
総合評価
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powered by ブクログ内面の成長により自分で気づき発見するようになる。 作者も何度もお稽古を辞めたがっていたが、私なら厳格で何をやっているかわからない、考えるなと言われるお茶はすぐ辞めてしまいそう。続けるってすごい。本当に知るのは時間がかかる。茶道は他人と比べるのではなく昨日の自分と比べる。何歳からでも成長できると感じた。
0投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログ昔お茶を習っていた私の母のバイブル。 お茶未経験の私には「お茶ってこういう世界なのか〜、なるほどなぁ〜」という響きだった。 温かい作品ではあるし、お茶の勉強になったし、お茶をやりたくなるし、とても素敵な作品だとは思うけど、薄汚れた心の私には、ふーんという感じだった。 この作品を心から味わうには、たぶんあと20年くらいかかる。人生鍛錬します。 母は好きな本の話をすると高確率でこの作品の話が出てくる。お茶を習っていた方は「そうそう!」という共感で、やったことない方でも「なるほど!お茶ってこういう世界なのか〜」と思える素敵な作品。 ところで、いったい武田先生って何者なんだろうか、、、
6投稿日: 2023.10.03
powered by ブクログ忙しない日常の中、めったに自然や空、虫や鳥などの季節の変化に耳を傾ける機会が減った現在。 時間をかけてその変化の良さを知り、お茶の時間に集中することで、頭の中の混沌を整頓する。 本を読むことと少し似てるなって思った。
3投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログ今ここにいる、集中する、ことが昔からすごく苦手であるが、お茶を習うことでなにか変わるのではないか、またひとつひとつの所作を丁寧に行うことで、また違う世界が見えてくるのではないか、習ってみようかな?と思った。 お茶から学べることの広さにとても興味がある。 なにより日本の美しき文化・哲学が詰まっている 今、に集中し、一瞬一瞬を楽しむことができれば 毎日をいい日にすることができる それこそが日日是好日なのだな ▼良いお言葉 人間はどんな日だって楽しむことができる。そして人間はそのことに気づく、絶好のチャンスの連続の中で生きている。 お茶は季節のサイクルに沿った日本人の暮らしの美学と哲学を自分の体に経験させながら知ること。 自分で一つ一つ気づきながら答えを掴めること。自分の方法であるか?ママの自分の成長の道を作ること。学びとはそうやって自分を育てることなのだ。
1投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログ茶道の話かと思って読んでいたら人生を考えさせるじーんと来る文がいつか出て来ます。特に良かった文を載せて感想としたいです。 私たちはいつまでも、過去を悔やんだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々へ駆け戻ることも、未来に先回りして準備することも決して出来ないのに。 過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。過去にも未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時は、人間は自分が遮るもののない自由の中で生きていることに気づく。 雨の日は雨を聞く、雪の日は雪を見る、夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味う、どんな日も、その日を思う存分味わう。 そうやって生きていれば、人間はたとえ、まわりが苦境と呼ぶような事態に遭遇してたとしても、その状況を楽しんで生きていけるかもしれない。 いったい、本物の自由とはなんだろう? そもそも、私たちはなんと競っているのだろう? 学校はいつも他人と比べ、お茶は昨日までの自分と比べること。この世には、習ったのとはまったく別の勉強がある。それは教えられた答えを出すことでも、優劣を競争することでもなく、自分で一つ一つ気づきながら、答えを掴み取ることだ。自分の方法で。あるがままの自分の成長の道を作ることだ。気づくこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。学びとは、そうやって、自分を育てること。
9投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログ日日是好日 茶道を経験して気付けることは多くある。 人生を長い目で見て今を大切に過ごすことが大切だと知った。 相手に何かを伝える際に、あえて詳細や自分の感情を話さないという内容も素敵だった。 本に登場する先生を見習って、素敵だと思った理由は記録しないことにする。 茶道部だったため、お稽古やお道具の話が懐かしく感じた。また茶道したいと思わせてくれる1冊だった。
1投稿日: 2023.09.24
powered by ブクログ樹木希林さんと多部未華子さんが出でた映画。本を読んでから映画を見たのか 映画を見てから本を読んだのか覚えていない。 これほど美しく季節が変わっていく様子を伝えてくれた本に出会ったのが、ただ嬉しかった。 和菓子って、洋菓子とは違った芸術を感じる。和菓子の名前に季節感が込められている。大きくはないが和菓子ならではの存在感がある。 「道」ってつくものはいい。探究心を掻き立てられる。 続けていく先に何かを見たいのが人間の性なのかもしれない。そして、光が射し込む経験にできたなら、なお良い。 お父様には会って欲しかった。すれ違いが残念だ。いつでも会えるって思うのは千載一遇のチャンスを逃す。伝えたかった言葉、伝えたかった思い、相手も自分も宙に浮く。それも運命かもしれないが。
11投稿日: 2023.09.22
powered by ブクログお茶の楽しみが詰まっており、読んでいて凄く楽しそうだった。最初は工程を身体で覚えるべく、先生にたくさん指摘されてうんざりしつつあるが、そこから慣れてくると、掛け軸、茶碗、菓子、花など、毎回異なる楽しみがあり、果てはお湯や水の音、雨の音や香りなど、"お茶"を楽しむ、余裕ができてくる。 一年中、同じ姿のシュークリームやケーキが、なんだかつまらなく思えた。p109
3投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ茶道ってこんなに奥深い物だったのか! 読んでるだけで何だか背筋がピンとしてきます。 これから先、きっと何度でも読み返したくなる本だと思います。
4投稿日: 2023.09.13
powered by ブクログ最近茶道に少し触れてるからこそ温かく癒される気持ちになった。速攻得られる学びではなくても続けたものにしか得られない大きな学びがある。茶道だけに関わらず学び続ける人生にしたい。
2投稿日: 2023.09.11
powered by ブクログ一言でいうと「すごく良かった」 お茶という今まで縁のない舞台であるにもかかわらず、その世界に引き込まれた。 巡る季節と年月を重ねることがなんと素敵なことか。それに気づくことができただけで人生の彩りは大きく変わるだろう。 何度も手に取り、その文章を、世界を味わいながら、移りゆく季節を感じたい。そんな気持ちにさせてくれる作品だった
2投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログ再読了。 改めて深い本だと思った。 本当、単なる茶道の本としてしまうのはもったいない。 一期一会の意味、一生に一度きり、もう二度とない、の本当の意味。身近な人の死を経験したからこそ深く理解したこの言葉が出てきたときは、込み上げるものがあった。 日日是好日。雨の日も晴れの日も、どんな日も毎日がいい日だということ。 今、この瞬間だけに集中して、過ごすということ。 そして心が無になる感覚。 とにかく型を重視し学んできた茶道。 繰り返しやることで自然と動けるようになり、そこから見えた五感の感覚。言葉では教えられないからこそ、型にこだわって先生が教えてきたのだ、という背景に気づいた時の感覚。 どれも、逃げずに長年茶道と向き合ってきた人だけが得られる特権なんだろうな、と思った。 なんだか最初読んだ時は、すごく重たい本で読むのに時間がかかったけど、2回目はかなりあっさりサクサク読めた。再読の醍醐味かな。
2投稿日: 2023.09.01
powered by ブクログ良かった。面白かった。 文章が人間の五感に語りかけてきて、心が清々しくなった。あと、茶道という自分の知らない世界が知れて面白かった。 森下さんの他の作品も読んでみようと思う。
