好日,形は変わっても,毎日唱えたい感謝の言葉です.

    8
    投稿日: 2021.05.04
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    人生には、「わざわざ面倒くさいことをする」ことが大切なのかもしれない。 お茶のように、変わらない「人生のものさし」を置いておくのはとっても贅沢で大切なこと。 私も数年お茶を習い、目の前に集中し身を正す時間が大好きだったことを思い出した。人生の節々に置いておきたい大事な一冊。

    2
    投稿日: 2021.05.02
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    いつかお茶を習いたい、そう思っていたが、この本に出会いさらに思いを強くした。せっかく日本に生まれ育ったのだから。マインドフルネスの世界に通じるように思う。やってもいないのに、言い切れるものでもないが・・・

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    投稿日: 2021.05.01
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    はじめ観てさっぱりわからなかった映画を10年後に観た時の感動。 「わけがわからなくてもいいからそうするの」ということへの反発。 わかる!という人も多いんじゃないだろうか。 カビくさい稽古事と考えていたという著者。 その彼女が、お茶を始めたいきさつ、過程、やめたいと思ったことなどを、つぶやくようにわかりやすく、かつ押し付けがましくなく記されている。 お茶はモチーフで、「気づき」の話といってもいいかもしれない。 やわらかな気持ちになれる1冊だった。

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    投稿日: 2021.04.30
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    ずっと、 ずっとずっと、大切にしたいと 心からそう想う一冊になりました。 出逢えて、本当に良かった。

    6
    投稿日: 2021.04.28
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    茶道は大人の教養のひとつで心静かにお茶を立て、客は丁寧にそれを頂くだけだと思っていたが美しい道具や茶菓子、茶花、掛け軸、見るべきところがこんなにも溢れているなんて知らなかった。 そしてそれらがつながって日々のきらめきに気付く。 なんて美しい世界だろう。 読めば読むほど荒立っていた心は凪いでいくのに、心が良い方に大きく揺さぶられる瞬間が何度もあった。

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    投稿日: 2021.04.24
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    小説でもありエッセイでもあり啓発本でもあるような作品。一時間あれば読み終えられる。天気や雨の表現が素敵。何かを25年以上も続けられてきたことが凄い。慌ただしい中でも一日一日季節を感じながら大切に過ごしたいと思える。

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    投稿日: 2021.04.23
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    茶道の敷居の高さが少し低くなった、そんな読後感でした。茶道の稽古を積み重ねることによって、武田のおばさんのおもてなしや四季折々の変化に自ら気付いていく姿を追体験することで、まあ茶道やってみたくなりますよね(単純) 近所でよさそうなところがあればよいなと思いつつ、ちょっと検索かけてみます。あとは、高杉晋作の逸話がきっかけで昔一度だけ食べたことがある越乃雪の登場に懐かしくなり、取り寄せたくなってきました。美味しかったな……。

    1
    投稿日: 2021.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校時代に茶道部に入っていたこともあり、社会人になった今になってこの本に興味が出て手に取ってみた。 とても読みやすい文章でさらさらと読めた。 初めはお作法の情景が浮かんでくるような語り口であり、茶道を少し齧った私にとっては懐かしいような、青春時代を思い起こされるような心地。 私自身は茶道をあまり深くは学んでこなかったけれども、何かを学ぶことは素晴らしいなと気づく一冊だった。 今、ここを生き、あるがままを受け入れ、大切にしたいと思う。 茶道に馴染みのない人が読んでも、きっと心に何か残る作品になるだろう。 心に残った文章を少し。 p185 「そうだ、気がきかなくてもいい。頼りにならない先輩でいい。自分の人と比べない。私は、私のお茶をすればいいのだ。」 なにかと人と比べてしまい、落ち込んでしまうことはあるが、私は私の人生を歩めばいいのだと感じた。 1番好きな文章 p196 「会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。 だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。 一期一会とは、そういうことなんだ……。」 今まで一期一会という言葉を知ってはいたが、「出会いを大切にする」くらいの意味だと思っていた。会いたい人に会い、好きな気持ちを伝え、幸せを100パーセントかみしめる。私はそのようにできていただろうか。目の前の幸せ、見えていない幸せにも気づき、かみしめようと思った。 「世の中は、前向きで明るいことばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ「明るさ」が存在しない。どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ。どちらが悪いというのではなく、それぞれがよい。人間には、その両方が必要なのだ。」 自分の暗い感情や見たくない部分に蓋をしてしまいがちだが、色んな面があるからこそ奥行きが生まれるのだと気づかされた。両方を大切にすることでより深みのある人間になれるのだろう。 「気づくこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。「学び」とは、そうやって、自分を育てることなのだ。」 社会人になり、学生の頃のように目に見える勉強がなくなった。しかし、人間は学び続けることで成長する。点数に出るものだけが学びではなく、日常の至るところに学びは存在する。今何かに打ち込めることがなくても、少しでも学びを増やし、成長し続ける人でありたい。 「天気の日も雨の日も、すべていい日」 タイトルでもある日日是好日の本当の意味。 雨の日は"悪い天気"だと言われることが多いが、雨の日もすべてがいい日なのだ。あるがままを肯定し、受け入れることの大切さが表れているような気がする。 日常を大切にしようと思える一冊だった。 時間が経ち読み返してみると感じるものも変わりそう。

