
総合評価
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powered by ブクログ何かに気づくこと、知らないことを知ることはとても嬉しい、書評を読んでいてこの本に巡り合えてうれしい。作者の周りから爽やかで温かいお茶の香りが漂ってくる。 華道は花が好きなので長く続いた、後から習った茶道は結婚を口実にして止めてしまったのが残念。 もういいかなと思ったのは、茶道を習い初めて難しい作法や手順に悩んだからだったことなどを、思い出した。 作者はノートに書いたりしたが役に立たなかったそうで、その手もあったのかと微笑ましい。 そしてめげずに同じことを繰り返しているうちに茶道の決まり事が身につき、その意味に気が付く。 そのうちはっと気がつくことがたびたびあって「目から鱗が落ちた」と何度も書かれている。 ああそうなのだ、心の眼は見えない鱗が覆っている。この本を読んで、ある時一瞬にして周囲が違って見えた時があるのを思い出した。 あのとき分厚い鱗が剥がれて、その衝撃にうろたえたのだろう。そうだったのか。とまた鱗が落ちた。 生活の中には古来から受け継がれてきた、美しい形が残っている。ただ日常の礼儀作法であっても、先人が生活の中で磨きぬいてきた形には重々しい中に味わいのある軽みがある。 軽みに達するまでには、この作者のように形式や流儀の奥に入りこんで学ばなくてはならないけれど。 能狂言文楽歌舞伎、華道茶道香道、道と着く形は美しい。剣道、書道、道はたくさんあるが、素晴らしい遺産だけでなく、形を会得した人というだけでもなく、何かに一途な人を見るとハハッと頭を低くしてしまう。 整って乱れのないものは美しいと思う。 お茶の道は齧りかけだったが、難しい段取りや、作法の順序は次に続く作法に無理なくつながっている。切り柄杓,置き柄杓の違いも面倒だったけれど、続けていればいつかは少しは流れるようになっただろう。後年誘われて行くお茶会でやっと気が付いた。 この本の味わいは、茶道にふれた中から、生活の豊かさがにじみ出ているところがほのぼのと暖かい。 雑念に振り回されている普段の生活の中でちょっとつらいときなどに読むと、心に染み入るような言葉や、静かなお茶室の中での発見(気づき)が織り込まれた、豊かな気持ちが伝わってくる。 形の中にどんなものを入れるか、どんな道具をそろえ、床に活ける季節の野の花、しつらえのいろいろなど、外から見た決まりごとも知ることができた。 心が豊かになるいい本に出会えた。 余談です。 今日、送り物のためにお茶屋さんに寄った。宇治が近いのでいいお茶屋さんがある。地元のお茶を頼んでふと「かぶせ茶」があったので何をかぶせるのか聞いてみた。 密かに急須に何かをかぶせるのかと今まで思っていた。 想像するとそれも変なやりかたなので違うだろうなとは思い避けていたのに、つい癖が出てこの機会にと可愛い店員さんに教えてもらった。 摘む前に一時紗布などで木を覆っておくのだそうだ。そういえば宇治の茶畑で柱を組んで上にスダレなどを載せているのを見たことがある。黒いビニールのようなものがかかっていることもある。 日光が少ないので木が頑張って育とうとするので、渋みなどが減り甘みが増すのだそうだ。 そういって、一服ふるまってくれた。難しい味などわからないけれど、ちょっと濃い目のみどりと柔らかい甘みが感じられておいしかった。 祖父母の家では自家製のお茶を飲んでいた。みんなで若葉を摘んで蒸して手で転がすように押しつぶしていくとお茶になった。道に沿って茶の木が植えてあり、今頃になるとが可愛い白い花が咲いていた。
5投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ25年間お茶を習い続けた著者の気づきや考えをまとめた本。うまくいかないことや、一見無意味、無価値に思えることも長く続けることで、そこに意味や価値を見い出し豊かな人生に変えていくことを学んだ。分からないことや腑に落ちないことでも、それを自然な流れとして受け止めることで、後から意味を持ち始める感覚は人生全般に重なって見える。
0投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ著者がお茶を習った数十年間での気付きをまとめた本。今風の言い方で言うと、お茶ってタイパが悪い…。けれどもそこで得た学びは仕事で使えるような知識ではないけれども、人生の土台になるような、日々私たちの身に起こる嫌なこと、辛いこと、楽しいこと、嬉しいこと、そんな感情をじっくり味わうための礎になるようなことを著者はお茶から学んだのではないかと思った。
0投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ黒木華さん主演の映画を見たので。 映像化してしまうと、私にはもの足りなく感じてしまう時もあり、ついつい原作を確認してしまう。実際、本の方が良かった。お茶の本というか大きな意味での人生の本みたいな感じ。 お茶のお稽古は季節に寄り添っている。茶花、和菓子、掛け軸、等々。なーんて優雅な時間の過ごし方なのだろうと感じた。心を無にし一点の事に集中する。自分自身に意識を向ける。今、ここに、自分がいる事に、意識を集中する。おそらく携帯ばかりいじっている今の私にどれも響く言葉ばかり。 茶道に由来する四字熟語、「一期一会」とは、一生に一度きりの出会いや機会の事。千利休の時代、戦国の世、明日生きていられるかどうか、の切迫感のある時代、誰かと会い、共に食べ、杯をかわし、それが「一生一度」になることが、あまりにも多い時代だった時の言葉。筆者が父親を亡くした時に引用していて印象に残った。噛み締める様に読んだ。一期一会、私も大切な言葉として持っていようと思った。 人生は何が起こるかわからない。もしも、前もってわかっていたとしても、人は、本当にそうなるまで、何の心の準備なんかできていない。 毎日が良い日でありますように。日日是好日!
