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総合評価

847件)
4.3
415
264
96
16
4
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    2026年の読了初め。 正直ちょーーっと後半はダレてしまった!! ピアノの演奏の比喩やシーンが多くて、凄さは伝わるもののイマイチ演奏やメロディラインに転換ができず、物語が先に進まないシーンが長々と続いてしまった感覚。 最初が良かっただけにちょっと気になってしまった。 優勝予想は的中したので満足◎

    0
    投稿日: 2026.01.24
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    最高でした。 演奏家、ではなく音楽家ですね、が高めあい覚醒していく様子、アマチュアで楽器を楽しむものとしてもドキドキリアルをもって一気読みしてしまいました。 今後も何度も読み返すことになると思います。 終わるのがもったいない、そんな本でした。 エピローグがまた簡素で、気になる、でも語りきってはいけない、想像で無限にこの世界を楽しみなさい、のせめぎ合いでした。でももっと読みたい(笑) ありがとうございました。感謝。

    0
    投稿日: 2026.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻もさくさく読めた。 登場人物の今後が想像に委ねられる終わりで、素敵な終わり方。本選の発表の仕方も、当たり前に発表の瞬間があると思ってページを捲るも、最後に審査員の会話で語られるところがさすがだなぁと思った。(順位表は最後にはある) 音楽の在り方、音楽で生きていく難しさ、素晴らしさ色々と感じることのできる作品でした。 あと、解説!解説が非常に興味深くて、編集者目線の小説が出来上がるまでを知り、この本が生まれてきた奇跡と感謝でいっぱいになった。やはり小説版は解説がついているところが好きだなぁ〜。

    0
    投稿日: 2026.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    音が鮮やかに表現されていて、「音を読む」という今までにはなかった体験ができた。また、塵、亜夜、マサル、明石の4人の音楽に対する思いが、心に沁みてくる。ピアノコンクールの過酷さを知るだけでなく、音楽とは何か、何がいい音楽なのか、これからの音楽のためにはどうすればいいのかを考えさせられた。 〈好きなフレーズ〉 ・やはり、音楽というのは人間性なのだ。 ・音楽は、常に「現在」でなければならない。博物館に収められているものではなく、「現在」を共に「生きる」ものでなければ意味がないのだ。綺麗な化石を掘り出して満足しているだけでは、ただの標本だからだ。 ・目に見えず、現れてはその片端から消えていく音楽。その行為に情熱を捧げ、強く情動を揺さぶられることこそ、人間に付加された、他の生き物とを隔てる、いわばちょっとした魔法のようなオプション機能なのではないか。 ・初めて演奏されるピアノ・コンチェルト___新曲を、最新の曲に生で接する喜びを、もう味わうことはできないのだろうか?これほど巷にありとあらゆる曲が流れ、次々と新しい曲が生まれ、瞬時に世界に配信されるこの時代に、なぜもう一度ラフマニノフの二番の初演を聴く喜びを味わえない? ・人間の最良のかたちが音楽だ。 どんなに汚くおぞましい部分が人間にあるとしても、そのすべてをひっくるめた人間というどろどろした沼から、いや、その混沌とした沼だからこそ、音楽という美しい蓮の花が咲く。 ・自然の中から音楽を聞き取って書きとめていたのに、今は誰も自然の中に音楽を聞かなくなって、自分たちの耳の中に閉じ込めているのね。それが音楽だと思っているのよね。 ・あたしたちは、みんな音楽から与えられることばかり考えていて、返してこなかった。搾取するばっかりで、お礼をしてこなかった。そろそろ返してもいいわよね。 ・命の気配、命の予感。これを人は音楽と呼んできたのではなかろうか。恐らくこれこそが、音楽というものの真の姿なのではなかろうか。

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    恩田陸先生は初です。 クラシック音楽もピアノもよく知らない僕でも最後まで一気に読めるほど素晴らしい作品でした。 実際にコンクール会場にいる様な感覚にもなります。登場人物も最高。読み終わった後に作品内で演奏された曲を聴きながら思い返しています。

    11
    投稿日: 2026.01.14
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    上巻からの期待値通りの内容でした。音楽を文章にするのって難しいと思うけど、臨場感ある表現で読みごたえありました。

    1
    投稿日: 2026.01.10
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    読む前は長そうだなと思いましたが、読み始めたらすぐにのめりこんでしまい、あっという間に読み終えてしまいました。 文章から音楽が響き渡るような、演奏者や観客の様子まで簡単にイメージ出来ました。 楽曲を知らなくても、十分に楽しめました。

    1
    投稿日: 2026.01.09
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    曲が夜の海や山の森など、風景描写で表現されていて曲を知らなくても雰囲気が何となくわかる。 マサルの三次予選、リストのソナタで19世紀の別の物語で曲が表現されていて圧巻。 他にも風間塵の曲が亜夜との対話でひょうげんされたり、また弾き手だけでなく主催者、作曲者、友人、審査員などそれぞれの視点が移り変わって一曲をどう感じたか再現するのが見事。 風間塵が養蜂家であることが、タイトル的にももっと作中に活きればと期待してしまった。父の背景や変わった名前の由来など。二次予選の春と修羅で自然の猛威を演奏で表現していたけれどそれを実際感じたエピソードが欲しい。師匠のホフマンがわざわざ塵の遠征先に行って、というのもあったけどそれも養蜂家としてマストの設定ではなかった。 あと本選だけなんであんなさっぱりしてるのか。力尽きたのが出ていたような。 けれどあんな表現力かつ取材力、最後の解説でトータル10年ぐらいかけて書かれたものと知り、直木賞本屋大賞は納得! 天才肌、他のことには無頓着な風間塵、かつて天才少女で今回復帰の亜夜、天才かつバランス良いマサル、社会人として参加の高島明石。

    1
    投稿日: 2026.01.05
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    下巻、あるいは2次予選から臨場感、ダイナミズムをより感じるようになった。 作中で予選のステップが進むにつれて演奏者、審査員、観客にそれぞれ慣れが生まれて、その中で伸びる演奏時間を余さず使いこなすのは難しくなるといった描写があったが、それは本作品においても音の無い小説世界の中で、マンネリしそうな演奏描写を読み手に飽きさせず伝えるというチャレンジがあるはずで、そういった意味でも難易度の高い作品なんだと思う。

    5
    投稿日: 2026.01.05
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    音楽の素晴らしさを文字で表すって、とても難しいことだと思いますが、それをやっている小説です。クラッシック音楽のことは全く興味なかった私が聴いてみてもよいかなあ、と思いました。 好きなこと得意なことを思い切りできる快感のようなものを感じました。