    1
    投稿日: 2021.04.20
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    あらすじ(新潮社HPより)お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。(https://www.shinchosha.co.jp/book/136351/) 仕事の休憩時間とかにちょびちょびと読んでいたんだけど、頭使いっぱなしでバタバタしてる職場から意識が離れてスーッと心が落ち着くような、そんな本だった。 誰しもお茶を始めたくなるのでは…?長年お茶を続けたからこそわかる茶道の魅力が全く茶道の知識がない私のような人にも伝わるように工夫されてる。作者の典子さんの追体験をさせてもらえてるような感じ。その時の季節、天候、温度(湿度)、花、掛け軸、匂い、器…細やかな描写で言葉にならないような絶妙な感情を活字から想像させてもらえてる贅沢さ。 私は同じ「道」がつく剣道をしていたけども、「行きたくないな」と思いながら行っても、終わった頃には気持ちがスッとしてて「来て良かった」ってなってるという気持ちは何となく似てるところがあるのかなあと思った。(もちろん典子さんが記してるようなここまで繊細な気付きは得られなかったけど) お茶の世界ってこんなに深いんだな…ただ作法を学ぶだけではない。 季節の流れ、時間の流れという大きな流れの中に自分を見出せて、心を落ち着かせることができるようになる…とっても素敵。 以下心に残った言葉 過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ……。(p.217) →忙しく生きてると過去を悔やんだり、悩んだってまだ何もわからないのに未来を憂いたりしちゃうからこそ、そんな日常の中で、「今ここ」に一瞬でも集中できたら心も身体も健康的でいれそう。 走って誰かに伝えに行きたいような胸の熱さと、言葉が追いつかない虚しさと、言いたいけど言えないやるせなさが、せめぎあう沈黙。 沈黙とはこんなに熱かったのか……。(p.225) →価値ある沈黙。日本らしい表現だなと思った。欧米圏では沈黙って能力(自分の意見)の無さと捉えられがちだけど、これはどう頑張っても言葉にはできない、言葉にしたらその良さを逆に下げてしまう。そんな絶妙なことを言ってるんだろうな。 学校もお茶も、目指しているのは人の成長だ。けれど、一つ、大きくちがう。それは、学校はいつも「他人」と比べ、お茶は「きのうまでの自分」と比べることだった。(p.229) →勉強も、スポーツも、お仕事もどうしても比較対象は他人になりがちだから、自分と対峙できるお茶ってとっても貴重で魅力的な学びなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.04.18
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    お茶とは、ありふれた日常を感覚次第で違う見方が見ることができるもののようだった。 何やら堅苦しい形の文化だと思い込みがあったが、感覚と研ぎ澄ますことができ、精神を磨くこともできる奥深いものだと思う。

    2
    投稿日: 2021.04.18
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    著者は学生時代からお茶を習い始めて25年経った今でもお茶の奥深さや己の未熟さを感じ茶道を通して静かに四季の移ろいや人生の拡がりを実感しているのだと謂う。  本書は著者自身のお茶の習い事を通してのエッセイですがお茶を知らない読者でも十二分に楽しめる本で何となく古臭くてあまり気に留めていなっかた日本の古き良き伝統やしきたりに触れたくなる気分にさせる内容です。  習い事の師匠であるお茶の先生の言葉遣いや自宅で催されるお茶の教室に使われる掛け軸やお花・茶菓子・つくばいの水の音等、細かな1つ1つの気配りとしっとりとした感性が読み手を落ち着かせ繊細な感覚を呼び起こすかの様な気持ちにさせます。  茶人には、凛として豊かでゆとりを感じさせるものが在りますがそれは物やお金や権力ではなく深くて広大な心を持っているからだと思った。  お茶は「形」が大事でまず「形」を完成させてその後で「心」がその入れ物に入って行くのだと謂う。深くてよく判らないが本書を読むと心が落ち着いたのは間違いないです。

