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天才はあきらめた
天才はあきらめた
山里 亮太/朝日新聞出版
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総合評価

421件)
4.1
127
172
72
6
0
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    非常に面白かった。面白すぎて、1日で読み終えてしまった。 山里さんはストイック過ぎる。自分に甘えず、常にお笑いのことを考えている。 また、クズ過ぎる。相手の気持ちを考えず、自分がどうすれば活躍出来るのかしか考えていない。 こんなことを言う私も、クズである。日常生活ではなるべく隠すようにしているが、たまに現れる。 私は悔しさを燃料にして努力は出来ない。悔しい思いをすると萎えてしまう。しかし、この本を読んで価値観が変わった。萎えている暇があったら努力する。行動しなければ、次に進めない。そう感じさせられた。 若林さんの解説も山里さんのことを1友人、1ライバルとして書かれていて、褒めているのか貶めようとしているのか分からない面白さがあった。 私はまだまだ若いなと思った。これからの出会いが少し楽しみになった。 あと、ムカつくことがあったらそれをバネに努力していこうと思う。

    3
    投稿日: 2020.11.08
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    ジャンルは違うけど、同じく夢を志すものとして本当に読んでよかった。 こんなにストイックに頑張る(こんなタイトルだけど)努力の天才が、自分のことを怠け者だとかめんどくさがりだなんて言っていたら、じゃあおれはなんなんだってなるから。 頑張らざるを得ない。 ただ、読んでいて共感した部分がたくさんある。 うまくいかないことを周り(相方)のせいにしていたこと。 周りの成功への嫉妬。 ネガティブ、卑屈になることで逃げることを正当化しようとしていたこと。 でも、それらすべての自分のダメなところや失敗を山ちゃんは反省し成長の糧にしたり、努力の燃料に変えていく。 その様はダメなぼくたちにとっての英雄だ。 そしてそんな山ちゃんやこの本から学んだこと。 誰が面白いと思うかでなく、自分が心から面白いと思えるものを作ること。 モチベーションは低くて当たり前。頑張らない理由を潰して、常に頑張らなくてはいけない。 自信貯金をして、自分を認めてあげること。 いかにくよくよタイムを短くするかが大事かということ。 成功するため、何かものを作るため、勉強になることがこの本にはたくさん書かれている。 この本を読んで、山ちゃんのことを天才だと言わざるを得ないのだが、それでも「凡才に見せかけた天才」を小賢しく演出しているように全く見えないのは、山ちゃんの等身大の姿と、こんなに復讐に燃える姿を描いていてもものすごく優しい人なのが読んでいて伝わってくるからだと思う。 僕も天才になりたいと思っていたことがある。 でもなれないと今は諦めている。 それでも、ダメな僕らの英雄を見て、山ちゃんみたいな天才にはなれるかもしれないと、背中を押してくれる、僕も頑張ろうと思える、そんな素晴らしい本でした。

    3
    投稿日: 2020.11.08
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    異常とも言えるほどの天才への執着。天才に"見える"ように自分を追い込み続けられる集中力。 彼は紛うことなき天才だ。 努力を続けて傷ついて失って、を繰り返すループの中で色んなものを掴んでいく。 かっこいいなあ、こうありたいなあと思わせてくれてありがとうと言いたい、、! 以下ずっと覚えておきたいフレーズのメモ。 「運もあるかもしれない。ただ、自分の道を一生懸命に走っていくと、人は必ずそこに引き寄せられていくものだ。」

    1
    投稿日: 2020.11.07
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    やまちゃんのワードセンスやトーク、めっちゃ好きです!でも序盤ネガティブ多くて、読むのやめちゃった(笑)

    6
    投稿日: 2020.10.26
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    オードリーの若林による「社会人大学人見知り学部卒業見込」を読んだ時、そこにあったのは、圧倒的共感だった。自信のなさと、自意識過剰によるこじらせ、社会と自分の感覚とのズレ、斜に構えて通念を否定したわりに、通念の前に散る我見。芸人として、というよりは自意識と社会の方に目を向けられていた。 そんな若林が解説を担当している南海キャンディーズ山ちゃんの自叙伝。こちらは、「芸人として」という部分に圧倒的に時間と文字を割いた作品だ。 若林と山ちゃんといえば「たりないふたり」だ。この「たりない」というのは、人見知りであったりとか、社会性であったりとか、人間としての弱点を持っている、という意味で「(人間として)たりない」ということらしい(ピクシブ百科事典より)。若林と山ちゃんの違いは、自分に対する自信かもしれない。山ちゃん自ら「はりぼての自信」と言っているけれど、母ちゃんから「すごいねえ」と言われまくって育つとこんな風に自信を持つことができるんだなあと、素直に感心した。若林は自信のなさから自意識過剰が発動してネガティブになってゆくけれど、山ちゃんは「はりぼての自信」によって怒りをガソリンにしてエンジンをかけて、努力へつなげることができる。 だから「たりないふたり」というのは、「たりない部分を補い合っているふたり」と解釈できるな、とも思った。お互いの「たりない部分」を補い合っているからこそ、自分の弱点を笑いに変えられるんだろうなと。 まあ、「はりぼての自信」というくらいだから、山ちゃんも根っこの部分ではきっと自信はないのだろう。けれど、 P27「どんな些細なことでも、小さい自信を張り付けていく。それを繰り返していくと、結構立派な張りぼてが作られていった」であるとか、 P29「僕は、くよくよタイムを短くすることがいかに大事かを自分に言い聞かせた。このくよくよタイムを早く終わらせられるほど、『自分はスゴイ!』と褒めてあげられた。そしてその勢いで簡単な作業をやる。すると普通にこなすより頑張ってる感が出て、ご機嫌で作業ができた。自分の中でこのルールはとても役に立った」など、 これらを夢に向かう日々の中で自分で見つけて実践してきた山ちゃんは本当にすごいなと思った。強い。たとえ自信が「はりぼて」だったとしても、自分で自分に自信を張り付ける能力があるということは、何かを始めるにもエンジンをかけやすいのだろうなと思った。 わたしはお笑いにそこまで詳しくない。だから解説で若林が「逆に、山里亮太を天才だと思わない人ってこの世にいるのだろうか」と言われても、わたしは南海キャンディーズの漫才をそんなに知らなくて、山ちゃんに対しては、口や性格の悪さ(褒めてます)やコンビの不仲など、そういう部分の方に目がいっていた。 しずちゃんがボクシングを始めたり、映画に出演したり。しずちゃんがお笑いとは別の仕事が増えた時の山ちゃんの乱れようはすごかった。 P210「自分は努力しているのに苦しんでいる。それなのに、努力しない相方が芸能人ぶっている。この気持ちが南海キャンディーズ暗黒期を作ることになった。」 そして山ちゃんの性格の悪さは「あの当時は少しでも向こうから芸能人的な時間を奪いたいという思いもあった」とクズっぷりを発揮。 ほかのコンビでも相方がお笑いとは別の方向で売れた時に、ここまで口悪く言わなかったとしても、同じようにドロドロとした気持ちは抱くんじゃないか。例えば、ピース。又吉が芥川賞を受賞し、作家として活躍しはじめた綾部も、近い気持ちから距離を置きたかったのかもしれない。アメリカへ行く理由なんてなんでもよかったんじゃないか。同じ立場ならわたしだって、穏やかな気持ちではいられないと思う。まして山ちゃんはネタを作っている側だったわけだし。どんな風に行動に出るかは人それぞれだけれど、根っこには山ちゃんと同じように思う人だって、絶対にいるはずだ。 みんな、恰好悪いからそれをストレートに出さないように生きてる。でも、こうして自分の言葉で発信する山ちゃんは心からかっこいいなと思った。 そんな山ちゃん、不仲だった相方のしずちゃんから蒼井優を紹介され、まさかの結婚! 相方のいいところに目を向けると、こんな人生も送れるんですね。 山ちゃんのいいところも悪いところも、愛すべき人間の美点。 どうかお幸せに…!

    88
    投稿日: 2020.10.10
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    おもしろかった。 お笑い秀才、努力する才能がそれをおしすすめる妬みのエネルギーがすごいなと思った。自分を高めるためにやっているから誰も傷つけず(傷つけてたときもあったけど)芸に昇華させて美人と結婚できおめでとうございました。キャラかと思ってたけどほんとに性格悪いキャラやったんかい!と思って面白かった。 パワーがあったのと自己啓発部分に触発されて一気読みした。今までで最速だったかもしれない。最速で忘れるかもしれない。お母さんのキャラクターとか、ちょっといい話風な部分はコロッケさんの『あおいくま』近いところもあった。ふたりとも努力家のところも似てた。コロッケさん自伝のブラックバージョンって感じだったかも。でもやまちゃんのブラックさにはどこまでいっちゃうのか分からないホラーさもあってハラハラした。コロッケさんの話と違ってぜったいに道徳の教科書には採用されない。そんなところが面白いやまちゃん。トークや返しの鋭さがすごいなと思ってたけどこんな努力家やったんやなーと思って、自分へのこだわりが芸にすりかわっているのがすごいと思った。だから安心して見ていられるのかな。 あと自分はやまちゃんみたいに、自信がないと進めないっていうより、ずっと莫大な自信がない負債を抱えていてそれを少しでも返済するために必死になってしまうっていう感じだと気づかせてくれた。 そしてこの山ちゃんと、若林と、キンコンの本の組み合わせの妙。芸人の本ゾーンも掘り下げていくと面白いやろうなと思う。お笑いの芸と啓発って近いのかな?相性がいいのかもしれない。ほどよく啓発されて笑えた。

