
総合評価
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powered by ブクログ初めて読んだ村山由佳作品。泣ける、切ないと言われてるこの作品なのに、全く泣けないどころか急速に冷めてしまった。あんまりだ、人を死なせるイコール切ないじゃないんだぞと憤りや落胆を覚える。しかも理由が唐突だしね…。喧嘩別れの死に別れなんて、後味が悪すぎて読まなきゃよかったと思いました。でもそれくらい、私はこの二人にハッピーエンドを迎えて欲しかったんだと思います。そういった意味では結構ハマっていたのかも。電車での出会い、人混みから必死に守る様はとても好きだった。
0投稿日: 2012.07.20
powered by ブクログ年上女性と年下主人公の恋愛。 精神科医と浪人生… 男性からしたら夢の展開かも。笑 最後の展開は急でした… しかし村山さんの文体自体は、すごく読みやすくてよかった! 他のシリーズ読んでみようかな。
1投稿日: 2012.07.18
powered by ブクログどこかで見たことあるような内容だなーと思ったら、審査員もこの凡庸さを評価してる作品なのね。 後半からちょっと置いてきぼりにされて、ラストはいきなり過ぎてついていけなかった。 文章や空気感は嫌いじゃないけど、なんか入ってこない。 思いが通じ合う前まではそれなりに楽しかったけど。 もっと若い頃だったら、素直に入り込めたのかも。
0投稿日: 2012.07.13
powered by ブクログ高校頃の現代文の模試に「天使の卵」が問題の題材として載っていました。 模試が終わった後に友達何人かが「あの作品面白かったんじゃない?」「続きが気になる!」 って話題になりました。 色々模試を受けた中で、続きが気になり本を購入するに至った作品はこれが初めてでした。
0投稿日: 2012.07.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
凡庸だ。選考委員が述べている以上に凡庸でやりきれないほど。 どうしてこの小説が賞を獲ることができて、今も存在できるのか、一見不思議にも思える。そう考えてしまうほど、普通の物語。 なのに、とても気持ち良く読むことができた。 最初の電車の場面から作者の姿は希薄で、登場人物たちは勝手に動いて自分たちでストーリーを進めていく。 まるで晴れた日の川の流れのように淀みなく、さらさらと流れていく。引っ掛かるところがほとんど無いのは、どのシーンもどこかで見たような記憶があるから。 いわばデジャヴュを再現したストーリー。 この感覚はまさに水戸黄門、暴れん坊将軍、桃太郎侍と同じ。 だから、結論があらかじめ想像てきていても、気持ち良く読むことができた。 こんなストーリーがあれば、と思っていた夢が、ここで再現されていく。 凡庸であっても響いてきたのはそのせいかも知れない。いつでも捨てることができるけれど、何度でも繰り返したくなる甘美なストーリー。言ってみれば、ただの流行歌。何万年の昔から変わることのない、ただの流行り歌。 この小説が存在しているのは、誰にでも見えるけれど限られた人にしか描けない。そんな凡庸ではない立ち位置のせいかも知れない。 最後の一頁がめくられ、その後にはきっと次の物語が始まっているのを感じる。 一年目の春が過ぎれば、次に来るのは夏に決まっている。それがどんな結末になるのかもすでに分かっている。それは春妃の望みでもあったはずだから。
0投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログ最初このお話は主人公のハッピーエンドで終わるのかとかと思っていましたが、まさかの、まさかで終わってしまいました。その予想外なところが感動したと言えばそうですが、なんというか、切なくもあり、なにかひっかかるものが残るような気さえもありました。 ですが、村山由佳さんの作品は初めて読ませて頂きましたが、とても言葉が優しくて読みやすかったです。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログうちはあんまり好きではなかったなぁ。。。 本当の恋とは こういうものだ!! っていうのはわかるけど、 話がっとびすぎている気がした。 感情移入できなかった。
0投稿日: 2012.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すーっと読めて読みやすかったけど、あっさりしすぎていた気がした。 特に春妃先生の死んじゃった理由。 終わりがよめてしまった。歩太くんは今後どうするんだろう。
0投稿日: 2012.07.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストの急展開が無理矢理すぎる。 喪失感だけはよく伝わってきたが、特に感動を覚える要素はなかった。
0投稿日: 2012.06.27
powered by ブクログ"グッと引き込まれる"というより"流れに乗ってしまう"感じ!普通の恋愛ストーリーなのだけれど無駄がなく妙にコンパクトだから、とにかくスラスラ読みきってしまう。余韻の残り方も多少小さい!これが著者の作風なのかな?…次に「~梯子」を読んでみよう。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログすごく爽やかな恋愛小説でした。 言葉がひとつひとつ綺麗で。 特に主人公が初めてヒロインに あったところ。 あそこの描写はすごくすきです。 ただラストの急さは 否めないかな、と。 映画化もされてますが私はもっぱら 原作派です。
0投稿日: 2012.05.28