    0
    投稿日: 2021.04.17
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    『会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。』 1番心に響いた。

    0
    投稿日: 2021.04.17
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    日日是好日(にちにちこれこうじつ) ゆったりとした気持ちになるエッセイ。お茶は正直小学生の時に学童で嗜んだ程度で、苦いお茶、といった印象が強かったが、それを改めた。すごく奥深くて、人生のいろいろなことに気づけるものなんだと思った。 落ち着いたらもう一度読み返したい。

    1
    投稿日: 2021.04.13
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    自己啓発のようで小説のようでと、二つで楽しめる作品。茶道を通して人生に必要なことを教えてくれる、というより主人公と一緒に気付いていく。最初はわからない単語がたくさん出てくるけど、次第に分かってくる。もちろん全部は分からないけど、茶道自体が分からなくてもやっていけるようにこの著書も読んでいけるのです。茶道の奥深さを知るだけではなく、日本ってやっぱり良いなと思える作品でした。

    1
    投稿日: 2021.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    茶道の先生が作法だけを教えて、感情の気づきを教えてくれることが無かったのだが、実はそれが「余白」を残した教え方なのだったという一節が非常に興味深かった。解を与える教育ではなく、本人の気づきを大切にする教育の在り方を垣間見た気がした。 茶道に限らずスポーツでもそうだろうが、「道」というものを究めるのは単に作法や技術の習得に留まらない側面があるのだろう。 読んでいると、作法が非常に複雑であり、お道具の名前も多岐に渡り、四季の移ろいによって内容も変わっていくなど、茶道が大変難しい行為であるように感じた。一方で「どんな解釈があってもよい」ということも書かれていたので、機会があればぜひ一度お茶会を体験してみたいと思った。

    8
    投稿日: 2021.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本はお茶の本であってお茶の本ではない。 読んでいると、生きるとはなにか。自由とはなにか。日本の季節や人の移り変わりの素晴らしさ。そんなことを考えさせられる本。 幸福学という本を読んでいるが、統計的に人は日々のささやかな幸せの積み重ねが深い幸福をもたらすと言われている。幸せに生きるのが難しいと感じる人は多いと思うが、案外そんな難しく考えることはない。日常のほんのすこしでいいから、五感を開放させて移り変わりの中で小さなことに喜びを感じる。そんな生き方がしたいと思った。 また、お茶は、日本古来のマインドフルネス瞑想だと感じた。 武士もお茶をするみたいだが、いつ死ぬかもしれない時代において、ひとつに集中する、いまここを生きる、ことはとても大切にされてきたように思う。 昔からすでにそういうマインドフルネス瞑想に近い考え方や風習は日本に根付いていたんだなと気づく。 つまるところ、この本は心の豊かさを教えてくれる。そんな本。 キーフレーズ 「がんじからめの世界の先にはひとりひとりを受け入れる自由がある」 茶人という生きもの 「自分はなにもしらない」ということを知る 頭で考えようとしないこと 「いま」に気持ちを集中すること 見て感じること たくさんの「本物」を見ること 季節を味わうこと 五感で自然とつながること いま、ここにいること 自然に身を任せ、時を過ごすこと このままでよい、ということ 別れは必ずやってくること 自分の内側に耳を澄ますこと 雨の日は、雨を聴くこと 成長を待つこと 長い目で今を生きる事こと

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    投稿日: 2021.04.03
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     お茶が好きなのでこの本を読んでみることにした。お茶の事を難しく説いているようなら途中で挫折するかも…なんて考えていたけど、この本はお茶について書いてあるけど、お茶の本ではなく、エッセイになっていて最後まで興味深く読めた。  お茶を通じて感じた事とか、人生で起こった出来事への考えとか、あの時の自分はこんなふうに考えていたとか、お茶を長く続けていたからこそ見えてきた風景や、年齢を重ねたからたどり着いた考えなど、奥が深いと思った。  ひとつのことを長く続けることによって見えてきたことや考えの変化…、全く違う分野(例えばスポーツや音楽など)のバージョンも読んでみたいなと思った。