    13
    投稿日: 2020.10.07
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    努力の量がすさまじい。負のパワーを前進する力に変える能力がすごい。 若林の解説まで含めて面白かった。 芸人ってすごいなぁ、かっこいいなぁ。 お笑い好きやM-1好きな人はその辺のエピソードを読むだけでも興味深いと思う。 ただ文体が少し読みづらかった。そこが山ちゃんの個性や良さなのかもしれないけど。

    13
    投稿日: 2020.10.06
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    山ちゃんこと、山里亮太さん。 芸人さんの描いた本は初めて読んだけれど、面白い! なにより序文の煽り文句!心が弱った時に読みたい。がんばれなくなりそうなときも。 山ちゃんの面白さは天性のものだと思っていたし、この本を読み終えてからもその考えは変わらない。ただし、それは大変な努力の上になりたっているものである、ということが明らかにされていた。 努力と才能は対照的な存在に思えるが、努力をすることで才能をカバーできると信じているのが山ちゃんなのだと思う。そして、しっかり実行しているから、周りから天才だと言われるに至っている。 もっとがんばろうと思える、自分と上手に付き合おうと思える一冊でした。

    5
    投稿日: 2020.09.06
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    劣等感は最高のガソリン 今や売れっ子芸人山ちゃんが、才能でのし上がったのではなく並大抵ではない情熱と努力で今の地位を確立したのだと知ることができた。 仕事に対して、全力で上を目指す。そのためには人一倍の努力をする。どの仕事にも必要なことを、山ちゃんの仕事に対する姿勢から教えてもらったように思った。 正直、前半部分は読むのが辛かった。お笑いに対する人一倍の情熱ゆえの暴走や挫折を読んでいくのがしんどかった。 南海キャンディーズを結成して、少しずつ努力が報われていくと、これまでのことを読んで知っていることもあって、心から祝福できた。 山ちゃんはもちろんセンスと才能の塊で間違いなく天才だけれど、努力の天才でもあると思う。挫折や屈辱感、怒りすらもエネルギーに変えてまた努力していく。無敵すぎる。 終章の、千鳥大悟や同期たちとの話がとても良い。テレビでも聞いたことのあるエピソードだったけど、芸人のあたたかさを知って、さらにお笑いが好きになった。 オードリー若様の愛ある毒に溢れる解説も最高。ふたりの漫才、たりないふたりが面白すぎるのも納得である。

    2
    投稿日: 2020.09.06
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    天才と努力は紙一重。 嫌だと思うことを自らの燃料に変えて走り続ける姿勢、モテたい(売れたい)と貪欲に思い続ける姿勢、なかなか真似できない姿である。 天才であり大変な努力家である山ちゃん。 山ちゃんの人となり、考えがよく分かる一冊。 自分も夢を見つけて何かに向かって進んでいきたいと思えた。 最後のオードリー若林の解説もなかなか良い。

    2
    投稿日: 2020.08.17
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    レビューが高いのと、偏屈そうな(失礼)人がどんなことを考えて生きてきたかが知りたくて購入。 結論、あまりおもしろくなかった。自分がいかにどん底から苦労して這い上がったかを語る自己満足本のように感じた。特に序盤~中盤のクズっぷりは本当にひどく、なぜ周りから縁を切られなかったのか不思議なくらい。もしかしたらそれ以上にいいところがあるのかもしれないが、それにしてもひどい所業だった。 ただ、「腐るのではなくパワーに変換する」能力は目を見張るものがあり、なにくその精神はここまでの力あるのだとも思い知らされた。

    2
    投稿日: 2020.08.09
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    めちゃめちゃ刺さる内容だった。万年努力家で自己分析力が半端ない。 他人からの言動からくる怒りをエネルギーに変えて昇華させたり、モチベーションは無いのが当然と見なして後はやるしかない状況を作りこんだり、自分を追い込んで成長するための動力源を取り込むのが上手すぎる。 それでいて、いくら売れてもそのやり方を変えずに努力し続けるのがすごい。 めちゃめちゃやらなきゃって気持ちにさせてくれる本。 また読み返したい。 39/100

    3
    投稿日: 2020.08.06
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    人のマイナスな感情を、行動により、プラスのエネルギーに変える姿勢! そして、それを自信を持って良いことだ!大事だ!と言えることは、とてもカッコいいと思った。 人間だから、劣等感や自分でコントロールできない怒りや嫉妬は、誰もが持っているし、持っているべきなのかもしれない。 そのマイナスな感情に出会ったとき、私はその私から逃げてしまって、ある意味でその自分を認められていないことも多い。 しかし、そのマイナスをプラスに変えられる人の方が本当の意味で、強い。と感じた。 そしてその感覚を認められるという意味で、自分だけでなく、勝手人に対しても優しくできるのではないか?』と思った。 私は、常に「いいやつでいたい!」って思うから、私の中にある他者への負の感情にもし対峙したら、落ち込んでしまっていたかもしれない。 しかし今後は、この本を手に取れば、私をさらに成長させてくれる状況に出会えたぞ!ってポジティブになれる気がしている。 そして、改めて山ちゃん結婚おめでとう〜

    3
    投稿日: 2020.07.30
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    山ちゃんの声で再生されてとても読みやすかった。 笑えたし、泣けたし、共感できた。 自分が挫けそうなとき、サボりそうなときに 読み返したいと思う。

    4
    投稿日: 2020.07.26
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    蒼井優さんとの結婚報告を受けて、購入した本。 山里亮太さんの強さ、仕事に対する姿勢、人間臭さ、そんな魅力がいっぱいに詰まった本。 蒼井優が惚れるのも分かる。 山里亮太さんのことをもっと好きになった本。

    7
    投稿日: 2020.07.18
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    やっぱり山ちゃんは天才やな。 でもその裏では努力も人一倍やってる。 こんなにお笑いに真剣になれるなんて素晴らしい。 紆余曲折はあったけど最後は成功できて 本当に良かったと思います。これからも頑張れ!

    3
    投稿日: 2020.07.11
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    私はお笑いが大好きなので、テレビやYouTubeなどでよくネタを観るのだが、決定的な勘違いをしていた。みんな何も考えずに面白いことを言える天才だと思っていたのだ。面白いことがどんどん頭に浮かんできて、それをネタにしましたー的なノリなのかと思っていた。それが違うということをこの本によって知らされた。山ちゃんどんだけ努力してんだよってくらい努力してたんだな。圧倒的努力。とにかく書くという方法でアウトプットし、思考の整理をしていたところから、絶対に売れたいという気持ちが伝わってきた。目標に向かって努力している人の姿ってどうしてこんなに美しいんだろう。山ちゃんすごい!ってよりは山ちゃんの生き方美しい!と思った。自分は努力できてるかな。圧倒的に足りないな。こんなんじゃ目標に到達できないな。圧倒的努力で結果を出そう。

    4
    投稿日: 2020.06.17
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    ・リトルトゥースなので若様きっかけでこの本を読むことに。 ・評価されないのは相方のせいだと正当化して相方を責めることで心の隙間を埋める弱さ ・一方で嫌な人の発言やふるまいをノートにメモし、それらの負の想いをエネルギー(ガソリン)に変換して復讐に邁進する修羅の人 ・ページの途中にある手書きの公開メモはすごい。魂がこもってる ・尽きない劣等感をもった山里亮太は天才。 @想いを記すことは大事。日々感じたことは細かくメモする。特に負の気持ち。

    2
    投稿日: 2020.06.07
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    天才になりたい、何者かになりたい。でも自分はなれないって気付いてしまう。そんな経験してる人って多いと思う。でもやまちゃんはそこで終わらない。天才との差を圧倒的な努力で埋める。負のエネルギーをガソリンにしてストイックな努力をしていた人だった。本人は自分は天才ではないと言うけど、テレビで見るやまちゃんは私には天才に見える。きっと努力の天才ってのは間違いないんだろうな。そこまで努力できること、それほどまでに情熱を傾けられるものがあるってことが単純に羨ましい。やまちゃん、結婚おめでとう!

    3
    投稿日: 2020.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【1.読む目的】 •面白い本を気軽に読みたい。 •面白いことを言う、が苦手なので、芸人の本を読んで学ぶ。 •塙の『言い訳』がすこぶる面白かったので、芸人本も読んでいきたい。 【2.気付きや気になった点、面白かった点等】 【3.感想】 •めちゃくちゃ面白かった、というかすごい。 •山ちゃんはただの努力の天才だったということ

    2
    投稿日: 2020.05.26
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    結婚おめでとうと思って買った本。 要約 生まれつきの天才はあきらめた けど 信念を諦めず前に進む天才だった 山ちゃんの何気ない返しやツッコミは凡人には真似できない 自然に一瞬で的確に人を捉える 数字で測れない人間力を感じる

    15
    投稿日: 2020.05.25
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    山ちゃんのこれまでの歩みとその頭ん中が垣間見えます。 妬み、嫉み、嫉妬、自己中心的なモンスターなんだけど、それら全てを相手に直接ぶつけるのではなく、面白くなるという想いのガソリンに変えて昇華していることが、この人の才能なんだろうね。 しかし、しずちゃんと仲良くなれてよかったね。

    4
    投稿日: 2020.05.24
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    しずちゃんへの嫉妬が愛に変化していく過程がすごくドラマチックで映画化できそう。 ぼーっとみていたM-1でしたが、 ぁあ、こんな舞台裏があったのかとハッとして、 またDVDかなにかで確認したくなりました。 努力の天才の自伝。

    1
    投稿日: 2020.05.20
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    限りない努力で「自信を貯金」する。出来そうで出来ない。これが出来る人はそう、努力の天才。そして努力しない天才はいない。ネガティブパワーをポジティブに昇華した者勝ち。