7投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログ「お茶」に関してまったくの無知な私だったので、最初は「ほぇ~…」と聞いている感じ。 だか次第に、言われていることが自身の中でかみ砕かれ、自分なりの解釈になってゆく感覚がとても心地よかった。人に口で言われて理解することより自分で気付く瞬間の理解度の高さ。これは大いに理解できる。なんでもすぐ答えを教わる、ググる、過程を飛ばして結果を求める。こういうことの先には大きな成長はあまりついてはこなさそうなのはなんとなくわかってはいたが「お茶」が書かれたこの著書を通して府に落ちた感じがした。あくまで感覚ですが…(^^; 日日是好日、すべての日に「良い」を見つけられる人生を送りたいと思う。
21投稿日: 2023.08.30
powered by ブクログ以前は友だちに借りて、今回は購入して読んでいます。 お茶を続けることの素晴らしさを知りました。 久しぶりに読んでも、以前読んだ時の感動は変わりませんでした。 お茶を通して、自然や文化のを知る。 お茶以外でも続けることで見えてくる世界があるのかなぁと思いました。 わたしもこんな人になりたいと思いました。
1投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログしおちゃんのYouTubeで知った本。お茶を習うストーリー。習うのはお茶だけど、これが理解できて実感に持てたら、柔らかいけど強い人なのかなと思った。 手元に置いておきたい本だった。続編もあるみたい。
1投稿日: 2023.08.16
powered by ブクログフォロワーさん皆さん読んでおられる本で、皆さん高評価。 お茶にまつわるエッセイということだが、どんな本なのだろう?(*^^*) 外は台風。 今日は読書と決め込んだ。 作者ご本人が何年も茶道教室に通っていくうちに、お点前のことしか習わなかったはずが、次第にあらゆることに気付いていく。 先生はお点前のことしか教えてくれない、、、 という箇所を読み、そういえば私の上司も 『まきちゃん、ここ打って』 と指示はくれるが、何してるか教えてくれなかったなぁ。。。と明後日のことを考えてしまった(笑) せめて、今から原価計算のやり方を教えるから!と一言言って欲しかった。自分が原価計算をしていることに気づいたのは、その仕事をして何年も経った頃、自分でやっと気づいたのだった( ̄▽ ̄) この本はそんなアホな私のようなズッコケストーリーではなく、とても上品で心がほっこりするようなお話だった。 茶道がこんなに深いものだなんて全く知らなかった。一度もお茶の世界に踏み入れたことはないのだが、掛け軸、お花、茶道具、お菓子、こんなにも季節を感じられる配慮が施されているだなんて、想像もしていなかった。 それらを通して、次第に色々な気づきを得て、感じ方がどんどん変わっていく主人公に、読んでいる自分にもあらゆる気付きが。。 日日是好日。 人間はどんな日だって楽しむことができる。 そして、人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。 台風でつまんないなぁ。。。と思っていたら、こんな良書を読む機会が得られた。 これもまた日日是好日なのかな?(*^▽^*)
112投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ普段はエッセイは読まない私だけど、タイトルと表紙で何となく買った お茶は習ったことはないけど、ひとつひとつの文章が味わい深くて描写もまるで目の前にその光景があるようだった お茶を通した人生の味わい深さが今の私にストンとおちるところもあれば、今ひとつ腑に落ちないところもあるけれど、この本のようにいつか気づく時がくるのかなと思った 10年後もその先も、これを読んだ時に自分の中で現在とは違う捉え方ができそうで繰り返し読んでいきたいと思う
1投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログお茶を習い続けて20年。 なぜこんなに複雑な手順なのか、 なぜ毎回異なる道具を使い手順を変えるのか、 分からないことばかりから始まった「お茶」。 冒頭は読み進める私も著者に自分を投影し、もどかしい気持ちに。。 わからないながらも通い続けるうちに、 誰から教えてもらうではなく著者自身が体験として様々なことに気づいていくのがよかった。 丁寧に生きる、とよく耳にする言葉がどのようなことか私もこの本を通して学ばせてもらいました。 お茶は季節と深くつながっているのですね。 日本に豊かな四季があるからこそ生まれた尊い文化だということを感じました。 いざ、ここまで体験できるようになるのに要する時間を考えるとお茶の世界に踏み入るのにはもう少し勇気と覚悟が必要ですが、 せっかく豊かな四季文化のある日本にいて、日々忙しく、気づくと月が変わり季節が移り変わっていってしまうのはもったいない気も。 私も何か私なりに、季節を感じ、移ろいを大切に楽しめるようなことがしたくなりました。
3投稿日: 2023.07.31
powered by ブクログ#読了 2023.7.21 駆け足で読んじゃった感あるけどすごーく良かった。心豊かな一冊。習い事っていうと何かの技術を習得するかんじあるけど、お茶っていうのはお茶周りだけでなく、すべてを感じるお作法だなぁと思った。自然のことも自分自身のことも。 著者の感受性豊かな感度もそれを表現する文章力も素晴らしかった。自然を表現する、自然を感じた心を表現するって本当に高度な文才が必要だなと思ったし、それが圧なくスッと伝わってくるのが心地よかった。 柳家小三治さんの解説もとてもよかった。 ◆内容(BOOK データベースより) お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる…季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。
9投稿日: 2023.07.21
powered by ブクログすぐに読める分量なのでサクッと読んでしまったのだが、味わって読むべき作品なのだと思います。 せっかちな私にはその点で合わない笑 が、作者の経験した気づきは素敵だと感じるくらいの感性はある 2023.7.17 115
4投稿日: 2023.07.17
powered by ブクログ一つ一つの所作に意味があることや、今を集中することによって見えるものが描かれているので、楽しく読むことができました。
1投稿日: 2023.07.08
powered by ブクログ過去に母がお茶をやっていて少し興味があったのと、占いの本でおすすめに書いてあったので読んでみた。 今の私にとって大切なことを教えてくれたと思った。生き方というか『居方』を優しい言葉で教えてくれたなと思いました。 季節や天気を感じること、また人生の季節を感じること、今に集中すること...思ったことはちゃんと言う方がいいし行動した方がいい!今自分のやりたいように生きはじめたところだけど全部全部意味があって、行動してよかったなって思えたらいいな 他人と比べずに昨日の自分からどれだけ成長できたか また何年かしたあと読んだら違う気持ちになるのかもしれない。数年後にまた読みたい。
3投稿日: 2023.07.07
powered by ブクログ純粋にお茶が何を教えてくれるのか気になったので手に取った一冊。 お茶について難しく書かれてる本なのかと思ったら、それ以外の人生において大切なこととかも学べて内容に驚いた。読みやすいのもありがたい。 季節や天候や今をもっと感じて楽しもうと思えた。
2投稿日: 2023.07.07
powered by ブクログお姉ちゃんが茶道部で、なんで入ろうと思ったのかずっと聞けずじまいだったけどその答えがここにつまってた お茶を通して五感を研ぎ澄ますことで、日本の四季の美しさをより深く感じとれる。その気づきを等身大でかいてくれてる 季節は巡れど今日と全く同じ日は二度と巡ってくることはないのだから、日日是好日で今を大切に生きようと思う 何度でも読み返したくなる本
2投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログ大げさかもしれないけど、お茶を通して、人生とは何かを感じさせてくれる一冊。なんてことないんですが。 樹木希林、黒木華主演の映画も観ましたが、これもまた素晴らしかった。