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    ※上下巻同じ感想です。 読みながら、その情景が浮かぶ。その情景を思い浮かべながら、次へ読み進める。お酒を呑みながら一気読みできた作品。 コンクールを通しての成長や、天才と呼ばれる人たちの苦悩は特別なモノでもなく案外身近に感じる部分もあった。ただ、私が縁したことのあるいわゆる頭の良い人≒天才たちは、クセつよだったり意味わからん人の印象が強いのだが…。 それは置いといて。 本戦の結果があーなるとは思っていなかったが、もしこの先の続き(構想)があるならば、ちょっとのぞいてみたい。天才たちが共鳴しながら描くものはどのような音楽なんだろうかと。 いつも作者の丹念な取材には頭が下がりますが、本作品は音楽(クラシック)を違う視点で楽しみたいと思える作品でした。

    0
    投稿日: 2025.12.31
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    下巻はちょっと長たらしく、上巻のおもしろさはなかった。 それぞれの人物の個性がいかに素晴らしいかは分かったが、それを何ページにもわたって描かれていると、もうお腹いっぱい…という感じ。

    0
    投稿日: 2025.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻の面白さに反して、下巻はやや冗長に感じた 上巻から続く演奏シーンの連続だが、下巻に入ると何度も繰り返された同じシーンになってくるので、悪い言い方をすればそれをどう被らないように多様な表現ができるか、みたいな状態になっていて、後半はやや読むのが苦痛だった。 前半の面白さやスケールが、後半はしんどくなってくるような。 ただ下巻の最初、あやが風間塵と月の光を弾いて自分のカデンツァを掴む描写は本当に良かった

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    蜜蜂と遠雷 恩田陸読了 若手ピアニストの登竜門である国際ピアノコンクールを舞台にした物語です。このコンクールに、才能あるピアニストが挑む。出会うべくして出会った天才たちが、才能、苦悩、そして音楽そのものと向き合い、それぞれの音と人生の葛藤を乗り越えながら、コンクールの過酷な予選を突破していく過程が描かれる。「音楽」というものが、個々の人間にとって持つ意味、そして「才能」の正体を探求することが中心的なテーマかな。音楽に選ばれた者たちの宿命や重圧、また、彼らの演奏が聴衆や審査員に与える「音の暴力」と「共鳴」の感覚が描かれます。若き才能たちが互いに刺激し合い、魂を削りながら最高の音楽を追求する姿が、みずみずしく、かつ力強く描かれています。視覚的で色彩溢れる演奏という表現があるが、感じた事がもちろんないので、ぜひ感じてみたいと思える素敵な作品ですよ~

    0
    投稿日: 2025.12.10
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    登場人物それぞれが色々な思いで音楽コンクールに臨みます。それぞれが刺激し合い、ライバルでもあり仲間でもあり、自分が求める音楽を探します。優勝するのが誰かよりも、コンクール参加者全員が優勝とも捉えられる素晴らしい人物ばかりです。審査員の目線も面白いです。実際に音楽コンクールに行った事はありませんが、本当にこの作品のようであれば、とても興味が湧きました。 作者の表現力には頭が下がります。音楽に関する専門的な言葉が並びます。本屋大賞に相応しい良作だと思います。

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上下二つに分かれてるしページ数も多かったけど、あっという間だった! 疾走感に満ちたみずみずしい描写は、まるで本から音楽が聴こえくるようだった。 「生活者の音楽」を体現した高島明石が好きだった。彼が報われて本当に良かった。 読了12月8日

    1
    投稿日: 2025.12.09
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    素晴らしい小説です。 文章から音楽がイメージできる。紹介された音楽を聴きながらまた読みたくなる。 登場人物が実在している感じがして、名前で思わず検索したくなりました。 読了の満足感は大きい。 もちろん、星5つです!

    1
    投稿日: 2025.11.26
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    はあああああああ、、、めっちゃよかった…風間塵推しとしては3位がさみしいけど、彼はそんな次元にいる子じゃないだろうし、、 とにかく引き込まれる世界だった。 彼らの将来を読んでみたいなあ ピアノということで、子どもの頃を思い出した。 それはとにかくつらい思い出で、レッスンの帰り道には弾けないことで親に怒られ、家での練習でもなんで弾けないのかと親に怒られ、ピアノのことでいつも怒られて泣いていた 怒られっぱなしじゃ萎縮して、どんどんできなくなるし嫌になるであろうことなんて考えなくてもわかるが、、当時のわたし、よく頑張ったよ

    0
    投稿日: 2025.11.24
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    ずっとコンクールの話。ピアノの話。クラシック音楽の話。個人的にはぜんぜん好きじゃないテーマだけど、面白かった。スラスラ読めた。 知らない世界の音楽の話。 人が魅力的で、よくわからないけど音楽の表現がすごい。稚拙な表現だけど、ピアノのなってる音が文字でわかりやすい。

    0
    投稿日: 2025.11.23
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    コンクールが終盤に向かうにつれて、登場人物のピアノに対する感情の変化が感じられてよかった。 ピアノの演奏中の描写が素敵で、私が聞いた事のあるピアノでは感じたことの無い感覚が表現されていた。だがそれを読んでいて長く感じてしまうことがあった。

    0
    投稿日: 2025.11.20
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    ひとつのコンクールの始まりから終わりまででこの分厚い上下巻、ピアノを愛する人たちの心理描写が溢れ出ていた。コンクールの観客になって文字で音楽を聴いているような感じで読み進めていくが時々自分の想像力の乏しさと知識の無さでついていかれない感じも… 登場人物はみんな魅力的で応援したくなる。ラストはさらっとしていてそれがかえって彼等の音楽家としての未来が続いていくんだなという感じがした。

    10
    投稿日: 2025.11.17
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    聴覚で捉える音楽を文章でどのように表現するか。 この作品では、音楽を視覚的に描写している。 読むと音楽が聞こえてくるような作品です。 曲ひとつひとつに物語があり、捉え方は人それぞれ。特に演奏者はその捉え方で音が異なるという。それが本作でいう「同じピアノなのに音が違う」ということなのだろう。 4人のピアニストがそれぞれ奏でる物語がとても魅力的で、この4人がコンクールで出会って成長していく物語に心が温まりました。 素晴らしい作品です!