    1
    投稿日: 2020.05.13
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    著者の芸人としての記録。 自分は天才じゃないと悟ってから猛烈な努力をしたことが窺える。 自分を「頑張れなくさせるもの」を振り切って、全力で走れ!そんなものからは、逃げて逃げて逃げまくれ。 努力は外部からの指摘ではしようとしない。内から呼び起こさなくてはならない。 天才にはなれない。でも、この事実をあきらめる材料にするのではなく、目的のために受け入れ、他人の思いを感じて正しい努力ができた時、憧れの天才になれるチャンスがもらえる。

    1
    投稿日: 2020.05.12
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    オンライン読書会でオススメされて! とんでもない努力の天才なんだな、と思う。 本を読んで「あははは」と笑ってしまうのは初の体験! 苦しい時期があったからこそ、報われたシーンで涙が出でくる。 笑あり涙ありの素敵な自伝、いつか山ちゃんのライブにいきたいな。

    1
    投稿日: 2020.05.11
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    普段あまり活字を読まない息子No.1が所持していた。 山ちゃん? ほとんどタレント本というジャンルは読まないのだけれど、山ちゃん? ちょっと読んでみようかなぁ…と手に取る。 山ちゃん、想像以上なお人であった。 笑い飯や千鳥、しずちゃんもやっぱり皆さんそれなりのお人達は違うんだなぁ、と感心しまくり。 あ、若林さんも。 これを読んだ息子No.1、読んだんだよね。 ちゃんと読んだか? 少しは影響されてくだいな。

    3
    投稿日: 2020.05.08
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    「人を笑わせる」ことに全力で取り組む人たちはどんなことを考えているのかが知りたかった。最近、なにかと話題の人だし。 「特別な存在になりたい」って誰もが思うことだと思う。自分もそう。でもいつも痛感するのは「上には上がいること」。あぁ、結局俺は凡人なんだ…って思い知らされる。山ちゃんのすごいところは、死ぬほどの努力をしていること。復讐心を燃料に変え、ハリボテの自信貯金崩して、なんど失敗したって立ち上がってまた努力して…そういった行動に裏打ちされて、「お笑い」があることに気付かされた。 99%の成功よりも1%の失敗に目が向いちゃうっていうのは「天才」の証だと思う。その1%の改善に全力で取り組んで、より上を目指しているから。 失敗に目が向いたとき、それを改善しようとする意志と行動力を身につけよう。モチベーションが低いのが当たり前で、まずやることが大事ってことも分かったから実践してみる。 そして、「格好悪いところをさらけ出せる格好良さ」を身につけて、魅力的な大人になりたい。

    1
    投稿日: 2020.05.08
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    さすが山ちゃん。テラハでは人の気づかない視点や角度から人物を分析したりコメントしたりする。ずっとそうやって生きてきたのだろう。負の感情をあそこまでプラスに転じ切れる、執着し続けて努力し続けれるということはもはや天才。天才はそこにある強い意志、精神力から作られるのかもなと思う。自分に甘くなるとき、山ちゃんを思い出そう。一瞬一瞬の積み重ねが天才への道のり。若林の解説もよかった。

    1
    投稿日: 2020.05.06
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    この本を読むきっかけになったのは、テラスハウスを観て、山ちゃんの語彙力、頭の回転の速さに感動したからだ。 人は生まれながらにして、劣等感、嫉妬を持つ生き物である。しかし、それをネガティブな方向に持っていくのではなく、人生のバネとして努力出来るのが山ちゃんなのだと思った。

    1
    投稿日: 2020.05.03
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    本文で山ちゃんが如何に劣等感を糧に努力を重ねて今を作ったのかがわかって、若林の解説でこういうことが芸人の中で無限ループしてるんだろうってことがわかった

    1
    投稿日: 2020.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラジオでも聴いていたけど、千鳥大悟が山ちゃんをトークライブのゲストに呼ぶ話は本当に泣ける。ノートの肉筆の情念の凄さ。こんなに努力できる人なかなかいないと思いながら読み、最後の若林の解説で全部納得した。 ・「運もあるかもしれない。ただ、自分の道を一生懸命に走っていると、人は必ずそこに引き寄せられていくものだ」 ・「どんな仕事もすべて全力、あって当たり前のものなんてない」 ・(後輩からマウントをとられて)最高のガソリンになりました。腐るのではなく全てをパワーに変換する。 ・(1軍になれなかった時)なんだかんだ難癖付けて、自分は彼らに負けているわけではない…と無理やり自分を肯定するという最悪モード。ここで「ああいつものクズ山ちゃんが出てきた」と自分に言い聞かせる ・そいつはいつか俺に逆襲される種を必死で蒔いて水をあげてる愚かな奴! ・嫉妬をガソリンに変える。そして、サボる理由がなくなったことに喜ぶ。 ・努力をし続けると、過去を振り返って「あのせいで駄目なんだ」という考えよりも「あのおかげで得をした」と考えることで得るものが多くなる。 ・何かひとつ自信を持てるものがあれば、他のマイナスの要素をプラスに転じさせることができる。 ・目の前に勝負が来ている時は、自分の戦力の不安を確認し直すより、その不安を消す方法を導き出したほうがいい。 ・「こんな僕が」とか「邪魔しちゃいけない」という言葉は、頑張ることをやめるのに最適の言葉でしかない。 ・おもしろいと言われたい。その感情がいつしか「おもしろくないと思われたくない」というものに変わっていた。 ・駄目なときに駄目を悔いるだけで終わるか、それを武器に転化させる行動にどれだけ早く移せるか? ・へこむということで努力することから逃げるという最悪のブレーキ。 ・お前のことを考えるのは一生で今日だけにする!この日を最後にお前のことに時間を使うことはない! ・でもやっぱり僕は天才にはなれない。でも、この事実をあきらめる材料にするのではなく、目的のために受け入れ、他人の思いを感じて正しい努力ができたとき、憧れの天才になれるチャンスがもらえる。

    1
    投稿日: 2020.04.29
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    山ちゃんの言葉選びのセンスはもちろんもともとの才能もあるのだろうが、それに驕らず努力し続ける姿が綴られている。 努力の源となっている他者への嫉妬は恐ろしいものを感じるが自分に足りないものでもあると思った。 山ちゃんのように努力し続けられる強さを持ちたい。

    1
    投稿日: 2020.04.29
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    山ちゃんは自身を天才ではないと言うが、嫉妬を力の源にしたり、血のにじむ努力が出来ることも才能なので、ある意味で天才では?と思った。お笑いに対して熱い心を持っている人だと思いました。

    1
    投稿日: 2020.04.14
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    一生懸命に自分と向き合っている。 頭の中(たくさんのひきだし)にあるものしか口から出てこない。 なので頭の中(たくさんのひきだし)を常に鍛えている。 「いつか見返してやる!」という嫉妬心をエネルギーに変える力、すごい! 何回も練習することが大事だと教えてくれた。 諦めない!勝つまでやる! 「しつこさは情熱だ!」

    1
    投稿日: 2020.04.14
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    自叙伝なだけに、失敗から成功への(成功から失敗も)ストーリーがあり、物事の変化が面白い。山ちゃんの考え方は、分かる人は共感できて読みやすいのだろうけど、私はそこまで考えられないから難しいこと考える人だなぁと思った。 オードリーの若林による解説にはとても笑った。小難しいひねりの聞いたツッコミを目指していたようだけど、それを諦めたと。この解説では、そのひねりの聞いた言葉たちが不自然なく書かれている。山ちゃんの結婚会見前に読んでいたらもっと面白かったなぁと。

    2
    投稿日: 2020.04.14
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    読む前の山ちゃんのイメージは敬語でツッコむ赤いメガネの人。最近だと蒼井優さんとの結婚。そして大好きなヒルナンデス3色ショッピングの司会(終わってしまったけど)。 読み終わった時、彼の事が大好きになった 自ら退路を断ち追い詰めて、たくさんの過ちをおかしながらも必死に売れようとする姿を、綺麗事なしにこんなふうに綴れるのは、人並み外れた努力して、人に毒づきエンジンに変える力持ち、自分のだめな部分をなんにも隠さない山ちゃんだからこそだと思うし、そこが人を惹きつけるんだと感じた。本を読んだ私も見事に惹き付けられた。 私も才能をカバーできるほどの努力をしないと、と思わされる1冊だった。

    1
    投稿日: 2020.04.12
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    お笑いはしゃべくりが好きだっただけに、著者のことはあまり好きではなかった(ごめんなさい)。 でも根底には自分が何者でもない、天才でもない、ただの人であるという思いから、自ら退路を断ち、前に進んでいく意志の強さは、爪の垢を煎じて飲まなければならない。山里さま、恐れ入りました、と言わざるを得ない。 誰にでも嫌なこと、辛いことはあるけど、それを昇華できるかどうかでその後が大いに変わってくる。そんなことはわかっているけど、ほとんどの人はそれができない。だから普通の人にしかなれない。 どんな状況でも、不貞腐れたり、こんなものと諦めずに、自分に足りないものを補う努力を忘れてはいけない。 頑張る活力と刺激をもらえる1冊でした。 あと、千鳥の大悟さんとても良い人。 終わり。

    4
    投稿日: 2020.04.08
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    これまでを振り返るエッセイのようだが、所々にキラリと光るような至言とも言うべきフレーズが散りばめられていて、自己啓発書や駄目な自分に嫌気が差した時の心の保ち方を著した本のようでもある。著者の笑いや仕事に対するストイックさが窺い知れ、ますます応援したくなった。また、もともと著者の語彙力豊かなツッコミが好きなので、その背景や成り立ちを知ることができてよかった。

    4
    投稿日: 2020.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    努力の大事さを書いてる本。 山里さんは嫌いじゃないし、本も面白かったけどなんかしっくりとこなかったなぁ… 結局は自分が一番要素が多くて、私とは性格が違うため参考にはならず(笑)