8投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログお茶を愚直に続けることでたどり着いた心理。今を、つまりこの一瞬に自分の全ての五感をぶつけ、味わうことで、なにかに気づき、それの気づきが自分の成長となる。学びの本質はその事であると思う。
1投稿日: 2023.06.15
powered by ブクログ「お茶」を通して綴られる、著者の20代から40代までの25年間。 以前家族が茶道を習っていたことがあり、元々お茶には興味があったのですが、本作を通じてその魅力に改めて触れることが出来ました。 なんでも効率やスピードが重視される今の時代ですが、人から答えをパッと教えられるのではなく、作中で描かれるように何年もお稽古を重ねる中で、自分自身で気づいて得られる学びこそが本当に自分を成長させてくれるものだよな、と思います。 また、甘い物好きの自分としては和菓子のお話もとても興味深かったです。 初かつを、かつおの切り身にそっくりな羊羹があるなんて知らなかった〜。 巻頭に写真が載ってるお菓子全部いつか食べてみたいです(^^)
1投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログ先月初めて美味しい抹茶を飲んだ。それから色んなところで抹茶が目につくようになった。そしてこの本を買っていたことを思い出した。運命かと思った。本書はお茶の指南書ではなく、ただのエッセイでもない。著者がお茶を通して生きる喜びや人生の楽しみを発見していく過程を味わえる、とんでもない良書だった。私もお茶を習いたい。目の前の状況を全力で楽しみ、小さなものの名前を知り、幸せを噛み締めたい。そんな気持ちにさせてくれる、深い味わいのある一冊だった。 以下、本書より抜粋。 「私は『花』を、なんて小さい枠で見ていたのだろう。茶花のない季節などなかった。退屈な季節など、一つもなかった…。」 「そうだ、気がきかなくてもいい。頼りにならない先輩でいい。自分を人と比べない。私は、私のお茶をすればいいのだ。」 「過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ…。」 「私たちは、雨が降ると『今日は、お天気が悪いわ』などと言う。けれど、本当は『悪い天気』なんて存在しない。雨の日をこんなふうに味わえるなら、どんな日も『いい日』になるのだ。毎日がいい日に…。(日日是好日)」
5投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ時間の流れる速さを落とし、五感を使って、生きてあることを細やかに感じていく。茶道では、そういう境地に至ることもできるのかな。
9投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログとても良かった。刺激がなさそうな本だと思っていたが、その逆だった。驚きの連続であり、お茶の世界がどれだけすごいのかがよくわかった。心がつかれた人にも向いている本だと思う。
1投稿日: 2023.05.29
powered by ブクログお茶を習うというと、作法や所作を教えてもらうイメージを持っていた。 でもお茶を習うことで、心を落ち着かせる時間が生まれ、四季や天候を五感で感じ、日常の忘れがちな大切なことに気付くようになっていく。 お茶を習っていないのに、作法や所作の先の学びを知ることが出来るので、読み終わった時になんだか得した気分になった。 でも文字として知るだけとは違うであろう感覚が文章の端々に書かれているので、自分もその感覚を体験してみたいという気持ちにもなり、お茶に興味がでる1冊。
1投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日日是好日(にちにちこれこうじつ)。「お茶」正しく「形」についていけなくなり、機会もなくなったのでやってはいないが、続けていたらこういう学びがあったのかな。「頭で考えない」「覚えようとしない」「人とくらべない」「成長を待つ」…等々。だからこれだけ続いているのか。
1投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ茶を通して四季折々を感じる 他人と比べるのではなく、昨日の自分との比較 窮屈な茶道の中に自由を感じる 茶をするだけで全てがうまくはいかないが、支えになること
1投稿日: 2023.05.06
powered by ブクログ忘れているから、思い出せるのだった。 濃茶の前に懐石料理を頂くのは、濃茶にはカフェインが多いから、という記述を読んでなるほどと納得しました。 だから私、朝イチでお〜いお茶の濃い茶を飲むと必ず気分が悪くなっていたのですね。 多量のカフェインは寝起きの体に毒でしたのね。 朝イチで懐石料理食べたいですワ〜! 思いがけずグルメ情報も載っていてありがたい。 武田先生目利きの和菓子屋、全てチェックしました。 一期一会の人生なら、そこにある幸せを享受するのは悪いことではないのかも。
5投稿日: 2023.04.26
powered by ブクログ身の回りの些細な変化に気づくこと、季節の移ろいを感じられること、何気ない空間を素敵だと、愛おしいと思えることなど、日々の一瞬一瞬に意識を向けられる、そんな余裕を持ちたいと思った。 「日日是好日」の考え方が好きだ。
3投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログ森下さんが、二十歳で何気なく始めた茶道。それが人生にそっと寄り添って、ふとした時にゆっくりと色んなことに気づかせてくれる。 式の楽しみ方、茶道との関係、読んだ後にとても心温かくなる大切な一冊になりました。
1投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ茶道を習いたくなった。 日々の生活から感じられること、続けることで見えてくること、自分の気づきを大切にしたいと思った。
0投稿日: 2023.04.03
powered by ブクログ今生きている世界の美しさに気づかせてくれる。 心がシンプルになった。 そして無性に和菓子が食べたくなった。 また読み返したい。
0投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ就職も躓いた。 恋愛も、周りが結婚というステージに進む中、婚約者の裏切りによって破局に。 ずっと続けていたお茶の場においても自分が「場違い」のように感じる。 自信がない、稽古に通えば通うほど自分が茶道に向かないことを思い知る。居場所が見つからない。 そんな筆者だったが、紆余曲折を経てお茶の教えに気づく。 どんな日も、その日を思う存分味わう。そうやって生きれば、人間はたとえ、まわりが「苦境」と呼ぶような事態に遭遇したとしても、その状況を楽しんで生きていけるかもしれない。「悪い」天気なんて存在しない。 きっとこの本は、色んな苦悩を経験してきた筆者だからこそ書けた本。 こういう経験があったからこそ、こんなにも沢山の人の胸に響いている本。 何をかはわからないけれど、わたしも頑張りたくなりました。
0投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初心者向け内容かもしれないが、長く続けることの難しさも別な仲間に聞いても良かったかな 内省に向き合うことは中々難しい。 振り返ると、幼少から読書好きはそれほどいなかった。 今は更に少ない気がしてならない。 お茶と読書に親和性があるのかと思ったところ 日日是好日の武田のおばちゃんは語らない人生だったのかな。と感じた。
8投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログ「お茶」を通じて過去でも未来でもなく「今」をしっかり見ること、気づくことの大切さを教えてもらえる本でした。