18投稿日: 2026.02.05
powered by ブクログ毎日生きてる中で、「豊かに生きる」ってどういう生き方だろうって考えた。 限りあるお金で自分がやりたいことをやるのが「豊か」なのか、自分の生きていくうえで必要なことをひたすらやるのが「豊か」なのか、週末に友達と飲みに行けることが「豊か」なのか。 そんなこと考えてた時に気になってた本。 「お茶」を25年間習う中で、著者が学んだ人生を豊かに生きる方法を学べた。 豊かに生きることの答えが出た訳ではないが、非常に参考になった。
1投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ映画化もされているみたいだが、じっくり読んでこその内容なので、圧倒的に本で読むのがよい。茶道を20年以上やってきた著者の茶道と人生を語るエッセイ。茶道の話は興味ないと思っていたが、結構有名で評価も高い本だったので読んでみた。読んで正解。なぜなら、単なる茶道の本ではなく、人生との向き合い方を教えてくれるからだ。茶道とは縁がないと思っていても必ず面白いし、茶道をちょっとでもやりたくなるはず。 題名の「日々是好日」とは、「いい日も悪いも日もすべてを受け入れ、日々を大切に生きる」という意味。茶道は雨の日には雨を聴き、雪の日には雪を見る。夏には暑さを、冬には身の切れる寒さを感じる。毎日を存分に味わう。これが日々是好日である。また、茶道は禅に通じるものがあり、基本的に思考や執着から離れ、今、この瞬間に集中することである。ただ、言葉ではなくそれを体で感じる。気温にあった道具を使ってお茶を点て、その季節を表現したお菓子や花を楽しむ。といった身体的な体験を通して「今」に集中させ、ただこの一瞬に没頭することで、思考や執着なら離れ、自然と「無」になることができる。今しかない時間を生きることの大切さを教える。こうやって、お茶は日本人の暮らしの美学と哲学を自分の体に体験させてきた素晴らしい文化。日々のタスクに追われて苛々したり、このままでいいのかと漠然と不安になったり、子供の成長が気になったり、だからこそこの本が刺さった。そういった苛々や焦燥や不安は一旦置いておいて、「今」の瞬間を生きることを大事にしたいと思える。また、著者のように何かを長く極め続けた人たちは、「無」の境地にたどり着くような気がする。茶道とは全く別物だが、マラソンでただひたすら走り、歩みを進めているだけのときは「無」に近い状態だと思う。その時は過去を悔いたり、未来を憂いたりすることはなく、ただこの瞬間を生きている。著者のようにひたむきに何かを続けた結果、この無の境地に辿り着くのだろう。修行とはそういうものなのか。現代社会で強くうまく生きるコツは、きっとこの「無」に近い時間を多く作ることだと思う。この本を読むと、道端の草や花を愛でたり、季節の移ろいを感じたくなる。過去や未来のことから離れ、今をだいじに生きることが尊いことだと教えてくれる。そういった気持ちを忘れかけた頃にまた読み返したい。 "「雨の日は雨を聴きなさい。心も体も、ここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。そうすればわかるはずだ。自由になる道は、いつでも今ここにある」私たちはいつでも、過去を悔やんだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々へ駆ける戻ることも、未来に先まわりして準備することも決してできないのに。過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は一つしかない。今を味合うことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分が遮るもののない自由の中で生きていることに気づくのだ・・・ 雨は降りしきっていた。私は息詰まるような感動の中に座っていた。雨の日は、雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、冬には、身を切られるような寒さを味わう。・・・どんな日も、その日を思う存分味わう。お茶とは、そういう「生き方」なのだ。そうやって生きれば、人間はたとえ、まわりが「苦境」と呼ぶような事態に遭遇したとしても、その状況を楽しんで生きていけるかもしれないのだ。私たちは、雨が降ると、「今日は、お天気が悪いわ」などと言う。けれど、本当は「悪い天気」なんて存在しない。雨の日をこんなふうに味わえるなら、どんな日も「いい日」になるのだ。毎日がいい日に・・・。 「日々是好日」"
2投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログお茶を習い始めて25年になる著者の体験記。 茶道云々の話ではない。 気がつけば人生にお茶が寄り添っていると。 季節、自然を味わうようになっていく心の動きに感動する。 「日日是好日」の意味を知り視界が開ける。
14投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログ何度も読み返したい一冊 この本を読みすすめるだけで、心を今に集中させることができて、心が凪になる感覚を味わえる気がする、 お茶を習うともっともっと心の些細な変化を感じられるようになるのかな お茶習いたくなる
1投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログあんまり、人生論的なものは読まない。 こうしたほうがいい とか こう考えたほうが幸せ とか そういったことを言われたくないから。 それでもこの本を手にとったのは、なんとなく、同僚たちとの雑談の中で、「面白かった本」として話題になったから。 「ためになった」ではなく「面白かった」 ふむ・・・ 驚くくらい、するすると読めた。 朝の通勤中に読んだのだけど、「仕事行きたくないなー」とか「行ったらこれやんなくちゃ」とか「眠い午後休とっちゃおうかな」とか、いろんなことをまとめられずに考えてる頭の中にも、するすると染み渡るように言葉が入ってくる。 言葉が、目を覚ます冷たい水ではなくて、 だいぶ冷めた白湯のような染み込んでくる感じ。 著者は、ひょんなことからはじめたお茶を長く続けることになった。そこに、続けてやるぞ!とか修得するぞ!みたいな意気込みは一切ない。 怒られてしょんぼりしたり、 雨が降っているだけで行くのが億劫になったり。 行くと来てよかったなんてケロッとしたり。 わたしとぜんぜん変わらない。 等身大のきっとどこにでもいる女性だ。 そんな彼女が、自分の体験したことを、 押しつけずに伝えてくれる。 ふーん、そうなんだ。 なんかいいね。 わたしもそんな感じのことあったよ。 何かを教えようとしているのではなく。 伝えようと意気込んでいる風でもなく。 ちょっとした、雨が止むまでの雑談。 相手に少し面白く感じてもらえればいい。 最初から最後までそんな感じ。 全部読み終わって今、 さぁすぐに読み返さなくちゃ とは思わない。でも、 これはとっておこう。 また必ず読みたい時が来るから。 そう思って、どの書棚に置こうか考えている。
4投稿日: 2026.01.28
powered by ブクログ茶道に関する本じゃなくて、人生の過ごし方に対してもモヤモヤを抱えるひとに読んでほしい。 何を始めるかじゃなくて、何を続けるかで学びや景色は変わる。 最近オーディション番組とかスポーツ番組とか、他人の感動でしか涙を流していなかったなあ。 自分の時間を投資してこそ得られる学びや実感も当たり前にあるんだろう。 ※酔いながら書いてます
0投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログもともと茶道に興味があって、本書を手に取った。 エッセイということもあって、何か大きな事件が起こるわけではないが、日々の稽古の様子が丁寧に描写されていて、没入して読むことができた。 茶道に限らず、人生にも通ずる言葉が散りばめられていて、今後も定期的に読み進めたいと思えた。 作者の方が茶道を始めたのが20歳。 今の私は21歳。 この本を読んで、改めて茶道に挑戦することを決心できた。
0投稿日: 2026.01.26
powered by ブクログ2026年3冊目 お茶を通して季節を味わうことの楽しさ、人生との結びつきをとても綺麗な言葉教えてくれる一冊。 どの章も心にじんわりとくる、そんな文章に必ず出会える。 本みくじで出会えたということも自分にとっては何かの縁に感じるので、とても大切にしていきたい作品です。
0投稿日: 2026.01.26
powered by ブクログお茶をテーマにしたエッセイではあるけれど、お茶に限らず、1つのことを継続して続けること、人から物事を習うことの素晴らしさを感じられる一冊だった。 幼い頃から続けていることがあることもとても素敵なことだけど、大人になってから新しく学ぶこともまた、素敵なことだと思う。大人になったからこそ気付く視点や感じることがあり、これまでのことを自省し、心改め、成長することができる。 そして、自分よりも人生の先輩から何かを習うことにもまた、深い意味があるように思う。人生を重ねてきたうえでの理解や心遣い、言葉の重みがあり、先生の姿から学び、感じることも多くあることに気付かされた。何よりも、人から新しいことを習うときは、素直な心でいること。頭を空っぽにして、まずはその道の先輩を真似ること。自分の色を出すのは、それからでも十分。素直さが、吸収と成長の一番の近道なのかなと感じさせられた。