    4
    投稿日: 2020.03.20
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    やまちゃんのことはよくテレビで見ていたが、ここまでストイックにお笑いに対して取り組んでいる人だとは思わなかった。 彼が言う通り、本当の意味での天才ではないかもしれないが、紛れもなく「努力の天才」だと感じた。 確かに読んでいて胸くそ悪くなるくらい相方に対しての仕打ちだったり、クズだなと感じるところも多々あったが、過去にスタッフなどに言われたひどい言葉の負のパワーをガソリンにして、その人らを見返すためにとてつもない努力をして今の人気を勝ち取った過程は読んでいてとても勇気がもらえた。 「モチベーションが上がってないのが普通で、常として頑張らないといけない」 「さぼっていた時間の再確認と、同じ年の位の活躍している人たちの成し遂げてきたことの確認、そして信頼している人からの落胆の声を集める」 「ダメな時にダメを悔いるだけで終わるか、それを武器に転化させる行動にどれだけ早く移せるかが大事」 などの言葉が、とても自分の心に響いた。 最後の若林の解説も山ちゃんへの愛と尊敬があふれ出ていてとても面白かった。

    3
    投稿日: 2020.03.20
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    僕らから見たとき、天才と思える人がどうやって今に至ったのかが明確に描かれていた。 嫉妬や悔しさといった、負のエネルギーに時には飲み込まれながら、それでも一定沈んだ後に生のエネルギーに変換していた。 人を笑わせる、これはとても尊いことで、僕から見れば山ちゃんは天才だ。 でも、本人がそうでないと思って努力を続けている。 差がついて当たり前だし、分野は違えど負けたくないなと思わされた。

    2
    投稿日: 2020.03.15
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    天才とはなにか。 自分の弱さに鞭を打ち、全力で考え、全力で走り続けていたら、気がつけば一人で独走していた。そんな感じで走っていると同じように走っている人が他にもいることに気づくのかもしれない。

    2
    投稿日: 2020.03.15
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    これ、本当に初めての作品ですか? すっごい面白いし、すっごい読みやすいし、笑えるし、泣けるほど感動できる本でした。 何がすごいって、自身の闇エピソードを(おそらく)ありのまま公開してしまう潔さと、劣等感をそのまま放置しない執念深さ。これは多分真似できません。 真似したいのは言葉を大切にするその姿勢。 良い読書になりました。

    1
    投稿日: 2020.03.07
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    ただのいち売れっ子芸人の自叙伝だが、1番には「才能」と「努力」がテーマの私小説と言える。 彼は努力家であり、その自覚もある。 それは「天才ではない」という劣等感として 自虐的に表現される事もあり このご時世稀に見るほど「努力」「頑張る」といった単語の繰り返しで埋め尽くされているが、 その偏執性は ・努力する方法が増えたのが嬉しかった ・あの経験のおかげで努力に使う時間を圧倒的に増やせた 等、おそらく本人の伝えるつもりのないふとした部分から感じる事ができる。 とはいえ、 (後書きの若林の文章で思い出される様に) 彼は(不本意であろうが)「ほしいまま」と言っても良い程に、世代屈指で「天才」という称号を得ている芸人である事がまた面白い。 いち成功者のドキュメンタリー コメディアンという世界の特質性 等、様々な観点から楽しめる自伝だが 何より単純に 「努力・根性が世界を切り開いていくアドベンチャー」として、人々に勇気を与えている事が 人気の理由だと感じた。

    5
    投稿日: 2020.02.23
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    山ちゃんは努力の天才。 圧倒的な努力と、その時々の目標から逆算した行動で 今のポジションを掴み取っている。 自分自身の仕事での努力、営業でのプレゼンなんてまだまだだと思わされた。 少ないネタを徹底的に実践、反省、改善してM1準優勝まで一気に駆け上った。決勝は勝ちに行くよりも、その後売れるためのネタの内容にした。 しずちゃんへの嫉妬や過去の相方への振る舞いら全く褒められたものではないけれど、それも含めて山ちゃん。

    3
    投稿日: 2020.02.22
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    蒼井優との逆転ホームラン結婚(失礼)で、著作も 脚光を浴びています。 「お笑い芸人」とは面白いことを言う人ではない。 面白いことを常に考えている人を言うのである、と 山ちゃんは言います。 「今に見ていろ」と自分に言い聞かせる反骨心。 モチベーションを保ち続けるための反動力。 それらを全て「面白いことを言う人」になるため の原動力としています。 すごいよ山ちゃん。 全ての出来事を「面白いことを言う人」になるための エネルギーに変えて、全ての出来事と自分の行動と 結果を冷静に分析して次に活かす能力は、それこそ 才能であると思います。 でも「才能」と言う一言で括ってはいけない。 努力の結果なのでしょう。 さらに山ちゃんに祝福の言葉を送りたくなる一冊 です。

    5
    投稿日: 2020.02.18
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    南海キャンディーズ山ちゃんの自伝 今の山ちゃんがいるのは、 凄まじい努力をしてきたからなんだね 妬み嫉みのパワーで、 今地位を築いてきたのは凄いよ! 弛まぬ努力を続けていける人は やっぱり天才なんだと思う。

    9
    投稿日: 2020.02.14
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    山ちゃんは頭良いし、努力の天才だ。正直、山ちゃんのことが嫌いだと言っている人は、努力できる才能への嫉妬でしかないと思う。 この本から学べることも多いので、是非読んでほしい。 (クズだなと思う部分もありますが笑)

    4
    投稿日: 2020.02.11
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    山里亮太は間違いなくクズな面を持っていると思う。 しかし、何かを成し遂げようとする人が人格者である必要はない。昔のエピソードを読んでいると、まさにこの言葉が似合う人だと思った。 そして最近は面白い部分を残して改心までしてきてる。 傲慢な天才が、少し丸くなってちょうどいい塩梅になる。 なんだよ、最高じゃねえか。

    4
    投稿日: 2020.02.10
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    2020.02.10 若林さんの解説まで含めて一冊 格好悪いことも全て書いた魂の記録を謳い文句にしてるけど、ひたすらに格好良いだけだった ただただ格好良かった 彼が、愛をさらに膨らまし伴侶を見つけでもして、人情系あったかMCになるのがぼくは怖い。 それだけは、阻止しなければならない。 まっすぐだけど、まっすぐじゃない 表現の仕方も含めて好きだなぁ そして、お笑い芸人という職業の業というかなんというか。つくづく不思議で、ヒリヒリして、夢のある世界だと思う。だから、あの舞台に立つ人々に惹かれるのかもしれない。 遠く及ばないけど、足軽エンペラー時代と今の自分がデジャヴ。まだまだつづくのだな、茨の道は。

    3
    投稿日: 2020.02.10
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    とても熱い方だと思った そして繊細で感情的にな部分も感じられた 色んな人生がある中、山ちゃんはお笑いの道を選んだ その生き方を力一杯書いた作品です 読んでいて熱意が伝わりました

    4
    投稿日: 2020.01.30
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    おもしろかった。 まるで漫才を聞いてるかのように。 本を読みながら、声を出して笑うだなんて、滅多にしたことない経験をした。 山ちゃんは、努力の人。 山ちゃんは、ネガティブで努力の人。 というのは、蒼井優との結婚で知れ渡ったと思う。 では、どんな心境で、どんな努力をしていたのだろう、というのがとてもリアリティにコメディに書かれていた。 山ちゃんがやってきたのは、一貫して ・ものすごく小さな成功体験で自分を褒めて、「貼りぼての自信」をつけること、つまり自己肯定感の醸成 ・目的と目標を明確にして、とにかく行動すること ・退路をたって、自分を奮い立たせること この3つ とてもわかりやすい。 ポイントはよくある自己啓発本にかかれている内容と同じなのに、それをここまで具体的に感情的に書かれたものは無いので、すごく参考になったというか、刺さった。 最後にオードリーの若林さんの解説がついてるのだが、それもまた良かった。山ちゃんも若林さんも天才だ。

    7
    投稿日: 2020.01.30
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    天才はこうやって生まれたのかと理解させられた本。 コンプレックスや劣等感は爆発的な燃料になって自分を成長させる。無我夢中にもがき走り続けていると周りを追い越すどころか先頭を走ってた。それが天才の姿なのかも。

    6
    投稿日: 2020.01.29
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    目的を達成させるための執念と、不器用であるがとんでもない努力。天才なんでしょう。 若林正恭の後書きまでセットにして面白い。