    51
    投稿日: 2025.11.17
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    4人の人生の中の大きな出来事を一緒に経験したと言えるくらいに気づけば入り込んでいました。 上に続き、ピアノの事に関しては本当に無知なので難しい部分も少しあったけど、それでもコンクールホールの中に一緒に居るような感覚になりました。 天才ってやっぱりいるよな~ 生まれつき耳が良いとか、そういうのはもう天才の領域だよな~。と本当に実感したし感じました。 もう少しピアノだったり音楽の事勉強してから又読みたいと思います。

    3
    投稿日: 2025.11.12
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    感受性に訴えてくるような本。 自分も若い時から音楽に触れて生きたかったと思わずにはいられなかった。 音楽に詳しい人が読んだらどんな感想を持つのか気になった。 終盤にいくにつれて天才たちの行く末に興味が増した。

    1
    投稿日: 2025.11.11
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    ◯上下巻併せてのレビュー ピアノコンクールに熱を注ぎ、成長していく天才や本人たちの物語。 一つのピアノコンクールの話なのに盛りだくさんに話を膨らませられるのが凄い。 ついついクラシックを聴きながら読んでしまった笑 そしてピアノコンクールに行ってみたくなった! あくまで個人的ではあるけど、自分は音楽の才能がゼロなので登場人物(特に天才たち)に感情移入はしにくかったかなー

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    ピアノコンクールのお話。ピアノを触ったことがほぼない自分でも、文章の表現力のおかげでするする読めた。ピアノコンサートに行ったことはないけど、こんなに豊かに演奏者の意図や描いていることを受け取れるものなのだろうかと、少し行ってみたい気持ちになった。 登場人物たちが互いにリスペクトしあって、ライバルだけどその人の演奏が楽しみ、みたいな関係性が非常に素敵だなと思った。コンクールという戦いを楽しめるのがすごいなと思った。自分がこれまでバレーボールなどの相手と向かい合って勝ち負けを出すスポーツしかやってこなかったからかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.11.02
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    25,10,13 それぞれの登場人物に迷いや目標、課題があり、それらが深く描写してあるため、この人はこういう人なのでは、という人に対する解像度が上がった気がした。 高島明石が報われて感動した。

    0
    投稿日: 2025.10.31
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    2025年7月30日 読了 本当に面白い小説。登場人物みんな好き。コンペだけど、お互いにリスペクトがあって、素直に讃えあい、他者の演奏に影響を受けながら自分の殻を破っていく登場人物たちが素敵で仕方なかった。 演奏側と聴き手側の二つの視点で物語が紡がれるため、演奏している気分にも鑑賞している気分にもなれる表現がよかった。 明石の「このコンクールは始まりだ。今ようやく、俺は、自分の音楽を、音楽家としての人生を始めたところなのだ。」ってところ、彼らの音楽に触れ、一度知ってしまったら離れることのできない音楽の喜びを表しててよかった。

    1
    投稿日: 2025.10.28
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    ずっと「読みたい」で登録していた本 やっと読みました。 第一の感想としては クラシックやピアノに知識があって読めたら もっと面白かったんだろうなというのが正直なところです。知らない曲名がたくさん出てきて難しかった...。 ただ逆にこの本をきっかけに どんな曲だろう?と思ってYouTubeで聞いてみて、確かに本の中で言われてる印象通りだなと思ったり、この曲を聴いてあんな風に文章におこせるのが作家さんは凄いなと思ったりもしました。 誰が優勝するんだろう?というのも、ドキドキしながら読んでました。(が、解説は何ページから始まるのか確認した際に結果一覧が見えてしまい優勝者が分かってしまいました。痛恨のミス) ミステリー・サスペンスばかり読んでいるので 他のジャンルの本も読んでいきたい、行くべきだなと思いました。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    多数のキャラクターの考え方や目標、感情が綺麗に整理されていて読みやすかった。恋愛や友情に振り切らず、徹底的に「音楽とは?」に向き合っているのが強い魅力になっている。明石が音楽家として生きていく決意を固めたところがとても好き。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    これが高評価なのは感情論で本を読んだ気になっている人が多すぎるからだと感じた。 本を読むにしては支離滅裂で本筋からずれるところがあまりにも多すぎた。 そんなに高評価か?疑問

    0
    投稿日: 2025.10.03
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    3次予選の結果発表のときには、ドキドキしすぎて一旦本を置いてフーーーっと息を整えてから読んだ笑 半分くらいからは一気に読んだ。

    6
    投稿日: 2025.10.02
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    すごい世界だなって思った。 ピアノの演奏を聴くのは好きだけど本だとちょっと難しく感じた、、 順位をつけるのって本当に大変そう。

    0
    投稿日: 2025.09.26
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    音楽を題材とした小説やマンガに出会うと、「これが映像化されたら、果たしてどんな作品になるだろう」と期待半分・不安半分な気持ちになります。名作が名映像となればそれはもう結構な事で、「四月は君の嘘」のアニメ化なんて相当巧くいった事例だと思っていますが、さて本作はどうでしょう。 -チョットこれは厳しいかも知れません(実写映画は観てませんし、評判も存じ上げていません)。 音が出ない文学作品で音楽を扱う事の意味が、これでもかと示されていたと思います。音が出ないのはハンディキャップではありません。音が出ないからこそ紡げる物語がぎっしりと詰まっていました。音楽を音楽なしにここまで表現できる、読み手にメロディ以上の物を読み取らせる事が出来る。圧倒されました。ただただ、脱帽です。 登場人物がかなり多く、私は亜夜を基軸に読み進めましたが、読む人によって誰に感情移入するかは違ってくると思います。三枝子とか奏とか富樫とか、サブキャラの存在感も光っていて、コンテスタント達の演奏やキャラに影響を受けていく様も興味深い物でした。 マサルの三次予選で物語が紡がれるシーンですが、私も10代の頃にホールでクラシックを聴いていてストーリーが勝手に浮かんだ経験があります。何かが降りてくるって、本当にあるのですよね。

    2
    投稿日: 2025.09.24
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    下巻は、いよいよコンクールのクライマックスに突入します。上巻で築かれた人間関係やキャラクターの成長が、一気に花開いていく展開は圧巻。緊張感と熱量が最後まで途切れず、ページをめくる手が止まりませんでした。 特に演奏シーンは、言葉なのに「音楽」が聞こえるような不思議な感覚を味わえますし、それぞれの登場人物の生き方や信念が音を通して描かれるのがとても美しい。読後感は爽快で、まるでコンサートを聴き終わったあとの拍手の余韻のような満足感があります。 上巻で感じたワクワクが、下巻でしっかりと報われる構成で、「音楽小説の金字塔」と言われるのも納得の完成度でした。