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    投稿日: 2021.03.31
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    薄茶が個人で飲むもの 濃茶が皆で飲み回すもの 季節で回す向きが異なったり知らないことも。 実家に置いてきたので、母が読むことでしょう。

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    投稿日: 2021.03.28
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    僕はこの本を大学一回生の春休みに読んだ。僕はこの本からお茶に対する固定観念が覆させられた。何故なら茶道と言えば、上品な女性が行うという印象がこの本を読む前はあったのだが誰が初めてもおかしくないということを感じた。また茶道の作法を徹底的に初学者に教えるというコンセプトというよりは、茶道の厳しいルールから人生の自由さを学べる作品になっていたように感じる。もちろん茶道の方法も学ぶことができてよかったと思う。個人的に印象に残ったのは、季節というのは春夏秋冬と干支の十二支の2つの観点から捉えることができるということである。同じ季節であっても同じ日は一生訪れないということを個人的に感じた。

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    投稿日: 2021.03.23
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    和菓子と抹茶をいただきたい気分になった。 美味しそうでなんとなく決めた抹茶を常備し、茶碗二つ分たてる、作法は気にしない。季節のすてきな和菓子を一つだけ買って、じっくり目でも味わった後二人で半分ずつにして食べたい。 そんなことをたまーにしたい。

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    投稿日: 2021.03.20
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    聞いたこともない茶道の言葉がうじゃうじゃ出てきたけど、全然難しく感じることもなくサラサラの読めた。日々自然を感じて、自分の内面と向き合えるようになりたいと思った。雨の日を、今日もいい日と思って雨を心地よく感じれるのは羨ましい。

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    投稿日: 2021.03.19
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    インスタグラマーさんがおすすめしてた一冊。 日本らしさと四季や時のありがたさがヒシヒシと伝わってきた。 わたしはお茶は向いてないとは思うけど(抹茶は苦くて飲めないし着物も着れないし)、お皿の柄で季節を表したりその時期らしい和菓子を食べたり、掛け軸を気分によって変えたり。そういう丁寧な生活にもっともっと近づきたい。

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    投稿日: 2021.03.19
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    一通り読んでみて 私もその世界に触れたい、没頭したい!と思った。 季節の大切さ、時間の大切さ、 焦りから解放される無の時間… こんなにも感化されるエッセイは初めて。 最初の数ページがカラー写真になっており 登場する道具類のイメージを手助けしてくれる。 和菓子の写真まで載っているのが凄く良い。 興味をそそられるし食べたくなる。そして可愛い。

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    投稿日: 2021.03.19
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    2021.3.18 お茶の話って読みにくいかと思っていたけれどスラスラと読めた。お茶はお茶だけど、作法とか難しい話じゃなくて、人生の話というか、うまく書けないけれど読んでよかった。後書きにもあったけれど、これはお茶の本であってお茶の本ではない… 和菓子のアンに引き続き、和菓子が食べたくなる! 和菓子と同じく、茶道具にも洒落と頓知が溢れていると知って、ますます和菓子にも興味が湧いた。 お父さんとの突然の別れのところで、『一期一会とは会いたいと思ったら会わないといけない、好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。幸せなときはその幸せを100%噛み締めること』というフレーズに、ハッとした。後悔がないように『今』をきちんと生きなければなあ。 コロナ渦でいろいろ制限はあるけれど、時間とお金があるうちにいろんな経験をしたいし、思い出も作りたい。いつ死ぬかわからないのだから。 20代、30代になるにつれて「無」になる時間がなくなるというのにとても共感。まいにちハツカネズミのようにぐるぐるあれやらなきゃこれやらなきゃといつも何かを考えて、何かに追われている。何も考えずに目の前のことだけに集中できる時間が欲しい。 以前、アマプラで映画をチラ見したことがあってあまり面白さがわからなくて途中で見るの飽きちゃったけれど、また観てみようかなと思った。