powered by ブクログそのひとの横顔はあまりにも清冽で、凛としたたたずまいに満ちていた。 19歳の予備校生の『僕』は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。 高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持ちはあったが、『僕』の心はもう誰にも止められない。 この作家の本は初めて読むねんけど、特にこの本は薄くあっちゅう間に読むことができた。 ザ・純愛小説にもかかわらず、登場してくる人みんな、恋愛・恋愛以外の自分の想いがとても重くて、内容が濃かった。 ラストが全く予想をしてなかったので、ビックリしたけど、読み手側もあまりに急すぎて、感情が入りきらず、泣く事が出来へんかった。 ただ、この本は、物語が進んでいく情景よりも、登場人物に降りかかった出来事に対するそれぞれの行動に興味をそそられた。
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログ読んだのは大学生の頃。この本は途中から涙が止まらない。 どうしようもないくらいまっすぐだったあの頃。そしてどうあがいても変わらない現実…。本を読んでひたすら泣き続けたのは、後にも先にも、この作品のみである。
0投稿日: 2012.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この人の本の中で1番好き~ なんか言葉がすごく綺麗で 心にじーんって染みてくるの ドキドキしたり きゅんってしたり ハラハラしたり 1冊でかなり楽しませてくれました♪
0投稿日: 2012.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
予想外のアンハッピーエンド、すきです。 ただ、人物それぞれの魅力がいまいちわからず・・・ せつないというか儚いというか脆いというか危ういというか、淡い色のイメージが残るお話。
0投稿日: 2012.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ピュアな純愛ラブストーリー。ティーンエイジャー向きだったかな。でも続編の「天使の梯子」も読みたいな。ストーリーはありがち過ぎるけれど、日本語の使い方や表現力が綺麗なので、汚れのない美しいものを読みたい時にはいいかも。
0投稿日: 2012.03.15
powered by ブクログ甘い。おいしいコーヒーの入れ方シリーズを読んでも分かるけど、この純☆恋愛な世界観が村山さんの真骨頂。赤面しちゃうよ。
0投稿日: 2012.02.22
powered by ブクログ重荷を背負った者同志にしかわかりあえない恋愛感情が美しくて切なくて、いつの間にか引き込まれてしまいます。 幸せと引き換えの様に訪れる運命に翻弄されながらも、強く激しく人を愛し続ける青年は、素朴で感情に素直であるだけに、 読み進める度に胸が苦しくなります。 女性作家でここまで見事に19歳の青年を描ききれるところが流石です。心理描写が卓越していて、変な気取り気も無く、素直な感情のうつろいや、ふと滲む涙の訳まで、一文字も無駄の無い文才で語りかけてくれます。 巧みな情景描写から 風や音、空の気配と色も寒暖も、どこまでも美しく、すんなり感情移入出来てしまいます。 ラストが唐突なのと、しっくりこないタイトルが微妙に心残りですが、久しぶりにどっぷり楽しめる傑作でした。
0投稿日: 2012.02.07
powered by ブクログ村山さんはこの本が最初だったんですが、他の本も読んでみようと思える本でした。 書き方も比較的易しく、初心者も読める良い作品だと思います。
0投稿日: 2012.01.14
powered by ブクログ年下男子と年上女子の恋愛もの。彼の境遇に同情するものはあるが、高校時代の彼女の姉と病気の父親の主治医という奇遇な所で繋がってるお安いストーリーがバブル期に作られた小説だからか。恋愛小説に浸りたい人向け。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ年上の女性にあこがれていても、うまくいかない時期ってありますよね。 自分のことをまだ男として思ってもらえない歯がゆさ。それでも必死に愛している少年の姿に自分を照らし合わせてみたりするのもよいひと時でした。 最後の流れはどうしても腑に落ちないけれど、それでも純粋に好きと思う気持ちをみずみずしい文章で語りかけてくる本作は、忙しい日常で「恋」を忘れかけた私にとっての栄養剤になりました。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
年下男子と年上女子の恋愛物語。 こういうのきらいじゃないです。 きらいじゃないけどそれ以上でもないです。
0投稿日: 2011.12.15
powered by ブクログとてもピュアで綺麗な恋愛小説。読みやすくいっきに読めました。ストーリーは凡庸だけど、心に響くものがありました。泣きはしないけど、いい小説です。恋愛ものにひたりたいときには、お勧めですね。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ村山由佳さんの本をすきになった初めのもの。 なにより泣いたし読み終ってまた読みたい!て思う本でした。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログさらっと読めるけれど、ご都合主義感が拭えない作品。 読みやすいゆえに、後に残らない作品だった・・・。 やたらと「泣ける」系の物語が流行ってたころだったので、余計に安っぽく思えたのかな。 今読んだら言葉遣いにも注目できると思う。 ただ、読書するきっかけになった本なので、中高生向けには調度いいのかな。