    1
    投稿日: 2025.09.15
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    一次、二次、三次予選そして本選と、一緒に過ごしているかのようだった。 お互いがお互いの演奏について影響を受け、自分の音楽とはなにか?を見つけ出していく。それはほとんどが、マサル、亜夜、明石の目線で描かれている。審査員は審査員で、審査をする自分の実力を試されているかのような葛藤。一方で、最大のキーパーソンとなる風間塵自身の思いはそれほど描かれていない。彼は誰からも影響を受けたりしないのだろう(師匠以外に)。それによって読者の想像力を掻き立て、どんどん風間塵が特別な存在として際立つ展開。 ピアノコンクールという、知らない人は全く知らない事柄についての小説で、私も文字通りズブの素人であったが、見事にハマった。 作中にクラシック音楽の題名がたくさん出てきたので、プレイリストを作成した。 物語後の「解説」もとても面白く、電車の中で読んでいたが不覚にも「ニヤニヤ」してしまった。 ちなみに、直木賞を取ったとわかった後で映画化されたものは見るつもりは毛頭ない。 読んでよかったと心から思う。 最後に、印象に残った文章を記録しておく。 ↓以下ネタバレです 「天才はおのれと同等と認めた存在にしか影響されない。天才どうしでなければ分かり得ないものがあるのだ」 「意気込んで「やってやる」という気負いでもなく、「そうなればいいな」という希望でもなく、ただ当たり前にそうなるという確信。なんという安らかな感覚だろう。なんという穏やかな心地だろう」

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    ピアニストって、絶対音感を超越したすごい才能でもって、音楽で会話したり映像が見えたり。私には理解できない音楽家の能力をすごく感じて、ただひたすら音楽家ってすごいすごい。

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表現が細かく、上巻以上に物語に引き込まれた。自分がこのコンクールの観客やスタッフにでもなったんじゃないかというくらい。3次予選の結果発表の時間になってもなかなか審査員が来ないというシーンは読んでいた自分もハラハラドキドキした。 本選が亜夜のこれから演奏するというシーンで描き終わっていて、審査員の2人の会話で結果と後日談みたいな感じで終わっていたのが良かった。これからの亜夜、マサル、塵、奏、明石たちの道がのびてるという感じがした。(もちろん審査員2人のこれからも) コンクールで使われた曲が一覧になっているので、探して聴いてみようと思う。

    2
    投稿日: 2025.09.09
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    素晴らしかった。演奏家の心情も、音楽に対する姿勢や想いも、ここまで言語化できるのか、なぜ分かるのかと想いながら没頭した。読了後、しばらく余韻に浸って放心状態になった。素晴らしい演奏を聴きたいし、たくさんの曲を弾きたい。

    1
    投稿日: 2025.09.08
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    いやー面白かった。音楽ってこんなに深くて人に影響を与えるものだったっけ?音の描写、演奏者の物語が人生そのもの、万物の源みたいに描かれていてなんか壮大でした。聞いたことない曲はアップルミュージックで検索してその音楽、流しながら読んだりして、それも楽しかった。

    2
    投稿日: 2025.09.04
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    上巻を読んで、早く下巻を読みたいと思って手にした本。 スピード感もありつつ、没入感に浸っていける感じ。 登場人物それぞれの主観的な見方、考え方にも個性があって、音が聞こえてくるわけではないのに、感動的なピアノの旋律をコトバで感じて、感じたことを頭の中でプロモMVをイメージできる感覚。 上巻でも感じていたことだけど、どんどん人物像も親近感が湧いてきて、入り込んでいって気づいた時には、読了してしまっていた。 上巻の冒頭からの伏線も、最終的にはきれいに回収されていった。祝祭と予感も読んでみよう!

    16
    投稿日: 2025.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夜のピクニックから二冊目の恩田陸作品。 作中に事件を起こさないことを美徳としているとしか思えないくらい、ストーリー上ではただただコンテストが進み、コンテスタントと関係者が交流し、次の審査が行われるだけである。申し訳程度に"失格"のくだりが存在するが、まさに申し訳程度だ。 では何故これほどに"読めて"しまうのか。これは明らかに描写による力だ。 音楽の持つ影響力を過度に装飾するでもなく、ただ演奏家の心的な動きと、演奏と楽曲の描写のみでこの作品は成り立つ。 そしてその筆力のみで圧倒的な読者をつけてしまう恩田陸の小説自体が、この作品に登場する天才による業となんら遜色ない奇跡であることが、彼らの演奏のリアリティに寄り添う。

    0
    投稿日: 2025.09.04
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    風間塵が周囲に与える影響の大きさが印象に残った。彼は周囲をよい方向へと導く存在であった。現実においても、誰かから影響を受ける場面は少なくない。その影響には、良いものと悪いものとがある。 良い影響を与える者は、相手の可能性を信じ、その人本来の力を引き出そうとする。相手が輝けるような環境を生み出し、純粋な愛情や情熱から行動する。風間塵もまた音楽そのものへの深い愛から、人々を自然に高めていった。 一方、悪い影響を与える者は、相手を自分の思い通りにコントロールしようとする。依存心や弱さにつけ込み、自分に都合のよい関係を築こうとする。その態度は表面的には親切に見えても、結果的には相手の成長を妨げる。 この作品には「悪い者」が登場しない。そのため読後感は非常に清々しかった。まるで音楽を聴いているかのように。

    1
    投稿日: 2025.09.02
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    途中まで無音で貪り読んだけど、第三次予選あたりからは「折角だから」とyoutubeで課題曲を流しながら。クラシックに詳しくなくても面白い。凄い力のある文章。 なのに、後書きで「難産だった。完成までに10年かかった」「これ、面白いのかな?こんな音楽と演奏が延々、続くだけの話」と恩田陸本人が言い出した、というのを読んで衝撃だった。 小説家って本当に大変な職業だな…成果が見えるまですごく苦しいのに、頑張ってくれてありがとうございます!と拝みながら読了した。

    2
    投稿日: 2025.08.30
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    なんと饒舌なるかな。音楽を文章で表現するのは兎角難しいとは思うけど、語る語る。上巻もそうだったけど、洪水のような読み応えだった。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    音楽は弾くことも聴くことも得意ではないけれど、読書を通じて音を感じられたのは本書がはじめて。音楽は譜面通りに弾くだけでなく、世界を表現し気持ちを投影することができると知った。音符が跳ねるような読後感でした♪

    15
    投稿日: 2025.08.16
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    読後の清涼感! 四人の目指す音楽が、異なっているようで、シンクロしているのにも感動する。 クラシックは全く知識無い。音楽流しながら読めば良かったー。 表現だけで音楽を魅力的にあわらすのがすごい。 栄伝亜夜が風間塵の演奏で感じた感覚には涙。 高島明石と栄伝亜夜のやりとりも大好きでした。 二人の王子と栄伝亜夜。恋愛要素はほぼ無いと言ってもいほどのアッサリした書きぶりだけど、三角関係って王道な面白さ。

    1
    投稿日: 2025.08.11
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    面白かった〜。3次予選のアヤの演奏は聞こえてもいないのに私も泣いていた。最後のアヤの演奏を楽しみにしてたんだけど描写がなくて残念。最後の編集者の解説含めて楽しめた。この登場人物たちが今後どんな音楽家人生を歩むのか見たいな。