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    投稿日: 2021.03.18
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    <感想> あらすじだけ語ってもこの本の魅力は伝わらない気がする。敢えて一言で説明すると、普通の女子大生が茶道を学び、人間的に成長する。それだけの話なのだが、主人公の「学び」が読み手の心に刺さるのだ。 哲学や心理学でしばしば「今に集中」する重要性が語られるが、個人的にしっくりくる説明を見つけられなかった。 「日日是好日」で使われている「季節を味わう」という表現は、自分の感覚に馴染みがよく、「執着」や「コントロール」から自由になれそうな気がする。 よく外国のアスリートが「試合を楽しみたい」とコメントしているが、ニュアンス的には「試合を味わいたい」の方が近いのはないだろうか。 この本を読んで、自分の中で「味わう」という日本語のニュアンスが全く別のものになった。 人生の節目で読み返したい一冊である。 読んで良かった。 <アンダーライン> ・世の中には「すぐわかるもの」と、「すぐにはわからないもの」の二種類がある。 ・毎年、四月の上旬にはちゃんと桜が満開になり、六月半ばころから約束どおり雨が降り出す。そんな当たり前のことに、三十歳近くなって気づき愕然とした。 ・人には、どんなにわかろうとあがいたところで、その時がくるまで、わからないものがあるのだ。しかし、ある日、わかってしまえば、それを覆い隠すことなどできない。 ・ものを習うということは、相手の前に、何も知らない「ゼロ」の自分を開くことなのだ。 ・今までは、いつも同じに聴こえていた。同じだと思っていた。それがなぜか突然、ちがって聴こえた。その日から、お湯と水は、いつも違う音になった。 ・茶花のない季節などなかった。退屈な季節など、一つもなかった ・「ちゃんと、ここにいなさい」「お釜の前に座ったら、ちゃんと、お釜の前にいるのよ」 ・かけじくは、今の季節を表現する。けれど季節は、春夏秋冬だけではなかった。人生にも、季節があるのだった。 ・(きっとむかしの人たちも、こうやって心と季節を重ね合わせて、生きのびようとしたにちがいない) ★「節分」「立春」「雨水」と指折り数えて自分自身を励まし、何度も冬への揺り戻しに試されながら、辛抱強く、人生のある季節を乗り越えようとしたことだろう。だから茶人たちは、お節句や季節の業務を一つ一つだいじに祝うのかもしれない。季節とは、そういうものなのだ ★「やめる」「やめない」なんて、どうでもいいのだ。それは、「イエス」か「ノー」か、とはちがう。ただ、「やめるまで、やめないでいる」それでいいのだ。 ★会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。 ★幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。 ★★★世の中は、前向きで明るいことばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ、「明るさ」も存在しない。どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ。どちらが良く、どちらが悪いというのではなく、それぞれがよい。人間には、その両方が必要なのだ。 ・だからこそ、戦国武将は、切実に「無」を求めたんじゃないだろうか ★★★忘れているから、思い出せるのだった。 ★★★ずーっとここにいたし、どこかに行く必要もなかった。してはいけないことなど、何もない。しなければいけないことも、何もない。足りないものなど、何もない。私はただ、いるということだけで、百パーセントを満たしていた。 ★雨の日は雨を聴きなさい。心も体も、ここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。 ★★★★★雨の日は、雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう。どんな日も、その日を思う存分味わう。お茶とは、そういう「生き方」なのだ。 ★私たちは、雨が降ると、「今日はお天気が悪いわ」などと言う。けれど、本当は「悪い天気」なんて存在しない。雨の日をこんなふうに楽しめるのなら、どんな日も「いい日」になるのだ。毎日がいい日に ★学校はいつも「他人」と比べ、お茶は「きのうまでの自分」と比べることだった。 ・ああ、私は季節の一部なんだな ★お茶は、季節をめぐりながら、干支のサイクルを永遠にめぐり続ける。それに比べて、人の一生は、長くてせいぜい六周か七周。それがいかに限りある時間かということを垣間見る。そして、限りがあるからこそ、慈しみ味わおうと思うのだ。

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    投稿日: 2021.03.12
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    森下典子著 大学時代に習い始めたお茶の世界を通じて、今までの人生では感じることの出来なかった気づきを得ることで、自分の内面を見つめながら成長していく作者のお話。 エッセイとは思えない、普通に小説を読んでいる感覚で最後まで読んでいた。 映画から見たので、どうしても頭に浮かぶ映像はそちらに引っ張られてしまったが、伝わる普遍的なメッセージ(一期一会や日日是好日の本当の意味など)は、やはり映画以上(映画ではあえて言葉にしてないので)に小説はしっかり描かれていた。

