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天才はあきらめた
天才はあきらめた
山里 亮太/朝日新聞出版
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総合評価

421件)
4.1
127
172
72
6
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    筆者のことをよく知っている状態で自叙伝を読んだのって初めてかも。 天才なのに「天才はあきらめた」って何?って思った。ただ、もともと天才だったというよりは、努力した結果天才になった人って感じがする(そんな概念があるのかわからないけど)。仕事が増えてネタ合わせする時間がなくなり、2005年のM-1で9位になったところでそんなふうに思った。 劣等感?から完璧主義的な努力をし続けて、今ではこの本に書かれている以上の大成功してる。タイトルを変えて、まだまだ追記していけそうな本。

    1
    投稿日: 2023.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

     著者はお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太。氏の半生を記録した自叙伝である。  著者は親交のあるお笑いコンビ「オードリー」の若林正恭と組んだテレビ番組「たりないふたり」で漫才ライブを開催していた。この二人の半生をドラマ化した。「だが、情熱はある」。このドラマに登場するエピソードが本書に記されている。  私は、山里氏とオードリーの深夜ラジオのリスナーであるため、本書は必読であったのでドラマ化を機に精読した。  著者は、学生の頃から女性にモテたいという気持ち一筋で、周りが女性とうまく立ち回っていると、その恨み嫉みをエネルギーにして勉学、お笑いへの努力に費やしていた。  その努力が現在の活躍に繋がっている。書籍内で、著者は、運がいいと語っている。人生の分岐点で人に恵まれているからだ。著者の世話人は「運もあるかもしれない。ただ、自分の道を一生懸命に走っていると、人は必ずそこに引き寄せられていくものだ」と述べた。この一言が著者への評価だと思う。  私も、信念を貫き、人を引き付けられるような影響力を備えた人物にならなければならない。

    1
    投稿日: 2023.05.01
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    「張りぼての自信」という言葉が沢山出てくる。自信があるようで無い。無いようである。あるから前向きに進める。無いから、嫉妬して、それをガソリンに、妥協せず、努力する。天才とはそんなものだろう。

    1
    投稿日: 2023.04.22
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    「だが、情熱はある」の予習に。山ちゃんの滑らかな言葉を叩きつけたような勢いの文章。「ここまで自分を開け広げにするなんてすごい」という言葉が欲しくてここまで書いてるのではと裏の裏まで読みたくなる凄さ。若ちゃんの解説の通りそこまで含め武器にする天才なんでしょう。

    1
    投稿日: 2023.04.17
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    天才・山里亮太の壮絶な努力と、その過程で生まれた後悔、そして再生を描いたエッセイ。自分をみくびった人間への復讐心をガソリンに、猛烈に笑いと向き合い、二度の解散やM-1最下位など、挫折しまくった芸人人生を語る。ツッコミじゃなくてボケだったことも知らなかったし、成功の影でこれだけ苦しんでいたことも知らなかった。本人は謙遜してるけど、どう考えたってやっぱり天才。「はりぼての自信貯金」、俺もやろうかな。

    1
    投稿日: 2023.04.16
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    山ちゃんってコメント力とかツッコミの瞬発力とかすごいなと思っていましたが、昔にいろいろな苦労といくつかのコンビを組んだ経験を経て、努力をしてきた結果なのだなと分かりました。…が、ご本人も書いていますが、読めば読むほどクズだなぁと。相方に厳しくすることで自分は出来ているという安心感を得る辺り、よく足軽エンペラー時代の相方さんもその前の相方さんも我慢したなと。今は売れて女優さんと結婚したけど、この頃の歪んだ山ちゃんだったら無理だっただろうなと思ってしまいました。

    1
    投稿日: 2023.04.16
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    めちゃくちゃ天才じゃねぇか。 と、途中でキレながら読んでたら、最後の若林の愛ある解説で書かれてた。 なんの努力もなく、サラッと成し遂げてしまう天才にも憧れるけど、努力の天才って汎用性高すぎて嫉妬するわ。 芸人じゃなくても成功してただろ。 とんでもないところから褒め言葉持ってきてくれるお母さん、凄く羨ましいな。ワードセンス磨かれそう。 ただ、あんまり南キャン好みじゃなかったから、山ちゃんに対する印象あんまないんだよな。MCしてることしか知らない。

    1
    投稿日: 2023.04.14
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    兎にも角にも努力をする天才。 嫉妬、復讐、自信に繋がる行動など、日常の様々な出来事を努力し続ける為の動機にしている。 とても参考になった。 ただ、NSC時代のエピソードはクズ過ぎると思った() 因みに若林の解説が1番面白かった ↑リトルトゥース補正

    3
    投稿日: 2023.04.14
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    嫉妬をガソリンにするのは、一番成長できるんではないかな。 M-1グランプリ出たときの嫌いな社員へ「まだ飽きられてなかったみたいです」 ていうたところ。こちらもスカッとした

    3
    投稿日: 2023.04.13
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    オードリー若林の本が好きならゼッタイにこの本を読むべし。 こんなに何も隠さない人っているんだと驚く。日々の仕事で負った傷や耳を塞ぎたくなるような情けない話やみっともない姿をこれでもかと曝け出す山ちゃん。 ほんとうなら「やばい奴」なんだけと、ここまで突き抜けると「かっこいい奴」に変わってしまう。山ちゃんという一人の人間を通じて、自分の弱さを知ることができた一冊。

    3
    投稿日: 2023.04.07
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    山ちゃんの文章は初めて読んだ気がする。信じられないくらい劣等感を努力に変えてきた人なんだねぇ。若林の解説が愛に溢れすぎて。

    3
    投稿日: 2023.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    南海キャンディーズの山ちゃんの自伝。 こんなことまで書いて良いの?!ってくらいに、歴代の相方への懺悔や、醜い嫉妬心が書かれている。そのあけっぴろげな文章もすごいし、また自己分析も優れている人なんだなあと驚いた。 山ちゃんは自分のネタ作りのことを、あざといとかずるいとか表現をしているけど、誰よりも努力の人だというのが分かった。 日々の怒りを書き殴った地獄ノート、読んでみたい笑 また相方しずちゃんとの関係の変化も、すごく興味深かかった。

    4
    投稿日: 2023.02.01
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    山ちゃんのストイックさに 感心するとともに,嫌なことをガソリンにする 生き方は参考にしたいと思いました。

    1
    投稿日: 2023.02.01
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    最初え、山ちゃんクソすぎんかと思ってしまって不快すぎて途中でやめてしまいたくなったけどなんだかんだで最後まで読んでしまった。 嫉妬などの負の感情をそのままにしておくのではなく、自分の頑張るエネルギーに変えて行動できるのは一種の才能だと思うし性格が曲がっていたとしてもずる賢いというか元々頭よかったんだろうなって思う。 自分を客観視して失敗を次に繋げていける人は強いなあ

    1
    投稿日: 2023.01.17
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    小学生に見た南キャンの衝撃を今でも覚えてる。順風満帆にみえた彼らの姿と山ちゃんの苦悩と自我と成長?が見えてとても改めて好きになった。