1投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログお茶と四季を楽しめる一冊です。 全体的にゆっくりとした時間が流れるので、夜に読むと眠くなってしまいますので(退屈ではなく、眠気を誘う心地良さ)、昼に読むことをオススメします。 自分はお茶の世界は全然知りませんが、読んでる最中は、コーヒーではなくお茶が飲みたくなりました。
0投稿日: 2026.01.22
powered by ブクログ日日是好日 あとがきにもあるように、お茶の本なのだろうと思ったけれど 日々を大切に、そして研ぎ澄まそうと思えた一冊でした。
0投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログ2026年1月19日 茶事とフルコースの類似性 不器用なのに努める さぼりたいのに惹かれている やってみたら清々しい 自然への気づき 茶道を通じて様々理解した タケダ先生の準備があまりに大変 大変さを見せずさりげなくおもてなしすることが上品 掛け軸、風炉、茶碗、棗、茶匙 季節に合わせたお道具の数々 上客のおメガネにかなうものを揃えてそれは大変 ずいぶん散財してしまう それを侘び寂びで披露するおくゆかしさ 茶道をほんの少し齧った身としては思い当たることも多く、楽しい読書になった
0投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログ3度目だろうか、つい映画のシーンを思い出すわありゃ面白かった。掛け軸の字は絵の様に見るとか初釜で出て来る茶碗は12年毎とか作法を手取り足取り教えるではなく自分で知ることとかあなたどこに行っているの茶釜の前にいなさいとか茶花に茶事にとかやる事知る事がたくさんある ある日スーッと入り込んで来る件は良いですね。
26投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログ著者が10代から習っているお茶の世界と、そこで出会った人や経験、感覚について語っているエッセイ。普段見逃してしまう季節感や感受性が、お茶の所作やルールの中に散りばめられている。文化の約束を守ることで、人間が自由に呼吸できるようになっていくのだなと感じた。
0投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログお茶を始めたから読みました。 「今」をしっかりと感じながら生きることが大切で、お茶はそれが出来る場所なんだ。人生多難だなと思うことはたくさんあるけれど、お茶の時くらいは心を空っぽにして、今自分がここにいることに集中しよう。 素敵な言葉がたくさんあって、心の中に大切に閉まっておきたいと思える1冊でした。
0投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログちょうど読んでいた季節の話まで追いついた時、筆者が隣にいるような気分になった。 自分もお茶の奥深さを知らなかったものの、中盤から後半にかけての巧みな描写で自然と気づいたような感覚に陥って鳥肌がたった。 お茶を習ってみたいかも…。 少し辛くなった時とか、手に取って何度も読みたい。
1投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても良かった。また歳をとったらぜひ読み直したい。 印象に残ったこと① 茶道は何度か見ていて、なぜこんなに型にはまったものをやらなくてはならないのか、まさに二十歳の作者が思っていたことをこれまで感じていた。ただ、この本を読み、少しわかった気がする。「道は一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ。」呼吸、今ここに集中するというマインドフルネスに近いものだと思った。昔から、いろいろな地で場面で人はこの考えに行き着いていたと思うと面白い。 印象に残ったこと② 「人には、どんなにわかろうとあがいたところで、その時がくるまで、わからないものがある」 もっとあの時こうしていれば、過去に戻ってこれに気づいていたら、などつい考えてしまうことがあるが、きっと過去は過去で一生懸命やっていたのだろう。そしてそんな過去があったから今の気づきがあるのだろう。 仕事で子どもに関わる中で、思っていたことと一致した。無理に言葉で教えたとて、最後は実際にその子が自分で経験して気づかないことにはその子の中には残らない。そのことを頭に置いておかないと一方的な押しつけになるだけだし、伝わらないことに勝手に苛立ってしまう。 本当の勉強とは「気づくこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。『学び』は、そうやって、自分を育てることなのだ。」 私は大学生になるまでこれに気づけなかった。物事にははっきりとした答えがあって、それを出せるようにならないといけないと思っていた。でも、物事に対して自由に考え、自分の持っている考えと繋げて発見していく楽しさに気づいた。それからは知ることが楽しい。 「もし私だったら、心の気づきの楽しさを、生徒にすべて教える」それは自分が満足するために、相手の発見の歓びを奪うことだった 教えないことで、教えようとしていたのだった 難しいと思うが、やはり自分の仕事でこれを実践したい。子どもたちにいつか気づいてもらえるようなしかけを考えて続けたいと改めて思った。
1投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログ自分の居場所が定まらない、何か不安がある人には薦めたい本。 あとがきにもあるように、お茶の本だけどお茶の本ではない。自分を見つめ直す、認めてあげるきっかけになる内容。 小説中何度も「今」にフォーカスが当たっている。 戻ることもできないし、先を行くこともできない。 今この時間と向き合うこと、自分の軸で捉えることが周囲との繋がりを産む。 どうしても他者の目線が気になったり、ずっと真面目に生きてきて、今更どうしたらいいかわからない私にはとても染み入る言葉が多かった。 お茶に詳しくない私でも、お茶の香りや空気感、自然の瑞々しさが伝わる文章も爽やかで清々しい。 なのになぜか全体を通して涙が出そうだった。 とても優しい本。読んで良かった。
1投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログすごくすごくすごく良かった。 何度も読み返したい。 好きな言葉は沢山あったのだけれども、好きなフレーズを記録に残したい。 p5.9.10.195.196.203.217
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログずっと気になっていた茶道の世界に触れられて嬉しい。 ルールが大変そうだなと読み進めていたけれど、その先にある自由について書かれていて希望が持てた。 流れていく時の中で季節を感じること、ただそこにいることは、望んでいてもなかなかできない。 物も体験も溢れている今、その2つを望むならお茶じゃなくても良いのかもしれない。 でもやっぱり茶道を通して体験してみたい。 人と違っても良いということを思い出させてくれた。自分が何を感じるかが大切。
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ常夏の国に住んで早数年。 何とはなしにこの本を手に取ったら、日本の二十四節気を五感で味わいたくてたまらなくなった。 本帰国はもう目前。 まったくの門外漢だが、帰国したら初心者向けの茶道教室を探してみようと思う。 今日またねと別れても、明日また会えるとは限らない。 この国の友達の目を見てしっかり挨拶を交わしてから帰りたい。 そして、毎日を旅人の目で見つめて過ごす。 そして、毎日を好い日と名づけて味わい尽くすのだ。
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ「気がきかなくてもいい。頼りにならない先輩でいい。自分と人を比べない。私は、私のお茶をすればいいのだ」 何年も習い事をしていて、若くセンスのある人に追い抜かれる。そんなときでも「人と比べない」でいることはなかなか難しい。自分の心と向き合っているからこそできることだと感じた。 私も季節を感じながら生きていきたい。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ少しの空き時間でもすっと読めて、読んでいるうちに心が穏やかになる、お守りのようなエッセイ。 お茶の世界に触れてみたくなる。自分には向いてないことを確信しつつ、体験くらいは行ってみたい。
0投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ知人から、教わり、読んでみました。 静かな、静かなものがたり。 茶道には、明るくない私ですが、なんでも極めると言う事は、本当に大変な事だなあと。 もしかして、何かを極めようと奮闘するも、 そこに終着点は無いのかもしれません。 人生に、これで、よい、というカタチが無いように。