    4
    投稿日: 2020.01.28
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    けっこう前に買って読んでいなかった、南海キャンディーズ・山ちゃんの本。 遅ればせながら読了。 いやー、ちょっとのつもりが読み始めたら止まらない止まらない… 結局一気読み(笑) 山ちゃんの下積み時代からM-1、そして今のポジションに上り詰めるまでの軌跡が書かれている。 山ちゃん、やっぱそもそもの地頭が良いんだなーと。 物事の考え方、目標達成へのアプローチ等々、とても戦略的で考え抜かれているなと。 自分って、ホント何も考えずにのほほんと生きているなぁ…とつくづく思った(笑) あと、そもそも「お笑い」という、ここまで本気で情熱を傾けられるものがあることが羨ましいなと。 同じ男として、何かとても眩しくて羨ましい。 山ちゃんのストイックな努力、姿勢にも刺激を受けた。 無駄になるかもしれないけれども、それでも努力しながら一歩でも歩を進めることが大切なのかなと…そう思わせてくれる力がこの本にはあった。 人それぞれ感じるものは違うかもしれないが、読んでみても良い一冊だと思う。 <印象に残った言葉> ・極端に関係ないことでも、芸のために結び付けられるともっと自分を褒めたくなった。例えば、壁のシミなどを見つめて、そのシミが何かの形に見えるかを考える脳のトレーニングがあると聞いてから、僕はトイレに入ったときは必ず壁のシミから何かを5個見つけるまで出ないというルールを課した。たいして意味はないかもしれないけれど、そうすると「俺、こんなときでもお笑いのためにやってる!俺って偉くない?」と、自画自賛で自信を貯金できた。(P28) ・ただ全く同じものをやるのではなく、いろいろなマイナーチェンジを加えた。一つのくだりに、単純にボケの候補を50個作って全て試して、一番ウケたやつを残すという入れ替え戦のような形でやっていたり、ツッコミのフレーズもいろいろ試したり、ある程度ウケるものが固まってきたら、ネタ内容は全く一緒だが、ボケを言ってからツッコむまでの時間を長くしてみるという細かいことまでした。ノートのなかのネタの横には、ツッコむまでの秒数とそれのウケの量を書いていた。毎回、ライブが終わるたびに取捨選択の作業、そしてそれをノートに書く。(P162) ・陰口言ってる奴らを恨む時間は死ぬ程ムダ!!あいつらのウイニングランになるだけ(P234) <内容(「Amazon」より)> 「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。 嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。 コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。 その舞台でようやく見つけた景色とは――。 2006年に発売された『天才になりたい』を本人が全ページにわたり徹底的に大改稿、新しいエピソードを加筆して、まさかの文庫化! 格好悪いこと、情けないことも全て書いた、芸人の魂の記録。 《解説・オードリー若林正恭》

    12
    投稿日: 2020.01.18
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    人それぞれにモチベーションや頑張る動機はあるけど、嫉妬心や妬みをそれにすることはダサいと思ってた。ただ、人は(特に私は)そこから目をそらす逸らしたがるけど、山ちゃんは誰よりもそこに拘り自分のものに昇華させることのプロだと思う。見栄が邪魔しなくなった人の生き様があると感じた。見栄はほんとに邪魔。

    5
    投稿日: 2020.01.12
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    メモすげー 嫉妬や憎しみの感情を俯瞰して捉えて努力に置き換えられることが山ちゃんの才能なんだなと思った。 MCのイメージが強くて漫才はあまり見たことなかったけど見てみたいと思った。 若林さんの解説も面白かった。

    3
    投稿日: 2020.01.12
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    山里流、メモの魔力をみました。 島田紳助が努力を努力だと感じていないといいつつ人の何倍も努力していたり、長嶋茂雄さんの素振りも長嶋茂雄さんは努力と感じていなかった通り、天才を諦めた努力家の恐ろしさを感じました。 ドラマティックに終わるためには、物語の最後として蒼井優さんとの結婚まで繋げていただけると完璧だと思いました。

    4
    投稿日: 2020.01.05
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    山ちゃんすごい!ネガティブがすごい! なによりも嫉妬や怒りを全部エネルギーに変えて、お笑いに真摯に向き合って、真面目に大真面目に努力し続けているところがホントになによりもすごい。何気にオードリー若林の解説がとてと面白かった。かたや天才ではないと言ってる山ちゃん本人のことを、潰したいと思うほど嫉妬して、天才だとリスペクトしてる若林の言葉が相反しててウケた 2人の漫才観てみたいな

    3
    投稿日: 2020.01.05
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    芸人としての半生を綴った自叙伝。徹底的にあらゆるものに嫉妬し、妬んで、それを力に変えるというのは天才的な才能そのものだと思った。自分以外の人全員が才能のある人に見えるのは誰にでもある経験だなと感じた。

    4
    投稿日: 2020.01.03
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    お笑いの本かと思っていましたがそうではなく、人生観というか、目標を達成するためにどうすべきかの考えを綴られた本でした。一部の考え方は参考にすべきだと感じ、良い本だと思いました。

    3
    投稿日: 2020.01.03
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    この本は諦めずに努力すれば夢が叶うというよりは、自分のことを誰よりも理解し、自分のことを自分でプロデュースできる力の大切さを知ることが出来る一冊だと感じました。弱さや妬み、自己嫌悪などを否定するのではなく、それらの感情と仲良くなって生きていく山ちゃんの生き方がとても好きです。感情が正直に、赤裸々に書いてあって親近感がとても湧きます。人にバレたら恥ずかしいと思う感情も、誰かの勇気につながるんだなぁ。 一番好きな山ちゃんの言葉は「逃げない為の言い訳を作ることが、僕の才能の一つなのかもしれない」という一文です。言い訳というフレーズをこんな前向きに感じたのは初めてです。才能って人に披露できるような分かりやすいものばかりじゃなくて、なんでもいいんだなと勇気づけられました。 努力出来る才能がある人も出来ない、したことないという人にも、読むと何故だか自分を肯定して前に進みたくなる一冊だと思います。

    4
    投稿日: 2019.12.29
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    南海キャンディーズのネタはほとんど見たことがないため、芸人として面白いかどうかはよくわからない。しかし、本当に努力をして今のポジションにいるんだなと思える。 努力の原動力は、日々の悔しさ。悔しさをエネルギーにして、日々の努力を重ねている。 山ちゃんの漫才は細かいフレーズの違いや、間の取り方など、練って練って作り込まれている。舞台で試しては書き直し、もう一度試しては書き直しを、繰り返している。以前、島田紳助の動画で、漫才の作り方を話していた時、同じように練って練って、試して試して漫才を作り込んでいる話を見た。努力の仕方が似ているなと感じた。 努力する才能も持っているが、どうやって努力すれば良いのかを、努力する中で知っていった天才だと思う。 自分が努力することで、焦りを相手に生ませ、努力してもらう。

    9
    投稿日: 2019.12.22
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     タイトルに偽りあり、である。私にとっての山里亮太は、十分に天才であるからだ。  ドMの変態で、他者への嫉妬と雪辱を胸に秘めた、洒落臭い赤メガネ……。何故、そんな気持ち悪さを、そのまま具現化したような男の語り口に引き込まれ、ボケに笑い、ツッコミに驚嘆してしまうのか。そこに秘められた地獄のような努力の足跡が、この自伝で明らかになる。  自堕落で三日坊主の私からしたら、日々の屈辱を忘れない、なんてとても出来ない。私だったら、馬鹿にされてもヘラヘラ笑って流してしまうからだ。しかし、山里亮太は違う。丑の刻に藁人形を打ち付けるように、ひたすらノートに己を嘲笑った者の名を刻みつける。そして、また空いたページにネタを書き込むのだ。努力家というか、狂気すら感じる。  解説で若林正恭は、山里亮太の精神はヤンキーであると語った。私は違うと思った。山里亮太の精神は武士だ。己の誇りにかけて、ひたすら修練を積むその姿は、まさに武士ではなかろうか。  努力を続けるという天才的な彼の才能。武士として彼が今後、何を切り、どのような強さを身にまとうのか。困ったなぁ……今後も全く目が離せなくなった。

    5
    投稿日: 2019.12.07
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    山ちゃん自伝。陰湿陰険ネガ全開だがそれを自覚分析客観視し、努力の人だというのが良くわかる。親友若林氏の解説、愛情が溢れていて必読。

    4
    投稿日: 2019.12.03
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    タイトルに偽りあり、山ちゃんは計算タイプの天才的な戦略家だ(なんとM1で準優勝した頃はネタを2本しか仕上げていない。しかしそのネタ2本ともライブで磨き上げたもので、もちろん決勝1回戦で披露したネタがその頃のベスト作品だった)。さらに、あの黒くてドロドロした根性をもち続けるのも才能というほかない。  オードリー若林の書評もお見事。ただし、性格はどうしようもなく陰である(しずちゃんに向けたくずエピソードの数々はしくじり先生で既視であったが、以前の相方に対する仕打もひどかった)、結婚には明らかにマジで向いてない性格だ、でも結婚おめでとう

    4
    投稿日: 2019.12.01
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    歪んだ部分認めたくないけど共感してしまう部分が多々あった。 途中読むのがしんどくなったけど若林さんのあとがきまで読んだ頃にはほっこり。 しかも読み終わった頃に若林さんも結婚。 お二人に幸せになって欲しい。

    4
    投稿日: 2019.11.27
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    これ本当名言多すぎてびっくりした。 私も人見知りだし、やらない理由をつけて 逃げちゃう。 でも、山ちゃんが赤裸々に自分の思いや 感情を表現してくれてるから、すっごく 安心して読めた。 思わず手帳にお気に入りの言葉を メモした。これみて頑張る。