2投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ茶道の奥深さ、おきゃくさまをおもてなしする心 が伝わってくるおはなし。茶道の師匠と仲間とのエピソード読んでいるうちに、感情がこみあげてきて泣きそうになる…。茶道、ちゃんと習ったことないけど、こどもの高校文化祭で茶道部の茶会に参加したときの感想は「大人の壮大なままごと?」みたいな。お手前の後の亭主の説明によると、「今は秋だから、稲穂の模様の水指しです。茶杓を置く物(名前がわからない(^_^;))も秋祭りの太鼓の形です。茶碗は紅葉模様です。掛軸も秋にちなんだものです。」と、道具ひとつひとつの意味と由来をちゃんと客に説明してくれました。ひとつひとつの作法や道具にも ひとつひとつの物語、意味があり、茶道に詳しくない自分でも季節や歴史を感じました。 なにせ自分…、茶会では、「正客」(客のトップみたいな感じ)。①正客からお菓子→次の客にお菓子→②正客にお茶という順番)には一番最初にお菓子が配られるのです。 が、たまたま一番最初に入室したため、たまたま「正客」の席にすわることになりなにもわからず。一番最初にお菓子が配られ、 「お菓子を食べ終わった後にお茶がくるんだよね♪知ってるよ~♪」と、生半可な知識はあり。 結果、 亭主に「どうぞ」とすすめられるまえにさっさと菓子を食べてしまうという…(^o^;)。お茶の前にお菓子を食べ終わり、その後にお茶がくる、ということは聞きかじりで覚えていたのですが…。 お菓子を食べた後で 「あれ?他の人食べてないぞ?」 どうやら、お客様全員にお菓子が配り終わり、亭主から、「どうぞ」とすすめられてからおもむろに食す、という作法だったもよう。 座る位置がたまたま正客の位置だったため、他の人のまねができなかったんですよね…!(・・;) さすがに恥ずかしかったので…少し反省し、茶道のテレビ番組(趣味どきっ)を見て、日本人として、客としての最低限のたしなみくらいは覚えておこう…と、ちょっとだけ勉強してみました。テレビ講座なら無料なので… 番組の感想は、茶道の世界観が奥深すぎて、一歩踏み入れると深入りしちゃいそうなので、本式にはまだ手を出しておりませぬ…。
54投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ茶道の先生からの課題で読んだ本です。 最初はあんまり乗り気ではなかったのですがところどころ泣いてしまいました。茶道をしている人が読むとかなり刺さると思います。
1投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログ「お茶とはなんぞや」という茶道入門の本的な要素もあるのかと身構えていたけど、副題に「お茶が教えてくれた15のしあわせ」とあるように、お茶の本質や作法を通じて得られる気づきや学びを経験則で書いてくれている。 今を大切に。そして毎日を心から味わって生きようと、そう強く思えたし、いつまでも手元に置いておきたい本
13投稿日: 2023.02.02
powered by ブクログ評価が良かったので期待しすぎてしまいました。 でも茶道という知らない世界をかいま見ることができて勉強になりました。
1投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ季節、空気、風、音、香り、そんな目に見えないけど、心に響く大切なものを言語化して、読んでいる人に届ける、読み終わった後のなんとも心地よい感じは最高だった。 何年も前にほんの少しだけお茶を習い、その後事情があって辞めてしまったが、またやってみたいなと思った。 ---- 「日日是好日」人間はどんな日だって楽しむことができる。そして、人間はそのことに気づく絶好のチャンスの中で生きている。 この世には、学校で習ったのとは全く別の「勉強」がある。それは、教えられた答えを出すことでも、優劣を競争することでもなく、自分で一つ一つ気づきながら、答えをつかみとることだ。自分の方法で、あるがままの自分の成長の道を作ることだ。 気づくこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。 学びとは、そうやって自分を育てることなのだ。 ----
5投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ季節のこと、自然のこと、時間、人、自分・・・当たり前にすぎていく毎日、時には煩わしく思うことでさえも、きちんと五感で感じ取ることが出来れば、ひとつひとつが愛おしく思えるのだろう。私自身も、母の付き添いで行ったお茶会で茶道に魅力を感じ、すぐにでも習いたいと母に懇願した経験がある。知り合いのツテで紹介された茶道教室に通いだしたのは、中学二年生の時だった。この小説を読み進めていく中で、共感できるものもあれば、茶道経験が浅いが故に感じ取ることが出来なかった部分も多くあった。掛け軸を頭の中で描けていただろうか。季節や自然をここまで丁寧に感じ取ることは出来ていただろうか。貴重な経験をしていたにも関わらず、勿体ないことをしてしまったと後悔した。結婚、出産のため茶道の世界から離れてしまったが、経験者という自負がある。今からでも遅くはない、全てのことに意味があり、その全てが貴重なことなのだと感じられる人生を歩みたい。
2投稿日: 2023.01.10
powered by ブクログマインドフルネス的な本 毎日を丁寧に生きて、ありのままを感じる 天気が悪い、なんてことはなく、どんな日も良い日でその日を楽しむ お茶をとおして、気付くことの大切さに気付く ★余白 「もし私だったら心の気付きの楽しさを生徒にすべて教える」自分が満足するために、相手の発見の喜びを奪うこと 本当に知るには時間がかかる。 教えないことで、教えられることもある ★比べる 学校・・・他人 お茶・・・きのうまでの自分 スポーツと同じで、自分がどれだけ成長できているかに気付くことが大切 ★成長を待つ 自分で一つ一つ気づきながら答えを出す 自分の方法であるがままの自分の成長の道を作ること 生涯、自分の成長に気づき続けること 「学び」とは、そうやって自分を育てること そのために、一つのことに継続して取り組む。
2投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログ言葉にすることがとても難しく、もどかしいのですが、いち茶人として感動致しました。流派は異なるものの、やはり通ずるところはあるのだなと。私もまだまだ未熟ですが、お茶をこの先も続けたいと心から思いました。
0投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログとても清々しい気持ちになれる本でした。 季節を感じることのできる時間ということからお茶を始めてみたくなりました^_^
2投稿日: 2022.12.21
powered by ブクログ「焦りと不安の中で自分の居場所を探していた」 あとがきの言葉が若い頃の自分の焦りと重なりました。 過ぎれば小さく感じることも、その最中ではどうしようもなく大きな悩みだったことを思い出します。 著者が25年続けてきた茶道のエッセイですが、 人生の季節の移り変わりを的確に言葉にしてくれている本でした。 「やめる」「やめない」なんて、どうでもいいのだ。 ただ、「やめるまで、やめないでいる」それでいいのだ。 茶道の魅力も伝わってきますし、 なにかをただ続けてみたいと思いました。 大切な一冊です。
0投稿日: 2022.12.16
powered by ブクログ従姉妹から茶道の稽古を誘われ、週に一回、「お茶」の稽古に通うようになった典子は、気がつけばもう25年が経った。 お茶の先生からは、お点前(おてまえ)の稽古を指示され、言われた通りの作業を忠実に実行することを繰り返す。 所作の理由を先生に問うても、決められた通りに行いなさいとだけ言われる。 茶道は単なる形式主義ではないのかとの疑問を抱いたり、お点前の内容によって所作がガラリと変わることにも慣れない日々が続く。 数年経ってもなかなか要領を得ることが難しく、何度も茶道から離れることを典子は考える。 がしかし、10年、20年を経て行く過程で、茶道の形式的な所作を通して、その意義を徐々に見つけ出すことになり、豊かな人生観を感じられる成長記が綴られている。
0投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログお茶を習い始めて少し経つ。前半部の「わかる、わかる〜!」の共感の嵐と言ったらない。 この先どんな人生を歩んでいるのかわからないけど、お茶を続けていきたいなと改めて感じた、いつか再読したとき別の感想を持つ自分に出逢えるかな 松風を聴きながら、私のペースで向き合っていきたい
2投稿日: 2022.11.27
powered by ブクログ再読。 これは、私の数少ない蔵書の中でも手放さない本として、本棚に鎮座している。 本の長さとしてもそんなにボリュームはないし、難しい言葉で綴られているわけでもないので、さらっと読めるのだけれど、とても濃い。 「お茶」って、季節そのものなんだな~、「お茶」って今の自分と向き合うものなのだな~と「お茶」に対する考えが改まると同時に、森下さんにとっての「お茶」のようなものが私にも何かあればいいのに、と羨ましく思う。森下さんの半分は「お茶」というものでできているんじゃないかと思うくらい、森下さんは「お茶」を素直に自分なりに受け入れ、感じ取っている。 この本を読むことで、私も空想の中で「お茶」を体験でき、バタバタとせわしない毎日にほっとできる時間を持つことができた。 これからも度々手に取って読みたい本です。