11投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログ私が特に心に残ったのは、「会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない」という言葉です。 人生に起こるできごとは、いつでも突然であり、人はどれほど考えても、本当の意味で準備をすることはできません。それでも私たちは、過去を悔やんだり、まだ来てもいない未来を思い悩んだりしながら生きています。 だからこそ、大切な人や目の前の時間を後回しにせず、今この瞬間を大切にすることが一期一会なのだと感じました。 本書を通して、私たちにできることは、今を味わうことしかないのだと改めて思いました。 過去も未来も手の届かないものである以上、今この瞬間を丁寧に味わうことが、何でもない一日を「好日」に変えるのだと感じました。
3投稿日: 2025.12.27
powered by ブクログお茶を通して、心と季節を重ね合わせ、ほっと一息つけて今を生きていることを実感できる。 現代の忙しい日々で、そんな時間を設けるのは意識しないと難しい。 千利休の時代でも、戦争の合間でそういった時間を意識的に取っていたんだな。 学生の頃にお茶を習っていた頃、作者と同じようにお手前の理由もわからず、ただ指導されるままに目の前のことに取り組んでいた。 長く続けることで、その理由に気づけるのは奥深い道だ。
2投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ繰り返しに思える日々でも細かな違いを味わって大切に過ごすことが描かれている。形に心を入れる。 四季や茶道のある国でよかったと思う。
0投稿日: 2025.12.18
powered by ブクログお風呂本。 茶道の本かなぁ〜、と思って買ってみたけど違った。 これはマインドフルネスの本だ。 勉強や仕事、家庭など誰しも忙しく過ごす現代で、著者が茶道を習う過程で「今」を「生きる」ということに気づき、そしてこちらにも気づかせてくれる1冊だった。
0投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログどなたかの本棚の感想文が気になり、読んだ本。 うまく表現できないけど、確かに読みごたえのある内容だった。 はじめはなんとも思わなかったことが、ある時 そういうことだったのかと感じ入ることがある。 特に同じことを長く続けていると。 気づくこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。 学びとは、そうやって、自分を育てること。
26投稿日: 2025.12.15
powered by ブクログ何か特別なことが書かれてるわけでも事件が起こるわけでもないけど、なんとなく「ちょっと丁寧に生きてみよう」って心にポッと火が灯った。 お茶やってみたいとは思わないけど、普段意識してこなかった自然の音や匂いや色にも目を向けて、季節の変化を楽しみたい。 あと「会いたいと思ったら、会わなければいけない」って言葉はかなり刺さった。 追記:映画化もしてるということで早速観てみた。 若干原作と違う設定はあるものの(武田先生の年齢ぐらい?)、実写版を観てここまでしっくりきたの初めて。 俳優陣の演技力が素晴らしいのはもちろんだけど、映像はきれいだし音も心地よくて原作のイメージをうまく補填してくれる。 「面白い」とは違うけど、スーッと心に入ってきて心地いい映画だった。
12投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログすごい素敵、!!!四季全部が好きになっちゃうような感じもしたし、雨も日常で聞こえる色んな音も、全部を好きになって、人生に明らかに彩りを加えられたような、そんな感じがした。お茶をならい続ける中で、こんなにも素晴らしい気づきを得られるってすごいなあ、と思った。勉強になる言葉も、沢山あって、とても良かった。年齢を重ねた時もう一度読みたい
11投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ出会えたことに感謝したい、素晴らしい本。 五感を刺激する美しい文章、丁寧な描写に癒されて幸せな読書時間を過ごせた。 お茶を極めた特別な人の本ではなく、わからないながらも同じことを続けたからこそ見えた境地や、筆者が体験した点と点がつながり自分の血と肉になる瞬間の感動が語られる。 季節のおもてなし、その日のテーマと調和を考えた細かな演出など、お茶の世界の心尽くしに感心した。 近くに置いて何度も読み返したい本。 「それだけだった。なのに胸を突かれた。シンプルな動きに、あらゆるものが含まれていた。形そのものが心だった。いや、心が形になっていた。」 「人間はどんな日だって楽しむことができる。そして、人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。」 「茶花のない季節などなかった。退屈な季節など、一つもなかった、、、。」
45投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログお茶がここまで人生に寄り添っているとは思いもしなかった。とても深い話だった。 掛け軸は、今の季節を体現する。季節は春夏秋冬だけではなかった。人生にも、季節があるのだ。という達磨の掛け軸の話。 だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。という一期一会の話。 私たちはいつでも、過去を悔やんだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々へ駆け戻ることも、未来に先周りして準備することもできない。道は一つしかない。今を味わうこと。といった雨を聴く話。 全て大切な気づきとなった。
0投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログ結構なお点前な本でございました。 ただただ基本を繰り返す。 頭で考えなくとも体が自然に動くまで。 すると所作や佇まいまでも洗練される。 そこまでに至る、苦悩や葛藤、一喜一憂。 そして、その先の光明。 日常に四季折々、五感を感じ持つ事も大切。 それこそが豊かな人生なのかと。
0投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログお茶を始めてみたくなる気持ちにもなったけど、これ以上趣味を増やしたら頭がショートしそうな気もする、でも気になる
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ日本にある四季をお茶を通して少しずつ感じとっていく様子がとても素敵だった。 四季を感じられる日本に生まれて良かったなぁ、とも思う。 森下さんの言葉を通して、森下さんの見ていること、感じていることを疑似体験しているようで、私の心も安らぎました。 昔に雨の匂いがするねって人に言ったことがあって、それを理解してもらえない事が多かったんだけど、森下さんが雨の匂いのことを書かれていて、嬉しかった。 日日是好日は、頭痛が酷い時に読んでたんだけど、気付いたらスーッと痛みが引いていて、びっくり。 森下さんの本は心のロキソニンかも。
0投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ書道を習っていた時の今ここに集中する感覚を思い出した。仕事も集中しているけれど、頭の中が空っぽになる訳じゃないから、集中の種類が違うな。お茶の道具の美術展に行った時、さっぱりわからなかったけど、これからは新たな目線で楽しめそう。お茶って憧れるけど敷居高いよね…。とりあえず和菓子買ってお茶入れることにします。 雨の音を楽しむのは大共感。
14投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ「だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。 一期一会とは、そういうことなんだ・・・・・・。」 「一期一会」を初めて聞いたのは、この小説の映画でした。通っていたアメリカの大学で、日本学部は日本の映画を紹介する「ムービーナイト」があって、みんなの周りに「泣かないで、泣かないで」と思いながら見た思い出があります。そして、そこで、初めて「一期一会」と出会ったんです。日本語の勉強だけではなく、人生の全体を振り返ったら、人と出会いの特別さの感じをずっと持っていましたが、どうやって言葉で言えるのは分からなかったのです。今でも、英語でなかなかふさわしいフレーズがないです。でも、日本語で、「一期一会」があります。「一期一会」は私にとって深い意味があるので、今回映画の小説も読もうと思っていました。お茶を習っているので、もっと深く「勉強」しようと思っていました。そのお茶の勉強だけじゃなくて、この小説も一期一会でした。読みながら、不思議に「今の私は、私にとって心に響いたことは、この時こその一期一会。もし何年間たってまた読んだら、きっとその時も一期一会のことがある」という感じがしました。その考えは、私にとって今まで読んだことがある小説と違う特別感かなと思います。 英語でも日本語でも伝えない特別さがあって、みんなが読むべきだと思います。 そして、もう一つの出会いがありました。「日日是好日」です。この小説のおかげで、私の心に響いた言葉をもう一つ見つけることができたので、ありがたいです。 今まで読んだことがある本の中に、一番いいの一つにすぐなりました。