    5
    投稿日: 2019.11.25
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    【感想】 男・山里亮太の「山あり谷ありのサクセスストーリー」ってのがこの本を読んだ上での1番の感想です。 「お笑い」に人生を賭けた山ちゃん本人の必死さ、執念、熱意が感じられ、かなり赤裸々に語った「人物史」みたいになっちゃっていました。 タイトルからは、「自分(山ちゃん本人)は天才にはなれない」といった風に取ってしまいがちなんですが、そもそも山ちゃんが凡人だと思っている人なんてあんまり居ないのではないでしょうか? ワードセンスや返しの上手さ、顔のキモさに頼らないトークスキルは色んな意味で化け物レベルですよ。 ただ、本人が言いたいことは、「俺は天性の才能や、環境に恵まれた温室育ちの人間じゃねえぞ!」って事なのかも。 山ちゃんの本当に凄いところって、自分が掲げた目標の為に、どんな障害にもめげずに、プライドをかなぐり捨てて邁進するところですよね。 そして、達成するためにプランを練り実行し、夜もその日の99%の成功ではなく1%のミスに着目して自分自身と格闘し、次のプランを練り直し、そして自慰行為をして眠る。 こういったPDCA(O?)を普段から行なっている事が「山里亮太」という”怪物”を創り上げたのでしょう。 口で言えば簡単なんだけど、持って生まれた才能プラス、こうした努力を怠らない人間に、僕たちはどのようにすれば太刀打ちできるのでしょうか・・・・ 自分自身、なんて事ないことでも腐ってしまう事が多い人間なので、山ちゃんのこうしたバイタリティを真似して、日々爆進していけたらイイなと思いました。 【内容まとめ】 1.バスケ部高校最後の引退試合。試合時間残り20秒のところで後輩が怪我、そこに監督から「山里行けるか?」。 感動した。見ていてくれたんだなと、笑顔をかみ殺しながらバスケットシューズの紐をキツく結ぶ。 そのとき監督が一言。「山里、ボールにさわるな!」 僕もテンションが上がりきっているせいか、大きい声で「はい!ゲームに関わりません!」と全力でネガティブな返事をしてコートへ。 2.NSC入学当初のエピソード スタートラインって立つのが本当に難しい。いつも立てたと思ったら新しいスタートラインが現れる。 そこで躊躇している限り、先に走り出せた人から引き離されていく。わかっているけど逃げてしまった。 焦る事がダメでも、反対に行動しないという選択肢を取ることは、一番ダメなことだ。 焦りをパワーに変えて、どう行動に移すかをめちゃくちゃ考え、そしてそれを行動に移す。 スタートラインは喜ぶべきもの。だから早くそこを通り過ぎなくては勿体ない! 3.どんな仕事でも全て全力、あって当たり前のものなんてない。 一つ一つの打席の差を考えて行動するなんておこがましい。 南海キャンディーズ結成時、人にネタを見てほしいけどその機会もなかった山里からすれば、その時もそして今も、何より大事にしなくてはいけないと思ったことである。 腐るのではなく全てパワーに変換する。 何か嫌なことがあったらこの「変換」を真っ先に頭に置いて、ひたすら何かをガムシャラにやる。 それが、張りぼてではあるが、自信につながるのだ。 4.オードリー若林の「解説」 山里亮太は自身で99%の成功があったとしても1%のミスに注目する。 そして彼は、その1%のミスと今も毎日毎日格闘している。1%を帰り道で反芻し、苦悶する。 家に帰ってからノートやパソコンに書き出す。その後、同じシチュエーションになった時の対策を書き込む。そして次の日の仕事のプランを練ってから、自慰行為をしてようやく朝方に眠るのである。 【引用】 天才はあきらめた p18 「何者かになる」という夢のゴールを隠し持った「モテたい」というパワーは、わかりやすく絶大だった。 高校卒業と同時にお笑いの養成所に行きたいと親に告げた時、「やめなさい。今まで一緒に暮らしたけど、お前でそこまで笑ったことはない」と言われた時も、もし仮に僕が「お笑いで天下をとってやる」くらいの高めのゴールを目指していたら、やられていたかもしれない。 けれど、僕のゴールは「芸人になってモテたい」というもっと手前にある。だから躊躇することなく親にも食い下がれた。 p24 正確に言うと試合には一回だけ出ている。 バスケ部高校最後の引退試合。試合時間残り20秒のところで後輩が怪我、そこに監督から「山里行けるか?」。 感動した。見ていてくれたんだなと、笑顔をかみ殺しながらバスケットシューズの紐をキツく結ぶ。 と、そのとき監督が一言。「山里、ボールにさわるな!」 僕もテンションが上がりきっているせいか、大きい声で「はい!ゲームに関わりません!」と全力でネガティブな返事をしてコートへ。 もっと残念なのは、今まで一緒にプレーしてきた仲間が僕のことを思って出してくれたラストパスを、先生の言いつけを守って何の躊躇もなくよけてしまったこと。 p51 ・NSC入学当初のエピソード スタートラインって立つのが本当に難しい。いつも立てたと思ったら新しいスタートラインが現れる。 そこで躊躇している限り、先に走り出せた人から引き離されていく。わかっているけど逃げてしまった。 どうしたら逃げなくなるのだろう? それは大袈裟なくらい、引き離される恐怖を想像して焦ることだ。 「焦ったら逆に失敗するから」という言葉をどう無視して、そしてどう行動するか? それが僕の課題だった。 焦る事がダメでも、反対に行動しないという選択肢を取ることは、一番ダメなことだ。 焦りをパワーに変えて、どう行動に移すかをめちゃくちゃ考え、そしてそれを行動に移す。 スタートラインは喜ぶべきもの。だから早くそこを通り過ぎなくては勿体ない! p114 「インディーズでお笑いのライブをやっている人たちが、足軽エンペラーのことをバカにしまくっている」という噂を聞いた。 バカにしていたのは「笑い飯」と「千鳥」。こっちは反発心しかなかったが、後にネタを見て、完膚なきまでにやられた。 自分が面白いと思っている人から、面白くないと思われている自分の情けなさを痛感した。 だけど、この圧倒的な敗北感を噛みしめていても地獄の時間にしかならない。 圧倒的な敗北感を、次の行動をするエネルギーに変換すればいい。 「どうしたらああいうネタができるんですか?」 答えは、2組とも一緒だった。 「自分が客席にいたとして、その自分が見て笑うものをやっているだけ。 僕が考えているものには、いつだって自分はいなかった。お客さんは何を言ったら笑うのかばかりを考えていた。 もう1人の自分って?自分は何を笑っている?何がしたい? 色々考えたものの、すぐには答えは出なかった。 ただ、おかげで自分のすべきことがわかった。 自分が笑っているときに、何故笑っていたのかをノートに書きまくったのだ。 p117 ・「いいなぁ。お前らは作家に媚びて仕事をもらって」 そんな嫌味も言われたが、何一つ気にならなかった。 答えは簡単、その人の言う通りだから。 そして、欲しいなら自分もやればいいだろという気持ちと、やらずにぐちぐち言ってくるだけの人は、この先自分の障害にならないと安心さえした。 同時に、自分にはずば抜けた才能がないという悲しい自覚もあった。 しかし、自分への見積もりを厳しくすると、その分努力が苦じゃなくなる。 p147 逃げないための言い訳を作ることが、僕の才能の一つなのかもしれない。 どんなに劇場でオーディションに落ちても、社員から辛いことを言われても、自分たちは大丈夫なんじゃないか?という気持ちになる。 そのために、多少強引でも自信になるエピソードを自分に言い聞かせる。 p148 「どんな仕事でも全て全力、あって当たり前のものなんてない」 一つ一つの打席の差を考えて行動するなんておこがましい。 南海キャンディーズ結成時、人にネタを見てほしいけどその機会もなかった山里からすれば、その時もそして今も、何より大事にしなくてはいけないと思ったことである。 腐るのではなく全てパワーに変換する。 何か嫌なことがあったらこの「変換」を真っ先に頭に置いて、ひたすら何かをガムシャラにやる。 それが、張りぼてではあるが、自信につながるのだ。 p216 ・ボクシングを始めたしずちゃんへの嫉妬、コンビ不仲になる しかし、それを受け入れられるようになったのは、しずちゃんからある言葉を聞いたからだった。 「ボクシングをやって、山ちゃんが言ってた『全力でやれ』って言葉の意味が、本当に自分はできてないんだってわかった」 自分の中で、何かが変わった瞬間だった。 僕の言うことなんか一つも聞かず、ただ自分だけ楽して売れてるからズルいと思っていた。しずちゃんの才能に苛立っていただけかもしれない。 なぜ苛立つ必要があったのだろう? その才能が横にいてくれなければ、僕には何もなかったのに。 勿論、その後もしずちゃんに努力が足りていないと思える時は多々あった。 でも気づいた。努力は外部からの指摘でしようとしてはならない。その本人の内から呼び起こさなくてはならないのだ だから僕は自分が努力をすることで、焦りをしずちゃんに生ませ、努力してもらう方法をとった。 p232 僕は天才には程遠い。でも、そのスタートラインに僕たちが立てた。絶対来ないと思っていた、そんな日が来たのだ。 でもやっぱり僕は天才にはなれない。 ただ、この事実を諦める材料にするのではなく、目的のために受け入れ、他人の思いを感じて正しい努力ができた時、憧れの天才になれるチャンスがもらえる! まだまだダメなところはいっぱいあるが、この景色をもっと見られるように、走り続けていきたいと思う。 p245? ・オードリー若林の「解説」 山里亮太は自身で99%の成功があったとしても1%のミスに注目する。 そして彼は、その1%のミスと今も毎日毎日格闘している。1%を帰り道で反芻し、苦悶する。 家に帰ってからノートやパソコンに書き出す。その後、同じシチュエーションになった時の対策を書き込む。そして次の日の仕事のプランを練ってから、自慰行為をしてようやく朝方に眠るのである。

    42
    投稿日: 2019.11.25
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    ★4.5 買って良かった…! 何度も涙をこらえ、涙をこぼしながら読んだ。 私も最後の解説の若林さん同様、山ちゃんがパッと言う言葉のチョイスや語彙力やスピードが好きで、この本を手に取った。 努力して努力して努力して努力して、足掻いてもがいてそこから更に努力している山ちゃん。NARUTOでいうとロック・リー。 自分に自信がなかったり、クズだと思ったり、逃げたくなったりした時の山ちゃんの転換方法がすごく勉強になった。 山ちゃんのお母さんがまた素晴らしい方で、それもあるんだろう。 特にメモっておきたいと思ったのが、 「何か心揺さぶられるくらい嬉しかったことがあったら、才能というタイトルをつけて自分の項目にいれる」 というもの。 たまに読み返したい天才の1冊。