    0
    投稿日: 2023.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夢に向かって努力する姿勢が崩れそうな時、励ましてくれる本。 ・中盤までは本人が他人にした仕打ちや姑息さに苛立つが、若林さんの後書きまで読み切ると爽やかな読後感となる。 ・夢を追いかけるの過程でがぶつかる壁(嫉妬、批判)をいかに自分の燃料にするか、折り合いの付け方を学べた  →外に愚痴をこぼすのではなくノートに書き殴り可視化。復習をモチベーションにする。ぐちぐち悩んで時間を使うことを悪とする ・時には姑息な手段を使う必要性を学べた →ぐちぐち言うならお前もやればいいじゃん、と言う言葉が刺さった。嘘をつく器用さがある人は武器になると感じた ・「まっすぐな人に吸い込まれていくんだよ」「愛されている赤メガネ」「喧嘩を買ってしまうヤンキー」 →自分で否定して他人に肯定させる手腕であることは分かっていても、可愛がってしまう、愛されてしまう人への羨望が強くなった。直向きさを大切にしていたい ・素晴らしいお母様 →何をとっても「すごいねえ」と返してくれる母。正直羨ましい ---- ・ひたむきさに人間は吸い込まれる ・出会いと仕事の機会を頂けることに感謝しつくす ・何よりも楽しむこと。そして徹底的な磨き上げ(間、フレーズなど) ・退路を断つことで自分を奮い立たせる ・嫉妬をしたらどのように復習するかを考えるモチベーションにしてみる ・「特性」を売ることが何よりも強みになる

    1
    投稿日: 2023.01.08
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    おみゆさんが選書で選んでて読んだ。 山ちゃんは辛口コメントとテラハと、蒼井優さんの夫さまということしか知らなかったけど、この本読んで好きになったし、蒼井優さんが素敵だと思ったけのもわかる。 蒼井優さんのご結婚の決め手として、 やまちゃんと一緒にいるときの自分が好きだという ことは有名だけど(なるほど、、と思いすぎてわたしの基準のひとつにもなってる) もうひとつ、わたしが気になっていた言葉があって、それが、 仕事に対する姿勢はこれでいいんだ、と思わせてくれる、みたいなことで、、この本読むと、 山里さんの鬼のような努力の天才ぶりと同時に、蒼井優さんもきっとこういうふうに向き合ってるんだ、、と、もう、同じ人間として尊敬の嵐の気持ちになります。 天才は諦めた、のタイトルですが、たとえ負の感情や邪な感情だとしてもそれを最大限のエネルギーにできる努力できることは、才能のひとつです。 _φ(・_・ 自分ができないことを見つけては自分を責めるというとことが、無意識に逃げる理由ができて居心地が良かったことに気づいた 自分の目的のために作られた自信、ハリボテの自信は自分が違う方向に向かったら効力を発揮してくれない。 へこむということで全ての努力することから逃げるという最悪のブレーキ。

    2
    投稿日: 2022.12.30
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    人間味が濃すぎて凄かったです。 喜怒哀楽を行動で完結させる行動力は驚異的、これぞ天才なんだと思いました。 自分のことを1番分かるのは自分。 自己分析ではないけれど。 自分のことを考える、知るきっかけになる1冊。

    1
    投稿日: 2022.12.22
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    自分の好きな芸人、オードリーの若林がオススメしてたよ、と友達から聞いて購入した本。オードリーに限らず自分はお笑いが好きで、人を笑わせることを目標にしているお笑い芸人の方々をまんべんなく凄いな~と思っている。ので、南海キャンディーズの山ちゃんが書いている本に興味がないわけがなく。 この本を読むまでの山ちゃんの印象は「ワードセンスがとにかく秀逸で、陰湿という意味で性格に難があるからこそ捻くれた視点がたまらなく面白い」だったのが、そこに加えて想像を絶するほどの努力家だったことを知った時は驚いた。そして静かにやる気をもらえた気がする。 自分はいつも何か感動するものや衝撃を受けた時に「今から自分も変わるぞ!」と強く言い聞かせてはその決意が一週間くらいでゆっくり溶けてなくなる、ということを何度も経験してきた結果導き出した答えが「瞬時に変わろうとしても結局すぐ冷めるから、それなら本当に少しずつ、自分でも気付かないくらいの変化でやるべきことをやってモチベを上げたほうがいい」なんだけど、この本は自分にそれを思い出せてくれたような気がする。

    1
    投稿日: 2022.11.21
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    劣等感の塊。それを転化・昇華させて自分の目標やモチベーションに変換していく。アタマで理解できても本当のところでそれをやり続けられる人なんてそうはいない。自己動機付けの天才。深く考えずに呼吸するように自然と面白いことができるのが天才と言っていたけど、結局何も考えていない天才なんていないんじゃないかな。端から見たら天才でも、その人の内面はきっと山ちゃんとそう変わりはしない。みんな悩みもがき苦しんで目的目標に向かって日々進もうとしている。山ちゃんはそのプロセスや内面を身近でわかりやすい例を用いながら言語化してくれているということだと思う。膨大な数のネタ帳に書き綴る中で生まれたワードセンス。自然体に自分の心の内を書き表せる文章力。難しいことや突飛なことを書いているわけじゃない。でも読ませる力すごいよね。やり切る力とやり切るまでのプロセスを見た気がする。でも実際ここまでやれないよな。すごい。まさに天才なんだと思う。

    1
    投稿日: 2022.11.15
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    山ちゃん、その考え方は才能あるでしょう、、。人を恨むことが悪だとわかりつつ、恨むことはやめられない性格だから、恨みをエネルギーに!って持ってく姿勢が、潔い。 山あり谷ありありながらも、自分の強みを発見していく姿勢は見習うべきものがたくさんありました

    1
    投稿日: 2022.11.04
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    ひどいなと笑わせてくれて、 圧倒的な努力に感心させてくれて、 成功の臨場感と苦悩に涙させられる。 もっと文章を書いてほしい、もっと読みたい。 同じ感じで、女性経験から結婚まで書いて欲しい。

    1
    投稿日: 2022.10.25
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    「はりぼての自信」 山ちゃんはこれを使いこなして這い上がってきたのかー。 なんだよテレビの影響でクズ芸人ってイメージがあったんだけどめちゃくちゃ努力の人じゃんか!! ストイックだよすごいよ。 負の出来事をすべて糧にしている。。 そしてはりぼての自信を変なふうに使わない。 またまた人におすすめしてもらって読んだ本で発見があったな。 もう一冊借りてるけどひとやすみ。

    2
    投稿日: 2022.10.19
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    期待値が上がった状態で読み始めた割にあまり響かなかった。原因は山ちゃんの能力の高さと思います。やはり成功するだけの絶え間ない努力をされてますね。

    3
    投稿日: 2022.10.11
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    とにかく芯の強い努力の人。 なんでも、すごいね偉いねと褒めてくれるお母さん。 1番身近な人くらい、どんなことでも褒めてあげたら自己肯定感は上がるよね。

    1
    投稿日: 2022.10.03
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    感動した。 やっぱり、天才は、類い稀な努力をしていると改めて感じた。信念を貫く気迫。見習いたいが、それは難しいわ。実際。。。

    1
    投稿日: 2022.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天才の定義  →何者かにたどり着くため必要な労力を   呼吸をするようにできる人 天才を諦めた瞬間から醜い感情が味方になった  →しんどい努力が簡単にできるようになった 焦りをガソリンに変える  →失敗の言い訳もセット 向いていないという答えを出すと、 サボる理由に変化する 失敗は止まらなければ次の成功の最強のスパイス 努力は外部からの指摘ではしようとならない  →内から呼び起こさなくてはならない オードリー若林  →天才とは尽きない劣等感と尽きない愛のこと

    1
    投稿日: 2022.08.20
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    とんでもないとろこにたどり着く唯一の方法は、 目の前のことを一つ一つしっかりと取り組みクリアしていくことだけ。イチローみたい。笑 自分は天才じゃないと、天才になることをあきらめた人間の熱い努力の物語 ゆるいエッセイかと思って読み始めたけれど、全然熱量が、違った。魂のこもった一撃をくらったなあ