38投稿日: 2022.11.22
powered by ブクログ若いころにふとしたことで始めたお茶のお稽古。のめり込むこともなく、習い事としてのお茶に手応えをつかめぬまま何となく続けて25年。そのうち、決められた作法・手順を繰り返すうちにそれまでは感じられなかったことに気付いたりし、自分の中に何かが育ってきたことが少しわかってきたというような穏やかなエッセイ。 時間をかけるのは大切なこと。長く同じ仕事を続けている人たちはもうそれだけで凄いと思うし、時代遅れのように思える風習(お茶のことではないけれど)でも長く続いてきたものにはそれを続けてきた人たちの思いや理由があってのことだし、無下にしてはいけないなあと思うことが増えてきた今日この頃だったりする。
2投稿日: 2022.11.15
powered by ブクログ小学生の頃機会があって茶道を習っていたのですが、あの頃感じていたけど忘れていたことも思い出したり、読んで振り返ってみて初めて気づいたり、大人で続けてたらと考えてみたり、楽しかった。 どんな捉え方でもいい、それを許容してくれる懐の深さを茶道にも、武田先生にも感じた。 何事も最初から決めつけずにやってみて、そして続けられそうだったら続けてみることが大事だな。 そうして初めてわかることが多いんだな。
0投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お茶の世界は自分にはどこか遠く、読んでみてやっぱり「大変そう!」の思いが強まりました。 それでも、「やってみたい、憧れる」の気持ちが生まれたのも事実。いつの間にか身について気づいたときに世界の見え方がちょっと変わる感じ…。(でも、きっとやらないまま終わるんだろうな…) 章題が全て教訓、大切にしたいです。 以下、その章題を。 ・「自分は何も知らない」ということを知る ・頭で考えようとしないこと ・「今」に気持ちを集中すること ・見て感じること ・たくさんの「本物」を見ること ・季節を味わうこと ・五感で自然とつながること ・今、ここにいること ・自然に身を任せ、時を過ごすこと ・このままでよい、ということ ・別れは必ずやってくること ・自分の内側に耳をすますこと ・雨の日は、雨を聴くこと ・成長を待つこと ・長い目で今を生きること
0投稿日: 2022.11.03
powered by ブクログ私はお茶をたてたこともなければ、きちんとした場で味わったこともないが、こんなに魅力というか、習い事と片付けるだけでは勿体なさすぎるものがたくさん詰まったものなのかと驚いた たった15章、1つ1つのエピソードに人生において覚えておきたいことが盛り込まれすぎていた 「私」の生き方を学べるお茶、あとがきにもあったようにすごい 「長い目で、今を生きろ」
0投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者はある映画のことを、以前観た時とは全く別の感情があったと書いている。 まさに今数年ぶりに読んでみて、これは以前読んだものと同じものだろうかと考えている。 単行本で読んだ時、自分がどういう心境だったのかは覚えていないのだが、この本にとても救われた気持ちがした。 なのに、今は…人物に魅力を感じないし、教えない、覚えないというのに、読み切ればわかることもあるのだけど、今の心境だと違和感ばかりだった。 タイトルに惹かれて読んだ数年前と、その時のことを思い出して救われたくなった今と何が変わってしまったのだろう
0投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログお茶の教室に通う様子を書いているだけで、大きな出来事もトラブルも起こらない。淡々と物語は進んでいくけど、人生において大切なことが確実に書かれている。 素敵な体験をさせてくれる本。この先何回も読み返したくなると思う。 どんな日も、その日を存分に味わいたい。
4投稿日: 2022.10.05
powered by ブクログ大好きな本 いつかお茶を習いたいと 強く思うきっかけになった本。 季節のうつろい 日常も全てありがたい。 何度も読み返したい本。
0投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログ読んでよかった。茶道や日本文化に対する見方が変わった。 20歳でなんとなくお茶のお稽古に行きはじめ、25年続けた著者が語る「茶道」である。決まり事が多く、不合理で権威主義的に思え、最初は反発を覚えた。それでも続けるうちに、水の音や季節の移ろい、自分の変化を感じるようになる。 素直でてらいのない文章で、読んでいて気持ちがいい。著者の若いころの葛藤なども語られ、青春ストーリーのような甘酸っぱさがあるのもよい。人間というのはこうして年を重ねていくのだな、こういう風に年を重ねられたらすてきだなと思った。 残念ながら、歳時を古くさいものとして面倒くさがる親のもとで育った。本当は家庭で自然に身につけたかった風流人の感覚ではあるが、これから勉強して後天的に草花の名前や節句のいわれを覚えたいと思った。存在を知り、名前を覚えると、目に見えなかったもの、耳に聞こえなかったもの、感じなかったものが立ち現れてくるのは本当に不思議。人間はそういうふうにできているのだろう。
0投稿日: 2022.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初参加の「読書会」での課題図書 以前読んでいたが、もう一度読んでみる。 むか~し、お稽古に通って、 全くものにならなかった「お茶」 でも、あの茶釜のしゅんしゅんといういう音は とても心に残っている。 静かな贅沢な時間だったなあと。 お道具もお軸も何も関心がなかった若い頃。 著者は自然を五感で感じている。 生活の中にこそ生かされるものですね。 ≪ 雨を聴く 五感で味わう その季節 ≫
26投稿日: 2022.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごくよかった! 最近、忙しさに忙殺されて生きてきて、時々何のために生きているのだろうと思うことがあるけれど、季節を感じて今を噛みしめることが大切なんだと痛感した。 先生が理由を教えないのも生徒に自分で感じて欲しくてやっていることで、教えないことで教えるというのは素敵なことだと思った。お花、掛け軸、茶道具、天気の一つ一つに意味があってそれを感じるというのは粋だなあと思った。 就職試験前のだるまのくだりもすごく良かった。言葉では言わないけど、応援してるよっていう声がこちらまで聞こえてきて、言葉で言うよりも重いご伝わりそうだと思った。 何かに没頭して無になる時間は誰にでも必要なのだと思った。たとえお茶じゃなくても、没頭できる何か。それで自分を取り戻して日常に戻ると悩んでいたことの解決策が、案外すぐに見つかるのかもしれない。 以下、気に入った部分抜粋。 「雨の日は、雨の音を聴きなさい。こころもからだも、ここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。そうすればわかるはずだ。自由になる道は、いつでも今ここにある」 私たちはいつでも、過去を悔やんだり、まだきてもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々へ駆け戻ることも、未来に先回りして準備することも決してできないのに。 過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道はただ一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分が遮るもののない自由の中で生きておることに気づくのだ。 人間はどんな日だって楽しむことができる。そして、人間はそのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。 日日是好日、辛い日も悲しい日も理不尽な日もあると思うけど、この言葉を胸に今を精一杯生きようと思った。
0投稿日: 2022.09.26