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    投稿日: 2021.03.11
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    出来なくていい。わからないままでいい。 新しい世界に興味がわいたとき 1番に考えてしまうのが 自分に出来るだろうか、ということ。 興味があるのに 出来なかったら続かなかったらと不安になり 一歩を踏み出せないことってよくあります。 お茶の世界は難しそう。意味がわからない。 そう思う人が普通で そんな気持ちすら許容する。 わからなかったら、わからないままでいい。 出来なくてもいい。 お茶だけでなくいろんな新しい世界に 踏み出したいと思う人の背中を そっと押してくれる本です。

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    投稿日: 2021.03.11
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    お茶のイメージをするのは少し難しかった。 今を味わうことこそが自由、日日是好日。 この本も何年かして読んだらまた感じることは違うんだろうと思う。 枠組みを分かっていないのに中身だけ詰めているみたいな感じすごく共感した。大枠を理解するのって意外と難しい。

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    投稿日: 2021.03.10
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    映画を先に見てしまいましたが、この本、あとがきで小三治さんが書いてるように、「はしがき」の一節だけでも、感動が湧き起こってくる。 第13章が特によかったです。 これは、読まないとわからない。何度も読み直して、またわかることもある、そういうエッセイですね。 この世の中には、してみないと、身体を動かしてみないとわからないことがあります。お茶も、禅もそうですね。

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    投稿日: 2021.03.06
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    ネットの掲示板で紹介されていたのと、映画も観終わった後にジーンと余韻の残る作品だったので読んでみた。 これは一家に一冊の本だ! いや常に携帯しておく本だ! この本を映画化してくれた人に感謝する。 そうでなければ私はこの本に辿り着かなかっただろう。 昔から茶道を習おうと言う気は毛頭起こらなかった。 しかしこの本を読んで茶の湯に対する考えが180度変わった。なんと奥深いこと! 解説を書かれた柳家小三治のように私も声に出して読んでみたいと思った。これも茶道に触れたことになるのではないか。

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    投稿日: 2021.03.05
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    長年茶道を習っている身としては主人公に共感しかなかった。一期一会。何気ない日常に目を向けて、一日一日を大切に、丁寧に、今を生きていきたいと思った。

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    投稿日: 2021.02.28
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    二十五年お茶を習って気付いた季節の移り変わり。「雨が生ぬるく匂い始めた」「ムウッと土の匂いがたちこめた」など読んでいるだけで、水や土の匂いがしてくるようで自然の中にいる感覚になりました。また、自分と自然が溶解する感覚は今を生きている実感となり、生きることの豊かさに気が付けると感じました。  生きていると焦りや悩み、立ち直れないほどの苦しみに直面するけど、未来や過去を悩むより今を思う存分味わうことができたら、どんな日もいい日にできる。苦しい時も今に目を向けて、幸せを見つけられる人でありたいです。 日日是好日、毎日が良い日。大好きな本です。

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    投稿日: 2021.02.27
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    日日是好日。「天気の日も雨の日も、すべていい日」。素敵な言葉を知ることができた。豊かであるということはこういうことなんだなと思った。 ・「今」に気持ちを集中すること ・季節を味わうこと ・五感で自然とつながること ・自然に身をまかせ、時を過ごすこと ・雨の日は、雨を聴くこと ができる心の豊かさを持っていたい。 特にコロナ禍のこのご時世おいては、いつも感じていたような季節の匂いや音から遠ざかり、とにかく時が過ぎて欲しいと願う間に、季節が一巡してしまった。改めてきちんと丁寧に、今の季節を味わって過ごすことの大切さを教えてくれた一冊だった。 週末に季節のお花を部屋に飾って、季節の和菓子でも買ってこよう。 "ある日突然、雨が生ぬるく匂い始めた。「あ、夕立が来る」と、思った。…前は、季節には、「暑い季節と「寒い季節」の2種類しかなかった。それがどんどん細かくなっていった。" 6 "会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花がさいたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう" 196 "雨の日は、雨を聴きなさい。心も体も、ここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一身に味わいなさい。そうすればわかるはずだ。自由になる道は、いつでも今ここにある…過去や未来を思う限り、安心して生きることができない。道は1つしかない。今を味わう事だ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ" 217

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    投稿日: 2021.02.24