    3
    投稿日: 2019.11.21
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    最後の若林くんの文章につきると思います。 本当に山里さんのつっこみ、語彙力、頭の回転は素晴らしいと思っておりました。 今年1番のニュースは、そりゃ~ご結婚された事でしょう。 若林くんは、それを阻止できませんでしたね。

    8
    投稿日: 2019.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章は読みやすくて面白いのだけれど、最初の頃のマイナス思考な考え方ややっていることはひどくて、何度も読むのをやめたくなった。真面目であることが空回りしている点や、さまざまな行動原理がヤマちゃんなりの処世術なのだと捉えれば、同情を感じないでもないのだけれど。オードリー若林の解説である程度救われていて、そこまで含めて評価できる著作だったと思う。

    3
    投稿日: 2019.11.03
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    ここまで自分の嫌なところをさらけ出せるなんてすごい…! なんの含みもなくそう思える本です。 嫉妬心、復讐心、できれば隠しておきたい醜態、焦燥に高飛車さ。 ど直球な感情の暴露をこれでもかとさらけ出してきますが、本人は自分の「クズな」ところを自覚していて、そこを乗り越えて、向き合って、芸人としての努力をしている。 そこがとても尊敬できるところだなと。 ドロドロした感情を全て自分のエネルギー源にしてしまう。 お笑いに対するストイックさ、計算高さ。 山里さんを正直言って見直しました。 なんでもかっこよく、ストレートにできるわけじゃない。 やってしまった、うまくいかないと何度も暗黒期を乗り越えて高みを目指していける姿は、読み手にとっても励まされるところがあると思います。

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    投稿日: 2019.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    山ちゃん好きという贔屓目をナシにしても、最高に面白い、またタメになる、また泣ける本でした。 あと若林の解説もまた良かった。 山ちゃんが自然にやってることって要するに自分に対するリフレーミングで、マイナスに働く外的要因を自分のモチベーションを保つ方向に持っていってる。 逆にそれができる人が天才なんだろうな、という感想でした。退路を断ち続ける生き方は人によっては(自分も含めて)潰れてしまいそう。

    2
    投稿日: 2019.10.23
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    『天才になりたい』に加筆された本。 読んでいたし、「たりないふたり」でエピソードも聞いていたから、新しく感じる内容はなかった。 ただただ、山里はクズだなと思う笑 でももともと天才だし、さらに努力の天才だから、そんな人が売れないわけないな、と。 自分に対して、マイナスなことがあった場合、それを怒りとし、エネルギーとできるところがすごい。しかも持続させる。 私はマイナスがことがあると、凹んで落ち込むし、ある程度のことなら忘れてしまう。 解説若林が面白すぎる。どうやら山里が伴侶をもらうことを阻止できなかった。。。笑

    2
    投稿日: 2019.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    南海キャンディーズ山ちゃんの自叙伝。 最近女優さんと結婚したって話題もあり、目に止まった勢いのまま購入。 割とフラットな立場で読みましたが、面白かったです。(以下、ネタバレ含む?) 大学の男子寮に入った初日にイカつい先輩から「明日、ネタ見せ」をしろと強要され、ホールに集められた新入生たちが布団で寝ようとするもんなら脅迫される・・・って、どんなブラック企業だよ(笑) そんな日々が続いた4日目の朝、校歌を歌ったあとに先輩が涙して、僕らもみんな泣いていた・・・どんな心理状態?笑 等々。 その後はコンビ結成や解散、云々書いてあって、人としてどうなの?みたいな部分もあるけど、山ちゃんがものすごくストイックなところは素直に尊敬しました。

    2
    投稿日: 2019.10.20
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    山ちゃんて努力家だったんだ。 嫌な奴を本当に見返せるところまで自分を高めた山ちゃんは凄い人なんじゃないかとおもった。嫌な事があったとき、嫌な奴の事で頭がいっぱいにならないように切り替えて、努力するためのエネルギーに変える。 相手に自分の思うようにいてほしいと望む事、それを強制するような事は結局自分を苦しめる。 そうじゃない解決策を見つけて、相手にも自分にもいい空気を作ることが、結局は自分の幸せに繋がる。 分かっていても難しい事だけど、大切なこと。

    5
    投稿日: 2019.10.18
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    山里亮太という男は恐ろしい。 人から褒められたら、それを自信にして頑張り、 人から蔑まれたら、その悔しさをエネルギーに転換して頑張る。 どんなことでも熱量に変えてしまう化け物である。 文章では、度々自分を卑下しているが こんなものを見せられたらこう言わざるを得ない。 「天才はあきらめた」と言うのを諦めろ、と。 巻末にあるオードリー若林の解説も含めて一つの作品と言ったところ。 いやはやとんでもない男が芸能界にいたもんだ。

    2
    投稿日: 2019.10.18
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    山里さんがとてもストイックな方だということがよく分かる一冊。 個人的には山ちゃんのツッコミやコメントが好きで、努力の人でもあるけれど、あとがきの若林正恭さん同様、あれは天賦の才だと思っている。 復讐ノートに書かれた言葉は、自分も参考にできそう(笑)

    1
    投稿日: 2019.10.14
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    南海キャンディーズ山里亮太の自叙伝。ネガティブな人の中にも様々なタイプの人がいると思うが、醜い負の感情とドス黒い復讐心をガソリンにして前へ前へとガンガン突き進む山ちゃんの人物像が強く伝わってくる内容だった。蒼井優との電撃結婚と記者会見の立ち振る舞いで一躍時の人となり、今でこそイケてる男として好意的に捉えられることの多い山ちゃんではあるが、その逆転満塁ホームランを放つまでの長い暗黒期間、どのようなメンタリティで生きてきたのか赤裸々に語られている。ひとつわかったことは、彼が「努力の天才」だということである。

    2
    投稿日: 2019.10.11
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    期待以上に教訓が詰まった本だった。 天才の定義は、「嫉妬できる天才」「努力できる天才」「愛を持てる天才」と、多義に渡ることを再確認した。一番心に残った言葉は、大企業のお偉いさんでお笑い好きの亀井さんが山ちゃんに放った、「自分の道を一生懸命に走っていると、人は必ずそこに引き寄せられていくものだ」というもの。私の座右の銘の仲間入りだ。 最後のオードリー若林のあとがきまでぜひちゃんと読んでほしい。

    2
    投稿日: 2019.10.03
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    ・「モテたい」と言う手前のゴールを設定する。笑いで天下をとるでもなく、何者かになりたい、でもなく。手前にゴールを設定する事で挫折があっても前向きになれる。そしてモテたいは余裕で真っ当なモチベーションでもある。聞こえは不純でも、スタートラインに立たせてくれる貴重なキッカケ。p18 ・芸人を目指し始めてから、全ての行動に「お笑い芸人になるため」と意味付けをしていった。本来なら遊びとカウントされる映画鑑賞も、見終わった後にノートに気に入った言葉とその言葉をどこで使ったら面白いかをメモして役に立てようとした。罪悪感も消えるし、むしろ自分を褒めたくなる。そうして自身を貯金していく。p28 ・浪人時代。受験勉強をサボりたくなった時。「お笑い芸人になるべくして生まれたお前が、これぐらいで諦めていいのか?」と自分に言い聞かせて頑張った。p30 ・スタートラインって立つのが本当に難しい。いつも立てたと思ったら新しいスタートラインがあわられる。そので躊躇している限り、先に走り出せた人から引き離されていく。 逃げさせようとしてくる甘い囁き、「焦ったら逆に失敗するから」。この言葉をどう無視して行動できるか。これが課題だった。p51 ・M-1を見据えてから逆に避難されようが毎日同じネタをやった。マイナーチェンジを加えつつ。1つの件にボケを50個用意して全て試したり、ネタが固まってきてもボケを言ってからツッコミを入れる秒数を変えてみたりした。それを全てノートに書き写して、ウケた度合いも数値化した。 このノートがいろんな緊張から助けてくれた。「こんだけ頑張っているんだから」と。p162 ・何か1つでも自信が持てるものさえあれば、他のマイナス要素をプラスに転じさせることができる。だからその自身の持てる1つを作るためにはひたすらに頑張った方がいい。頑張るものを見つけた時、それがもたらす効果は絶大だ。 同時に「自分を卑屈にさせる要素」を意識すると、それをすぐ否定できてプレッシャーから解放される。p174 ・ネタに集中することで、自分が芸人だと再認識できて、芸人山里のために作ってきた張りぼての自身の効果も復活してきた。 僕の張りぼての自信は、面白いとされた数々のことでできている。芸人である自分専用にできている。だから自分が芸人である意識が薄くなれば、その効果も薄くなる。自分の目的に合わせて作られた自信、目的を再確認し、再認識できたらその場所にもう一度立つ。その行為は非常に大切。p207 ・(目標)他人からのよくわからない批判に屈しないぐらい自分に自身を持つ。p235

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    投稿日: 2019.10.01
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    蒼井優さんと結婚して、ミーハー気分で付け焼刃的に読んでみましたこの本。予想以上情念渦巻く名作エッセイでした。エッセイなのか?ちがうか。 印象として、とても弁の立つ才能ある人というイメージでしたが、完全に努力努力努力努力の人。馬鹿にされた怨念を努力で練り上げたネタで何とか渡ってきたんですね。全然知らなかったし、そもそも南海キャンディーズは面白くないけれど、山ちゃん単独はとても面白いと思っていたから。 10年位前からは南海キャンディーズではなくて、ボクサーとピン芸人というイメージで見ていたので、二人ともコンビである事に愛着を感じているなんて思っても見なかったです。最近芸人さんの本割と好きでよく読みますが、何年経っても人気でしか判断されない厳しい世界ですね。一部の人だけが成功するも殆どすぐに居なくなってしまいますし。病んでしまうのも分かる気がします。 そんな厳しい世界を泳いで確固たる地位を占めていると見えていますが、本人はきっと今でも努力の最中なんだと思います。この本読むととてもサボっているとは思えません。 結構目頭熱くなります。