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログ私は「歩太」という主人公の名前が好き すごく誠実な感じがするし 一歩一歩 ゆっくりでも前進していく 芯のしっかりした人物を想像させる 音の響きも良い 内容はすごく純粋できれいな でもありきたりな恋愛小説 言葉の選び方はとてもきれいで すぅーっと心の中にしみてくる 心の中で情景が広がる 少々重い内容もあったけど 心が洗われるような 病んでるときに読みたくなる そんな本でした ダブルファンタジーを描いた人と同一人物とは思えない(^^;)笑
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ泣ける純愛小説 というキャッチフレーズに惹かれ購入 。。。が全く泣けませんでした。 この作品確かに泣ける要素は沢山あると思う だけどあまりにも突拍子すぎるし なにより感情移入が出来ない。 リアルな話ではある だがあまりにも非現実的な気がしてならなかった ただ優しいきもちになれるし 綺麗な表現で綺麗な小説ではあると思う 期待が大きかったので少し残念でした。
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログ偶然に起きたことが、怖いくらいにすべて繋がっていてスリルがあった。 主人公が追い込まれている状況にあるストーリーは結構好きなので、読み応えがあった。
0投稿日: 2011.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私にとっていろんな意味で影響力を与えてくれた本です。 サラッとしてるのに、心にはずっしりと残ります。 春妃は私の心にも生き続けている。 デッサンの描写 この本の 描写は私の、脳裏にふっと 映像ででてきます。 天使の梯子も是非読んでほしい。
0投稿日: 2011.10.24
powered by ブクログこれは高校受験の時かなにかの国語の問題になっていて、 ずっと読みたかったのに、 機会がなくて読んでいなかった本だった。 読んだあとはものすごく重たい気持ちになるものだったけど、 一気に読めてしまった。 手に入れると決めたら絶対にあきらめない強さや激しさ。 てにいれたかったら、「あきらめない」ことが大切なんだと改めて考えた。
0投稿日: 2011.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サクサク一気に読めた。 主人公の願いがかなって幸せだったのに最後に悲劇がまっていようとは… しかも原因が重い病気とかじゃく事故で死んじゃったのがモヤモヤ。 そこからの展開が現実的というかリアルだなぁと思った。 主人公のこれからがどうなっていくのが心配だなぁ スッキリはしない終わりかたでした。
0投稿日: 2011.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何度読み返しても切なくて泣いてしまう. 幸せってなかなか手に入らないくせに、 どうして壊れるのはこんなにも簡単なんだろう. まるで誰かが意地悪してるみたいだよ. でも、あとに残された思い出だけを抱えて 生きていく強さを、人は持っているのかな. 大切な人がいなくなっても、大丈夫なように.
0投稿日: 2011.08.31
powered by ブクログ小西真奈美や沢尻エリカに惑わされ映画鑑賞。 で相変わらず映画にすると細部がわからんので 小説購入。(最近だとカバーが小西真奈美のやつが 本屋に並んでます) うーん。平明な文章でありがち。。とおもってたら あとがきに村上龍も同じコメント。 コメントしようがない。いいといえばいいし。。 小学生か中学生時に読むべきもんですね。
0投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログネタバレ。 村山由佳デビュー作。 グイグイ引き込まれて読んだ。 主人公はおいしいコーヒーの入れ方のショーリそっくり。(美大の浪人生) ヒロインはハチクロの理花さんのような儚げな歳上美人。(精神科医) この二人の純愛物語。 ヒロインの妹が主人公の元カノで、おいコーの星野さんみたいだった。 兄弟姉妹に恋人を奪られる話が村山さんは好きである。 (今のところ3作で発見しただけだけど) あと兄弟姉妹間の恋愛も。 登場人物の突き刺すような心の痛みを描くことで、読者に切なさを提供する。 主人公はヒロインを熱烈に恋する。 信奉者と言っていいほど。 (ショーリと同じ) こーゆーのを思春期に読んで憧れて、これが恋愛だ!と思い込むことは、不幸なことである。 彼氏が出来ても、この人は本気で好きな人じゃないかも…などと無駄に悩むことになる。 私はヒロインみたいに美しくないから恋愛出来ない、と落ち込んだりする。 恋愛には人それぞれの温度があって、その温度は相手や自分の年齢によっても変わる。 こーゆー小説は海外の恋愛映画くらい現実離れしたものと認識して憧れるに留め、 中学生には田辺聖子とかも合わせて読んでもらいたい。 (解説には凡庸と書いてあるけど、小説としてはよくある話ってことでしょう) 最後にヒロインが死んでしまって、そりゃーびっくりした 笑
0投稿日: 2011.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
王道の恋愛小説。 恋愛、三角関係、精神病、親の再婚、愛する人の死など、あらゆる要素が詰め込まれ過ぎているようにも思える。しかし、描写は淡々としたものであっさり読むことができた。 特に印象に残る場面があるわけではないが、主人公の心情はとても良く書き込まれていて、全体的には面白い印象が残った。