    1
    投稿日: 2022.08.15
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    読み終わった後の満足感がとんでもない。途中途中泣いてしまった。最後の若林さんの解説もおもしろかった。

    1
    投稿日: 2022.08.04
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     南海キャンディーズのツッコミ担当の山里亮太による本。芸人の本というと、よくよくエッセイが多いと思うが、この本はある意味自身の内なる闇等を吐き出した自伝とも言えよう。  テレビなどで見せる語彙力豊かなコメントや、この本を見て感じたことは、「計算」高いなぁということである。  その計算が出来るだけに、なんともストイックで努力を惜しまないのであるが、その原動力は何より嫉妬や恨みというもので、そう考えるとそれらをエネルギーに変換するのは、まさに健康的でなく「苦肉の策」的な精神に異常を来たす状態で、並の人では真似しようがない。  この本はなんとも面白味よりも、芸人が抱える辛さや急激な栄達と不安定さ、それでもそこにしがみつき自身のやりたいことに齷齪する芸人に、馬鹿もできないものだと再確認してしまうものである。

    1
    投稿日: 2022.07.30
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    山ちゃんの語彙力とワードセンスにはいつも感心させられる。彼は完璧主義で圧倒的な努力の人。 読んでいて少ししんどくなるほどの熱量だった。

    1
    投稿日: 2022.07.27
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    芸人は自分がなれない職業ランキング上位だから尊敬する。この本もめちゃめちゃ面白く読めたし多才な人多いイメージ。

    1
    投稿日: 2022.07.20
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    やっぱりどうしてもやまちゃん天才だと思う。こうして自分の醜いところもさらけ出せるところが素敵。 結婚されて、また現在の山ちゃんのエッセイが読みたい。

    1
    投稿日: 2022.05.16
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    #読了 2022.3.11 努力の天才。ストイック。 「悪い方へ落ちて行かないように」ってめちゃめちゃ早い段階で対策打てるのがまずすごい。やっぱ悪口とか不当な扱いとか、事実でもそーゆー言い方ないじゃんとか、事実だけど凹むわぁとか誰しもあるし、それって自然な心の動きだと思うんだけど、それをいち早く切り替える、その切り替えのための自分に適した考え方はこれ!ってのを経験で積み上げてる。 とはいえ、悪い流れになると相方に厳しく、もはやモラハラ・営業妨害なことをするというダメな部分は3人目の相方しずちゃんになっても繰り返すあたりは生来のダメな部分が露呈するわけだけども、途中で修正できて本当によかった。 私自身、鬱病をやったときに「この性格と共生するには」と考えて実践したときと似てるなと思って、すごく親近感が湧いた。 悪い方へメンタルが落ちているときにいち早く「あ、悪い方へ落ちてる」と自覚することが案外難しい。「自分なんか…」って思ってるくせに自分の感情を第一優先にして落ち続ける。「自分なんか…」って思ってるならもっとその通り自分の気持ちを蔑ろにして違う気持ちになればいいのにそれをしないあたりが結局自尊心の塊。誰かに相談しても「充分がんばってるよー」「考え過ぎだよー」なんて言われて、ゆっくり回復すればいいかぁなんて。本当は甘えだよね。すぐに切り替えて生産性あるものの考え方や健康的な精神状態へ持っていくのが本当はいい。でもなかなかそれができなかったりする。自分の気持ちをすぐに切り替えると言うのはある意味では自分を蔑ろにすること。つらい気持ちになってるのにそれを癒すことなく、更に否定して傷付ける行為でもある。最初のうちは落ちてるメンタルに引っ張られて切り替えられないんだけど、徐々にその切り替えを早くしていく。最初は意識的にやっていたことが反射的にできるようになっていく。反射的に無意識的になっていく。半分性格と言えるくらいまで食い込んでいく。作られた性格だからあまりにストレスフルなことがあると鬱が顔出すこともあるけど、以前よりも断然早く通常運行に戻すことができるようになっている。 私はそう習慣づけるのに一年くらいかかった。けど、山ちゃんはかなり早い段階でその考えに辿り着いて、自分のメンタルや考え方をコントロールしているからすごい。 ストイックだけど、謙虚とはまた違った感じがするから不思議。オードリー若林さんの解説にもあったけど、山ちゃんは表には出さないけど「舐められたら許さねぇ!!ぜってぇ忘れねぇ!!仕返ししてやる!!」っていう血気盛んなとこがあるんだよなぁ(笑)そーゆーとこの共感度は低めだけど、常に自分を律するストイックさが本当に素晴らしくて、読んでいてすごく気持ちよかった。 でも、きっと山ちゃんのことだから書いてない感情もたくさんあるんだろうなぁ。若林さんの言う通り「いやいや山ちゃんは天才だよー。すごいよー。」と言われるってとこまでがこの本のワンセットなんだろうな(笑)そこが山ちゃんの愛嬌であり、貯金するための自信を自ら生み出す天才。 ◆内容紹介◆ 「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。

嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。
コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。
その舞台でようやく見つけた景色とは――。

2006年に発売された『天才になりたい』を本人が全ページにわたり徹底的に大改稿、新しいエピソードを加筆して、まさかの文庫化! 
格好悪いこと、情けないことも全て書いた、芸人の魂の記録。
《解説・オードリー若林正恭》

    4
    投稿日: 2022.03.16
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    どんな方法であれ、こんなに努力を続けられることが天才、、沈んでるときに定期的に読んで自分に喝を入れたい。 やまちゃんのワードセンス、本当に天才だと思う

    1
    投稿日: 2022.03.06
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    テレビで拝見する山里さんの裏にある努力を知ることができる。読み物としても面白く、また自分も頑張りたいと思わせてくれる本だった。

    2
    投稿日: 2022.03.02
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    芸人さんはメディアを通して知っている姿の裏で、メチャメチャ努力してるし、発言のすべては計算されつくしたもの。さらにそれを自然に装うのだから、皆さん凄いわけだ。好き嫌いはあるけど。で、山ちゃんは間違いなく天才の一人。言語感覚が特別なんだろうねぇ。

    1
    投稿日: 2022.02.26
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    お笑い芸人の風雲録。内側を見せるのは勇気がいることだろうが、苦労も努力も報われているのなら、一つの成功例を読むことができて、よいと思う。

    1
    投稿日: 2022.02.19
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    若手時代の相方とのエピソードは性格が悪いのは誰にも否定できないが、本当に努力の人だと思った。努力をテーマとした自己啓発本にも読めるほど。 ワードセンスに強いだけあって文章もすごく読みやすい。 解説をオードリー若林が書いているが、それも含めて最後まで面白い。

    1
    投稿日: 2022.02.13
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    山ちゃんがお笑い芸人を目指してから売れるまでの苦労や葛藤をつづったエッセイ。 ここまで自分を追い込んで努力できる時点で天才だと思う。でも死ぬほど努力すれば自分にも天才になるチャンスはあるのかもしれないって小さな希望はもてた。 嫌な出来事を全てガソリンに変えて自分を奮い立たせる、自信貯金を作る、、参考にしよう。