powered by ブクログブックオフで出会った百万回死んだねこに載っていた本。 司書さんのウィットとユーモアあふれるツッコミ兼紹介文たちを読んでいて、「ひびこれこうじつ」という間違いが多いとあり、自分もそうだ、違うんだ?と。 その日は低予算で軽い内容のお風呂文庫を探していて、たまたま100円コーナーにこの本があったので買ってみました。 「お茶」というものをよく知らず、静的なイメージだけがあったので、心静かに読める清々しいエッセイ的な内容を期待して。 半身浴のお供に読み始めたものの、心静かに読めたものではありませんでした(笑)。 茶道を通じて一つ、また一つと人生に対する気づきを著者が得ていくのですが、悩んだり立ち止まったり、己の凡才を嘆いたりするその姿はまるで自分のようでした 。 感情移入した結果、自分も幾年という単位で茶道に携わり、開眼といいますか、世界が別物に見えるような気付きを経験したかのような心地になりました。 しかし一方で、確証のない確信だけの気づきなので、これは著者の思い込みと言えなくもない?という疑問もくすぶっています。 (ご自身でお茶に正解はない、とも書かれていますね) また20年も前の著作なので、移ろう四季を五感で味わおうなどという趣旨の無邪気な話を読んでも、従来の四季から逸脱した厳しすぎる暑さや早すぎる梅雨明け(蝉も鳴かず)、人里を襲う大きすぎる台風、遅すぎる紅葉に不安を掻き立てられる身としては、何を呑気な、と暗澹たる気持ちが湧き上がらなくもなかったのです。 そんな気持ちも「雨の日は、雨を聴くこと」の章でうやむやになりました。 未来からも過去からも切り離された、今を生きることの圧倒的な解放感、自由に鳥肌が立ち(半身浴中なのに)、不覚にも涙がこみ上げました。 これはマインドフルネスというやつと同質なのではないですか? 温暖化という茫漠とした不安に襲われたとしても、それは心が未来へ行ってしまっている状態といえるのでしょうね。 時間軸を切り落として今に集中すること。 温暖化に対して個人レベルでできることを日々粛々と行うことが大切なのは言うまでもありませんが…。 同時に異常な気候への心構えとして、過去との比較や未来への不安を投影せずに、今日この日の例えば暑すぎる暑さを、ただ味わい、いなす。 そんなふうに出来れば、不安に身構えずにもっと四季を楽しめるだろうなと思わせてくれました。
0投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ今まで抱いていた、茶道についてのイメージや誤解をいくつかの点で解いてかれた。やっぱり、ちょっと茶道やってみたいかも…。
0投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログこの人すごい。 自分の中に生まれる気づきや変化を、読んでるだけの私が正に体験しているかのように書く。 筆者がすごく時間をかけて得た感動を、数時間で読んでるだけの私にも深く与えてくれる。 涙がじわっとなるところが何箇所もあった。
0投稿日: 2022.09.17
powered by ブクログお茶を通して季節を感じ、季節を感じる事で目の前の繊細な世界が見える。 日本の四季を心で掬って感じられるのが幸せって思いました。 明日、来月、来年、どんな 日日是好日 が待っているか楽しみにしたいと思います。
0投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログ綺麗な内容の本だった。「日日是好日」とは、晴れの日も雨の日も良い日という意味。作者にとって、実は心の支えになっていたのがお茶だった。自分の気になることやこだわりを持っているのは、こんなに素晴らしいことなんだと思った。
0投稿日: 2022.09.03
powered by ブクログ茶道を通して今、ここ、巡る季節を楽しめるようになる。作法の意味がわからず、茶道は向いていないと思っていたときもあったけど、ハッと気づく瞬間がある。今はわからなくても長い目で今を生きる。世の中のすぐわからないもの、がわかったときの楽しさ感じていきたい、
1投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログ五感を研ぎ澄ませて、目の前の事に集中する。 日常の中で、そんな時間を持てたらしあわせな事だなと思う。 とにかく作法をひたすら練習する中で、自然と答えが見えてくることがあるというのは同感。 答えを教える事なく、生徒の気付きを待ち続ける先生って凄い! こんな先生の元で、また茶道をしたいなと思った。
4投稿日: 2022.09.01
powered by ブクログお茶の話だと思ったが違った。解説にも書いてあるが、著者は一度もみなさんお茶をやってみてというようなことは書いていない。 茶道をはじめたての頃の著者の思いにすごい共感した。テーブルマナーとか神社での所作とか、これに何の意味があるかさっぱり分からず、私もそういうのが大嫌い。でも、この本を読んでこの所作に何の意味があるかを考えず、ただただやるというのもありかなと思った。 私も何でもいいから10年、20年となにか続けたいと思うようになった本。
4投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログ著者の素敵なお人柄を感じられる文章でとてもよいエッセイでした。 残念ながら、お茶ということを通じてではないのですが、お茶を知らずとも、日々の生き方、人生について共感できる本でした。 日曜の読書にはとても心地よいものでした。日々是好日。
0投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログお茶の稽古の話をしつつ、ちらちらと人生についても綴られている。 〜抜粋〜 「気が利かなくてもいい。自分を人と比べない。私は、私のお茶をすればいい。」 なんと身軽になれる言葉。
0投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログ季節の移ろいを感じながら、暑い日も、寒い日も、晴れの日も、雨の日も「好日」だと思う。憧れます。 好きで、夢中になることも素敵ですが、じわじわとなんとなく続けていたことの良さがずいぶん後になってふとわかったときの喜びも大切にしたいです。目先の結果にオロオロせず、長い人生長い目で見る。とにかく今をしっかり過ごす。そんな考えを大切にしたいです。
0投稿日: 2022.08.19
powered by ブクログまたいつか読み返したいと思った1冊です。 何かに迷ったときに道標になってくれるような、何かで不安になったり元気をなくしたりしたときに、そっと寄り添って心を温かくしてくれるような。 そんな1冊だなぁと感じました。
1投稿日: 2022.08.13
powered by ブクログ・主人公が、20歳学生から25年間、お茶を通して学んだ人生観を、茶道の知識とともに知れる物語。 <感想:自分が心に残ったこと> ・お茶には、目的・意味を理解するのに時間がかかる動作が山ほどある。お茶がわかるようになる年月も、人によってばらばらである。 ・しかし、大事なことは、①何も知らない自分を知って受け入れ、②昨日の自分より今の自分が成長している、ということに気づくこと(自分を育てていくこと)である。 ・過去への後悔や未来への心配など、心が落ち着かないときがある。原因は、心がここにないためである。今、目の前のことに気持ちを集中させることが重要(幸せに生きることにつながると解釈)
0投稿日: 2022.08.13
powered by ブクログ茶道をやっていた人なら共感できることがたくさん。お稽古までの足が重い時もあるけど、やっぱりお茶っていいよね、そう思い出させてくれた本。
0投稿日: 2022.08.12
powered by ブクログ私自身お茶をやっているのですごくわかる!と思うと同時に今後レベルを上げて行けるのかなと少し不安になってしまったが、そういったレベルを上げるといい考え自体がお茶の世界ではバカらしいことなのだろうと改めて感じた。 すごくためになる本。
0投稿日: 2022.08.01
powered by ブクログまえがきだけでも読んでほしいです。 そしてまえがきを読んだらページをめくる手が止められなくなると思います! 自分の心の変化を素直に綴りながら、茶道を習った25年の軌跡をまとめた一冊。 著者の、肩肘張らないけどこなれた文章力で、お茶の世界の深遠さを、ほんのわずかでも疑似体験することができました。 見栄をはらず、「やめたい」「分からない」って何度も出てくるのが個人的にすごくホッとする…。 ちょっと本題からずれるけど、どのジャンルであれ初心者のころは、早く「その世界にとっての普通の感覚」を手に入れなきゃって焦りがちな気がします。だから、結論になりそうなことにすぐ飛びつきがちな気がするな。 でも、作法や常識が、そのジャンルの答えそのものではないということに読了後は実感できます。 25年目にして、「ここからが本当の始まり」と結んだ本書は、240ページほどの薄さながら人生の色々がぎゅっと詰まっていました。 解説も良かったなあ!