0投稿日: 2011.07.31
powered by ブクログ高校生のころ、初めて手に取った村上由佳さんの作品。 これを読んで、大人の恋愛って感じだ〜とどきどきして村上由佳さんの作品を読み漁った記憶があります。当時の私が☆をつけるなら5だったかも。 大人になって再読しましたが、どきどきはなく普通の恋愛小説でした。結末はうーんって思っちゃいました。 色んな本を読んだり、色んな経験して感じ方が変わっちゃったのかなって思います。
0投稿日: 2011.07.27
powered by ブクログむすこ17歳の、男と女の関係が、想像を絶するどりゅどりゅなので、いまの10代の性って、こんな???? 大慌てで文献をさがすしかなかった。 で、結局、おともだちから「これどうよ?」で借りた、10代のせつない恋がテーマらしい、少女漫画「僕等がいた」と、ネットサーフィンで漂っている間にわたしが勝手に白羽の矢をたてた、村上由佳。あまり興味のない恋愛モノである。 一気読み。だが、せつなさよりも、甘すぎてわたしが求める答えにはならなかった。それより、精神科医とはいえ、医者がアナフェラキシーを疑わず、アレルギーテストなしに、抗生剤を服用、死にいたるって、それどうよ。リアリティがここまでなさすぎていいのか、と作家に対し、また読者に対し疑問すらわいてくるではないか。
0投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログ7/14-7/15 村山さんの小説はバッドエンドが多いというけれど本当にその通りだなあという感じ。 だけどそれが意外にも重たく感じられなかったのがよかったかな。 軽めの小説を読みたかったから、ちょうどよかった。
0投稿日: 2011.07.16
powered by ブクログ一回読んで、3年後になってもう一回読んでみたら、最初読んだ時より面白く感じた。 せつない、と言われる恋愛小説なのでしょう。
0投稿日: 2011.07.15
powered by ブクログ純愛小説の教科書があるとすればきっとこんな感じなんだろうな、と思った村山由佳の「天使の卵」。微妙に家の近所が出てきたり。ただこれ褒められている割には王道すぎてどうも・・・といった感じ。あと3年くらいして読むと面白いのかも。ちょっと早かったかな。若すぎた。というか恋人と死別した若者って世の中にどれくらいいるんだろ?非現実的すぎてな。そんな感じでセカチューすら読んでいないわけです。 悪魔でも飲み込んだような気分だ。
0投稿日: 2011.07.14
powered by ブクログこの本は高校の時に受けた市大模試で問題文になっていました。そんときにまったく問題が解けなくて腹がたったんで買って読んだ懐かしい思い出があります。 それで今日久々に読んでみました。 情景描写がほんま美しいです。キラキラしてます。 ただこの話は未完です。続編の「天使の梯子」を読んで一つの答えが出るので、これを読んだ人は是非続編まで読んで下さい。
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログ純愛!とか感動の!とか、発信側に言われると萎える。 感動するかどうかは読者側が決めるもの。 主要登場人物を安易に死なせる物語に私は絶対感動できない。 むしろ薄っぺらにしか思えない。 これ携帯小説か?
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログ切ない系。 春妃にまつわる悲しさよりも夏姫にまつわる悲しさの方が深い気がして、そっちが気になる。 ・・・と思ったら続編が夏姫ストーリーだった! 作者GJ!
0投稿日: 2011.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
凄く切ない話でした。何度も泣きそうになりながら読みました。 一見ただのありきたりな恋愛小説なんだけど、その一言でくくれない、それ以上の何かがありました。 心の弱い人、心に傷を負ってる人がたくさん出てきたせいか、私自身すごく無防備な気持ちになって読んでいました。その為か最後のところの衝撃は大きかったです。読み終わった後はかなり凹めます。
0投稿日: 2011.07.03
powered by ブクログ映画ですでにみていたから 感動しないとおもってたけど 大きな間違いだった ! 最後の切なさ異常で 電車でほろり‥ 。 恋人に読んでほしくなる作品 。 おすすめです(。・_・。)ノ
0投稿日: 2011.06.29
powered by ブクログ浪人生の歩太は、ある日電車で出会った女性に一目惚れしてしまう。 精神を病んでしまい入院している父親、女手ひとつで10年という歳月を頑張ってきた母親、そんな母親に想いを寄せる渋沢さん、高校時代の彼女・夏姫、一目惚れの相手の春妃、そんな周りの人々に囲まれて様々なことを乗り越えることで成長する恋愛物語。 期待が大きかったせいか、読み終わって最初に感じたのは「陳腐!」だった。リアリティがないし、なんていうか……ケータイ小説で持て囃されたラブストーリーをきちんとした作家が書けばこんな感じかもな。という印象。 ひどく悪くもないけど、全然わたしの好みではなかったな。
0投稿日: 2011.06.27
powered by ブクログ単なるありきたりな恋愛小説。「小説すばる」新人賞を受賞したらしい。が、才能や将来性に着目して与えられる新人賞は、作品の善し悪しの指針にはならないのかな?新人であろうが大家であろうが、一読者としては最大の関心は面白いか否かだから。 ところで、ハインラインの『夏の扉』を愛読する女性を俺は好きになるかな?そもそも興味もつだろうか?これが『たったひとつの冴えたやり方』とか『冷たい方程式』だったら、俄然興味湧くんだけど。