    1
    投稿日: 2025.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    音楽を言語化する為に、その煌めきや荘厳さを主に風景に例えて表現しているのだが、下巻にもなると飽きてきて、まだ本選の分も読まなくちゃいけないのか、速く終わらないかな、などと思ってしまった。漫画やゲームでよくある、選ばれし者達があまり苦労せずに凄い魔法を繰り出しているバトルを読んでる感じ。なんか凄そうだけど、絵空事だしなーと感動はなかった。でもグイグイと読ませてくれる力量は凄いと思った。

    4
    投稿日: 2025.08.02
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    耳を澄ませば、こんなにも世界は音楽に満ちている。 ・最後の結果発表の仕方が素敵だった。その後のことを多くは語らないで、すって終わる感じ。 ・すごくきれいな小説だった。読めてよかった。

    1
    投稿日: 2025.07.29
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    面白かった 読み進めていくうちに 内容に引き込まれた 風間塵の影響で周りが変わっていくように 最初は思えたが風間塵も周りに影響されて 変わっていると思えた。 音楽知識があればさらに楽しめたと思う

    1
    投稿日: 2025.07.28
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    側から見たら”天才”と呼ばれる人たちにも心の葛藤があり、相手には敵わないと思いながらもコンクールに挑み続ける姿がリアルな人の姿を映していた。 最後の順位にも納得したし、終わり方も個人的にはこれがベストだと思った。 恩田陸先生の作品、やはり非常に面白い。実際には音楽が鳴っていないのにピアノとオーケストラの音が聴こえるような感覚に陥った。映画も観ようと思う。

    5
    投稿日: 2025.07.28
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    第二次予選の続きから本選まで一気に駆け巡る下巻。 何だろう、上巻の素晴らしさは引き続き下巻でも継続されていた。 だが、後半に失速を感じてしまった。 音楽を通しての会話が妙に多く、 小説という媒体で音楽を表現するにはもってこいの手法だが それがどうにも物語の深い部分を削いでしまっていた気がした。 読み終え、読後感含めトータル素晴らしい作品であることは 変わりないのだが、だがどうにも腑に落ちない箇所もあるにはあった。 そこだけが何とも言えず、むず痒い。そんな感覚である。

    2
    投稿日: 2025.07.25
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    話に出てくる音楽を聞いてみたくなり、何曲か途中でググって聞きながら、読み進めていきました。 ピアノはできないけれど、やってみたくなるお話しです。 色んな人の目線からなっているので、主人公は誰なんだろう?と思ってしまう事もありました。 個人的に本戦の結果に納得がいかないな… 亜夜と塵、マサルの今後も知りたくなるお話しでもありました。

    5
    投稿日: 2025.07.10
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    2025年7月6日、朝9:07。グラ友さんの投稿をみてて、以下の投稿コメントあり。 「さよならドビュッシー、いま読了!!! 中山七里さんの初期作品。 なんか論評の先生方も、この人、才能あるって書いてある。うーん。素人目で見ても、かなり、いやかなり面白いというか、凄い作品なんたけど。未読の方、是非、是非、おすすめしたいですね!音楽小説お好きな方、蜂蜜と遠雷も大変、おすすめです」 → ブクログの評価が上下巻とも4.31高っ!音楽小説なるジャンルがあるのを初めて知った。

    1
    投稿日: 2025.07.06
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    音楽を言葉で表現すること、何かを音楽で表現して伝えること、どちらも難しいんだなぁと思いました。 音楽の知識のない私は、YouTubeで演奏を聴きながら読んでみましたが、この曲はそういう景色なの?と、どうもピンとこず…ごめんなさい、理解できなくて…と申し訳ない気持ちでした。 演奏する人によって同じ曲でも違うというのも私には分からず、分かる人が羨ましい! という訳で、なかなか読み進まずでした

    1
    投稿日: 2025.06.24
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    上巻程の感動はなかったかな? コンテストとしては二次予選がクライマックスだったような気がする。 読んでるうちにガンダム (ファースト)を思い起こしたのは僕だけなのかなぁ? 風間塵➡️アムロ 栄伝亜夜➡️ララー マサル➡️シャー 天才=ニュータイプ 激闘の末に最後のアッサリ感はスラムダンク的な…

    1
    投稿日: 2025.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    音楽を言語化するとこんな感じなのか 予選から本選までの選曲 『春と修羅』のそれぞれ全く異なるアプローチ 聴衆を巻き込み音楽に浸る演奏シーン 戯れに重なり宇宙へ飛ぶ連弾も 読んでいておもしろかった とんでもない天才たちが束の間の休息日に 海辺を散歩したり街ブラしたり 携帯で写真撮り合うの微笑ましいな 本選の亜夜の演奏シーンが 全く書かれてなかったのがちょっと残念だけど これは読者によるカデンツァでってこと?

    2
    投稿日: 2025.06.19
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    描かれる情景が清々しく感じられ、登場人物の心理的描写も作品を通して分かりやすく伝わってきた。 それもあってか、一気に読んでしまった。 最後の解説も珍しく面白かった。

    6
    投稿日: 2025.06.16
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    再読。数年前に初めて読んだけれど、やっぱり素敵。言葉で表現される音楽も、まるで本当に聴いているみたいに美しい。天才たちの出会いを、お互いに祝福しているのがまた良い。それにしてもステージマネージャーの田久保さんっていいよなぁ…

    5
    投稿日: 2025.06.12
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    3歳から18歳まで楽しくてピアノを習いました。音楽家になる気はなくて、習わせてもらえたこと今は感謝しかないです。練習などしなくても怒らない先生にベートーヴェンが弾きたいとわがまま言って弾いていました。 この本を読んで、自分の音楽に対する気持ちが解明された感じでした。音楽が自然の中に用意されていたものだった。 一気に読めた楽しい小説でした

    2
    投稿日: 2025.06.07
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    上巻には上巻のよさがあり、下巻には下巻のよさがある。コンクールが佳境を迎え、それぞれの登場人物が抱えていた漠然とした想いが収斂されていく過程が見事でした。ただコンクールの結果でドキドキさせるだけでなく、その先に広がる予感とその描写にただただ吸い込まれました。 私は音楽について詳しくもなんともないですが、それでも確かに心は動かされました。全ての読書好きにおすすめしたい作品です。

    2
    投稿日: 2025.06.06
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    読み終えたあとのこの満足感。上下巻で900ページ以上の壮大な、4人のピアニストたちが挑むコンクール。すごい。頭の中で彼らのピアノがずっと鳴り響いてる。すごい。勝手にこの本を読んだことあると勘違いしてた(羊と鋼の森の方でした)けど、また読み直そうかなぁと手に取って良かった。この物語に出会って、ずっと大切にしたい本がまたひとつ増えました。