    1
    投稿日: 2022.02.12
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    解説の若林くん、文章うまいな! 山ちゃんへの愛と嫉妬とが伝わって来る上におもしろい。 山ちゃん本人は、クズだクズだって言われてたからどんなもんかと思ったら、相方にきつすぎたりなぜか命令しがちだったりとそういうことだったらしい。 お笑いへの熱量と、やる気がないやつが嫌いだってことがそうさせているようだが。 でも、それを包み隠さずそうやって書いて、過去の自分へもひどいよ、ありえないよ、恥ずかしい、って出しているのがなんというか、すごいね。 出しちゃうくらい、自分を結局認めているのかな。 過去の相方たちも、しずちゃんも、いい人。くずなのに山ちゃんへの愛情を向けるってことは、くずだけじゃないんだな。努力する姿や、夢へ進む力をちゃんと見てもらえてる。 すこし売れ始めて、M-1でなかなか結果が出ないあたりの苦労しているあたりの描写が一番グッと来た。 舞台で、お客さんの笑い声を聞いてるのがすごく楽しいみたい。 天才の面もあると思うし、凡人ではないけど、すごく自己否定もしながら苦い思いもしながらがんばってきた人なんだね。 本文にはないけど、すごくかわいい奥さんがいるの知ってるから、辛さも後で報われるよーって思いながら読める。今なら。

    1
    投稿日: 2022.02.05
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    負の部分がすっごくよく出てて 嫌な気持ちになりながら だけどどこか共感しながら読んだ。 嫌なやつだって言うけど、 そういう側面も誰しもがある程度は 心の中に持ってるんじゃないかと。 それを表面に出すか否かの差というか。 と私は思ってしまっている。 最後の解説がすばらしくて星が満点になりました。

    5
    投稿日: 2022.01.16
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    人を怒っているときは、ストイックに努力していて自分の力もついていて、成功への階段を猛烈に走っている気分になれているだろう?しかしそれは全くの幻想で、自分は本当は立ち往生しているのに、後ろをついてきてくれている仲間を下にどんどん落としていくことでできた距離を、自分が昇っていると勘違いしているだけなんだ。 運もあるかもしれない。ただ、自分の道を一生懸命に走っていると、人は必ずそこに引き寄せられていくものだ 今回もめっちゃ良かった・・・若林の後書きもなんなんほんま。めっちゃ認めあってるやん・・・なんか、読めば読むほど似てて、でも話にならんくらい俺より努力していて考えてて、凄いなほんま

    1
    投稿日: 2022.01.13
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    山ちゃんの不屈の(恨み?)精神に驚きました。笑 もの凄いパワーを持って生きている人なんだなって思いました。 過去の相方への接し方は、本当に態度悪いなと素直に思いました。私だったら絶対に耐えられないし一緒にいたくない人間ナンバーワンですが、きっと本には書かれていない山ちゃんの魅力があるからファンがいるんだと思います。 いやー、でも凄い。こんな人間いるんだ、と驚きました。生きづらそうだなって思いましたが。笑

    1
    投稿日: 2021.12.29
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    やまちゃんの自伝(?)。 結構ねじれてるけど努力家だなー と思っていて、思った以上に遥かに努力家。 高い熱量を超えて執念に近い。 蒼井優ちゃんと結婚して「美女と野獣」と言われましたが これだけ努力の人ならさもありなん。 僕も頑張らんとなーと思いました。 母親が「すごいねえ」といつも褒めてくれるのもいいですね。 そういう家庭でこういう人が出るんやなーと思いました。 「運もあるかもしれない。  ただ、自分の道を一生懸命に走っていると、  人は必ずそこにひきよせられていくものだ」

    10
    投稿日: 2021.12.27
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    若手時代の失敗や、南海キャンディーズの不仲など、自分の反省点やカッコ悪いところも赤裸々に語っていて、面白かったです。 今売れっ子の芸人さんでも、楽ではなく、挫折や失敗、恨みなどを乗り越えてきたんだな…と学びました。 最後の若林正恭(オードリー)の解説も、他の人とは違った視点で見た山里さんについて語っていて、良いと思います。 さらにその後について描いた山里さんのエッセイも読んでみたいです。

    2
    投稿日: 2021.12.12
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    こんなにも自分のことを理解して格闘しながら生きていいる人はじめてみたなあと思った。そしてこんなにもなにもかもさらけ出して生きているひともなかなかいないしできない。 山ちゃんは天才! なぜだか若林の解説も泣けました。

    1
    投稿日: 2021.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これだから、 山里亮太は天才なんだよなぁ。笑 こんなに人を妬む、嫉む、 それを燃料にする 「妬み柱」。 とにかくストイックで 常に完璧を求める所。 色々「たりない」ところがあるけれど、 そんな人柄が本当に惹かれるし、 良い。 蒼井優を取りやがって! 許さんぞ!!笑

    1
    投稿日: 2021.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本もながらく積読として本棚に入っていましたが、「そして生活はつづく」(星野源)を読み終えた流れでようやく手にとりました。 いやぁ〜良書です。 現在の南海キャンディーズのみならず、お笑いを志しNSCに入った頃からの山ちゃんの歴史。 心の葛藤と、いかにして今の山ちゃんがあるのかが赤裸々に語られています。 山ちゃんを知るきっかけとなったのは、TV番組のガチンコから。 その後、TVで見るようになったのは南海キャンディーズとしてですが、コンビの不仲説も含めて正直あまり良いイメージは持っていませんでした。 なかなか自分の傷や闇をここまで赤裸々に語れる人はそうはいないと思います。 本書をきっかけに山ちゃんを見る目が変わると思います。 説明 内容紹介 「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。 嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。 コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。 その舞台でようやく見つけた景色とは――。 2006年に発売された『天才になりたい』を本人が全ページにわたり徹底的に大改稿、新しいエピソードを加筆して、まさかの文庫化! 格好悪いこと、情けないことも全て書いた、芸人の魂の記録。 《解説・オードリー若林正恭》 【目次】 はじめに プロローグ ●第1章 「何者か」になりたい 「モテたい」という隠れ蓑 母ちゃんの「すごいねえ」 お笑いやってみたら」 全ては芸人になるために 「逃げさせ屋」を無視する 大阪怖い! 人見知りは才能? 〝ならず者〞たちとの日々 先輩の涙 ●第2章 スタートライン 芸人養成所という魔境 相方は絶対男前 暴君山里 キングコングの快進撃 偽りでも天才になりきる 伸びる天狗山里の鼻 「もう許してくれ……」 ●第3章 焦り 富男君 加速する相方への要求 天才ごっこ 圧倒的な敗北感 モチベーションは低くて当たり前 芸人になれない日々 「おもしろい」がわからない 超戦略的オーディション 〝姑息ちゃん〞の勝利 初めてネタを創った日 解散 「もう一度」と言えなかった いいネタはどうしたら生まれるのか? 媚びを売って何が悪い! ピン芸人・イタリア人 最強の相方を探せ! 南海キャンディーズ結成 ●第4章 有頂天、そしてどん底 襲ってくる恐怖感 自分の立ち位置は何か? やっと見つけた僕たちのネタ お前たちは「素人だから」 怒りのパワーを成仏させる 僕を変えた運命の出会い 僕の中のクズとの付き合い方 「お前らのやったことの結果を見ておけ」 マネージャーを志願する男 嫉妬は最高のガソリン! M‐1グランプリ2004スタート 医者ネタ 失うものなんか何もない 夢の始まり M‐1バブル しずちゃんとの初めてのぶつかり合い ドヨーンの始まり 人と話すのが怖い 壊れていく心 M‐1グランプリ再び 「もう終わりだな」 ●終章 泣きたい夜を越えて 「おもしろいから早く死ね」 よみがえる「張りぼての自信」 しずちゃんへの嫉妬 最悪だったコンビ仲が 「M‐1に出たい」 周囲からの攻撃的な言葉 「死んだ! 」 しずちゃんの涙 初めて見た景色 ●解説 ぼくが一番潰したい男のこと 若林正恭(オードリー) 出版社からのコメント 『天才はあきらめた』は、 山里亮太さんが格好悪いこと、情けないことも全て書いた、 芸人の魂の記録です。 本書には、相方であるしずちゃんに対して、映画「フラガール」出演オファーもみ消し未遂事件など秘話なども掲載されていることから、6月5日の女優・蒼井優さんとの入籍記者会見直後から、注文が殺到。Amazonの和書総合ランキング1位を独走するなど売れ続け、朝日新聞出版では急遽8刷3万部の大型重版を決定。それでも追加注文のペースが止まらず、更に9刷2万部の重版を決定いたしました。重版分は「祝・ご結婚」特別帯で出荷します。 山里亮太さん喜びのコメント 皆様、『天才はあきらめた』にさらなる重版が決定いたしました! ! 本当にありがとうございます! ! 妬み嫉みを燃料にしてきた山里が、その妬み嫉みのおかげで本当に色々な素晴らしい思いをさせていただいております。 この本はその証拠になってくれています。 そして、そんな本を皆様がまだまだ求めてくださる、こんな嬉しいことはありません。 どうか、末永くよろしくお願いいたします。 著者について 山里亮太(やまさと りょうた) 芸人。1977年生まれ、千葉県出身。漫才コンビ「南海キャンディーズ」のツッコミ担当。通称、山ちゃん。関西大学文学部卒。在学中に吉本興業のタレント養成学校NSC22期生になる。2003年に「しずちゃん」こと山崎静代と南海キャンディーズを結成。04年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞、M‐1グランプリ2004準優勝。南海キャンディーズ不仲の時期を経て、M‐1グランプリ2016、2017に再挑戦。2018年コンビとして初の単独ライブ「他力本願」を開催した。著書に『ニュースがもっとよくわかる本』(池上彰との共著、海竜社)、 『ニュースの読み方教えます! 』 (聞き手:三田村昌樹 、発行:ヨシモトブックス・発売:ワニブックス)などがある。