1投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログイマココに目を向けることの大切さ、 考えるより感じることで得られることの大きさ、 理屈を述べるよりも五感を磨くことの尊さ、 当たり前のようで忘れがちな日常のささやかな幸せを感じとるためのヒントを教えてくれる一冊。 茶道を習ったことは1度もないけど、伝統芸能を長く学んできて今教える立場でもあるので、リンクする部分もあって、初心に帰って身が引き締まる思いになる感覚もあった。 いつか茶道も習ってみたいな〜と思った。
6投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログまるでそこに自分も存在するかのような 感覚の中、ゆったりとした心地よい気分で 読むことができた。 私は茶道経験者だが、こんなにも季節と 強い繋がりがあったとは…目から鱗。 私たちは、慌ただしい日々を過ごしているが、 そんな中、著者のように、週一回、 茶道を通して心を「無」にし、 季節を自然から直接、 掛け軸や茶道の道具から間接的に 感じられることに、なんて贅沢な 時間なのだろうと思った。 読後、目次の第1章から第15章までの タイトルを見返すと、どれもしっくりくる。 このタイトルだけでも今後の行動・考え方の 指針となりそうだ☻ *きっかけがあれば、いつか私も茶道をやりたい。 とりあえずやらない今は、五感をフルに使って 季節を意識的に感じたいな。 *23年間続けていた書道を、また再開させたくなった。「無」の時間を無性に味わいたい。
9投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ長い目で続けること。 過去や未来ではなく今を大切にすること。 自然に耳を澄ませ、ふれること。 この本からは多くの学びがありました。 上記の3点は明文化してみると当たり前のように思えるけれど、目まぐるしく毎日過ごしているとそのことを忘れてしまいます。 すぐに過去を悔やんでくさくさしたり先の見えない未来を嘆く自分にはすごく刺さりました。この気持ちをずっと大切に忘れずにいたい。 とても良い本でした。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ本当の自由や今この瞬間を味わうことの大切さ、言葉では表現できない奥深さがあることを教えてくれる本。 自分勝手にやることが自由や創造性ではなく、がんじがらめの作法の先に本当の自分やオリジナリティがある。また、今この瞬間に意識を向けることでより奥深く今を感じることができる。
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ知人の薦めで読んでみたが、あっという間に読了。 茶道のお話し?エッセイ? 私は全くお茶とは無縁の生活を送っているので、楽しめるかしら?と不安があったがそれは杞憂であった。 読了後に、心の中に「自由の扉」を始めて開いた気持ちになった。 作者はお茶を習いはじめてから、少しずつ、ある時は突然、「自分はこのままの姿で、ここにいるだけでよい」という自由を感じはじめる。季節を五感で味わう歓びを、とても生々しい人間らしく素直な表現で綴ってくれている。 私では選ばなかっただろう。この機会を与えてくれた知人に感謝する。本当の自由の意味を私はこの本で知った。
0投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログとにかく美しい本だった。 読み進めるうちに祖母の庭の情景を思い出して帰りたくなった。蚊取り線香の匂いが漂う夕暮れの庭、雨の日に砂利が濃くなっていく様、雨樋に雨が伝う音、雨に弾む葉。匂い、温度、感情それぞれが懐かしく思えた。 茶菓子はどちらかというと苦手だが、抹茶と味わいたくなった。百貨店の和菓子で季節を感じていたが、少し茶菓子にも手を伸ばしたい。 どきりとした言葉がある。「失敗しても良いから心を入れなさい」。負け戦だと分かっていても心を込めることも時には必要かもしれない。 実は私は冬がとても苦手だ。塞ぎ込んでしまう。今を楽しむこと、冬を楽しむ術を身につけるという観点は新鮮だった。
0投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログ自分が体験したことのない、お茶の世界を感じられて、いい読書時間でした! 好きなアニメの関係で二人静という言葉は知っていたのですが、茶花なのを知らず……!勉強にもなりました!
2投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログお茶の、細かい作業のように見えて実は無駄を削ぎ落とした潔さ、掛け軸やお花、お菓子、お茶碗など、ひとつひとつの物や動作に込められた意味、以前少しばかり習った時を懐かしく思い出しました。 季節や天気、様々な物事に五感を研ぎ澄ませることが出来る日本文化の良さを再度感じる素敵な作品だと思います。日常の中にあっても、今より少し丁寧に生きていきたいと思えたこの本は、私の大切な一冊に仲間入りです!
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ「物事の良し悪しを判断するのではなく、あるがままに受け入れ、今この瞬間を大切に生きること」 日々是好日って言葉、忘れたくない。よく分からない焦燥感に駆られる毎日だったけど、今を大切に、長い目で生きようと思います。
0投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本は日本の文化をもっと誇っていいと思うんですよね。そういう、日本の良さを味わえる一冊だと思います。 日々を「良い」「悪い」とカテゴライズするよりも、日々を純粋に味わって行く歓びを思い出しました。悪い日なんてなくて、一日一日をもっと深く丹念に味わう術を、私たちは持っていたんだと思います。私はそういう感性の中に、日本人という民族性が見つかるんだと思います。 やるべきことに忙殺される日々の中で、そういう気付きを得られる瞬間を、私は持っていたい。 「日々是好日」この言葉をそっと胸に。また読みたい本でした。
2投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログんー読むタイミングが悪かったかもしれない。 気持ちに余裕があるときに読んだらもっと心に響いた気がする。こうゆうの好きなはずなんだが、忙しさと疲れで、ただ読むという行為をしてただけになってしまった気がしてる。もったいない。 またいつか読んで違う感想を持ちたい…もしくは映像で見てみたい
9投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ前々から読みたかった一冊。お茶の世界に関心があり、お茶の世界に触れたくて読みました。 深いなぁ、深すぎる。 お茶の世界に関心がある人は、ぜひ一読をお勧めしたいです。
0投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ映画を観て原作も読みたくなった 茶道の世界をのぞかせてもらえる贅沢な本 茶道が題材だけど、茶道だけでなくいろんなことが同様に重ねあわせられるのが茶道本ではない良いところ 茶道はもちろん日本の文化にも興味をもったし、この思想を手に入れたいとも思った
1投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ今まで茶道に興味を持ったことがなかったけれどこの本を読んで茶道に通いたくなった。 好きなインフルエンサーの方が茶道を習っていて、この本の内容を思い出すとなんて素敵な趣味なんだろうと思う、、 難しそうだけど奥が深くて、とっても素敵。 またもう一度読み直したい一冊。
1投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログお茶の教室に通っていて、 心構えがまた改まった 静かに進んでいく1日一日、 とても季節感といい、とても良かった
2投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログお茶はたてたり作法を学ぶだけだと思っていたが、この本を通して自分がこれまで思っていた以上にお茶を極めることは難しいし、奧が深いんだろうなと感じた。これまで以上にお茶を習いたくなった。
22投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ読んでいて空間が頭に勝手に描かれてくる。言葉でこれほど想像させ、同じ空間にいる感覚にしてくれるのはすごい。
3投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログ季節を味わう生活をしたくなった。まずはお花のサブスク始めようかなぁなんて… 自分の生活に、どう取り入れるかを考える楽しみができた。