2投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログ私は52になる親父です。 16歳の時にお茶を習いかけた時があり(習っていません)、興味があってNetflixで映画を見た後に原作があると知り、本屋で購入し読みました。 まず映像を見てしまってるので、その映像と重なってより楽しめました。 ただ、映画を見た時はそれほどでしたが、本を読んだ時はなんだかすごく心地よく、何度か感動して胸が熱くなりました。 特に達磨の掛け軸の睨んでもらう件や、不苦者有知の件はグッときてしまいました。 何か本を通じて、言葉を通じて励ましていただいてるかのような感じがしました。 森下さんの違う作品も読ませていただくと共に、19歳の息子にも勧めておきます。
2投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログ私の人生を、生活をより豊かにしてくれた、そしてこれからもしてくれると強く感じた一冊。 解説でも書いてあるが、この本はお茶の話であって、お茶の話ではない。お茶の経験がない私でも、読んでいてまるでお茶の世界を理解できたかのように、研ぎ澄まされた感覚になるような瞬間があった。 お茶のように深く体に染みていく、焦らなくても良いんだと自分を落ち着けて原点に戻させてくれるような言葉がとても多く、救われた。 ただここにいるということ。その大切さ。 本当に定期的に、というより毎日レベルで読みたいぐらいの有り難みを感じた作品なのでずっと手元に置いておきたい。 メモにも残したが、私は武田のおばさんのような人になりたい。"言わない"ことで語ったり、もてなしたり。 読み終える頃はもちろん、読み終わる前から既に、お茶の世界に足を踏み入れたい気持ちにならずにはいられなかった。きっと始めるのに早いも遅いもないし、何歳になったら辞めどきとかそんなのもない。 作法も言葉遣いも全て美しく整えたいし、何より森下さんが味わったお茶の言葉にできない素晴らしさを、私も体感したい。 今すぐにはできないが、絶対にやりたい。そう決めました。
0投稿日: 2022.07.30
powered by ブクログ能率や効率を追い求めて生き急いでいる中では決して触れることのできない幸せが、本当は私達の周りには溢れている。当たり前にそこにある風景、草花、空気を丁寧に五感で味わうことは決して簡単ではないけれども、模範解答をそこで求めるのではなく、本来自分にとって心地の良いものを丁寧に掬い取っていくことが大切なのだと改めて教えてくれた。
0投稿日: 2022.07.30
powered by ブクログ年の瀬に読めてよかった。最初は淡々としたお茶を習う日々が綴られていて、主人公と同じく、お茶の真髄がよくわからなかった。でも、後半から開眼していく主人公の目線がとてもとても美しくて。こんな風に世界を見てみたいと思った。 一番印象的かつ、涙したのは、一期一会の節。p180)いつでも会えると思ったお父さんが急死してしまって。今ある当たり前がいかに尊いことなのか。 「だからこそ、私は強く思う。会いたいと思ったら会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分ち合おう。幸せな時は、その幸せん抱きしめて、100%かみしめる。それがたぶん、人間に出来るあらん限りのことなのだ。」 最近、色んなことを難しく考えて、素直になれてなかった。それがとても苦しかった。来年のテーマはもっと素直に。そんな気持ちになりました。 2018.12.31
0投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログお茶を通して自分を見つめたり、時間の使い方や人生を学ぶ本。 年代別によって受け止め方、感じ方、惹かれる部分は変わってくるかもしれない。また時間を空けて読んでみたい。
0投稿日: 2022.07.28
powered by ブクログこの世では「無」になどなれない武士たちが、命の次にたいじな刀をはずし、小さな「にじり口」をくぐり、一個人になって、ひたすら束の間の深い「安息」を求めたのかもしれない。この、「松風」が止んだ数秒に訪れたような、息をつめ、ただ空白の中で自分を解き放す、深い安らぎの瞬間を…
0投稿日: 2022.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あんな風に雨の音が違って聞こえる体験を、私もしてみたい。 『お茶』や『茶道』にとても興味が湧いた。
1投稿日: 2022.07.26
powered by ブクログ森下典子(1956年~)氏は、横浜市出身、日本女子大学文学部卒のエッセイスト。 本書は、著者が大学生の頃に母の奨めで「お茶」を始めてから25年間、「お茶」とどのように付き合い、「お茶」が何を教えてくれたのかを綴った自伝的エッセイで、2002年に出版、2008年に文庫化された。また、2018年に映画化されて(森下典子役:黒木華、お茶の先生役:樹木希林)話題となった。 私はノンフィクションを好んで読み、興味のある新刊はその時点で入手するようにしているが、今般、過去に評判になった本で未読のものを、新古書店でまとめて入手して読んでおり、本書はその中の一冊である。(只、映画はコロナ禍前に飛行機の中で見ていた) 本書は、一流の茶人がお茶を論じたものではなく、著者が、仕事や日常生活の傍らで、趣味として続けてきたお茶について書かれたものであり、それ故に、個々の体験やエピソードが、素人にも共感しやすく、時にユーモラスでもあり、とても読みやすい一冊となっている。 各章には、副題にある「「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」が綴られており、それらは以下である。 第1章:「自分は何も知らない」ということを知る 第2章:頭で考えようとしないこと 第3章:「今」に気持ちを集中すること 第4章:見て感じること 第5章:たくさんの「本物」を見ること 第6章:季節を味わうこと 第7章:五感で自然とつながること 第8章:今、ここにいること 第9章:自然に身を任せ、時を過ごすこと 第10章:このままでよい、ということ 第11章:別れは必ずやってくること 第12章:自分の内側に耳をすますこと 第13章:雨の日は、雨を聴くこと 第14章:成長を待つこと 第15章:長い目で今を生きること 私は、読み始めて最初に頭に浮かんだのは、内田樹氏の『日本辺境論』に書かれていた、「学び」に対する日本人特有のスタンスである。同書によれば、日本人は、自らは中華思想コスモロジーの中の「辺境」で、外部のどこかに世界の中心たる「絶対的価値体」があると考え、如何にすればそれに近づけるかという発想が身に付いているため、何かを学ぶ際に、学ぶ理由やメリットを予め問うことなく学ぶことができるが、武道・茶道・華道などの「道」にはそうした考え方が根底にあるという。本書の前半で、著者が質問をする度に先生が言っていた、「なぜでも、いいの。とにかくそうするの」「それがお茶なの。理由なんていいのよ、今は」というのは、まさに(茶)道を学ぶために必要な基本的な姿勢であり、それを愚直に25年続けた結果、著者は本書に書かれたような(当時は思いも寄らなかった)たくさんの学びを得たのだ。 また、全篇に様々な示唆があるが、中でも印象に残ったのは、以下の二箇所であろうか。 第11章(父が突然他界したとき)「もしも、前もってわかっていたとしても、人は、本当にそうなるまで、何も心の準備なんかできないのだ。結局は、初めての感情に触れてうろたえ、悲しむことしかできない。そして、そうなって初めて、自分が失ったものは何だったのかに気づくのだ。でも、いったい、他のどんな生き方ができるだろう?・・・幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。・・・一期一会とは、そういうことなんだ……。」 第13章 「雨の日は、雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう。……どんな日も、その日を思う存分味わう。お茶とは、そういう「生き方」なのだ。・・・「日日是好日」」 常に何かに追い立てられるように日々を過ごしている現代人が忘れた数々のことを教えてくれる好著と言えるだろう。 (2022年7月了)