1投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログそのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作(amazonより抜粋)
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログ村山由佳を初めて読んだのはこの作品。 私が高校生の頃だった。 一気に読まさせられた。 さらっとしているのに、衝撃的でもあり 心がぎゅっとつかまれるような感覚だった。 この人の作品は何なんだ!? もっと読みて〜〜っと 身体の底から感じた。 まだ当時、作者の本はそんなに出ていなかった。 今も時々読み返す。 今は彼女の作品は全部持っている。 彼女の作品が世にでてきてくれて、満足だ。
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログ読みやすい。文章が上手で、引き込まれていくような展開。 久しぶりに、読んでいてワクワクした。 読みながら、早く次の文章を読んでいきたいと、そう思わせるものだった。
0投稿日: 2011.06.09
powered by ブクログ読みやすいですね。一気に読めてしまう。 お話は結構ベタですね。個人的なっ見解ですが、死を扱った恋愛モノはわざとらしく感じられるものが多い気がして、あんまり得意ではありません。この作品もお姉さんの死が少し唐突だったような…。あとそのお姉さんが悲観的過ぎてモヤモヤしました。 しかしながら物語は純粋に楽しめましたし、主人公には好感が持てました。映画も良かったです。
0投稿日: 2011.06.07
powered by ブクログめっちゃ読みやすい!! つーか地元!!w 人間関係が凄絶。 頭がぐるぐるした。 切なくて苦しくなる。 でも話が淡々と進みすぎるし ラストは腑に落ちない! でも切ない(´:ω:`)
0投稿日: 2011.05.31
powered by ブクログあれ?写真の表紙だったんですけど。男の人と女の人の。 少女漫画みたいな小説でした。 最近小説の幅を広げてるのでちょくちょく読むようになりましたが・・・すっごい読みやすいですね! 且つラノベほど無駄な擬音がないのでたまに読むにはすごい面白いと思います。 別に毎日読んでもいいけど、24にもなって毎日小説ソースに頭薔薇色にするのは自尊心が許さないのでほどほどにします。 とにかくすごいスイートで、久しぶりに恥も忘れて「恋がしたい~」なんて悶えてみました。 電車の中で一目ぼれしたのは年上で精神科医で現彼女のお姉さん、しかも旦那と死別してから男寄せ付けませんっ!決意中という障害を乗り越えて結ばれた時にはきゅ~ってなりましたし。 まーそのあとに彼女が死んだのは蛇足感がありましたけど。メロメロ甘甘は作者の自尊心が許さなかったのでしょうかね。 久しぶりに少女漫画も読みたくなりました。 高校の時みたいに読んで悶えて恋がしたいと叫びたい。 脳みそいっちゃってますね、24歳。 いや、それだけのために存在してるのです、こういう本は(自己談)
0投稿日: 2011.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
嫌いじゃない・・・ 嫌いじゃないんだけど・・・ 私バッドエンド嫌なんだよ・・・ゥェ―。゚゚(ノ´д`ヾ。)゚゚。―ン
0投稿日: 2011.05.15
powered by ブクログさらっと読めた 言葉使いがとってもきれいだった けど、なんとなく話の流れはありきたりというか、 陳腐な感じに感じてしまった
0投稿日: 2011.04.30
powered by ブクログあゆたの一目ぼれから始まるストーリー。 甘く・切ない恋愛。 この作品は映画化されました。 出演:市原隼人・小西真奈美・沢尻エリカ
0投稿日: 2011.04.01
powered by ブクログ現実的に春妃さんみたいな女性はまずいないだろうと思うし、全体的に夢の中のお話のような雰囲気。リアリティを追求するタイプの読者さんには不向きかも。 感性が合うというか、こういうものを求めている人には受け入れられ、そうでない人には少しも面白くない。そういう小説だと感じた。ありがちな小説だ、とか、こんな展開は都合がよすぎる、という感想はけっこう目にする。この雰囲気に浸れるかどうか、ということか。 描写は透明感があって、綺麗な文章なのも好印象。 雰囲気作りが上手い作家さんだなー、と思う。 どこがいいんだろうと思う人も多いかもしれないが、青くて切ない純愛小説(だと思う)なので、そういうのが好きな人にはお薦め。わたしは好き。(2007-02-09)
0投稿日: 2011.03.31
powered by ブクログ村山さんの作品は読んでいる時はいいなぁと思うが、すべてワンパターンなので、どの作品がどうだったか忘れてしまう。
0投稿日: 2011.03.28
powered by ブクログ大学受験を控えながら、その合間に友達に薦められて読んだ思い出の本。 この本をきっかけに村山由佳にどっぷりはまった。 はじめて、一人の作家を好きになって、作家で本を選んで読むようになった。 情景描写が鮮明で、読んでいるとシーンの一つ一つが目に浮かぶ。 二人が初めて出会うシーンなどがなぜかいまでも覚えている。