    6
    投稿日: 2021.10.31
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    自分へのハードルが高く、自己肯定感の低い筆者が焦燥感や他者から受ける怒りなどを努力の原動力として本当の天才になった話。 同じ努力をしても、この高みへはたどり着けないだろうが、努力の仕方や考え方など参考になる点が多い。

    2
    投稿日: 2021.10.14
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    自分をきちんと見つめて、負の感情をエネルギーに変える。そんな努力があっての結果。そんな人間の成長と葛藤が見られて、なんだか感動する。

    1
    投稿日: 2021.10.10
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    テレビで拝見するには、山里さんのイメージってめっちゃ嫌な人という反面と本当は凄く良い人の二面があると思っていた。 芸能人で評価を気にしなくてはいけないにも関わらず、正直な気持ちを包み隠さず書いていて人間の性が見えてよかった。 自分は天才だと信じていてそれに裏付けされる努力もされてたからこその現在の地位。 本当に凄い人なんだなと尊敬。 弟が芸人で、コンビで活動しているからこそコンビの苦悩をわかってあげたくて拝読したが、山里さんの本来の綺麗な心を読み解けた素敵な本。

    1
    投稿日: 2021.09.06
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    本当に良い内容でした。 山里さんがノートに書き綴った、「他人の評価に振り回されないほどに自分に自信を持ちたい」というコメントがすべてを語っていると思います。 こんな風に生きたい、そう思うことができました。

    1
    投稿日: 2021.09.06
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    「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。その舞台でようやく見つけた景色とは――。 圧倒された。いろんな人のエッセイを読んできたが、ここまで自分の欠点やブラックな面をありのまま書いている人ってほとんどいないんじゃないんだろうか。オシャレな生活や気取った感じの都会暮らし、どんなに努力したかということを綺麗に書き綴るタイプはたくさんあるけれど、他人事感がすごくて、憧れることはあっても共感は難しかった。山里さんの醜くても腐らずに努力にすべて結び付けていく感情の波にすげええと感動した。いつもむっとして終わりだった自分とはまるで違う。やっぱりこの人、天才だ。

    1
    投稿日: 2021.08.29
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    南海キャンディーズ山里亮太がどのようにして生まれたのか? M-1グランプリ3位という鮮烈なインパクトを与え、 その後またたく間に人気芸人として知名度を上げていく山里亮太のすべてが詰まってる一冊だなと感じました。 天才は諦めたその一言に全てが詰まってると実感。 売れない時代から売れてから自分が芸人をしてもいいって思えるように努力する。 心をコントロールする。 遠くに感じていた芸人が身近に感じ、 勇気をもらえました。 山里亮太のデトックス?だったかな 日々の恨みつらみや反省などがびっしり書いてある山里ノートを振り返りいろんな毒を吐き出す番組でのキレキレの毒、アウトデラックスではちゃっかり番組のリニューアルでも生き残ってたり、たりないふたりというオードリー若林さんとのユニット漫才などいろんな断面を知っていたからこそこの本で更に山里亮太という芸人を尊敬しました。 元相方さんなどは大変だったと思いますが。。。 自分の言葉にできなかった不安やもやもやを言葉にしてくれてます。 そして努力で乗り越えているという成功体験としての希望を与えてくれるなと感じました。 この本読んだらM-1グランプリ見返したり、 山里亮太の不毛な議論聴いたり、クリーピーナッツのたりないふたり聞きたくなると思います!

    1
    投稿日: 2021.08.29
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    天才はこうやって作られるのか、とまざまざと見せつける本。 一回感想書いたのに、全部消えて書き直し… とにかく響いたのは、 ・へこむということで全ての努力することから逃げるという最悪のブレーキ 「へこむことすら許さない精神を持っているのか」と、ある意味恐怖すら感じた(笑) ホントに前に進むことしか考えてないんだなと言うことなんだろうな。 そして、ガソリンが嫉妬と言うのも山ちゃんらしいと言うか。嫉妬が常にあるってことは、次々と前に進んでいるってことだ。一つ嫉妬が解消されたら、三つぐらいの別の嫉妬を見つけているような感じじゃなかろうか。 圧倒的な努力をすると言って努力する姿勢はすごい。なかなか続くものじゃない。 たまに読み直して、自分の努力の足りなさに気づかせてもらおうと思う。

    1
    投稿日: 2021.08.25
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    山ちゃんがなぜ天才なのか、すごいのか垣間見れた気がする。 努力の人だし、本当にストイック。 負のパワーを上手く活かしてる。 なんだが読み終わって、前向きになった1冊。

    6
    投稿日: 2021.08.01
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     南海キャンディーズ山ちゃんの「天才は諦めた」読了しました。若林さんの解説と同意見。天才なんじゃね? 他人からの言動でムカついたことはすぐにガソリンチェンジする。これで目標に向かって努力する自分に満足する。自分にも応用できそう。人に会う運を才能と表現しているところや、プラスの方向に物事を解釈する考え方。これを自分の中に取り込んでいきたい。

    1
    投稿日: 2021.08.01
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    ◯なぜこの本を手に取ったのか 山ちゃんのツッコミのワードセンスが好きで、前から読みたいと思っていた本だから。 ◯読んで考えたこと3つ ・「こういったらこう思われるんじゃないか?」と考えてしまう自分のブレーキに、「こう言ったらこう思われるんじゃないかな?ならどう言ったら喜ばれるだろう?」と問いを一つ足すことで誰よりも相手のことを幸せにする才能へと変わる。人見知りは相手の気持ちを誰よりも先に考えることができる才能である。 ・なりたい自分を演じる。とにかく自分を褒める。出来事を前向きに意味付ける。思ったことをノートに書き出す。これでダメなら仕方ないと思えるまで準備をする。これを徹底的に繰り返すことで自分に自信がつき、楽しい人生が送れるのではないか。 ・やらない言い訳はいくらでも出てくる。言い訳が出てきた時は一度立ち止まって考える。