2投稿日: 2022.07.26
powered by ブクログお茶の話だけど、お茶の話だけじゃない。 茶道を通して、人生を学ぶ体験ができる一冊。 映画『ヱヴァンゲリヲン破』でのミサトさんのセリフ。 「日本の心情は察しと思いやりよ」 その言葉を思い出しました。 日本の心情を持って来客をおもてなしする、という所に茶道の必要性がある。 今や生活は洋風になったけれど、茶道のような気持ちの勉強もできたら良いなと思った。 なかなか忙しい毎日だけれど著者にとっての茶道のように、私も落ち着ける居場所がほしい。 読むだけで落ち着ける一冊です。
20投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログ実家の一階にはお茶室があって、そこでおばあちゃんがお茶の教室をやっていた。 そんなに身近にお茶があったのに私は興味を持てなかったし今でも自分には向かないなと思う。 でも、そんな私にとっても本作は非常にあたたかく、穏やかな気持ちになれた。 若い頃はガツガツと成長するけど、大人になってからの成長って、それまでとはちょっと違う。誰かに認められたり褒められたりするというよりは、自分自身で小さな、だけど確かな進歩に気が付いて芯が強くなるというか… 人にはそれぞれの成長や幸せの気付きがあるだろうけど、私も私なりの見つけ方ができるようになりたいなって思った。
8投稿日: 2022.07.23
powered by ブクログ個人的には映画で四季折々の美しさや空気感を映像を通して見ることができ、慣れないお茶用語やお茶の道具がどういうことなのか理解できたので、先に映画を見ておいて良かったなと思った。 ここで描かれているお茶は、答えを性急に求めたり忙しい現代人にはなかなか相容れない文化だろうなと思う一方、だからこそこの非日常空間に憧れたり癒やされたり、新たな気づきを得られる場でもあるのだろうなと感じた。
3投稿日: 2022.07.20
powered by ブクログ雨の日は雨の音を聴く。 茶室って本当にそういう空間。 私も大学生の頃、訳もわからず先生に言われるままに手を動かした。 文庫版のカバー好き。
2投稿日: 2022.07.12
powered by ブクログお茶の世界は全くと言っていいほど知らないのですが、 この本がやたら評価が高いので、少し興味を持って読んでみました。 小説だと思っていましたが、自伝小説やエッセイ的な感じでした。 今、色々と心が忙しい状態で読んでしまったのですが、 こういう本は心を落ち着けながら読まないとダメですね(笑) 自分の何かに常に追われているような、 早く解決していきたい/知りたいという欲求にあふれている生き方とは 全く逆の世界がそこにはありました。 自分がお茶の世界に入るのはまだちょっと先になりそうですが、 巻頭にあったおいしそうな和菓子はちょっとつまんでみようかな。。 あと、漫画「へうげもの」が読みたくなりました。。 ※へうげもの https://booklog.jp/item/1/4063724875?carousel=B009KYBZPG
15投稿日: 2022.07.10
powered by ブクログ想像以上に、本格的なお茶のお話だった、、! 著者の体験をもとにしたエッセイっぽい。巻頭カラーの和菓子や道具の写真を何回もチラチラ見ながら読み進めていった。業界用語がたくさんあってイメージつきやすいところとつきにくいところがあった。これは映画見たいなあってめっちゃ思ったので今度見る! お茶を通して学んだ15のこと。 今、ここにいること、そのままでいいんだってこと、季節を感じること、などなど、古くからの日本の文化を楽しみ、四季を五感で感じるという豊かな教え。読み終わったあとは、すごく温かい気持ちになる。お茶やりたいな〜って思う。 専門的な知識は全くなくて手順とか意味不明だったけど、武田先生の言うとおり、意味なんて考えなくてもとにかくやってみるのよ、っていう気持ちでやってたらいろいろ気づき出す。 めっちゃくちゃ大きい起承転結があるとかじゃない、著者の等身大のお話なんだけど、そこが良かった。人生の楽しい時も辛いときも迷路の時も、お茶をしていく中でいろんな答えを見つけたんだなと。 著者にとってのお茶は、わたしにととっての何だろう。40年も続けられる何かを見つけたい。
2投稿日: 2022.07.08
powered by ブクログお茶に関して全くの素人だけど、素人だからこそなのかすんなり読めた。 勧めるわけでもなく、笑える瞬間ももちろんあり若い時から続けることで見えてくるものもあり、お茶のイメージもかわり、非日常感を感じれた。 森下典子さんの本はやはり面白い。 次は前世への冒険を読む予定。
2投稿日: 2022.06.18
powered by ブクログ最後のあたりでぶわっと、畳み掛けられるように腑に落とされた感じ。笑 あとがきも上手い。たしかにお茶を始めることをすすめられたり、お茶はすごいんだ!と同意を求められたりは一切しない。ただ日記のようなお茶の記録と気づきを教えてくれている。 森下さんと同じようにお点前の決まり事や道具の世界の広さ、深さに驚き戸惑いながら稽古を重ねる、お茶を続けるとそういうことになることもあるのか、と思わせてくれる。 繰り返しにはなるが、押し付けがましいところのない、四季を感じてお茶というものを齧ることができる本。 ついでにお茶の難しさも知る本。笑 素敵だった。
3投稿日: 2022.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結構前から人気本で評価が高かったことから読んでみる。「日日是好日」とは、いい一日を過ごせるって幸せなことということ?もとい!それには深い意味があった。「人間はどんな日だって楽しむことができる。そのことに気付けるチャンスを持つかどうかはあなた次第だ!」ということ。お茶の全ての動作に合理的な意味があり、その意味に気付くには余裕な「こころ」を持っている証拠で、さらに人生を豊かにすることにつながる。また「本物」の茶器、掛軸、和菓子、花を経験しておくことで、自分に自信がつき、相手に敬意を払うことができるのだろう。⑤
59投稿日: 2022.06.17
powered by ブクログすばらしい。 お茶を通して生き方を学んだ気がする。 いつまで経っても完璧にできない中で 気付く自分に気付く...そのためのお茶。。。 とても奥が深くて興味が湧いた。 機会があれば習ってみたい。 もっと余裕のある心で四季を感じたい。 そして自分を見つめ直したい。 ◎人生は、長い目で、今この時を生きることだよ。 ◎悪い天気なんて存在しない『日日是好日』 にちにちこれこうじつ これを 中国語でririshihaoriと読める自分を まず誇りに思おうっと♬
10投稿日: 2022.06.17
powered by ブクログ図書館で借りて手元に置いておきたくなり後日購入。 丁寧に自分を守りながら無になる時間も大切に物事をじっくり捉えつつも流されるように生きていく大切さが気心地よい文章で書かれていたと思う。 読了後、映画も観たけれど原作の雰囲気を壊さずこちらも素敵だった。 心穏やかに静かになりたい時に再読したくなる本
3投稿日: 2022.06.14