    1
    投稿日: 2025.06.06
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    上下巻一気読み。 上巻を読み終えた時は、優勝をかけた天才ピアニスト達のバトルロワイヤルかと思ったが下巻に入り全然違ってました。  素晴らしいコンサートに連れて行ってもらい、演奏の波に包まれている感覚。  お互いが刺激しあい、さらなる高みへ登りつめていく天才達の成長を共有できる喜び。  今までにない読書体験でした。

    2
    投稿日: 2025.06.04
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    久しぶりに自分の心が澄み切って、揺さぶられて物語の中に入り込めたような気持ちのいい読書になった。 それぞれの音楽家が奏でる群像劇。それぞれの人間がそれぞれに影響を与えていって色鮮やかに物語が混ざり合っていく。 恩田陸は人の心理描写や移り変わりを描くのが非常に上手いが、それだけでなく読み手自身の心も揺さぶるような一体化していくような文章がすごい。

    21
    投稿日: 2025.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上下巻を通して強く感じたのは、演奏の描写のすごさだった。音楽は本来「聴くもの」なのに、この小説では、音を聴いてもいないし、その場にいるわけでもないのに、まるで本当に自分がそのコンサートを会場で体験しているような感覚になった。 特に印象に残ったのは、登場人物たちがほかの演奏を聴いて感じたことを内面で語るシーン。その感想を読んでいるうちに、自分までその音楽を聴いた気になって、同じような気持ちになっていることに気づいた。気がつけば夢中でページをめくっていて、読む手が止まらなくなるような、ものすごい力を持った作品だった。 内容としては、最初に「この人が勝つ」と思っていた風間塵が負けてしまったのは意外だった。でも、優勝したマサルの演奏にはやっぱり納得できた。塵のような新しさや圧倒的な個性とはまた違って、マサルの音は「とにかくうまい」「安心して聴ける」っていう、クラシックの王道みたいな強さがあったと思う。 コンクールが終わっても、登場人物たちのその後がすごく気になるし、もし続きが出たら絶対に読みたい。読んでよかったと心から思える、小説の枠を超えたような一冊だった。

    3
    投稿日: 2025.05.31
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    天才同士にしかわからない感覚の描写が面白い。お互いがリスペクトし、それでも負けられらない、負けないという自信が克明に伝わる。高島明石の菱沼賞のシーン鳥肌だった。彼の未来も明るくあって欲しいので。

    103
    投稿日: 2025.05.30
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    下巻も上巻と同じように面白かった。 上巻の途中からほとんど一気読みになった。 個人的には担当編集者の解説がかなりぐっと来た。 蜜蜂と遠雷が描かれた舞台裏のお話である。 私が面白くて一気読みしてしまった本作品を、恩田さんは7年間、全71回の連載で書ききったという。構想から完成までだと10年である。 連載中は読者もほぼつかないらしいし、とても孤独な戦いである。本当に凄い。 そのエピソードを読んだだけで泣きそうになった。 恩田さんの人柄がわかるようなエピソードも担当編集の視点から描かれており、蜜蜂と遠雷により愛着が湧くような素敵な解説だと思った。 物語全体の感想は上巻に記載。

    12
    投稿日: 2025.05.28
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    あの分厚さの本を、退屈せず読めた。自然体で美しい文章力。栄伝亜夜と風間塵が「月光」と「Fry me to the moon」を連弾するシーンが大好き。

    3
    投稿日: 2025.05.22
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    面白かったとは思います。 しかし上巻の序盤1/2程度がピークのように思える作品でした。 読み始めた時、これは面白い!と思ったが上巻の後半に進むにつれて、ストーリーを入れ込み過ぎて少し薄い印象に。 下巻で主人公を絞る事で深みが出てくると期待したものの、やはり今ひとつで終わってしまったなというのが読み終えての感想でした。 音楽に関してど素人ですが、主人公達の曲の解釈?を深掘りしすぎて、当の本人達が少し置いてけぼりだったかなと思いました。 読者の想像を掻き立てる作品であると解釈出来なくも無いが、シンプルに感動を与えてくれる作品が好きな僕にとっては少し残念でした。

    3
    投稿日: 2025.05.21
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    ピアノコンクールのお話だが、こんなにも文字で音楽を表現できるのかとワクワクした。 パリの街中の喧騒やイスラームの甘い香り、そして星空の先の宇宙まで音楽は表現に限りがない。聴衆をどこにだって連れ出してくれる。 それを文字で、非常にリアルに音を味わうというのが新しい体験だった。 恩田さんは静と動の表現が上手だと思う。 コンクールの切迫した緊張感や降り注ぐ音の重圧に何度も苦しくなったし、それと同じくらい野原に風が吹き抜ける爽快感や温かさにも癒された。 映画化もされているので、 読後に自分の想像したメロディと聴き比べるのも楽しい。塵くんの春と修羅は本も音源も衝撃だった。

    12
    投稿日: 2025.05.20
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    上巻と同様、様々な人の視点から書かれているので面白い。4人の今後がとても気になる結末。 ただ、予選から本選まで同じような表現が多く、進むにつれて少し飽きてしまう場面もあり。

    3
    投稿日: 2025.05.19
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    読み終わってしまった、、 最高のエンターテイメントでした。 上巻は覚醒、下巻は内省と前進。 何かが終われば、それはまた別の何かの序章なのだという、始まりを予感させる祝福に満ちた締めくくり。 そっか、世の中にはミュージックが鳴り響いているんだな〜私も耳を傾けてみたら少しはわかるかな。 作中に出てくる音楽を聴いてみて、お気に入り曲も発見。私はドビュッシーの塔が好きでした。あとはプロコティエフの第三番がたしかにスターウォーズで笑っちゃった。ラヴェルの鏡の海原の小舟では私なりの情景を見たし、バルトークの三番は露の滴る森をイメージしたのが解釈一致でなんだか嬉しかった。 これまで私にはなかった世界の楽しみを見つけてしまってにやにや。 あとがきは編集者の方が担当されていて、 何度もコンクールに取材に行かれたことや、 執筆が難産だったとのことを描かれてました。 改めてこの作品を産み出してくれた感謝と尊敬を込めて、、、ありがとうございました。

    3
    投稿日: 2025.05.18
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    なんて小説だ。恩田陸さんの作品初めて読みましたがこれは深くて面白い。楽器は異なりますが私も楽器を趣味で演っています。趣味のレベルと一緒にするもは申し訳ありませんがもっともっと弾きたく、練習したくなりました。 登場人物もキャラクターも良いし関係性も最高です。亜夜に会ってみたい。明石さんの今後の活躍にも期待です。 映画版も観たいですし、恩田陸さんの他の作品も読みたいです。 余韻がすごい小説ですね。 志儀さんの解説も感動でした。 ありがとうございました。