1投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ茶道からの学びが人生に通ずる、心に響く一冊。でも、解説にあるようにこの本は茶道の棚じゃないのよね。お茶の知識や興味とは全く離れているんだけど、茶道がやってみたくなる1冊かも。
1投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ2025年新潮文庫の100冊に入っていたので買ってみました。 お茶についての興味も知識もないので、入り込めるか不安に思っていましたがお茶の本だけどお茶の本じゃなかったです。 森下さんはお茶を通して、四季に触れ様々な感覚が研ぎ澄まされ、ありのままの自分を許容すること、今を生きることを感じ取られていますが、微々繰り返される生活の中で同じような感覚を味わったことは誰でもあると思います。そのことに気づかせてくれるような本でした。 解説で柳家さんが書かれているように、読了後にあらためてまえがきを読むとすごく清々しいような晴れやかな気持ちになります。 今後お茶に触れる機会があれば、この本のおかげでより楽しめると思いますが今はそんな機会もないので素敵な和菓子を見にデパートに行こうと読み終えてから思いました。
0投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログずっと読んでみたかった本。やっと読めた。 お茶の世界は憧れるけれど何となく機会を逃して習わないまま来ている。 長年お稽古をしてきたからこそ気づいたことが書かれていてお茶の世界への憧れがますます募った。
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ著者の「五感の解像度」の高さは、まさに「言葉で書かれた瞑想」だ。 『弓と禅』や『禅と日本文化』といった、高潔で敷居の高い名著のエッセンスを、「お湯の音と水の音の違い」という手触りのある感覚まで引き寄せてくれたことに感動した。 私は座禅会に通い始めて2ヶ月になるが、著者の域に達する気配は一向にない。しかし、本書を読めば「わからないままでも、その場に居続けること」自体に意味があるのだと救われる。亀のようにゆったりと、この「解像度」を磨いていきたいと思った。
1投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ晴れでも雨でも、毎日がいい日。雨の日は雨を聴く。会いたい人がいたらちゃんと会いに行って、大事に思ってることを伝えよう。「今ここにいること」に気持ちを集中させれば、どんなことも乗り越えられる。 色んな大事な言葉があって、すごく励まされた。教えることで自分が成長できるというのはまさに、今の私自身にも通ずる。読んでよかったし、また何度でも読み返したい。
0投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ茶道について、私が想像していたものとは全然違っていて、なかなか勉強になりました。本文の中にある「何も知らない」とか「ちゃんとここにいる」とか「会いたいと思ったら会わなければいけない」とか「日日是好日」とか、これからの人生の道しるべになるような言葉がたくさんありました。これらは、日本の美学や哲学なのだと思いますが、私は日本に住んでいながら、日本の美学や哲学のことをあまり知らないことを知りました。それと同時に、もっと日本の美学や哲学を知ってみたいなとも思いました。やはり「道」は素晴らしいです。茶道を学んでみたくなりました。
10投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ水とお湯では、柄杓でお茶碗に汲む時の音が違うという文章が印象的。以来、ステンレスボトルからお湯を注ぐ時の音に耳をすませています。 12年に一度しか使わないお茶碗、季節ごとにかわる道具や掛け軸や和菓子、お茶ってなんと贅沢で豊かな世界。梅雨と秋雨では雨音が違う等々、いろんなことを教えてくれる作品でした。 余談ですが映画も見ました。 鶴見辰吾がすごく良かった。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログなんか疲れたなあ、人生雑に生きちゃってるかもな、って思った時、ふと立ち止まりたくなった時に私は読みたくなる本。
2投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログわからなくても、とにかくずっと続けることで、急にストンと落ちる感覚。なんとなく、理解できる気がした。 それが、何歳になっても何年続けても起こることなんだなと希望になる。もちろん、真面目に向き合って積み上げたからこそ、と思う。 突き詰めることで、感覚が研ぎ澄まされたり、自分の内側の声がきこえてきたり。その過程が書かれていて、面白かった。きっと言葉にしにくいものもたくさんあるんだろうけど。
16投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログお茶をやっていて実感していることを言葉にしてくれている本であった 自分以外にも同じように感じている人がいて親近感が湧いた
0投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ単なるお茶だけの話ではなく、季節の流れ、空気、音を、じっくり感じることのできる本。 四季を感じる喜びを改めて気づくことができた。 忙しなく過ぎる日々を、1度立ち止まって、 いまに集中することを大切にしたいと思った。
1投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ2023年ごろの本が苦手な時に読んだ一冊です。 今思うと一日で読み切れる本を2ヶ月ぐらいかけてゆっくり頑張って読んだ本でした。 すぐ本に影響されるから、読み終わった後、 茶道を習いにいきたいと言ってまわってました笑 内容を少し忘れてしまっているので近いうちに読み返したいです。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログとても良い本で、一気読みでした。 「世の中は、前向きで明るい事ばかりに価値をおく。けれど、そもそも反対のことがなければ、明るさも存在しない」その両方が必要なこと、人間は完璧じゃなくても良いんだと思わされました。 そして、人生にも季節があるということ。生きていると訪れる、なかなか思うようにはいかない日々。自分は真冬の底にいると感じていても、この本を読み、読書をする事でゆっくり、本当にゆっくりだけど自分を取り戻していけるような気がしました。 今は寒い冬の日々でも、その日を思う存分生きる。 きっと季節は巡って、いつかは春が来るのだと思います。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログエッセイ本で衝撃を受けたのは初めてだ。 本を読み進める中で、お気に入りの文はメモするようにしている。『日日是好日』は名文が多く、つらつらと書き連ねてしまった。 ー世の中には「すぐにわかるもの」と「すぐにはわからないもの」の二種類がある。 すぐにわかるものは、一度通り過ぎればそれでいい。 すぐにはわからないものは、何度か行ったり来たりするうちに、後になって少しずつじわじわとわかりだし、「別もの」に変わっていく。そして、わかるたびに、自分が見ていたのは、全体のほんの断片にすぎなかったことに気づく。ー まさにこの本の存在が「すぐにはわからないもの」である。学生時代に読んでも、心への響き方は全く違うものであったはずだ。 私の手元にあるこの本は、発行から第50刷と、増刷に増刷を重ねたもの。多くの人に、新しい気づきを与えてくれる、影響力の強い本である。 ー 人は時間の流れの中で目を開き、自分の成長を折々に発見していくのだ。ー 成長した私がまたどのような感想を抱くのか楽しみだ。
2投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025.07.12-2025.07.22 「すべてを言葉にすること」「ものごとをつまびらかにすること」そういうことが求められることが多い現代社会で、私はそれが得意だった。 逆に、「口にせず余白を楽しむ」、「ありのままをそのまま受け入れる」ことが苦手である。 この本を読んでいると、この苦手な部分を強く痛感する。だが、後者にある「心のゆとり」のようなものに、私は憧れを抱いた。 凛とした空気が伝わってくる文章は、気持ちがよく、茶の時間を味わう人々の空間まで私たちを連れて行っていかれる。読んでるそばから身や気持ちがしゃんとしてきて、毎年ご縁で参加している秋の茶会と初釜を思い起こして読み進めた。 以下は特に、身を引き締めることになった本文だ。 (高をくくってはいけない。ゼロになって、習わなければ……) ものを習うということは、相手の前に、なにも知らない「ゼロ」の自分を開くことなのだ。それなのに、私はなんで邪魔なものを持ってここにいるのだろう。心のどこかで、「こんなこと簡単よ」「私はデキるわ」と斜に構えていたを私はなんて慢心していたんだろう。 あまりにも私は慢心して人生を送っていると感じた。どんな場所においても「習う」という工程は必ず発生し、「ゼロ」の自分を素直に開くことこそ、やわらかな人間性とゆとりある心を生み出してくれる。私は常にキビキビ、キリキリ、クタクタ。 著者のようにお茶の世界へ飛び込む勇気はないが、この本に書かれている「お茶を通して見えるこころの緩め方、世界の見つめ方」は私にとって大変参考になった。五感で世界を味わい、柔らかく、しなやかに日々を楽しみたいと感じた一冊だった。