    13
    投稿日: 2019.09.30
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    山里さんが、芸人を目指すところから、現在の活躍に至るまでが綴られたエッセイ。所々笑いながら読みつつ、お笑いへの向き合い方が徐々に変わっていく様子に感動した。嫉妬をエネルギーに変える、退路を絶って努力する、その姿勢はとてもかっこいいなと思う。あきらめた、というタイトルに反して、上を目指し、努力し続けているその姿は天才そのもの。ラジオやテレビでのコメントの語彙力やものの見方もすごいと思っていたけれど、裏で努力しておられたんだな、としみじみ分かりました。

    3
    投稿日: 2019.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    南海キャンディーズのネタが大好きなので購入。山里さんの根気強さと努力にあっぱれ。嫉妬をエネルギーに変えて、自分を天才だと思い込むという考え方は自分にとってとても参考になる気がした。

    2
    投稿日: 2019.09.22
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    楽しかった!!こういうエッセイだいすき!けど読めば読むほど山ちゃんまじでひどいなこれはクズの極み…って思いました でも後半うるっときたし、包み隠さず全部いまの気持ちを書いてくれていることに感動した〜

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    投稿日: 2019.09.05
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    2019/8/20 努力の人、読ませる文体 クズとはいえ一人称ではやはり違う光るものがある しずちゃんとのぶつかりあいはなかなかにきついものは あったけど 天才の片端は多し。だからこそのコメディアン+コメンテーターなのだろうと思う。 若林のコメントがそれをさらに上回るキレキレっぷり 結婚した後のコメントも見たいものです

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    投稿日: 2019.09.02
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    山ちゃんらしい、いやらしさと暑苦しさが バシッバシに伝わってくる本。 ただ不器用だけど、不器用ながらにひたむきにお笑いの頂点を目指す山ちゃんに好感をもてた。 当時の山ちゃんに会うと本当やな奴って思うのかもだけど。 積み重なると味になるんだなあ。 努力の才能の人。

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    投稿日: 2019.09.02
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    山里さん蒼井優さん本当におめでとうございます!! 記者会見で蒼井さんを守る態度が評価され、 山里さん著作がAmazon総合ランキング1位!

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    投稿日: 2019.08.29
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    ・ すんごい性格悪いです、山ちゃん。 でも、人間臭くて好きだし、 これこれこういう時期を経ての、 あの蒼井優ちゃんとの会見だったんだろうなと。 ・ それにしても、自分のいじわるさをこんなにセキララに書いちゃって大丈夫?っていうくらい、いじわるです。笑 ・ それとともに、どういう頑張り方をしてきたかも、書いてくれてます。嫌味にならず、笑いも混じえて書ける手腕はさすがです。 ・ ゴシップ好きなわけじゃないんですが、山里さんと蒼井優ちゃんの結婚会見を見て、その全体としてのまとまりの良さが印象に残っていて、そうか、山ちゃんのいじわるさゆえに経験したあれこれの経験が、前向きに作用していらっしゃるのかな、と読ませていただきました。 ・

    2
    投稿日: 2019.08.29
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    ジェーンスー さんがラジオでおすすめしていたので読んでみた。芸人さんの仕事や一夜にして栄光を手に入れて世界が変わること、山里さんが嫉妬の天才と呼ばれる理由、色んなことが新鮮だった。 ここまでのレベルで自分にストイックになれたら、何でも出来そうな気がする。仕事たいへんな時などできる範囲で真似してみたい。 嫌味かもしれないがしずちゃんとの確執の部分があまりなかったのでもうすこし詳しく知りたかった。

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    投稿日: 2019.08.27
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    山里さんの凄い所は、きちんと自分を客観視できるという事 誰でもダメな所はある 自分本位の言動をしちゃったりする事だってあると思う でも、その時にいかに自分自身を客観視できるか。 自分は周りからどう思わられるか 周りに合わせるのではない でも、この世界は自分一人でできているわけじゃないから 周りの人がいるおかげで自分がいるという事を忘れてはいけない 自分の意見を伝える、その後にしっかりと相手の事も受け入れる。相手の意見も聞く。 それが出来ないといつのまにか自分の周りから人はいなくなる。 その時に自分を客観視できなければ、自分が悪いとは思わず更に周りを苦しめる。悪循環。 山里さんはそれでも、それをエネルギーに変換している。 悪循環の行動をしている人から受けたイライラをそうやって変換できれば、悪循環の連鎖はとまる。

    3
    投稿日: 2019.08.19
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    『天才はあきらめた』(著:山里亮太) 付箋部分を抜粋します ・人見知りというのは相手の気持ちを誰よりも先に考えることができる才能だと、タモリさんに言われたときに納得した(p38) ・スタートラインって立つのが本当に難しい。いつも立てたと思ったら新しいスタートラインが現れる。そこで躊躇している限り  先に走り出せた人から引き離されていく(p51) ・僕の陥っていたミス  相手を叱りつけることで自分ができていると思ってしまうというミスはこんなにも駄目なこと  だったのか(p111) ・ネタは、ネタをやる人間がおもしろいと思うものをやればいい(p112) ・自分が薄っぺらい人間だと痛感させられる。しかし、その痛みを努力に変換する。駄目だからやらないのではなく  駄目な自分だからこそ努力量を増やさないといけない(p116) ・自分の仕事に義務感だけでなく楽しさが加わると、作業のスピードや集中力など段違いに違ってくる(p135) ・腐るのではなく全てをパワーに変換する。何か嫌なことがあったらこの「変換」を真っ先に頭に置く(p148) ・努力をし続けると、過去を振り返って「あのせいで駄目なんだ」という考えよりも「あのおかげで得をした」と考えることで  得るものが多くなる(p163) ・これをただ嬉しい、売れた、と考えると駄目になる。この貯金を元手に、次の打席に立つために何をすべきかを考えること、  加えて違う打席に立つ勇気を作らなくてはいけなかった(p184) ・駄目なときに駄目を悔いるだけで終わるか、それを武器に転化させる行動にどれだけ早く移せるか?が大事だった(p200) ・へこむということで全ての努力することから逃げるという最悪のブレーキ(p206) ・自分が楽しいと思っているときに笑いが起きる(p232)

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    投稿日: 2019.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テラスハウスから大好きな山ちゃん。見ていて本当にスカッとさせてくれるあの言葉達は、上手く言葉にできない弱きものの味方であると思う。 彼のあのポテンシャルは嫉妬心からくるガソリンを燃やし続け闘う努力する姿勢からであった。絶対見返してやるってあんな文字で書ける、、その熱量がすごい、、でもそれを永遠と続けられるのは何故なのか。。山ちゃんのお父さんはもとボクサー、お兄ちゃんはクローズゼロのヤンキー、、その影響も強いのでしょう。そして自身をコントロールしながら努力ができる天才なのだ。 仕事の応援本として見返したい一冊。

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    投稿日: 2019.08.15
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    蒼井優が選んだ人はどのような魅力を持った人なのかが気になって読んだ。その結果、ストイックでナイーブな方と思いましたが、いかがだろうか。

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    投稿日: 2019.08.15
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    ①その時の最善のゴールを見つけて逆算するという事 ②自分が楽しい時を整理して公式化する。それを仕事に当てはめる。 ③人運がいい話。自身のやるべき事を全うしていればそれは上がっていく。 ④努力をし続けると、過去を振り返って「あのせいでダメなんだ」という考え方よりも「あのおかげで得をした」と考える事で得るものが多くなる。 ⑤何か一つ自身の持てるものさえあれば、他のマイナス要素をプラスに転じさせる事もできる。だからその自身の一つを作る為にはひたすら頑張った方がいい。 頑張るものを見つけた時の効果が絶大。 ⑥その時々の最終的な目標を考えて、そこへいくには何をしたらいいのか考える。は裏切らない。 ⑦張りぼての自信の話。自分が芸人であるという気持ちが薄くなればその自信の効果も半減。自分の目的に合わせて作られた自信を再確認し、出来たらその場所にもう一度立つ。

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    投稿日: 2019.08.14
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    嫉妬を活かす努力がすごい。普通の人であったらすぐに立ち止まってしまうことでも憎しみと自分に対する空虚な自信でほかの人が出来ないような努力をしている。それは売れますわなって思わされ、自分もやる気が出てくる

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    投稿日: 2019.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分のモチベーションのコントールの仕方がわかる本。 また山ちゃんの人間の本当の本音があって、綺麗事を言ってないからとても読みやすい。 天才に対するイメージに対して自分は、違うから努力するセリフが一番印象的だった。 「退路を断ったおかげで頑張れた時には、そこに橋を架けるようなイメージでサボりたい気持ちに従って、休む。 それをしかっりとご褒美と感じながら。そしてその橋を壊すことで、またしっかり努力を始める。 天才はきっと逃げ道なんか見えてないんだろうな。まっすぐゴールに向けての道しか見えてないんだろうな。 そしてそれを苦労と思わずただ呼吸をするように進んでいってるんだろうな」

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    投稿日: 2019.08.12
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     ものすごい努力と執着だと思う。自分への飴と鞭を巧みに使い分け、モチベーションを保ち続ける精神力は、本当にすごい。それができる人を、天才というんじゃないの?  読んでいて元気が出た。何より感心したのは、自分のみっともない部分や最低な行いを隠さず、向き合っていること。この本を読んだ後、2004年のm-1のネタをみた。とても感慨深い気持ちになった。

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    投稿日: 2019.08.06