    3
    投稿日: 2021.07.23
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    山里さんの、負の感情をエネルギーに変えて、努力して、結果を出すの、最高にかっこいいなと思った。 読んでいて、しんどくなるくらいだった。 (正直しんどすぎて今の自分だと全部をじっくりは読めなかった。) 失敗談や負の感情もだけど、周りの人からの心ない言動とかがつらかったな。 若林さんの解説がめちゃくちゃよかった。 しんどさを昇華させてくれた。山里さんはこんなふうに思われているのか!ってなった。 いつも成功よりも失敗ばかり目についてしんどくなってしまうから、成功している人を羨んでしまっていた。 でも、「山里亮太は99%の成功があったとしても1%のミスに注目する」というのを読んで、救われた気持ちになった。 しんどくても、努力をすれば自分も山里さんのように天才に少し近づけるかもしれないと思うと、元気が出る。 悔しいことを言われたときに「こんなこと言われる自分がいけないんだ…」なんてウジウジしていないで、「ぜったい許さねー!」ぐらいの勢いで努力をしてやらねば。

    1
    投稿日: 2021.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不覚にも涙が止まらなかった。 解説にある若林さんの言葉が全てを表していると思うけれど、やっぱり、山里さん天才だし、天才があれだけ努力して、それを全てさらけ出されたら、勝ち目ないよね。 何にしろ、そこ結果?があの結婚。納得。

    2
    投稿日: 2021.07.02
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    [読書]6 天才はあきらめた 山里亮太(2018) 第1章 「何者か」になりたい 第2章 スタートライン 第3章 焦り 第4章 有頂天、そしてどん底 終章 泣きたい夜を越えて 全然馬が合わないくせに同じ研究会で会えば言い合いになる同期に押し付けられて2年くらい温めた本。面白かったし、自分を奮い立たせる素敵な言葉がたくさんあったよ。ありがとうサトシーラン。 課題図書が目の前にある時ほどこういう本が恋しくなっちゃう。 自己啓発本と言っていいほど、弱い自分と向き合って奮い立っていくための言葉がありました。でもそれは、「こうするといいですよ」っていうことじゃなくって、ただひたすら自分のことを語ってるだけ。そこが今の自分にとって読んでで心地よかったっすー。 ネガティブでストイックな人の自己内対話は共感するところがあった。山ちゃんはモンスター級すぎるから比べものにならないけど。現在の自分は地獄を見た後のポジティブスパイラルにいるので、怒りをガソリンに変える必要はなく、ためになった!というわけではない。 ただひたすら、ネガティブな人の自己内対話って面白いなぁって夢中で読んでた。 不毛な議論もたまに聞く。BGMがたまらないですよねぇ〜 『明日のたりないふたり』を迷いに迷ってみなかったのか大後悔であります。 若様の解説を読んであーみときゃーよかったなぁ〜って思っております。 ネガティブに溺れていく人をに寄り添わせてもらえる人になりたいなぁと思っているので、ネガティブスパイラルにいる人に、「山ちゃんはこうやって抜け出したらしいよ。」ってお伝えできるよう、どっかに書き残しておこうと思いました。 そして、来月中にサトシーランに美味しいものか素敵なものかおすすめの本と一緒に郵便しよう。 そんで、自分もこの本買おう。

    1
    投稿日: 2021.06.30
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    これだけ沢山の努力ができるのに、「ハリボテの自信」と書き方をしていてて驚いた。 嫉妬をエネルギーに変えて努力するということを自分も取り入れてみようと思った(やり過ぎは禁物だけど笑)。 努力は運を運んでくるなと実感させられる一冊でした。

    1
    投稿日: 2021.05.31
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    いや最高です山ちゃん。とことん彼が真面目で謙虚で一生懸命な人かよーーくわかった一冊。 血の滲むような努力をしたからこそどんどん自分が悲惨な姿になっていくけどそこからの這い上がり、素晴らしすぎる。 あんなに日々忙しい山ちゃんがここまでやってるのに私は何をやっているんだという気持ちになったな〜! 読みやすくて1日で読めたし、起承転結がしっかりしてて久し振りに読みながら涙出そうになった、、。最後の若林さんの解説もよすぎる。人柄がとってもいいです、、、優しい世界、、、

    1
    投稿日: 2021.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    山ちゃんの卑屈さ、私は好き。解説の若林さんの、「傷を隠さない」その生き様を見せつけられたことが悔しかった、僕はプライドが高いから、傷をさらけ出すことができない。 という言葉にも、山ちゃんのよさが表れている。 数年前だったか、生放送で先輩芸人の悪口を言ったときにも、南海キャンディーズが不仲になった時も、ああやっぱりあの性格じゃね、と思われながらも何度もテレビに帰ってくるのは、その実力を認められずにはいられないからだ。

    1
    投稿日: 2021.05.18
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    まずはご結婚おめでとうございます!(今更) 涙なくしては読めませんでした。 いい意味で野心家の山ちゃんのエッセイ。 こちらも生きる活力になりました。 色々言われてもそれをガソリンにして頑張る力、本当に尊敬します。 今後の山ちゃんの活躍に期待!

    1
    投稿日: 2021.05.17
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    知ってはいたけどほんまにクソ野郎なんだよなぁ ほんでも自分の追い込み方、追い込める力、そこで凹まずにやれる力、その辺はすごいよね、天才だよね

    1
    投稿日: 2021.05.05
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    山ちゃんの人間性がよく出ていてとても面白かった。 山ちゃんのお母さんがすごい!と褒めてくれる人だったから山ちゃんはコメントに対して肯定、否定含むいろんな言い回しで返せるんだろうなぁなんて思った。 しずちゃんとのエピソード、千鳥大悟さんとのエピソードはエモさ大爆発なので人にもおすすめしたい。

    1
    投稿日: 2021.05.03
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    這い上がった結果とやったことの振り返り 毎回振り返り、どんな話をしたか どんな返し方をすればよかったかの振り返りをしてた

    1
    投稿日: 2021.05.03
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    山ちゃん、結構根暗な考え方で、笑えた。 嫉妬心をエネルギーにしていたけど、今となっては恥ずかしい話のようで、良い方向に変わってきているんだなと思いました。

    1
    投稿日: 2021.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わってすぐ「おもしろい」という感想が出たくらい面白かった。 ただのクズな人という認識しかなかったが、ストイックで努力家なクズの人という認識に変わった。 同時に、怒りをガソリンにして自分をパワーアップさせるという一貫した考え方や 目標に対してなりふり構わず何でもやるという姿勢がかっこよかった。 これだけの気概があれば、何でもできるのでは? 声を出して笑ったのは最後の解説だったけど 真面目な本編と、絶妙なバランスで成り立っていた。 あとしずちゃん性格めっちゃいい。

    1
    投稿日: 2021.04.22
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    『#天才はあきらめた』 ほぼ日書評 Day390 「自信貯金」という考え方は面白い。自分はダメかもと思ったら、それをちょっとずつ取り崩して「自分はすごい」と褒めてあげる。 さらに、その貯金の積み上げ方が凄まじい。 学生時代にコンプレックスを覚えていた「人見知り」というのは相手の気持ちを誰より先に考えることができる才能…後年、タモリに言われた言葉だそうだ。 売れない時期の話。デビューまでの経緯ゆえ、仕事のオファーが来ても吉本の事務方が断ってしまう。ネタを披露する機会すら与えられない(著者の推測ではなく、事務方社員の語った事実として記載される)ことに大いなる怒りを覚える。 ただ、ひょんなことからこの事態を打開できた後は、こう考えられるようになったという。 「腐るのではなくすべてをパワーに変換する。何か嫌なことがあったらこの『変換』を真っ先に頭に置く。それをひたすらやっているうちにイライラも消えて、こんな状況自分のために疲れた俺って凄い!とハリボテの自信貯金も溜まる」 オードリーの若林(春日でない方)による「あとがき」がまた良い。「『天才になりたい』ともがいている間に、誰かに引導を渡していることに天才は多分気づかないのである」、もちろんここでいう「天才」とは、山里のことである。 https://amzn.to/3x93Vz9