0投稿日: 2025.07.22
powered by ブクログ何かを練習しているとき、例えばギターを弾いていると、ずっとできなかったフレーズが、あれ?いつの間にか弾けている、となるときが訪れます。お茶の世界もそういった気づきが連続するようですが、それが何十年という長いスパンで訪れること、季節の恵みを学べること、五感が刺激されること、など通常では考えられない奥深さがあるようだということがわかりました。私はそれを会得するところまではいけるかわかりませんが、ぜひ一度その世界に触れてみたいと思わせてくれるすばらしい本でした。
0投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログ茶道を通して得た人生哲学というか気付きのようなもののエッセイ。 評価が高くこちらが構えて読みにいってしまったのがよくなかったか、気づきの部分にさしたる感動もなくさらさらと私の中を流れていってしまった。 しかし、これらの気づきは原体験を得て初めて個人が知覚出来るもので、体験を通じず知っているだけの私はただの頭でっかちのようだといつも思う。
0投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログこの本も「読む前」と「読み終えた後」でタイトルの意味が変わる一冊でした。目の前の世界をどう見るか、もとい見ようとするかだけで、全く違う感覚にたどり着くのだと理解が深まりました。茶道は作法が多く、ついつい効率的に、と考えがちな私には終始「難しいな」という感想でした…が、この本が伝えようとしているのはそこがメインではないので、茶道に興味なくても、生きるヒントという観点で読むには最適な一冊だなと感じました。
0投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログ教えないという教え。 自ら気がつくという感動。 点が線になり、面になり、立体になっていく様が生き生きと描かれた作品。 お菓子やお茶の味、季節の移ろい、花の香りが何年ものサイクルで体感出来る。 とても晴れやかな一冊。
3投稿日: 2025.06.24
powered by ブクログ学生のとき茶道部だったというのもあり、様々な作法やお道具に懐かしさを感じた。 季節やその日の天気、一日一日が全く異なる。お茶は、そんな小さな変化を楽しむ事が出来る。
0投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日々是好日の映画を観て、高校生の頃 茶道部に憧れたことを思いだし茶道に入門しました。その後小説を読み、 −雨の日は雨の音を聴く −お湯の音と水の音の違い その頃よく思いだして、やっぱり良いなぁと思った。 お茶を始めて5年めになり、再読。 先生が達磨の掛け軸をかけて待っていてくれたこと、 毎年変わりなく花が咲くこと、 お点前ができること、 干支の茶碗をしみじみとみる気持ち 今回はそこにぐっと来てしまった。 −長い目で今を生きる 心に留めておきたいです。 またいつか再読すると思う大切な本です。
6投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログ幸せを感じる1冊でした。読んでいる間は、いつも自分が感じていた自然を思い出してホッと休まることができました。お茶を習いたくなる
1投稿日: 2025.06.09
powered by ブクログページをめくるたびに、世界観が変わっていきました。日常のちょっとした変化に敏感になれるというか、丁寧に過ごせるようになるというか、時々読み返したい一冊。あと、お茶を始めたくなりますね。
1投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ作者の視点で読みながらこちらの世界も開かれていく。その視野や感性の広がりをきちんと言語化されていて単なる感想で終わらない。変わらない日常にハッとさせられる場面がたくさん出てくる。お茶の世界。四季の世界。外と内。自然の中に生きる人間。
1投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ梨木香歩さんのエッセイで紹介されていて、読んでみたいと手にした。 週一回、お茶の稽古を二十五年間続けてきた森下さん。 ~そのお茶が教えてくれた、15のしあわせ~ まえがきで森下さんは仰有る。 世の中には「すぐわかるもの」と「すぐにはわからないもの」の二種類がある。 「お茶」とは後者であり、 「何度か行ったり来たりするうちに、後になって少しずつじわじわとわかりだし、「別もの」に変わってゆく。そして、わかるたびに、自分が見ていたのは、全体の中のほんの断片にすぎなかったことに気づく。」と。 続く、夕立が来ることに気付けた話にも共感する。 「それまで、雨は「空から落ちてくる水」でしかなく、匂いなどなかった。土の匂いもしなかった。」 けれどお茶での作法を何年も繰り返すうち、その日は突然やって来たという。 「季節が「匂い」や「音」という五感にうったえ始めた」 分かるなぁ。 ある年代を迎えると、そういった事に急に気付けるようになるものだ。 これから降りだすであろう雨の匂い、夏の終わりの寂しさ、降り積もる雪の音、近付く春の気配、、、等々を五感で感じとることができるようになってくる。 第一章から、武田先生のもとでお茶のお稽古が始まる。 初めは「日本の「悪しき伝統」の鋳型にはめられる気がして、反発で爆発しそうだった」森下さんだったが、何も知らない自分を認めた時に目からウロコが落ちる。 「ものを習うということは、相手の前に、何も知らない「ゼロ」の自分を開くことなのだ。…(略)…心のどこかで、「こんなこと簡単よ」「私はデキるわ」と斜に構えていた。私はなんて慢心していたんだろう。 つまらないプライドなど、邪魔なお荷物でしかないのだ。」 第六章「季節を味わうこと」では、沢山登場する和菓子の名を画像検索しながら読んだ。 とても美しい。 近頃は異常気象続きで夏と冬ばかりの日本だけど、和菓子の世界は四季折々の日本の美しさで溢れていた。 “あじさい”の絶妙なグラデーション、“星の雫”の可愛らしさ、“薄氷”のいまにも割れてしまいそうな儚さ。 同じように、床の間に生けられている草花たちの名前が沢山あげられているのも楽しかった。 第七章「五感で自然とつながること」は隅から隅まで興味深かった。 「音がちがうのだ。 お湯は「とろとろ」と、まろやかな音だった。 水は「キラキラ」と、硬く澄んだ音がした。」 森下さんは気づく。 梅雨の雨の音と、秋雨の音が違うってことに。 つくばいの水音にリラックスし、疲れを忘れることに。 「私はいつの間にか、「自然」とつながっていたのだ。」 「退屈な季節など、一つもなかった」 当初、森下さんは混乱し続ける。 毎週見たことの無い道具が増える、 頭で覚えず手を信じなさいと言われる、 やっと「夏のお茶」を覚えかけたのに、半年が経った頃に「冬のお茶」へと模様替え……。 その戸惑いが、お茶を習ったことのない私にさえ、とてもよく伝わってきた。 はじめのうち、愚痴をこぼしたり、イライラしたりしている森下さんが、若々しく可愛らしい。 けれど次第に、決まりごとばかりで窮屈だったお茶のお作法の向こう側に、新たな景色が見えてくる。。。 それは自由に解き放たれた世界だった! 読者である私にもその景色が見えてきた終盤には、なんだか哲学書を読み終えたかのような感動が押し寄せた。 武田先生、すごい! お茶の世界って素晴らしい! きっちりとした沢山のお作法の中に、流れるような美しさを見出だしたり、 いけてある草花や掛け軸に、季節やその日の天候を味わう為のヒントが盛られていたり。 お茶とは五感を研ぎ澄まし、全身で今を味わう行為だったんだ! 「目を覚ましなさい。人間はどんな日だって楽しむことができる。そして、人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。」 「お茶は、季節のサイクルに沿った日本人の暮らしの美学と哲学を、自分の体に経験させながら知ることだった。」 翻って、これらはお茶の世界だけではなく、私達の日常生活にも言えること。 “人間はどんな日だって楽しむことができる”、その考え方が如何に大切か。 これ、なかなか難しいことだろうけど、それでも心掛けたいなーと思った。 その他、心に残った文章。 「ものを習うということは、相手の前に、何も知らない「ゼロ」の自分を開くことなのだ。」 「文字を頭で読むのではないのだ。絵のように、眺めればいいのだ。」 「掛け軸から風が吹き、水しぶきが飛び、月がのぼり、雪が舞った。」 「人生にも、季節があるのだった。」 「雨の日は、雨を聴きなさい。心も体も、ここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。そうすればわかるはずだ。自由になる道は、いつでも今ここにある」 「道は一つしかない。今を味わうことだ。過去も未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ…。」 「けれど、お茶をわかるのに時間制限はない。三年で気づくも、二十年で気づくも本人の自由。気づく時がくれば気づく。成熟のスピードは、人によってちがう。その人の時を待っていた。」 「気づくこと。一生涯、自分の成長に気づきつづけること。 「学び」とは、そうやって、自分を育てることなのだ。」