    2
    投稿日: 2025.05.15
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    自分には合わなかった。 演奏中に各登場人物の心理描写が何度も入るが、さして深いものでもなく同じようなことを言い続けている。 その描写がファンタジーすぎて入ってこない。 コンクールの審査が進むたびにそれの繰り返しで長い。 長い連載期間だったみたいだから一気に読むのは向いてないのかもしれない。 1番気になるのは漫画「ピアノの森」の設定に似すぎてること。 そもそもピアノコンクールで未知の才能が成り上がるというプロットが素晴らしいんだろうなと思った。

    0
    投稿日: 2025.05.12
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    上巻に続いて。今まで知らなかったからピアノコンクールは地味なものだと思っていた。それが間違いだとすぐ気付かされる。演奏者が見る景色、観客をも巻き込む熱狂的な体験。三次予選と来れば誰が落ちて次に進むかもわからないドキドキも読んでて楽しい。この作品を読んでまた物の見方がひとつ変わった。そして、やはり音楽は素晴らしい。最高の文化じゃないか。

    4
    投稿日: 2025.05.09
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    クラッシックやピアノにも特に興味がないけど、前から気になっていたので、読んでみた。 ここ数年では一番読んで良かった作品となりました。スリル?もあるしもちろん感動も 読み終わるのが寂しくなるけど、手を止められず(笑)

    2
    投稿日: 2025.05.08
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    続きが気になるけど、終わってほしくない。こんなに複雑な気持ちでページを捲るのは久しぶりだった。何がおもしろかったのか、私にはうまく説明できないけど、出会えてよかった。

    4
    投稿日: 2025.05.07
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    多種多様な感動が随所に散りばめられていて、人はこんなに心を動かすことができるんだと思わせてくれた。 私も何かに熱中したいな。 天才たちがひしめく中で、明石が一番読者に寄り添ってくれるキャラクターだと思っていて、明石視点の話に心動かされたし、明石が評価された時は本当に嬉しかった。 ただただ感動をありがとうございますというポジティブな気持ちで読了できた。

    16
    投稿日: 2025.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    風間塵パートが1番読んでいて楽しかった。 この本の中でダントツで好きなキャラ。 次に、明石について。本の最初に本選までの曲名が載っていたので、予選で落ちることはないと思っていた。なので、2次予選で落ちたときは心の準備が出来ておらず大きなショックを受けた。だからこそ、2つの賞の受賞が分かった時は心から嬉しかった。ちなみに、明石は松下洸平が浮かんで想像しながら読んでいた。 予選がメインで肝心の本選と結果発表後が少し物足りなく感じた。余韻がある綺麗な終わりですが個人的には、順位への反応や、数年後に4人が活躍している姿や恋愛模様などもう少し知りたかったな~ 最後に、解説について。 普段、読み飛ばすことが多いけど、今回は小説の裏話が面白いので読了。10年もかけて完成したと知り、素晴らしい音楽表現などに納得。過去に風間塵のようにピアノがない参加者がコンクールで受賞していた話は本当に小説のようで驚いた。 長くて途中少し疲れる部分もあったが、全体的に楽しめた。益々、クラッシックを好きになる機会をくれたこの本に感謝。

    15
    投稿日: 2025.04.28
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    音楽の知識は全くありませんでしたが、十分楽しめました。 高島の演奏が心に響きました。 作者の文章や表現が個人的に好きです。 登場人物の魅力が際立つな。といつも思います。

    9
    投稿日: 2025.04.24
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    またまた読むのにかなり時間がかかった、、 ストーリーの展開が良い意味で緩やかでテンポがあまり良くない、、解説で理解したけど連載で7年かけて作られたと、、そりゃそうかと納得。 面白いしストーリーとしては読み易いけど展開が時間がかかりすぎて私にはだれてしまいました、、 何より最後の解説が一番面白かったです!!いいビジネスパートナー!

    3
    投稿日: 2025.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    曲を聴きながら読み進めた。 だいぶ時間がかかり上巻から合わせて読了まで2週間以上かかった。ちょうどコンクールの参加者のように疲労感と安堵、そして温かな満足感を感じた作品。 登場人物みんないい人たち。メインの4人が互いに影響を与え合い、認め合い、尊敬しあっている様子が丁寧に描かれていた。 特に塵と亜夜のセッションと、3次予選の亜夜の圧巻の演奏、直後に明石と泣いて抱き合ったところが印象的だった。

    3
    投稿日: 2025.04.17
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    音楽の知識が何も無くても、想像ができるほど豊かな表現で続きがとても気になり読み切った。一度本番のクラシックを見てみたいと思った。

    3
    投稿日: 2025.04.15
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    長かった、、、長かったけど登場人物のキャラクターと著書の語彙力にどんどん引っ張られ、漫画のように画を浮かべながら読めました。

    2
    投稿日: 2025.04.15
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    #読了 #恩田陸 どこを取り上げていいかわからないくらい、全ての話が良かったです。特に二次予選はしばらく余韻が抜けませんでした。ホフマン先生もほぼ登場しないのに、その存在感の大きさが伝わってくるし。クラシックには興味はなかったけど、一度行ってみたくなりました。

    22
    投稿日: 2025.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上下巻で長かったけど、あっさり読み終わりました。上巻に続き、全然知識のないクラシックの音楽がったり業界の雰囲気の一端を感じる事が出来て知的好奇心もくすぐられますね。 一方で、上巻のような様々の登場人物が絡み始めるワクワク感がなく、ストーリーとしては少し物足りなくも感じたかな。全体のクライマックス的な部分がなくふわぁーとした感じで終わった印象。もちろん、それはそれで良かったのだとは思いますが。

    9
    投稿日: 2025.04.12
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    ⭐️⭐️⭐️⭐️ 少しくどいように思うところもあったけど、たっぷりと浸かることができた、という意味では、ゆっくりゆったり読む本としてはとても良かったです。 私は音痴で、音が合ってるか外れてるかすら分からず、リズムだの抑揚だのはすっとこどっこいなので、音楽の世界にいる人たちはこんな感性なのか、こんな体験をするのか!と、とっても羨ましく思った。 どこまでもどこまでも世界を広げていって、その世界を人と共有することもできて、、ロマンチックでスリリングでほんと夢のような時間だろうなと。 それと、クラシックの美しさについても勉強になった。ずっとずっと過去の人たちが作った譜面、その譜面を読むということ、再現させてもらうということ。 あとは「塵」のかっこよさに惚れ惚れした。素朴で野生味溢れる、天然素材。自然の中に音楽はある。音楽にお礼を言う。自然に返す。音を外に連れ出す。すてきだなあ。 潜在的なのびしろ 純度の高いモーツァルト 口を糊(のり)にしている 肉体の持つスピードを可視化できるような身体 不夜城 薫風 天衣無縫/てんいむほう 破顔/顔をほころばせること フィボナッチ数列 薄氷を踏むようにして 音圧 いきなり音楽というものの秘密にアクセスできる↔︎音楽に対する神格化された憧れ、0メートルの裾野から志す喜び、苦しみや挫折を乗り越えて一歩ずつ近づく喜び イヴィル・アイ…邪眼 泥の中から純白の蕾を開いた大輪の蓮の花のごとく 意識下にある普段は押し殺している感情のどこか生々しい部分、心の奥の柔らかい部分、胸の奥の小部屋 飼い慣らした感情の中で暮らしている 親密な、同時に崇高なものが濃縮された時間 弟子を通して今こそ自分の演奏をしている ずっと暗いままだった胸の熾火(おきび)をかきたててくれた。/熾火:着火した薪や炭が炎を上げず、芯の部分が真っ赤に燃えている状態を指します。煙も少なく、火力が安定している 内臓がじわりと温められて、全身の血が逆流する 人としてこの世に生まれ落ちた瞬間から誰もが持っているさみしさ、誰もが逃れられない感情 心ざわめかす何かがホールに満ちる 一瞬にして流れ去るほんの一滴であっても、その流れの中にいたいと思った。 呼吸/世界に点在している音楽の欠片を集め、僕の身体の中で結晶化させているのだ。