    2
    投稿日: 2021.04.19
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    山ちゃんと言えば腐り芸人。 捻くれた視点とそれを表すワードセンスが秀逸なマルチ芸人というイメージ。 だがそれは世間をナナメに見る腐りからくるものというよりも、ただひたすらまっすぐ努力を重ね、逃げそうになる回路をハリボテでも絶って、泥臭くも行動しまくった人間の蕾が不器用に咲いた花だったと良い意味で印象が変わった。 「逃げないための言い訳を作ることが、僕の才能の一つに追加できるかもしれない」という言葉がグッとくる。

    1
    投稿日: 2021.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一言、めちゃくちゃいい! この本を読む前から山ちゃんのことは好きな芸人さんだったし、好意的に読み始めたことは否めない。 それでも、その上をいかれた。いや、むしろ知ってたからこそ完膚なきまでに引き込まれた。 内容の話を少しすると、序盤は芸人になるくだりから始まるのだけど、ここらは少し冗長的に感じる。 だけども、物語を最高のご馳走にするために必要な下味なので、そこは唇をキュッと噛み耐えてほしい。 中盤に差し掛かるころ、M-1グランプリに出場する流れになってくる。ここから、さらさらと流れていた物語が急に波打ってくることになる。 ここからが本番。今までくだりはここに繋げる為にあった前説みたいなもの。 およそ読み始める前には想像すらしてなかったけども、この本からは『普遍的な成功哲学』あるいは『自己肯定感の気づき』といったものが学べる。 山ちゃんの物語に、よりシンクロした人はとても感動したのではないかと思うし、勇気をもらえたはずだ。 “何か一つ自信が持てるものさえあれば、他のマイナス要素をプラスに転じさせることが出来る。だから、その自信の持てる一つを作るためにはひたすらに頑張ったほうがいい。頑張るものを見つけたとき、それがもたらす効果は自分の思う以上に絶大だ” ー本文より引用 そのへんの自己啓発本読むより、よっぽど効果ある。こんなリアルな物語、面白くないわけがない。

    1
    投稿日: 2021.03.30
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    嫉妬深く露骨に性格の悪さが滲み出た赤メガネの男、「山里亮太」。 そんな男の成長記録の作品。 マイナスをプラスに変換するメンタリティは自分に足りないところだと思った。嫉妬や妬み僻みを抱いたら、それをバネにより高次元の段階にステップアップすることが自分には必要だと感じた。

    1
    投稿日: 2021.03.19
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    山ちゃんの圧倒的な実力の裏には 血の滲むような劣等感と努力があるんだね どんなネガティブなこともエネルギーに変えていける強さを持ちたい

    1
    投稿日: 2021.03.13
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    情熱と努力をした山ちゃんがストレートに伝わってくる。かつ、所々にさらっと名言を書いていてその一つ一つがとても印象的。スマートにはできない、だからこその努力。努力の仕方、大切さを改めて学べた。もっと南海キャンディースにネタ番組でてほしい、、、

    1
    投稿日: 2021.03.06
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    とても面白かった。赤裸々な、ドラマチックな回顧記。尊敬してしまう。自分がしっかりと前へ進むために、あの手この手を使って努力をしている。その姿になんだか感動してしまう。解説を読んで改めて思うに「山里亮太は天才である」。 本書では、「逃げる」という言葉が頻出するのだけれど、そこには2つの意味合いがある。ひとつは、諦めや言い訳という、自分が何もしない方向に向かうネガティブな意味。そこに「逃げ」ようと自ら気づくとき、彼は適切な努力の仕方を見つけ、切り替える。もうひとつの「逃げ」とは、このポジティブな努力のことを呼んでいる。 「僕はいつも自分にこう言い聞かせている。 /自分を「頑張れなくさせるもの」を振り切って、全力で走れ! /そんなものからは、逃げて逃げて逃げまくれ! /そのためのガソリンとして、自分が味わった苦しい感情を全部使え!」(はじめに) アンビバレンツな「逃げ」のタームは、筆者が「天才はあきらめた」と書く理由-天才とは自然に適切な努力を行えるひと-の裏返しだ。ネガティブにもポジティブにもせき立てられながら、走る。そこに私たちの姿、私たちのやるべき姿が、実演のなかで示される。だから、私たちを鼓舞するのだろう。その意味ですぐれて「自己啓発的」な本なのだ。

    1
    投稿日: 2021.03.04
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    図書館本。 読んで思ったのは、山ちゃんはとにかく努力の人。そしてネタも、怒りも、嫉妬も全てノートに書き込む。逃げてしまわぬよう、退路は自ら閉ざし、負の感情を燃料にしながら目前の事柄に挑む姿勢は、とにかくカッコいい。簡単に真似できることじゃない。 終章のあとにある、山ちゃんの手書きのページの言葉もさらに響く。その後の若林さんの解説もとても良かった。 読んでいて私も頑張らないと!と思える本でした。

    1
    投稿日: 2021.03.03
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    山ちゃんが実際にネタをやってる姿って実はほとんどなくバラエティー番組をうまく回してるイメージの人。 天才はあきらめたと表現しながらも、自身の芸に対する飽くなき探求心とプライドを感じる。下積み時代のハングリー精神や相方への見下しとか嫉妬のえげつない感情をうまく昇華して文章にまとめる才能も感じた。

    1
    投稿日: 2021.02.26
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    実力の世界である芸能界で残り続けている理由がよく分かりました。 努力の天才とはこのことか…という感じ。 芸人になりたいという夢にずーっとまっすぐだったんですね。とはいえ昔の山ちゃんは性格の悪い奴だったみたいですね(笑) 色々やり方としてはヤバいやつもありますが、 自分に厳しく、モチベーションを上げて取り組み続ける姿勢は、本当にすごいの一言です。 嫉妬も怒りも、全て努力のエネルギーに変えられる人は強いと感じました。 結婚おめでとうございます✌️

    6
    投稿日: 2021.02.25
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    山里さんがすごい熱い人でびっくりした。傷をぱっくり見せつけてくるから、それを見せられるこっちはあんぐりで、結構読んでてつらい部分もあった。本文もいいけど、若林さんの解説も愛があってにやっとしてしまった。ほんとそう、デスマッチ。

    2
    投稿日: 2021.02.22
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    モテたいとか誰かをギャフンと言わせるなど、小綺麗な動機でなくてもよいと思わせてくれる山里亮太さんらしい考え方で面白かった。

    2
    投稿日: 2021.02.20
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    自己否定からの努力の天才になり、他人への押し付け。自分も似たような気質を持っていて、すごく気持ちが分かる内容でした。山里さんに気づかせてくれた周りの人の言葉が刺さります。