45投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログ今まで茶道を体験したことはほとんどなかったが、読みやすかった。しかも著者の学生の頃は数十年前の話であるはずなのに、なぜか自分や友だちを見ているかのように読めた。「ちゃんとここにいなさい」という言葉を慌てたときに思い出せたらと思う。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログベストセラーになったのが納得って感じの本。しっとりとした感動と親近感が持てる文章のバランスが素晴らしくて、読みやすいし読後感がとても良い。 著者が若い頃に足を踏み入れたお茶の世界の描写が、自分もきっと足を踏み入れたら同じこと思いそう、、と共感ができる。本作を読んでお茶を始めた人が増えたってのはよく分かるなーと思った。 季節は巡り時代が変わっても、変わらず茶室の中で静かにお茶をたてることで得られる感動のようなものが、この一冊で物凄く伝わってくる。今まで特に茶道に興味はなかったけど、この本読んだらきっと誰もが茶道に魅力を感じるだろうなあと思った。 解説で、この本は書店の茶道のコーナーではなく女性エッセイのコーナーに置くべきとあったけど、自分もそう思った。茶道の話ではあるけれど、1人の女性の人生の話でもある、本当に素晴らしいエッセイだった。
4投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログ気づこうと焦らなくても積み重ねればいつか在ることに気づく瞬間がある。 わかるのに早い遅いの優劣はないという言葉が穏やかで慰みになった。心温かい文章。
7投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ12年に1度しか使えない茶器。 手にすると12年前は何をしてただろうかと思い出す。雨の音を聴き季節を感じる、 趣深いな。
0投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ雨の音、冷たい水の音と温かい水の音、道具に触れること、手が覚えていること、掛け軸を感じること。枠があってその中に心が入る体験したい。何も考えずに、ただ、そこにいる。お茶に没頭する。私ってば30過ぎてから色々気づくことが多くて「みんなは20代で気づいてるのかな」とか思ってたけど、自分で気づいて理解した方が血となり骨となるとな。3年で気づく人もいれば15年で気づく人もいるとな。だよね!!夏至とか立春とか気にしたことなかったけど、日本人として四季を感じながら生きよう。しかし中高と茶道の授業があったのになんでちゃんとやらなかったんだわたし。茶道のお稽古できるところ探してみようかな。
0投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ子どもの頃は「動」の世界に心を奪われていたけど、大人になると「静」の世界に惹かれるようになる。 『日日是好日』を読みながら、いつしか新しさよりも、丁寧な繰り返しの中にある「深さ」を求めている自分に気づいた。「静」の世界に浸ることで自分の輪郭を取り戻していくかのように感じた。
0投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ元々映画で観た事がありました。 今目の前の事に集中する。 5感を使って今を一心に味わう。 グルグル迷ってしまった時、立ち止まって読みたい本です。
0投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ著者が長年の茶道を通して見つめ感じたことを、読者にも追体験させてくれる贅沢な作品。四季の移ろい、雨の匂い、口に広がる風味、茶室からの景色、湿度や風などまるで自分の身に起きたことかのように感じさせる力がある。読み終えた途端、自分の中の心のセンサーが研ぎ澄まされたような、晴れやかで静かで満たされた気持ちになれる。 あるがままに、とはとても豊かなことなのだなあと感じた。
0投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログこの本を読んで、自分がイメージしていた、お茶の世界と、まるっきり違うことを知りました。 先生の教え方が独特で、とても意外でした。 季節の感じ方や心構え等、素敵なものを教えてくれました。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ著者、森下典子さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 森下 典子(もりした のりこ、1956年5月3日 - )は、日本のエッセイスト。日本文藝家協会会員。 ---引用終了 で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる…季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。 ---引用終了
50投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ2025年の記念すべき一冊目は、8年ぶりの再読本。森下さんのエッセイを読みたくなってブックオフで購入した。 思想・哲学のコーナーに並んでいてもよいと思う内容の本。学生の頃、少し習ったお作法の時間を思い出した。 四季の移ろいを心で感じる。それは紛れもなく、豊かさといえるし、幸せなことなのだ。 外に出て草花をみる。今、ここに集中してみる。 そうすることで見える幸せがあるのだと改めて気づかせてくれた。
15投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログ実家の母がお茶を習っており、点ててくれることがあるが、なるほど、いろいろな意味が込められているのだなぁと思いつつ、自由で良いのだ、という気持ちになれました
6投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ長らく読みたい思っていた本をついに読了。 映画から気になっていました。 先生を樹木さんが演じたのかと思うと益々映画が観たくなりました。 茶道のことはお作法位にしか思っておらず全く知らなかったですが、何十年もかかってようやく見えてくるというのに奥深さを感じました。 千利休の時代から造られたお茶の世界 季節を感じること、自然を感じること、考えないこと、、、 現代まで受け継がれているのだなぁと思いました。 学校の教科に入れてもいいくらい。 入り口が狭いことが武士が刀を置いて自分と向き合える時間を作るためではという考察面白かったです。 このような道を学ぶことで見せれる品を私も学びたい。
0投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログお茶の世界に足を踏み入れて早2年。 この期間は、季節とともに過ごして来た感じがするし、お稽古を通じて「感じたことのない安らぎ」を確かに実感した。 この「安らぎ」はとても言葉では言い表せるものではないが、本書を読みながら、著者と共鳴する部分が幾つもあった。著者とは全く違う茶室でお稽古をしてきたはずなのに、「お茶を味わう空間」から感じとるものは、相通じる何かがあるように思う。不思議なことだが。 お湯の音は「とろとろ」、水の音は「きらきら」。この表現、到底私には思い浮かばないが、次回以降のお稽古で必ず思い出すだろう。それくらい、衝撃を受けた。 きっと、いつ読んでもその時々に応じた角度から気づきを得られる一冊であるが、今読んだことに意味があるはずだ。 お茶を続けながら、森下さんのように、毎回のお稽古で感じとるもの、発見するもの、そして自分の成長に向き合えるようにしたい。
3投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログお茶、茶道を通して感じる季節と、いまを生きるお話。 パートナーが先に読んで、貸してくれた。 コンテクストデザイナーの渡邉康太郎さんが好きで、 その方が茶道を例にあげることが多かったので 興味はあったものの具体的なところは知らず。 日本の文化は、陰翳礼讃のように諸外国にはない独特の美があり、 茶道もその一つで格式高く、複雑で高尚なものと身構えてしまう。 この本は、そんな勝手な想像から解き放って、 日本の四季の良さとの調和をより身近に感じさせてくれた。 そういえば、高校の時に茶道の授業あったな〜 母や叔母、祖母も茶道やってたな〜
0投稿日: 2025.03.15