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログ村山由佳の代表的恋愛小説。 デビュー作で第6回小説すばる新人賞を受賞。 村山由佳の作品はとても読みやすく引き込まれます♪ この人の書く文章には不思議な力があるとしか思えません。 この作品は19歳の歩太と8歳年上の春妃との甘く悲しい物語。 こんな恋愛に憧れます。 数ある恋愛小説の中でもこれは泣ける。 映画では歩太役に市原隼人、夏妃役に沢尻エリカ、春妃役には 小西真奈美が演じており、映画も是非見て欲しい作品w
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログ気になっていた作家さんだったので、 まずは!と思い手に取った1冊でした。 なんだろう?うまく言えないんですが、 すーっと心に入ってくるような文章で 読んでいて心地良かったです。 だけど、ストーリーはイマイチ 心に響いてこなかった気が。 たしか市原隼人と小西真奈美さんで 映画化されていましたよね? 小西真奈美さんにピッタリの役のような気がしました。
0投稿日: 2011.03.23
powered by ブクログ2009/05/17読了 読了後のレビューをメモしていないので またしっかり再読すること! 人生の師のデビュー作
0投稿日: 2011.03.10
powered by ブクログそのひとの横顔はあまりにも清冽で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の「僕」は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持ちはあったが、「僕」の心はもう誰にも止められない──。 あまりにも衝撃的な結末に、初めて読んだときは悲しみよりも驚きの方が大きくて、読了後にちょっと放心状態になったりもした。 今回改めて読み直してみてもやっぱり衝撃的だけれど、18歳という主人公の年齢を自分が通ってきたことや、8歳年上の精神科医と近い年齢になってみて、この小説の中の出来事を以前よりリアルに感じることができた。 人は恋愛をすればたくさんのことを得る。けれど、たくさん傷つきもする。人間という世の中のはかなさを思い知らされた小説だった。
0投稿日: 2011.03.09
powered by ブクログすごく簡単に読めました。 村山由佳の作品はさらりと読みやすい。 そして純粋な恋愛小説。 年上の女の人と、ちょっと若い男の子のお話が多いよね。 どんどん距離が縮まっていく2人。 惹かれあっていく2人。 それから幸せが一気に崩れた瞬間。 あっけないものだなっと思った。 「死ぬ」ということは「永遠の別れ」であると同時に、「永遠の共存」なのではないかと感じた。
0投稿日: 2011.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとなく買って読んだ本 読み始めは、あんまり…な印象だったものの 読みやすく短期間で読破。 ストーリーも分かりやすく背景もアッサリしていて 読みやすい本でした。 考えずに読めて良いかも。です
0投稿日: 2011.02.21
powered by ブクログこんなにストレートでヒネりのない恋愛小説を読んだことは今までなかったかもしれない。すごくよかった。ちょっとジンときて、でも重くない。
0投稿日: 2011.02.10
powered by ブクログ結構あっさり読めた。 8歳年上の女性に恋する主人公。 設定がベタな感じがするが、あまり考えずに切ない雰囲気にハマって読むのかいいのかも。 若いなぁと感じさせた。
0投稿日: 2011.01.25
powered by ブクログそのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。 第6回「小説すばる」新人賞受賞作品 混じりけのない王道恋愛小説でした。 王道故に物語の展開は大体の人が予測できそうです。
0投稿日: 2011.01.22
powered by ブクログなんかざーっと読めてしまった。 特に感じるものもないけれど そんな運命っていいなぁ、ほんまにあるんかなぁと思ってしまいましたw 心情描写がすごいな、と 最後はあっけなかったなぁ;;
0投稿日: 2011.01.20
powered by ブクログ『BAD KIDS』を読んだ次の日には、早速、手にしてました(笑) 後に映画化された際は、小西真奈美の表紙で出版されたものも“保存用”に購入しています。 今は元の表紙に戻ってますね。
0投稿日: 2011.01.16
powered by ブクログ人は愛あるゆえに苦しみ、傷つくけれど、 その痛みを癒すことができるのは唯一愛だけであるということが凝縮された1冊。
0投稿日: 2011.01.13
powered by ブクログそのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。 * 評価が高かったから読んでみたけど、微妙だった。 こういうタイプの本は苦手かも。
0投稿日: 2011.01.04
powered by ブクログ高校か中学の模試で一部が出題されて、 続きを読んでみたい!と思った。 読書なんてめったにしない私が そんな風に感じたのは初めて。
0投稿日: 2010.12.26
powered by ブクログ高いところから低いところへ水が流れるように、なめらかに美しく進むストーリー。奇をてらうようなことはなく非常に素直だ。かといって読者を飽きさせたりしない。 予備校生の青年が歳上の精神科医に恋をする話。 自分の思った通りに話が進んでいく、しかも最後の最後まで、こんな小説は初めてだった。それに本書ほど共感した恋愛小説は今まで読んだことがない。 人は誰もが運命を背負っていてどうしてもその運命に逆らうことはできない。良い運命もあれば悪いのもある。その運命の影を恐れながらも向かい合おうとする登場人物たちの心理や行動に心から共感した。 また人物以外で本書のストーリーに彩りを加えているのが小物だ。絵、本、参考書や料理、部屋の中で目にするものなどがリアリティを醸し出し読者をストーリーに引き込む。 解説でも言及されているが、作者の感性の良さ、鋭さがふんだんに発揮されている。 (個人的にこの小説が好きな子とはいい恋愛ができる気がする)