    8
    投稿日: 2025.04.10
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    クラシックの知識は何もないけど、ピアノの音の表現が素敵で分かりやすくて、物語の世界観に入り込めた。それぞれの主人公から一つの音コンクールを見るという視点も面白かった。最後まで展開が読めなくてページを捲る手が止まらなかった。

    3
    投稿日: 2025.04.09
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    ピアノコンクールが舞台なので、 出場者同士はバチバチのライバルみたいな感じかと思ってたけど、全然違った お互いが尊敬し合って、お互い成長していく感じが読んでいて清々しかった

    2
    投稿日: 2025.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コンクール、ピアニスト。 相互作用の場であり、ソロコンサートとは全く異なる場である 風間という触媒に反応する特に亜夜。 途中まで、亜夜が覚醒する物語として読む。(復活ではない。覚醒、または進化、進歩である) いや、それもそうだが、その触媒である風間の物語でもある。風間というキャラクターの魅力が、次は何が起きるのかワクワクした気持ちにさせる。 そして、亜夜のピアノを好んでいた明石の物語でもあった。ピアニストとしては晩成だし、いわゆる天才肌でもない。ただ、彼を形作る全てが、ピアノに影響したこと、人生の尊さを感じさせる。 (一番見えなかったのはマサルの物語だった。)

    3
    投稿日: 2025.03.25
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    蜜蜂と遠雷、最後まで読み終わりました。 上巻を読んでいた時は、コンクールの優勝者のみが光を浴びて、それ以外の人は残念でした…みたいになってしまうのかと思って少しモヤモしていましたがそんなことはなかったですね。流石の恩田先生です。 わたしが想像していた順位ではなかったですが、これはこれで良かったです。最後がサラッとしててみんなこの後どうなるの?と気になるのでスピンオフ作品も併せて読んでみたいと思います。

    34
    投稿日: 2025.03.25
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    あるピアノコンクールのお話、下巻。 二次予選から本選へ。 ピアノは習っていたので、登場する曲もなんとなくわかるものも多い。雰囲気を味わいたくて曲を流しながら読んでみると心地いいなぁと感じる。やっぱりクラシックはいい。 彼らの音楽や気持ちの変化の描かれ方がとても面白かった。 緊張感まで伝わってくるよう。 『世界は音楽で溢れている』 音楽は誰のものでもある。 もっと音楽を純粋に楽しみたいなと思えた作品だった。 高島明石が私の中では一番人間らしくて好きだったな。 良作でした。

    24
    投稿日: 2025.03.20
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    上巻に続いてすぐに読んでしまった。 私には音楽の知識は全くないし、センスもないと思う。そんな私でもこの本を読むと音楽が聞こえてくる気がするし、天才たちの演奏を聴けたような気持ちになった。 この本に出てくる天才ピアニストたちのコンクール期間での活躍/成長の記録はものすごく感動的で、実際のコンサートも行ってみたいと感じた。

    15
    投稿日: 2025.03.17
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    4.1 ----- 音楽を小説で伝えるのはなかなか難しい。それをなし得たのは、ひとえに作者である恩田陸氏の圧倒的なボキャブラリーの数々と、取材力の賜であると感じた。圧巻。

    2
    投稿日: 2025.03.14
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    続きが気になりすぎて一気に読んじゃった!とても面白かった!今度は作中の曲を聴きながら、もう一度ゆっくり読んで味わってみたいなぁ。

    2
    投稿日: 2025.03.12
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    音楽を文章で表現するのって相当難しいと思うのですが、四人のピアニストの演奏をそれぞれの個性を感じさせつつ上下巻にわたって迫力たっぷりに描いているのが単純にすごいと感じました。ただ基本的には演奏の描写がメインで進んでいくので後半だんだん読むのがしんどくなってきて、ピアノの演奏シーンはサッと読みして、だれが優勝するのかだけを楽しみに読んでしまいました。

    2
    投稿日: 2025.03.09
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    下巻は二次予選(承前)からの話。コンテスタント達が互いに影響を受け合い、ピアニストとして成長していく様が伺える。最後に涙の感動くるか!?と思ったが、この終わり方は恩田陸さんらしいのだろう。 上巻に引き続き、ピアノ演奏者の心情描写は少ない。また、比喩表現が多く読み疲れしてしまった。『祝福と予感』はまた別の機会に。 巻末に編集者の解説があり、著者の苦労や出版するまでの大変さが書かれている。本編ではないのに心を打たれてしまった。

    3
    投稿日: 2025.03.09
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    超大作、ボリューム多くてめちゃくちゃ読み応えあり。でも、飽き飽きするわけではなく、なんだろう、シュトレンみたいにちょこっとずつ食べ進めて長く楽しむみたいな、そんな感覚◎ 出てくる曲を検索して聴いて、思いを馳せて。 視覚だけじゃない読書が楽しめる。 springを先に読んだけど、私はこっち派!

    4
    投稿日: 2025.03.09
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    塵の演奏の影響によって、綾の演奏が次第に良くなって成長し、ピアノ演奏家として復活できた点が良かった。また、マサルと塵と綾の天才ぶりには感慨深いものがあったが、個人的には明石という人物が気に入った。明石はその3人と比べて才能でピアノを弾くというよりも努力型であり、28歳という比較的高めの年齢でありながらもコンクールに出場し、爪痕を残した姿に感動した。 また、この本の著者はピアノの演奏を言語化するのが上手だと思った。それぞれのコンテスタントの演奏を特徴的に捉えていた。「こういう言い回しができるのか」と感嘆しながら読んでいた。

    2
    投稿日: 2025.03.08