    1
    投稿日: 2021.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人が薦めてくれた「たりないふたり」を視聴して山里、若林両氏もっと知りたいと思い購入。 「しくじり先生」や「たりないふたり」でも取り上げられた内容が殆どだったが、山里亮太という男の栄光と苦悩の日々が赤裸々に綴られている。 2004のM-1で鮮烈な全国デビューを果たした南海キャンディーズ。 当時リアルタイムで観ていたが全てが衝撃的だった。特に相方でボケのしずちゃんに対する山ちゃんの紳士的なツッコミが印象的で好感を持てたのを覚えている。 (その印象は山ちゃんの戦略にまんまとはまっていた訳だが) ただ栄光に至るまでにも結成、解散、ソロ活動… 人気番組「ガチンコ」の裏側、テレビ業界の闇… 様々な苦労があり、M-1後の輝かしき日々にも裏には多大な苦悩があった。 天才じゃないから…打算と駆け引きを駆使し、時には卑劣な技も使う。と卑下しているが それは笑いにおいて真摯に向き合い全力で真剣だからなんだなぁと思う。 (M-1の夢の舞台で、優勝よりも今後業界に残る為のネタを選択するなんて凡人にはとても出来ないだろう…) だからこそ、歴代の相方さん達も、酷い扱いをされても山ちゃんを尊敬し、信頼し、ギリギリまで耐えてきたのかと思う。 最初は互いに印象の悪かった千鳥の大悟が本当に辛い時に手を差し伸べてくれた事 コンビ仲が最悪の時期にしずちゃんが出演映画にコンビ名での記載を望んだ事 それぞれのエピソードは純粋に感動した。 良い人達に恵まれた。と述べているがその良い人達に認められて信頼を掴んだのは間違いなく山ちゃんの日頃の努力の賜物だと思った。 南海キャンディーズ、そして山里亮太氏の今後の更なる活躍を期待し応援したくなる一冊である。

    1
    投稿日: 2021.02.12
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     解説でオードリーの若林が、めちゃくちゃ山ちゃんを褒め称えすぎ。自分的にはマイナスポイント。正直、いらない。本編で終わっておけば良かった。  マイナスの出来事も活力に変えて蓄積していくことで車でいうところのガソリンにしていく部分は、ある意味、大袈裟だけども生き方の知恵だなと感じた。 人生の歩みを、おもしろおかしく作品として残せるのは、うらやましいかもしれない。

    1
    投稿日: 2021.02.07
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    千鳥・しずちゃんとのエピソードは心が温まる。 加えて若林の書評も面白い。 内なる想いを言葉という形で整理し、負の感情への対処法を熟知しているからこそ、今の形があるのだろう。

    5
    投稿日: 2021.01.29
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    ●自分が客席にいたとして、その自分が見て笑うものをやっているだけ ●努力は外部からの指摘ではしようとならない。内から呼び起こさなくてはならない

    1
    投稿日: 2021.01.29
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    自分の内面の汚い部分全てを曝け出し、汚い感情を否定せず受け入れて、それを燃料に努力を絶やさない山ちゃんの人間性に感服。 「腐るのではなく、全てパワーに変換する」 間違いなく天才にしか吐けない言葉である。 彼のように失敗や嫉妬を燃料にして、日々努力を絶やさずすぐに行動に移していきたい。

    3
    投稿日: 2021.01.27
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    お笑い界って過酷だな、、あそこまで勝ち上がることがどれくらいきついのかなんてもちろん考えたことなかったので、そんな彼らを尊敬します

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    投稿日: 2021.01.26
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    コメント力で言ったらピカイチのお笑い芸人山里亮太氏の葛藤の数々を描いた一冊です ネガティブキャラなんだけどなんだか憎めず何ならイジってほしいと思わせる話術は彼の真面目さからくるものだと感じてはいましたがこの本を読んで間違っていなかったことを確信しました 彼の天性の面白さのルーツがここにあります

    1
    投稿日: 2021.01.24
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    多分改訂前の「天才になりたい」も当時目を通していて、山ちゃんって色々考えて漫才してるんだなー、という感想をボンヤリ持っていたのだがそれから約15年、その後の南海キャンディーズの芸能界での成功を知った上での今、改訂版を読むと色々面白い。若林くんの解説がまた、山ちゃんへの愛に溢れていて良い。

    1
    投稿日: 2021.01.18
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    老若男女関係なくオススメです\(^_^)/ 人に迷惑かけなければ、人間の感情は全て個性になるし武器にもなる!山ちゃんは間違いなくトークの天才だと思います。けど不器用だけど「運も実力のうち?」って言うくらい出逢いにも恵まれてて凄い とても勉強になりました

    19
    投稿日: 2021.01.17
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    山ちゃんという人は…ネガティブで腹黒で、一方ある意味正直で、アウトプットするワードセンスがある、頭が良い人というイメージでみていたのが、腹を割り、腕を上げ、結婚をし、あれよあれよと色が変わっていく様は語彙力を全部失って「なんかすごい人だよなぁ」と思っていました。 ハリボテと自覚しながら組み上げる自信、適切にそれを崩して使えること、努力の量、分析の質、もちろん若いときは読み間違えも向き合い方も間違うことはあると思いますけども結果を出して、どす黒い気持ちを力に変えていく。 嫉妬で適切な努力ができない人の希望?ではないです。この人はしっかり「できる人」。脳の中を垣間見せていただいて、勉強になりました。

    2
    投稿日: 2021.01.14
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    失敗をしても、息子を心から肯定するお母様が素晴らしい。山ちゃん世代は、山里さんの諦めない姿に、それ以上の世代はお母様の素晴らしさに感銘を受けるのではないのでしょうか。

    1
    投稿日: 2021.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごくおもしろかった。昔の山ちゃんの性格の悪さにはちょっと引いたけど、他人を羨ましいと妬んだり意地悪な心が生まれたこと、1度は誰にでもあるんじゃないかな。行動に移すかは別として。天才に憧れる気持ちも自分は天才じゃないとわかったときの気持ちもよくわかる。でも、なれないとわかってからの努力には感服した。あとは千鳥の大吾のエピソードに感動した、かっこよすぎる。

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    投稿日: 2021.01.05
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    なんか普通に感動したり、鳥肌たったり、泣きそうになったりしたんですけど!! この本読んでからM-1グランプリ2020見たから尚のこと。

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    投稿日: 2020.12.23
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    山ちゃんの下積み時代からの話。 別にファンじゃないんですが、 この本は笑えるし、泣けます。 ライバルにキングコングや笑い飯、千鳥がいるので、こんな立ち位置だったんだなあと お笑い界のレースが垣間見れて面白い。 いっぱい努力してきた山ちゃんが、M-1で2位になった部分は、ちょっとホロリと来てしまった。 それまでの山ちゃんの頑張りを読ませてもらったから、よかったね、ほんとよかったね!と。 だけど、その後、悪い方向へ転落していく。 普通の仕事をしている人も同じだけど、準備運動や余白時間がないというのは、人を簡単に追い詰めていく。 一緒に苦しくなる。 でも、そこをあるきっかけで這い上がれる。 ウルッとくる。 以下ネタバレですが、 私のお気に入りは、山ちゃんのお母さん。 山ちゃんのお母さんは、山ちゃんのことをとっても褒める。 学校の先生に怒られた時は「すごいね、反省したふりうまいね!」 先生に この子はすぐ嘘をつくんですと三者面談で言われた時は「すごいね、すぐ頭の中で話を作れるんだね!」。 こんなお母さんになりたい。笑

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    投稿日: 2020.12.20
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    クズのパワーは圧倒的な努力を生み、天才にさせる。 頭の中はひらめきでは無く数式。みっともなくてカッコいい人の自叙伝。

    3
    投稿日: 2020.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    売れる前の泥臭い葛藤とか売れた後の周りからの期待に答えられない落ち込みとか相方への嫉妬とか最低だった自分を全て曝け出していて、面白かった。ところどころフッと笑える文で飽きない。山ちゃんのお母さんって素敵な人なんだなぁ。若林の解説も良い。

    1
    投稿日: 2020.11.25