0投稿日: 2010.12.24
powered by ブクログ美大に落ちて浪人中の僕は、満員電車の西武線の中で彼女を見て恋におちた。少し不幸で複雑な背景を持つ僕と、やはり暗い過去をもつ8才年上の彼女は、運命の悪戯のように出会い惹かれあっていく。硝子のように繊細で透明感あふれる切ない恋愛は、悲しいけれど心が洗われる思いがした。
0投稿日: 2010.12.07
powered by ブクログ初めて読んだ村山さんの作品です。 超純愛小説ですが、ラストは衝撃です。殴られた感じです。 切ないとか泣けるとか、恋愛小説における様々なほめ言葉を全て羅列したくなるような小説です。 「愛しい」という言葉が愛しくなります。
0投稿日: 2010.11.20
powered by ブクログテレビでやってたな~。村山さんの文章って透明感がある。同じものをケータイ小説にしたら果たしてこんな感動があるのかどうか。
0投稿日: 2010.11.05
powered by ブクログなんか、すごーくベタな様な話だけど、胸がキューンとする話でした。 意外と好きです、こうゆうわかりやすい恋愛話。
0投稿日: 2010.10.20
powered by ブクログ絵に描いたような純愛モノ。結構売れたみたいですね。一浪して芸大を目指すモラトリアム的な青年と、つらい恋愛の過去を持つバツ一精神科女医とのあまりにもはかない恋愛。ベタといえばベタで、こういう純愛ものに真正面から取り組む作家は逆にチャレンジャーといえますな。描き方が真面目で正攻法なので面白みに欠けるのと、あんまり共感できないのとでピンとこないんだけど、クライマックスは急展開で一気に読ませます。恋愛への障壁の作り方とか、その困難をいかに乗り越えていくかとか、どういうきっかけで恋愛を成就させるかとか、その後始末とか、その辺の組み立てはあざといくらいにしっかり作られてますね。ラストはあまりにあっけない。
0投稿日: 2010.10.13
powered by ブクログ精神を病むということ。今は健全な精神をもっていたとしても、いつそうなるか、なにをきっかけに、自分にもそういう因子があるだろうと思いながら…
0投稿日: 2010.10.01
powered by ブクログずいぶん昔に読みました。悲しさというか、やりきれなさを胸にグイっと押し込まれたような感想でした。今読んだ方がいいのかな。
0投稿日: 2010.09.30
powered by ブクログ知人が勧めていたので読んでみたんだけど、 ベタすぎる純愛ストーリーに拒否反応が起きた。 どうせならハッピーエンドにすればいいのに人が死ぬし。
0投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログ圧巻。 「おいコー」シリーズの作者による、「小説すばる」新人賞受賞作。 え?これデビュー作? 相変わらず村山さんは年上の女性描写が秀逸すぎる。 すぐ感情移入してしまって、春妃と恋に落ちた人は私だけではないでしょう。 劇的な出会い、惹かれあう二人、次々と二人を襲う障害の数々、深まる愛、そして、大切な人との別れ。恋愛小説につきものの要素満載ですが、それぞれが、濃厚でドラマティック。特にラストスパートには震えすら覚えます。 読後の圧倒的な虚脱感から、愛するとは何かを考えさせられる好著。 必読。
0投稿日: 2010.09.16
powered by ブクログ途中までは純粋な主人公の気持ちが少しうっとおしいけど、一生懸命ってこんな感じなのかな??といった感想。 何より驚いたのは最後の締め方。 んんん・・・ちょっと急展開過ぎてそれまで温まってきていた感情が一気に吹っ飛んでしまいました。 最後が残念。。
0投稿日: 2010.09.14
powered by ブクログ再読。 うちにはやっぱり村山さんの恋愛感は現実味を感じられないです。 素敵なお話だなぁと思うけど、どうものめり込めない。
0投稿日: 2010.09.07
powered by ブクログ大学の生協で平積みされていたのを何となく手に取って読んでみたら…。 いや、本当に驚いた。っていうか、泣いた。 この本に出会わなかったら小説を読むことは当分なかったと思う。貴重な一冊。
0投稿日: 2010.07.31
powered by ブクログハッピーエンドではなかった。 登場人物の心の傷、その心理描写がうまいと思った。 時折、胸が締めつけられるような、そんな気持ちになった。 春妃さんにももちろんのことながら、主人公の歩太にも芸術家の卵ならではの考え方・価値観が存在し、それはすごく魅力的で…。
0投稿日: 2010.07.26
powered by ブクログ最後の急展開にかなりびっくりしました。まさかあんな事が起きるとは思わなくて、同じ行を何度も読み返してしまいました。なんか、普通に恋愛って感じの本です。よくありがちな…。でも、恋愛小説をこれだけベタになかなか書けないのかもと思います。こんな運命的な恋なんてないよーって叫びたくなりました。ホントに愛は年齢の壁をこえるのかなあ。
0投稿日: 2010.07.19
powered by ブクログ100618~100621読了 村山由佳デビュー作。 主人公が青臭く、大人びたり子供過ぎたりする姿は、イライラするシーンもあるが、人間らしさをよく表現しているかも。 ~~ 引用 ~~ p8 電車の中の無気力な男たちの群れを眺めて、僕はげっそりとため息を付いた。この人達の仲間には入りたくない。この中に入ったが最後、僕は「僕」という人格を永遠に見失ってしまうような気がする。 p81 「あなたの年で、そこまで考える必要はないのよ。そんなことを考えなくてもいい時代が、人の一生にはちゃんと用意されているの。あなたは人とは違った環境の家庭で育ったせいで、その年にしてとても大人びてしまったけれど……そしてそれが、あなたをとても魅力的にもしているのだけれど、それでも、あなたになくしてほしくないものがあるの。いい意味での若気のいたりっていうか……そうね、つまり、手に入れると決めたら絶対あきらめない、強さや激しさみたいなもの」
0投稿日: 2010.07.17
powered by ブクログ人を想うことで得られる喜びと哀しみが見事に表現されている。 本を読むきっかけとなった一冊で、何度読み返してもいいなと思える作品。
0投稿日: 2010.07.10
powered by ブクログパラパラと読めてしまう。おいしいコーヒーのいれ方と人物設定が似てる。あっというまに恋人がいなくなってしまったのは悲しい。
0投稿日: 2010.07.05
powered by ブクログ村山由佳さんデビュー作。 久々に純愛小説読みました。 恋愛小説の王道です。 ビュアな恋愛小説を読みたい方は是非! 女性ならこう愛されたいって誰もが思うはず! 最後の展開は衝撃的…涙止まりませんでした。 登場人物少ないし村山さんの文章は描写が綺麗なのでとても読みやすいです。
0投稿日: 2010.06.22
powered by ブクログ唐突なラストに無理矢理感がある…死んで終わりじゃなくて、たくさんの困難にぶつかりながらも生きていく姿が見たかった。
0投稿日: 2010.06.11
powered by ブクログ再読です。 イッチー出演の映画を観てから影響されて☆ どことなく韓国映画風味な感じはあるけれど、特にラスト。 とにかく表現力がすごい、デビュー作なのに、人の心と真摯に向かい合うキャラ達から目が離せませんでした。
0投稿日: 2010.05.28
powered by ブクログ高校の時に定期的に受けていた模試(国語)に、問題として出てきました。 試験用に抜粋された、何てことない文章のはずなのにどんどん引き込まれ、とてもおもしろいと感じたことを今でもよく覚えています。 5年程経ってからふとした拍子にこの物語に再会、今度はちゃんと最初から最後まで読みました。 こんなに美しい文章、切ない物語は読んだことがありません。
0投稿日: 2010.05.28
powered by ブクログ村山由佳のデビュー作。 作品の「小説」としての完成度は高いとは言えない。 単純に「せつなく描かれた」ラブストーリー。 それ以上でもそれ以下でもない。 しかし、何ともいえず瑞々しい。 主人公とヒロインの描写、感情表現に魅力がある。
0投稿日: 2010.05.27
powered by ブクログ『精神病』、『不倫』、そして『浪人生の恋』etc。 世間では「非ずもの」とされているものを進路を悩み苦悩する一本槍歩太の目線でかかれている恋愛小説。 自信、浪人を経験したからか、幾許か考え過ぎになってしまう。 でも僕の浪人時代は、いろんなことがあって、いろんなものを吸収し、自分の中の世界観が変わった時代であった。 歩太にとってもそうだったのかもしれない。 進路に悩み、恋人との別れ、父の精神病、そして電車で出逢ってしまった女性への恋心。 監督:冨樫森。 主演、一本槍歩太:市原隼人 五堂春妃:小西真奈美 のキャストで、映画化もされているこの本。 この本で一番気にいっているところは、やはりココになる。 初めて本に「悟され」た気がした。 ***** あなたの年で、そこまで考える必要はないのよ。 そんなことを考えなくてもいい時代が、人の一生にはちゃんと用意されているの。 あなたはひととは違った環境で育ったせいで、その年にしてとても大人びてしまったけれど……そしてそれが、あなたをとても魅力的にもしているのだけれど、それでも、あなたになくしてほしくないものがあるの。 いい意味での若気の至りっていうか……そうね、つまり、手に入れると決めたら絶対あきらめない、強さや激しさみたいなもの。 ──ねえ、歩太くん。 もっとがむしゃらに、自分勝手になりなさい。 あなたが今よりちょっとやそっと自分勝手に、わがままにふるまったところで、あなた自身が思っているほどには誰も困らない。 お母さまも、お父さまも、誰もよ。 人間って、あなたが考えているよりずっと強くてしぶといものよ。 少なくとも私は、そう信じていたいわ。 【引用】 『天使の卵』 村山由佳著 2006年発刊 集英社文庫 p81 ****** 続編となっている【天使の梯子】。 これもまた楽しみ。
0投稿日: 2010.05.19
powered by ブクログ純粋で切ない恋愛小説でした。薄いのであっという間に読み終わりました。最後があまりに突然の展開でびっくりしましたが・・・ 村山さんの作品は初でしたが、綺麗な文章を書く方だなぁ~という印象。 こんなベタな恋愛小説もたまにはいいかも♪
0投稿日: 2010.05.13
powered by ブクログそのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。 (amazonより抜粋)
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログ是非読んでほしい一冊。恋愛の奥深さがすべて凝縮されています。高校生の時、初めて出会ってから今の私の恋愛観を作っている一冊です。
0投稿日: 2010.04.30
